JPH078481A - 医療用寝台装置 - Google Patents

医療用寝台装置

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JPH078481A
JPH078481A JP5149974A JP14997493A JPH078481A JP H078481 A JPH078481 A JP H078481A JP 5149974 A JP5149974 A JP 5149974A JP 14997493 A JP14997493 A JP 14997493A JP H078481 A JPH078481 A JP H078481A
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JP
Japan
Prior art keywords
fulcrum
fixed
link mechanism
driving device
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5149974A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Oosawa
卓浩 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は構成を簡素化しながら、固定台に対
する昇降台の上昇速度をほぼ一定にし、これよって被検
者の負担を大幅に軽減させる。 【構成】 固定台2と昇降台4との間にXリンク機構8
を配置するとともに、前記Xリンク機構8の固定支点9
側に駆動装置13を配置し、さらに前記固定支点9の近
傍に駆動装置支点10を設けて駆動装置13の一端を回
動自在に固定するとともに、前記Xリンク機構8を構成
する一方の枠状部材7の固定支点11側に前記駆動装置
13の他端を回動自在に固定して駆動装置13を伸縮さ
せてXリンク機構8の交差角度を変更して昇降台4を昇
降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線診断装置やX線CT
装置、MRI装置などで使用される医療用寝台装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】医療機器として使用されているX線CT
装置では、図4に示す如く被検者100の頭部101が
ヘッドレスト102に納まるように前記被検者100を
寝台装置103の天板104上に乗せるとともに、中心
部分に穴が形成された枠状の架台105に前記天板10
4を挿通して、被検者100の観察対象部分が前記架台
105のスライス面と一致するとともに、前記被検者1
00の軸と、架台105の軸とを一致させるように天板
104の位置を調整した後、架台105の一部に設けら
れたX線管からX線を出射させてこれを前記被検者10
0に照射しながら、前記架台105に設けられた検出器
によって前記被検者100を透過したX線を検出し、こ
れを画像再構成回路で再構成させて前記被検者100の
X線断面画像を生成してCRT等に表示させる。
【0003】この場合、寝台装置103は昇降装置10
6によって天板104の上下位置を調整し得るように構
成されており、被検者100を天板104上に載せた
後、架台105の中心と、被検者100の中心とが合う
ように、昇降装置106が調整されて、天板104の上
下位置が調整される。
【0004】図5はこのような寝台装置103で使用さ
れる昇降装置106の一例を示す正面図である。この図
に示す昇降装置106は寝台装置103の底板に固定さ
れる板状の固定台110と、この固定台110の上面上
に設けられる1対のスライドガイド111と、前記固定
台110と対応する大きさの板材によって構成され、前
記固定台110の上方に配置される昇降台112と、こ
の昇降台112の下面上に設けられる1対のスライドガ
イド113と、X状に交差する2つの枠状部材114,
115によって構成され、前記固定台110に対して前
記昇降台112を上下させるXリンク機構116と、一
端が前記固定台110のスライドガイド111近傍に形
成された駆動装置支点117に回動自在に接続され、他
端が前記Xリンク機構116を構成する一方の枠状部材
114のスライドガイド113側に設けられた駆動装置
支点118に回動自在に接続され、駆動信号が入力され
たとき、伸縮して前記Xリンク機構116を駆動する駆
動装置119とを備えている。
【0005】この場合、前記Xリンク機構116は各枠
状部材114,115が中央部分に設けられたリンク連
結支点120によって角度調整自在に接続されるととも
に、各枠状部材114,115の各一辺が前記固定台1
10の上面上に形成された固定支点121、前記昇降台
112の下面上に形成された固定支点122に各々、回
動自在に接続され、さらに前記各一辺と対向する各一辺
が前記各スライドガイド111,113に各々、スライ
ド自在に填込まれてスライド支点123,124を構成
しており、前記駆動装置119が伸びたとき、固定台1
10に対する角度θが大きくなって昇降台112を上方
に持ち上げ、また前記駆動装置119が縮んだとき、角
度θが小さくなって昇降台112を下方に下げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の寝台装置103においては、次に述べるような
問題があった。すなわち、従来の寝台装置103で使用
されている昇降装置106は各部の動きが図6に示す機
構図によって表わすことができる。
【0007】この図から明らかなように、固定台110
から駆動装置支点118までの距離L4 、固定台110
と昇降台112との距離L6 、各駆動装置支点117,
118間の距離L5 が各々、次式によって表わされる。 L4 =L3 ・sinθ …(1)
【0008】
【数1】
【0009】 L6 =L2 ・sinθ …(3) そして、これらの各式において、角度θの値を0度から
90度まで変化させると、図7に示すようなグラフにな
る。
【0010】ここで、昇降台112の昇降速度Vは次式
に示す如く、 V=ΔL6 /ΔL5 …(4) 但し、ΔL5 :各駆動装置支点間117,118の距離
5 の変化量。
【0011】ΔL6 :固定台110と昇降台112との
距離L6 の変化量。 で表わされる。したがって、枠状部材114,115と
駆動装置119との接続位置や各部の寸法などを調整す
ることにより、昇降台112の昇降速度Vとして、速度
1 や速度V2 が得られる。
【0012】これら速度V1 や速度V2 の特性曲線を見
れば分かるように、角度θが小さいときには、昇降台1
12の昇降速度Vが大きく、角度θが大きいときには、
昇降台112の昇降速度Vが極端に小さくなる。
【0013】従って、昇降速度の変化の変化のため、被
検者に負担がかかるという欠点があった。本発明は上記
の事情に鑑み、構成を簡素化しながら、固定台に対する
昇降台の上昇速度をほぼ一定にすることができ、これよ
って被検者の負担を大幅に軽減させることができる医療
用寝台装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、板状に形成される固定台と板状に形成さ
れる昇降台との間にXリンク機構を配置し、駆動装置に
より前記Xリンク機構の交差角度を変更して前記固定台
に対し前記昇降台を昇降させる医療用寝台装置におい
て、前記Xリンク機構の固定支点またはスライド支点と
前記駆動装置の一方の支点との距離が一定に保たれると
ともに、前記駆動装置の他方の支点が前記Xリンク機構
の一部に接続され、前記駆動装置を伸縮させることによ
り前記Xリンク機構の交差角度が変更可能であることを
特徴とするものである。
【0015】
【作用】上記の構成において、Xリンク機構の固定支点
またはスライド支点と、駆動装置の一方の支点との距離
を一定にするとともに、前記駆動装置の他方の支点を前
記Xリンク機構の一部に接続し、前記駆動装置を伸縮さ
せて前記Xリンク機構の交差角度を変更することによ
り、構成を簡素化しながら、固定台に対する昇降台の上
昇速度をほぼ一定にし、これよって被検者の負担を大幅
に軽減させる。
【0016】
【実施例】図1は本発明による医療用寝台装置の一実施
例で使用される昇降装置の一例を示す正面図である。こ
の図に示す医療用寝台装置の昇降装置1は寝台装置(図
示は省略する)の底板に固定される板状の固定台2と、
この固定台2の上面上に設けられる1対のスライドガイ
ド3と、前記固定台2と対応する大きさの板材によって
構成され、前記固定台2の上方に配置される昇降台4
と、この昇降台4の下面上に設けられる1対のスライド
ガイド5と、X状に交差する2つの枠状部材6,7によ
って構成され、前記固定台2に対して前記昇降台4を上
下させるXリンク機構8と、一端が前記固定台2の固定
支点9近傍に形成された駆動装置支点10に回動自在に
接続され、他端が前記Xリンク機構8を構成する一方の
枠状部材7の固定支点11側に設けられた駆動装置支点
12に回動自在に接続され、駆動信号が入力されたと
き、伸縮して前記Xリンク機構8を駆動する駆動装置1
3とを備えている。
【0017】この場合、前記Xリンク機構8は各枠状部
材6,7が中央部分に設けられたリンク連結支点14に
よって角度調整自在に接続されるとともに、各枠状部材
6,7の各一辺が前記固定台2の上面上に形成された固
定支点9、前記昇降台4の下面上に形成された固定支点
11に各々、回動自在に接続され、さらに前記各一辺と
対向する各一辺が前記各スライドガイド3,5に各々、
スライド自在に填込まれてスライド支点15,16を構
成しており、前記駆動装置13が伸びたとき、固定台2
に対する角度θが大きくなって昇降台4を上方に持ち上
げ、また前記駆動装置13が縮んだとき、角度θが小さ
くなって昇降台4を下方に下げる。
【0018】次に、図2に示す機構図を参照しながら、
この実施例における昇降台4の昇降速度Vについて説明
する。まず、図2から明らかなように、固定台2から駆
動装置支点12までの距離L4 、固定台2と昇降台4と
の距離L6 、各駆動装置支点10,12間の距離L5
固定台2側における駆動装置支点10とスライド支点1
5との距離L1 は各々、次式によって表わされる。 L4 =L3 ・sinθ …(5)
【0019】
【数2】
【0020】 L6 =L2 ・sinθ …(7) L1 =L2 ・cosθ+L7 …(8) 但し、L7 :固定台2側の固定支点9と、駆動装置13
の駆動支点10との距離。
【0021】そして、これらの各式において、角度θの
値を0度から90度まで変化させると、図3に示すよう
なグラフになる。ここで、昇降台4の昇降速度Vは次式
に示す如く、 V=ΔL6 /ΔL5 …(9) 但し、ΔL5 :各駆動装置支点10,12間の距離L5
の変化量。
【0022】ΔL6 :固定台2と昇降台6との距離L6
の変化量。 で表わされる。したがって、枠状部材6,7と駆動装置
13との接続位置や各部の寸法などを調整することによ
り、昇降台4の昇降速度Vとして、速度V1 や速度V2
が得られる。
【0023】これら速度V1 や速度V2 の特性曲線を見
れば分かるように、角度θが小さいときも、また角度θ
が大きいときにも、実用的な範囲(例えば、θ=10度
〜80度)では、昇降台4の昇降速度Vをほぼ一定にす
ることができる。
【0024】このようにこの実施例においては、Xリン
ク機構8の固定支点9側に駆動装置13を配置し、前記
固定支点9の近傍に駆動装置支点10を設けて駆動装置
13の一端を回動自在に固定するとともに、前記Xリン
ク機構8を構成する一方の枠状部材7の固定支点11側
に前記駆動装置13の他端を回動自在に固定するように
したので、構成を簡素化しながら、固定台2に対する昇
降台4の上昇速度をほぼ一定にすることができ、これよ
ってオペレータの負担を大幅に軽減させることができ
る。
【0025】また、上述した実施例においては、駆動装
置13の固定台2側の駆動装置支点10を固定台2の固
定支点9より同一平面上で外側に配置するようにしてい
るが、これらの位置関係はこれ以外にも、例えば駆動装
置13の固定台2側の駆動装置支点10を固定台2の固
定支点9よりスライド支点15側に配置するようにして
も良い。
【0026】また、上述した実施例においては、Xリン
ク機構8の固定支点9側に駆動装置13を配置し、前記
固定支点9の近傍に駆動装置支点10を設けて駆動装置
13の一端を回動自在に固定するとともに、前記Xリン
ク機構8を構成する一方の枠状部材7の固定支点11側
に前記駆動装置13の他端を回動自在に固定するように
しているが、前記(8)式が成り立てば、これらの位置
関係に拘らなくても良い。
【0027】したがって、駆動装置13を各スライドガ
イド3,5側に配置するとともに、スライド支点15,
16の移動に伴って駆動装置13の固定台2側の支点
(駆動装置支点)を移動させるようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、構
成を簡素化しながら、固定台に対する昇降台の上昇速度
をほぼ一定にすることができ、これよって被検者の負担
を大幅に軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医療用寝台装置の一実施例を構成
する昇降装置の一例を示す正面図である。
【図2】図1に示す昇降装置の駆動機構を示す機構図で
ある。
【図3】図1に示す昇降装置を構成する各部の動作を示
す特性図である。
【図4】医療機器として使用されている一般的なX線C
T装置の一例を示す正面図である。
【図5】図4に示す寝台装置を構成する昇降装置の一例
を示す正面図である。
【図6】図5に示す昇降装置の駆動機構を示す機構図で
ある。
【図7】図5に示す昇降装置を構成する各部の動作を示
す特性図である。
【符号の説明】
1 昇降装置 2 固定台 3 スライドガイド 4 昇降台 5 スライドガイド 6,7 枠状部材 8 Xリンク機構 9 固定支点 10 駆動装置支点 11 固定支点 12 駆動装置支点 13 駆動装置 14 リンク連結支点 15,16 スライド支点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成される固定台と板状に形成さ
    れる昇降台との間にXリンク機構を配置し、駆動装置に
    より前記Xリンク機構の交差角度を変更して前記固定台
    に対し前記昇降台を昇降させる医療用寝台装置におい
    て、 前記Xリンク機構の固定支点またはスライド支点と前記
    駆動装置の一方の支点との距離が一定に保たれるととも
    に、前記駆動装置の他方の支点が前記Xリンク機構の一
    部に接続され、 前記駆動装置を伸縮させることにより前記Xリンク機構
    の交差角度が変更可能である、 ことを特徴とする医療用寝台装置。
JP5149974A 1993-06-22 1993-06-22 医療用寝台装置 Pending JPH078481A (ja)

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JP5149974A JPH078481A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 医療用寝台装置

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ID=15486702

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JP5149974A Pending JPH078481A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 医療用寝台装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001293038A (ja) * 2000-04-17 2001-10-23 Kyowa Sobi Kk 高さ調整機構を備えたベッド
JP2011194107A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 昇降装置
CN102613984A (zh) * 2012-03-31 2012-08-01 山东新华医疗器械股份有限公司 双电动推杆式x射线数字胃肠机
JP2014027987A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Paramount Bed Co Ltd Xリンク式昇降機構
US9050223B2 (en) 2012-11-16 2015-06-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lifting apparatus and bed provided with the same

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JP2011194107A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Aisin Seiki Co Ltd 昇降装置
CN102613984A (zh) * 2012-03-31 2012-08-01 山东新华医疗器械股份有限公司 双电动推杆式x射线数字胃肠机
JP2014027987A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Paramount Bed Co Ltd Xリンク式昇降機構
US9050223B2 (en) 2012-11-16 2015-06-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lifting apparatus and bed provided with the same

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