JPH0785345B2 - オントラック検出回路 - Google Patents

オントラック検出回路

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JPH0785345B2
JPH0785345B2 JP63165287A JP16528788A JPH0785345B2 JP H0785345 B2 JPH0785345 B2 JP H0785345B2 JP 63165287 A JP63165287 A JP 63165287A JP 16528788 A JP16528788 A JP 16528788A JP H0785345 B2 JPH0785345 B2 JP H0785345B2
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伸一 岡田
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディスク記録再生装置におけるピックアップ
の情報読取点の記録トラック上における存在を検出する
オントラック検出回路に関する。
背景技術 記録ディスクに情報を記録したり或いは記録した情報を
読み取る際に記録位置の探索のためにピックアップを記
録トラックと直交する方向に高速で移動させるには、ピ
ックアップのトラック直交方向における相対速度を検出
し、検出した相対速度に応じてピックアップを駆動して
ピックアップのトラック直交方向における相対速度を制
御する速度制御サーボ装置が不可欠である。この速度制
御サーボ装置によるピックアップの駆動時にはピックア
ップの情報読取点のトラック直交方向における相対位置
の微調をなすトラッキングサーボループがオープンさ
れ、ピックアップの情報読取点が目標トラックに到達し
た時点でブレーキが起動され、トラッキングサーボルー
プが閉成されるような制御がなされる。このとき、第3
図に示す如きオントラック検出回路から出力されるピッ
クアップの情報読取点の記録トラック上における存在を
示すオントラック検出信号がブレーキをかけるタイミン
グ信号などに用いられている。
第3図において、ピックアップ1は、情報検出用のメイ
ンビームとこのメインビームの両側に配置されたトラッ
キングエラー検出用の2つのサブビームとからなる3ビ
ームをその中心を結ぶ線がトラックに対して所定のオフ
セット角を有するようにディスク(図示せず)の記録面
に照射し、ディスクの記録面から反射された3つのビー
ムによる反射光の光量にそれぞれ対応する3つの受光素
子によって受光する構成となっている。このピックアッ
プ1から出力されたトラッキングエラー検出用の2つの
受光素子の出力は、3ビーム法と称される周知の方法に
よってトラッキングエラー信号を生成するエラー信号生
成回路(図示せず)に供給されると共に戻り光量検出回
路2に供給される。戻り光量検出回路2は、例えばトラ
ッキングエラー検出用の2つの受光素子の出力を加算す
る加算回路からなっており、この戻り光量検出回路2に
よってディスクの記録面によって反射されてピックアッ
プ1に戻った光の光量に応じた戻り光量検出信号が生成
される。
戻り光量検出回路2の出力は、比較回路4に供給され
る。比較回路4において、戻り光量検出回路2の出力は
直流カット用コンデンサC1を介してゼロクロスコンパレ
ータ3に供給される。ゼロクロスコンパレータ3の入力
端子と接地間にはバイアス用の抵抗Rが接続されてい
る。ゼロクロスコンパレータ3は、入力信号を接地レベ
ルと比較して比較結果に応じた信号を出力する構成とな
っている。このゼロクロスコンパレータ3の出力は、オ
ントラック検出信号として速度制御サーボ装置等に供給
される。
以上の構成において、ピックアップの情報読取点が速度
制御サーボ装置によって記録トラックに直交する方向に
移動すると、記録トラック上においては反射光の光量が
低下するので、戻り光量信号のレベルは、例えばピック
アップの情報読取点が記録トラック上に存在するときは
低くなりかつピックアップの情報読取点が記録トラック
上に存在しないときは高くなる。従って、戻り光量信号
はピックアップのトラック直交方向における相対速度に
応じた周波数を有する信号となる。
従って、ピックアップのトラック直交方向における相対
速度が徐々に低下するときは、戻り光量信号の波形は第
4図(A)に実線で示す如くなる。この戻り光量信号
は、コンデンサC1によって直流成分が除去されて第4図
(A)に破線で示す如く変化する平均レベルを接地レベ
ルに等しくして得られる信号となってゼロクロスコンパ
レータ3に供給される。この平均レベルは、ピックアッ
プのトラック直交方向における相対速度に応じたトラッ
ク横切り周波数がコンデンサC1及び抵抗Rによって定ま
るカットオフ周波数fCより充分高いときは情報読取点が
トラック上に存在するときのレベルとトラック間に存在
するときのレベルとの中間のレベルに一致し、ピックア
ップのトラック直交方向における相対速度、すなわちト
ラック横切り周波数がカットオフ周波数fC以下になった
ときは(時刻t1以降)、該中間のレベルからずれたレベ
ルとなる。このため、時刻t1まではピックアップの情報
読取点が記録トラック上に存在するときはゼロクロスコ
ンパレータ3の入力は接地レベル以下となり、該情報読
取点が記録トラック上に存在しないときは、ゼロクロス
コンパレータ3の入力は接地レベルより高いレベルとな
る。ところが、時刻t1以降においてはピックアップの情
報検出点が記録トラック上に存在しないときでもゼロク
ロスコンパレター3の入力は接地レベル以下となる場合
が生じることとなる。
このため、従来のオントラック検出回路においては、第
4図(B)に示す如くピックアップのトラック直交方向
における相対速度に応じたトラック横切り周波数がカッ
トオフ周波数fCより充分高いときは低レベルのオントラ
ック検出信号が誤りなくゼロクロスコンパレータ3から
出力されるが、ピックアップのトラック直交方向におけ
る相対速度に応じたトラック横切り周波数がカットオフ
周波数fC以下になったときは誤ったオントラック検出信
号eが出力されるという問題点があった。
発明の概要 本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、
誤検出を防止することができるオントラック検出回路を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明によるオントラック検
出回路においては、ピックアップの情報読取点の記録ト
ラックに直交する方向における相対速度が所定値以下に
なったとき速度低下検出信号を発生する速度低下検出手
段を設け、ピックアップの出力信号とその平均レベルと
を比較してオントラック検出信号を発生する比較手段を
速度低下検出信号に応答してこの速度低下検出信号の発
生直前の平均レベルを保持してこれとピックアップの出
力信号とを比較するように構成している。
実施例 以下、本発明の実施例につき第1図及び第2図を参照し
て詳細に説明する。
第1図において、ピックアップ1、戻り光量検出回路2
及び比較回路4は第3図の回路と同様に接続されてい
る。しかしながら、本例における比較回路4においては
戻り光量検出回路2の出力はコンパレータ5に供給され
ると共に積分回路等からなる平均レベル検出回路6に供
給される。平均レベル検出回路6の出力は、アナログス
イッチ7を介してホールド用のコンデンサC2に印加され
る。これらアナログスイッチ7及びコンデンサC2によっ
て保持手段が形成されており、アナログスイッチ7がオ
フになるとオフ直前の平均レベル検出回路6の出力がコ
ンデンサC2に保持される。コンデンサC2に保持された平
均レベル検出回路6の出力は、コンパレータ5に供給さ
れて戻り光量検出回路2の出力と比較される。このコン
パレータ5の出力がオントラック検出信号として出力さ
れる。
アナログスイッチ7の制御入力端子には速度低下検出回
路9から出力される速度低下検出信号が供給される。ア
ナログスイッチ7は、この速度低下検出信号によってオ
フになるように構成されている。速度低下検出回路9に
は、トラッキングエラー信号生成回路10によって生成さ
れたトラッキングエラー信号が供給されている。トラッ
キングエラー信号生成回路10は、例えばプッシュプル法
によってピックアップ1からのトラッキングエラー検出
用の2つの受光素子の出力の差によりトラッキングエラ
ー信号を生成する構成となっている。
速度低下検出回路9において、トラッキングエラー信号
はゼロクロスコンパレータ11に供給される。ゼロクロス
コンパレータ11は、入力信号を接地レベルと比較して比
較結果に応じた信号を出力する構成となっている。この
ゼロクロスコンパレータ11の出力は、速度検出回路12に
供給される。速度検出回路12は、例えばゼロクロスコン
パレータ11の出力パルスの周波数に応じた信号を速度検
出信号として出力する構成となっている。この速度検出
回路12の出力は、コンパレータ13に供給されて基準電圧
Vrと比較される。このコンパレータ13の出力は、速度低
下検出信号としてアナログスイッチ7の制御入力端子に
供給される。
以上の構成における各部の作用を第2図を参照して説明
する。第3図の回路と同様にピックアップ1の情報読取
点のトラツク直交方向における相対速度が徐々に低下す
るときは、戻り光量信号は、第2図(B)に実線で示す
如くなる。また、平均レベル検出回路6においては戻り
光量信号を例えば積分することによって戻り光量信号の
平均レベルに応じた第2図(B)に破線で示す如き信号
が形成される。この平均レベル検出回路6の出力のレベ
ルは、ピックアップのトラック直交方向における相対速
度に応じたトラック横切り周波数が平均レベル検出回路
6における積分回路のカットオフ周波数fCよりも充分高
いときは情報読取点がトラック上に存在することのレベ
ルとトラック間に存在するときのレベルとの中間のレベ
ルに一致し、ピックアップのトラック直交方向における
相対速度に応じたトラック横切り周波数がカットオフ周
波数fCよりも低くなったときは(時刻t2以降)、該中間
のレベルからずれたレベルとなる。このため、時刻t2
ではピックアップの情報読取点が記録トラック上に存在
するときは戻り光量信号のレベルは平均レベル検出回路
6の出力のレベル以下となり、該情報読取点が記録トラ
ック上に存在しないときは、戻り光量信号のレベルは平
均レベル検出回路6の出力のレベルより高いレベルとな
る。ところが、時刻t2以降においてはピックアップの情
報検出点が記録トラック上に存在しないときでも戻り光
量信号のレベルが平均レベル検出回路6の出力のレベル
以下となる場合が生じることとなる。
一方、トラッキングエラー信号生成回路10においては第
2図(A)に示す如く戻り光量信号と同様にピックアッ
プの情報読取点のトラック直交方向における相対速度に
応じた周波数を有するトラッキングエラー信号が生成さ
れる。このトラッキングエラー信号がゼロクロスコンパ
レータ11に供給れさるので、ゼロクロスコンパレータ11
からピックアップの情報読取点のトラック直交方向にお
ける相対速度に応じたパルス幅を有するパルスが出力さ
れる。このゼロクロスコンパレータ11の出力パルスが速
度検出回路12に供給されるので、ピックアップの情報読
取点のトラック直交方向における相対速度に応じたレベ
ルを有する速度検出信号が生成される。ここで、この速
度検出信号が供給されるコンパレータ13の基準電圧Vrを
平均レベル検出回路6における積分回路のカットオフ周
波数fCに対応する値に設定すると、ピックアップの情報
読取点のトラック直交方向における相対速度に応じたト
ラック横切り周波数がカットオフ周波数fCに等しくなっ
たときコンパレータ13から速度低下検出信号が出力され
てアナログスイッチ7がオフとなる。そうすると、オフ
直前の平均レベル検出回路6の出力がコンデンサC2に保
持されてコンパレータ5に供給される。
従って、コンパレータ5において戻り光量信号と比較さ
れる信号のレベルは、ピックアップの情報読取点が記録
トラック上に存在するときは常に戻り光量信号のレベル
以上となり、該情報読取点が記録トラック上に存在しな
いときは常に戻り光量信号のレベルより低くなる。この
結果、第2図(C)に示す如く誤りなく低レベルのオン
トラック検出信号がコンパレータ5から出力されること
となる。
尚、上記実施例においてはトラッキングエラー信号は、
プッシュプル方式によって生成されるとしたが、トラッ
キングエラー信号は、特願昭63-93882号等に記載されて
いるいわゆるサンプルド・サーボ方式によって生成され
た信号によって速度低下を検出することもできる。ま
た、トラッキングエラー信号に代えていわゆるサンプル
ド・サーボ方式においてピックアップの情報読取点が16
トラックだけ移動する毎に反転するように形成された16
トラックカウントパルスによって速度低下を検出するこ
ともできる。
発明の効果 以上詳述した如く本発明によるオントラック検出回路に
おいては、ピックアップの情報読取点の記録トラックに
直交する方向における相対速度が所定値以下になったと
き速度低下検出信号を発生する速度低下検出手段を設
け、ピックアップの出力信号とその平均レベルとを比較
してオントラック検出信号を発生する比較手段を速度低
下検出信号に応答してこの速度低下検出信号の発生直前
の平均レベルを保持してこれとピックアップの出力信号
とを比較するように構成しているので、ピックアップの
情報読取点の記録トラックに直交する方向における相対
速度が低下することによって記録ディスクから得られた
信号の平均レベルが記録ディスクから得られた信号のオ
ントラック時のレベルとオフトラック時のレベルとの中
間のレベルからずれた値になっても相対速度が所定値以
下になる直前の平均レベルが保持されて比較が行われる
ため誤検出を防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は、第1図の装置の各部の作用を示す波形図、第3図
は、従来のオントラック検出回路を示すブロック図、第
4図は、第3図の各部の作用を示す波形図である。 主要部分の符号の説明 5……コンパレータ 6……平均レベル検出回路 7……アナログスイッチ 9……速度低下検出回路9 C2……コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録ディスクの記録面に形成された記録ト
    ラック上におけるピックアップの情報読取点の存在を示
    すオントラック検出信号を前記ピックアップの出力信号
    とその平均レベルとを比較して発生する比較手段を有す
    るオントラック検出回路であって、前記ピックアップの
    情報読取点の記録トラックに直交する方向における相対
    速度が所定値以下になったとき速度低下検出信号を発生
    する速度低下検出手段を備え、前記比較手段は、前記速
    度低下検出信号に応答して前記速度低下検出信号の発生
    直前の平均レベルを保持してこれと前記出力信号とを比
    較することを特徴とするオントラック検出回路。
JP63165287A 1988-07-01 1988-07-01 オントラック検出回路 Expired - Fee Related JPH0785345B2 (ja)

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