JPH078394A - 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法 - Google Patents

加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法

Info

Publication number
JPH078394A
JPH078394A JP2100092A JP2100092A JPH078394A JP H078394 A JPH078394 A JP H078394A JP 2100092 A JP2100092 A JP 2100092A JP 2100092 A JP2100092 A JP 2100092A JP H078394 A JPH078394 A JP H078394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
food
heating
food storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2100092A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihiro Sada
守弘 佐田
Motokore Takemura
基是 竹村
Hiroko Yamashita
浩子 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOSHIDA KINZOKU SEISAKUSHO KK
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
YOSHIDA KINZOKU SEISAKUSHO KK
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YOSHIDA KINZOKU SEISAKUSHO KK, Ajinomoto Co Inc filed Critical YOSHIDA KINZOKU SEISAKUSHO KK
Priority to JP2100092A priority Critical patent/JPH078394A/ja
Publication of JPH078394A publication Critical patent/JPH078394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コロッケ等の加熱調理食品を、微生物の増殖を
抑制しつつ食感を損なうことなく長時間保存できるよう
にする。 【構成】ヒータ6で加熱室2の空気を加熱するととも
に、ブロア11で矢印aに示すように送風室3の空気を加
熱室2に送り込む。加熱された空気は矢印bに示すよう
に送風口9を通って食品収納室1に送り込まれる。この
加熱された空気により、食品収納室1は、65℃以上100
℃以下の温度に維持される。ヒータ22が水を加熱して温
水とし、温水槽5は水蒸気が充満する。この時、補助ブ
ロア19が矢印cに示すように加熱室2の空気を吸引し、
その吸引した空気を矢印dに示すように温水槽5に送り
込む。したがって、温水槽5の水蒸気を多量に含んだ空
気は、矢印eに示すように送風室3に送り込まれる。そ
して、この水蒸気を多量に含んだ空気は上述したように
ブロア11で加熱室2に送り込まれた後、食品収納室1に
送り込まれる。この水蒸気を含んだ空気により、食品首
脳室1は、相対湿度で30%以上70%以下の湿度に維持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コロッケ、ハンバーガ
ー等の加熱調理食品を品質及び食感を劣化させることな
く保存できる温蔵装置及び温蔵方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファーストフードストア、コンビニエン
スストア、飲食店の厨房又はカウンター等(以下、店舗
等と称する)においては、顧客の要望に応じて、調理直
後の状態の商品を迅速に提供することが必要である。し
たがって、加熱調理した食品を保存庫で保存し、出来る
だけ品質を劣化させずに調理直後の状態を維持するよう
にしている。
【0003】従来、このような保存庫としては種々の形
式のものが使用されており、その加熱方式には、赤外線
ランプを用いた放射式、加熱板による伝熱式、および庫
内の空気を加熱する対流式があった。そして、これらの
加熱方式により加熱調理食品を所定の温度に維持して保
存していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
保存庫では、食品を長時間にわたって保存すると、食感
が損なわれ商品価値が低下するものであった。特に、揚
物類など具材の外側に衣がある食品の場合は、水分が多
い具材と、水分が少なくクリスピーな食感を有する衣と
の食感の調和が大切であり、衣のクリスピーな食感が失
われてしまうと、商品価値が著しく低下するものであっ
た。
【0005】また、従来の保存庫では、庫内において微
生物が部分的に増殖する場合があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解消し、食感を
損なわず、かつ微生物の増殖もなく品質を保持できる加
熱調理食品の温蔵装置及びその温蔵方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために、食感を損なう原因及び微生物が部分
的に増殖する原因について鋭意研究し、その結果本発明
を完成させた。
【0008】すなわち、本発明者らは、各種の温度湿度
条件中に揚物類、スナック類、米飯類などを保存し、保
存中の食感の変化を調べた結果、適正な湿度条件を維持
すれば、これらの食品の食感を損なうことなく長時間保
存できることを見出した。
【0009】例えば、衣を有するコロッケ、メンチカ
ツ、テンプラなどの揚物類については、相対湿度を概ね
40%に維持することにより、食感の変化を最も少なくで
きることを見出した。相対湿度を約40%に維持すること
により食感の変化を少なくできるのは、この湿度条件に
より衣からの水分の蒸散を有効に防止できるためではな
く、この湿度条件により、具材から衣材へ水分が移行す
る速度と、衣材から水分が蒸散する速度とが平衡し、そ
の結果として衣材の水分量の変化を極力防止することが
できるためであり、この現象は、本発明者らによって初
めて見出されたものである。
【0010】また、衣を有しない米飯類又は衣があって
も衣のクリスピーな食感が求められないスナック類につ
いては、約50%ないし60%の相対湿度下に保存すること
により、食感の変化を最も少なくできることを見出し
た。このことは、上記湿度範囲が、過度の乾燥を防止で
き、かつ発生した水蒸気の凝縮水によって部分的に食感
が軟化することを防止できるからだと考えられる。
【0011】以上のように、食品によって最適な湿度範
囲は多少異なるのであるが、相対湿度を30%以上70パー
セント以下にすると、全ての加熱調理食品において食感
を適性な範囲に維持した状態で保存できることを見出し
た。
【0012】また、本発明者らは、従来の保存庫におい
て微生物が増殖する現象について鋭意研究し、その結
果、従来の保存庫においては、設定温度および温度分布
が不適当であることが、微生物の増殖の原因であること
を見出した。
【0013】すなわち、従来の保存庫では、単に、食品
が冷えるのを遅延させることのみを目的とし、微生物の
増殖防止という観点は全くなかったものである。したが
って、設定温度および温度分布は適切に管理されておら
ず、設定温度が低かったり、設定温度は充分であるが均
一に加熱することができず部分的に低い温度の箇所があ
ったりし、その結果微生物の増殖を防止できないもので
あった。
【0014】なお、温度湿度を正確に制御する設備とし
ては、理化学実験用の培養設備や製菓製パン分野で工業
的に使われている発酵設備などがあるが、これらいずれ
も本発明の目的とする利用分野の機器に較べて大型設備
であり、かつ、極めて高価である。また、これらの機器
にはおもに培養や発酵などの目的に用いられるため、利
用する温度帯も本発明の目的とする温度と異なる領域で
ある。したがって、これらの設備は、加熱調理食品の温
蔵装置には全く利用できなかった。
【0015】本発明者らは、以上の研究に基づき、加熱
調理された食品の品質及び食感を維持しつつ長時間保存
することができる加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法
を完成させた。
【0016】すなわち、本発明の加熱調理食品の温蔵装
置は、加熱調理食品を収納する食品収納室と、空気を加
熱する空気加熱手段と、水蒸気を発生させる水蒸気発生
手段と、空気加熱手段で加熱された空気及び水蒸気発生
手段で発生した水蒸気を食品収納室内に循環させる空気
循環手段と、食品収納室の湿度が所定の値になるように
水蒸気発生手段を制御する湿度調整手段と、食品収納室
の温度が所定の値になるように空気加熱手段を制御する
温度調整手段とを有することを特徴として構成されてい
る。
【0017】また、本発明の加熱調理食品の温蔵方法
は、加熱調理食品を収納する食品収納室を、65℃以上10
0℃以下の温度に維持するとともに30%以上70%以下の
相対湿度に維持することを特徴として構成されている。
【0018】食品収納室は、加熱調理食品を収納でき、
温風が循環できる構造であればよく、その形状、材質等
は特に限定されない。例えば、形状としては、角形、台
形、円筒形等にすることができ、さらに、縦横高さの比
率についても内部の空気の循環を妨げるものでなければ
よい。また、材質としては、できるだけ保温性の高いも
のが好ましく、食品の陳列用に用いる場合は、ガラス又
は耐熱性がある透明樹脂で構成することができる。
【0019】また、食品収納室には、食品を出し入れす
るための扉が必要である。この扉の開閉形式は特に限定
されず、例えば、横開き、縦開き、又は引き戸形式にす
ることができ、好ましくは密封性が高いものである。さ
らに、食品収納室の内部には、食品を並べるための棚
段、トレー等を設けることができる。これらの部材は、
収納室の空気の循環を妨げない構造であれば、その形
状、取付け方式等は特に限定されず、例えば、固定式、
取外し式又は引出し式にすることできる。
【0020】空気加熱手段は、食品収納室を循環する空
気を加熱できるものであればよく、その加熱方式は特に
限定されない。例えば、電気式のシーズ線ヒーターやセ
ラミックヒーター、外部に加熱用のボイラを持ったオイ
ル循環式のヒーターを用いることができる。
【0021】温度調整手段は、食品収納室の温度が所定
の値になるように空気加熱手段を制御できればよく、そ
の制御方式は特に限定されない。例えば、バイメタル
式、液体膨張式、リレー式又は電子制御式を利用するこ
とができる。また、食品収納室の温度を検知し、その検
知温度により手動で空気加熱手段を調節できるようにし
てもよい。
【0022】水蒸気発生手段は、水蒸気を発生させるこ
とできればよく、その水蒸気発生の方式は特に限定され
ない。例えば、温水槽とヒータとからなる手段、水槽と
超音波振動部材とからなる手段を用いることができる。
【0023】湿度調整手段は、食品収納室の湿度が所定
の値になるように水蒸気発生手段を制御できればよく、
その方式は特に限定されない。例えば、湿球温度センサ
ー又は湿度検知センサーを用いても良く、また、これら
のセンサーから得られた湿球温度又は湿度を基に、マイ
クロコンピュータ等から成る制御部で自動的に又は手動
により水蒸気発生手段を制御することもできる。湿球温
度センサーを用いる場合、例えば、収納室内を70℃で40
%に維持するには、湿球温度を約52℃になるように、水
蒸気発生手段の温水槽の温度を制御する。
【0024】空気循環手段は、空気加熱手段で加熱した
空気及び水蒸気発生手段で発生した水蒸気を食品収納室
に循環させるためのもので、食品収納室を均一な温度と
湿度に維持できればよい。水蒸気を食品収納室に循環さ
せるには、循環させる空気の全部を水蒸気発生手段に導
く必要はなく、循環させる温風の一部であってもよい。
空気を循環させる駆動源としては、プロペラファン、ク
ロスフローファン、シロッコファン等のファン類、ブロ
ア等各種形式のものを用いることができ、室内又はその
他の部分の配置に合わせて適宜選定する。また、取り付
けスペースなどの関係で温水槽を通す空気量が充分に得
られない場合には、補助ファンを用いて、水蒸気発生手
段で発生した水蒸気を温風の循環通路に送り込んでもよ
い。
【0025】食品収納室の温度は、上述した空気加熱手
段、温度制御手段及び空気循環手段で、65℃以上100℃
以下に維持され、好ましくは70℃以上である。温度が65
℃未満であると、微生物の増殖を有効に抑制することが
できなず、温度が100℃を越えると、食品が乾燥し過ぎ
食感が損なわれる。
【0026】食品収納室の湿度は、上述した水蒸気発生
手段、湿度制御手段及び空気循環手段で、相対湿度30%
以上70%以下に維持される。相対湿度が30%未満である
と、ほとんどの食品で乾燥が進みすぎ、目的とする長時
間の保存性を得る事ができない。また、相対湿度が70%
を越えると、ほとんどの食品で吸湿性が進み、食感が損
なわれる。
【0027】食品収納室の相対湿度は、収納する食品に
よりその最適な範囲が異なり、例えば、コロッケ、メン
チカツ、テンプラ等の揚物類の場合は、40%前後が最適
であり、米飯類、スナック類等の場合は、約50〜約60%
の範囲が最適である。
【0028】本発明における加熱調理食品は、コロッ
ケ、メンチカツ、トンカツ、テンプラ、フライドチキ
ン、唐揚、フライドポテト、アメリカンフランク等の揚
物惣菜類、スナック類、各種の弁当、白飯、ピラフ、チ
ャーハン、ドライカレー、カレーライス、おにぎり等の
米飯類、ハンバーガー、ホットドック、ブリトー、ピザ
パイ、お好み焼、タコ焼などのスナック食品類等であ
る。
【0029】
【作用】本発明では、温度制御手段が空気加熱手段を制
御して食品収納室の温度が65℃以上100℃以下となるよ
うにし、湿度調整手段が水蒸気発生手段を制御して食品
収納室の相対湿度が30%以上70%以下となるようにして
いる。この調整された温度範囲により微生物の増殖が抑
制されるとともに、上記調整された相対湿度の範囲によ
り食感が損なわれるのが防止されている。
【0030】
【実施例】本発明の加熱調理食品の温蔵装置及びその温
蔵方法の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0031】図1は、加熱調理食品の温蔵装置の一部切
り欠いた斜視図である。図1において、符号1は加熱調
理食品を収納する食品収納室で、食品を載せるトレー
(図示せず)及びそのトレーを固定する棚段(図示せ
ず)が設けられている。この食品収納室1の下方には、
加熱室2、送風室3、補助送風室4及び温水槽5が設け
られている。
【0032】加熱室2には空気加熱手段としてのヒータ
ー6が設けられ、加熱室2と送風室3との間は連通した
間隙7が形成され、加熱室2と食品収納室1の間の仕切
板8には温風を送り込むための送風口9…9が形成され
ている。また、ヒータ6の上方には温度センサー10が設
けられており、この温度センサー10には制御部(図示せ
ず)が接続され、これら温度センサー10と制御部とが温
度制御手段を構成している。この温度制御手段は食品収
納室1の温度を65℃以上100℃以下となるように設定さ
れており、ヒータ6の温度を制御することにより上記範
囲に調整している。
【0033】送風室3には空気循環手段としてのブロア
11が設けられており、送風室3と食品収納室1の間の仕
切板12には、食品収納室1の空気を吸い込むための吸込
口13が形成されており、また、送風室3と温水槽5との
仕切板14には、温水槽3で発生した水蒸気を導入するた
めの水蒸気導入口15が形成されている。さらに、水蒸気
導入口15の隣接して湿球温度センサー16が設けられ、こ
の湿球温度センサー16には制御部(図示せず)が接続さ
れており、これら湿球温度センサー16と制御部とが湿度
調整手段を構成している。この湿度調整手段は、食品収
納室1の湿度を30%以上70%以下の範囲の目的とする相
対湿度に設定できる様にされており、後述する温水槽5
の液体膨張式温度調節器を上記相対湿度の範囲となるよ
うに制御している。
【0034】補助送風室4と加熱室2との仕切板18には
貫通孔(図示せず)が穿設されており、この貫通孔に加
熱室2の空気を補助送風室4に送り込む補助ブロア19が
配置されている。また、補助送風室4と温水槽5との仕
切板20には、補助送風室4の空気を温水槽5に送り込む
ための空気導入口21が穿設されている。
【0035】温水槽5は、内部に温水(図示せず)が貯
留されており、この温水中にヒータ22が設けられるとと
もに、温水の温度を調節するための液体膨張式温度調節
器(図示せず)が設けられている。
【0036】以上のような温蔵装置で加熱料理食品を保
存するには、ヒータ6、ブロア11、補助ブロア19及びヒ
ータ22を作動させる。するとヒータ6が加熱室2の空気
を加熱するとともに、ブロア11が矢印aに示すように送
風室3の空気を加熱室2に送り込むので、加熱された空
気は矢印bに示すように送風口9を通って食品収納室1
に送り込まれる。
【0037】また、ヒータ22が水を加熱して温水とし、
温水槽5は水蒸気が充満することになる。この時、補助
ブロア19が矢印cに示すように加熱室2の空気を吸引
し、その吸引した空気を矢印dに示すように温水槽5に
送り込む。したがって、温水槽5の水蒸気を多量に含ん
だ空気は、矢印eに示すように送風室3に送り込まれる
こととなる。そして、この水蒸気を多量に含んだ空気は
上述したようにブロア11で加熱室2に送り込まれる。
【0038】この時、温度センサ10が送り込む空気の温
度を検知するとともに、湿球温度センサ16から送り込む
空気の湿度を測定できるので、これらの情報から各制御
部は、食品収納室1の温度を65℃以上100℃以下の目的
とする温度に調整するとともに、食品収納室1の湿度を
相対湿度で30%以上70%以下の目的とする温度に調整す
る。
【0039】したがって、食品収納室1に送り込まれた
空気は、上記範囲の温度及び湿度を有するもので、この
温度及び湿度が調整された空気は対流により食品収納室
1全体に循環し、室内を65℃以上100℃以下の範囲で均
一な状態とするとともに、相対湿度で30%以上70%以下
の範囲で均一な状態とする。そして、循環した空気は吸
込口13から送風室3に吸い込まれ、上述した動きを繰り
かえす。次に、より具体的な実施例について説明する。
【0040】実施例1 図1に示す加熱調理食品の温蔵装置を用いた。食品収納
室は、横幅600ミリメートル、奥行350ミリメートル、高
さ400ミリメートルの大きさの角型のものをガラスを組
合せて製作した。ブロアにはクロスフローファンを用い
た。食品収納室内の湿球温度設定を52℃、食品収納室内
の温度設定を70℃とした。
【0041】そして、ポテトコロッケ、メンチカツ及び
フライドチキンを収納し、品質の経時変化を調べた。結
果を表1に示す。
【0042】
【表1】 以上の結果より、4〜6時間良好に保存できることが確
認された。
【0043】実施例2 実施例1と同様の装置を用い、同様の温度及び湿度の設
定条件とした。
【0044】比較例1 市販の赤外線ランプ照射式のウォーマーを用いた。温度
設定を70℃とした。微生物増殖試験 実施例2及び比較例1において、ミートコロッケ及び白
身魚のフライを収納し、一時間ごとに微生物の数を測定
した。結果を表2に示す。
【0045】
【表2】
【0046】以上の結果より、実施例2は8時間経過し
ても微生物の増加は認められず長時間良好に保存できる
ことが確認された。これに対し、比較例2は微生物が増
殖し保存時間が短時間であった。特に、下段は微生物の
増殖が大きかった。これは、実施例2は、品温が65〜70
℃に維持されているが、比較例1は、赤外線ランプに照
射ムラがあるために、微生物が増殖し易い温度範囲の品
温になるからだと考えられる。
【0047】実施例3 市販の調理冷凍食品のえびピラフを楕円形型の弁当箱サ
イズの耐熱性プラスチックトレイに詰めてトップシール
したサンプルを試作した。同サンプルのトップシール部
分に水蒸気放出用の穴を穿孔してから、電子レンジで中
心温度が70℃程度になるように解凍加熱した。
【0048】そして、表面に穿孔したトップシールを残
したまま解凍品を実施例1と同一の温蔵装置に保存し、
品質の経時変化を調べた。結果を表3に示す。
【0049】
【表3】 約3時間以上にわたって食感が損なわれないことが確認
された。
【0050】実施例4 図1に示す温蔵装置を用い、湿球温度を59℃に、食品収
納室の空気温度を70℃に、食品収納室の湿度を約60%に
設定した。
【0051】そして、市販のチルドおにぎり及びアメリ
カンドッグを収納し、これらの経時変化を調べた。結果
を表4に示す。
【0052】
【表4】 約6時間以上にわたって食感が損なわれないことが確認
された。
【0053】
【発明の効果】本発明は、加熱調理食品を、微生物の増
殖を抑制しつつ食感を損なうことなく長時間保存するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱調理食品の温蔵装置の一実施例の
一部切り欠いた斜視図。
【符号の説明】 1 食品収納室 2 加熱室 3 送風室 4 補助送風室 5 温水槽 6 ヒータ(加熱手段) 10 温度センサ 11 ブロア( 空気循環手段) 16 湿球温度センサ 22 ヒータ
フロントページの続き (72)発明者 山下 浩子 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1−1 味の 素株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理食品を収納する食品収納室と、
    空気を加熱する空気加熱手段と、水蒸気を発生させる水
    蒸気発生手段と、空気加熱手段で加熱した空気及び水蒸
    気発生手段で発生した水蒸気を食品収納室に循環させる
    空気循環手段と、食品収納室の湿度が所定の値になるよ
    うに水蒸気発生手段を制御する湿度調整手段と、食品収
    納室の温度が所定の値になるように空気加熱手段を制御
    する温度調整手段とを有することを特徴とする加熱調理
    食品の温蔵装置
  2. 【請求項2】 加熱調理食品を収納する食品収納室を、
    65℃以上100℃以下の温度に維持するとともに30%以上7
    0%以下の相対湿度に維持することを特徴とする食品の
    温蔵方法
JP2100092A 1992-02-06 1992-02-06 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法 Pending JPH078394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2100092A JPH078394A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2100092A JPH078394A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078394A true JPH078394A (ja) 1995-01-13

Family

ID=12042838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2100092A Pending JPH078394A (ja) 1992-02-06 1992-02-06 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078394A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069303A1 (ja) 2006-12-08 2008-06-12 Api Corporation フラノース誘導体の製造方法
WO2017105076A3 (ko) * 2015-12-17 2018-03-08 주식회사 에스시케이 에어 프라이어

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008069303A1 (ja) 2006-12-08 2008-06-12 Api Corporation フラノース誘導体の製造方法
WO2017105076A3 (ko) * 2015-12-17 2018-03-08 주식회사 에스시케이 에어 프라이어

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4623780A (en) Collectramatic food warmer
EP1552232B1 (en) Food warming apparatus and method
US4103736A (en) Apparatus for heating a food item while retaining its moisture and nutritional components
EP1677607B1 (en) Food warming apparatus and method
KR101155047B1 (ko) 가열 조리기 및 가열 조리 방법
US4210675A (en) Method of transferring heat to food articles
US7205507B2 (en) Food cooking and heating apparatus
KR20210087430A (ko) 스팀 조리 장치 및 방법
US4499818A (en) Method and apparatus for holding freshly prepared fried food products
US2561517A (en) Dispensing cabinet
US5107097A (en) Forced air convection oven
US4143592A (en) Apparatus for food dehydration and raising bakery products doughs
EP0463657A1 (en) Appliance for the preparation of meat or similar products
JP2019105386A (ja) 熟成庫
US3955488A (en) Food dehydrater
US6899020B1 (en) Jerky oven
JP6087021B2 (ja) 保持キャビネット、保持キャビネット内の環境条件を制御する方法、そのような方法を実施する命令を格納するコンピュータ読取り可能な媒体
JP2001103905A (ja) 遠赤外線乾燥装置
EP1397045B1 (en) Method and apparatus for controlling the drying of previously baked goods
EP1262129A2 (en) Merchandiser system and method for controlling the drying of previously baked goods
AU2002321046A1 (en) Method and apparatus for controlling the drying of previously baked goods
JPH09303791A (ja) オーブンレンジ
JPH078394A (ja) 加熱調理食品の温蔵装置及び温蔵方法
JP3002606U (ja) 加熱調理食品の温蔵装置
WO2002101306A1 (fr) Refrigerateur