JPH0785667A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0785667A JPH0785667A JP5228403A JP22840393A JPH0785667A JP H0785667 A JPH0785667 A JP H0785667A JP 5228403 A JP5228403 A JP 5228403A JP 22840393 A JP22840393 A JP 22840393A JP H0785667 A JPH0785667 A JP H0785667A
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- Japan
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- memory cell
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ブロックライト時のI/Oマスク時におい
て、マスクされるべきメモリセルの内容が書き替えられ
ることもなく、安定し容易にI/O方向のマスク機能を
実現できる。 【構成】 カラム選択用トラスファゲート130〜13n
とデータバスDB,DB/の間に入/出力マスク信号に
よってオンオフ動作するトランファゲートを接続する。
ブロックライト時において、複数のI/O部のうちの書
込みを禁止するI/O部に対応するブロックのI/Oマ
スク信号IOMを“L”にする。信号IOMが“L”に
なると、I/Oマスク用トランスファゲート120〜1
2nがオフする。これにより、ライトバッファ11から
データバスDB,DB/へ入力された書込みデータが、
メモリセルアレイ20側へ伝送されない。と同時に、メ
モリセルアレイ20に記憶されていたデータがデータバ
スDB,DB/側へ伝送されてマスクされるべきデータ
が破壊されることがなくなる。
て、マスクされるべきメモリセルの内容が書き替えられ
ることもなく、安定し容易にI/O方向のマスク機能を
実現できる。 【構成】 カラム選択用トラスファゲート130〜13n
とデータバスDB,DB/の間に入/出力マスク信号に
よってオンオフ動作するトランファゲートを接続する。
ブロックライト時において、複数のI/O部のうちの書
込みを禁止するI/O部に対応するブロックのI/Oマ
スク信号IOMを“L”にする。信号IOMが“L”に
なると、I/Oマスク用トランスファゲート120〜1
2nがオフする。これにより、ライトバッファ11から
データバスDB,DB/へ入力された書込みデータが、
メモリセルアレイ20側へ伝送されない。と同時に、メ
モリセルアレイ20に記憶されていたデータがデータバ
スDB,DB/側へ伝送されてマスクされるべきデータ
が破壊されることがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の入/出力(以
下、I/Oという)部を有するビデオメモリ等の半導体
記憶装置、特にあるI/O部からそれに接続されたメモ
リセルアレイにデータを書込む場合、他のメモリセルア
レイへのデータの書込みを禁止するためにそれらに、接
続されたI/O部をマスクするI/Oマスク構造に関す
るものである。
下、I/Oという)部を有するビデオメモリ等の半導体
記憶装置、特にあるI/O部からそれに接続されたメモ
リセルアレイにデータを書込む場合、他のメモリセルア
レイへのデータの書込みを禁止するためにそれらに、接
続されたI/O部をマスクするI/Oマスク構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のビデオメモリ等の半導体
記憶装置の一構成例を示す要部の回路図である。この半
導体記憶装置は、複数のメモリセルアレイ4を有し、そ
れらの各メモリセルアレイ4にはデータの入出力を行う
I/O部が設けられ、それらの各I/O部に相補的なデ
ータバスDB,DB/(但し、/は反転を意味する)が
それぞれ接続されている。各メモリセルアレイ4に設け
られるI/O部は、データの書込みを行うライトバッフ
ァ1、及びデータの読み出しを行う図示しないリードバ
ッファ等で構成され、それらが相補的なデータバスD
B,DB/にそれぞれ接続されている。ライトバッファ
1は、I/Oマスク信号IOMによってオン,オフ動作
する2個のトライステートインバータ1a,1bで構成
されている。データバスDB,DB/には、カラム選択
線C0,C1,…,Cn によってオン,オフ動作する複数
のカラム(列)選択用トランスファゲート20,21,
…,2nを介して、相補的なビット線対BL0,BL
0/,BL1,BL1/,…,BLn,BLn/ がそれぞれ
接続されている。各トランスファゲート20〜2nは、各
カラム選択線C0〜Cnによってオン,オフ動作する2個
のNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSとい
う)で、それぞれ構成されている。各ビット線対BL0,
BL0/〜BLn,BLn/ には、そこに読み出された電
位差を検知、増幅するセンスアンプ30,31,…,3n
がそれぞれ接続されると共に、メモリセルアレイ4が接
続されている。メモリセルアレイ4は、複数のビット線
対BL0,BL0/〜BLn,BLn/に対して交差配置さ
れた複数の図示しないワード線WLを有し、それらの交
差箇所にメモリセルが接続されてマトリクス状に配列さ
れている。メモリセルアレイ4のカラム方向のメモリセ
ルは、複数のメモリセルアレイ4に対して共通のカラム
選択線C0〜Cnによって選択され、さらに該メモリセル
アレイ4のロウ(行)方向のメモリセルが図示しないア
ドレスデコーダで選択されるようになっている。次に、
動作を説明する。メモリセルアレイ4からデータを読み
出す場合、図示しないデコーダによって該メモリセルア
レイ4のロウ方向のメモリセルを選択すると、その選択
されたロウ方向のメモリセルの記憶データの電位差が複
数のビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn/へ読み
出される。各ビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn
/に読み出された電位差は、センスアンプ30〜3nでそ
れぞれ検知、増幅される。メモリセルアレイ4のカラム
方向は、図示しないアドレスデコーダの出力のカラム選
択線C0〜Cnによって選択されるので、そのカラム選択
線C0〜Cnで選択されたトランスファゲート20〜2nを
介して、センスアンプ30〜3nで増幅された読み出しデ
ータがデータバスDB,DB/へ転送され、図示しない
リードバッファから外部へ出力される。メモリセルアレ
イ4に対してデータを書込む場合、図示しないアドレス
デコーダによってメモリセルアレイ4のロウ方向を選択
すると共に、該メモリセルアレイ4のカラム方向をカラ
ム選択線C0〜Cnで選択する。I/Oマスク信号IOM
を“H”レベルにして書込みデータを入力すると、その
データが該ライトバッファ1内のトライステートインバ
ータ1a,1bで反転されてデータバスDB,DB/へ
送られる。データバスDB,DB/上の書込みデータ
は、カラム選択線C0〜Cn で選択されたトランスファ
ゲート20〜2nを通してビット線対BL0,BL0/〜B
Ln, BLn/へ送られる。ビット線対BL0,BL0/
〜BLn,BLn/上の書込みデータは、メモリセルアレ
イ4内の選択されたロウ方向のメモリセルに書込まれ
る。この半導体記憶装置において、複数のメモリセルア
レイのうちのあるメモリセルアレイ4に対するI/Oマ
スクを行う場合、I/Oマスクの対象となるI/O部の
ライトバッファ1のI/Oマスク信号IOMを“L”レ
ベルにする。すると、このライトバッファ1内のトライ
ステートインバータ1a,1bの出力側がハイインピー
ダンス状態となるので、該ライトバッファ1に書込みデ
ータを入力しても、メモリセルアレイ4への書込みが禁
止される。
記憶装置の一構成例を示す要部の回路図である。この半
導体記憶装置は、複数のメモリセルアレイ4を有し、そ
れらの各メモリセルアレイ4にはデータの入出力を行う
I/O部が設けられ、それらの各I/O部に相補的なデ
ータバスDB,DB/(但し、/は反転を意味する)が
それぞれ接続されている。各メモリセルアレイ4に設け
られるI/O部は、データの書込みを行うライトバッフ
ァ1、及びデータの読み出しを行う図示しないリードバ
ッファ等で構成され、それらが相補的なデータバスD
B,DB/にそれぞれ接続されている。ライトバッファ
1は、I/Oマスク信号IOMによってオン,オフ動作
する2個のトライステートインバータ1a,1bで構成
されている。データバスDB,DB/には、カラム選択
線C0,C1,…,Cn によってオン,オフ動作する複数
のカラム(列)選択用トランスファゲート20,21,
…,2nを介して、相補的なビット線対BL0,BL
0/,BL1,BL1/,…,BLn,BLn/ がそれぞれ
接続されている。各トランスファゲート20〜2nは、各
カラム選択線C0〜Cnによってオン,オフ動作する2個
のNチャネルMOSトランジスタ(以下、NMOSとい
う)で、それぞれ構成されている。各ビット線対BL0,
BL0/〜BLn,BLn/ には、そこに読み出された電
位差を検知、増幅するセンスアンプ30,31,…,3n
がそれぞれ接続されると共に、メモリセルアレイ4が接
続されている。メモリセルアレイ4は、複数のビット線
対BL0,BL0/〜BLn,BLn/に対して交差配置さ
れた複数の図示しないワード線WLを有し、それらの交
差箇所にメモリセルが接続されてマトリクス状に配列さ
れている。メモリセルアレイ4のカラム方向のメモリセ
ルは、複数のメモリセルアレイ4に対して共通のカラム
選択線C0〜Cnによって選択され、さらに該メモリセル
アレイ4のロウ(行)方向のメモリセルが図示しないア
ドレスデコーダで選択されるようになっている。次に、
動作を説明する。メモリセルアレイ4からデータを読み
出す場合、図示しないデコーダによって該メモリセルア
レイ4のロウ方向のメモリセルを選択すると、その選択
されたロウ方向のメモリセルの記憶データの電位差が複
数のビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn/へ読み
出される。各ビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn
/に読み出された電位差は、センスアンプ30〜3nでそ
れぞれ検知、増幅される。メモリセルアレイ4のカラム
方向は、図示しないアドレスデコーダの出力のカラム選
択線C0〜Cnによって選択されるので、そのカラム選択
線C0〜Cnで選択されたトランスファゲート20〜2nを
介して、センスアンプ30〜3nで増幅された読み出しデ
ータがデータバスDB,DB/へ転送され、図示しない
リードバッファから外部へ出力される。メモリセルアレ
イ4に対してデータを書込む場合、図示しないアドレス
デコーダによってメモリセルアレイ4のロウ方向を選択
すると共に、該メモリセルアレイ4のカラム方向をカラ
ム選択線C0〜Cnで選択する。I/Oマスク信号IOM
を“H”レベルにして書込みデータを入力すると、その
データが該ライトバッファ1内のトライステートインバ
ータ1a,1bで反転されてデータバスDB,DB/へ
送られる。データバスDB,DB/上の書込みデータ
は、カラム選択線C0〜Cn で選択されたトランスファ
ゲート20〜2nを通してビット線対BL0,BL0/〜B
Ln, BLn/へ送られる。ビット線対BL0,BL0/
〜BLn,BLn/上の書込みデータは、メモリセルアレ
イ4内の選択されたロウ方向のメモリセルに書込まれ
る。この半導体記憶装置において、複数のメモリセルア
レイのうちのあるメモリセルアレイ4に対するI/Oマ
スクを行う場合、I/Oマスクの対象となるI/O部の
ライトバッファ1のI/Oマスク信号IOMを“L”レ
ベルにする。すると、このライトバッファ1内のトライ
ステートインバータ1a,1bの出力側がハイインピー
ダンス状態となるので、該ライトバッファ1に書込みデ
ータを入力しても、メモリセルアレイ4への書込みが禁
止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体記憶装置では、次のような問題があり、それを解
決することが困難であった。従来の半導体記憶装置にお
いて、同時に複数のカラム選択線C0〜Cnを選択し、同
一データバスDB,DB/から、メモリセルアレイ4内
の複数のメモリセルへデータを書込み(ブロックライ
ト)、かつ同時に、複数のI/O部のうちのあるI/O
部だけ書込みを禁止(I/Oマスク)しようとする場合
を考える。このような場合、マスクされるI/O部に接
続されたデータバスDB,DB/に、メモリセルアレイ
4内の複数のメモリセルの記憶データがセンスアンプ3
0〜3nで増幅されて同時に現われ、論理の多数決によ
り、本来マスクされるべきメモリセルの内容が書き替え
られる可能性があった。本発明は、前記従来技術が持っ
ていた課題として、ブロックライト時のI/Oマスクの
際にマスクされるべきメモリセルの内容が書き替えられ
るという点について解決したビデオメモリ等の半導体記
憶装置を提供するものである。
半導体記憶装置では、次のような問題があり、それを解
決することが困難であった。従来の半導体記憶装置にお
いて、同時に複数のカラム選択線C0〜Cnを選択し、同
一データバスDB,DB/から、メモリセルアレイ4内
の複数のメモリセルへデータを書込み(ブロックライ
ト)、かつ同時に、複数のI/O部のうちのあるI/O
部だけ書込みを禁止(I/Oマスク)しようとする場合
を考える。このような場合、マスクされるI/O部に接
続されたデータバスDB,DB/に、メモリセルアレイ
4内の複数のメモリセルの記憶データがセンスアンプ3
0〜3nで増幅されて同時に現われ、論理の多数決によ
り、本来マスクされるべきメモリセルの内容が書き替え
られる可能性があった。本発明は、前記従来技術が持っ
ていた課題として、ブロックライト時のI/Oマスクの
際にマスクされるべきメモリセルの内容が書き替えられ
るという点について解決したビデオメモリ等の半導体記
憶装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、複数のI/O部にそれぞれ接続された複
数のデータバスと、前記各I/O部に対応するメモリセ
ルアレイの複数のビット線と、前記複数のビット線と前
記データバスとの間に接続され、カラム選択線の電位に
よってオン,オフ動作するカラム選択用トランスファゲ
ートとを備え、前記各I/O部に対応するメモリセルア
レイ間のカラム選択線が共通であるビデオメモリ等の半
導体記憶装置において、次のような手段を設けている。
即ち、本発明では、前記カラム選択用トランスファゲー
トと前記データバスとの間に、I/Oマスク信号によっ
てオン,オフ動作するI/Oマスク用トランスファゲー
トを接続している。
決するために、複数のI/O部にそれぞれ接続された複
数のデータバスと、前記各I/O部に対応するメモリセ
ルアレイの複数のビット線と、前記複数のビット線と前
記データバスとの間に接続され、カラム選択線の電位に
よってオン,オフ動作するカラム選択用トランスファゲ
ートとを備え、前記各I/O部に対応するメモリセルア
レイ間のカラム選択線が共通であるビデオメモリ等の半
導体記憶装置において、次のような手段を設けている。
即ち、本発明では、前記カラム選択用トランスファゲー
トと前記データバスとの間に、I/Oマスク信号によっ
てオン,オフ動作するI/Oマスク用トランスファゲー
トを接続している。
【0005】
【作用】本発明によれば、以上のようにビデオメモリ等
の半導体記憶装置を構成したので、ブロックライト時に
おいて、あるI/O部に対応するブロックのI/Oマス
クを行う場合、そのブロックのI/Oマスク信号によっ
て複数のI/Oマスク用トランスファゲートをオフ状態
にする。すると、仮にデータバスに書込みデータが送ら
れてきても、そのデータがI/Oマスク用トランスファ
ゲートで遮断されるため、カラム選択用トランスファゲ
ート、つまりメモリセルアレイへ伝送されない。逆に、
メモリセルアレイ内の複数のメモリセルに記憶されてい
たデータが読み出されてデータバス側へ伝送されなくな
るので、マスクされるべきデータが破壊されない。これ
により、複数のカラム選択線が選択されるブロックライ
ト時でも、安定かつ容易にI/O方向のマスク機能の実
現が可能となる。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
の半導体記憶装置を構成したので、ブロックライト時に
おいて、あるI/O部に対応するブロックのI/Oマス
クを行う場合、そのブロックのI/Oマスク信号によっ
て複数のI/Oマスク用トランスファゲートをオフ状態
にする。すると、仮にデータバスに書込みデータが送ら
れてきても、そのデータがI/Oマスク用トランスファ
ゲートで遮断されるため、カラム選択用トランスファゲ
ート、つまりメモリセルアレイへ伝送されない。逆に、
メモリセルアレイ内の複数のメモリセルに記憶されてい
たデータが読み出されてデータバス側へ伝送されなくな
るので、マスクされるべきデータが破壊されない。これ
により、複数のカラム選択線が選択されるブロックライ
ト時でも、安定かつ容易にI/O方向のマスク機能の実
現が可能となる。従って、前記課題を解決できるのであ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すビデオメモリ
等の半導体記憶装置の要部の回路図である。この半導体
記憶装置は、複数のメモリセルアレイ20を有し、それ
らの各メモリセルアレイ20毎にI/O部が設けられて
いる。各I/O部は、データ書込み用のライトバッファ
11、及び図示しないデータ読み出し用のリードバッフ
ァ等で構成され、それらが相補的なデータバスDB,D
B/にそれぞれ接続されている。各I/O部のライトバ
ッファ11は、書込み用のデータを反転する2個のイン
バータ11a,11bで構成され、それらの出力側がデ
ータバスDB,DB/にそれぞれ接続されている。デー
タバスDB,DB/には、共通のI/Oマスク信号IO
Mによってオン,オフ動作する複数のI/Oマスク用ト
ランスファゲート120,121,…,12n が接続さ
れ、さらにそれら各トランスファゲート120〜12
nに、複数のカラム選択線C0,C1,…,Cn の電位に
よってオン,オフ動作するカラム選択用トランスファゲ
ートァ130,131,…,13n が接続されている。各
I/Oマスク用トランスファゲート120〜12nは、2
個のNMOS12a,12bを有し、そのNMOS12
aのソースがデータバスDBに接続されると共に、NM
OS12bのソースがデータバスDB/に接続され、さ
らにそのNMOS12a,12bのゲートがI/Oマス
ク信号IOMに共通接続されている。各カラム選択用ト
ランスファゲート130〜13nは、2つのNMOS13
a,13bを有し、そのNMOS13aのソースがNM
OS12aのドレインに、NMOS13bのソースがN
MOS12bのドレインにそれぞれ接続されると共に、
NMOS13a,13bのゲートがカラム選択線C0〜
Cnにそれぞれ共通接続されている。このカラム選択線
C0〜Cnは、複数のI/O部に共通に使用されるように
なっている。各カラム選択用トランスファゲート130
〜13nを構成するNMOS13a,13bのドレイン
には、相補的なビット線対BL0,BL0/,BL1,B
L1/,…,BLn,BLn/がそれぞれ接続されてい
る。各ビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn/に
は、それらの上の読み出しデータの電位差を検知、増幅
するセンスアンプ140,141,…,14n がそれぞれ
接続されると共に、メモリセルアレイ20が接続されて
いる。メモリセルアレイ20は、複数のビット線対BL
0,BL0/〜BLn,BLn/と、それらと交差配置され
た複数のワード線WLとを有し、それらの各交差箇所に
データ記憶用のメモリセル210,211,… ,21nが
それぞれ接続されてマトリクス状に配列されている。各
メモリセル210〜21nは、ワード線WLの電位によっ
てオン,オフ動作する電荷転送用のNMOS21aと、
該NMOS21aに接続された電荷蓄積用のキャパシタ
21bとで、それぞれ構成されている。次に、動作を説
明する。メモリセルアレイ20内のメモリセル210〜
21nから記憶データを読み出す場合、図示しないアド
レスデコーダによって複数のワード線WLのうちの1本
を“H”レベルに立ち上げる。“H”レベルに立ち上が
ったワード線WLに接続されたメモリセル17内のNM
OS21aがオンし、それに接続されたキャパシタ21
b内の記憶データが複数のビット線対BL0,BL0/〜
BLn,BLn/に読み出され、それらのビット線対間で
電位差が生じる。これらのビット線対 BL0,BL0/
〜BLn,BLn/間の電位差は、複数のセンスアンプ1
40〜 14nによってそれぞれ検知、増幅される。図示
しないアドレスデコーダによってカラム選択線C0〜Cn
が選択され、それに接続されたトランスファゲート13
0〜13n内の例えば1つがオン状態となる。このとき、
I/Oマスク信号IOMは“H”レベルで、トランスフ
ァゲート120〜12nがオン状態となっている。センス
アンプ140〜14nで増幅された読み出しデータが、ト
ランスファゲート130〜13nのうちの選択された1つ
を通り、それに接続されたトランスファゲート120〜
12nのうちの1つを介してデータバスDB,DB/へ
転送される。データバスDB,DB/上に転送された読
み出しデータは、図示しないリードバッファ等から出力
される。
等の半導体記憶装置の要部の回路図である。この半導体
記憶装置は、複数のメモリセルアレイ20を有し、それ
らの各メモリセルアレイ20毎にI/O部が設けられて
いる。各I/O部は、データ書込み用のライトバッファ
11、及び図示しないデータ読み出し用のリードバッフ
ァ等で構成され、それらが相補的なデータバスDB,D
B/にそれぞれ接続されている。各I/O部のライトバ
ッファ11は、書込み用のデータを反転する2個のイン
バータ11a,11bで構成され、それらの出力側がデ
ータバスDB,DB/にそれぞれ接続されている。デー
タバスDB,DB/には、共通のI/Oマスク信号IO
Mによってオン,オフ動作する複数のI/Oマスク用ト
ランスファゲート120,121,…,12n が接続さ
れ、さらにそれら各トランスファゲート120〜12
nに、複数のカラム選択線C0,C1,…,Cn の電位に
よってオン,オフ動作するカラム選択用トランスファゲ
ートァ130,131,…,13n が接続されている。各
I/Oマスク用トランスファゲート120〜12nは、2
個のNMOS12a,12bを有し、そのNMOS12
aのソースがデータバスDBに接続されると共に、NM
OS12bのソースがデータバスDB/に接続され、さ
らにそのNMOS12a,12bのゲートがI/Oマス
ク信号IOMに共通接続されている。各カラム選択用ト
ランスファゲート130〜13nは、2つのNMOS13
a,13bを有し、そのNMOS13aのソースがNM
OS12aのドレインに、NMOS13bのソースがN
MOS12bのドレインにそれぞれ接続されると共に、
NMOS13a,13bのゲートがカラム選択線C0〜
Cnにそれぞれ共通接続されている。このカラム選択線
C0〜Cnは、複数のI/O部に共通に使用されるように
なっている。各カラム選択用トランスファゲート130
〜13nを構成するNMOS13a,13bのドレイン
には、相補的なビット線対BL0,BL0/,BL1,B
L1/,…,BLn,BLn/がそれぞれ接続されてい
る。各ビット線対BL0,BL0/〜BLn,BLn/に
は、それらの上の読み出しデータの電位差を検知、増幅
するセンスアンプ140,141,…,14n がそれぞれ
接続されると共に、メモリセルアレイ20が接続されて
いる。メモリセルアレイ20は、複数のビット線対BL
0,BL0/〜BLn,BLn/と、それらと交差配置され
た複数のワード線WLとを有し、それらの各交差箇所に
データ記憶用のメモリセル210,211,… ,21nが
それぞれ接続されてマトリクス状に配列されている。各
メモリセル210〜21nは、ワード線WLの電位によっ
てオン,オフ動作する電荷転送用のNMOS21aと、
該NMOS21aに接続された電荷蓄積用のキャパシタ
21bとで、それぞれ構成されている。次に、動作を説
明する。メモリセルアレイ20内のメモリセル210〜
21nから記憶データを読み出す場合、図示しないアド
レスデコーダによって複数のワード線WLのうちの1本
を“H”レベルに立ち上げる。“H”レベルに立ち上が
ったワード線WLに接続されたメモリセル17内のNM
OS21aがオンし、それに接続されたキャパシタ21
b内の記憶データが複数のビット線対BL0,BL0/〜
BLn,BLn/に読み出され、それらのビット線対間で
電位差が生じる。これらのビット線対 BL0,BL0/
〜BLn,BLn/間の電位差は、複数のセンスアンプ1
40〜 14nによってそれぞれ検知、増幅される。図示
しないアドレスデコーダによってカラム選択線C0〜Cn
が選択され、それに接続されたトランスファゲート13
0〜13n内の例えば1つがオン状態となる。このとき、
I/Oマスク信号IOMは“H”レベルで、トランスフ
ァゲート120〜12nがオン状態となっている。センス
アンプ140〜14nで増幅された読み出しデータが、ト
ランスファゲート130〜13nのうちの選択された1つ
を通り、それに接続されたトランスファゲート120〜
12nのうちの1つを介してデータバスDB,DB/へ
転送される。データバスDB,DB/上に転送された読
み出しデータは、図示しないリードバッファ等から出力
される。
【0007】次に、ブロックライト時のI/Oマスク動
作について説明する。ブロックライト時には、複数のカ
ラム選択線C0〜Cnが同時に選択されて“H”レベルと
なるので、複数のトランスファゲート130〜13nがオ
ン状態となる。また、複数のI/O部のうちの書込みを
行うI/O部に対応するブロックのI/Oマスク信号I
OMを“H”レベルとし、それに接続された複数のトラ
ンスファゲート120〜12nをオン状態にする。する
と、ライトバッファ11からデータバスDB,DB/へ
入力された書込みデータが、複数のトランスファゲート
120〜12n,130〜13nを通り、さらにセンスアン
プ140〜14nを介して複数のビット線対BL0,BL0
/〜BLn,BLn/へ伝送される。このとき、アドレス
コーダによってメモリセルアレイ20内の1つのワード
線WLが選択されて“H”レベルになっており、それに
接続されたメモリセル210〜21n内のNMOS21a
がオン状態となっているので、ビット線対BL0,BL0
/〜 BLn,BLn/へ伝送された書込みデータは、そ
れらのメモリセル210 〜21n内のオン状態のNMO
S21aを通してキャパシタ21bにそれぞれ書き込ま
れる。これに対し、複数のI/O部のうちの書き込みを
禁止するI/O部に対応するブロックのI/Oマスク信
号IOMを“L”レベルにする。すると、その“L”レ
ベルのI/Oマスク信号IOMによって複数のトランス
ファゲート210 〜12n がオフ状態となり、ライトバ
ッファ11からデータバスDB,DB/に入力されたデ
ータが、複数のビット線対BL0,BL0/〜BLn,B
Ln/へ伝送されない。と同時に、メモリセルアレイ2
0内のメモリセル210〜21n内に記憶されていたデー
タが読み出されてセンスアンプ140〜14nで増幅さ
れ、トランスファゲート130〜13n,120〜12nを
通してデータバスDB,DB/へ伝送されることによっ
て生じるデータの相互干渉を防止できる。そのため、マ
スクされるべきデータが破壊されることがなくなる。
作について説明する。ブロックライト時には、複数のカ
ラム選択線C0〜Cnが同時に選択されて“H”レベルと
なるので、複数のトランスファゲート130〜13nがオ
ン状態となる。また、複数のI/O部のうちの書込みを
行うI/O部に対応するブロックのI/Oマスク信号I
OMを“H”レベルとし、それに接続された複数のトラ
ンスファゲート120〜12nをオン状態にする。する
と、ライトバッファ11からデータバスDB,DB/へ
入力された書込みデータが、複数のトランスファゲート
120〜12n,130〜13nを通り、さらにセンスアン
プ140〜14nを介して複数のビット線対BL0,BL0
/〜BLn,BLn/へ伝送される。このとき、アドレス
コーダによってメモリセルアレイ20内の1つのワード
線WLが選択されて“H”レベルになっており、それに
接続されたメモリセル210〜21n内のNMOS21a
がオン状態となっているので、ビット線対BL0,BL0
/〜 BLn,BLn/へ伝送された書込みデータは、そ
れらのメモリセル210 〜21n内のオン状態のNMO
S21aを通してキャパシタ21bにそれぞれ書き込ま
れる。これに対し、複数のI/O部のうちの書き込みを
禁止するI/O部に対応するブロックのI/Oマスク信
号IOMを“L”レベルにする。すると、その“L”レ
ベルのI/Oマスク信号IOMによって複数のトランス
ファゲート210 〜12n がオフ状態となり、ライトバ
ッファ11からデータバスDB,DB/に入力されたデ
ータが、複数のビット線対BL0,BL0/〜BLn,B
Ln/へ伝送されない。と同時に、メモリセルアレイ2
0内のメモリセル210〜21n内に記憶されていたデー
タが読み出されてセンスアンプ140〜14nで増幅さ
れ、トランスファゲート130〜13n,120〜12nを
通してデータバスDB,DB/へ伝送されることによっ
て生じるデータの相互干渉を防止できる。そのため、マ
スクされるべきデータが破壊されることがなくなる。
【0008】以上のように、本実施例では、データバス
DB,DB/とセンスアンプ140〜14n との間に、
I/Oマスク信号IOMによってオン,オフ動作するI
/Oマスク用トランスファゲート120〜12nを設けた
ので、複数のカラム選択線C0〜Cnが選択されるブロッ
クライト時において、I/Oマスクを安定かつ容易に実
現できる。なお、本発明は上記実施例に限定されず、種
々の変形が可能である。例えば、図1のトランスファゲ
ート120〜12n,130〜13nをNMOS以外の他の
トランジスタで構成したり、あるいは各メモリセル21
0〜21nを他のトランジスタ構成にしてもよい。
DB,DB/とセンスアンプ140〜14n との間に、
I/Oマスク信号IOMによってオン,オフ動作するI
/Oマスク用トランスファゲート120〜12nを設けた
ので、複数のカラム選択線C0〜Cnが選択されるブロッ
クライト時において、I/Oマスクを安定かつ容易に実
現できる。なお、本発明は上記実施例に限定されず、種
々の変形が可能である。例えば、図1のトランスファゲ
ート120〜12n,130〜13nをNMOS以外の他の
トランジスタで構成したり、あるいは各メモリセル21
0〜21nを他のトランジスタ構成にしてもよい。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ブロックライト時のI/Oマスク方式を採用した
ビデオメモリ等の半導体記憶装置において、カラム選択
用トランスファゲートとデータバスとの間に、I/Oマ
スク用トランスファゲートを設けたので、ブロックライ
ト時のI/Oマスクを行う場合、I/Oマスク信号によ
ってI/Oマスク用トランスファゲートをオフ状態にす
れば、メモリセルアレイ内の複数のメモリセルに記憶さ
れていたデータがデータバスへ読み出されてそれらの相
互干渉が生じてマスクされるべきデータが破壊されるこ
とがなくなる。そのため、ブロックライト時のI/Oマ
スクが安定かつ容易に実現できる。
れば、ブロックライト時のI/Oマスク方式を採用した
ビデオメモリ等の半導体記憶装置において、カラム選択
用トランスファゲートとデータバスとの間に、I/Oマ
スク用トランスファゲートを設けたので、ブロックライ
ト時のI/Oマスクを行う場合、I/Oマスク信号によ
ってI/Oマスク用トランスファゲートをオフ状態にす
れば、メモリセルアレイ内の複数のメモリセルに記憶さ
れていたデータがデータバスへ読み出されてそれらの相
互干渉が生じてマスクされるべきデータが破壊されるこ
とがなくなる。そのため、ブロックライト時のI/Oマ
スクが安定かつ容易に実現できる。
【図1】本発明の実施例を示す半導体記憶装置の要部の
回路図である。
回路図である。
【図2】従来の半導体記憶装置の要部の回路図である。
11 ライトバッファ 120〜12n I/Oマスク用ト
ランスファゲート 130〜13n カラム選択用トラ
ンスファゲート 140〜14n センスアンプ 20 メモリセルアレイ 210〜21n メモリセル BL0,BL0/〜BLn,BLn/ ビット線対 C0〜Cn カラム選択線 DB,DB/ データバス IOM I/Oマスク信号 WL ワード線
ランスファゲート 130〜13n カラム選択用トラ
ンスファゲート 140〜14n センスアンプ 20 メモリセルアレイ 210〜21n メモリセル BL0,BL0/〜BLn,BLn/ ビット線対 C0〜Cn カラム選択線 DB,DB/ データバス IOM I/Oマスク信号 WL ワード線
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の入/出力部にそれぞれ接続された
複数のデータバスと、 前記各入/出力部に対応するメモリセルアレイの複数の
ビット線と、 前記複数のビット線と前記データバスとの間に接続さ
れ、カラム選択線の電位によってオン,オフ動作するカ
ラム選択用トランスファゲートとを備え、 前記各入/出力部に対応するメモリセルアレイ間のカラ
ム選択線が共通である半導体記憶装置において、 前記カラム選択用トランスファゲートと前記データバス
との間に、入/出力マスク信号によってオン,オフ動作
する入/出力マスク用トランスファゲートを接続したこ
とを特徴とする半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228403A JPH0785667A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228403A JPH0785667A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0785667A true JPH0785667A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16875925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228403A Withdrawn JPH0785667A (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0785667A (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP5228403A patent/JPH0785667A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001128 |