JPH07860U - 注ぎ孔空気孔を設けた蓋及び蓋と身一体容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 注ぎ孔と空気孔を設けた蓋及び蓋と身が一体
の容器に関する。 【構成】 蓋を二重の蓋とし、内蓋１に注ぎ孔２と空気
孔３を設け外蓋４に、注ぎ孔をふさぐための栓部５と、
空気孔３をふさぐための栓部６を設けてある。蓋及び蓋
と身一体の容器の二重蓋は、別蓋のもの、一体のもの、
接合されたものは共に機構が同一である。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、注ぎ孔と空気孔を設けた蓋及び、蓋と身が一体の容器に関す るものである。

従来の液体容器の蓋は、 注ぐときには、蓋を取るか、あるいは、蓋に注ぎ孔が１つであった。した がって、蓋を取って注ぐとき、誤って多く注いで周囲を汚したり、蓋に注ぎ 孔が設けられているが、強く押し出さなければ注ぐことができなかった。

調味料など特に、しょうゆ、酢、ソースなどの卓上容器は注ぎ孔に蓋がな いので水分が蒸発し、味が変化している。

濃度のある調味料は注ぎ孔だけなので、詰まってしまい注ぎにくい。

という意見が多かった。

本考案は、その欠点を除くために、考案したものである。以下それについて説 明すると、 （イ） 蓋を二重の蓋とし、蓋を容器にかぶせたとき、内蓋になる蓋の面に 注ぎ孔と空気孔を設け、外蓋にはこの注ぎ孔と空気穴をふさぐための栓部 を備えてある。

この二重の蓋は、内蓋と外蓋が接続された一体のもの、内蓋と外蓋が接 合するもの、内蓋と外蓋が別々に別れたものがある。

（ロ） 蓋と身が一体の容器に、注ぎ孔と空気孔を設け、外蓋にはこの注ぎ 孔と空気孔をふさぐための、栓部を備えてある。

この蓋と身が一体の容器は、注ぎ孔と空気孔を設ける位置は、容器の蓋 の機能をする面と、容器本体にも設けることができ、この蓋と身一体容器 の孔部を設けた面を内蓋面とし、この注ぎ孔と空気孔ふさぐための栓部を 備えた外蓋は、蓋と身一体容器に接続のもの、蓋と身一体容器に接合する もの、蓋と身一体容器と別々のもの、がある。

（ハ） この注ぎ孔と空気孔を設けた蓋及び容器を使うことにより、速やか に注ぐことができ、注ぎ孔からの流出なので、一気に流出することがない （ニ） 注ぎ孔、空気孔共に、外蓋を開けることにより一度に開き、ふさぎ たいときも同時にふさぐことができる。

（ホ） 液体調味料など特に、しょうゆ、酢、ソース、などのように卓上で 使用する容器も、使用しないときは注ぎ孔と空気孔をふさいであるために 水分の蒸発がないので、変質しない。

本考案はこのような方法で、従来の問題を解決したものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。蓋及び蓋と身一体容器
共に、機構が同一により、接続のものについて説明する
蓋だけの斜視図である。

【符号の説明】

１は内蓋 ２は注ぎ孔 ３は空気孔 ４は外蓋 ５は注ぎ孔ふさぎ栓部 ６は空気孔ふさぎ栓部

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】注ぎ孔と空気孔を設けた蓋である。蓋は、
   二重蓋とし、内側の蓋に注ぎ孔と空気孔を設け、この内
   蓋に設けた注ぎ孔と空気孔をふさぐために、外蓋に栓部
   を備えてある。この二重蓋は、内蓋と外蓋が一体のも
   の、内蓋と外蓋が接合され接合して使用するるもの、内
   蓋と外蓋が別かれたものがある。
2. 【請求項２】蓋と身が一体の容器を二重の蓋とし、内蓋
   に注ぎ孔と空気孔を設け、この注ぎ孔と空気孔をふさぐ
   ために、外蓋に栓部を備えてある。この蓋と身一体容器
   の二重蓋は、蓋と身一体容器と接続されて一体のもの、
   蓋と身一体容器に接合され接合した状態で使用するも
   の、蓋と身一体容器と別かれたものとがある。