JPH0785077A - 表形式データ検索方法および装置 - Google Patents

表形式データ検索方法および装置

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JPH0785077A
JPH0785077A JP5180888A JP18088893A JPH0785077A JP H0785077 A JPH0785077 A JP H0785077A JP 5180888 A JP5180888 A JP 5180888A JP 18088893 A JP18088893 A JP 18088893A JP H0785077 A JPH0785077 A JP H0785077A
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JP5180888A
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Hirotaka Mizuno
浩孝 水野
Hiroshi Tsuji
洋 辻
Keiko Nakagawa
恵子 中川
Michiko Ooba
みち子 大場
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの形式が表であることがユーザにとっ
て不自然に感じられる場合に、その不自然さを低減し操
作性を向上する表形式データ検索方法の提供。 【構成】 検索結果の各レコードを予め定義された変換
関係に基づき図形要素に変換し、該図形要素を画面上に
表示し(検索結果表示モジュール)、表形式データのレ
コードの構造を予め定義された第1の変換関係に基づき
図形要素に変換して画面上に表示し、該図形要素に対す
るユーザの操作を予め定義された第2の変換関係に基づ
き検索指示に変換し(検索コマンド生成モジュール)、
前記検索結果表示モジュールにより画面上に表示された
図形要素に対するユーザの操作を予め定義された第2の
変換関係に基づいて該図形要素に対応するレコードに対
する操作指示に変換する(レコード操作コマンド生成モ
ジュール)ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザから入力した検
索指示に従って、表形式で格納されているデータの中か
ら、特定の条件を満たすレコードを検索し、検索結果で
あるレコードの内容を表示する表形式データ検索方法お
よび装置に関し、特に処理対象データの形式が表である
ことがユーザにとって不自然に感じられる場合に、その
不自然さを低減して操作性を向上する表形式データ検索
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが表形式データから特定の条件を
満たすレコードを検索する方法である写像型問合せ言語
と例題型問合せ言語が、それぞれ植村敏亮著「データベ
ースシステムの基礎」(オーム社、1979年)第12
2頁から第128頁、および同著の第128頁から第1
35頁に記載されている。以下では例を用いて、上記2
つの問合せ言語での検索指示の記述方法を説明する。図
3は表形式データの例である。この表形式データを表A
と名付けることにする。図3では、表Aは、5個のレコ
ード301から成っており、各レコードは項目1から項
目4までの4つのデータ項目302を持つ。この表Aの
中の項目2の値が10であるレコードについて、項目1
と項目3の内容を見たい場合、写像型問合せ言語では、
ユーザは以下のようなコマンド select 項目1,項目3 from 表A where 項目2=10 を入力する。ここで、select、from、および
whereは写像型問合せ言語のキーワードである。上
記コマンドが入力されると検索処理が行なわれ、結果が
表形式で出力される。図4は写像型問合せ言語の実行結
果の画面例である。ろ表Aの中の項目2の値が10であ
るレコードについて、項目1と項目3の内容を見たい場
合、例題型問合せ言語では、ユーザはまず処理対象が表
Aであると指定する。すると、画面上にコマンド入力用
画面が表示される。図5は例題型問合せ言語の入力画面
例である。図5のように、表Aと同じレコード構造を持
つ表が白紙の状態で表示される。そして、ユーザは図5
の表の枠の中にコマンドを書き込む。図6はコマンド入
力後のコマンド入力画面の例である。図6において
「P.」は「そのデータ項目を表示しろ」という意味の
コマンドであり「=10」は「そのデータ項目の値が1
0に等しいレコードを検索しろ」という意味のコマンド
である。これらのコマンドの入力順序は自由である。コ
マンドが入力された後にユーザがコマンド実行を指示す
ると検索処理が実行される。実行結果は、写像型問合せ
言語の場合と同じく、図4のような表形式で画面に表示
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の写像
型問合せ言語では、(イ)ユーザが検索対象のテーブル
の形式、すなわち検索対象のテーブルにはどのようなデ
ータ項目が含まれているかを知っている必要があった。
さもないと検索用コマンドを打てなかった。また、
(ロ)ユーザは、コマンドの文法を知っていないと、検
索用コマンドを打てない。という問題点があった。例題
型問合せ言語では、上記2つの問題点のうち(イ)は解
決されているが、(ロ)が依然として残っていた。ま
た、写像型問合せ言語や例題型問合せ言語を利用する場
合には、検索の対象であるデータは表形式である必要が
あった。このため、ユーザの立場から見ると本来は表形
式ではないと考えられるデータであっても、表形式のデ
ータとして格納されている必要があった。この場合、ユ
ーザは、自分が考えているデータの構造をいったん頭の
中で表形式のデータに変換し、その後で表形式データの
検索を行なわねばならず、不自然な操作を強いられ操作
性が低下するという問題点があった。本発明の目的は、
このような従来の課題を解決し、処理対象データの形式
が表であることがユーザにとって不自然に感じられる場
合に、その不自然さを低減して操作性を向上できる表形
式データ検索方法および装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、表形式データ検索方法において、検索結果である各
レコードの内容を図形要素に変換する変換関係を設定
し、検索指示に従って検索された各レコードの内容を前
記変換関係に基づき図形要素に変換し、該図形要素を画
面上に表示するようにしている。また、表形式データの
レコードの構造を図形要素に変換する第1の変換関係
と、画面上に表示された該図形要素に対するユーザの操
作を検索指示に変換する第2の変換関係を設定し、表形
式データのレコードの構造を前記第1の変換関係に基づ
き図形要素に変換して画面上に表示し、該図形要素に対
してのユーザによる操作を受け付け、この操作を前記第
2の変換関係に基づいて検索指示に変換するようにして
いる。また、検索結果である各レコードの内容を図形要
素に変換する第1の変換関係と、画面上に表示された該
図形要素に対するユーザの操作を該図形要素に対応する
レコードに対する操作指示に変換する第2の変換関係を
設定し、検索指示に従って検索された各レコードの内容
を前記第1の変換関係に基づき図形要素に変換して画面
上に表示し、該図形要素に対してのユーザによる操作を
受け付け、この操作を前記第2の変換関係に基づいて該
図形要素に対応するレコードに対する操作指示に変換す
るようにしている。さらに、前記図形要素に対応するレ
コードに対する操作指示は、該レコードの内容の変更指
示、該レコードの削除指示のいずれかであるようにして
いる。また、表示画面上に、表形式データのレコードの
構造を図形要素に変換する変換関係に基づき表形式デー
タのレコードの構造を変換した図形要素を表示し該図形
要素に対するユーザからの検索指示を入力するための第
1の表示領域と、検索結果である各レコードの内容を図
形要素に変換する変換関係に基づき検索指示に従って検
索された各レコードの内容を変換した図形要素を表示す
る第2の表示領域を設けるようにしている。また、表示
画面上に、表形式データのレコードの構造を図形要素に
変換する変換関係に基づき表形式データのレコードの構
造を変換した図形要素を表示し該図形要素に対するユー
ザからの検索指示を入力するための第1の表示領域と、
検索結果である各レコードの内容を図形要素に変換する
変換関係に基づき検索指示に従って検索された各レコー
ドの内容を変換した図形要素を表示し該図形要素に対す
るユーザからの操作指示を入力するための第2の表示領
域を設けるようにしている。また、表形式データ検索装
置において、補助記憶装置は、表形式データファイル内
のレコードの構造および検索コマンドと画面に表示され
る図形要素との間の第1の変換関係と、表形式データフ
ァイル内のレコードの内容およびレコード操作のコマン
ドと画面に表示される図形要素との間の第2の変換関係
からなる変換関係ファイルを格納し、処理装置は、表形
式データ操作手段と、表示領域管理手段と、検索結果表
示手段と、検索コマンド生成手段と、レコード操作コマ
ンド生成手段を備え、表形式データ操作手段は、検索コ
マンドとレコード操作コマンドを入力して表形式データ
ファイルの表形式データに対して該コマンドを実行し検
索結果を出力し、表示領域管理手段は、表示画面を複数
の表示領域に分割して管理し、前記検索結果表示手段、
検索コマンド生成手段、レコード操作コマンド生成手段
から入力したデータをそれぞれ異なる表示領域に表示
し、ユーザから入力した画面上での指示をその指示が入
力された表示領域に応じて対応する前記各手段に出力
し、検索結果表示手段は、前記表形式データ操作手段か
ら出力される検索結果のレコードを前記変換関係ファイ
ルの内容に基づいて図形要素に変換して変換結果を前記
表示領域管理手段を介して第1の表示領域に表示し、検
索コマンド生成手段は、前記変換関係ファイルの内容を
読み込みこれに基づいて表形式データを表わす図形要素
を前記表示領域管理手段を介して第2の表示領域に表示
し、該第2の表示領域上での該図形要素に対するユーザ
の操作を前記表示領域管理手段を介して入力し該操作を
前記変換関係ファイルの内容に基づいて該表形式データ
に対する検索コマンドに変換し、該検索コマンドを表形
式データ操作手段に出力し、レコード操作コマンド生成
手段は、前記検索結果表示手段が生成し第1の表示領域
上に表示した図形要素に対するユーザの操作を前記表示
領域管理手段を介して入力し該操作を前記変換関係ファ
イルの内容に基づいて該図形要素に対応するレコードに
対するレコード操作コマンドに変換し前記表形式データ
操作手段に出力するようにしている。さらに、前記変換
関係ファイルの内容を読み込み保持する変換関係データ
メモリを前記主記憶装置内に設け、該変換関係データメ
モリと前記変換関係ファイルとの間でデータ転送を行な
う変換関係入出力手段を設け、前記検索コマンド生成手
段、前記検索結果表示手段、および前記レコード操作コ
マンド生成手段は前記変換関係データメモリの内容を入
力するようにしている。さらに、前記表示領域管理手段
を介して第3の表示領域に前記変換関係データメモリの
内容を表示し、前記入力手段からの前記表示領域管理手
段を介するユーザの指示に応じて前記変換関係データメ
モリの内容を編集する変換関係編集手段を設けている。
【0005】
【作用】本発明においては、表形式データのレコード内
容と画面に表示される図形要素の間の変換関係に基づい
て検索結果である各レコードから図形要素を生成して画
面上の第1の表示領域に表示する。これにより、ユーザ
は、表形式以外のより自然な表示形式で検索結果である
レコードの内容を見ることができる。また、表形式デー
タのレコード構造と図形要素との間の変換関係に基づい
て表形式データのレコード構造を図形要素に変換して画
面上の第2の表示領域に表示し、画面上でこの図形要素
に対するユーザの操作を受け付け、図形要素に対するユ
ーザの操作と検索コマンドとの間の変換関係に基づいて
ユーザの操作を検索コマンドに変換する。これにより、
ユーザはより自然な形式で表示された図形要素を介して
検索の指示を行なえる。また、第1の表示領域に表示さ
れた図形要素に対するユーザの操作を受け付け、図形要
素に対するユーザの操作とレコード操作コマンドとの間
の変換関係に基づいて、ユーザの操作をレコード操作コ
マンドに変換する。これにより、ユーザはより自然な形
式で表示された図形要素を介してレコード操作の指示を
行なえる。さらに、上記第1の表示領域上の表示と第2
の表示領域上の表示を画面上で同時に見ながら、検索の
指示と検索結果の確認を行なえる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図2は、本発明の一実施例を示すハードウェ
ア構成図であり、ユーザにより指定された条件を満たす
特定のレコードを表形式データ中から検索する処理装置
200と、該処理装置200に接続された主記憶装置2
01と、表形式データおよび表形式データと図形要素と
の間の変換関係を格納する補助記憶装置202と、検索
結果および入力用画面を表示するディスプレイ203
と、ユーザからの文字入力を受け付けるキーボード20
4と、ユーザからの画面上の位置入力を受け付けるマウ
ス205とを具備している。図1は、本発明の一実施例
を示す機能ブロック図である。図1に示すように、表形
式データ操作モジュール101、表示領域管理モジュー
ル102、検索コマンド生成モジュール103、検索結
果表示モジュール104、レコード操作コマンド生成モ
ジュール105、変換関係入出力モジュール106、お
よび変換関係編集モジュール107が、主記憶装置20
1内にプログラムモジュールとして内蔵されている。ま
た、変換関係データメモリ108が主記憶装置201内
のデータ記憶領域として設けられている。また、表形式
データファイル109、1個以上の変換関係ファイル1
10、およびファイル名ファイル111が補助記憶装置
202内に格納されている。
【0007】表形式データ操作モジュール101は、検
索コマンド生成モジュール103からコマンドを受け取
り、表形式データファイル202に格納されている表形
式データに対して検索処理を実行し、またレコード操作
コマンド生成モジュールからコマンドを受け取り、表形
式データファイル202に格納されている表形式データ
に対してレコード操作処理を実行する。そして、それぞ
れの処理結果を検索結果表示モジュール104に出力す
る。表示領域管理モジュール102はディスプレイ20
3の表示画面上に3つの表示領域を生成する。そして、
表示領域管理モジュール102は、第1の表示領域と検
索結果表示モジュール104との間、第1の表示領域と
レコード操作コマンド生成モジュール105との間、第
2の表示領域と検索コマンド生成モジュール103との
間、そして第3の表示領域と変換関係編集モジュール1
07との間について、それぞれデータの授受を管理す
る。検索コマンド生成モジュール103は、変換関係デ
ータメモリ108の内容を読み込み、表示領域管理モジ
ュール102を介して第2の表示領域に図形要素を表示
する。そして、検索コマンド生成モジュール103は、
表示した図形要素に対してユーザが操作をすると、該操
作を表示領域管理モジュール102を介して入力し、変
換関係データメモリ108の内容に基づいて、ユーザの
操作を検索コマンドに変換し、検索コマンドを表形式デ
ータ操作モジュール101に出力する。検索結果表示モ
ジュール104は、変換関係データメモリ108の内容
を読み込み、表形式データ操作モジュール101から出
力される検索結果であるレコードの内容に基づいて図形
要素を生成し、生成した図形要素を表示領域管理モジュ
ール102を介してディスプレイ203の第1の表示領
域に表示する。レコード操作コマンド生成モジュール1
05は、変換関係データメモリ108の内容を読み込
み、第1の表示領域に表示された検索結果に基づく図形
要素に対してユーザが操作をすると、この操作を表示領
域管理モジュール102を介して入力し、変換関係デー
タメモリ108の内容に基づいてユーザのこの操作をレ
コード操作コマンドに変換し、レコード操作コマンドを
表形式データ操作モジュール101に出力する。変換関
係入出力モジュール106は、ファイル名ファイル11
1から変換関係ファイル名を入力し、該当するファイル
名を持つ変換関係ファイル110の内容を変換関係デー
タメモリ108に複写する。また、変換関係入出力モジ
ュール106は、変換関係編集モジュール107の指示
を受けて、変換関係データメモリ108の内容を変換関
係ファイル110に格納する。変換関係編集モジュール
107は、表示領域管理モジュール102を介して、デ
ィスプレイ203の画面上の第3の表示領域の上に変換
関係データメモリ108の内容を表示し、変換関係デー
タメモリ108の内容をユーザに編集させる。そして、
編集結果を変換関係ファイル110に格納するように変
換関係入出力モジュール106に指示する。
【0008】図7は、本発明の一実施例における処理を
示すフローチャートである。まず、表示領域管理モジュ
ール102は、ディスプレイ203の画面上に3つの表
示領域を生成する。そして、第1の表示領域と検索結果
表示モジュール104の間と、第1の表示領域とレコー
ド操作コマンド生成モジュール105との間にデータ通
信路を設け、また、第2の表示領域と検索コマンド生成
モジュール103との間にデータ通信路を設け、さら
に、第3の表示領域と変換関係編集モジュール107と
の間にデータ通信路を設ける(ステップ700)。次
に、変換関係入出力モジュール106は、ファイル名フ
ァイル111から変換関係ファイル名を読み込み、この
ファイル名に該当する変換関係ファイル110の内容を
変換関係データメモリ108へ複写する(ステップ70
1)。次に検索コマンド生成モジュール103は、変換
関係データメモリ108の内容に基づいて図形要素を生
成し、この図形要素を第2の表示領域に表示領域管理モ
ジュール102を介して表示する(ステップ702)。
そしてユーザからのコマンド入力を待つ(ステップ70
3)。
【0009】ユーザがコマンドを入力し(ステップ70
3)、コマンドを入力された場所が第2の表示領域であ
れば(ステップ704)、終了指示のコマンドであるか
判定し(705)、終了指示のコマンドであれば全体の
処理を終了させる。ユーザがコマンドを入力し(ステッ
プ703)、コマンド操作が第2の表示領域におけるも
のであり(ステップ704)、該操作が図形要素に対す
る操作の場合には(ステップ705)、検索コマンド生
成モジュール103は表示領域管理モジュール102を
介してこの図形要素に対する操作を入力する。そして、
変換関係データメモリ108の内容の基づき、この図形
要素に対する操作を検索コマンドに変換し、検索コマン
ドを表形式データ操作モジュール101に送る(ステッ
プ706)。表形式データ操作モジュール101は、検
索コマンドを受け取り、表形式データファイル202に
格納されている表形式データに対して検索コマンド実行
し、検索結果であるレコードのデータを検索結果表示モ
ジュール104に送る(ステップ707)。検索結果表
示モジュール104は、検索結果を受け取り、変換関係
データメモリ108の内容に基づいて検索結果の各レコ
ードの内容を図形要素に変換し、この図形要素を画面上
の第1の表示領域に表示領域管理モジュール102を介
して表示する(ステップ708)。そして、ユーザから
の入力待ちの状態に戻る(ステップ703)。
【0010】ユーザがコマンドを入力し(ステップ70
3)、該コマンド操作が第1の表示領域に表示されてい
る図形要素に対する操作の場合には(ステップ70
4)、レコード操作コマンド生成モジュール105はこ
の図形要素に対する操作を表示領域管理モジュール10
2を介して入力する。そして、レコード操作コマンド生
成モジュール105は変換関係データメモリ108の内
容の基づき、この操作を、操作を受けた図形要素に対応
するレコードに対するレコード操作コマンドに変換し、
このレコード操作コマンドを表形式データ操作モジュー
ル101に送る(ステップ709)。表形式データ操作
モジュール101は、レコード操作コマンドを受け取
り、表形式データファイル202に格納されている表形
式データに対してこのコマンドを実行し、実行結果であ
るレコードのデータを検索結果表示モジュール104に
送る(ステップ710)。検索結果表示モジュール10
4は、検索結果を受け取り、変換関係データメモリ10
8の内容に基づいて検索結果の各レコードの内容を図形
要素に変換し、この図形要素を画面上の第1の表示領域
に表示領域管理モジュール102を介して表示する(ス
テップ708)。そして、ユーザからの入力待ちの状態
に戻る(ステップ703)。
【0011】ユーザがコマンドを入力し(ステップ70
3)、該コマンド操作が第3の表示領域上で変換関係の
切り替えあるいは編集を指示した場合、変換関係編集モ
ジュール107は表示領域管理モジュール102を介し
てこのユーザの指示を入力する(ステップ704)。ユ
ーザの指示を判定し(ステップ711)、ユーザの指示
が変換関係の切り替えの場合は、ユーザから変換関係フ
ァイル名を入力し、その変換関係ファイル110の内容
を入力するよう変換関係関係入出力モジュール106に
指示を出す(ステップ701)。ユーザの指示が変換関
係の編集である場合には、変換関係データメモリ108
の内容を第3の表示領域に表示してユーザに編集させる
(ステップ712)。そして、変換関係入出力モジュー
ル106に編集後の変換関係データメモリ108の内容
を変換関係ファイル110に格納するように指示する
(ステップ713)。変換関係データメモリ108の内
容が変更されると、検索コマンド生成モジュール103
は、変更後の変換関係データメモリ108の内容に基づ
いて図形要素を生成し、この図形要素を画面上の第2の
表示領域に表示領域管理モジュール102を介して表示
し(ステップ702)、ユーザからのコマンド入力を待
つ(ステップ703)。
【0012】図8はディスプレイ203の画面上の前述
の3つの表示領域を示す図である。図8において、ディ
スプレイ203の画面801は、検索結果表示モジュー
ル104およびレコード操作コマンド生成モジュール1
05に結び付いた第1の表示領域である検索結果表示用
ウィンドウ802と、検索コマンド生成モジュール10
3に結び付いた第2の表示領域である検索コマンド入力
用ウィンドウ803と、変換関係編集モジュール107
に結び付いた第3の表示領域である変換関係編集用ウィ
ンドウ804から構成されており、それぞれのウィンド
ウ802〜804は表示領域管理モジュール102によ
って独立に管理される。
【0013】図9は、図1における表形式データファイ
ル109の内部構成図である。表形式データファイル1
09には、1個以上の表形式データ901が格納されて
いる。各々の表形式データ901は、表形式データの名
称902、レコード構造の定義903、および各レコー
ドの内容904から成る。レコード構造の定義903
は、レコードを構成する各データ項目について、データ
項目名905、データ型906、データ長907を格納
したものである。図9の1個目の表形式データの名称9
02は「都市」である。また、この表形式データのレコ
ードの1番目のデータ項目ではデータ項目名が「名
称」、データ型が文字列、データ長が20バイトであ
り、2番目のデータ項目ではデータ項目名が「人口」、
データ型が整数、データ長が16バイトとなっている。
【0014】図10は、図1における変換関係ファイル
110の内部構成図である。なお、変換関係ファイル1
10と変換関係データメモリ108は同一の内部構成を
持っている。変換関係ファイル110には、‘レコード
の構造および検索コマンドと図形要素との間の変換関係
1001’、‘レコードの内容およびレコード操作コマ
ンドと図形要素との間の変換関係1002’、そして
‘複数の表形式データ間の関係と図形要素の関係との間
の変換関係1003’の3種類の変換関係が記述されて
いる。変換関係1001は検索コマンド生成モジュール
103により参照される。変換関係1002は検索結果
表示モジュール104とレコード操作コマンド生成モジ
ュール105により参照される。そして変換関係100
3は、検索コマンド生成モジュール103と検索結果表
示モジュール104により参照される。
【0015】図11は、図10の変換関係ファイル11
0の中のレコードの構造および検索コマンドと図形要素
との間の変換関係1001の記述例である。この例は図
9に示した表形式データ「都市」に対応している。図1
1においては、まず検索コマンド入力用ウィンドウ80
3に表形式データ「都市」を表わす図形要素として長方
形を表示させ、この長方形の内部はラベルとして「都
市」という文字列を表示させることが記述されている。
次に、レコードの定義情報の表示形式として1を選択し
ている。ここで、1という表示形式は、レコードの全て
のデータ項目について項目名、データ型、データ長を一
覧表表示する形式であるとする。次に、検索コマンド入
力形式として3を選択している。ここで、3という入力
形式は、レコードの全データ項目について項目名と検索
条件入力領域の一覧表を表示し、ユーザが検索条件をキ
ーボード204から入力する形式であるとする。これに
続いて、表示した図形要素に加えられるユーザの操作と
操作を受けたときに実行する処理との変換関係が記述さ
れている。すなわち、検索コマンド入力用ウィンドウ8
03上で、ユーザのマウス205操作によって「都市」
を表わす長方形が選択され、次に「表示」と表示された
図形要素が選択された場合は、レコード定義情報をウィ
ンドウ上に表示する。なお、マウス205による図形要
素の選択とは、図形要素の上にマウス205のカーソル
が置かれた状態でマウス205のボタンが押される操作
のことである。次に、長方形がマウス205によってダ
ブルクリック(マウス205のボタンがすばやく2回押
される操作)された場合は、定義された検索コマンド入
力形式に従って検索条件を入力し、入力した検索条件を
もとに検索コマンドを生成する。さらに、長方形が選択
され、次に「項目9」と表示された図形要素が選択され
たときは、項目9だけについてキーボード204から検
索条件を入力し、入力した検索条件をもとに検索コマン
ドを生成すると記述されている。
【0016】図12は、図1における検索コマンド生成
モジュール103の処理フローを示す図である。検索コ
マンド生成モジュール103は、まず変換関係データメ
モリ108から、図11に示した‘レコード構造および
検索コマンドと図形要素との間の変換関係1001’を
読み出す(ステップ1201)。次に、変換関係100
1の内容にもとづいて、検索コマンド入力用ウィンドウ
803に初期画面を表示する(ステップ1202)。そ
の後、検索コマンド生成モジュール103は入力待ちの
状態に入る(ステップ1203)。
【0017】ユーザから入力したコマンドが終了指示で
ある場合は、表示領域管理モジュール102に終了指示
を送り、自らも終了する(ステップ1203、120
4)。ユーザから入力したコマンドが終了以外の指示で
ある場合は、変換関係1001の内容を参照し、そこに
記述された処理を実行する(ステップ1203、120
4、1205)。処理の結果として検索コマンドが生成
された場合には、検索コマンドを表形式データ操作モジ
ュール101に送信する(1206、1207)。そし
て再び入力待ちに入る(ステップ1203)。ユーザの
入力装置からの指示により変換関係編集モジュールを用
いて変換関係データメモリ108の内容が変更された場
合には、処理ステップ1201に戻り、変換関係データ
メモリ108の内容を読み込み、初期画面表示の処理か
ら再び開始する(ステップ1201、1202)。
【0018】以下では、検索コマンド生成モジュール1
03の動作を表示画面の例を用いて詳細に説明する。図
13は検索コマンド入力用ウィンドウ803(図8参
照)の初期画面例である。図13においては、検索コマ
ンド生成モジュール103は、図11の変換関係100
1の内容を反映して、画面中央部に「都市」という文字
列ラベルを持つ長方形1301を、そして画面上部にそ
れぞれ「表示」と「項目9」いう文字ラベルを持つ長方
形である表示ボタン1302、項目9ボタン1303を
表示する。また画面下部に、検索実行ボタン1304と
終了ボタン1305を表示する。終了ボタン1305が
ユーザによって選択された場合は、全ての処理を終了さ
せる。
【0019】図14はレコード定義情報表示画面の例で
ある。図13の初期画面において、ユーザによってマウ
ス205の操作で長方形1301と表示ボタン1302
が選択されると、検索コマンド生成モジュール103
は、図11の変換関係1001に記述されたとおりに、
検索コマンド入力用ウィンドウ803にレコード定義情
報を一覧表の形式で表示する。すなわち図14におい
て、検索コマンド入力用ウィンドウ803上に新たなレ
コード定義情報表示用ウィンドウ1401を生成し、そ
こに表形式データ「都市」のレコード定義情報1402
を一覧表形式で表示する。また、ユーザにより「閉じ
る」と表示されたボタン1403が選択されると、ウィ
ンドウ1401を消去し、図13の初期画面に戻る。
【0020】図15は検索条件入力画面の例である。図
13の初期画面において、長方形1301がマウス20
5でダブルクリックされると、検索コマンド生成モジュ
ール103は、変換関係1001に記述されている通り
に、検索条件入力画面を表示する。すなわち図15にお
いて、検索コマンド入力用ウィンドウ803上に新たに
検索条件入力用ウィンドウ1501を生成し、そこにレ
コードの全データ項目についての検索条件入力領域15
02を表示する。そして、ユーザからキーボード204
を介して検索条件を入力する。次に、ユーザのマウス2
05操作によって検索実行ボタン1304が選択される
と、入力した検索条件をもとに検索コマンドを生成し、
表形式データ操作モジュール101に送信する。図15
の例の場合、以下の検索コマンドが生成される。 検索 表(都市) 条件(名称=大阪 or =東京,人口>200) このコマンドは、表形式データ「都市」から、データ項
目「名称」の値が大阪か東京に等しく、かつデータ項目
「人口」の値が200より大きいレコードを検索するこ
とを指示するものである。また、ユーザにより「閉じ
る」ボタン1403が選択された場合は、ウィンドウ1
501を消し、図13の初期画面に戻る。
【0021】図16は表形式データの1つのデータ項目
「項目9」についての検索条件入力画面の例である。図
13の初期画面において、長方形1301と「項目9」
ボタン1303がマウス205で選択されると、検索コ
マンド生成モジュール103は、変換関係1001に記
述されているとおり、項目9についての検索条件入力画
面を表示する。すなわち図16において、検索コマンド
入力用ウィンドウ803上に新たに検索条件入力用ウィ
ンドウ1601を生成し、そこに項目「項目9」につい
ての検索条件入力領域1602を表示する。そして、ユ
ーザからキーボード204を介して検索条件を入力す
る。次に、ユーザのマウス205操作によって検索実行
ボタン1304が選択されると、入力した検索条件をも
とに検索コマンドを生成し、表形式データ操作モジュー
ル101に送信する。図16の例の場合、以下の検索コ
マンドを生成する。 検索 表(都市) 条件(項目9=C) このコマンドは、表形式データ「都市」から、データ項
目「項目9」の値が文字C等しいレコードを検索するこ
とを指示するものである。また、ユーザにより「閉じ
る」ボタン1403が選択された場合は、ウィンドウ1
601を閉じ、図13の初期画面に戻る。
【0022】図17は、図10の変換関係ファイル11
0の中の‘レコードの内容およびレコード操作コマンド
と図形要素との間の変換関係1002’の記述例であ
る。この記述は図9に示した表形式データ「都市」に対
応している。図17においては、まず検索結果表示用ウ
ィンドウ802(図8参照)に表形式データ「都市」の
各レコードを表わす図形要素として、データ項目「人
口」が150以上のときには長方形を表示し、150未
満のときには正方形を表示すると記述してある。また、
上記の図形要素の内部には文字列ラベルとしてデータ項
目「名称」の値を表示すると記述してある。さらに、上
記の図形要素を、データ項目「国」の値が日本のときは
黒で表示し、それ以外のときは赤で表示することが記述
されている。次に、レコードの内容を表示する形式とし
て3を選択している。ここで、3という表示形式は、レ
コードの全てのデータ項目の名称と値を一覧表表示する
形式であるとする。これに続いて、図形要素に対して加
えられるユーザの操作と操作を受けたときに実行する処
理との変換関係が記述されている。すなわち、検索結果
表示用ウィンドウ上802で、ユーザからマウス205
操作によって図形要素がダブルクリックされた場合は、
操作を受けた図形要素に対応するレコードの内容をウィ
ンドウ上に表示する。また、図形要素がマウス205に
よって選択され、次に更新ボタンが選択された場合は、
対応するレコードの内容をウィンドウ上に表示し、ユー
ザからレコードの更新内容を入力し、レコード内容更新
のためのレコード操作コマンドを生成する。また、図形
要素が選択され、次に削除ボタンが選択されたときは、
対応するレコードを削除するためのレコード操作コマン
ドを生成することが記述されている。
【0023】図18は、図1における検索結果表示モジ
ュール104の処理フローを示す図である。検索結果表
示モジュール104は、まず変換関係データメモリ10
8から、図17に示したレコードの内容およびレコード
操作コマンドと図形要素との間の変換関係1002を読
み出す(ステップ1801)。次に、変換関係1002
の内容にもとづいて、検索結果表示用ウィンドウ802
に初期画面を表示する(ステップ1802)。その後、
検索結果表示モジュール104は入力待ちの状態に入る
(ステップ1803)。表示領域管理モジュールから終
了指示を入力した場合は、終了する(ステップ180
3、1804)。表形式データ操作モジュール101か
ら検索結果であるレコードのデータを入力した場合は、
変換関係1002に記述された内容に従って、入力した
全レコードの各々についてレコードの内容から図形要素
を生成し、検索結果表示用ウィンドウ802に表示する
(ステップ1803、1804、1805)。そして再
び入力待ちに入る(ステップ1803)。ユーザの入力
装置からの指示により変換関係編集モジュールを用いて
変換関係データメモリ108の内容が変更された場合に
は、変換関係データメモリ108から変更後の変換関係
1002を読み出す(ステップ1803、1804、1
806)。そして、新しく読み直した変換関係1002
の内容に従って、内部に保持している全てのレコードつ
いてその内容から図形要素を生成し、検索結果表示用ウ
ィンドウ802に生成した図形要素を表示する(180
5)。そして再び入力待ちに入る(ステップ180
3)。
【0024】図19は、図1におけるレコード操作コマ
ンド生成モジュール105の処理フローを示す図であ
る。レコード操作コマンド生成モジュール105は、ま
ず変換関係データメモリ108から、図17に示したよ
うなレコード内容およびレコード操作コマンドと図形要
素との間の変換関係1002を読み出す(ステップ19
01)。次に、変換関係1002の内容に従って、検索
結果表示用ウィンドウ802に初期画面を表示する(ス
テップ1902)。その後、入力待ちの状態に入る(ス
テップ1903)。表示領域管理モジュール102から
終了指示のコマンドを入力した場合は、終了する(ステ
ップ1903、1904)。ユーザからコマンドを入力
した場合は、変換関係1002に記述された内容に従っ
て、処理を実行する(ステップ1903、1904、1
905)。そして、処理の結果としてレコード操作コマ
ンドが生成された場合は、レコード操作コマンドを表形
式データ操作モジュール101に送信する(1906、
1907)。そして再び入力待ちに入る(ステップ19
03)。ユーザの入力装置からの指示により変換関係編
集モジュールを用いて変換関係データメモリ108の内
容が変更された場合には、再び変換関係データメモリ1
08の内容を読み込み、初期画面表示の処理に戻る(ス
テップ1901、1902)。
【0025】以下、検索結果表示モジュール104とレ
コード操作コマンド生成モジュール105の動作を表示
画面の例を用いて詳細に説明する。図20は検索結果表
示用ウィンドウ802の画面例である。図20において
は、検索結果表示モジュール104は図17の変換関係
1002の記述内容を反映して、画面中央部に、表形式
データ「都市」からの検索結果である2つのレコードを
表わす図形要素2001として、ラベルが大阪である正
方形とラベルが東京である長方形を表示する。また、レ
コード操作コマンド生成モジュール105は、画面上部
に更新ボタン2002と削除ボタン2003を、そして
画面下部には検索実行ボタン2004を表示する。検索
結果表示モジュール104は、検索結果を新たに入力し
たり、あるいは変換関係1002を新たに入力した場合
には、新たに入力したデータの内容に従って図形要素1
901を生成し直して表示する。
【0026】図21はレコード内容表示画面の例であ
る。図20の初期画面において、図形要素2001がマ
ウス205でダブルクリックされると、レコード操作コ
マンド生成モジュール105は、変換関係1002に記
述されたとおり、レコード内容表示画面を表示する。す
なわち図21において、検索結果表示用ウィンドウ80
2上に新たなレコード内容表示用ウィンドウ2101を
生成し、そこに選択された図形要素2001に対応する
レコードの全データ項目についてデータ項目名と値を一
覧表2102の形式で表示する。また、ユーザにより
「閉じる」ボタン2103が選択された場合は、ウィン
ドウ2101を消去し、図20の画面に戻る。
【0027】図20の画面において、図形要素2001
がマウス205で選択され、次に更新ボタン2002が
選択された場合は、レコード操作コマンド生成モジュー
ル105は、変換関係1002の記述のとおり、レコー
ド内容更新用画面を表示して、選択されたレコードの更
新内容をユーザから入力する。そして、入力した更新内
容をもとにしてレコード内容更新のためのレコード操作
コマンドを生成する。今、図20の画面の例で「大阪」
というラベルを持つ図形要素2001が選択されて、ユ
ーザからこの図形要素2001に対応するレコードのデ
ータ項目「人口」の値を120に更新するように指示を
受けたとすると、以下の形式のレコード操作コマンドを
生成する。 更新 表(都市) 条件(名称=大阪) 設定(人口=120) このコマンドは、表形式データ「都市」の中で、データ
項目「名称」の値が「大阪」に等しいレコードの、デー
タ項目「人口」を120に設定することを指示するもの
である。この後、ユーザによって操作実行ボタン200
4が選択されると、生成したコマンドを表形式データ操
作モジュール101に送信する。そして、図20の画面
に戻る。
【0028】図20の画面において、図形要素2001
が選択され、次に削除ボタン2003が選択された場合
は、レコード操作コマンド生成モジュール105は、変
換関係1002の記述のとおりに、選択された図形要素
2001に対応するレコード削除のためのレコード操作
コマンドを生成する。今、図20の画面の例で「東京」
というラベルを持つ図形要素2001が選択されたとす
ると、以下の形式のレコード操作コマンドを生成する。 削除 表(都市) 条件(名称=東京) このコマンドは、表形式データ「都市」の中で、データ
項目「名称」の値が「東京」に等しいレコードを削除す
ることを指示するものである。この後、ユーザのマウス
205操作によって操作実行ボタン2004が選択され
ると、生成したコマンドを表形式データ操作モジュール
101に送信する。そして、図20の画面に戻る。この
後、表形式データ操作モジュール101が上記コマンド
を実行し、検索結果表示モジュール104がその実行結
果を受信して画面を再表示することにより、ラベルが東
京である図形要素2001は図20の画面上から消去さ
れる。なお、更新や削除などレコード操作で、図20の
画面上で複数の図形要素2001が選択された場合に
は、選択された全ての図形要素2001に対してレコー
ド操作が適用される。
【0029】次に複数の表形式データを対象とした処理
について説明する。ここでは、表形式データファイル1
09には、図9に示した表形式データ「都市」の他に、
表形式データ「国」が格納されているものとする。この
表形式データ「国」はデータ項目「名称」を持つとす
る。そして、この表形式データ「国」についても、図1
1に示したような‘レコードの構造および検索コマンド
と図形要素との変換関係の記述1001’、および図1
7に示したような‘レコードの内容およびレコード操作
コマンドと図形要素との変換関係の記述1002’が、
変換関係ファイル110に格納されているものとする。
【0030】図22は、図10の変換関係ファイル11
0の中の‘複数の表形式データ間の関係と図形要素の関
係との間の変換関係1003’の記述例である。図22
においては、表形式データ「都市」のデータ項目「国」
と、表形式データ「国」のデータ項目「名称」とを結び
付けることが記述されている。そして、画面上では表形
式データ「国」を表わす図形要素を表形式データ「都
市」を表わす図形要素の左側に配置し、これら2種類の
図形要素を横方向の線分でつないで表示することが記述
されている。
【0031】図23は、検索コマンド入力用ウィンドウ
803(図8参照)の初期画面例である。図23の例で
は、検索コマンド生成モジュール103は図11の変換
関係1001および図22の変換関係1003の記述に
従って、画面中央部に表形式データ「都市」を表わす長
方形1301と表形式データ「国」を表わす円2301
を表示し、画面上部には表示ボタン1302などを表示
する。また画面下部には、検索実行ボタン1304と終
了ボタン1305を表示する。そして、ユーザのマウス
205の操作により図形要素1301が選択された場合
は、表形式データ「都市」を対象とした検索コマンド生
成やレコード定義情報表示を行なう。また、図形要素2
301が選択された場合は、表形式データ「国」を対象
とした検索コマンド生成やレコード定義情報表示を行な
う。
【0032】図24は検索結果表示用ウィンドウ802
の画面例である。図24の例では、検索結果表示モジュ
ール104は図17の変換関係1002と図22の変換
関係1003の記述内容に従って、画面中央部に、表形
式データ「都市」からの検索結果であるレコードを表わ
す図形要素2001である長方形あるいは正方形と、表
形式データ「国」からの検索結果であるレコードを表わ
す図形要素2401である円を表示する。このとき、表
形式データ「国」のレコードと表形式データ「都市」の
レコードの間で、それぞれのデータ項目「国」の値とデ
ータ項目「名称」の値が等しいものどうしを線分で結ん
で表示する。そして、ユーザのマウス205の操作によ
り図形要素2001が選択された場合は、表形式データ
「都市」のレコードを対象として、レコード操作コマン
ド生成やレコード内容表示を行なう。また、図形要素2
401が選択された場合は、表形式データ「国」のレコ
ードを対象として、レコード操作コマンド生成やレコー
ド内容表示を行なう。
【0033】図25は図1の変換関係編集モジュール1
07の処理フローチャートである。変換関係編集モジュ
ール107は、最初は入力待ちの状態にある(ステップ
2501)。表示領域管理モジュール102から終了指
示のコマンドを入力した場合は終了する(ステップ25
01)。第3の表示領域である変換関係編集用ウィンド
ウ804を介してユーザから変換関係の切り替えを指示
するコマンドを入力した場合は、これに続いてユーザか
ら新たに使用する変換ファイル110のファイル名を入
力する(ステップ2502、2503)。そして、入力
したファイル名を持つ変換関係ファイル110の内容を
読み込むよう変換関係入出力モジュール106に指示を
出す(ステップ2504)。これを受けて、変換関係入
出力モジュール106は、該当する変換関係ファイル1
10の内容を変換関係データメモリ108に複写する。
【0034】ユーザからの入力が変換関係の編集を指示
するコマンドである場合は、変換関係データメモリ10
8から変換関係1001、1002、1003を読み込
み、これらを変換関係編集用ウィンドウ804に表示す
る(ステップ2502、2505)。変換関係編集用ウ
ィンドウ804には、例えば、図11、図17、および
図22に示した変換関係1001、1002、1003
の記述が文字列データの形式で表示される。そして、画
面上でユーザにこの文字列データの編集を行なわせる
(ステップ2505)。ユーザから編集終了の指示を入
力すると、編集結果を変換関係データメモリ108に格
納する(ステップ2506)。そして、ユーザから編集
結果を格納する変換関係ファイルのファイル名を入力
し、この変換関係データメモリ108の内容を指定され
たファイル名を持つ変換関係ファイル110に格納する
よう変換関係入出力モジュール106に指示を出す(ス
テップ2507)。これを受けて、変換関係入出力モジ
ュール106は、変換関係データメモリ108の内容を
指定された変換関係ファイル110に格納し、また格納
した変換関係ファイル110のファイル名をファイル名
ファイル111に格納する。
【0035】なお、本実施例では画面に表示する図形要
素として長方形や円などの単純な図形を用いていたが、
これ以外にもより複雑な輪郭を持つ図形、あるいは人間
の顔などの画像を図形要素として使用できることはいう
までもない。
【0036】以上説明したように、本実施例では、検索
コマンド生成モジュール103は、検索コマンド入力用
ウィンドウ803上に、それぞれが表形式データを表わ
す1個以上の図形要素を表示し、図形要素に対するユー
ザの操作から対応する表形式データを対象とする検索コ
マンドを生成したり、レコード定義情報を表示したりす
るので、ユーザによる複数種類の表形式データについて
の検索の作業効率を向上することができる。また、検索
結果表示モジュール104は、1個以上の表形式データ
から検索されたレコードを入力して、検索結果表示用ウ
ィンドウ802に各々のレコードをそれが属する表形式
データに応じて異なる図形要素として表示し、かつレコ
ードの内容に応じて図形要素の色や形を変えて表示する
ので、ユーザは表示された図形要素の形や色を見るだけ
で該当するレコードに関する情報を得ることが出来る。
また、レコードの内容にもとづいて、異なる表形式デー
タに属する図形要素同士を線分などで関連づけて表示す
るので、ユーザは画面上の図形要素をみることによっ
て、複数の表形式データのレコードの間の関係を容易に
把握することが出来る。また、レコード操作コマンド生
成モジュール105は、検索結果表示用ウィンドウ80
2に表示された図形要素に対するユーザの操作から、選
択された図形要素が表わすレコードを対象とするレコー
ド操作コマンドを生成したりレコード内容を表示したり
するので、ユーザによる複数種類の表形式データの個別
レコードの削除や内容更新など作業効率を向上すること
ができる。また、表示領域管理モジュール102は、デ
ィスプレイ203の画面上に検索コマンド入力用ウィン
ドウ803と検索結果表示用ウィンドウ802を同時に
表示するので、ユーザは検索結果と検索条件を同時に見
ることができ、また、検索の実行と検索結果の内容確認
を並行して行なうことができるので、ユーザの検索操作
の効率を向上することができる。さらに、変換関係編集
モジュール107は、ユーザからの指示により、検索コ
マンド生成モジュール103、検索結果表示モジュール
104、およびレコード操作コマンド生成モジュール1
05が参照する変換関係データメモリ108の内容を別
のものに切り替えたり、ユーザが編集することを許すの
で、ユーザは検索対象である表形式データに応じて、ま
たユーザの好みに応じて、画面に表示する図形要素の種
類や図形要素に対する操作と生成するコマンドの種類を
変更することが出来る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表形式データを表わす1個以上の図形要素を画面上に表
示し、図形要素に対するユーザの操作から対応する表形
式データを対象とする検索を実行するので、ユーザによ
る複数種類の表形式データについての検索の作業効率を
向上することができる。また、1個以上の表形式データ
から検索されたレコードを入力して、画面上に各々のレ
コードをそれが属する表形式データおよびレコードの内
容に応じて異なる図形要素として表示するので、ユーザ
は表示された図形要素を見るだけで、該当するレコード
についての情報を得ることが出来る。また、図形要素に
対するユーザの操作から、選択された図形要素が表わす
レコードを対象とするレコード操作を実行するので、ユ
ーザによる個別レコードの削除や内容更新などでの作業
効率を向上することができる。さらに、検索結果と検索
条件を表示画面上の異なる表示領域に表示するので、ユ
ーザは検索結果と検索条件を同時に見ることができ、ま
た、検索の実行と検索結果の内容確認を並行して行なう
ことができるので、ユーザの検索操作の効率を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示すハードウェア構成図で
ある。
【図3】表形式データの例を示す図である。
【図4】従来の写像型問合せ言語の実行結果の画面例を
示す図である。
【図5】従来の例題型問合せ言語のコマンド入力用画面
例を示す図である。
【図6】コマンド入力後の例題型問合せ言語のコマンド
入力用画面例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例における処理のフローチャー
トを示す図である。
【図8】ディスプレイの複数の表示領域の例を示す図で
ある。
【図9】表形式データファイルの内部構成を示す図であ
る。
【図10】変換関係ファイルの内部構成を示す図であ
る。
【図11】レコードの構成および検索コマンドと図形要
素との変換関係の記述例を示す図である。
【図12】検索コマンド生成モジュールの処理フローチ
ャートを示す図である。
【図13】検索コマンド入力用ウィンドウの初期画面の
例を示す図である。
【図14】検索コマンド入力用ウィンドウのレコード定
義情報表示画面の例を示す図である。
【図15】検索コマンド入力用ウィンドウの検索条件入
力画面例を示す図である。
【図16】検索コマンド入力用ウィンドウの1つの項目
の検索条件入力画面の例を示す図である。
【図17】レコードの内容およびレコード操作コマンド
と図形要素との変換関係の記述例を示す図である。
【図18】検索結果表示モジュールの処理フローチャー
トを示す図である。
【図19】レコード操作コマンド生成モジュールの処理
フローチャートを示す図である。
【図20】検索結果表示用ウィンドウのレコード一覧表
示画面の例を示す図である。
【図21】検索結果表示用ウィンドウのレコード内容表
示画面の例を示す図である。
【図22】表形式データ間の関係と図形要素間の関係と
の変換関係の記述例を示す図である。
【図23】検索コマンド入力用ウィンドウの初期画面の
例を示す図である。
【図24】検索結果表示用ウィンドウのレコード一覧表
示画面の例を示す図である。
【図25】変換関係編集モジュールの処理フローチャー
トを示す図である。
【符号の説明】
101 表形式データ操作モジュール 102 表示領域管理モジュール 103 検索コマンド生成モジュール 104 検索結果表示モジュール 105 レコード操作コマンド生成モジュール 106 変換関係入出力モジュール 107 変換関係編集モジュール 108 変換関係データメモリ 109 表形式データファイル 110 変換関係ファイル 111 ファイル名ファイル 200 処理装置 201 主記憶装置 202 補助記憶装置 203 ディスプレイ 204 キーボード 205 マウス 801 ディスプレイの表示画面 802 検索結果表示用ウィンドウ 803 検索コマンド入力用ウィンドウ 804 変換関係編集用ウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大場 みち子 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索方法において、 検索結果である各レコードの内容を図形要素に変換する
    変換関係を設定し、検索指示に従って検索された各レコ
    ードの内容を前記変換関係に基づき図形要素に変換し、
    該図形要素を画面上に表示することを特徴とする表形式
    データ検索方法。
  2. 【請求項2】 ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索方法において、 表形式データのレコードの構造を図形要素に変換する第
    1の変換関係と、画面上に表示された該図形要素に対す
    るユーザの操作を検索指示に変換する第2の変換関係を
    設定し、表形式データのレコードの構造を前記第1の変
    換関係に基づき図形要素に変換して画面上に表示し、該
    図形要素に対してのユーザによる操作を受け付け、この
    操作を前記第2の変換関係に基づいて検索指示に変換す
    ることを特徴とする表形式データ検索方法。
  3. 【請求項3】 ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索方法において、 検索結果である各レコードの内容を図形要素に変換する
    第1の変換関係と、画面上に表示された該図形要素に対
    するユーザの操作を該図形要素に対応するレコードに対
    する操作指示に変換する第2の変換関係を設定し、 検索指示に従って検索された各レコードの内容を前記第
    1の変換関係に基づき図形要素に変換して画面上に表示
    し、該図形要素に対してのユーザによる操作を受け付
    け、この操作を前記第2の変換関係に基づいて該図形要
    素に対応するレコードに対する操作指示に変換すること
    を特徴とする表形式データ検索方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の表形式データ検索方法に
    おいて、前記図形要素に対応するレコードに対する操作
    指示は、該レコードの内容の変更指示、該レコードの削
    除指示のいずれかであることを特徴とする表形式データ
    検索方法。
  5. 【請求項5】 ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索方法において、 表示画面上に、表形式データのレコードの構造を図形要
    素に変換する変換関係に基づき表形式データのレコード
    の構造を変換した図形要素を表示し該図形要素に対する
    ユーザからの検索指示を入力するための第1の表示領域
    と、検索結果である各レコードの内容を図形要素に変換
    する変換関係に基づき検索指示に従って検索された各レ
    コードの内容を変換した図形要素を表示する第2の表示
    領域を設けることを特徴とする表形式データ検索方法。
  6. 【請求項6】 ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索方法において、 表示画面上に、表形式データのレコードの構造を図形要
    素に変換する変換関係に基づき表形式データのレコード
    の構造を変換した図形要素を表示し該図形要素に対する
    ユーザからの検索指示を入力するための第1の表示領域
    と、 検索結果である各レコードの内容を図形要素に変換する
    変換関係に基づき検索指示に従って検索された各レコー
    ドの内容を変換した図形要素を表示し該図形要素に対す
    るユーザからの操作指示を入力するための第2の表示領
    域を設けることを特徴とする表形式データ検索方法。
  7. 【請求項7】 入力装置と、表示装置と、表形式データ
    ファイルを格納した補助記憶装置と、主記憶装置と、処
    理装置を備え、ユーザから入力した検索指示に従って表
    形式データの中から特定のレコードを検索し、検索結果
    である各レコードの内容を画面上に表示する表形式デー
    タ検索装置において、 前記補助記憶装置は、表形式データファイル内のレコー
    ドの構造および検索コマンドと画面に表示される図形要
    素との間の第1の変換関係と、表形式データファイル内
    のレコードの内容およびレコード操作のコマンドと画面
    に表示される図形要素との間の第2の変換関係からなる
    変換関係ファイルを格納し、 前記処理装置は、表形式データ操作手段と、表示領域管
    理手段と、検索結果表示手段と、検索コマンド生成手段
    と、レコード操作コマンド生成手段を備え、 前記表形式データ操作手段は、検索コマンドとレコード
    操作コマンドを入力して表形式データファイルの表形式
    データに対して該コマンドを実行し検索結果を出力し、 前記表示領域管理手段は、表示画面を複数の表示領域に
    分割して管理し、前記検索結果表示手段、検索コマンド
    生成手段、レコード操作コマンド生成手段から入力した
    データをそれぞれ異なる表示領域に表示し、ユーザから
    入力した画面上での指示をその指示が入力された表示領
    域に応じて対応する前記各手段に出力し、 前記検索結果表示手段は、前記表形式データ操作手段か
    ら出力される検索結果のレコードを前記変換関係ファイ
    ルの内容に基づいて図形要素に変換して変換結果を前記
    表示領域管理手段を介して第1の表示領域に表示し、 前記検索コマンド生成手段は、前記変換関係ファイルの
    内容を読み込みこれに基づいて表形式データを表わす図
    形要素を前記表示領域管理手段を介して第2の表示領域
    に表示し、該第2の表示領域上での該図形要素に対する
    ユーザの操作を前記表示領域管理手段を介して入力し該
    操作を前記変換関係ファイルの内容に基づいて該表形式
    データに対する検索コマンドに変換し、該検索コマンド
    を表形式データ操作手段に出力し、 前記レコード操作コマンド生成手段は、前記検索結果表
    示手段が生成し第1の表示領域上に表示した図形要素に
    対するユーザの操作を前記表示領域管理手段を介して入
    力し該操作を前記変換関係ファイルの内容に基づいて該
    図形要素に対応するレコードに対するレコード操作コマ
    ンドに変換し前記表形式データ操作手段に出力すること
    を特徴とする表形式データ検索装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の表形式データ検索装置に
    おいて、前記変換関係ファイルの内容を読み込み保持す
    る変換関係データメモリを前記主記憶装置内に設け、該
    変換関係データメモリと前記変換関係ファイルとの間で
    データ転送を行なう変換関係入出力手段を設け、前記検
    索コマンド生成手段、前記検索結果表示手段、および前
    記レコード操作コマンド生成手段は前記変換関係データ
    メモリの内容を入力することを特徴とする表形式データ
    検索装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の表形式データ検索装置に
    おいて、前記表示領域管理手段を介して第3の表示領域
    に前記変換関係データメモリの内容を表示し、前記入力
    手段からの前記表示領域管理手段を介するユーザの指示
    に応じて前記変換関係データメモリの内容を編集する変
    換関係編集手段を設けることを特徴とする表形式データ
    検索装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009755A (en) * 1996-11-08 2000-01-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ultrasonic transceiver displaying modified B scope

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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