JPH0788988A - 積層成形品及びその製造方法 - Google Patents

積層成形品及びその製造方法

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JPH0788988A
JPH0788988A JP5240014A JP24001493A JPH0788988A JP H0788988 A JPH0788988 A JP H0788988A JP 5240014 A JP5240014 A JP 5240014A JP 24001493 A JP24001493 A JP 24001493A JP H0788988 A JPH0788988 A JP H0788988A
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JP
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thermoplastic resin
fiber
laminated
laminate
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JP5240014A
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English (en)
Inventor
Hideo Sakai
英男 坂井
Koshiro Motai
浩司郎 茂田井
Satoshi Kishi
智 岸
Katsuyuki Morita
勝幸 盛田
Hiroshi Tanabe
浩史 田邉
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハニカム構造を有する芯材に繊維補強熱可塑
性樹脂板を低圧下で良好に接合して成る積層成形品及び
その製造方法を提供する。 【構成】 容積含有率で30%以上85%以下の強化繊
維を含む繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層して成る
少なくとも一枚の積層体(1,2)を、ハニカム構造を
有し、外面に露出する繊維又は多孔質部分を有する芯材
(3)に圧着して成る積層成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維補強熱可塑性樹脂板
を積層して成る積層体をハニカム構造を有する芯材の表
面に接着して成る積層成形品及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ハニカム構造体の表面に繊維補強
熱可塑性樹脂板を接合するには、ホットメルト接着剤が
用いられている。しかし、この繊維補強熱可塑性樹脂板
は、接合時に接着剤の熱で樹脂板の樹脂が軟化し、強化
繊維が樹脂板の表面に浮き出し、外観を損なう恐れがあ
るため、高圧下で接合を行わねばならず、製造コストが
高くなるという問題がある。また、高圧下で接合するた
め、芯材は必要以上に強固なものが要求され、そのた
め、軽量で剛性が高いという利点が失われるという問題
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の問
題点を解決するためになされたものであり、その目的と
するところは、ハニカム構造を有する芯材に繊維補強熱
可塑性樹脂板を低圧下で良好に接合し得る積層成形品及
びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、繊維補強
熱可塑性樹脂板を積層して成る少なくとも一枚の積層体
を、ハニカム構造を有する芯材の表面に、繊維補強熱可
塑性樹脂板を積層して成る少なくとも一枚の積層体を一
体化して成る積層成形品に於いて、繊維補強熱可塑性樹
脂版の強化繊維の容積含有率が30%以上85%以下で
あり、芯材が繊維質を含み、その表面の少なくとも積層
体と接する部分には繊維質が露出する積層成形品によっ
て達成される。而して、この積層成形品は、容積含有率
で30%以上85%以下の強化繊維を含む繊維補強熱可
塑性樹脂板を層状に積層して成る少なくとも一枚の積層
体を加熱し、その熱可塑性樹脂を溶融状態にして層間に
含まれる空気の脱気を行うステップと、上記熱可塑性樹
脂が溶融状態にある積層体を、ハニカム構造を有する芯
材の表面に配置するステップと、上記積層体を、芯材に
密着させ、一体化させるステップと、芯材と一体化した
積層体を冷却するステップと、から成る積層成形品の製
造方法によって得られる。
【0005】
【発明を実施するための最良の様態】本発明に係る積層
成形品は、表面に繊維が露出し、又は、表面に多孔質部
分を有する平板状の芯材の両面をプリプレグの積層体で
挟んで一体化させたものであり、必要に応じ、更にその
積層成形品の表面に加飾材を一体化させたものである。
一般に、強化繊維を含有しない熱可塑性樹脂板は加熱溶
融状態ではその平板性を保ち得ないし、ましてや賦形す
ることは困難である。従って、このような場合閉じられ
た金型内で賦形するか、もしくは熱可塑性樹脂の融点以
下の軟化点の範囲で賦形が行われる。
【0006】然しながら、本発明で用いる成形用材料と
しては、連続繊維を一方向に引き揃えた繊維シートを骨
材とし、これに熱可塑性樹脂を含浸させた一方向繊維強
化熱可塑性樹脂板(以下、プリプレグという)や、平
織、朱子織、綾織等の織布に上記樹脂を含浸させた多方
向繊維強化熱可塑性樹脂板(以下、プリプレグという)
が用いられる。これらのプリプレグは単独で、或いは組
合せて所望の繊維配向、厚さとなるように積層し、これ
らの積層体を成形工程に先立ってあらかじめ加熱圧縮す
ることにより、プリプレグ間に存在する空気の脱気が可
能となり、得られる成形品の物性を向上させ得るもので
ある。また、賦型に際しても、骨材となる強化繊維の容
積含有率が一定の範囲ないであれば、溶融した熱可塑性
樹脂が骨材から流出することはないため、積層体の形状
は保持され、簡単に賦型することができる。
【0007】つまり、前記プリプレグの積層体にあって
強化繊維の容積含有率が30%より少ない場合には、樹
脂の流動が著しく、適切な賦形ができなくなり、又、強
化繊維の容積含有率が85%を超えると樹脂含有量が過
少となり、望ましい成形品が得られない。従って、本発
明において使用される積層体を構成する繊維補強熱可塑
性樹脂板は、容積含有率で30%以上85%以下の補強
繊維を含むものが好ましく、さらに、繊維の容積含有率
が40〜80%のものが適切な成形加工性を有するの
で、これを用いれば、より望ましい成形品が得られる。
【0008】一方、上記骨材となる繊維としては、ガラ
ス繊維、炭素繊維、アラミド繊維(登録商標「ケプラ
ー」等)等の合成樹脂繊維、炭化ケイ素繊維等の無機繊
維、チタン繊維、ボロン繊維、ステンレス等の金属繊維
が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるものでは
ない。
【0009】他方、上記骨材繊維間に含浸せしめられる
熱可塑性樹脂としては、ポリスチレン、ポリ塩化ビニー
ル、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボ
ネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリサルフォ
ン、ポリエーテルイミド(商標「ULTEM」)、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド
等が挙げられるが、必ずしもこれらに限定されるもので
はない。
【0010】また、芯材はハニカム構造体であるが、本
明細書ではこのハニカム構造体とは、六角筒の集合体の
みではなく、共通の一軸に平行な多数の平板、又は曲面
板を組み合わせて成る総ての構造体を含むものとする。
即ち、このハニカム構造体は、上記共通の一軸に直角な
断面形状が、薄肉の六角形、正方形、矩形、菱形、正三
角形、円などが格子状に連続した形状を有するものの総
てを包含するものである。そして、それらは短冊状の平
板を組み合わせたりして構成されたものであってもよ
く、また、全体が一体的に成形されたものであってもよ
い。さらに、それに用いられる材料のうち、繊維を含む
ものとしては、紙、木、レジンフェルト等が挙げられ、
多孔質部分を有するものとしては、ウレタン発泡体、軽
量コンクリート等が挙げられるが、必ずしもこれらに限
定されるものではない。さらに、加飾材としては、ポリ
プロピレン、ポリスチレン等のシート又は発泡体、PV
C、PETシート等の熱可塑性樹脂製品の他に、織布、
不織布、石綿等の表面に繊維が露出しているものが挙げ
られるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
【0011】而して、本発明品を製造するには、積層体
の賦形工程の前に前述の加熱工程を設け、プリプレグ間
の脱気を行うと共に、次工程での加工を容易にするため
の熱を充分に積層体に与え、次いで、平板状の芯材の両
面に樹脂が溶融した積層体を配置し、これを外側から、
積層体を芯材に押しつけるよう熱板で挟みつけると、溶
融した樹脂が芯材の繊維または多孔質部分に浸透し、こ
れを冷却すると、積層体と芯材は強固に結合し、一体化
する。上記の過程に於いて、積層体を芯材に押しつける
圧力が強すぎると、芯材が変形し、また、積層体の樹脂
がその強化繊維から押し出されてしまい、成形品の強度
が損なわれてしまう。そのため、その圧力は、3kg/
cm2 以下である必要があり、この条件下で積層体を芯
材に圧着しても積層体の強化繊維が乱れ、それが積層体
の表面に露出することはなく、さらに、0.1〜1.5
kg/cm2 であればより望ましい成形品を得られる。
【0012】以下、図面により本発明に係る積層成形品
の製造方法を具体的に説明する。図1は本発明に係る積
層成形品の実施例を示す斜視図、図2は図1に示した積
層成形品に使用された芯材を示す斜視図、図3は図1に
示した積層成形品のA−A′線断面の端面図、図4は図
1に示した積層成形品に加飾材を設けた実施例を示す側
面図、図5は多孔質部分を有する芯材を使用した実施例
の断面の端面図、図6は芯材の第二例を示す斜視図、図
7は芯材の第三例を示す斜視図、図8は芯材の第四例を
示す斜視図、図9は芯材の第五例を示す斜視図、図10
は芯材の第六例を示す斜視図、図11は芯材の第七例を
示す斜視図である。
【0013】図中、1及び2は積層体、10は加飾材、
3ないし9は芯材、3−1は芯材3の繊維、3−2は芯
材3の多孔質部分、A−A′は破断線である。
【0014】而して、図1について説明する。この積層
成形品は、図2に示された芯材3に積層体1、2を接着
したものである。この芯材3は繊維3−1を含有し、そ
の繊維3−1が端部から外方に延びており、上述の如
く、芯材3に積層体1、2を圧着すると、図3に示され
るように、芯材3の繊維3−1に溶融した樹脂が浸透
し、積層体1、2と芯材3は強固に結合する。また、図
4に示されるように、芯材3に圧着させる積層体1に、
予め一方の面に溶融した樹脂が浸透し得る面を有する加
飾材10を圧着させたものを使用してもよい。上記実施
例では、芯材3に繊維を含有するものが用いられたが、
これが多孔質部分を有するものである場合は、図5に示
されるように、芯材3の多孔質部分に溶融した樹脂が浸
透し、積層体1、2と芯材3は強固に結合する。
【0015】以下、具体的な実施例を示す。 〔実施例1〕上記の方法で下記の製造条件に基づいて積
層成形品を製造した。 〔製造条件〕 熱可塑性樹脂─────ポリプロピレン 補強繊維───────ガラス繊維 繊維含有率──────60%(容積含有率) 積層体の厚さ─────2mm 加熱温度───────250℃で2分間 芯材の材質──────ウレタン発泡体 芯材の形状──────図2の通り 成形圧力───────0.8kg/cm2 この実施例では良好な積層成形品が得られた。
【0016】〔実施例2〕上記の方法で下記の製造条件
に基づいて一方の面に表面材を有する積層成形品を製造
した。 〔製造条件〕 熱可塑性樹脂─────ポリプロピレン 補強繊維───────ガラス繊維 繊維含有率──────60%(容積含有率) 積層体の厚さ─────4mm 加熱温度───────250℃で5分間 芯材の材質──────ウレタン発泡体 芯材の形状──────図2の通り 表面材の材質─────発泡ポリウレタンで裏打ちされ
た塩化ビニール 成形圧力───────0.8kg/cm2 この実施例では良好な積層成形品が得られた。
【0017】なお、本発明は、叙上の実施例に限定され
ず、例えば、芯材の構造は図6及び図7に示したよう
に、短冊状のものを複数組み合わせたものでも、また、
表面に繊維又は多孔質部分を有する平板を図8ないし図
10に示したように立体的に折り曲げたものでもよく、
さらに、図11に示したように、複数の円筒を配列した
ものでもよい。また、積層体や芯材の形状等は、本発明
の目的の範囲内で自由に設計変更し得るものであり、本
発明は上記の説明から当業者が容易に想到し得る総ての
変更実施例を包摂するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る積層構造体及びその製造方
法は、上記の如く構成されるから、本発明に係る積層成
型品及びその製造方法によるときは、芯材に繊維補強熱
可塑性樹脂板を低圧下で良好に接合し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層成形品の実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した積層成形品に使用された芯材を示
す斜視図である。
【図3】図3は図1に示した積層成形品のA−A′線断
面の端面図である。
【図4】図1に示した積層成形品に加飾材を設けた実施
例を示す側面図である。
【図5】多孔質部分を有する芯材を使用した実施例の断
面の端面図である。
【図6】芯材の第二例を示す斜視図である。
【図7】芯材の第三例を示す斜視図である。
【図8】芯材の第四例を示す斜視図である。
【図9】芯材の第五例を示す斜視図である。
【図10】芯材の第六例を示す斜視図である。
【図11】芯材の第七例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・積層体 10・・・・加飾材 2・・・・・積層体 3・・・・・芯材 3−1・・・繊維 3−2・・・多孔質部分 4・・・・・芯材 5・・・・・芯材 6・・・・・芯材 7・・・・・芯材 8・・・・・芯材 9・・・・・芯材 A−A′・・破断線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、繊維補強
熱可塑性樹脂板を積層して成る少なくとも一枚の積層体
を、ハニカム構造を有する芯材の表面に、繊維補強熱可
塑性樹脂板を積層して成る少なくとも一枚の積層体を一
体化して成る積層成形品に於いて、繊維補強熱可塑性樹
脂版の強化繊維の容積含有率が30%以上85%以下で
あり、芯材が繊維質を含み、その表面の少なくとも積層
体と接する部分には繊維質が露出する積層成形品によっ
て達成される。而して、この積層成形品は、容積含有率
で20%以上70%以下の強化繊維を含む繊維補強熱可
塑性樹脂板を層状に積層して成る少なくとも一枚の積層
体を加熱し、その熱可塑性樹脂を溶融状態にして層間に
含まれる空気の脱気を行うステップと、上記熱可塑性樹
脂が溶融状態にある積層体を、ハニカム構造を有する芯
材の表面に配置するステップと、上記積層体を、芯材に
密着させ、一体化させるステップと、芯材と一体化した
積層体を冷却するステップと、から成る積層成形品の製
造方法によって得られる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】つまり、前記プリプレグの積層体にあって
強化繊維の容積含有率が20%より少ない場合には、樹
脂の流動が著しく、適切な賦形ができなくなり、又、強
化繊維の容積含有率が70%を超えると樹脂含有量が過
少となり、望ましい成形品が得られない。従って、本発
明において使用される積層体を構成する繊維補強熱可塑
性樹脂板は、容積含有率で20%以上70%以下の補強
繊維を含むものが好ましく、さらに、繊維の容積含有率
が20〜70%のものが適切な成形加工性を有するの
で、これを用いれば、より望ましい成形品が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/12 7148−4F (72)発明者 盛田 勝幸 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 田邉 浩史 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維補強熱可塑性樹脂板を積層して成る少
    なくとも一枚の積層体(1、2)を、ハニカム構造を有
    する芯材(3)の表面に積層し、一体化して成る積層成
    形品に於いて、 繊維補強熱可塑性樹脂板の強化繊維の容積含有率が30
    %以上85%以下であり、 芯材(3)が繊維(3−1)を含み、その表面の少なく
    とも積層体(1、2)と接する部分には繊維(3−1)
    が露出する積層成形品。
  2. 【請求項2】芯材(3)が、その表面の少なくとも積層
    体(1、2)と接する部分に凸凹を有する請求項1に記
    載の積層成形品。
  3. 【請求項3】繊維補強熱可塑性樹脂板の強化繊維がガラ
    ス繊維であり、熱可塑性樹脂がポリプロピレン系樹脂で
    ある請求項1又は2に記載の積層成形品。
  4. 【請求項4】繊維補強熱可塑性樹脂板の強化繊維がガラ
    ス繊維であり、熱可塑性樹脂がポリスチレン系樹脂であ
    る請求項1又は2に記載の積層成形品。
  5. 【請求項5】積層体(1、2)の、芯材(3)と接しな
    い面に加飾材(10)を設けて成る請求項1ないし4の
    いずれか一に記載の積層成形品。
  6. 【請求項6】容積含有率で30%以上85%以下の強化
    繊維を含む繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層して成
    る少なくとも一枚の積層体(1、2)を加熱し、その熱
    可塑性樹脂を溶融状態にして層間に含まれる空気の脱気
    を行うステップと、 上記熱可塑性樹脂が溶融状態にある積層体(1、2)
    を、ハニカム構造を有する芯材(3)の表面に配置する
    ステップと、 上記積層体(1、2)を、芯材(3)に密着させ、一体
    化させるステップと、 芯材(3)と一体化した積層体(1、2)を冷却するス
    テップと、 から成る積層成形品の製造方法。
  7. 【請求項7】積層体(1、2)の、芯材(3)と接しな
    い面に加飾材(10)を設けるステップを含む請求項6
    に記載の積層成形品の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4794167B2 (ja) * 2002-12-09 2011-10-19 キャスケイド デザインズ インコーポレイテッド フィルムを基にした多孔性セルマトリクス
JP6367997B1 (ja) * 2017-03-14 2018-08-01 新明和工業株式会社 グリッド補強構造体の製造方法、及び、グリッド補強構造体
JP2019112722A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 堺ディスプレイプロダクト株式会社 蒸着マスク、蒸着方法及び有機el表示装置の製造方法

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