JPH07856Y2 - 人工スキー場の氷雪供給システムにおける角氷供給装置 - Google Patents

人工スキー場の氷雪供給システムにおける角氷供給装置

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JPH07856Y2
JPH07856Y2 JP1987196017U JP19601787U JPH07856Y2 JP H07856 Y2 JPH07856 Y2 JP H07856Y2 JP 1987196017 U JP1987196017 U JP 1987196017U JP 19601787 U JP19601787 U JP 19601787U JP H07856 Y2 JPH07856 Y2 JP H07856Y2
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ice cube
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cubes
cube
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俊明 遠藤
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北栄鉄工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、人工スキー場の氷雪供給システムにおいて使
用する氷雪化前の角氷の供給装置に関する。
〈従来の技術〉 人工スキー場においては、角氷を砕氷機へと搬送して砕
氷し、砕氷をさらに微粒化して人工スキー場のスロープ
へと供給する氷雪供給システムが採用されている。
このような氷雪供給システムにおいて、氷雪化前の角氷
の搬送に際して、大きなフロアーに車両により運送され
た角氷を次から次へと荷下ろしてストックし、フロアー
上にいる作業者がこの角氷を順次フロアーの周部の一部
に沿って配設した複数の砕氷機に搬送して投入するよう
にしていた。
しかしながら、このような従来の角氷の搬送設備では、
角氷を次から次へと降ろしてストックするためと砕氷機
に搬送するための大きなスペースのフロアーが必要であ
ると共に、フロアー上に置かれた角氷を砕氷機へと搬送
して投入するという作業が必要であり、作業人員も多く
必要とし、しかも砕氷機の処理能力に追従して角氷をか
なりのスピードで砕氷機へと搬送して投入する必要があ
るので、かなりハードな作業を余儀なくされていた。
そこで、本出願人は以上のような従来の実情に鑑み、車
両により運送された角氷を荷下ろす複数の荷下ろし部を
横方向に並設し、該荷下ろし部からその正面方向に下向
きに傾斜して延びるフロアーと該フロアーの傾斜終端位
置に前記荷下ろし部の並設方向と平行にフロアーの横巾
と略同等の巾で延びるコンベア部とを設け、該コンベア
部の搬送終端位置に前記砕氷機を配設した構成の角氷搬
送設備を提案した。
この設備によると、車両から降ろされた角氷の搬送作業
の容易化を図れると共に、角氷の搬送及びストックに要
するフロアスペースを削減することができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上述のような角氷搬送設備において、角氷を
フロアーを滑らせてコンベア部へと移送させる場合、作
業者らが保持した角氷を放して自然に滑らせる方法で
は、滑らせる前に角氷を所定位置に運ぶための作業や角
氷の位置決め及び適正な方向に向けての保持に手間がか
かり、作業人員も多く必要である等作業性に劣る。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、角氷を砕氷機へと搬送して砕氷
し、砕氷をさらに微粒化して人工スキー場のスロープへ
と供給する人工スキー場の氷雪供給システムにおいて、
角氷を滑らせて搬送させるための傾斜フロアーに角氷を
供給する装置であって、前記傾斜フロアー面を移動可能
な装置本体に、前方に向けて低位に傾斜する載置面を有
する角氷載置台と、該角氷載置台に載置された角氷の前
方への滑り移動を不能した角氷保持状態と該状態を解除
して該滑り移動を可能にした角氷移動状態とに選択的に
切り換えられるストッパ装置と、を備え、前記ストッパ
装置は、前記装置本体の前部の左右両側に前方に倒れる
ように傾斜して立設される一対の筒状ガイド部材と、該
筒状ガイド部材内に上下方向スライド自由に収納された
筒状スライド部材と、前記筒状ガイド部材及び筒状スラ
イド部材に、左右一対ずつ上下に離間して取り付けら
れ、角氷前面を係止する位置と該係止を解除する位置と
に選択移動されるストッパと、該ストッパを前記位置に
選択切換する足踏み式レバーと、を含んで構成され、前
記ストッパは、第1板部と該第1板部の側端面の上部か
ら張り出す第2板部とからなる支持板と、角氷への係止
板と、該係止板の裏面に一端が固定され、他端が前記第
1板部にスライド自由に嵌挿されるスライド軸と、スラ
イド軸の第1板部からの突出端部に取り付けられ該第1
板部を係止する係止部材と、前記係止板と第1板部との
間にスライド軸周りに介装されて該係止板を第1板部に
緩衝支持するスプリングと、から構成し、前記第2板部
を、前記筒状スライド部材の半径方向に貫通する線上に
位置する周壁の2位置に貫通固定支持すると共に、前記
筒状ガイド部材の周壁の2位置に形成されたスパイラル
状の溝に移動可能に貫通支持し、前記スパイラル状の溝
は、前記筒状ガイド部材内においては筒状スライド部材
が自重で最下位置にスライド位置する時に、左右一対の
ストッパが前記筒状ガイド部材間に延びて相互に対峙
し、前記筒状スライド部材が最上位置にスライド位置す
る時に、左右一対のストッパが前記筒状ガイド部材から
前方を向いて延びるようにな位置とスパイラル方向に設
定され、前記足踏み式レバーは、左右一対設けられ、長
手方向の略中間部同士は前記角氷載置台の底部側に回動
自由に支持される支軸を介して連結され、後端部に側方
に延びる足踏みバーが固定取付されると共に、先端部は
前記筒状ガイド部材に形成された溝を介して該筒状ガイ
ド部材内に挿入され、自重で下がっている筒状スライド
部材底面に当接される構成とした。
〈作用〉 かかる構成では、角氷を角氷載置台に載置し、ストッパ
装置を角氷保持状態に切り換えて角氷の前方への滑り移
動を不能にして、装置本体を所定位置に移動する。そし
て、ストッパ装置を角氷移動状態に切り換えると、角氷
は角氷載置台の載置面に沿って前方に滑り出し、フロア
ー面を滑って所定位置に搬送される。
従って、角氷の所定位置への移動のための作業や角氷の
位置決め及び適正な方向に向けての保持が簡単にしかも
確実に行われる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
人工スキー場の氷雪供給システムを示す第1図及び第2
図において、1a〜1cは車両により運送された角氷Iを荷
下ろす複数の荷下ろし部で、横方向に並設されている。
2は前記荷下ろし部1からその正面方向に下向きに傾斜
して延びるフロアー、3はこのフロアー部2の傾斜終端
位置に前記荷下ろし部1の並設方向と平行にフロアー2
の横巾と略同等の巾で延びるコンベア部である。
ここで、前記荷下ろし部1a〜1cに荷下ろしされる各角氷
Iは、荷下ろしと同時に本考案に係わる角氷供給装置と
してのフィーダ4に一旦保持され、該フィーダ4からそ
の保持を解除されてフロアー2へと放出される。
このフィーダ4の構成を第3図及び第4図に基づき説明
する。
即ち、角氷供給装置本体としてのフィーダ本体5は、底
板6と、底板6に立てられた縦桟7と縦桟7同士を繋ぐ
横桟8とからなる一対の側枠部9と、該側枠部9の上部
横桟8同士を繋ぐ横桟10と、からなる。前記底板6上面
の左右方向中間部分には前後方向に延びる角氷載置台11
が固定されている。この角氷載置台11の載置面の後端側
の所定位置までは水平面に形成され、水平面から前方は
傾斜面に形成されており、該水平面の一部と傾斜面には
左右に離間して前後方向に夫々延びる一対のクリアボー
ド12が取り付けられている。
又、底板6の下面には、フィーダ本体5の移動を可能に
するためのキャスター13が前後左右に離間して設けられ
ている。
かかるフィーダ4においては、前記角氷載置台11に載置
された角氷Iを該台11の傾斜面に沿って前方に滑らせる
ことにより、所望する方向に供給するようになっている
が、角氷Iの前方への滑り移動を不能にした角氷保持と
該前方への滑り移動を可能にした角氷移動とに選択的に
切り換えられるストッパ装置16が設けられている。
即ち、フィーダ本体5の前部の左右両側には一対の筒状
ガイド部材14が前方に倒れるような傾斜角度をもって立
設されている。
この筒状ガイド部材14の下端部は底板6上面の側部に固
定支持され、上端部は前記側枠部9の上部横桟8に固定
支持されている。
筒状ガイド部材14内にはこれと同心の筒状スライド部材
15が上下方向スライド自在に収納されている。
そして、前記筒状ガイド部材14と筒状スライド部材15に
取り付けられて角氷前面を係止する位置と該係止を解除
する位置とに選択移動されるストッパ17が設けられてい
る。
このストッパ17は、左右の筒状ガイド部材14及び筒状ス
ライド部材15の構造体夫々に設けられ、左右一対づつ上
下に離間して設けられている。
各ストッパ17は、第1板部としての方形板部18と該方形
板部18の側端面の上部から張り出す第2板部としての短
冊状板部19とからなる支持板20と、角氷への係止板21
と、該係止板21の裏面に一端が固定され、他端が前記方
形板部18をスライド自由に嵌挿するスライド軸22と、係
止板21と方形板部18間のスライド軸22周りに介装される
スプリング23と、スライド軸22の方形板部18からの突出
端部にねじ嵌合される係止部材としてのナット24と、か
ら構成される。
そして、前記係止板21は、スプリング23の作用によって
方形板部18に緩衝支持される。
かかるストッパ17の短冊状板部19は、前記筒状ガイド部
材14と筒状スライド部材15との内外2重構造体に貫通支
持される。
即ち、短冊状板部19は、筒状スライド部材15の半径方向
に貫通する線上に位置する周壁の2位置に貫通固定支持
される。又、短冊状板部19は、筒状ガイド部材14の周壁
の2位置に形成されたスパイラル状の溝26に移動可能に
貫通支持される。
スパイラル状の溝26は、第4図に示すように、筒状ガイ
ド部材14内において筒状スライド部材15が自重でもって
最下位置に位置する時に、左右一対のストッパ17が筒状
ガイド部材14間に延びて相互に対峙し、筒状スライド部
材15が最上位置に位置する時に、左右一対のストッパ17
が夫々筒状ガイド部材14から前方に延びるような位置と
螺旋方向に設定される。
尚、筒状ガイド部材14内において筒状スライド部材15を
スプリング等の弾性力で最下位置に常時付勢されるよう
にしても良い。
ここで、ストッパ17の延びる位置を上述した2位置に選
択切換するのは、足踏み式のレバー27によって行う。
この足踏み式のレバー27は左右一対設けられ、その長手
方向の略中間部同士は支軸28を介して連結されている。
支軸28は前記角氷載置台11の底面にブラケット29を介し
て回動自由に支持されており、その両端部は該角氷載置
台11の両側壁に夫々回動自由に貫通支持されている。
レバー27は、支軸28の連結部分を屈曲点とする略く字形
状に形成され、後端部には側方に延びる足踏みバー30が
固定取付されている。レバー27の先端部には端面にR部
が設けられて上方に突出した当接突起31が形成されてお
り、該先端部は筒状ガイド部材14に形成された溝を介し
て該筒状ガイド部材14内に挿入され、自重で下がってい
る筒状スライド部材15底面に当接している。
かかる構成のストッパ装置16によると、足踏み式のレバ
ー27を踏まない時には、上述のように、筒状ガイド部材
14内において筒状スライド部材15が自重でもって最下位
置にあり、左右1対のストッパ17が筒状ガイド部材14間
に延びて相互に対峙する、角氷Iの前方への滑り移動を
不能にした角氷保持状態となる。又、足踏みバー30を踏
んで支軸28を中心として回動させ、先端部を上方に移動
させると、筒状スライド部材15が上動して、筒状スライ
ド部材15を上動することで、左右一対のストッパ17が夫
々筒状ガイド部材14の前方に延びる、角氷Iの滑り移動
を可能にした角氷移動状態となる。
一方、コンベア部3は、蛇行状に前・中・後段と3列配
列したスラットコンベア32〜34から構成される。
スラットコンベア32〜34は、プラットホームコンベア,
ラチスコンベア,板子コンベアとも称されるもので、周
知のように、1条又は数条のチェーンにスラット即ち、
板子を連続に取り付けたチェーンコンベアであり、本実
施例において、各板子は、夫々木板の上面と側面をステ
ンレスで囲い、その上面に摩擦係数の小さい樹脂材から
なるクリアボードを張り付けて構成される。
スラットコンベア32〜34は、夫々図の矢印方向が搬送方
向であり、前段のスラットコンベア32の搬送終端(荷下
ろし部から見て右端)と中段のスラットコンベア33の搬
送始端とは、プッシャ35を介して連結されている。又、
中段のスラットコンベア33の搬送終端(荷下ろし部から
見て左端)と後段のスラットコンベア34の搬送始端と
は、プッシャ36を介して連結されている。
プッシャ35,36は、エアシリンダ等を使用して搬送物体
を挟み込み保持し、前後方向に往復移動するものであ
り、前段及び中段のスラットコンベア32,33上の角氷I
をこれらのスラットコンベア32、33と夫々隣接する中段
及び後段のスラットコンベア33,34とを連結する。
後段のスラットコンベア34の搬送終端位置には、プッシ
ャ37が配設されており、該プッシャ37の後段で後段のス
ラットコンベア34の搬送方向と直交する方向には砕氷機
38が配設されている。
このプッシャ37は、先のプッシャ35,36と同様搬送物体
を挟み込み保持して前後方向に往復移動するものであ
り、後段のスラットコンベア34により搬送されてきた角
氷Iを砕氷機38へと移動する。この場合、プッシャ37
は、角氷Iをその向きを垂直直角方向に方向転換して移
動するように転換機能を有している。
砕氷機38は上面に角氷の投入口39を、下面に砕氷出口40
を有しており、内部には図示しないが大割り用の砕氷部
と小割り用の砕氷部が上下に配置されて設けられてい
る。
尚、大割り用の砕氷部としては、例えば、左右に離間す
る一対の回転軸外周面に、軸直角な面に延びる氷切断用
の円形の刃部を軸方向に所定間隔をもって夫々列設固定
すると共に、回転軸外周面に氷を左右一対の刃部群間を
通して下方に引き出すための爪部を夫々固定した構成を
採用する。
又、小割り用の砕氷部としては、例えば、左右に離間す
る一対の回転軸外周面に、爪車を夫々固定した構成を採
用する。
砕氷機38の砕氷出口40には2本の爪付ドラムを内蔵した
砕氷可変式の供給装置41が取り付けられており、該供給
装置41の下面出口42の下方にはフライトコンベア43の搬
送始端が配置されている。
フライトコンベア43は、スクレーパコンベアとも称され
るもので、周知の如く、チェーン44に付けたスクレーパ
45間に搬送物体を収納して搬送するものであり、砕氷機
38の砕氷出口40から供給装置41を介して落下供給される
砕氷を図示しない人工スキー場のスロープの長手方向両
側に配設されたベルトコンベア上へと落下供給するため
のものである。
かかるフライトコンベア43は、前記供給装置41の下方位
置からその後方に上向きに傾斜して延びる筒状のケーシ
ング46内に収納保持されている。このケーシング46先端
の下面の2位置には夫々砕氷を落下供給するための2つ
の筒状の供給口が47,48が設けられている。
従って、フライトコンベア43のスクレーパ45間の収納部
に載置されて搬送されてきた砕氷は、フライトコンベア
43の搬送終端でスクレーパ45間の収納部が反転すること
によってケーシング46内に落下し、前記筒状の供給口4
7,48を介して前記スロープの両側のベルトコンベア上へ
と落下供給されるようになっている。
スロープの両側のベルトコンベアの側方には、砕氷を更
に微粒化してスロープへと噴出させるためのジェッター
(図示せず)が所定間隔で配設されている。
尚、ジェッターの噴出口にはシャッターが夫々設けられ
ており、開放する噴出口を選択することによって、所望
のスロープ位置へ砕氷を微粒化して噴出できるようにな
っている。
次にかかる構成の人工スキー場の氷雪供給システムの作
用について説明する。
3つの荷下ろし部1a〜1cのうち1ヶ所においては、車両
からの荷下ろしの準備がなされ、他の2ヶ所においては
角氷Iの荷下ろし作業が行われる。
角氷Iは車両から荷下ろされると同時に、フロアー2上
でフィーダ4の角氷載置台11に載置され、ストッパ装置
16により一旦滑り移動不能に保持される。そして、フィ
ーダ4のストッパ装置16による角氷保持を解除すること
により、前記角氷載置台11に載置された角氷Iは該台11
の傾斜面に沿って前方に滑りながら供給され、フロアー
2の前方へと滑りながら、前段のスラットコンベア32上
に至る。
この場合、角氷Iは前段のスラットコンベア32の搬送方
向と直交する方向に長手方向が向くように供給される。
かかる角氷Iの荷下ろしと供給は順次行われ、前段のス
ラットコンベア32上には所定間隔で複数の角氷Iが同時
に載置されて搬送される。
前段のスラットコンベア32上を移動する角氷1は、該ス
ラットコンベア32の搬送終端からプッシャー35によって
中段のスラットコンベア33上に移動され、更に該中段の
スラットコンベア33の搬送終端からプッシャー36によっ
て後段のスラットコンベア34上に移動される。角氷Iは
後段のスラットコンベア34上において、スラットコンベ
ア34の搬送方向に長手方向が向くように向きが変えられ
る。
スラットコンベア34の搬送終端に至った角氷Iはプッシ
ャー37によって方向転換され、砕氷機38の角氷の投入口
39を介して該砕氷機38内に投入される。
砕氷機38内において角氷Iは大割り用の砕氷部と小割り
用の砕氷部によって所定の大きさに砕氷され、砕氷出口
40から供給装置41を介してフライトコンベア43の搬送始
端に落下供給される。
フライトコンベア43は、スクレーパ45間の各収納部に載
置されて搬送され、フライトコンベア43の搬送終端でス
クレーパ45間の収納部が反転することによってケーシン
グ46内に落下し、前記筒状の供給口47,48を介して前記
スロープの両側のベルトコンベア上へと落下供給され
る。
該ベルトコンベアに落下供給された砕氷は、ジェッター
によって更に微粒化してスロープへと噴出される。この
場合、前述したように、開放するジェッターの噴出口を
シャッターの開閉動作で選択することによって、所望の
スロープ位置へ砕氷が微粒化して噴出される。
以上の説明におけるフィーダ4によると、角氷Iをフロ
アーを滑らせてコンベア部へと移送させる場合、角氷I
を角氷載置台11に載置することによって、角氷Iをスト
ッパ装置16により一旦滑り移動不能に保持し、フィーダ
本体5を所定位置に移動させて後、ストッパ装置16によ
る角氷保持を解除することにより、前記角氷載置台11に
載置された角氷Iをフロアー2へと供給できるので、作
業者らが保持した角氷Iを放して自然に滑らせる必要が
なく、滑らせる前に角氷Iを所定位置に運ぶための作業
や角氷Iの位置決め及び適正な方向に向けての保持に手
間がかからず、作業人員も低減でき、作業性の向上を図
れる。又、角氷Iを適正な方向に搬送でき、後段のコン
ベア部にも確実に載せることができる。
特に、フィーダ4のストッパ装置16を、筒状ガイド部材
14及び筒状スライド部材15に、左右一対ずつ上下に離間
して取り付けられ、角氷前面を係止する位置と該係止を
解除する位置とに選択移動されるストッパ17と、該スト
ッパ17を前記位置に選択切換する足踏み式レバー27と、
を含んで構成したから、両側のストッパ17により重量の
ある大きな角氷を確実に係止することができ、しかも、
足踏み式レバー27の足踏み操作によりストッパ17を容易
に操作性良く動作させることができるという利点があ
る。
又、ストッパ17を左右に配設して角氷の左右両端部の面
を係止する構成であるため、係止位置から退避した位置
のストッパ17が、角氷の前方への滑り出し移動に邪魔す
ることがない。
尚、本実施例によると、荷下ろし部1a〜1cに荷下ろした
角氷Iをフロアー2上を滑らせてコンベア部3へと供給
し、該コンベア部3を構成する3列配列したスラットコ
ンベア32〜34上に所定間隔で複数の角氷Iを同時に載置
して搬送するように構成したから、フロアー2上に置か
れた角氷Iを砕氷機へと搬送して投入するという人手に
よる作業が不要となり、作業人員の削減を図れる。又、
角氷Iをコンベア部3に次から次に供給すれば、角氷I
はコンベア部3に多数ストックされながら連続的に搬送
され、所定時間間隔で砕氷機38に連続的に投入されるの
で、砕氷機38の処理能力に追従して角氷Iを投入するこ
とができ、作業者としてはフィーダ4を使用して角氷I
を供給する作業さえ行えば良いので、従来のようなハー
ドな作業が不要となる。
更に、上述のように、コンベア部3は多数の角氷Iを搬
送しつつストックするので、コンベア部3の設置スペー
スは、搬送スペースでありながら、ストックスペースで
もあり、従来のように、角氷Iの搬送スペースとは別に
大きなストックスペースが不要となり、フロアー部2の
スペース削減を図れる。
ここで、かかる角氷の搬送設備の搬送能力の一例を実際
の数値でもって、概算すると次のようになる。
例えば、砕氷機38の砕氷処理能力は、80t/Hであり、角
氷7.5本で1tの重量があるので、1時間当たりの砕氷処
理能力は角氷600本である。
従って、平均6秒で角氷1本を処理できる。
一方、例えば、角氷を1台の車両から荷下ろしするの
に、平均12秒かかり、2台の車両から同時に荷下ろしす
ると、1本の角氷を荷下ろしする時間は6秒となり、砕
氷機の砕氷処理能力に対して荷下ろしのスピードが追従
できる。
尚、スラットコンベア32〜34の搬送速度は6m/秒であ
り、1秒で100mm搬送する。
そして、上述のように、1本の角氷を荷下ろしする時間
は6秒であるから、スラットコンベア32〜34上の角氷の
間隔は600mmとなる。
又、角氷の寸法は、長さ1100mm、巾560mm、厚さ280mmで
ある。
本実施例においては、車両により運送された角氷Iを荷
下ろす複数の荷下ろし部1a〜1cと、荷下ろし部1a〜1cか
らその正面方向に下向きに傾斜して延びるフロアー2
と、フロアー2の傾斜終端位置に前記荷下ろし部1の並
設方向と平行にフロアー2の横巾と略同等の巾で延びる
コンベア部3とを備えた人工スキー場の氷雪供給システ
ムにおいて適用されるフィーダ4について説明したが、
本考案に係わるフィーダ4は、角氷を砕氷機へと搬送し
て砕氷し、砕氷をさらに微粒化して人工スキー場のスロ
ープへと供給する人工スキー場の氷雪供給システムであ
れば、その他のシステムでも適用できる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、人工スキー場の
氷雪供給システムにおいて、角氷を滑らせて搬送させる
ための傾斜フロアーに角氷を供給する装置を、フロアー
面を移動可能な装置本体に、角氷載置台と、角氷のスト
ッパ装置とを備えた角氷供給装置を設けたから、角氷の
所定位置への移動のための作業や角氷の位置決め及び適
正な方向に向けての保持を簡単にしかも確実に行え、ひ
いては角氷を適正な方向に搬送できる。特に、前記角氷
供給装置のストッパ装置を、筒状ガイド部材及び筒状ス
ライド部材に、左右一対ずつ上下に離間して取り付けら
れ、角氷前面を係止する位置と該係止を解除する位置と
に選択移動されるストッパと、該ストッパを前記位置に
選択切換する足踏み式レバーと、を含んで構成したか
ら、両側のストッパにより重量のある大きな角氷を確実
に係止することができ、しかも、足踏み式レバーの足踏
み操作によりストッパを容易に操作性良く動作させるこ
とができるという利点がある。
又、ストッパを左右に配設して角氷の左右両端部の面を
係止する構成であるため、係止位置から退避した位置の
ストッパが、角氷の前方への滑り出し移動に邪魔するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は人工スキー場の氷雪供給システムにおける角氷
搬送設備の一例を示す平面図、第2図はその正面図、第
3図は本考案に係わる角氷供給装置の一実施例を示す図
で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面
図、第4図は同上の角氷供給装置の構成を概略的に示す
図で、(a)は斜視図、(b)は部分拡大斜視図であ
る。 1a〜1c……荷下ろし部、2……フロアー、3……コンベ
ア部、4……フィーダ、5……フィーダ本体、11……角
氷載置台、13……キャスター、14……筒状ガイド部材、
15……筒状スライド部材、16……ストッパ装置、26……
溝、27……足踏み式のレバー、32〜34……スラットコン
ベア、38……砕氷機、43……フライトコンベア、I……
角氷

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角氷を砕氷機へと搬送して砕氷し、砕氷を
    さらに微粒化して人工スキー場のスロープへと供給する
    人工スキー場の氷雪供給システムにおいて、角氷を滑ら
    せて搬送させるための傾斜フロアーに角氷を供給する装
    置であって、前記傾斜フロアー面を移動可能な装置本体
    に、前方に向けて低位に傾斜する載置面を有する角氷載
    置台と、該角氷載置台に載置された角氷の前方への滑り
    移動を不能した角氷保持状態と該状態を解除して該滑り
    移動を可能にした角氷移動状態とに選択的に切り換えら
    れるストッパ装置と、を備え、前記ストッパ装置は、前
    記装置本体の前部の左右両側に前方に倒れるように傾斜
    して立設される一対の筒状ガイド部材と、該筒状ガイド
    部材内に上下方向スライド自由に収納された筒状スライ
    ド部材と、前記筒状ガイド部材及び筒状スライド部材
    に、左右一対ずつ上下に離間して取り付けられ、角氷前
    面を係止する位置と該係止を解除する位置とに選択移動
    されるストッパと、該ストッパを前記位置に選択切換す
    る足踏み式レバーと、を含んで構成され、前記ストッパ
    は、第1板部と該第1板部の側端面の上部から張り出す
    第2板部とからなる支持板と、角氷への係止板と、該係
    止板の裏面に一端が固定され、他端が前記第1板部にス
    ライド自由に嵌挿されるスライド軸と、スライド軸の第
    1板部からの突出端部に取り付けられ該第1板部を係止
    する係止部材と、前記係止板と第1板部との間にスライ
    ド軸周りに介装されて該係止板を第1板部に緩衝支持す
    るスプリングと、から構成し、前記第2板部を、前記筒
    状スライド部材の半径方向に貫通する線上に位置する周
    壁の2位置に貫通固定支持すると共に、前記筒状ガイド
    部材の周壁の2位置に形成されたスパイラル状の溝に移
    動可能に貫通支持し、前記スパイラル状の溝は、前記筒
    状ガイド部材内においては筒状スライド部材が自重で最
    下位置にスライド位置する時に、左右一対のストッパが
    前記筒状ガイド部材間に延びて相互に対峙し、前記筒状
    スライド部材が最上位置にスライド位置する時に、左右
    一対のストッパが前記筒状ガイド部材から前方を向いて
    延びるようにな位置とスパイラル方向に設定され、前記
    足踏み式レバーは、左右一対設けられ、長手方向の略中
    間部同士は前記角氷載置台の底部側に回動自由に支持さ
    れる支軸を介して連結され、後端部に側方に延びる足踏
    みバーが固定取付されると共に、先端部は前記筒状ガイ
    ド部材に形成された溝を介して該筒状ガイド部材内に挿
    入され、自重で下がっている筒状スライド部材底面に当
    接されることを特徴とする人工スキー場の氷雪供給シス
    テムにおける角氷供給装置。
JP1987196017U 1987-12-25 1987-12-25 人工スキー場の氷雪供給システムにおける角氷供給装置 Expired - Lifetime JPH07856Y2 (ja)

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JPS6011035Y2 (ja) * 1981-06-16 1985-04-12 西部冷機工業株式会社 漁用氷運搬用フォ−クリフト

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