JPH0789485A - 河川水流速測定用浮子投下装置 - Google Patents

河川水流速測定用浮子投下装置

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JPH0789485A
JPH0789485A JP23811993A JP23811993A JPH0789485A JP H0789485 A JPH0789485 A JP H0789485A JP 23811993 A JP23811993 A JP 23811993A JP 23811993 A JP23811993 A JP 23811993A JP H0789485 A JPH0789485 A JP H0789485A
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Toshio Emura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】河川の高水量測定時における多測点の浮子投下
作業が容易に、かつ短時間で能率よく行なえ、省力化お
よび安全性確保が図れるとともに、測定精度ひいては信
頼性の向上が図れるようにする。 【構成】河川の対向岸間に張設されるガイドワイヤに懸
垂式の車体3を往復移動可能に支持させ、この車体3
に、河川水流速測定用の浮子を川幅方向特定位置で投下
する浮子着脱手段2を設ける。この河川水流速測定用浮
子投下装置において、浮子着脱手段2として、浮子8を
複数の組みに分けて着脱可能に保持する浮子保持部9
と、この浮子保持部9を各組毎に個別に開いて浮子8の
投下を行なわせる浮子保持部開動操作部10とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河川水の表面流速の測
定に適用される浮子の投下技術に係り、特に浮子を川幅
方向複数個所で投下する際の操作性の向上等を図った河
川水流速測定用浮子投下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所等、水力を原動力とする電気
工作物が設置されている河川では、増水時等の安全性を
確保するため流量測定が行なわれる。流量測定に必要な
水位の測定は一般に水位計によって行なわれ、流速の測
定は平常の水量下では計器によって行なわれる。
【0003】ところで、流量測定の重要度が高い増水時
には浮遊物が多く、流速計が使用できないため、この場
合には浮子測法による流速測定が行なわれる。
【0004】浮子測法は、川幅を複数に分割して測点を
定め、この測点位置に浮子を投下して各浮子の一定距離
の流下速度、例えば100mの流下速度を測定する方法
である。
【0005】従来、この浮子測法に適用される浮子投下
装置として多用されているものは、河川の対向岸間に張
設されるガイドワイヤに懸垂式の車体を往復移動可能に
支持させ、この車体に河川水流速測定用の浮子を川幅方
向特定位置で投下する浮子着脱手段を設けた構成のもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浮子投下装置では、浮子着脱手段が、所定数、例えば3
個の浮子を1組として装着するだけの構成とされてい
る。そして、測定時には河岸の一方で車体に1組の浮子
を装着し、その車体をまず最初の測点位置まで移動させ
て停止し、その位置で浮子着脱手段を開いて浮子を投下
する。この後、初めの浮子装着位置まで車体を引き戻し
て再び車体に浮子を装着し、その後、車体を次の測点位
置まで移動させて浮子を投下させる。この操作を測点毎
に数回繰り返している。
【0007】このような従来の装置によると、川幅が広
く測点が多い場合には、車体を浮子装着位置から浮子投
下位置まで移動させる回数が多くなり、それだけ作業が
煩雑になるとともに、車体の移動距離も長くなって全て
の浮子投下作業が完了するまでにはかなりの長時間を要
する。浮子測定は作業条件の悪い豪雨後等の増水時に特
に必要とされる測定法であって、危険性を伴なうもので
あり、作業が煩雑で多くの人手,長時間を有すること
は、安全性の点から望ましいものではない。
【0008】また、増水時の流量測定の主旨から、以上
の作業は可能な限り水位のピーク点付近で行なわれるこ
とが望ましいにも拘らず、作業に長時間を要する場合に
は、最初の測点での浮子投下から最後の測点での浮子投
下までの間にピーク点からずれる等、水位が大きく変動
することがあり、この場合には測定精度がそれだけ低下
し、信頼性を損うことになる。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、河川の高水量測定時における多測点の浮子投下
作業が容易に、かつ短時間で能率よく行なえ、省力化お
よび安全性確保が図れるとともに、測定精度ひいては信
頼性の向上が図れる河川水流速測定用浮子投下装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、河川
の対向岸間に張設されるガイドワイヤに懸垂式の車体を
往復移動可能に支持させ、この車体に、河川水流速測定
用の浮子を川幅方向特定位置で投下する浮子着脱手段を
設けた河川水流速測定用浮子投下装置において、前記浮
子着脱手段として、浮子を複数の組に分けて着脱可能に
保持する浮子保持部と、この浮子保持部を各組毎に個別
に開いて浮子投下を行なわせる浮子保持部開動操作部と
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の装置におい
て、浮子保持部は、軸心方向に往復移動可能な1本の浮
子掛止ロッドと、この浮子掛止ロッドをその軸心方向一
端側から順次に複数個所で抜差し可能に嵌挿支持する複
数の仕切枠とにより構成したことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の装置におい
て、浮子保持部開動操作部は、浮子掛止ロッドを軸心方
向他端側に向って一定ピッチで順次にステップ移動させ
るラチェット機構と、このラチェット機構を駆動する遠
隔操作用のワイヤ式操作機構と、浮子が投下される各浮
子保持部開口位置で前記浮子掛止ロッドを停止保持する
位置決め機構とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明(請求項1)においては、流速測定に際
し、まず河岸の一方で、車体の浮子着脱手段を構成する
浮子保持部に浮子を複数組に分けてそれぞれ所定数(例
えば3個)ずつ装着する。
【0014】そして、浮子装着後、車体をガイドワイヤ
に沿って最初の測点位置まで移動させて停止し、その停
止位置で浮子保持部開動操作部を操作することにより、
浮子保持部の一部を開いて第1組目の浮子投下を行な
う。
【0015】この作業が終了したら、車体をその位置か
らガイドワイヤに沿って第2の測点位置まで進め、前記
同様に浮子保持部の他の部分を開いて第2組目の浮子投
下を行なう。
【0016】以後、同様にして車体を各測点位置まで一
方向に移動させながら、順次に浮子投下を行なう。そし
て、最終測点位置での浮子投下作業が終了したら、車体
を元の浮子装着位置まで戻せばよい。
【0017】したがって、本発明によれば、従来の装置
と異なり、浮子投下の都度に車体を各測点位置から河岸
の浮子装着位置まで戻す必要がなく、次々に各測点位置
まで進めて浮子投下を連続的に行なえるので、河川の高
水量測定時における多測点の浮子投下作業が容易に、か
つ短時間で能率よく行なえ、省力化および安全性確保が
図れるとともに、測定精度ひいては信頼性の向上が図れ
るものとなる。
【0018】本発明の望ましい態様(請求項2)におい
ては、複数の浮子保持部を1本の浮子掛止ロッドとその
軸方向に並ぶ複数の仕切枠とにより直線的な構成とした
ので、構成が簡易で動作が円滑かつ確実である。
【0019】本発明の望ましい態様(請求項3)におい
ては、直線的に構成された浮子掛止ロッドをラチェット
機構,ワイヤ式操作機構および位置決め機構により、遠
隔操作で浮子投下ならびに保持作用を行なわせるように
したので、少ない部品点数で確実な動作が得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0021】図1および図2は本実施例による河川水流
速測定用浮子投下装置の全体構成を示し、図3および図
4は同装置の一部を拡大して示し、図5は同装置の設置
状態および使用状態を概略的に示している。
【0022】本実施例の装置では図5に示すように、河
川Aの対向岸B1,B2間に張設されるガイドワイヤ1
に、浮子着脱手段2を有する車体3が支持されている。
【0023】車体3は図1および図2に示すように、横
長なフレーム4の両端に転動用の滑車5を取付け、カバ
ー3aで覆われた構成とされ、こりフレーム4が各滑車
5を介してガイドワイヤ1に走行可能に吊下げられてい
る。また、車体3のフレーム端部にあけた孔6に移動操
作用ワイヤ7が挿通して接続されている。
【0024】浮子着脱手段2は、浮子8を複数の組に区
分して保持する開閉可能な浮子保持部9と、この浮子保
持部9の各保持部分に個別に開いて浮子8の投下を行な
わせる浮子保持部操作部10とを備えた構成されてい
る。
【0025】即ち、浮子保持部9は、移動体3のフレー
ム4の長手方向に沿って対向する配置でそれぞれ間隔的
に垂下連設された仕切枠11と、この各仕切枠11を貫
通してその軸心方向に往復移動可能に設けられた1本の
浮子掛止ロッド12とにより構成されている。
【0026】本実施例では、浮子8が3個1組として各
仕切枠11間の保持部分12a〜12eに計5組吊下保
持され、これらの浮子8が浮子掛止ロッド12に掛止さ
れている。そして、浮子掛止ロッド12の一端(図1の
右端)側の保持部分12aに配置された浮子8から順
に、その浮子掛止ロッド12の他端(図1の左端)側へ
のスライド移動(開き動作)によって外れて、投下され
るようになっている。
【0027】この開き動作を行なう浮子保持部操作部1
0は、浮子掛止ロッド12を軸心方向他端側に向って一
定ピッチで順次にステップ移動させるラチェット機構1
3と、このラチェット機構13を駆動する遠隔操作用の
ワイヤ式操作機構14と、浮子8が投下される各浮子保
持部開口位置で浮子掛止ロッド12を停止保持する位置
決め機構15とを備えた構成となっている。
【0028】ラチェット機構13は、浮子掛止ロッド1
2の他端側上面に形成された断面鋸刃状の歯17と、こ
の歯17に係合して浮子掛止ロッド12を他端側に移動
させるラチェット爪18とを有する構成となっている。
浮子掛止ロッド12に設けられる歯17の数は、浮子保
持部9の保持部分の数に対応して5個形成されており、
この歯17のピッチpは各仕切枠11間の間隔と一致し
ている。この浮子掛止ロッド12の歯17の側面部は断
面凸形に拡がるベース部19とされ、このベース部19
が車体3のフレーム4から垂下したブラケット20にス
ライド可能に支持されている。
【0029】また、ラチェット爪18は、車体3のフレ
ーム4に支持された操作ロッド21に取り付けられてい
る。即ち、操作ロッド21は、軸心がフレーム4の長手
方向に沿う配置で両端部および中間部の3個所を、フレ
ーム4から垂下するブラケット22,23,24で支持
され、これにより軸心方向にスライド可能とされてい
る。この操作ロッド21の一端(図1の右端)側に、枢
支軸25を介して前記のラチェット爪18が一定範囲回
動可能に取り付けられている。
【0030】そして、ラチェット爪18が一定のピッチ
pで歯17に係合して浮子掛止ロッド12をその他端側
に送る度に、浮子保持部9の各保持部分から浮子ロッド
12の一端が外れて順次に開き状態となり、前記の如く
浮子8を順次に投下するものである。
【0031】また、操作ロッド21の他端(図1の左
端)側には圧縮コイルスプリング26が取り付けられ、
この圧縮コイルスプリング26がブラケット22と操作
ロッド21に設けたナット26aとに当接し、これによ
って操作ロッド21が常時一端側に付勢され、操作ロッ
ド21に取り付けられたラチェット爪18が一定位置に
復帰するようになっている。
【0032】位置決め機構15は、浮子掛止ロッド12
支持用のブラケット20の下端部に埋め込まれたボール
プランジャ、即ち、係止用のボール27と、これを上方
に押圧する圧縮コイルスプリング28とを有する構成さ
れている。このボール27が、浮子掛止ロッド12のベ
ース部19の下面に歯17と対応して一定ピッチpで形
成された位置決め用の係止穴29に順次に嵌合し、これ
により浮子掛止ロッド12の端部が浮子保持部9の各保
持部分12a…12eの開口位置で停止保持されるよう
になっている。
【0033】さらにワイヤ式操作機構14は、操作ロッ
ド21他端のリング21aに連結された操作ワイヤ30
と、図5に示すように、この操作ワイヤ30を河岸B1
で引動かすワイヤ操作部31とにより構成されている。
【0034】流速測定に際しては、まず河岸の一方B1
に懸垂式の車体3を寄せ、浮子掛止ロッド12に浮子8
を各保持部分12a〜12e毎に分けて掛止させる。こ
のとき、浮子掛止ロッド12は図1に示すように一端側
に移動した状態となっている。
【0035】この後、車体3を移動操作用ワイヤ7によ
り、ガイドワイヤ1に沿い対岸B2に向けて移動させ、
川幅方向に設定した第1の測点まで移動したら一旦停止
させる。そして、ワイヤ式操作機構14の操作ワイヤ3
0を引き、操作ロッド21を介してラチェット爪18を
一方向aに移動させる。この操作により、ラチェット爪
18と係合する歯17を介して浮子掛止ロッド12が1
ストローク(歯17の1ピッチp)移動し、浮子保持部
9の第1の保持部分12aが開き、その保持部分12a
に掛止保持されていた1組(3個)の浮子8が投下され
る。
【0036】このとき、位置決め機構15としてのボー
ルプランジャのボール27がベース部19の係止穴29
の1つと合致し、圧縮コイルスプリング28の弾性力で
そのボール27が係止穴29に係止して浮子掛止ロッド
12が位置決めされる。
【0037】この状態で操作ワイヤ30の引く力を緩め
ると、操作ロッド21が圧縮コイルスプリング26によ
って他方向bに移動して元位置に復帰し、ラチェット爪
18が次の歯17に掛止されて次回の浮子投下準備状態
となる。
【0038】そこで、車体3を再び対岸B2に向け、前
記同様に移動させて第2の測点まで移動させて停止し、
前記同様の浮子投下作業を行なう。
【0039】以後、第3,第4,第5というように最終
の測点まで車体3を順次に移動して、その都度浮子投下
作業を行ない、最終測点での投下後、車体を初めの河岸
B1まで戻せばよい。
【0040】以上の実施例によれば、川幅150mの河
川において5測点の浮子投下作業に費す時間が、浮子投
下の都度車体を戻す必要のあった従来の装置を使用した
場合に比べて半減できた。
【0041】このように、本実施例によれば、浮子投下
の都度に車体3を各測点位置から河岸の浮子装着位置ま
で戻す必要がなく、次々に各測点位置まで進めて浮子投
下を連続的に行なえるので、河川の高水量測定時におけ
る多測点の浮子投下作業が容易に、かつ短時間で能率よ
く行なえ、省力化および安全性確保が図れるとともに、
測定精度ひいては信頼性の向上が図れるものとなるっ
た。
【0042】また、本実施例においては、複数の保持部
分12a〜12eをもつ浮子保持部9を1本の浮子掛止
ロッド12とその軸方向に並ぶ複数の仕切枠11とによ
り直線的な構成としたので、構成が簡易で動作が円滑か
つ確実で操作も容易となった。
【0043】さらに本実施例においては、直線的に構成
された浮子掛止ロッド12をラチェット機構13,ワイ
ヤ式操作機構14および位置決め機構15により、遠隔
操作で浮子投下ならびに保持作用を行なわせるようにし
たので、少ない部品点数で確実な動作が得られるものと
なった。
【0044】なお、本発明は上記実施例の構成に限定さ
れるものではなく、例えば車体3の移動や浮子保持部の
開閉等を電気的駆動機構を用いた遠隔操作式構成とする
など、種々の変形、応用が可能なことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上で詳述したように、請求項1の発明
によれば、従来の装置と異なり、浮子投下の都度に車体
を各測点位置から河岸の浮子装着位置まで戻す必要がな
く、次々に各測点位置まで進めて浮子投下を連続的に行
なえるので、河川の高水量測定時における多測点の浮子
投下作業が容易に、かつ短時間で能率よく行なえ、省力
化および安全性確保が図れるとともに、測定精度ひいて
は信頼性の向上が図れるものとなる。
【0046】請求項2の発明によれば、複数の浮子保持
部を1本の浮子掛止ロッドとその軸方向に並ぶ複数の仕
切枠とにより直線的な構成としたので、構成が簡易で動
作が円滑かつ確実である。
【0047】請求項3の発明によれば、直線的に構成さ
れた浮子掛止ロッドをラチェット機構,ワイヤ式操作機
構および位置決め機構により、遠隔操作で浮子投下なら
びに保持作用を行なわせるようにしたので、少ない部品
点数で確実な動作が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1の要部を拡大して示す図。
【図4】図3のC−C線断面図。
【図5】前記実施例における設置および使用状態を示す
図。
【符号の説明】
2 浮子着脱手段 3 移動体 9 浮子保持部10 浮子保持部開動操作部 11 仕切枠 12 浮子掛止ロッド 13 ラチェット機構 14 ワイヤ式操作機構 15 位置決め機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川の対向岸間に張設されるガイドワイ
    ヤに懸垂式の車体を往復移動可能に支持させ、この車体
    に、河川水流速測定用の浮子を川幅方向特定位置で投下
    する浮子着脱手段を設けた河川水流速測定用浮子投下装
    置において、前記浮子着脱手段として、浮子を複数の組
    に分けて着脱可能に保持する浮子保持部と、この浮子保
    持部を各組毎に個別に開いて浮子投下を行なわせる浮子
    保持部開動操作部とを備えたことを特徴とする河川水流
    速測定用浮子投下装置。
  2. 【請求項2】 浮子保持部は、軸心方向に往復移動可能
    な1本の浮子掛止ロッドと、この浮子掛止ロッドをその
    軸心方向一端側から順次に複数個所で抜差し可能に嵌挿
    支持する複数の仕切枠とにより構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の河川水流速測定用浮子投下装置。
  3. 【請求項3】 浮子保持部開動操作部は、浮子掛止ロッ
    ドを軸心方向他端側に向って一定ピッチで順次にステッ
    プ移動させるラチェット機構と、このラチェット機構を
    駆動する遠隔操作用のワイヤ式操作機構と、浮子が投下
    される各浮子保持部開口位置で前記浮子掛止ロッドを停
    止保持する位置決め機構とを備えたことを特徴とする請
    求項2記載の河川水流速測定用浮子投下装置。
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CN111929464A (zh) * 2020-08-14 2020-11-13 南京昊控软件技术有限公司 一种用于垂线平均流速测量的水体跟踪浮标
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