JPH078525Y2 - 残糸巻取装置 - Google Patents

残糸巻取装置

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Publication number
JPH078525Y2
JPH078525Y2 JP967389U JP967389U JPH078525Y2 JP H078525 Y2 JPH078525 Y2 JP H078525Y2 JP 967389 U JP967389 U JP 967389U JP 967389 U JP967389 U JP 967389U JP H078525 Y2 JPH078525 Y2 JP H078525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
winding
residual
winding member
rotating shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP967389U
Other languages
English (en)
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JPH0299865U (ja
Inventor
伸 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はボビンに残った残糸を巻き取る装置に関す
る。
(従来の技術) ホースの断面中間部分、一般に内面ゴム層の外側に繊維
補強層を形成する場合、通常、耐圧力等に応じて編組機
にボビンを24個,36個,48個等多数個セットしてかかるボ
ビンより補強糸を繰り出しつつ、内面ゴム層上に補強糸
を巻付けないし編組していく。その際、編組機のボビン
には糸切れ等を見込んで当初過剰量の補強糸が巻かれて
いるため、編組を終えた時点でボビンに一定量の糸が残
る。
そこでボビンに残った糸を巻き取ることが必要となる
(ボビンは繰り返し使用する)が、従来は作業者が人手
で1本ずつボビンの糸を手繰るようにして取り除いてい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこのように作業者が1つ1つボビンの残糸
を手繰るようにして取り除いていたのでは、作業に多大
な手間と時間がかかり、ホースの生産能率を高めること
が難しい。
(課題を解決するための手段) 本考案の残糸巻取装置はこのような課題を解決するため
に案出されたものであり、その要旨は、筒状のボビンに
残った残糸を巻き取る装置にして、(イ)回動可能に支
持された水平方向に延びる回転軸と、(ロ)該回転軸を
回転駆動する駆動装置と、(ハ)該回転軸に同軸的に設
けられた、前記ボビンに残った残糸を環状に巻き取る巻
取部材と、(ニ)該巻取部材の側方に立設された支持板
と、(ホ)該巻取部材の外周回りに該巻取部材から間隔
を隔てて、該支持板から突出して設けられた、該回転軸
と平行に延びる、前記ボビンを挿通せしめて回動可能に
支持する複数の取付ピンと、を備えていることにある。
(作用及び考案の効果) 本考案の装置においては、支持板に突設した複数の取付
ピンにボビンを挿入し、そして各ボビンの残糸の端を、
それらの内側に位置している巻取部材に仮止めし、そし
てこの巻取部材を回転軸と共に回転駆動すると、各ボビ
ンの残糸が一斉にこの巻取部材に巻き取られていく。即
ち本考案の装置によれば、各ボビンに残った糸を一挙に
巻き取ることができる。
これによりボビンに残った残糸の巻取りのために要して
いた手間が大幅に節減される。因みに、従来は1本のボ
ビンに対する処理に2分程度要しており、従って例えば
ホースの補強・編組用に24本のボビンを用いているとす
ると、その処理のために1時間程度かかっていたが、本
考案の装置によれば2分程度で全ての残糸を巻き取るこ
とができ、しかも人手を要するのはボビンのセットのみ
であってこれに要する時間は10〜15秒程度あれば足りる
のである。
本考案の装置は、ボビンの取付ピンを周囲に配し、そし
て各取付ピンの内側に巻取部材を配して、各取付ピンに
セットしたボビンの残糸を巻取部材に巻き取るようにし
ているため、全ての残糸をほぼ等しい緊張度に保ちつつ
巻き取り得る特長を有している。またこのような配置構
成をとっていることから、ボビン,巻取部材の配置スペ
ースも少なくて済み、従って装置をコンパクトに構成す
ることができる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図乃至第3図において、10は固定台でその上に一対
の軸受12が固設され、これら軸受12により回転軸14が回
転可能に支持されている。この回転軸14はその一端部に
おいて伝導部材18を介してモータ20に連結されており、
かかるモータ20により回転駆動されるようになってい
る。回転軸14の他端には円板22が固定され、回転軸14と
一体回転するようになっている。この円板22の前面に
は、その外周部近傍において複数本(ここでは4本)の
巻取ピン24が互いに等間隔で突設されている。
円板22の外周側には、支持板26が位置固定に設けられて
いる。この支持板26の前面側には多数(ここでは計12
個)の取付ピン28が突設されている。各取付ピン28は、
円板22の中心位置からの距離が等距離となるように、巻
取ピン24を取り巻くように円形に配置されている。この
取付ピン28は、第1図に示しているように夫々ボビン30
を2個挿入できる長さとされており、且つその先端に抜
け止め用の爪32が起倒可能に設けられている。
このような装置においては、爪32を第1図中2点鎖線で
示す状態に起こしておいて、夫々の取付ピン28に2個ず
つのボビン30に挿入し、しかる後爪32を倒せば、計24個
のボビン30がセットされた状態となり、そこで各ボビン
30の残糸34の端を巻取ピン24に仮止めし、そしてモータ
20を起動して4本の巻取ピン24を円板22と共に回転させ
ると、ボビン30に残った残糸34が巻取ピン24に一挙に巻
き取られる。その所要時間は、残糸の長さが50mである
とすると2分程度である。
この間作業者は巻取装置に付いていなくても良く、例え
ばモータ20の作動を所定時間後に自動的に停止させるよ
うにしておけば、作業者はボビン30をセットするだけ
で、あとは巻取装置が自動的に残糸巻取りを行う。而し
てボビン30のセット作業に要する時間は10〜15秒程度の
短時間である。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案はその他の形
態で構成することも可能である。
例えば上例において、4本の巻取ピン24の何れか1つ
を、残糸巻取り後に中心側に若干傾けるようにしても良
い。このようにすると巻取ピン24に巻き取った残糸34
を、かかる巻取ピン24より更に簡単に取り出し得るよう
になる。
また巻取部材の形態を、かかる巻取ピン24に代えてドラ
ム形態とすることも可能である。更に本考案はホースに
おける補強層形成用の糸の残糸を巻き取るためのみなら
ず、他の目的に用いられる糸の残糸巻取りに際して適用
することも可能であるなど、その主旨を逸脱しない範囲
において、当業者の知識に基づき種々変更を加えた形態
で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である残糸巻取装置の要部側
面図であり、第2図及び第3図は夫々同じ巻取装置の各
要部正面図及び要部平面図である。 14:回転軸、20:モータ 24:巻取ピン、26:支持板 28:取付ピン、30:ボビン 34:残糸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のボビンに残った残糸を巻き取る装置
    にして、 (イ)回動可能に支持された水平方向に延びる回転軸
    と、 (ロ)該回転軸を回転駆動する駆動装置と、 (ハ)該回転軸に同軸的に設けられた、前記ボビンに残
    った残糸を環状に巻き取る巻取部材と、 (ニ)該巻取部材の側方に立設された支持板と、 (ホ)該巻取部材の外周回りに該巻取部材から間隔を隔
    てて、該支持板から突出して設けられた、該回転軸と平
    行に延びる、前記ボビンを挿通せしめて回動可能に支持
    する複数の取付ピンと、 を備えていることを特徴とする残糸巻取装置。
JP967389U 1989-01-30 1989-01-30 残糸巻取装置 Expired - Lifetime JPH078525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP967389U JPH078525Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 残糸巻取装置

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JP967389U JPH078525Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 残糸巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0299865U JPH0299865U (ja) 1990-08-08
JPH078525Y2 true JPH078525Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31216625

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JP967389U Expired - Lifetime JPH078525Y2 (ja) 1989-01-30 1989-01-30 残糸巻取装置

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