JPH0787497A - 画像の符号化方法および符号化装置 - Google Patents

画像の符号化方法および符号化装置

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JPH0787497A
JPH0787497A JP5224302A JP22430293A JPH0787497A JP H0787497 A JPH0787497 A JP H0787497A JP 5224302 A JP5224302 A JP 5224302A JP 22430293 A JP22430293 A JP 22430293A JP H0787497 A JPH0787497 A JP H0787497A
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Hideshi Osawa
秀史 大澤
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 疑似中間調画像などを効率よく符号化する画
像の符号化方法および符号化装置を提供する。 【構成】 符号化ビットと、該符号化ビットを含むビッ
トプレーンの周辺ビットとの相関SAから、該符号化ビ
ットの値を予測した場合の予測一致率CAと、該符号化
ビットと、該符号化ビットを含むビットプレーンの周辺
ビットと、該ビットプレーン以外のビットプレーンのビ
ットとの相関SBから、該符号化ビットの値を予測した
場合の予測一致率CBとを比較する。比較結果がCA>C
Bの場合は相関SAを選択し、比較結果がCA<CBの場合
は相関SBを選択し、比較結果がCA=CBの場合は直前
の選択状態を継続して、選択した相関に基づいて該符号
化ビットを符号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の符号化方法および
符号化装置に関し、例えば、カラー静止画像の伝送装置
における画像の符号化方法および符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、安価なカラープリンタの登場によ
って、カラー画像、とくにRGBまたはCMY各1ビッ
トからなる二値カラー画像の伝送方法が提案され、この
ような二値カラー画像の符号化方式として、予測符号化
方式が提案されている。予測符号化方式は、符号化画素
の周囲画素、および、符号化済みの他色画素を参照する
ことによって、符号化画素の値(‘0’または‘1’)
を予測して、予測結果を算術符号化するもので、色の相
関情報を利用し、最適なパラメタで符号化する動的算術
符号化を用いることによって、ランレングス符号化など
に比べて、画像データを1.5〜3倍に圧縮することが
可能である。
【0003】また、多値画像データの圧縮においては、
ビットプレーン間の相関を利用して、予測符号化するこ
とが有効であることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかし、上記従来例にお
いては、次のような問題点があった。すなわち、上記従
来例においては、色プレーン間(またはビットプレーン
間)の相関よりも、周囲画素との相関が強い疑似中間調
画像などを符号化した場合は、符号化効率が劣化する欠
点があった。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、複数
のビットプレーンから構成される画像の符号化方法であ
って、符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレ
ーンの周辺ビットとの相関を検出する第1の検出行程
と、前記第1の検出行程の検出結果から前記符号化ビッ
トの値を予測した場合の予測一致率CAを演算する第1
の予測行程と、前記符号化ビットと該符号化ビットを含
むビットプレーンの周辺ビットと該ビットプレーン以外
のビットプレーンのビットとの相関を検出する第2の検
出行程と、前記第2の検出行程の検出結果から前記符号
化ビットの値を予測した場合の予測一致率CBを演算す
る第2の予測行程と、前記予測一致率CAと前記予測一
致率CBとを比較する比較行程と、前記比較手段の比較
結果に応じて前記符号化ビットを符号化する符号化行程
とを備えたことを特徴にする。
【0006】また、複数のビットプレーンから構成され
る画像の符号化装置であって、符号化ビットと該符号化
ビットを含むビットプレーンの周辺ビットとの相関を検
出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段の検出結
果から前記符号化ビットの値を予測した場合の予測一致
率CAを演算する第1の予測手段と、前記符号化ビット
と該符号化ビットを含むビットプレーンの周辺ビットと
該ビットプレーン以外のビットプレーンのビットとの相
関を検出する第2の検出手段と、前記第2の検出手段の
検出結果から前記符号化ビットの値を予測した場合の予
測一致率CBを演算する第2の予測手段と、前記予測一
致率CAと前記予測一致率CBとを比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果に応じて前記符号化ビットを符
号化する符号手段とを備えたことを特徴にする。
【0007】
【作用】以上の構成によって、符号化ビットと該符号化
ビットを含むビットプレーンの周辺ビットとの相関から
該符号化ビットの値を予測した場合の予測一致率CA
と、該符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレ
ーンの周辺ビットと該ビットプレーン以外のビットプレ
ーンのビットとの相関から該符号化ビットの値を予測し
た場合の予測一致率CBとを比較して、その比較結果に
応じて、該符号化ビットを符号化する画像の符号化方法
および符号化装置を提供でき、例えば、色プレーン間
(またはビットプレーン間)の相関よりも、周囲画素と
の相関が強い疑似中間調画像などを符号化する場合で
も、効率のよい符号化を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の画像伝送装置
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例の構
成例を示すブロック図である。同図において、100は
イメージスキャナで、読取った画像の例えば8ビットの
ディジタルRGBデータを出力する。
【0009】101は二値化回路で、イメージスキャナ
100から入力された多値RGBデータを、各色1ビッ
トのRGBデータに二値化する。102はメモリで、二
値化回路101から出力されたRGBデータを記憶す
る。106は予測符号部で、メモリ102から入力され
たRGBデータを、動的算術符号化する。
【0010】107は伝送器で、予測符号部106から
入力された符号を、‘1’の連続が有限個以内になるよ
うにビット処理して、例えば通信回線などへ送出する。
図2は予測符号部106の詳細な構成例を示すブロック
図である。同図において、10は順次変換器で、入力さ
れたRGBデータを、例えばRGBの順に1ビットずつ
画像データDとして出力する。
【0011】11,12はそれぞれ状態予測器で、順次
変換器10から入力された例えば14個の画素を参照し
て、それぞれ状態データSAと状態データSBを出力す
る。13,14はそれぞれインデックス更新回路で、状
態データSA,SBと画像データDに応じて、符号化状況
に適した符号化パラメタテーブルを示すインデックスI
A,IBと、予測一致データYA,YBとをそれぞれ出力す
る。なお、予測一致データYA,YBは、一致の場合は
‘0'に、不一致の場合は‘1'になる。
【0012】各状態における優勢シンボルをMPS、劣
勢シンボルをLPSとすると、インデックス更新回路1
3,14は、画像データDがMPSかLPSかを判定し
て、MPSが所定数連続した場合はインデックス値を大
きくし、逆に、LPSが発生するとインデックス値を小
さくする。各インデックスには、後述するように、LP
Sの出現確率の大きい順に例えば21個の代表点が示さ
れていて、インデックス値を増減することによって、各
状態の予測一致率を、実際の予測一致率に近似させるこ
とができる。
【0013】15,16はカウンタで、予測一致データ
YA,YBによって、それぞれ予測一致回数をカウントし
て、それぞれ所定期間における予測一致回数(以下「予
測一致率」という)CA,CBを出力する。すなわち、状
態予測器a11,インデックス更新器a13,カウンタ
a15は、図3(a)に一例を示すように、符号化済み
の他色画素を含む例えば14個の周辺画素から符号化画
素Dの値(‘0’または‘1’)を予測し、また、状態
予測器b12,インデックス更新器b14,カウンタb
16は、図3(b)に一例を示すように、他の色画素を
含まない例えば14個の周辺画素から符号化画素Dの値
を予測する。なお、図3において×印を付した画素は符
号化のための参照画素である。
【0014】17は比較器で、予測一致率CAとCBを比
較して、選択データSを出力する。18はセレクタで、
選択端子Sへ比較器17から入力されたデータに応じ
て、インデックスIAとIBの何れか一方をデータIEと
して、予測一致データYA,YBの何れか一方をデータYE
として、それぞれ選択して出力する。本実施例は、CA
<CBの場合、状態予測器b12の方が予測一致率が高
いということであるから、セレクタ18によって、イン
デックスIBと予測一致データYBとを選択して、それぞ
れデータIEとYEとして出力する。
【0015】また、本実施例は、CA>CBの場合、状態
予測器a11の方が予測一致率が高いということである
から、セレクタ18によって、インデックスIAと予測
一致データYAとを選択して、それぞれデータIEとYE
として出力する。また、本実施例は、CA=CBの場合
は、選択データSを直前の状態に維持するので、セレク
タ18は直前に選択した側のデータの出力を継続する。
【0016】なお、カウンタ15,16は、予測一致デ
ータYA,YBによって、予測不一致率をカウントしても
よい。19はパラメタ決定器で、データIEに応じて、
算術符号化パラメタであるスキューQを決定する。20
は符号器で、パラメータ決定器から入力されたスキュー
Qと、セレクタ18から入力されたデータYEとに基づ
いて、画素データDを算術符号化する。
【0017】符号器20から出力された符号は、前述し
たように、伝送器107によって伝送され、インデック
ス更新器13,14と同じインデックス更新器を備えた
受信機で復号される。図4はインデックス更新回路1
3,14の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0018】同図において、40はカウントメモリ、4
1は条件メモリで、状態データSを入力する。カウント
メモリ40は、それまでのMPSのカウント値NMを出
力し、また、条件メモリ41は、インデックスIとMP
SのシンボルMとを出力する。43はカウントテーブル
で、例えばROMで構成され、条件メモリ41から入力
されたインデックスIによって、インデックス更新に必
要なMPS数である更新数MCと、各インデックス毎に
決められた更新時のインデックス増減量Inc/Decとを出
力する。
【0019】42はインデックス更新判定器で、カウン
トテーブル43から入力された更新数MCと、後述の予
測変換器44から入力された予測一致データYEとに応
じて、カウントメモリ40から入力されたカウント値N
Mに1を加えた更新データNM'、またはリセットして0
にした更新データNM'を出力する。インデックス更新判
定器42から出力された更新データNM'は、カウントメ
モリ40へ記憶される。また、インデックス更新判定器
42は、カウントテーブル43から入力された更新数M
Cに応じて、条件メモリ41から入力されたインデック
スIとシンボルMとを、それぞれ更新したデータI',
M'を出力する。更新データI',M'は、条件メモリ41
へ記憶される。
【0020】44は予測変換器で、入力されたシンボル
Mと画像データDとを比較して、予測一致データYを出
力する。なお、予測一致データYは、M=Dの場合は
‘0'、M≠Dの場合は‘1'になる。図5はインデック
ス更新判定器42の処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【0021】同図において、インデックス更新判定器4
2は、ステップS60で、予測一致データYEを判定し
て、YE=‘0'であればステップS61へ進み、また、
YE≠‘0'であればステップS64へ進む。YE=‘0'
であった場合、インデックス更新判定器42は、ステッ
プS61でMPSのカウント値NMに1を加えた値を更
新値NM'とし、ステップS62でNM'と更新数MCとを
比較して、NM'≠MCの場合はステップS60へ戻り、
また、NM'=MCの場合はステップS63へ進んで、同
ステップで、インデックスIにインデックス増量Incを
加え、NM'=0にリセットした後、ステップS60へ
戻る。
【0022】一方、YE≠‘0'であった場合、インデッ
クス更新判定器42は、ステップS64で、インデック
スIを判定して、I=1であればステップS66へ進
み、また、I≠1であればステップS65へ進む。I=
1であった場合、インデックス更新判定器42は、ステ
ップS66で、更新シンボルM'にシンボルMの反転値
(1−M)をセットし、NM'=0にリセットした後、
ステップS60へ戻る。
【0023】I≠1であった場合、インデックス更新判
定器42は、ステップS65で、インデックスIからイ
ンデックス減量Decを引き、NM'=0にリセットした
後、ステップS60へ戻る。図6は本実施例の算術符号
の符号化効率曲線の一例を示す図、この曲線は、LPS
の出現確率をq、符号化時の近似確率をq'としたとき
に以下の式で表される。
【0024】 η=H/{-q・log2qi'-(1-q)log2(1-qi')} …(1) ただし、Hは無記憶情報源のエントロピで、 H=-q・log2q-(1-q)log2(1-q) …(2) また、qi'は次式で二項近似され、 qi'=2-q1+K・2-q2 …(3) K=±1 効率ηが1になる確率qi'は実効確率qeと呼ばれ、ま
た、二つの効率曲線の交点の確率は境界確率と呼ばれ、
本実施例は、境界確率を越えると推定される場合は、隣
接する効率曲線のスキューQで符号化を実行する。
【0025】図7は本実施例が選択する実効効率の一例
を表す図で、本実施例は、二つの多項式から近似される
確率qi'から、インデックスIに対応する実効確率qe
を例えば21点選んでいる。同図において、Q1,Q2,Q
3は算術符号化パラメタであり、Q1,Q2はシフトレジス
タに与えるシフト量で、シフト演算によって2のべき乗
の演算を行う。また、Q3は第2項の係数Kを示し、+1
と−1を切替える。
【0026】本実施例は、更新数MCを次のように決定
する。LPSの数をNL、MPSの数をNMとすると、L
PSの発生確率qは次式で与えられる。 q=NL/(NL+NM) …(4) 従って、 NM=NL(1/q-1) …(5) (5)式のqにqbiを与えることによって、そこでの優
勢シンボルの数NMiが計算される。さらに各NMiの差を
次式から計算して、各インデックスの更新に必要なMP
Sの数(更新数MC)を算出する。
【0027】 MCi=NM(i+1)-NMi …(6) 図8は本実施例の更新数MCの一例を示す図で、NL=
2として算出したものである。図9は符号器20の詳細
な構成例を示すブロック図である。同図において、7
0,71はシフトレジスタで、入力された符号化パラメ
タQ1,Q2で指示されるビット数で、別途入力された画
素データDをそれぞれシフトする。
【0028】76はインバータで、シフトレジスタb7
1から入力されたデータを反転する。72はセレクタa
で、選択端子Sに入力された符号化パラメタQ3に応じ
て、シフトレジスタb71から入力されたデータと、イ
ンバータ76から入力された補数データとの一方を選択
して出力する。
【0029】73は加算器aで、シフトレジスタa70
から入力されたデータと、セレクタ72から入力された
データとを加算して、加算結果をデータAS1として出力
する。74は減算器で、画素データDからデータAS1を
減算して、減算結果をデータAS0として出力する。
【0030】75はセレクタbで、選択端子Sへ入力さ
れた予測一致データYEに応じて、加算器73から入力
されたデータAS1と、減算器74から入力されたデータ
AS0との一方を選択して、選択結果をデータA'として
出力する。すなわち、セレクタb75は、予測一致デー
タYE=‘0’の場合はA'=AS0を、予測一致データY
E=‘1’の場合はA'=AS1を選択し出力する。
【0031】80はシフト器で、最上位ビット(以下
「MSB」という)が‘1’になるまで、データA'を
左シフトして、シフト結果をデータAS'として、シフト
数をデータNSとして出力する。79はコードレジスタ
で、記憶するコードCRを、そのMSBからデータNS
で示されるビット数分、順番に出力する。なお、コード
レジスタ79から出力されたデータは、符号データとし
て伝送器107へ入力される。
【0032】77は加算器bで、コードレジスタ79の
コードCRと、データAS0とを加算する。78はセレク
タcで、選択端子Sへ入力された予測一致データYEに
応じて、コードレジスタ79から入力されたコードCR
と、加算器b77から入力された加算結果との一方を選
択して、更新コードCR'として出力する。すなわち、
セレクタc78は、予測一致データYE=‘0’の場合
はCRを、予測一致データYE=‘1’の場合はCR+
AS0を、更新コードCR'として出力する。
【0033】セレクタc78から出力された更新コード
CR'は、コードレジスタ79に入力され、コードレジ
スタ79が記憶するコードCRが更新される。なお、上
述の説明および図においては、1ビットプレーンからな
るカラー画像データの例を説明したが、本実施例はこれ
に限定されるものではなく、例えば2〜10ビット程度
の多値のビットプレーンからなる画像データにも適用で
きる。
【0034】図10は多値ビットプレーンに本実施例を
適用する際の一例を説明する図である。例えば、多値ビ
ットプレーンからなる画像データの場合は、他のビット
プレーンの画素値との相関が強い場合(主にMSB側)
と、周辺画素との相関が強い場合(主にLSB側)とが
あり、予測一致率の高い方の予測状態に応じて、符号化
を切替えることによって、画像データの圧縮率を向上す
ることができる。なお、図10において×印を付した画
素は符号化のための参照画素である。
【0035】以上説明したように、本実施例によれば、
色プレーン間(またはビットプレーン間)との相関から
符号化画素を予測した場合の予測一致率と、周辺画素と
の相関から符号化画素を予測した場合の予測一致率とを
比較して、予測一致率が高い方の相関に基づいて予測符
号化を行うことによって、例えば、色プレーン間(また
はビットプレーン間)の相関よりも、周囲画素との相関
が強い疑似中間調画像などを符号化する場合でも、効率
のよい符号化を行うことができる。
【0036】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上、本発明によれば、符号化ビットと
該符号化ビットを含むビットプレーンの周辺ビットとの
相関から該符号化ビットの値を予測した場合の予測一致
率CAと、該符号化ビットと該符号化ビットを含むビッ
トプレーンの周辺ビットと該ビットプレーン以外のビッ
トプレーンのビットとの相関から該符号化ビットの値を
予測した場合の予測一致率CBとを比較して、その比較
結果に応じて、該符号化ビットを符号化する画像の符号
化方法および符号化装置を提供でき、例えば、色プレー
ン間(またはビットプレーン間)の相関よりも、周囲画
素との相関が強い疑似中間調画像などを符号化する場合
でも、効率のよい符号化を行うことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像伝送装置の構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1の予測符号部の詳細な構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本実施例の参照画素の一例を示す図である。
【図4】図2のインデックス更新回路の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図5】図4のインデックス更新判定器の処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図6】本実施例の算術符号の符号化効率曲線の一例を
示す図である。
【図7】本実施例が選択する実効効率の一例を表す図で
ある。
【図8】本実施例の更新数MCの一例を示す図である。
【図9】図2の符号器の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図10】本実施例を多値ビットプレーンに適用する際
の一例を説明する図である。
【符号の説明】
100 イメージスキャナ 101 二値化回路 102 メモリ 106 予測符号部 107 伝送器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビットプレーンから構成される画
    像の符号化方法であって、 符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレーンの
    周辺ビットとの相関を検出する第1の検出行程と、 前記第1の検出行程の検出結果から前記符号化ビットの
    値を予測した場合の予測一致率CAを演算する第1の予
    測行程と、 前記符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレー
    ンの周辺ビットと該ビットプレーン以外のビットプレー
    ンのビットとの相関を検出する第2の検出行程と、 前記第2の検出行程の検出結果から前記符号化ビットの
    値を予測した場合の予測一致率CBを演算する第2の予
    測行程と、 前記予測一致率CAと前記予測一致率CBとを比較する比
    較行程と、 前記比較手段の比較結果に応じて前記符号化ビットを符
    号化する符号化行程とを有することを特徴とする画像の
    符号化方法。
  2. 【請求項2】 前記符号化行程は、 前記比較行程の比較結果がCA>CBの場合は前記第1の
    検出行程によって検出された相関を選択し、前記比較行
    程の比較結果がCA<CBの場合は前記第2の検出行程に
    よって検出された相関を選択し、前記比較行程の比較結
    果がCA=CBの場合は直前の選択状態を継続する選択行
    程を含み、 前記選択行程によって選択された相関に基づいて前記符
    号化ビットを算術符号化することを特徴とする請求項1
    記載の画像の符号化方法。
  3. 【請求項3】 複数のビットプレーンから構成される画
    像の符号化装置であって、 符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレーンの
    周辺ビットとの相関を検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段の検出結果から前記符号化ビットの
    値を予測した場合の予測一致率CAを演算する第1の予
    測手段と、 前記符号化ビットと該符号化ビットを含むビットプレー
    ンの周辺ビットと該ビットプレーン以外のビットプレー
    ンのビットとの相関を検出する第2の検出手段と、 前記第2の検出手段の検出結果から前記符号化ビットの
    値を予測した場合の予測一致率CBを演算する第2の予
    測手段と、 前記予測一致率CAと前記予測一致率CBとを比較する比
    較手段と、 前記比較手段の比較結果に応じて前記符号化ビットを符
    号化する符号手段とを有することを特徴とする画像の符
    号化装置。
  4. 【請求項4】 前記符号手段は、 前記比較手段の比較結果がCA>CBの場合は前記第1の
    検出手段によって検出された相関を選択し、前記比較手
    段の比較結果がCA<CBの場合は前記第2の検出手段に
    よって検出された相関を選択し、前記比較手段の比較結
    果がCA=CBの場合は直前の選択状態を継続する選択手
    段を含み、 前記選択手段によって選択された相関に基づいて前記符
    号化ビットを算術符号化することを特徴とする請求項3
    記載の画像の符号化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018050301A (ja) * 2015-04-15 2018-03-29 シンボリック アイオー コーポレーション 高密度ハイパーioデジタル保持のための方法及び装置

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JP2018050301A (ja) * 2015-04-15 2018-03-29 シンボリック アイオー コーポレーション 高密度ハイパーioデジタル保持のための方法及び装置

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