JPH0784417A - 液体現像組成物 - Google Patents

液体現像組成物

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JPH0784417A
JPH0784417A JP6194391A JP19439194A JPH0784417A JP H0784417 A JPH0784417 A JP H0784417A JP 6194391 A JP6194391 A JP 6194391A JP 19439194 A JP19439194 A JP 19439194A JP H0784417 A JPH0784417 A JP H0784417A
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toner
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liquid
attritor
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JP6194391A
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English (en)
Inventor
James R Larson
アール.ラルソン ジェイムズ
Frank J Bonsignore
ジェイ.ボンシニョーレ フランク
Roger N Ciccarelli
エヌ.シッカレーリ ロジャー
Thomas R Pickering
アール.ピカリング トーマス
Denise R Bayley
アール.ベイリー デニス
Jacques C Bertrand
シー.バートランド ジャック
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Original Assignee
Xerox Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/12Developers with toner particles in liquid developer mixtures
    • G03G9/135Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by stabiliser or charge-controlling agents
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不鮮明、解像力損失および密度損失のような現
像される画像欠陥が除去できる液体現像剤を提供する。
トナー粒子に一層高い負電荷をもたらす所定の帯電アジ
ュバントを有する負帯電した液体現像剤を提供する。 【構成】トナー樹脂と顔料と任意成分の帯電ディレクタ
と水酸化アルミニウム帯電向上添加剤、たとえばヒドロ
キシビス[3,5−t−ブチルサリチル]アルミネート
のようなアルキル化サリチル酸のアルミニウム塩とで構
成された液体現像剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に液体現像組成物に
向けられ、より詳細には本発明は所定の帯電添加剤を含
有する液体現像剤に関するものである。より詳細には本
発明は、式
【0002】
【化3】
【0003】[式中、R1 は水素およびアルキルよりな
る群から選択され、nは数を示し、0(ゼロ)、1、
2、3もしくは4とすることができる]の帯電向上添加
剤を含む液体現像剤に関するものである。好適な帯電添
加剤はアルミニウム−ジ−t−ブチルサリチレートもし
くはALOHOSである。本発明の現像剤は多くの公知
の画像形成システム、たとえば潜像をここに説明する液
体現像剤で可視化させるゼログラフ画像形成法および印
刷法などの画像形成システムにつき選択することができ
る。
【0004】
【従来の技術】現像される画像のための画像品質、ベタ
領域範囲(solid area coverage )および解像特性は一
般に、たとえば充分なトナー粒子の電気泳動移動度を必
要とする。有効な画像現像のための移動度は主として用
いる画像形成系に依存する。電気泳動移動度はトナー粒
子における電荷に正比例すると共に、液体現像剤流体の
粘度に反比例する。たとえば5〜15℃の温度低下によ
って生ずる流体粘度の10〜30%の変化は画像品質の
低下と、貧弱もしくは許容しえない画像現像と、望まし
くないバックグランドの現像とをもたらしうる。これ
は、たとえば電気泳動移動度が5〜23%低下するから
である。不充分な粒子電荷はさらに、紙または他の最終
基体へのトナーの貧弱な転写をもたらす。貧弱な転写は
たとえば不充分なトナーが最終基体に移動すれば貧弱な
ベタ領域範囲をもたらし、さらにたとえば不鮮明および
中空微細模様(hollowed fine features)のような画像
欠陥をもたらしうる。この種の問題を解消し或いは最小
化するため鋭意研究の後に本発明の液体トナーに到達
し、このトナーは転写にたとえば充分な粒子帯電をもた
らし、その移動度を用いられる特定の画像形成系の所要
範囲内に維持させる。本発明に関連する他の利点は、現
像剤粒子に対する所望の負電荷を増大させると共にステ
アリン酸アルミニウムのような他の公知の帯電アジュバ
ントよりも優れた帯電アジュバントもしくは帯電添加剤
を供給することを含む。上記の所望の帯電は、向上した
画像現像および向上した転写をもたらしうる。
【0005】同時係属している米国特許出願第009,
202号には、液体成分(すなわち熱可塑性樹脂)と、
非極性液に可溶性であるイオン型もしくは双性イオン型
帯電ディレクタ(charge director)
と、イミンビスキノンからなる帯電添加剤もしくは帯電
アジュバントとで構成された液体現像剤が示されてい
る。米国特許出願第065,414号には、熱可塑性樹
脂粒子と、式
【0006】
【化4】
【0007】[式中、X- は強酸の共役ベースもしくは
アニオンであり、Rは水素もしくはアルキルであり、
R′はアルキルであり、R″は約6〜約20個の炭素原
子を有するアルキル基であり、yおよびxは数平均重合
度(DP)を示し、ここでyとxとの比は約10:2〜
約100:20である]のアンモニウムABジブロック
コポリマーからなる帯電ディレクタとで構成された液体
現像剤が示されている。さらに米国特許出願第009,
192号には、液体の熱可塑性樹脂粒子と、非極性の液
体可溶性帯電ディレクタと、金属ヒドロキシカルボン酸
からなる帯電アジュバントとで構成された液体現像剤が
示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、帯電
アジュバントもしくは帯電添加剤として所定の金属サリ
チル酸塩が選択されて現像剤の負電荷を増大させると共
にトナー、たとえば同様な帯電特性を有する4種の異な
るトナーを形成する液体現像剤を提供することにある。
【0009】さらに本発明の目的は、たとえば不鮮明、
解像力損失および密度損失のような現像される画像欠陥
が除去され或いは最小化されるような液体現像剤を提供
することにある。
【0010】さらに本発明の他の目的は、高いトナー粒
子の負電荷をもたらす点で各具体例にてたとえばステア
リン酸アルミニウムよりも優れた所定の帯電アジュバン
トを有する負帯電した液体現像剤を提供することにあ
る。この優れた帯電は向上した画像現像と転写とをもた
らしうる。
【0011】さらに本発明の他の目的は、優れた画像特
性を可能にすると共に、たとえば着色トナーに基づく樹
脂(たとえばNUCREL(商標名))の負電荷を増大
させる液体トナーを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらおよび他
の目的は、所定の帯電アジュバントを含む液体現像剤を
提供することにより各具体例で解決することができる。
各具体例において本発明は、トナー樹脂と顔料と任意成
分の帯電ディレクタと水酸化アルミニウム帯電向上添加
剤、たとえばヒドロキシビス[3,5−t−ブチルサリ
チル]アルミネートのようなアルキル化サリチル酸のア
ルミニウム塩とで構成された液体現像剤に向けられ、前
記帯電添加剤は次式
【0013】
【化5】
【0014】[式中、R1 は水素およびアルキルよりな
る群から選択され、nはたとえば0(ゼロ)、1、2、
3もしくは4のような数である]により示すことがで
き、或いはその水和物である。
【0015】本発明の各具体例は、R1 が水素、1〜約
25個(好ましくは10個)の炭素原子を有するたとえ
ばメチル、エチル、プロピルもしくはブチルのようなア
ルキルであり;nが0(ゼロ)、1、2、3もしくは4
であり、R1 が好ましくは水素、イソプロピル、n−ブ
チル、イソブチルもしくはt−ブチルであるトナーを包
含する。
【0016】本発明のトナーにつき選択され、たとえば
約0.1〜約15重量%、好ましくは約1〜約4重量%
の種々の有効量で存在させる特定の帯電添加剤の例はア
ルミニウムジt−ブチルサリチレート;ヒドロキシビス
[3,5−t−ブチルサリチル]アルミネート;ヒドロ
キシビス[3,5−t−ブチルサリチル]アルミネート
モノ−、ジ−、トリ−もしくはテトラ−ハイドレート;
ヒドロキシビス[サリチル]アルミネート;ヒドロキシ
ビス[モノアルキルサリチル]アルミネート;ヒドロキ
シビス[ジアルキルサリチル]アルミネート;ヒドロキ
シビス[トリアルキルサリチル]アルミネート;ヒドロ
キシビス[テトラアルキルサリチル]アルミネート;ヒ
ドロキシビス[ヒドロキシナフトエ酸]アルミネート;
ヒドロキシビス[モノアルキル化ヒドロキシナフトエ
酸]アルミネート;ビス[ジアルキル化ヒドロキシナフ
トエ酸]アルミネート(ここでアルキルは好ましくは1
〜約6個の炭素原子を有する);ビス[トリアルキル化
ヒドロキシナフトエ酸]アルミネート(ここでアルキル
は好ましくは1〜約6個の炭素原子を有する);ビス
[テトラアルキル化ヒドロキシナフトエ酸]アルミネー
ト(ここでアルキルは好ましくは1〜約6個の炭素原子
を有する)などを包含する。
【0017】上記添加剤は米国特許第5,223,36
8号に例示されたように作成することができる。より詳
細には、これら添加剤は2当量のたとえば3,5−ジ−
t−ブチルサリチル酸のナトリウム塩と半当量の二アル
ミニウム塩(たとえば硫酸アルミニウムAl2 (SO
43 )とのアルカリ水溶液における反応により得るこ
とができ、1個の中心アルミニウム原子を中心とする2
個のサリチル酸分子の2:1錯体を生成し、サリチル酸
部分のカルボキシレート基は両者ともカルボキシレート
酸素原子を介しアルミニウム原子に共有結合する。さら
に、本発明のヒドロキシアルミニウム錯体化合物はアル
ミニウム原子(Al)に共有結合したヒドロキシル基
(−OH)を有し(すなわちAl−OHであり)、これ
は本明細書の式および米国特許第5,223,368号
に示されている。さらにサリチル酸の芳香族ヒドロキシ
ル基は、中心アルミニウム原子に共有結合するのでなく
配位結合することができる。ヒドロキシアルミネート錯
体の水和程度は変化することができ、単離の後にどの程
度激しく錯体を乾燥させたかに依存する。さらに、本明
細書に示した各具体例の方法で生成されるヒドロキシア
ルミネート錯体は混合物を形成しうる思われる。水和水
はアルミニウム原子と強力に会合すると思われ、100
℃もしくはそれ以上で24時間にわたり減圧加熱した際
にも容易には除去されない。さらに特定の理論に拘束さ
れるものでないが、各具体例においてヒドロキシアルミ
ネート錯体は共有結合したヒドロキシル基と水和水との
両者から負帯電指向能力を得ると思われる。これら構造
上の特徴は錯体を安定化させるよう作用しうると共に、
容易に交換しうるプロトンの貯蔵部としても作用しう
る。したがって、各具体例にて本発明の帯電添加剤は、
少なくとも2モル当量のサリチル酸誘導体のナトリウム
もしくはアルカリ塩(ここでR1 は水素またはたとえば
1〜約25個の炭素原子を有するここに示したアルキル
であり、nはR1 基の個数を示し、0、1、2、3もし
くは4とすることができる)と1モル当量のアルミニウ
ム含有塩との、たとえば二アルミニウム塩(たとえば硫
酸アルミニウムAl2 (SO43 を約半モル当量で用
いる反応によって作成することができる。アルミニウム
塩反応体は水和化合物、たとえばAl2 (SO43
XH2 Oとすることができ、ここでXは水成分の数、た
とえば0〜約25を示す。反応順序は、好ましくは先ず
最初にα−ヒドロキシカルボン酸化合物(すなわちサリ
チル酸誘導体)を対応するアルカリ金属塩(たとえばナ
トリウム塩)までアルカリ水溶液中で転化させることに
より行なわれる。α−ヒドロキシカルボン酸のアルカリ
塩を含有するアルカリ水溶液を、次いでアルミニウム含
有塩反応体を含む酸性水溶液に急速撹拌しながら添加す
る。この逆の添加は、錯生成アルミニウムが先ず最初に
添加ナトリウム塩の濃度に対し過剰に存在するよう確保
する。さらに逆の添加はトリス−錯体[RCO23
lの形成を回避もしくは最小化させ、式中Rはアルキル
であり、すなわちアルミニウム原子に結合した3個のカ
ルボキシレート含有リガンドを有するがヒドロキシアル
ミニウム結合を持たない生成物となる。反応混合物を室
温まで冷却すれば沈殿物が生成し、これを濾過により回
収することができる。この粗生成物は、さらにたとえば
水または他の適する溶剤で洗浄水の酸度がほぼ一定(た
とえば約5.5のpH)になるまで洗浄して精製するこ
とができる。この生成物を好ましくは減圧乾燥オーブン
にて一定重量まで乾燥させる。反応は1個の中心アルミ
ニウム原子を中心として配置された2個のサリチル酸分
子よりなる2:1錯体を形成することができ、サリチル
酸部分の両カルボキシレート基はカルボキシレート酸素
原子を介しアルミニウム原子に共有結合する。さらに、
このように作成されたヒドロキシアルミニウム錯体化合
物はアルミニウム原子に共有結合したヒドロキシル基
(−OH)を有すると思われる。
【0018】本発明の各具体例は、熱可塑性樹脂粒子と
帯電ディレクタと上記帯電添加剤とで構成された液体現
像剤;液体成分(すなわち熱可塑性樹脂)と非極性液体
に可溶性のイオン型もしくは双性イオン型帯電ディレク
タと上記アルミニウム帯電添加剤とで構成された液体現
像剤;および(A)約0.5〜約20センチポアーズの
粘度および5×109 に等しく好ましくはそれより大の
抵抗を有する液体と(B)約0.1〜約30μm(好ま
しくは1〜約12μm)の平均容積粒子直径を有する熱
可塑性樹脂粒子と(C)非極性の液体可溶性イオン型も
しくは双性イオン型帯電ディレクタ化合物と(D)上記
式のアルミニウム錯体帯電添加剤とで構成された液体静
電写真現像剤を包含する。
【0019】本発明の現像剤につき選択される液体キャ
リヤもしくは成分の例は、たとえば約0.5〜約500
センチポアーズ(好ましくは約1〜約20センチポアー
ズ)の有効粘度と5×109 オーム/cmに等しい或い
はそれより大(たとえば5×10-13 オーム/cm)の
抵抗とを有する液体を包含する。好ましくは、選択され
る液体は分枝鎖の脂肪族炭化水素である。さらに、イソ
パール(ISOPAR)(商標名)系列の非極性液(エ
クソン・コーポレーション社により製造)も本発明の現
像剤に使用することができる。これら炭化水素液は、極
めて高レベルの純度を有する狭い範囲のイソパラフィン
系炭化水素留分であると考えられる。たとえば、イソパ
ールG(商標名)の沸点範囲は約157〜約176℃で
あり、イソパールH(商標名)は約176〜約191℃
であり、イソパールK(商標名)は約177〜約197
℃であり、イソパールL(商標名)は約188〜約20
6℃であり、イソパールM(商標名)は約207〜約2
54℃であり、イソパールV(商標名)は約254.4
〜約329.4℃である。イソパールL(商標名)は約
194℃の中間沸点を有する。イソパールM(商標名)
は338℃の自己着火温度を有する。イソパールG(商
標名)はタッグ密閉カップ法により測定して40℃の引
火点を有し、イソパールH(商標名)はASTM D−
56法により測定して53℃の引火点を有し、イソパー
ルL(商標名)はASTM D−56法により測定して
61℃の引火点を有し、さらにイソパールM(商標名)
はASTM D−56法により測定して80℃の引火点
を有する。選択される液体は一般公知であり、109
ーム/cmを越える電気容量抵抗と3.0未満の誘電率
とを本発明の各具体例で持たねばならない、さらに、2
5℃の蒸気圧は各具体例にて10トール未満とすべきで
ある。
【0020】イソパール(商標名)系列の液体を本発明
の液体現像剤における分散剤として使用するための好適
な非極性液としうるが、粘度および抵抗の本質的特徴は
他の適する液体で満足させることもできる。特に、エク
ソン・コーポレーション社から入手しうるノルパール
(NORPAR)(商標名)系列、フィリップス・ペト
ロリアム・カンパニー社から入手しうるソルトロール
(SOLTROL)(商標名)系列およびシェル・オイ
ル・カンパニー社から入手しうるシェルソール(SHE
LLSOL)(商標名)系列を選択することができる。
【0021】本発明の現像剤に使用される液体の量はた
とえば全現像剤分散物の重量に対し約90〜約99.9
重量%、好ましくは約95〜約99重量%であるが、他
の有効量も選択することができる。各具体例における現
像剤の全固形物含有量はたとえば0.1〜10重量%、
好ましくは0.3〜3重量%、より好ましくは0.5〜
2.0重量%である。
【0022】典型的な適する熱可塑性トナー樹脂は、熱
可塑性樹脂と顔料と帯電アルミニウム添加剤と各具体例
においてトナーを構成しうる他の成分とで構成された現
像剤固形物に対し、たとえば約99〜約40%、好まし
くは95〜70%の範囲の有効量にて本発明の液体現像
剤につき選択することができる。一般に、現像剤固形物
は熱可塑性樹脂と任意成分である顔料と帯電調節剤とを
包含する。樹脂の例はエチレンビニルアセテート(EV
A)コポリマー(エルバックス(ELVAX)(商標
名)樹脂、E.I.デュポン・デ・ネモアス・アンド・
カンパニー社、ウィルミントン、デラウエァ州);エチ
レンとアクリル酸およびメタクリル酸よりなる群から選
択されるα,β−エチレン系不飽和酸とのコポリマー;
エチレン(80〜99.9%)とアクリル酸もしくはメ
タクリ酸(20〜0.1%)/メタクリル酸もしくはア
クリル酸のアルキル(C1 〜C5 )エステル(0.1〜
20%)とのコポリマー;ポリエチレン;ポリスチレ
ン;アイソタクチックポリプロピレン(結晶);バケラ
イト( BAKELITE)(商標名)DPD 616
9、DPDA 6182ナチュラル(商標名)(ユニオ
ン・カーバイド・コーポレーション社、スタムフォー
ド、コネクチカット州)として入手しうるエチレンエチ
ルアクリレート系列;たとえばDQDA 6832ナチ
ュラル7(ユニオン・カーバイド・コーポレーション
社)のようなエチレンビニルアセテート樹脂;スルリン
(SURLYN)(商標名)イオノマー樹脂(E.I.
デュポン・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社);ま
たはこれらの配合物;ポリエステル;ポリビニルトルエ
ン;ポリアミド;スチレン/ブタジエンコポリマー;エ
ポキシ樹脂;アクリル樹脂、たとえばアクリル酸もしく
はメタクリル酸とアクリル酸もしくはメタクリル酸の少
なくとも1種のアルキルエステル(ここでアルキルは1
〜20個の炭素原子を有する)とのコポリマー、たとえ
ばメタクリル酸メチル(50〜90%)/メタクリル酸
(0〜20%)/アクリル酸エチルヘキシル(10〜5
0%);並びにエルバサイト(ELVACITE)(商
標名)アクリル樹脂(E.I.デュポン・デ・ネモアス
・アンド・カンパニー社)を包含する他のアクリル樹
脂;或いはその配合物を包含する。各具体例にて好適コ
ポリマーはエチレンとアクリル酸もしくはメタクリル酸
のα,β−エチレン系不飽和酸とのコポリマーを包含す
る。好適具体例においてはE.I.デュポン・デ・ネモ
アス・アンド・カンパニー社から入手しうるヌクレル
(商標名)樹脂、たとえばヌクレル(商標名)599、
ヌクレル(商標名)699もしくはヌクレル(商標名)
960を熱可塑性樹脂として選択する。
【0023】本発明の液体現像剤は必要に応じ好ましく
は各具体例において樹脂粒子に分散された着色剤を含有
する。たとえば顔料もしくは染料のような着色剤および
その混合物を好ましくは存在させて潜像を可視化させ
る。
【0024】着色剤はトナー中に、たとえば現像剤に含
有される固形分の全重量に対し約0.1〜約60重量
%、好ましくは約1〜30重量%、各具体例において1
0重量%の有効量で存在させることができる。着色剤の
使用量は現像剤の使用に応じて変化することができる。
選択しうる顔料の例はたとえばカボット・コーポレーシ
ョン社から入手しうるカーボンブラック、ファナル・ピ
ンク(FANAL PINK)(商標名)、PVファー
スト・ブルー(商標名)、米国特許第5,223,36
8号に例示されたような顔料を包含する。
【0025】樹脂と顔料と帯電アジュバントとからなる
現像剤固形分の量に対したとえば約0.25〜約1,5
00mg/g、好ましくは2.5〜400mg/gのよ
うな種々の有効量にて選択される適する非極性の液体可
溶性イオン型もしくは双性イオン型帯電ディレクタ化合
物は、不飽和および飽和酸置換基をそれぞれ有する燐酸
化モノ−およびジ−グリセリドのナトリウム塩である陰
イオン型グリセリド、たとえばエムホスD70−30C
(商標名)およびエムホスF27−85(商標名)(こ
れら2種の製品はウィトコ・コーポレーション社、ニュ
ーヨーク、NY州から入手しうる);レシチン、塩基性
バリウム・ペトロネート(商標名)、ニュートラル・バ
リウム・ペトロネート(商標名)、カルシウム・ペトロ
ネート(商標名)、ニュートラル・カルシウム・ペトロ
ネート(商標名)、すなわち油溶性石油スルホネート
(ウィトコ・コーポレーション社、ニューヨーク、NY
州);並びに金属石鹸、たとえばステアリン酸バリウ
ム、カルシウム、鉛および亜鉛;リノレン酸マンガン、
鉛および亜鉛、オクタン酸カルシウムおよびコバルト、
たとえば米国特許第5,035,972号公報(その開
示全体が本文の参考とされる)に例示されたような第四
アンモニウムブロックコポリマー、他の公知の帯電ディ
レクタなどを包含する。
【0026】トナー粒子の電荷は、高フィールド測定装
置により粒子移動度に関して測定することができる。粒
子移動度は、液体現像剤が用いられる領域の電場の大き
さにより割算した液体現像剤におけるトナー粒子の速度
の尺度である。トナー粒子における電荷が大である程、
現像帯域の電場に対するその移動度も大となる。粒子の
移動は画像現像およびバックグランド除去につき重要で
ある。トナー粒子の移動度は電気音響効果、電場付加お
よびたとえば米国特許第4,497,208号(その開
示全体が本文の参考とされる)に記載された音響の測定
により測定することができる。この技術は、測定をたと
えば1重量%より大の高容量充填量にて達成しうるので
非水性分散物につき特に有用である。この技術により行
なわれる測定は画像品質に相関関係を有することが示さ
れ、すなわちたとえば高い測定移動度は向上した画像密
度と高い画像解像力と優秀な転写効率とを与えることが
示された。残留導電率、すなわち帯電ディレクタからの
導電率はここに説明する低電場装置で測定することがで
きる。
【0027】トナー粒子の帯電を増大させ、したがって
トナー粒子の移動度および転写許容度を増大させるに
は、帯電アジュバントをトナー粒子に添加することがで
きる。たとえばステアリン酸もしくはオクタン酸アルミ
ニウムもしくはマグネシウムのような金属石鹸;たとえ
ばシリカ、アルミナ、チタニアなどの酸化物のような微
粒子寸法の酸化物;パラトルエンスルホン酸およびポリ
燐酸のようなアジュバントを添加することができる。負
性帯電アジュバントはトナー粒子の負電荷を増大させる
一方、正帯電アジュバントはトナー粒子の正電荷を増大
させる。本発明によれば、これら種類のアジュバントは
トナー帯電特性を向上させ、すなわち向上した画像現像
および転写のための向上した電気泳動移動度をもたらす
と共に向上したベタ領域範囲と解像力とを持った優秀な
画像品質を各具体例にて可能にする粒子帯電を増大させ
るよう作用しうる。これらアジュバントは、現像剤に含
有される固形分の全重量に対し約0.1〜約15%、好
ましくは約1〜約5%の量にてトナー粒子に添加するこ
とができる。
【0028】本発明の液体静電現像剤は、たとえば非極
性液に熱可塑性樹脂と帯電添加剤と必要に応じ着色剤お
よびアジュバントとを、得られる混合物がたとえば約1
5〜約30重量%の固形物を含有するよう混入し、この
混合物を約70〜約130℃の温度まで均一分散物が形
成されるまで加熱し、現像剤の全固形物濃度を約10〜
約20重量%まで減少させるのに充分な追加量の非極性
液を添加し、分散物を約10〜約50℃まで冷却し、ア
ルミニウム帯電ディレクタ化合物を分散物に添加し、次
いで分散物を希釈するような種々の方法により作成する
ことができる。
【0029】初期混合物には樹脂と着色剤と帯電アジュ
バントとを別々にたとえばアトリター、加熱ボールミ
ル、加熱振動ミル(たとえばスウエコ・カンパニー社、
ロスアンジェルス、CA州により製造されて分散および
磨砕のための粒状媒体を装着したウスエコ・ミル)、チ
ャールス・ロス・アンド・サン社、ハウプポージ、NY
により製造されるRoss二重遊星形ミキサーまたは一
般に粒状媒体を必要としない2−ロール加熱ミルのよう
な適する容器に添加することができる。有用な粒状媒体
はたとえばステンレス鋼、炭素鋼、アルミナ、セラミッ
ク、ジルコニア、シリカおよびシリマナイトの球状シリ
ンダのような材料を包含する。黒色以外の着色剤を使用
する場合は、炭素鋼粒状媒体が特に有用である。粒状媒
体の典型的な直径範囲は0.04〜0.5インチ(約
1.0〜約13mm)の範囲である。
【0030】充分量の非極性液を添加して約15〜約5
0%固形分の分散物を与える。次いで、この混合物を初
期混合操作の間に高温度で処理して樹脂を可塑化すると
共に軟化させる。混合物を充分加熱して、たとえば着色
剤と帯電ディレクタとアジュバントと樹脂との全固形物
の均一分散物を与える。しかしながら、この工程を行な
う温度は、非極性液を分解したり或いは存在する場合は
樹脂もしくは着色剤を分解するほど高くしてはならな
い。したがって、各具体例においては混合物を約70〜
約130℃、好ましくは約75〜約110℃の温度まで
加熱する。この混合物を加熱ボールミルもしくは加熱ア
トリタで上記温度にて約15分間〜5時間、好ましくは
約60〜約180分間にわたり磨砕することができる。
【0031】上記温度で磨砕した後、追加量の非極性液
を分散物に添加することができる。非極性液を、各具体
例にて分散物の全固形分濃度を約10〜約20重量%ま
で低下させるのに充分な量で添加すべきである。
【0032】次いで分散物を約10〜約50℃、好まし
くは約15〜約30℃まで冷却すると共に、樹脂混合物
が固化もしくは硬化するまで混合を継続する。冷却の
後、樹脂混合物が分散液から沈澱する。冷却はたとえば
水、グリコール(たとえばエチレングリコール)のよう
な冷却液を用いる方法により、混合容器を包囲するシャ
ケット内で行なわれる。冷却はたとえばアトリタのよう
な同じ容器で行なわれ、同時に粒状媒体と共に磨砕して
ゲルもしくは固体物質の形成を防止する。攪拌しなけれ
ばゲルもしくは固体物質が形成し、次いでこのゲルもし
くは固体物質を剪断しかつ粒状媒体により磨砕する。或
いは撹拌して粘性混合物を形成させ、粒状媒体によって
磨砕する。樹脂沈殿物を約1〜36時間、好ましくは約
2〜約6時間にわたり常温磨砕する。追加の液体を液体
現像剤の作成に際し任意の時点で添加して、磨砕を容易
化させ或いは現像剤を現像に必要な適する固形分割合ま
で希釈することができる。他の他の製造法は一般に米国
特許第4,760,009号、第5,017,451
号、第4,923,778号および第4,783,38
9号に示されている。
【0033】ここに示したように、本発明の現像剤また
はインキは、たとえば潜像を光導電性画像形成部材上に
形成させる画像形成法および印刷法につき選択すること
ができ、たとえば米国特許第4,265,990号のセ
レン、セレン合金などを参照することができ、次いでた
とえば画像形成部材を液体トナーに浸漬することにより
本発明のトナーで現像し、たとえば紙のような適する基
体に転写し、次いで加熱により固定する。
【0034】
【実施例】以下、限定はしないが実施例により本発明の
各具体例につきさらに説明するが、これら実施例は単に
例示の目的に過ぎず、本発明はこれら実施例の材料、条
件、工程パラメータなどに限定されるものでない。液体
トナー分散物および帯電ディレクタ溶液の導電率はサイ
エンティフィカ627導電測定計(サイエンティフィカ
社、プリンセトン、NJ州)で測定した。この導電率計
の測定信号は5.4〜5.8ボルトrmsの振幅を有す
る低歪率18Hz正弦波である。トナー粒子の移動度お
よびζ−電位はMBS−8000エレクトロキネチック
・ソニック分析(ESA)システム(マテック・アブラ
イド・サイエンス・ホプキントン社、MA州)で測定し
た。このシステムは業者の指示に従って水性モードで検
定して、ルドックス(LUDOX)(商標名)(デュポ
ン社)の10%(v/v)懸濁物につき−26ミリボル
トのζ−電位に対応するESA信号を与えた。次いで、
このシステムを非水性の測定につき設定した。トナー粒
子の移動度は、主として粒子電荷および粒子寸法を包含
する多くの因子に依存する。さらにESAシステムはζ
−電位をも計算し、このζ−電位はトナー電荷に正比例
するが粒子寸法には無関係である。粒子寸法はホリバC
APA−500遠心分離自動粒子分析装置(ホリバ・イ
ンストルメンツ・インコーポレーション社、アービン、
CAにより製造)によって測定した。
【0035】実施例I 高められた温度におけるヒドロキシビス[3,5−t−
ブチルサリチル]アルミネート一水塩の合成 500mlの水における12g(0.3モル)のNaO
Hの溶液に50g(0.2モル)のジ−t−ブチルサリ
チル酸を添加した。得られた混合物を60℃まで加熱し
て酸を溶解させた。33.37g(0.05モル)の硫
酸アルミニウムAl2 (SO43 ・18H2 Oを20
0mlの水に60℃まで加熱しながら溶解させて第2の
溶液を作成した。サリチル酸ナトリウム塩を含有する最
初の溶液を後者の硫酸アルミニウム塩溶液に撹拌しなが
ら急速に滴下した。添加が完了した後、反応混合物をさ
らに5〜10分間にわたり60℃で撹拌し、次いで室温
(約25℃)まで冷却した。次いで混合物を濾過し、回
収した固体生成物を水洗に用いた洗浄水の酸度が約5.
5になるまで水洗した。生成物を減圧オーブン内で11
0℃にて16時間乾燥させることにより、52g(0.
096モル、理論値の96%)の上記一水塩の白色粉末
(>300℃の融点)を得た。得られた生成物の試料を
減圧下で100℃にてさらに24時間にわたり乾燥した
後にカール・フィッシャー滴定により水和水につき分析
し、この試料は2.1重量%の水を含有した。一水塩に
つき計算された理論値は3.2重量%の水である。
【0036】上記生成物ヒドロキシビス[3,5−t−
ブチルサリチル]アルミネート一水塩の赤外スペクトル
は出発物質ジ−t−ブチルサリチル酸の特徴であるピー
クが存在しないことを示し、さらに3,660cm-1
特徴的なAl−OHバンドの存在と水和水に特徴的なピ
ークとを示した。
【0037】ヒドロキシアルミネート錯体のNMR分析
を炭素、水素およびアルミニウム核につき行ない、これ
らは上記で作成した一水塩と全て一致した。 C30417 Alにつき計算した元素分析:C、66.
25;H、7.26;Al、5.52 C30417 Al・1H2 Oの計算値:C、64.1
3;H、7.74;Al、4.81 実測値:C、64.26;H、8.11;Al、4.6
【0038】実施例II 室温におけるヒドロキシビス[3,5−t−ブチルサリ
チル]アルミネート水和物の合成 実施例Iの手順を反復したが、ただし2種の溶液の混合
およびその後の撹拌は室温(約25℃)にて行なった。
生成物を実施例Iにおけるように単離すると共に乾燥さ
せ、上記ヒドロキシアルミニウム錯体水和物としてIR
により同定された。
【0039】比較例1 25gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DEから入手しうる190℃にて500のメルトイ
ンデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポリ
マー)と6.3gのマジェンタ顔料(ファナル・ピンク
(商標名))と170gの平均炭素鎖15のノルパール
15(商標名)(エクソン・コーポレーション社)と
を、0.1857インチ(4.76mm)直径の炭素鋼
球が充填されたユニオン・プロセス01アトリタ(ユニ
オン・プロセス・カンパニー社、アクロン、オハイオ
州)に添加した。この混合物をアトリタ内で微粉砕し、
アトリタジャケットを介し流入する水蒸気により70〜
104℃にて2時間にわたり加熱し、アトリタジャケッ
トを介し流入する水により23℃まで冷却し、次いでア
トリタにてさらに4時間にわたり磨砕した。さらにノル
パール15(商標名)を添加し、混合物を鋼球から金属
グレートにより分離した。538gの混合物(2.8%
固形物)に953gのノルパール15(商標名)と0.
9gの塩基性バリウムペトロネート(ウィトコ・ケミカ
ル・コーポレーション社、ニューヨーク、NY州)を添
加した。面積平均で粒子直径は、ホリバ・カパ500粒
子寸法分析器により測定して2.1μmであった。トナ
ーの移動度を測定し、画像品質をサビン870コピー機
により評価した。その結果を後記に示す。
【0040】比較例2 25gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DEから入手しうる190℃にて500のメルトイ
ンデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポリ
マー)と6.3gのマジェンタ顔料(ファナル・ピンク
(商標名))と0.63gのステアリン酸アルミニウ
ム、すなわちウィトコ22(商標名)(ウィトコ・ケミ
カル・コーポレーション社、ニューヨーク、NY州)と
170gのノルパール15(商標名)(エクソン・コー
ポレーション社)とを、0.1857インチ(4.76
mm)直径の炭素鋼球が充填されたユニオン・プロセス
01アトリタ(ユニオン・プロセス・カンパニー社、
アクロン、オハイオ)に添加した。この混合物をアトリ
タで微粉砕し、アトリタジャケットを介し流入する水蒸
気により56〜100℃にて2時間加熱し、アトリタジ
ャケットを介し流入する水により22℃まで冷却し、次
いでアトリタ内でさらに4時間にわたり磨砕した。さら
に約50gのノルパール15(商標名)を添加し、混合
物を鋼球から分離した。487gの混合物(3.1%固
形物)に1004gのノルパール15(商標名)と0.
9gの塩基性バリウムペトロネート(商標名)(ウィト
コ・ケミカル・コーポレーション社、ニューヨーク、N
Y州)とを添加した。面積平均の粒子直径は、ホリバ・
カパ500粒子寸法分析器により測定して1.8μmで
あった。トナーの移動度を測定し、画像品質をサビン8
70コピー機により評価した。その結果を後記に示す。
【0041】実施例III 25gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DEから入手しうる190℃にて500のメルトイ
ンデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポリ
マー)と6.3gのマジェンタ顔料(ファナル・ピンク
(商標名))と0.63gの実施例Iによるアルミニウ
ム錯体帯電添加剤と170gのノルパール15(商標
名)(エクソン・コーポレーション社)とを、0.18
57インチ(4.76mm)直径の炭素鋼球が充填され
たユニオン・プロセス 01アトリタ(ユニオン・プロ
セス・カンパニー社、アクロン、オハイオ州)に添加し
た。この混合物をアトリタで微粉砕し、これをアトリタ
ジャケットを介し流入する水蒸気により56〜106℃
にて2時間加熱し、アトリタジャケットを介し流入する
水により23℃まで冷却し、次いでアトリター内でさら
に4時間にわたり磨砕した。約50gの追加ノルパール
15(商標名)を添加し、混合物を鋼球から分離した。
588gの混合物(2.55%固形物)に927.8g
のノルパール15(商標名)と0.9gの塩基性バリウ
ムペトロネート(商標名)(ウィトコ・ケミカル・コー
ポレーション社、ニューヨーク、NY州)とを添加し
た。トナーの面積平均の粒子直径は、ホリバ・カパ50
0粒子寸法分析器により測定して1.6μmであった。
得られた液体トナーの移動度を測定し、画像品質をサビ
ン870コピー機により評価した。その結果を後記の表
に示す。
【0042】
【表1】
【0043】比較例3 28gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DE州から入手しうる190℃にて500のメルト
インデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポ
リマー)と7.0gのシアン顔料(PVファースト・ブ
ルー(商標名))と200gのノルパール15(商標
名)、すなわち平均炭素鎖15(エクソン・コーポレー
ション社)とを、0.1857インチ(4.76mm)
直径の炭素鋼球が充填されたユニオン・プロセス 01
アトリタ(ユニオン・プロセス・カンパニー社、アクロ
ン、オハイオ)に添加した。この混合物をアトリタ内で
微粉砕し、アトリタジャケットを介し流入する水蒸気に
より53〜103℃にて2時間加熱し、アトリタジャケ
ットを介し流入する水により17℃まで冷却し、次いで
アトリタ内でさらに4時間にわたり磨砕した。約50g
の追加ノルパール15(商標名)を添加し、混合物を鋼
球から分離した。この混合物の1部をノルパール15
(商標名)で希釈して1,500gの1.0%固形物の
分散物を得た。これに0.9gの塩基性バリウムペトロ
ネート(商標名)(ウィトコ・ケミカル・コーポレーシ
ョン社、ニューヨーク、NY州)を添加した。トナーの
面積平均の粒子直径は、ホリバ・カパ500粒子寸法分
析器により測定して1.94μmであった。トナーの移
動度を測定し、画像品質をサビン870コピー機により
評価した。その結果は後記に示す通りである。
【0044】比較例4 27gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DE州から入手しうる190℃にて500のメルト
インデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポ
リマー)と7.0gのシアン顔料(PVファースト・ブ
ルー(商標名))と0.17gのステアリン酸アルミニ
ウム(ウィトコ22(商標名)(ウィトコ・ケミカル・
コーポレーション社、ニューヨーク、NY州)と200
gのノルパール15(商標名)(エクソン・コーポレー
ション社)とを、0.1857インチ(4.76mm)
直径の炭素鋼球が充填されたユニオン・プロセス 01
アトリタ(ユニオン・プロセス・カンパニー社、アクロ
ン、オハイオ州)に添加した。この混合物をアトリタ内
で微粉砕し、アトリタジャケットを介し流入する水蒸気
により58〜100℃にて2時間加熱し、アトリタジャ
ケットを介し流入する水により室温まで冷却し、次いで
アトリタ内でさらに4時間にわたり磨砕した。約50g
の追加ノルパール15(商標名)を添加し、混合物を鋼
球から分離した。この混合物の1部をノルパール15
(商標名)で希釈して1,500gの1.0%固形物の
分散物を得た。これに0.9gの塩基性バリウムペトロ
ネート(商標名)(ウィトコ・ケミカル・コーポレーシ
ョン社、ニューヨーク、NY州)を添加した。トナーの
面積平均の粒子直径は、ホリバ・カパ500粒子寸法分
析器により測定して2.24μmであった。トナーの移
動度を測定し、画像品質をサビン870コピヤにより評
価した。その結果は後記に示す通りである。
【0045】比較例5 27gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DE州から入手しうる190℃にて500のメルト
インデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポ
リマー)と7.0gのシアン顔料(PVファースト・ブ
ルー(商標名))と0.70gのステアリン酸アルミニ
ウム(ウィトコ22(商標名)(ウィトコ・ケミカル・
コーポレーション社、ニューヨーク、NY州)と200
gのノルパール15(商標名)(エクソン・コーポレー
ション社)とを、0.1857インチ(4.76mm)
直径の炭素鋼球が充填されたユニオン・プロセス 01
アトリタ(ユニオン・プロセス・カンパニー社、アクロ
ン、オハイオ州)に添加した。この混合物をアトリタ内
で微粉砕し、アトリタジャケットを介し流入する水蒸気
により58〜100℃にて2時間加熱し、アトリタジャ
ケットを介し流入する水により室温まで冷却し、次いで
アトリター内でさらに4時間にわたり磨砕した。約50
gの追加ノルパール15(商標名)を添加し、混合物を
鋼球から分離した。この混合物の1部をノルパール15
(商標名)で希釈して1,500gの1.0%固形物の
分散物を得た。これに0.9gの塩基性バリウムペトロ
ネート(商標名)(ウィトコ・ケミカル・コーポレーシ
ョン社、ニューヨーク、NY州)を添加した。トナーの
面積平均の粒子直径は、ホリバ・カパ500粒子寸法分
析器により測定して1.99μmであった。トナーの移
動度を測定し、画像品質をサビン870コピー機により
評価した。その結果は後記に示す通りである。
【0046】実施例IV 25gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DE州から入手しうる190℃にて500のメルト
インデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポ
リマー)と6.3gのシアン顔料(PVファースト・ブ
ルー(商標名))と0.16gの実施例Iによるアルミ
ニウム錯体帯電添加剤と170gのノルパール15(商
標名)(エクソン・コーポレーション社)とを、0.1
857インチ(4.76mm)直径の炭素鋼球が充填さ
れたユニオン・プロセス 01アトリタ(ユニオン・プ
ロセス・カンパニー社、アクロン、オハイオ州)に添加
した。この混合物をアトリタ内で微粉砕し、アトリタジ
ャケットを介し流入する水蒸気により55〜106℃に
て2時間加熱し、アトリタジャケットを介し流入する水
により室温まで冷却し、次いでアトリタ内でさらに4時
間にわたり磨砕した。約50gの追加ノルパール15
(商標名)を添加し、混合物を鋼球から分離した。この
混合物の1部をノルパール15(商標名)で希釈して
1,500gの1.0%固形分の分散物を得た。これに
0.9gの塩基性バリウム・ペトロネート(商標名)
(ウィトコ・ケミカル・コーポレーション社、ニューヨ
ーク、NY州)を添加した。トナーの面積平均の粒子直
径は、ホリバ・カパ500粒子寸法分析器で測定して
2.01μmであった。トナーの移動度を測定し、画像
品質をサビン870コピー機により評価した。その結果
を後記に示す。
【0047】実施例V 25gのヌクレル599(商標名)(E.I.デュポン
・デ・ネモアス・アンド・カンパニー社、ウィルミント
ン、DE州から入手しうる190℃にて500のメルト
インデックスを有するエチレンとメタクリル酸とのコポ
リマー)と6.3gのシアン顔料(PVファースト・ブ
ルー(商標名))と0.63gの実施例Iによるアルミ
ニウム錯体と170gのノルパール15(商標名)(エ
クソン・コーポレーション社)とを、0.1857イン
チ(4.76mm)直径の炭素鋼球が充填されたユニオ
ン・プロセス 01アトリタ(ユニオン・プロセス・カ
ンパニー社、アクロン、オハイオ州)に添加した。この
混合物をアトリタ内で微粉砕し、これをアトリタジャケ
ットを介し流入する水蒸気により54〜100℃にて2
時間加熱し、アトリタジャケットを介し流入する水によ
り室温まで冷却し、次いでアトリタ内でさらに4時間に
わたり磨砕した。約50gの追加ノルパール15(商標
名)を添加し、混合物を鋼球から分離した。この混合物
の1部をノルパール15(商標名)で希釈して1,50
0gの1.0%固形物の分散物を得た。これに0.9g
の塩基性バリウム・ペトロネート(商標名)(ウィトコ
・ケミカル・コーポレーション社、ニューヨーク、NY
州)を添加した。トナーの面積平均の粒子直径は、ホリ
バ・カパ500粒子寸法分析器で測定して1.84μm
であった。トナーの移動度を測定し、画像品質をサビン
870コピー機で評価した。その結果は以下の通りであ
る:
【0048】
【表2】
【0049】
【発明の効果】本発明の液現像剤を用いて画像形成する
ことにより不鮮明、解像力損失、密度損失等の画像欠陥
を防止して高品質の画像を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク ジェイ.ボンシニョーレ アメリカ合衆国 14617 ニューヨーク州 ロチェスター ウィノーナ ブールヴァ ード 572 (72)発明者 ロジャー エヌ.シッカレーリ アメリカ合衆国 14618 ニューヨーク州 ロチェスター ハイビスカス ドライヴ 145 (72)発明者 トーマス アール.ピカリング アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター スラッシュウッド レー ン 436 (72)発明者 デニス アール.ベイリー アメリカ合衆国 14450 ニューヨーク州 フェアポート カーター ロード 2172 (72)発明者 ジャック シー.バートランド アメリカ合衆国 14519 ニューヨーク州 オンタリオ オンタリオ センター ロ ード 7253

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂粒子と、任意に帯電ディレ
    クタと、式 【化1】 [式中、R1 は水素およびアルキルよりなる群から選択
    され、nは0(ゼロ)、1、2、3もしくは4である]
    の成分から構成される帯電添加剤もしくはアジュバント
    とで構成された液体現像剤。
  2. 【請求項2】 帯電添加剤が式 【化2】 により示されるヒドロキシアルミニウム錯体である請求
    項1に記載の現像剤。
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