JPH078602B2 - 乗用車用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
乗用車用空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH078602B2 JPH078602B2 JP24814284A JP24814284A JPH078602B2 JP H078602 B2 JPH078602 B2 JP H078602B2 JP 24814284 A JP24814284 A JP 24814284A JP 24814284 A JP24814284 A JP 24814284A JP H078602 B2 JPH078602 B2 JP H078602B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- turn
- carcass layer
- cord
- bead filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
- B60C15/0603—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
- B60C15/0607—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、芳香族ポリアミド繊維コードからなるカーカ
ス層のターンアップ部（折り返し部）の耐久性を向上さ
せた乗用車用空気入りラジアルタイヤに関する。
ス層のターンアップ部（折り返し部）の耐久性を向上さ
せた乗用車用空気入りラジアルタイヤに関する。
乗用車用空気入りラジアルタイヤは、一般に、カーカス
層のコードにナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨ
ン繊維等の有機繊維のコードを用い、ベルト層としては
プライ間でコードが互いに交差したスチールコードから
なる少なくとも２層のベルト層を有しており、従来のバ
イアスタイヤと比較すると、このベルト層の存在により
耐摩耗性、高速耐久性、操縦安定性等が向上し、ころが
り抵抗が減少している。また、生産性の向上や軽量化の
ために、カーカス層の配設を２プライでなくて１プライ
とする傾向がある。
層のコードにナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨ
ン繊維等の有機繊維のコードを用い、ベルト層としては
プライ間でコードが互いに交差したスチールコードから
なる少なくとも２層のベルト層を有しており、従来のバ
イアスタイヤと比較すると、このベルト層の存在により
耐摩耗性、高速耐久性、操縦安定性等が向上し、ころが
り抵抗が減少している。また、生産性の向上や軽量化の
ために、カーカス層の配設を２プライでなくて１プライ
とする傾向がある。
しかし、195/70 SR 14よりも大きい大型サイズの空気入
りラジアルタイヤでは、強度上の問題から上記の有機繊
維のコードではカーカス層の１プライ化を行うのは困難
である。
りラジアルタイヤでは、強度上の問題から上記の有機繊
維のコードではカーカス層の１プライ化を行うのは困難
である。
そこで、最近では、特開昭49-120303号公報に示される
ように、芳香族ポリアミド繊維コードを空気入りラジア
ルタイヤのカーカス層のコードとして利用することが提
案されている。
ように、芳香族ポリアミド繊維コードを空気入りラジア
ルタイヤのカーカス層のコードとして利用することが提
案されている。
芳香族ポリアミド繊維コードは強度が従来の有機繊維コ
ード材料に比較して著しく高いため、芳香族ポリアミド
繊維コードを用いると従来コードでは２プライ必要であ
ったカーカス層が１プライでよくなるので、生産性が向
上する利点がある。しかし、反面、芳香族ポリアミド繊
維はその分子構造上結晶性が高く、被覆ゴムとの接着性
が劣るため、芳香族ポリアミド繊維コードを用いるとカ
ーカス層のターンアップ部端末にセパレーション（コー
ドとゴムとの剥離現象）が発生し易い欠点がある。
ード材料に比較して著しく高いため、芳香族ポリアミド
繊維コードを用いると従来コードでは２プライ必要であ
ったカーカス層が１プライでよくなるので、生産性が向
上する利点がある。しかし、反面、芳香族ポリアミド繊
維はその分子構造上結晶性が高く、被覆ゴムとの接着性
が劣るため、芳香族ポリアミド繊維コードを用いるとカ
ーカス層のターンアップ部端末にセパレーション（コー
ドとゴムとの剥離現象）が発生し易い欠点がある。
本発明は、タイヤの生産性の向上や軽量化をはかるため
に芳香族ポリアミド繊維コードをカーカス層のコードと
して用いたラジアルタイヤであって、ビード部構造を芳
香族ポリアミド繊維コードの欠点を抑制可能な構造にし
て、芳香族ポリアミド繊維コードの長所を最大限に生か
すようにすることにより、カーカス層のターンアップ部
端末でのセパレーションの発生を防止してカーカス層の
耐久性、特にカーカス層のターンアップ部の耐久性を向
上させた乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供するこ
とを目的とする。
に芳香族ポリアミド繊維コードをカーカス層のコードと
して用いたラジアルタイヤであって、ビード部構造を芳
香族ポリアミド繊維コードの欠点を抑制可能な構造にし
て、芳香族ポリアミド繊維コードの長所を最大限に生か
すようにすることにより、カーカス層のターンアップ部
端末でのセパレーションの発生を防止してカーカス層の
耐久性、特にカーカス層のターンアップ部の耐久性を向
上させた乗用車用空気入りラジアルタイヤを提供するこ
とを目的とする。
このため、本発明は、カーカス層に芳香族ポリアミド繊
維コードを配置した乗用車用空気入りラジアルタイヤに
おいて、前記芳香族ポリアミド繊維コードは （T:コードの撚り数（回/10cm）、D:コードの総デニー
ル数）で表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範
囲となる撚りを有し、前記カーカス層の端部を環状のビ
ードワイヤおよびこのビードワイヤのトレッド側に配さ
れた下側ビードフィラーの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げたターンアップ部の下側ビードフィラーのトレ
ッド側端付近から該ターンアップ部の端末までの部分
を、カーカス層本体に密着するように沿わせることによ
り曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域に配置し、
前記ターンアップ部の外側に、該ターンアップ部の端末
を越えて該ターンアップ部を覆うように、JIS硬度75〜9
5の上側ビードフィラーを配設し、前記下側ビードフィ
ラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフランジ高
さａに対してbmm＜amm＋10mmの関係としたことを特徴と
する。
維コードを配置した乗用車用空気入りラジアルタイヤに
おいて、前記芳香族ポリアミド繊維コードは （T:コードの撚り数（回/10cm）、D:コードの総デニー
ル数）で表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範
囲となる撚りを有し、前記カーカス層の端部を環状のビ
ードワイヤおよびこのビードワイヤのトレッド側に配さ
れた下側ビードフィラーの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げたターンアップ部の下側ビードフィラーのトレ
ッド側端付近から該ターンアップ部の端末までの部分
を、カーカス層本体に密着するように沿わせることによ
り曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域に配置し、
前記ターンアップ部の外側に、該ターンアップ部の端末
を越えて該ターンアップ部を覆うように、JIS硬度75〜9
5の上側ビードフィラーを配設し、前記下側ビードフィ
ラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフランジ高
さａに対してbmm＜amm＋10mmの関係としたことを特徴と
する。
このように、芳香族ポリアミド繊維コードからなるカー
カス層のターンアップ部をカーカス層本体に密着するよ
うに沿わせて曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域
に配置することにより、走行に際してターンアップ部に
は圧縮力が実質的に加わらなくなるので、ターンアップ
部端末でのセパレーションの発生を防止することができ
る。また、ターンアップ部の外側に、JIS硬度75〜95の
上側ビードフィラーを配設すること、および下側ビード
フィラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフラン
ジ高さａに対して、bmm＜amm＋10mmの関係とすることに
より、ターンアップ部の引張応力域への配置を補完し、
ターンアップ部端末でのセパレーションの発生防止の完
全を期することができる。
カス層のターンアップ部をカーカス層本体に密着するよ
うに沿わせて曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域
に配置することにより、走行に際してターンアップ部に
は圧縮力が実質的に加わらなくなるので、ターンアップ
部端末でのセパレーションの発生を防止することができ
る。また、ターンアップ部の外側に、JIS硬度75〜95の
上側ビードフィラーを配設すること、および下側ビード
フィラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフラン
ジ高さａに対して、bmm＜amm＋10mmの関係とすることに
より、ターンアップ部の引張応力域への配置を補完し、
ターンアップ部端末でのセパレーションの発生防止の完
全を期することができる。
以下、図を参照して本発明の構成につき詳しく説明す
る。
る。
第１図は、本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤの
一例の子午線方向半断面説明図である。この第１図にお
いて、１はトレッド、２は左右一対のサイドウォール、
４は左右一対の環状のビードワイヤ3,3間に装架された
カーカス層であり、トレッド１においてはこのカーカス
層４の外周を取り囲むように外側ベルト層5uと内側ベル
ト層5dとの２層からなるるベルト層が配置されている。
一例の子午線方向半断面説明図である。この第１図にお
いて、１はトレッド、２は左右一対のサイドウォール、
４は左右一対の環状のビードワイヤ3,3間に装架された
カーカス層であり、トレッド１においてはこのカーカス
層４の外周を取り囲むように外側ベルト層5uと内側ベル
ト層5dとの２層からなるるベルト層が配置されている。
上記ベルト層のコードとしては、主にスチールコードが
用いられるが他のいずれのコードを用いてもよく、例え
ば、芳香族ポリアミド繊維コードを用いてもよい。
用いられるが他のいずれのコードを用いてもよく、例え
ば、芳香族ポリアミド繊維コードを用いてもよい。
また、このベルト層の外側にタイヤ周方向にタイヤ１周
に亘って環状にベルトカバー層を配置してもよく、これ
によって高速走行性をいっそう向上させることができ
る。
に亘って環状にベルトカバー層を配置してもよく、これ
によって高速走行性をいっそう向上させることができ
る。
カーカス層４には、芳香族ポリアミド繊維コードが配設
されている。ここで用いる芳香族ポリアミド繊維コード
とは、引張強度150kg/mm2以上、引張弾性率3000kg/mm2
以上の特性を有する芳香族ポリアミド繊維に、下記式で
表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範囲となる
ように撚りを加えてコードとし、接着熱処理したもので
ある。撚り係数Ｋ値が1000未満では芳香族ポリアミド繊
維の収束性がわるくなり、繊維フィラメント束が容易に
バラバラとなり接触破壊を生じ易い。撚り係数Ｋ値が35
00超ではコードの引張剛性が低下してしまう。
されている。ここで用いる芳香族ポリアミド繊維コード
とは、引張強度150kg/mm2以上、引張弾性率3000kg/mm2
以上の特性を有する芳香族ポリアミド繊維に、下記式で
表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範囲となる
ように撚りを加えてコードとし、接着熱処理したもので
ある。撚り係数Ｋ値が1000未満では芳香族ポリアミド繊
維の収束性がわるくなり、繊維フィラメント束が容易に
バラバラとなり接触破壊を生じ易い。撚り係数Ｋ値が35
00超ではコードの引張剛性が低下してしまう。
K:撚り係数、T:コードの撚り数（回/10cm）、 D:コードの総デニール数。
本発明においては、カーカス層４の端部を環状のビード
ワイヤ３およびそのトレッド１側に配置された下側ビー
ドフィラー６の廻りに、タイヤ内側から外側に巻き上げ
てターンアップ部4aを形成し、このターンアップ部4aの
下側ビードフィラー６のトレッド側端付近からターンア
ップ部4aの端末までの部分をカーカス層本体4bに密着す
るように沿わせることにより曲げの中立軸に対して実質
的に引張応力域に配置する。また、ターンアップ部4aの
外側に、ターンアップ部4aの端末を越えてターンアップ
部4aを覆うように、JIS硬度75〜95の上側ビードフィラ
ー７を配設する。さらに、下側ビードフィラー６の高さ
ｂをリムフランジ高さａに対してbmm＜amm＋10mmとして
いる。これらの高さは、タイヤを正規リムに組み、正規
内圧となるようにタイヤ内に空気を充填した場合におけ
るリムの外径に相当する位置からの高さである。
ワイヤ３およびそのトレッド１側に配置された下側ビー
ドフィラー６の廻りに、タイヤ内側から外側に巻き上げ
てターンアップ部4aを形成し、このターンアップ部4aの
下側ビードフィラー６のトレッド側端付近からターンア
ップ部4aの端末までの部分をカーカス層本体4bに密着す
るように沿わせることにより曲げの中立軸に対して実質
的に引張応力域に配置する。また、ターンアップ部4aの
外側に、ターンアップ部4aの端末を越えてターンアップ
部4aを覆うように、JIS硬度75〜95の上側ビードフィラ
ー７を配設する。さらに、下側ビードフィラー６の高さ
ｂをリムフランジ高さａに対してbmm＜amm＋10mmとして
いる。これらの高さは、タイヤを正規リムに組み、正規
内圧となるようにタイヤ内に空気を充填した場合におけ
るリムの外径に相当する位置からの高さである。
このようにビード部８の構造を規定したのは下記の理由
による。
による。
第２図（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）は、タイヤのビード部構
造を示す要部拡大説明図である。第２図（Ａ），（Ｂ）
はそれぞれ従来のタイヤのビード部構造を示す。第２図
（Ａ）ではカーカス層４のコードとして、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維等の有機繊維のコー
ドを用いている。第２図（Ｂ）では、カーカス層４のコ
ードとして芳香族ポリアミド繊維コードを用いている。
第２図（Ｃ）は、本発明のタイヤのビード部構造を示
し、カーカス層４のコードに芳香族ポリアミド繊維コー
ドを用いている。
造を示す要部拡大説明図である。第２図（Ａ），（Ｂ）
はそれぞれ従来のタイヤのビード部構造を示す。第２図
（Ａ）ではカーカス層４のコードとして、ポリエステル
繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維等の有機繊維のコー
ドを用いている。第２図（Ｂ）では、カーカス層４のコ
ードとして芳香族ポリアミド繊維コードを用いている。
第２図（Ｃ）は、本発明のタイヤのビード部構造を示
し、カーカス層４のコードに芳香族ポリアミド繊維コー
ドを用いている。
タイヤは走行に際して接地変形するために、タイヤのビ
ード部は第２図（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）における矢印Ａ
で示す方向にタイヤ内側から外側にリムフランジを支点
として曲げられる。このため、タイヤ内側には引張力
が、外側には圧縮力が作用する。したがって、第２図
（Ａ），（Ｂ）に示すような従来のビード部構造の場合
では、曲げの中立軸Ｔ（引張力および圧縮力のいずれも
作用しない箇所）は図示のようにカーカス層本体4bとタ
ーンアップ部4aとの中間に位置するようになり、ターン
アップ部4aに圧縮力が加わることになる。従来のビード
部構造においてカーカス層４のコードとして芳香族ポリ
アミド繊維コードを用いた場合には（第２図（Ｂ））、
芳香族ポリアミド繊維コードでは耐圧縮疲労性が低くか
つ被覆ゴムとの接着がわるいため、タイヤの接地変形に
よって生じる圧縮力によりターンアップ部4aの端末にセ
パレーションが生じてしまう。
ード部は第２図（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）における矢印Ａ
で示す方向にタイヤ内側から外側にリムフランジを支点
として曲げられる。このため、タイヤ内側には引張力
が、外側には圧縮力が作用する。したがって、第２図
（Ａ），（Ｂ）に示すような従来のビード部構造の場合
では、曲げの中立軸Ｔ（引張力および圧縮力のいずれも
作用しない箇所）は図示のようにカーカス層本体4bとタ
ーンアップ部4aとの中間に位置するようになり、ターン
アップ部4aに圧縮力が加わることになる。従来のビード
部構造においてカーカス層４のコードとして芳香族ポリ
アミド繊維コードを用いた場合には（第２図（Ｂ））、
芳香族ポリアミド繊維コードでは耐圧縮疲労性が低くか
つ被覆ゴムとの接着がわるいため、タイヤの接地変形に
よって生じる圧縮力によりターンアップ部4aの端末にセ
パレーションが生じてしまう。
これに対し、第２図（Ｃ）に示されるような本発明のタ
イヤのビード部構造の場合には、曲げの中立軸Ｔが上側
ビードフィラー７のタイヤ内側面近傍に位置するように
なるので、ターンアップ部4aの下側ビードフィラー６の
トレッド側端付近からターンアップ部4aの端末までの部
分には圧縮力が実質的に加わらない。本発明では、ター
ンアップ部4aの上記成分をカーカス層本体4bに密着する
ように沿わせることにより曲げの中立軸Ｔに対して実質
的に引張応力域に配置したために、ターンアップ部4aの
端末でのセパレーションやこれに伴うコード切れの発生
を抑えることができる。
イヤのビード部構造の場合には、曲げの中立軸Ｔが上側
ビードフィラー７のタイヤ内側面近傍に位置するように
なるので、ターンアップ部4aの下側ビードフィラー６の
トレッド側端付近からターンアップ部4aの端末までの部
分には圧縮力が実質的に加わらない。本発明では、ター
ンアップ部4aの上記成分をカーカス層本体4bに密着する
ように沿わせることにより曲げの中立軸Ｔに対して実質
的に引張応力域に配置したために、ターンアップ部4aの
端末でのセパレーションやこれに伴うコード切れの発生
を抑えることができる。
しかし、第２図（Ｃ）に示されるようにターンアップ部
4aの上記部分をカーカス層本体4bに密着するように沿わ
せると共にターンアップ部4aの外側に上側ビードフィラ
ー７を配設しただけでは、上側ビードフィラー７の圧縮
剛性が低い場合には、ターンアップ部4aの端末でのセパ
レーションの発生を防止してカーカス層の耐久性を向上
させるには不十分である。そこで、本発明では、上側ビ
ードフィラー７のJIS硬度を75〜95としているのであ
る。JIS硬度が75未満では十分にカーカス層の耐久性を
向上させることができず、一方、95を超えると上側ビー
ドフィラー７が硬くなり過ぎてタイヤの成形が困難とな
るばかりでなく乗心地を損なうこととなる。なお、下側
ビードフィラー６のJIS硬度は、上側ビードフィラー７
と同等かそれ以上であることが操縦安定性維持の面から
好ましい。
4aの上記部分をカーカス層本体4bに密着するように沿わ
せると共にターンアップ部4aの外側に上側ビードフィラ
ー７を配設しただけでは、上側ビードフィラー７の圧縮
剛性が低い場合には、ターンアップ部4aの端末でのセパ
レーションの発生を防止してカーカス層の耐久性を向上
させるには不十分である。そこで、本発明では、上側ビ
ードフィラー７のJIS硬度を75〜95としているのであ
る。JIS硬度が75未満では十分にカーカス層の耐久性を
向上させることができず、一方、95を超えると上側ビー
ドフィラー７が硬くなり過ぎてタイヤの成形が困難とな
るばかりでなく乗心地を損なうこととなる。なお、下側
ビードフィラー６のJIS硬度は、上側ビードフィラー７
と同等かそれ以上であることが操縦安定性維持の面から
好ましい。
また、下側ビードフィラー６の高さｂをリムフランジ高
さａに対して下記の関係とする。
さａに対して下記の関係とする。
bmm＜amm＋10mm 下側ビードフィラー６の高さｂがリムフランジ高さａよ
りも10mm以上高い場合には（bmm≧amm＋10mm）、ターン
アップ部4aを曲げの中立軸Ｔに対して実質的に引張応力
域に配置することが困難となるために、カーカス層の耐
久性を向上させることができない。
りも10mm以上高い場合には（bmm≧amm＋10mm）、ターン
アップ部4aを曲げの中立軸Ｔに対して実質的に引張応力
域に配置することが困難となるために、カーカス層の耐
久性を向上させることができない。
以下に実施例を示す。
実施例１ タイヤサイズ195/70 HR 14で、下記の仕様の本発明タイ
ヤ１、対比タイヤ１、対比タイヤ２、および従来タイヤ
１を試作した。これらのタイヤは、第１図に示すよう
に、１層のカーカス層および２層のベルト層からなる。
ヤ１、対比タイヤ１、対比タイヤ２、および従来タイヤ
１を試作した。これらのタイヤは、第１図に示すよう
に、１層のカーカス層および２層のベルト層からなる。
（１） 本発明タイヤ１ ベルト層（２層） ：それぞれスチールコード１×５
（0.25）を幅方向50mm当り40本、タイヤ周方向に対して
20゜で配置。プライ間でコードが互いに交差。
（0.25）を幅方向50mm当り40本、タイヤ周方向に対して
20゜で配置。プライ間でコードが互いに交差。
カーカス層（１層）：芳香族ポリアミド繊維コード1000
D/2を幅方向50mm当り37本、タイヤ周方向に対して実質
90゜で配置。
D/2を幅方向50mm当り37本、タイヤ周方向に対して実質
90゜で配置。
ビード部構造：第２図（Ｃ）の通り。
上側ビードフィラーのJIS硬度:90。
芳香族ポリアミド繊維コードのＫ値:3000。
下側ビードフィラー６の高さ15mm、幅7mm、JIS硬度90;
上側ビードフィラー７の高さ50mm、幅5mm（第４図
（Ｂ））。第４図（Ｂ）において、カーカス層のターン
アップ部4aの端末の高さはビードワイヤ３のトレッド側
端から60mm。ａ＝18mm、ｂ＝24mm、（ｂ−ａ）＝6mm。
上側ビードフィラー７の高さ50mm、幅5mm（第４図
（Ｂ））。第４図（Ｂ）において、カーカス層のターン
アップ部4aの端末の高さはビードワイヤ３のトレッド側
端から60mm。ａ＝18mm、ｂ＝24mm、（ｂ−ａ）＝6mm。
（２）対比タイヤ１ 本発明タイヤ１と同一のベルト層およびカーカス層であ
るがビード部構造は第２図（Ｂ）の通り。ビードフィラ
ー10の高さ50mm、幅7mm、JIS硬度90（第４図（Ａ））。
第４図（Ａ）において、カーカス層のターンアップ部4a
の端末の高さはビードワイヤ３のトレッド側端から60m
m。
るがビード部構造は第２図（Ｂ）の通り。ビードフィラ
ー10の高さ50mm、幅7mm、JIS硬度90（第４図（Ａ））。
第４図（Ａ）において、カーカス層のターンアップ部4a
の端末の高さはビードワイヤ３のトレッド側端から60m
m。
（３）対比タイヤ２ 本発明タイヤ１と同一の材料および構造であるが、上側
ビードフィラーのJIS硬度を65としたもの。下側ビード
フィラー６の高さ15mm、幅7mm、JIS硬度90;上側ビード
フィラー７の高さ50mm、幅5mm（第４図（Ｂ））。
ビードフィラーのJIS硬度を65としたもの。下側ビード
フィラー６の高さ15mm、幅7mm、JIS硬度90;上側ビード
フィラー７の高さ50mm、幅5mm（第４図（Ｂ））。
（４）従来タイヤ１ ベルト層 ：本発明タイヤ１と同一。
カーカス層：ポリエステル繊維コード1000D/2を幅方向5
0mm当り55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配置。
0mm当り55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配置。
ビード部構造：第２図（Ａ）の通り、ビードフィラー10
の高さ50mm、幅7mm、JIS硬度90（第４図（Ａ））。
の高さ50mm、幅7mm、JIS硬度90（第４図（Ａ））。
これらの試作タイヤについて、試験機のドラム径1707mm
として室内耐久性試験を行った。この試験は、リム:5 1
/2 JJ×14,空気圧:1.9kg/cm2,速度:80km/hr,初期荷重:5
25kgの条件で、２時間毎に荷重を50kgづつ増加し、破壊
に至るまで走行させることによった。この結果を第３図
に従来タイヤ１を100として指数表示した。
として室内耐久性試験を行った。この試験は、リム:5 1
/2 JJ×14,空気圧:1.9kg/cm2,速度:80km/hr,初期荷重:5
25kgの条件で、２時間毎に荷重を50kgづつ増加し、破壊
に至るまで走行させることによった。この結果を第３図
に従来タイヤ１を100として指数表示した。
第３図から、芳香族ポリアミド繊維コードをカーカス層
のコードとして用い、かつ、第２図（Ｃ）に示すビード
部構造を有する本発明タイヤ１は従来タイヤ１に比して
耐久性が15％向上していることが判る。また、対比タイ
ヤ１および対比タイヤ２に比して耐久性に優れているこ
とが判る。
のコードとして用い、かつ、第２図（Ｃ）に示すビード
部構造を有する本発明タイヤ１は従来タイヤ１に比して
耐久性が15％向上していることが判る。また、対比タイ
ヤ１および対比タイヤ２に比して耐久性に優れているこ
とが判る。
実施例２ タイヤサイズ195/70 HR 14で、断面形状が第１図に示す
通りの下記の仕様を有する６種類のタイヤ（本発明タイ
ヤ２、対比タイヤ３〜７）を作成し、実施例１における
と同様にタイヤの耐久性および常法により操縦安定性を
評価した。結果を表１に示す。
通りの下記の仕様を有する６種類のタイヤ（本発明タイ
ヤ２、対比タイヤ３〜７）を作成し、実施例１における
と同様にタイヤの耐久性および常法により操縦安定性を
評価した。結果を表１に示す。
（１） 本発明タイヤ２ ベルト層（２層） ：それぞれスチールコード１×５
（0.25）を幅方向50mm当たり40本、タイヤ周方向に対し
て20゜で配置。プライ間でコードが互いに交差。
（0.25）を幅方向50mm当たり40本、タイヤ周方向に対し
て20゜で配置。プライ間でコードが互いに交差。
カーカス層（１層）：芳香族ポリアミド繊維コード1000
D/2を幅方向50mm当り37本、タイヤ周方向に対して実質
90゜で配置。
D/2を幅方向50mm当り37本、タイヤ周方向に対して実質
90゜で配置。
ビード部構造：第２図（Ｃ）の通り。
ａ＝18mm、ｂ＝25mm、（ｂ−ａ）＝7mm。
上側ビードフィラーのJIS硬度:90。
下側ビードフィラーのJIS硬度:90。
芳香族ポリアミド繊維コードのＫ値＝3000。
（２）対比タイヤ３ ベルト層 ：本発明タイヤ２に同じ。
カーカス層：本発明タイヤ２に同じ。
ビード部構造：第２図（Ｃ）の通り。
ａ＝18mm、ｂ＝31mm、（ｂ−ａ）＝13mm。
上側ビードフィラーのJIS硬度:90。
下側ビードフィラーのJIS硬度:90。
芳香族ポリアミド繊維コードのＫ値＝3000。
（３）対比タイヤ４ ベルト層 ：本発明タイヤ２に同じ。
カーカス層：本発明タイヤ２に同じ。
ビード部構造：第２図（Ｃ）の通り。
ａ＝18mm、ｂ＝40mm、（ｂ−ａ）＝22mm。
上側ビードフィラーのJIS硬度:90。
下側ビードフィラーのJIS硬度:90。
芳香族ポリアミド繊維コードのＫ値＝3000。
（４）対比タイヤ５ ベルト層 ：本発明タイヤ２に同じ。
カーカス層：ポリエステル繊維コード1000D/2を幅方向5
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
ビード部構造：本発明タイヤ２に同じ。
（５）対比タイヤ６ ベルト層 ：本発明タイヤ２に同じ。
カーカス層：ポリエステル繊維コード1000D/2を幅方向5
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
ビード部構造：対比タイヤ３に同じ。
（６）対比タイヤ７ ベルト層 ：本発明タイヤ２に同じ。
カーカス層：ポリエステル繊維コード1000D/2を幅方向5
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
0mm当たり55本、タイヤ周方向に対して実質90゜で配
置。
ビード部構造：対比タイヤ４に同じ。
表１から判るように、本発明におけるビード部構造を有
するタイヤ（本発明タイヤ２）は、タイヤの操縦安定性
を実質的に損なうことなしに、タイヤの耐久性を向上さ
せることができる。これに対し、bmm＜amm＋10mmの要件
を欠くタイヤ（対比タイヤ３、対比タイヤ４）、カーカ
ス層をポリエステル繊維コードで構成したタイヤ（対比
タイヤ５）、カーカス層をポリエステル繊維コードで構
成すると共にbmm＜amm＋10mmの要件を欠くタイヤ（対比
タイヤ６、対比タイヤ７）は、それぞれ、これら両性能
において本発明タイヤ２に比して劣っていることが判
る。
するタイヤ（本発明タイヤ２）は、タイヤの操縦安定性
を実質的に損なうことなしに、タイヤの耐久性を向上さ
せることができる。これに対し、bmm＜amm＋10mmの要件
を欠くタイヤ（対比タイヤ３、対比タイヤ４）、カーカ
ス層をポリエステル繊維コードで構成したタイヤ（対比
タイヤ５）、カーカス層をポリエステル繊維コードで構
成すると共にbmm＜amm＋10mmの要件を欠くタイヤ（対比
タイヤ６、対比タイヤ７）は、それぞれ、これら両性能
において本発明タイヤ２に比して劣っていることが判
る。
以上説明したように本発明によれば、カーカス層に芳香
族ポリアミド繊維コードを配置した乗用車用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記芳香族ポリアミド繊維コー
ドは （T:コードの撚り数（回/10cm）、D:コードの総デニー
ル数）で表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範
囲となる撚りを有し、前記カーカス層の端部を環状のビ
ードワイヤおよびこのビードワイヤのトレッド側に配さ
れた下側ビードフィラーの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げたターンアップ部の下側ビードフィラーのトレ
ッド側端付近から該ターンアップ部の端末までの部分
を、カーカス層本体に密着するように沿わせることによ
り曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域に配置し、
前記ターンアップ部の外側に、該ターンアップ部の端末
を越えて該ターンアップ部を覆うように、JIS硬度75〜9
5の上側ビードフィラーを配設し、前記下側ビードフィ
ラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフランジ高
さａに対してbmm＜amm＋10mmの関係としたために、カー
カス層のターンアップ部端末でのセパレーションの発生
を防止でき、これによりカーカス層の耐久性、特にカー
カス層のターンアップ部の耐久性を向上させることが可
能となる。
族ポリアミド繊維コードを配置した乗用車用空気入りラ
ジアルタイヤにおいて、前記芳香族ポリアミド繊維コー
ドは （T:コードの撚り数（回/10cm）、D:コードの総デニー
ル数）で表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範
囲となる撚りを有し、前記カーカス層の端部を環状のビ
ードワイヤおよびこのビードワイヤのトレッド側に配さ
れた下側ビードフィラーの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げたターンアップ部の下側ビードフィラーのトレ
ッド側端付近から該ターンアップ部の端末までの部分
を、カーカス層本体に密着するように沿わせることによ
り曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域に配置し、
前記ターンアップ部の外側に、該ターンアップ部の端末
を越えて該ターンアップ部を覆うように、JIS硬度75〜9
5の上側ビードフィラーを配設し、前記下側ビードフィ
ラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフランジ高
さａに対してbmm＜amm＋10mmの関係としたために、カー
カス層のターンアップ部端末でのセパレーションの発生
を防止でき、これによりカーカス層の耐久性、特にカー
カス層のターンアップ部の耐久性を向上させることが可
能となる。
第１図は本発明の乗用車用空気入りラジアルタイヤの一
例の子午線方向半断面説明図、第２図（Ａ），（Ｂ），
（Ｃ）はそれぞれタイヤのビード部構造を示す要部拡大
説明図、第３図の種々のタイヤの耐久性をグラフで示し
た説明図、第４図（Ａ），（Ｂ）はそれぞれタイヤのビ
ード部構造および部品の寸法を示した説明図である。 １……トレッド、２……サイドウォール、３……ビード
ワイヤ、４……カーカス層、5u……外側ベルト層、5d…
…内側ベルト層、６……下側ビードフィラー、７……上
側ビードフィラー、８……ビード部。
例の子午線方向半断面説明図、第２図（Ａ），（Ｂ），
（Ｃ）はそれぞれタイヤのビード部構造を示す要部拡大
説明図、第３図の種々のタイヤの耐久性をグラフで示し
た説明図、第４図（Ａ），（Ｂ）はそれぞれタイヤのビ
ード部構造および部品の寸法を示した説明図である。 １……トレッド、２……サイドウォール、３……ビード
ワイヤ、４……カーカス層、5u……外側ベルト層、5d…
…内側ベルト層、６……下側ビードフィラー、７……上
側ビードフィラー、８……ビード部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−83606（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−132312（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−67607（ＪＰ，Ａ) 特公 昭55−46883（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭57−30681（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (1)
- 【請求項１】カーカス層に芳香族ポリアミド繊維コード
を配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、前記芳香
族ポリアミド繊維コードは （T:コードの撚り数（回/10cm）、D:コードの総デニー
ル数）で表わされる撚り係数Ｋ値が1000≦Ｋ≦3500の範
囲となる撚りを有し、前記カーカス層の端部を環状のビ
ードワイヤおよびこのビードワイヤのトレッド側に配さ
れた下側ビードフィラーの廻りにタイヤ内側から外側に
巻き上げたターンアップ部の下側ビードフィラーのトレ
ッド側端付近から該ターンアップ部の端末までの部分
を、カーカス層本体に密着するように沿わせることによ
り曲げの中立軸に対して実質的に引張応力域に配置し、
前記ターンアップ部の外側に、該ターンアップ部の端末
を越えて該ターンアップ部を覆うように、JIS硬度75〜9
5の上側ビードフィラーを配設し、前記下側ビードフィ
ラーのリム外径相当位置からの高さｂをリムフランジ高
さａに対してbmm＜amm＋10mmの関係とした乗用車用空気
入りラジアルタイヤ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24814284A JPH078602B2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
| US07/137,214 US4872497A (en) | 1984-11-26 | 1987-12-22 | Pneumatic radial tire and rim combination for passenger car |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24814284A JPH078602B2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
| EP19860106898 EP0250605B1 (en) | 1986-05-21 | 1986-05-21 | Pneumatic radial tire for passenger car |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129305A JPS61129305A (ja) | 1986-06-17 |
| JPH078602B2 true JPH078602B2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=26102071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24814284A Expired - Lifetime JPH078602B2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078602B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112019006608T5 (de) | 2019-02-28 | 2021-09-23 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0253613A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ |
| JP4643817B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2011-03-02 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5583606A (en) * | 1978-12-16 | 1980-06-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Radial tyre for automobile and its production |
| JPS55132312A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic tire for vehicle |
| JPS5667607A (en) * | 1979-11-09 | 1981-06-06 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic radial tire |
| JPS5730681A (en) * | 1981-06-12 | 1982-02-18 | Mac Gregor Far East Ltd | Hatch cover |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP24814284A patent/JPH078602B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112019006608T5 (de) | 2019-02-28 | 2021-09-23 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61129305A (ja) | 1986-06-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |