JPH0783478B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH0783478B2
JPH0783478B2 JP4014598A JP1459892A JPH0783478B2 JP H0783478 B2 JPH0783478 B2 JP H0783478B2 JP 4014598 A JP4014598 A JP 4014598A JP 1459892 A JP1459892 A JP 1459892A JP H0783478 B2 JPH0783478 B2 JP H0783478B2
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和史 水澤
章喜 田中
康弘 菊池
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の高能率符号化装
置に用いられる離散コサイン変換(以下、DCTと称す
る)装置、逆離散コサイン変換(以下、IDCTと称す
る)装置、並びにこれらの装置を用いた画像符号化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の符号化方式の国際標準化が
進められており、標準方式の候補として、DCTを用い
た画像の符号化方式が有力である。DCT装置と、ID
CT装置とは、このDCTを用いた画像符号化装置に用
いられる。この画像符号化装置としては、動画像符号化
方式の国際標準化を推進するMPEGによる符号化参照
モデルSM3が示す構成が知られている(ISO−IE
C/JTC1/SC2/WG11 N0010)。
【0003】以下に、従来の符号化装置について説明す
る。図7は、従来の符号化装置の構成を示すものであ
る。図7において、71は減算器、72はDCT回路、
73は量子化回路、74は符号化回路、75はIDCT
回路、76は逆量子化回路、171は入力端子、172
は出力端子である。
【0004】以上のように構成される符号化装置につい
て、以下その動作を説明する。減算器71は、入力端子
171への入力信号と、IDCT回路75の出力信号と
の差を求める。DCT回路72は、減算器71の出力信
号をDCTする。DCT回路72の出力信号は、量子化
回路73で量子化され、符号化回路74と逆量子化回路
76とへ出力される。符号化回路74は、量子化回路7
3の出力信号を符号に変換し、出力端子172から出力
する。逆量子化回路76は、量子化回路73の出力信号
を逆量子化する。この逆量子化された信号は、IDCT
回路75で、さらにIDCTされた後、減算器71へ出
力される。上記DCT回路とIDCT回路とを実現する
アルゴリズムとして、森川らの「チェビシェフ多項式の
逐次的因数分解に基づく高速コサイン変換アルゴリズ
ム」(情報通信学会論文誌(A)、J68−A,2,p
p.173−180,1985−02)が知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
DCTする際の単位であるブロックサイズを、N×N
(縦×横)、M×N、N×M、M×Mと複数にした際
(Z:自然数,M∈Z,N=2M)、各ブロックサイズ
のDCTを実行するには、必要となる全てのブロックサ
イズに対応する複数のDCT回路を設けるか、ブロック
サイズがN×NのDCT回路のみを設け、ブロックサイ
ズがN×Nよりも小さいDCTは、足りない信号を例え
ば全て0であるとして補い、ブロックサイズをN×Nに
変換してDCTする必要があった。複数のDCT回路を
設ける場合には、新たにM×N、N×M、M×Mのブロ
ックサイズに対応するDCT回路と、IDCT回路とを
作成する必要があり、その結果ハードウェア規模が増大
してしまうという課題を有していた。また、ブロックサ
イズを変換する場合には、DCTの結果がブロックサイ
ズの変換に大きく左右されるという課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、M×N、N×M、M×Mなどの複数のブロックサイ
ズを持つ入力信号を、その鏡像を発生することにより、
ブロックサイズがN×Nの信号に変換して、N×NのD
CT回路によりDCT係数を求め、それらをM×N、N
×M、M×Mなどのブ元のロックサイズのDCT係数に
変換することで、ブロックサイズの変換の影響をまった
く受けずにN×NのDCT回路を用いて複数のブロック
サイズのDCTを実現するDCT装置と、M×N、N×
M、M×Mといった複数のブロックサイズに対するDC
T係数を、ブロックサイズがN×NのDCT係数に変換
した後、N×NのIDCT回路でIDCTし、さらに元
のブロックサイズのIDCTの出力結果に変換すること
で、N×NのIDCT回路を用いて複数のブロックサイ
ズのIDCTを実現するIDCT装置と、これらのDC
T装置とIDCT装置とを用いて、ブロックサイズの異
なる複数のDCT・IDCTを用いた画像の符号化を、
ハードウェアの規模を増大することなく実現する画像符
号化装置とを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のDCT装置は、入力信号をN×Nのブロッ
クサイズに変換する鏡像発生回路と、ブロックサイズが
N×NのDCTを実現するDCT回路と、N×NのDC
T係数を、入力時のブロックサイズでDCTした時のD
CT係数に変換する間引き回路とを有しており、本発明
のIDCT装置は、入力されたDCT係数をN×Nのブ
ロックサイズにおけるDCT係数に変換する補間回路
と、ブロックサイズがN×NのIDCTを実現するID
CT回路と、IDCTしたN×Nの信号を、入力された
ブロックサイズでIDCTした信号に変換する鏡像削除
回路とを有しており、本発明の画像符号化装置は、複数
の変換幅のDCTを実現する上記DCT装置と、複数の
変換幅のIDCTを実現する上記IDCT装置とを有し
ている。
【0008】
【作用】この構成により、DCT装置では、ブロックサ
イズがM×N(M=N/2)、N×M、M×Mなどの入
力信号を、鏡像発生回路でN×Nのブロックサイズの信
号に変換して、N×NのDCT回路でN×NのDCT係
数に変換した後、間引き回路でM×Nなどの元のブロッ
クサイズに対するDCT係数に変換することにより、N
×NのDCT回路を用いて、複数のブロックサイズのD
CTを実現できる。 また、IDCT装置では、ブロッ
クサイズがM×N、N×M、M×MなどのDCT係数
を、補間回路でN×NのブロックサイズのDCT係数に
変換し、これをN×NのIDCT回路でIDCTして、
N×Nの信号に変換した後、鏡像削除回路でM×N、N
×M、M×Mの各ブロックサイズの信号に変換すること
により、N×NのIDCT回路を用いて、複数のブロッ
クサイズに対するIDCTを実現できる。
【0009】さらに、画像符号化装置では、このDCT
装置と、IDCT装置とを用いることにより、N×N、
M×N、N×M、M×Mなどの複数のブロックサイズの
DCTを用いた符号化を、N×Nの1つのブロックサイ
ズに対するDCT、IDCT回路を用いて実現でき、そ
の結果、従来の画像符号化装置ではブロックサイズの数
だけ並列に設置する必要のあったDCT装置、IDCT
装置が、各1つで十分となり、大幅にハードウェア規模
を削減できる。
【0010】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第
1の実施例におけるDCT装置のブロック結線図であ
る。
【0011】図1において、11は鏡像発生回路、12
は8×8のブロックサイズのDCTを実現するDCT回
路、13は間引き回路、111はブロックサイズを示す
信号の入力端子、112は画像信号の入力端子、113
はDCT係数の出力端子である。
【0012】以上のように構成されたDCT装置につい
て、以下その動作を説明する。鏡像発生回路11では、
まず、8×4などのブロックサイズを示す信号が入力端
子111に入力され、この信号を基に入力端子112か
ら入力される画像信号を、図2に示すそれぞれ4×4の
領域を持つメモリ空間A、B、C、Dの予め定めた位置
に配置する。例えば、ブロックサイズが8×8の場合
は、A,B,C,Dの領域に、ブロックサイズが4×8
の場合は、A、Bの領域に、ブロックサイズが8×4の
場合は、A、Cの領域に、ブロックサイズが4×4の場
合は、Aの領域に、各画像信号を配置する。次に、メモ
リ空間内でこのデータをコピーして、入力データの鏡像
を発生し、DCT回路12へと出力する。ブロックサイ
ズが4×8の場合は、領域ABのデータを、X軸に対称
にCDへとコピーする。ブロックサイズが8×4の場合
は、領域ACのデータを、Y軸に対称にBDへとコピー
する。ブロックサイズが4×4の場合は、領域Aのデー
タを、X軸に対称にBへコピーし、さらに、Y軸に対称
にABをCDへとコピーする。DCT回路12は、8×
8の入力信号を8×8のDCT係数へと変換する。この
とき、8×4、4×8、4×4のDCT係数と8×8の
DCT係数との関係は、(数1)に示す通りである。た
だし、(数1)において、ブロックサイズがN×M(縦
×横)のU行V列のDCT係数をF[N,M](U,
V)とした。
【0013】
【数1】
【0014】間引き回路13では、入力端子111より
入力されるブロックサイズを示す信号を基に、(数1)
に従ってDCT回路12の出力であるDCT係数を間引
き、出力端子113から出力する。この動作を、図2を
用いて説明する。8×8のDCT係数を図2に示すメモ
リ空間ABCDに、Aの左上がDC係数(0,0)、B
の右上が横方向のみの高周波を示す係数(0,7)、C
の左下が縦方向のみの高周波を示す係数(7,0)、D
の右下が縦、横、両方向の高周波を示す係数(7,7)
となるように配置する。このDCT係数を、右上(0,
0)から右下(7,7)へとラスタスキャンしたときの
順番で間引き回路13に入力し、横方向のブロックサイ
ズが4の場合は一列毎に間引いて乗算器で1/√2倍
し、縦方向のブロックサイズが4の場合は1行毎に間引
いて乗算器で1/√2倍して出力する。
【0015】以上のように本実施例によれば、ブロック
サイズが8×4、4×8、4×4の入力信号を、ブロッ
クサイズが8×8の信号へと変換する鏡像発生回路11
と、ブロックサイズが8×8のDCTを実行するDCT
回路12と、8×8のDCT係数を入力信号のブロック
サイズに応じて、8×4、4×8、4×4のDCT係数
へと変換する間引き回路13とを設けることにより、ブ
ロックサイズが8×8のDCT回路を用いて、ブロック
サイズが8×4、4×8、4×4のDCTを実現でき
る。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の
第2の実施例におけるIDCT装置のブロック結線図で
ある。
【0017】図3において、31は補間回路、32はI
DCT回路、33は鏡像削除回路、131ブロックサイ
ズを示す信号の入力端子、132はDCT係数の入力端
子、133は出力端子である。
【0018】以上のように構成されたIDCT装置につ
いて、以下その動作を説明する。補間回路31では、ま
ず、8×4などのブロックサイズを示す信号が入力端子
131に入力され、この信号を基に入力端子132に入
力されるDCT係数を(数1)に従って補間し、8×8
のDCT係数へと変換する。入力信号の横方向のサイズ
が4の場合は、横方向の成分が奇数となる位置の係数
(Y,ODD)(Yは自然数で7以下、ODD=1,
3,5,7)に0を代入し、横方向の成分が偶数となる
位置の係数(Y,EVEN)(EVEN=0,2,4,
6)には、入力信号の(Y,X)(X=0,1,2,
3)を乗算器で√2倍した信号をそれぞれEVEN=2
×Xの位置に代入して補間する。縦方向のサイズが4の
場合は、横方向のサイズが4の場合と同様に、縦方向の
成分が奇数となる位置の係数に0を代入し、縦方向の成
分が偶数となる位置の係数には、入力信号を乗算器で√
2倍した信号を代入して補間する。IDCT回路32で
は、補間回路31の出力であるDCT係数をIDCT
し、その結果を鏡像削除回路33に出力する。鏡像削除
回路33では、ブロックサイズを示す信号が入力端子1
31から入力され、この信号を基にIDCTされた信号
から必要なブロックサイズの信号を抽出する。図2を用
いてこの抽出過程を説明する。鏡像削除回路33は、I
DCT回路32の出力信号を、図2に示すメモリ空間A
BCDの予め定めた位置に配置する。このとき、入力信
号のブロックサイズが4×8の場合はABとCDとがX
軸に、8×4の場合はACとBDとがY軸にそれぞれ対
称となり、4×4の場合はACとBDとがX軸に、AB
とCDとがY軸にそれぞれ対称となる。したがって、4
×8の場合はABを、8×4の場合はACを、4×4の
場合はAを、それぞれ抽出し、出力端子133から出力
する。
【0019】以上のように本実施例によれば、8×4、
4×8、4×4の各ブロックサイズに対するDCT係数
を8×8のDCT係数へと変換する補間回路31と、8
×8のIDCTを実行するIDCT回路32と、8×8
のIDCTからの出力信号を入力信号のブロックサイズ
に応じてブロックサイズが8×4、4×8、4×4の信
号へと変換する鏡像削除回路33とを設けることによ
り、ブロックサイズが8×8のIDCT回路を用いてブ
ロックサイズが8×4、4×8、4×4のIDCTを実
現できる。
【0020】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図4は本発明の第
3の実施例における画像符号化装置のブロック結線図で
ある。
【0021】図4において、40は減算器、41は間引
き回路、42はDCT回路、43は量子化回路、44は
符号化回路、45は補間回路、46はIDCT回路、4
7は逆量子化回路、141、142は入力端子、143
は出力端子である。
【0022】以上のように構成された画像符号化装置に
ついて、以下その動作を説明する。減算器40は、入力
端子141の入力信号と、補間回路45の出力信号との
差を求める。間引き回路41では、入力端子142へ入
力される間引きの程度を示す信号を基に減算器40の出
力信号を間引く。DCT回路42では、入力端子142
からの入力信号を基に間引き回路41の出力信号をDC
Tし、量子化回路43へと出力する。量子化回路43
は、間引き回路41からの入力信号の値と別途決定され
る量子化幅とから量子化テーブルを参照し、間引き回路
41からの入力信号を量子化した値を符号化回路44と
逆量子化回路47とに出力する。符号化回路44では、
量子化回路43の出力信号の値を基に符号テーブルから
符号を引き、出力端子143から出力する。逆量子化回
路47は、量子化時に用いた量子化幅と量子化回路47
の出力信号とを基に逆量子化テーブルを参照して入力信
号を逆量子化し、IDCT回路46に出力する。IDC
T回路46では、入力端子142への入力信号を基に逆
量子化回路47の出力信号をIDCTし、補間回路45
へと出力する。補間回路45では、入力端子142の入
力信号を基にIDCT回路46の出力信号を補間してブ
ロックサイズが8×8の画像信号に変換し、減算器40
へ出力する。
【0023】上記、間引き回路41と、補間回路45と
について、図面を参照しながら説明する。
【0024】まず、間引き回路41について説明する。
図5は上記間引き回路41の構成を示すものである。図
5において、50はメモリ、51は信号制御回路、52
はメモリ呼出位置格納テーブル、53は遅延素子、54
は加算器、55は乗算器、56は1/2間引き回路、1
51は、画像信号の入力端子、152は間引きの程度を
示す信号の入力端子、153は出力端子である。
【0025】以上のように構成された間引き回路につい
て、以下その動作を説明する。メモリ50は、入力端子
151の入力信号を予め定められた位置に格納する。信
号制御回路51は、入力端子152から入力される間引
きの程度を示す信号を基にメモリ呼出し位置格納テーブ
ル52からデータの呼びだし位置を引き出し、メモリ5
0の内容を順次、遅延素子53と加算器54とに出力す
る。遅延素子53で1画素分遅延された信号は、加算器
54で信号制御回路51の出力と加算され、乗算器55
で0.5倍される。その後、1/2間引き回路56で一
画素おきに間引かれ、メモリ50の予め定められた位置
に格納される。このとき、メモリ50からのデータ呼出
の順番を制御することで、縦、横の両方向の間引きが可
能となる。例えば、ブロックサイズが8×8の場合、こ
のままの位置関係でメモリに格納し、1行目を左から右
へ、次に2行目を左から右へと、次々と最終行まで呼び
出すことで横方向の間引きが実現でき、1列目を上から
下へ、次に、2列目を上から下へと次々と最終列まで呼
び出すことで縦方向の間引きが実現できる。間引きが終
了した後、信号制御回路51は、1/2間引き回路56
の出力をメモリ50から呼び出して、出力端子153か
ら出力する。
【0026】次に、補間回路45について説明する。図
6は、上記補間回路45の構成を示すものである。60
はメモリ、61は信号制御回路、62はメモリ呼出位置
参照テーブル、63、64は遅延素子、65、66は加
算器、67は乗算器、161は画像信号の入力端子、1
62は間引きの程度を示す信号の入力端子、163は出
力端子である。
【0027】以上のように構成される補間回路45につ
いて、以下その動作を説明する。メモリ60は、入力端
子161の入力信号を予め定められた位置に格納する。
信号制御回路61は、入力端子162へ入力される間引
きの程度を示す信号を基にメモリ呼出し位置格納テーブ
ル62からデータの呼びだし位置を引き出し、メモリ6
0の内容を順次、遅延素子63と加算器65とに出力す
る。このとき、信号制御回路61は、メモリ60から呼
びだした信号と0とを交互に出力して入力信号を補間す
る。遅延素子63で1画素分遅延された信号は、加算器
66と遅延素子64とに出力される。遅延素子64で1
画素分遅延された信号は、加算器65で信号制御回路6
0の出力と加算され、乗算器67で0.5倍される。乗
算器67の出力信号は、加算器66で遅延素子63の出
力と加算され、メモリ60の予め定められた位置に格納
される。補間終了後、信号制御回路61は、乗算器67
の出力信号をメモリ60から呼出し、出力端子163か
ら出力する。補間回路45においても間引き回路41と
同様に、メモリ内のデータを呼び出す順番を制御するこ
とで、縦、横、両方向の補間を実現できる。
【0028】以上のように本実施例によれば、DCT装
置と、IDCT装置とを設けることにより、特定のブロ
ックサイズに対応するDCT回路とIDC回路とを用い
て、複数のブロックサイズでのDCTを用いた符号化が
可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、鏡像発生回路
と、間引き回路とを設けることにより、特定のブロック
サイズに対応するDCT回路を用いてブロックサイズの
異なるDCTを実現でき、補間回路と、鏡像削除回路と
を設けることにより、特定のブロックサイズに対応する
IDCT回路を用いてブロックサイズの異なる複数のI
DCTを実現できる。このDCT装置とIDCT装置と
を符号化装置に設けることにより、特定のブロックサイ
ズに対応したDCT、及び、IDCT回路を用いたま
ま、複数のブロックサイズでのDCTを用いた符号化が
可能となる。その結果、従来、使用するブロックサイズ
の個数だけ並列に設けることが必要であったDCT回
路、IDCT回路を、1つのDCT回路、IDCT回路
で実現できるので、ハードウェア規模を削減することが
可能となり、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるDCT装置のブ
ロック結線図
【図2】同第1の実施例におけるDCT装置のメモリ空
間の配置図
【図3】本発明の第2の実施例におけるIDCT装置の
ブロック結線図
【図4】本発明の第3の実施例における画像符号化装置
のブロック結線図
【図5】同第3の実施例における画像符号化装置の要部
である間引き回路のブロック結線図
【図6】同第3の実施例における画像符号化装置の要部
である補間回路のブロック結線図
【図7】従来の画像符号化装置のブロック結線図
【符号の説明】
11 鏡像発生回路 12 DCT回路 13 間引き回路 31 補間回路 32 IDCT回路 33 鏡像削除回路 40 減算器 41 間引き回路 42 DCT回路 43 量子化回路 44 符号化回路 45 補間回路 46 IDCT回路 47 逆量子化回路 50 メモリ 51 信号制御回路 52 メモリ呼びだし位置格納テーブル 53 遅延素子 54 加算器 55 乗算器 56 1/2間引き回路 60 メモリ 61 信号制御回路 62 メモリ呼びだし位置格納テーブル 63、64 遅延素子 65、66 加算器 67 乗算器 71 減算器 72 DCT回路 73 量子化回路 74 符号化回路 75 IDCT回路 76 逆量子化回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定のブロックサイズで入力される信号
    を、離散コサイン変換係数に変換して出力する離散コサ
    イン変換回路と、複数のブロックサイズで入力される信
    号を、その鏡像を作成することにより、上記離散コサイ
    ン変換回路に適したブロックサイズに変換して出力する
    鏡像発生回路と、上記離散コサイン変換回路から出力さ
    れる離散コサイン変換係数を、上記鏡像発生回路への入
    力信号をそのままのブロックサイズで離散コサイン変換
    した際に得られる離散コサイン変換係数に変換して出力
    する間引き回路と、一定のブロックサイズで入力される
    離散コサイン変換係数信号を、逆離散コサイン変換して
    出力する逆離散コサイン変換回路と、複数のブロックサ
    イズで入力される信号を、補間により、上記逆離散コサ
    イン変換回路に適したブロックサイズに変換して出力す
    る補間回路と、上記逆離散コサイン変換回路からの出力
    信号を、上記補間回路への入力信号をそのままのブロッ
    クサイズで逆離散コサイン変換した際に得られる信号に
    変換して出力する鏡像削除回路とを具備した画像符号化
    装置。
  2. 【請求項2】 一定のブロックサイズで入力される信号
    を、離散コサイン変換係数に変換して出力する離散コサ
    イン変換回路と、複数のブロックサイズで入力される信
    号を、その鏡像を作成することにより、上記離散コサイ
    ン変換回路に適したブロックサイズに変換して出力する
    鏡像発生回路と、上記離散コサイン変換回路から出力さ
    れる離散コサイン変換係数を、上記鏡像発生回路への入
    力信号をそのままのブロックサイズで離散コサイン変換
    した際に得られる離散コサイン変換係数に変換して出力
    する間引き回路とを具備した離散コサイン変換装置。
  3. 【請求項3】 一定のブロックサイズで入力される離散
    コサイン変換係数信号を、逆離散コサイン変換して出力
    する逆離散コサイン変換回路と、複数のブロックサイズ
    で入力される信号を、補間により、上記逆離散コサイン
    変換回路に適したブロックサイズに変換して出力する補
    間回路と、上記逆離散コサイン変換回路からの出力信号
    を、上記補間回路への入力信号をそのままのブロックサ
    イズで逆離散コサイン変換した際に得られる信号に変換
    して出力する鏡像削除回路とを具備した逆離散コサイン
    変換装置。
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