JPH078487A - 超音波画像処理装置 - Google Patents

超音波画像処理装置

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JPH078487A
JPH078487A JP5152272A JP15227293A JPH078487A JP H078487 A JPH078487 A JP H078487A JP 5152272 A JP5152272 A JP 5152272A JP 15227293 A JP15227293 A JP 15227293A JP H078487 A JPH078487 A JP H078487A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波三次元画像の形成に当たって組織の表
面抽出を正確かつ迅速に行う。 【構成】 操作者より開始点Sが設定され、超音波ビー
ムラインL1上で順次所定の境界値が演算される。この
境界値は、例えば、17×17×17の参照領域に対し
て中心座標を通過する13の参照方向を設定し、各方向
において分散値を求め、これによって得られる13個の
分散値から更に分散値を求めることによって得られるも
のである。この境界値が大きいほど境界である度合いが
高い。ラインL1で境界点が特定された後、その隣のラ
インL2においても同様の処理が実行され、順次境界1
04が抽出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波画像形成装置、
特に組織の境界抽出に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、三次元画像を表示する超音波診断
装置が実用化されつつある。この超音波診断装置では、
超音波探触子によって、生体内三次元領域について超音
波が送受波される。取り込まれたエコーデータは、超音
波診断装置(又は超音波画像処理装置)で一旦メモリに
格納された後、読み出されて三次元画像処理部に送ら
れ、そこで超音波三次元画像が形成される。
【0003】ここで、超音波三次元画像は、前記三次元
領域に含まれる物体(組織)の表面に濃淡処理を施し
て、物体を立体的に表現したものである。なお、前記三
次元領域を直交する3つの面で切断し、3つの断層面と
して組織を表示する方法も提案されている。
【0004】上述のように、超音波三次元画像の作成に
当たっては、組織の表面(境界)を抽出する必要が生
じ、従来では、以下の方法が採用されていた。
【0005】従来の第1の方法は、割面設定による方法
である。この方法では、三次元領域に1枚の割面を設定
し、それよりも手前の情報を切り捨てる方法である。
【0006】また、従来の第2の方法は、しきい値抽出
法である。この方法では、表面抽出のためのしきい値を
超えたエコーレベルを有するデータを組織の表面とする
ものである。
【0007】従来の第3の方法は、人為的なトレース法
である。この方法では、マウスやライトぺンが用いら
れ、それらによって操作者が実際に画像上で、組織の輪
郭をトレースするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法では、割面の設定如何によっては、正確な表面
の表示を行えないという問題があった。図10には、割
面100が設定された状態が示されている。実際には、
視点は図の上部にある。(A)は、割面の設定が手前過
ぎるので、見たい胎児の画像が、骨盤によって妨げられ
ている場合であり、(B)は、割面100の設定が遠過
ぎるために、胎児自体が切られてしまった場合である。
いずれにしても、胎児の像を適切に捕らえることができ
ない。なお、割面を複数設定すれば不要な部分を除去で
きるが、処理が極めて煩雑化してしまう。
【0009】上記従来の第2の方法では、エコーレベル
の差が大きい組織間では、使用できるが、胎盤−羊水、
胎児−羊水のようなレベルの差が余りない組合せの場
合、しきい値の設定が厳格になり、容易に境界を検出す
ることが困難であるという問題がある。
【0010】上記従来の第3の方法では、人為的な手法
ゆえに、処理が煩雑化し、大量の画像処理には向かない
という問題がある。
【0011】本発明は上記、従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、境界抽出を簡単・迅速に、か
つ正確に行うことのできる超音波画像処理装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、生体内三次元領域で超音波
を送受波することによって取り込まれたエコーデータを
格納する三次元データメモリと、前記エコーデータに基
づいて組織の境界抽出を行う境界抽出手段と、前記抽出
された境界を利用して前記超音波画像を形成する画像形
成手段と、を含む超音波画像処理装置であって、前記境
界抽出手段は、注目座標で交差しつつ三次元的に一定範
囲で広がる複数の参照方向ごとに、エコーデータの方向
別分散値を求める第1の分散値演算手段と、前記複数の
方向別分散値から更に分散値を演算するによって、前記
注目画素の境界値を求める第2の分散値演算手段と、前
記境界値の大きさから、前記注目座標が境界点か否かを
判定する境界判定手段と、を含むことを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の発明は、境界抽出処
理の開始点の座標を入力するための入力手段と、前記開
始点から所定のラインに沿って各点の前記境界値を求
め、その中の最大値を境界点とする手段と、隣のライン
上で特定された境界点の座標を基準として、当該ライン
上で処理範囲を設定する手段と、を含み、その処理範囲
内で前記境界値を求め、その中の最大値を境界点とする
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、注目座標を
通過する複数の参照方向が設定され、各参照方向におい
て、エコーデータの分散値が演算される。すなわち、各
参照方向でのエコーデータのばらつきが求められる。
【0015】次に、求められた複数の分散値に対し更に
分散値を求めることにより、境界値が演算される。この
境界値は、当該座標が境界点であるか否かの指標とな
り、境界値が大きい座標が境界点として特定される。
【0016】上記請求項2記載の構成によれば、開始点
が入力されると、その開始点からラインに沿って境界値
が求められ、最大の境界値を有する座標が境界点とされ
る。次に、そのラインの隣のライン上に、処理範囲が設
定され、その範囲内の各点の境界値から境界点が特定さ
れる。
【0017】
【実施例】
[境界値の演算]本発明では、図1に示す参照領域10
2に対して、図2に示すように、注目座標(注目ボクセ
ル)を通過する複数の(例えば13個)の参照方向を設
定し、各参照方向で分散値(代表値)を演算している。
そして、それら複数の分散値の更に分散値を演算するこ
とによって、注目座標の境界値を演算している。
【0018】ここで、境界値は当該注目座標位置が境界
か否かの度合いを示すものである。図1には、生体内三
次元領域の一部である参照領域102が示されている。
この参照領域は、中心の注目座標が境界か否かを判定す
るために用いられる領域である。図1の例では、3×3
×3の領域が示されているが、実際の装置では例えば1
7×17×17の領域が用いられる。
【0019】図2に示されるように、参照領域102に
対しては、均等に放射状に分かれた例えば13個の参照
方向が設定される。なお、図面簡略化のため、図2には
一部の参照方向のみ図示している。
【0020】以上の各参照方向上のエコーデータ(エコ
ーレベルの大きさ)を用いて、各参照方向毎に分散値た
る代表値が演算される。具体的には、以下の演算が実行
される。
【0021】 D1 =vari{d(x-n,y-n,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x+n,y+n,z+n)} …(1) D2 =vari{d(x-n, y ,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x+n, y ,z+n)} …(2) D3 =vari{d(x-n,y+n,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x+n,y-n,z+n)} …(3) D4 =vari{d( x ,y-n,z-n), …,d(x,y,z),…,d( x ,y+n,z+n)} …(4) D5 =vari{d( x , y ,z-n), …,d(x,y,z),…,d( x , y ,z+n)} …(5) D6 =vari{d( x ,y+n,z-n), …,d(x,y,z),…,d( x ,y-n,z+n)} …(6) D7 =vari{d(x+n,y-n,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x-n,y+n,z+n)} …(7) D8 =vari{d(x+n, y ,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x-n, y ,z+n)} …(8) D9 =vari{d(x+n,y+n,z-n), …,d(x,y,z),…,d(x-n,y-n,z+n)} …(9) D10=vari{d(x-n,y-n, z ), …,d(x,y,z),…,d(x+n,y+n, z )} …(10) D11=vari{d(x-n, y , z ), …,d(x,y,z),…,d(x+n, y , z )} …(11) D12=vari{d(x-n,y+n, z ), …,d(x,y,z),…,d(x+n,y-n, z )} …(12) D13=vari{d( x ,y-n, z ), …,d(x,y,z),…,d( x ,y+n, z )} …(13) 以上により、13個の代表値D1 〜D13が演算される。
なお、vari{}は、{}内の分散値を求める演算子
である。d(x,y,z)は、その座標のエコーデータ
レベル(輝度レベルに相当)である。
【0022】次に、13個の代表値に対して、以下のよ
うに更に分散値が演算される。
【0023】 BL=vari(D1 , D2 , D3 , D4 , D5 , D6 , D7 , D8 , D9 , D10, D11, D12, D13) …(14) ただし、次のBLは、注目座標の境界値である。
【0024】この境界値の性質を示すために、図3の領
域接合を考える。図3において、低レベルかつレベル一
定の領域A内の点P1に関しては、各参照方向の代表値
は小さな値を取り、それらの分散値である境界値も小さ
な値となる。レベルが様々な領域B内の点P2に関して
は、各参照方向の代表値は大きな値となってしまうが、
それらの分散値が並んで大きいため、境界値は小さくな
る。
【0025】一方、境界上にある点P13に関しては、
境界と平行方向の参照方向については代表値は小さい値
となり、一方、それ以外の参照方向については代表値は
大ききなる。従って、境界値は大きくなる。
【0026】要するに、二重的分散の性質から、2つの
領域上に注目座標があると、境界値は最大となり、ある
ラインに沿って順次、境界値を求めていけば、その中で
最大の境界値を持つ座標を境界点として特定できる。
【0027】すなわち、本発明は、分散値は、高いレベ
ルと低いレベルとが同じくらいの確率で存在する場合
に、一番大きくなるという性質を利用し、分散値演算を
2回用いるものである。
【0028】なお、本発明では、孤立境界点より連結性
のある境界点の方が、境界値が大きくなる。これは、孤
立的境界点では、13方向のうちの1方向以外の代表値
はほとんど同じ値を取るため、代表値の分散値(境界
値)はそれほど大きくならないからである。このため、
検出された境界点は、連続的な境界面となる。以上は、
組織の表面抽出において理想的な特徴といえる。
【0029】[自動的な境界線(面)の抽出]以上の原
理により、各境界点の座標は容易に把握できる。しか
し、三次元領域のすべての座標点について、上記境界値
を求める演算を行うのは煩雑となる。
【0030】一方、境界は、連続性を持っているため、
1つの境界点の近傍に次の境界点が存在するのは自明で
ある。
【0031】そこで、本発明では、図4に示すような境
界線(面)の抽出方法を採用している。図4には、2つ
の組織の境界104が示されている。なお、各ラインL
は、本実施例では、超音波ビームのラインを示してい
る。
【0032】まず、操作者により、見たい組織近傍に、
開始点Sが入力される。なお、入力は三次元座標の特定
により行われ、操作者の作業は基本的にこれで終了す
る。
【0033】入力があると、開始点Sが載るラインL1
(又は最近接ライン)上で順次、上記境界値が演算され
る。これは、通常、ラインの全範囲で行われるが、一定
範囲に制限してもよい。
【0034】それが終わると、ラインL1上のすべての
境界値の中で、最大の境界値が判定される。よって、そ
の最大境界値を持つ座標が境界点と判定される。
【0035】次に、隣のラインL2上に処理が移行す
る。このラインL2では、ラインL1上の境界値と同じ
位置(ビーム方向に同じ深さ)を中心位置として、ライ
ンに沿って両方向均等に一定範囲(処理範囲)が設定さ
れる。そして、その処理範囲の中で各点の境界値が演算
され、更に最大の境界値から境界点が特定される。
【0036】このような繰り返しを連続的に各ラインで
行うことによって、最終的に境界面の抽出が実現され
る。
【0037】ただし、境界がラインと平行になる場合も
考えられ、その場合には、各ラインを90度回転させて
同様の演算を行えばよい。なお、視点が探触子側にある
場合には、そのような処理は基本的に不要となる。
【0038】以上により、迅速かつ簡単な境界抽出が実
現できる。なお、図5には、処理前(A)と処理後
(B)の状態が図示されている。
【0039】[超音波画像処理装置の構成]図6には、
本発明に係る超音波画像処理装置10の構成が示されて
いる。この装置10は、超音波診断装置12から送られ
てくるエコーデータに基づいて超音波画像を形成するも
のである。ここで、超音波診断装置12は、生体内の三
次元領域で超音波を送受波することによって三次元エコ
ーデータを取り込むものである。
【0040】エコーデータは、A/D変換器14にてデ
ジタル信号に変換された後、三次元データメモリ16に
格納される。このメモリの格納に当たっては、生体内三
次元領域の座標にメモリのアドレスを対応させてその格
納が行われる。バス18には、境界抽出部20が接続さ
れている。この境界抽出部20は、上述した境界値の演
算及び図4に示した境界抽出を行うものであり、後に詳
述する。
【0041】バス18には、境界抽出処理が行われた後
のエコーデータを書き込むための処理済みデータ格納メ
モリ22が接続されている。また、バス18には、前記
メモリ22から読み出されるエコーデータに基づいて超
音波画像(三次元画像)を形成する画像形成部24が接
続されている。
【0042】フレームバッファメモリ26は、形成され
た超音波画像を一旦格納するものである。このフレーム
バッファメモリ26から読み出された画像データはCR
T28に送られ表示される。
【0043】中央制御ユニット30は、各構成の全体的
な制御を行うものであり、外部入力装置32が接続され
ている。この外部入力装置32には、例えば3つのダイ
ヤルX,Y,Zが設けられ、操作者はこれらのダイヤル
を利用して上述した開始点の設定などを行うことができ
る。
【0044】図7には、開始点の設定の仕方が示されて
いる。なお、図7に示す図は実際に画像として表示され
るものである。(D)に示す生体内の三次元領域106
に対して互いに直交する3つの切断面X,Y,Zが任意
に設定される。すなわち、図6に示した外部入力装置3
2のダイヤルによってこれらの断面が設定される。
【0045】(A)は、上方からZ断面を見た画像であ
り、3つの切断面相互間の関係を示すために2本のワイ
ヤが示されている。これと同様に、(B)には、正面か
ら見た切断面Yの状態が示され、(C)には、側面から
見た切断面Xの状態が示されている。
【0046】従って、操作者は、以上のような画像をモ
ニタしながら自在にダイヤルを調節して、所望の位置に
開始点を容易に設定することが可能となる。なお、図7
に示す表示形態については本出願人が先に提案してい
る。
【0047】次に、図6に示した境界抽出部20などの
動作について説明する。図8において、S101では、
上述したように外部入力装置22が用いられて、開始点
の座標が設定される。これは、図6に示した中央制御ユ
ニット30を介して境界抽出部20に送られる。
【0048】次に、S102では、境界抽出部20にお
いて、基準となる境界点が検出される。すなわち、図4
に示したL1上におい基準となる境界点が定められるこ
とになる。具体的には、その処理が図9に示されており
S201では、全点についての境界値の演算が終了した
か否かが判断され、NOの場合には、演算対象となる注
目点が1つ移動され、S203において上述した各参照
方向の分散が演算される。すなわち、上記(R1〜R1
3)の演算が行われる。そして、S204では、求めら
れた13の代表値に基づいて境界値が演算される。すな
わち、上記(14)式が実行される。これらの工程がラ
イン上の各点について繰り返されることによって最終的
にS205において最大の境界値が判定され、当該最大
値を有する座標が境界点とみなされる。
【0049】再び図8に戻って、S103では必要な全
ラインについて境界点の抽出が終了したか否かが判断さ
れ、終了していない場合には、S104においてライン
が1つ隣に移動される。そして、S105において、前
回のラインで求められた境界点に基づき当該ラインにお
ける処理範囲が設定される。
【0050】そして、S106において図9に示した工
程が再度実行されることにより当該ラインにおいて境界
点が検出されることになる。
【0051】そして、以上の工程がすべてのラインで繰
り返されることによって最終的に境界面が抽出されるこ
とになる。
【0052】このように境界面が求められると、始点か
らその境界面までの間にあるデータがすべて削除され
て、図6に示した処理済みデータ格納メモリ22にデー
タが格納されることになる。
【0053】そして、画像形成部24は、そのようなデ
ータを用いて生体内組織の表面に対して遠近に応じた濃
淡付けを行うことによって超音波三次元画像を形成す
る。これは最終的にCRT28に表示される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る超音
波診断装置によれば、組織の境界を迅速かつ正確に抽出
することができる。従って、画像処理時間を短縮できる
とともに、精度の良い超音波三次元画像を形成できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】参照領域102の概念を示す説明図である。
【図2】13個の参照方向を示す説明図である。
【図3】2つの領域の接合を示す説明図である。
【図4】自動的な境界の抽出を示す原理説明図である。
【図5】境界抽出の処理前と処理後の状態を示す説明図
である。
【図6】本発明に係る超音波画像処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】直交する3つの断層面による表示画像の例を示
す説明図である。
【図8】本発明に係る三次元画像処理装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図9】本発明に係る三次元画像処理装置の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図10】従来の割面による表面抽出を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 超音波画像処理装置 12 超音波診断装置 16 三次元データメモリ 20 境界抽出部 24 画像形成部 32 外部入力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体内三次元領域で超音波を送受波する
    ことによって取り込まれたエコーデータを格納する三次
    元データメモリと、 前記エコーデータに基づいて組織の境界抽出を行う境界
    抽出手段と、 前記抽出された境界を利用して前記超音波画像を形成す
    る画像形成手段と、を含む超音波画像処理装置であっ
    て、 前記境界抽出手段は、 注目座標で交差しつつ三次元的に広がる複数の参照方向
    ごとに、エコーデータの方向別分散値を求める第1の分
    散値演算手段と、 前記複数の方向別分散値から更に分散値を演算するによ
    って、前記注目画素の境界値を求める第2の分散値演算
    手段と、 前記境界値の大きさから、前記注目座標が境界点か否か
    を判定する境界判定手段と、 を含むことを特徴とする超音波画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 境界抽出処理の開始点の座標を入力するための入力手段
    と、 前記開始点から所定のラインに沿って各点の前記境界値
    を求め、その中の最大値を境界点とする手段と、 隣のライン上で特定された境界点の座標を基準として、
    当該ライン上で処理範囲を設定する手段と、 を含み、 前記処理範囲内で境界点を判断することを特徴とする超
    音波画像処理装置。
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