JPH0785773B2 - 粉粒体の分散装置 - Google Patents

粉粒体の分散装置

Info

Publication number
JPH0785773B2
JPH0785773B2 JP60271586A JP27158685A JPH0785773B2 JP H0785773 B2 JPH0785773 B2 JP H0785773B2 JP 60271586 A JP60271586 A JP 60271586A JP 27158685 A JP27158685 A JP 27158685A JP H0785773 B2 JPH0785773 B2 JP H0785773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispersed
swirl
powder
swirling
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60271586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62132527A (ja
Inventor
勉 岩本
一博 窪内
篤志 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP60271586A priority Critical patent/JPH0785773B2/ja
Publication of JPS62132527A publication Critical patent/JPS62132527A/ja
Publication of JPH0785773B2 publication Critical patent/JPH0785773B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/10Mixing by creating a vortex flow, e.g. by tangential introduction of flow components

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉粒体の分散装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、粉体または粒体よりなる粉粒体の分散装置とし
て、例えば粉粒体の分散気流を旋回部内において旋回さ
せたうえ、旋回部出口から空円錐状に吐出させて分散さ
せる装置が知られている。ここで、「粉粒体の分散」と
は、粉粒体の一部又は全部が弱い相互間力によって凝集
粒子を形成している場合に、この凝集粒子を一次粒子の
レベルにまで解きほぐすことをいう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の粉粒体の分散装置においては、粉
粒体の分散気流を1個所より旋回部内に導入させるよう
にしているため、旋回部内において、その内周に沿った
方向における粉粒体の濃度分布に大きな偏りを生じ、粉
粒体が吐出された後において、旋回中心軸に対して垂直
な平面における濃度分布が不均一となり、十分良好に粉
粒体が分散されず、一次粒子に分散した粉粒体の収率が
低いという問題点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、以上の如き事情に基づいてなされたものであ
って、その目的は、粉粒体を十分良好に分散させること
ができ、分散吐出方向に対して垂直な平面における濃度
分布が均一となり、しかも分散効率(一次粒子に分散し
た粉粒体の収率)の高い粉粒体の分散装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の粉粒体の分散装置は、粉粒体の分散気流を旋回
させながら下降させた後吐出させる、下端が開放されて
旋回部出口を形成する均一な半径の円筒状の旋回部と、
この旋回部の内周に沿って同一種類の粉粒体の分散気流
が互いに同方向に旋回するよう、前記旋回部の上部にお
ける内周面において当該旋回部の軸に関して対称となる
位置に複数設けた分散気流導入口と、これらの分散気流
導入口の各々に接続された分散気流供給機構とを有する
ことを特徴とする。
〔作用〕
斯かる装置によれば、分散気流供給機構によって形成さ
れた粉粒体の分散気流が、複数設けられた分散気流導入
口から均一な半径の旋回部に導入され、一の導入口より
の分散気流と、他の導入口よりの分散気流とが均一に混
合された状態で旋回部の内周に沿って下降しながら旋回
するため、旋回部の内周に沿った方向における流速分布
および粉粒体の濃度分布が均一化されるようになり、気
流中に粉粒体が十分良好に分散され、しかも旋回部出口
は円筒状の旋回部の下端が開放されて形成されているた
め、良好に分散した粉粒体の分散気流がそのまま吐出さ
れるようになり、その結果、一次粒子に分散した粉粒体
を高い収率で得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図および第2図は、それぞれ本発明分散装置の一実
施例の要部を示す部分破断正面図および下方から見たと
きの説明用横断面図である。この分散装置は、旋回部1
と、この旋回部1に粉粒体の分散気流を供給するための
分散気流供給機構2とを備えてなる。旋回部1は、下端
が開放されて旋回部出口6を形成する均一な半径の円筒
状の構造を有し、この旋回部1の上部における内周面に
おいては、旋回部1の軸に関して対称の位置、即ちその
内周に沿って略等しい間隔の位置に開口するよう、2つ
の分散気流導入口25が、これよりの分散気流が互いに同
じ円周方向(第2図においては反時計方向)に旋回する
よう形成され、これら分散気流導入口25の各々に分散気
流供給機構2,2が接続されている。
図示の例における各分散気流供給機構2は、粉粒体の分
散気流を形成し、この分散気流を高圧状態で旋回部1内
に供給する機構であり、圧縮空気導入口21と、粉粒体供
給部22と、エゼクタ混合室23と、エゼクタスロート部24
とよりなり、圧縮空気導入口21よりの圧縮空気がエゼク
タ混合室23内に噴出されてエゼクタスロート部24を通過
することによって生ずる吸引力により、粉粒体供給部22
より粉粒体P(この粉粒体Pは、その一部又は全部が凝
集粒子を形成している)が少しづつ供給されてエゼクタ
混合室23において混合され、高圧の粉粒体の分散気流が
形成される。なお圧縮空気導入口21は、前記旋回部1の
軸を中心とする円の接線方向に空気を送る方向とされ
る。
以上のような構成においては、各分散気流供給機構2,2
において形成された高圧の粉粒体の分散気流が、各分散
気流導入口25を介して旋回部1内に導入され、旋回部1
内においてその圧力により旋回部1の内周に沿って旋回
しながら重力によって下降し、このとき粉粒体が高剪断
力を受けて分散されて一次粒子のレベルまで解きほぐさ
れ、その後、旋回部出口26より吐出される。
ここに、旋回部出口26は、均一な半径の円筒状の旋回部
1の下端に開放された開口により形成されているので、
高剪断力を受けて分散された粉粒体粒子すなわち一次粒
子は、良好な分散状態を維持したまま旋回部出口26から
回収される。
而して旋回部1においては、粉粒体の分散気流が互いに
同方向に旋回するよう複数の分散気流導入口25が形成さ
れているため、一の分散気流導入口25より導入された分
散気流によって生ずるべき偏りが、他の分散気流導入口
25より導入された分散気流によって乱されるようにな
る。例えば、一の分散気流導入口25より導入された分散
気流により旋回部1において形成されるべき高濃度部分
の形成が、互いに他の分散気流導入口25よりの分散気流
の力によって抑制されるようになり、この結果、旋回部
1の円周方向に沿った方向において粉粒体の濃度分布が
均一化される。
複数の分散気流導入口25の位置は、旋回部1の軸に関し
て対称の関係にあることが必要であり、これにより、旋
回部1におけるその内周に沿った空間全体の内周方向に
おける粉粒体の濃度分布を確実に均一化させることがで
きる。そしてこの結果、分散気流中の粉粒体は、旋回部
1の内周の全域にわたって高剪断力を受けることになる
ので、粉粒体の分散を十分良好に達成することができて
一次粒子の収率を高くすることができる。また、分散気
流供給機構2が複数接続されているので、多量の粉粒体
を導入して処理することができ、処理能力を高めること
と同時に一次粒子の収率を向上させることができ、結局
きわめて高い高率で粉粒体の分散を達成することができ
る。
第3図および第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示
し、第3図の例においては3個、また第4図の例におい
ては4個の分散気流導入口25が旋回部1の軸に関して対
称となる位置に形成され、その各々に分散気流供給機構
2が接続されている。このように多数の分散気流導入口
を形成することにより、旋回部1の内周に沿った方向に
おける均一性を一層向上させることができ、更に処理量
を増大させることが可能である。
第5図および第6図は本発明の更に他の実施例を示し、
この例においては上述のように旋回部1に複数の分散気
流導入口25を形成した上、更に、旋回部1の下方におい
て、旋回する分散気流が衝突するよう障害物が設けられ
ている。この例における障害物は4枚の粉粒体拡散羽根
27であり、各粉粒体拡散羽根27は、旋回部1の内壁にお
ける旋回部1の軸に関して対称の位置において、当該旋
回部1の半径方向内方に向かって突出しかつ軸方向に沿
って伸びる状態で固定されている。
このような構成によれば、旋回部1内における旋回によ
り粉粒体が分散された気流は、更に粉粒体拡散羽根27に
衝突し、その流れが内方に拡散されるように乱されるた
め、旋回部1の内周に沿って流れる粉粒体分散気流の気
流層の厚さが増加するようになる。この結果、粉粒体は
より低い濃度状態で均一に分散されるようになり、粉粒
体の一次粒子の収率を大幅に向上させることができる。
本発明において上記のように障害物を設ける場合におい
ては、当該障害物は特に制限されるものではないが、図
示の例におけるように粉粒体拡散羽根とすることが好ま
しい。しかしその具体的形状等は限定されず、例えば三
角形状、長方形状、台形状、その他の多角形状であって
もよく、また湾曲したものであってもよい。勿論斯かる
粉粒体拡散羽根の数も任意に選定することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、粉粒体の分散気流を旋回させながら下降させ
た後吐出させる、下端が開放されて旋回部出口を形成す
る均一な半径の円筒状の旋回部と、この旋回部の内周に
沿って同一種類の粉粒体の分散気流が互いに同方向に旋
回するよう、前記旋回部の上部における内周面において
当該旋回部の軸に関して対称となる位置に複数設けた分
散気流導入口と、これらの分散気流導入口の各々に接続
された分散気流供給機構とを有することを特徴とする粉
粒体の分散装置であるから、粉粒体を十分良好な状態で
分散させることができ、所望の一次粒子の収率を大幅に
向上させることができ、しかも処理能力が増大してきわ
めて高い効率で粉粒体の分散を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明用部分破断正面図、第
2図は第1図の装置を下方から見たときの説明用横断面
図、第3図および第4図は各々本発明の他の実施例の説
明用平面図、第5図は本発明の更に他の実施例の説明用
部分破断正面図、第6図は第5図の装置を下方から見た
ときの説明用横断平面図である。 1……旋回部、2……分散気流供給機構 21……圧縮空気導入口、22……粉粒体供給部 23……エゼクタ混合室、24……エゼクタスロート部 25……分散気流導入口、26……旋回部出口 27……粉粒体拡散羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−133825(JP,A) 特開 昭59−216616(JP,A) 特公 昭27−4791(JP,B1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体の分散気流を旋回させながら下降さ
    せた後吐出させる、下端が開放されて旋回部出口を形成
    する均一な半径の円筒状の旋回部と、この旋回部の内周
    に沿って同一種類の粉粒体の分散気流が互いに同方向に
    旋回するよう、前記旋回部の上部における内周面におい
    て当該旋回部の軸に関して対称となる位置に複数設けた
    分散気流導入口と、これらの分散気流導入口の各々に接
    続された分散気流供給機構とを有することを特徴とする
    粉粒体の分散装置。
  2. 【請求項2】旋回部内に、旋回する分散気流が衝突する
    よう障害物を配設したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の粉粒体の分散装置。
JP60271586A 1985-12-04 1985-12-04 粉粒体の分散装置 Expired - Lifetime JPH0785773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60271586A JPH0785773B2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04 粉粒体の分散装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60271586A JPH0785773B2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04 粉粒体の分散装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62132527A JPS62132527A (ja) 1987-06-15
JPH0785773B2 true JPH0785773B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=17502142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60271586A Expired - Lifetime JPH0785773B2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04 粉粒体の分散装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0785773B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH674317A5 (ja) * 1988-01-29 1990-05-31 Applied Biosystems
JP2010058030A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Mirai Ind Co Ltd 粉粒体の混合装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62132527A (ja) 1987-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4248387A (en) Method and apparatus for comminuting material in a re-entrant circulating stream mill
US3559895A (en) Apparatus for and method of comminuting solid materials
EP1494812B1 (en) Vortex mill for milling solids
KR930004539B1 (ko) 기류 분급기
GB1584390A (en) Apparatus for pulverising solid materials
JPH0785773B2 (ja) 粉粒体の分散装置
JP7137378B2 (ja) 気流分級装置
JPS62132534A (ja) 粉粒体の熱処理装置
JPH0554376B2 (ja)
JP3091289B2 (ja) 衝突式気流粉砕装置
JP3091281B2 (ja) 衝突式気流粉砕装置
JP3185065B2 (ja) 衝突式気流粉砕装置
JP3108820B2 (ja) 衝突式気流粉砕装置
JP2000126568A (ja) 粉体分散処理方法とその装置及び粉体処理装置
JP2733488B2 (ja) ジェット気流式の粉体粉砕機
JP2942405B2 (ja) 衝突式気流粉砕機
JP2967304B2 (ja) 分級粉砕装置
JPS5953115B2 (ja) 粉粒体の分級装置
JPH0523611A (ja) 衝突式気流粉砕装置
JPH0563215B2 (ja)
JP3016402B2 (ja) 衝突式気流粉砕機
KR840001165B1 (ko) 분급장치
JPH02207852A (ja) 微粉砕機
JPH0261314B2 (ja)
JPH01245869A (ja) 気流分級機