JPH078343Y2 - 車両案内装置 - Google Patents

車両案内装置

Info

Publication number
JPH078343Y2
JPH078343Y2 JP10580587U JP10580587U JPH078343Y2 JP H078343 Y2 JPH078343 Y2 JP H078343Y2 JP 10580587 U JP10580587 U JP 10580587U JP 10580587 U JP10580587 U JP 10580587U JP H078343 Y2 JPH078343 Y2 JP H078343Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
code
memory
section
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10580587U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6410459U (ja
Inventor
秀幸 川居
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP10580587U priority Critical patent/JPH078343Y2/ja
Publication of JPS6410459U publication Critical patent/JPS6410459U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH078343Y2 publication Critical patent/JPH078343Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両案内装置に関し、特に、鉄道の各駅ごとに
駅固有のIDコードを割り当て、このIDコードを発信・受
信することで、車両内の乗客各人が所持している受信装
置に対して個別に停止駅に停止、あるいは接近したのを
知らせることができる車両案内装置に関するものであ
る。
〔従来技術およびその問題点〕
一般に鉄道車両にあっては、車両内の乗客に対して、次
の停車駅名の情報を知らせるのに、車掌が記憶により、
あるいはマニュアルの照合によって駅名を把握し、それ
を停車駅近くになって車内アナウンスかあるいは車内電
光掲示板等により乗客に伝達していた。
しかし、これだと車掌の記憶に誤りがあったりしたと
き、補正は効くものの混乱を来す恐れや、また、乗客側
にあっても、居眠りしていたり、あるいは障害者たち、
特に目の不自由な人や耳の不自由な人に対しては全く無
に等しいものであって、適切な情報を伝達することがで
きないという問題点を有していた。
本考案は上記のような問題点を鑑みて、全ての乗客の個
々に対して適切な情報を伝達することのできる情報伝達
装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、鉄道車両に搭載
される発信装置と、車両内の乗客が所持する受信装置と
からなり、前記発信装置からの発信内容である駅名の情
報を、前記受信装置が受取って表示するようにした車両
案内装置であって、 前記発信装置は、複数のIDコードが記憶されているメモ
リ部と、外部操作に応じてメモリ部でメモリされている
複数のIDコードのうちの所望のIDコードを読み出し出力
する読み出し出力部と、該読み出し出力部から出力され
たIDコードを変調し電波として発信する発信部とから形
成され、 前記受信装置は、前記発信装置の信号を受け取る受信部
と、外部操作によって所定の内容が予め入力されて記憶
されているメモリ部と、前記受信部で受け取った内容と
メモリ部の内容とを比較して一致した際に表示が行われ
る外部表示手段とから形成されている手段を採用した。
〔作用〕
本考案は上記のような手段をとることにより、発信装置
によって各駅固有のIDコードをメモリから読み出して車
内に発信し、一方、乗客が所持している各受信装置は、
予め受信装置ごとに入力されて記憶されている所定のID
コードと前記発信装置の発信内容とを照合して各駅を表
示することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図には本考案による車両案内装置の一実施例が示さ
れていて、この車両案内装置は、鉄道車両に搭載される
発信装置Aと、車両内の乗客が所持する受信装置Bとで
構成されている。
まず、発信装置Aは、メモリ部1、読み出し出力部であ
るコントローラ部2、発信部3の3つの機構からなる。
また、受信装置Bは、受信部4、入力部5、メモリ部
6、一致判別部7、出力部8からなり、この出力部8は
イヤホーンやヘッドホーン12などへ接続してある。
次に、以上のような構成の発信装置A、受信装置Bの作
用について述べる。
図中メモリ部1には各駅のIDコードが記憶されており、
IDコードとしては、仮に16ビットの2進法を採用したな
ら、最大65536個のIDコードを割り当てることから、655
36ヶ所の駅に対して該IDコードを照応できる。前記メモ
リ部1には65536個のデジタルデータが記憶されている
ことから、車掌あるいは中央管制所等からの指令によ
り、コントローラ部2が、前記メモリ部1内に記憶され
ているデジタルデータの中から次の到着駅のIDコード、
すなわち所望のIDコードを読み出し、それを発信部3に
出力する。発信部3はこの出力されたIDコードを周波数
変調などをかけた後、電波として走行中の車内全体に向
けて発信する。
以上が発信装置の作用である。
次に、受信装置の作用について説明する。
受信部4は受信装置Aからの変調された電波を受信して
復調して原信号波に再生し、これによって得られたIDコ
ードを一致判別部7へ送る。
一方、入力部5にはキーボード等、あるいは他のマニュ
アル手段によって目的駅のIDコードが、すなわち所定の
IDコードが予め入力されていて、この入力されたIDコー
ド(16ビットで2進数値)はメモリ部6へ送られて記憶
されている。
したがって、一致判別部7では、メモリ部に記憶されて
いるIDコードと受信部から送られてくるIDコードを検索
比較し、双方が一致した場合には出力部8へ指令信号を
出力する。出力部では、前記一致判別部7からはIDコー
ドとメモリ部に記憶された内容が一致したところで指令
信号が出力されるものであるから、この出力信号を受取
った際には、イヤホーンやヘッドホーン12が表示するも
のである。このことにより、車両が目的駅に到着した
時、あるいは、その直前に各個人は携帯用の受信装置に
よって到着した駅、あるいは次の駅が目的の駅であると
いうことを知ることができる。
なお、上記のものの場合、外部表示手段は、一致判別部
7と、出力部8と、イヤホーンやヘッドホーン12とから
構成されている。
第2図には、前記受信装置の他の実施例が示されてい
る。
本受信装置Baは、受信部9、メモリ部10、表示部11から
なる。受信部9では、前記第1実施例に示す発信装置A
からの変調された電波を受信して復調し、原信号波を再
生してこれによって得られたIDコードを表示部11へ送
る。
一方、メモリ部10では、駅名とIDコードの対応識別表が
予めキーボード等により入力されて記憶されている。
前記表示部11では受信部9から送られてくるIDコードを
もとにメモリ部10に記憶されている識別対応表から、当
該IDコードと駅名の対応している関係を識別し、それに
対応した駅名を表示する。
なお、上記のものの場合、外部表示手段は表示部11から
構成されている。
以上のように車掌、あるいは中央管制所などからの発信
装置Aへの指令を目的の停車駅に到着する以前に適切な
タイミングで受けて、到着する駅の名称を車内アナウン
スだけでなく各個人が認識でき、事前に対処できるもの
である。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成にしたことにより、各駅ごと
に個別にIDコードを割り当てるため、同じ発信装置を各
車両に搭載すれば、乗客は同一受信装置によって種々の
車両にて汎用性があり、各乗客が携帯することにより、
居眠りした時、また、目の不自由な人や耳の不自由な人
に対しても外部表示手段によって案内することができ、
乗り過ごしなどのミスをしなくて済むという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による車両案内装置を示すブロック図、
第2図は本考案による車両案内装置に用いられる受信装
置の他の実施例を示すブロック図である。 1、6、10……メモリ部 2……コントローラ部 3……発信部 4、9……受信部 5……入力部 7……一致判別部 8……出力部 11……表示部 12……イヤホーン、ヘッドホーン A……発信装置 B、Ba……受信装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道車両に搭載される発信装置(A)と、
    車両内の乗客が所持する受信装置(B)とからなり、前
    記発信装置(A)からの発信内容である駅名の情報を、
    前記受信装置(B)が受取って表示するようにした車両
    案内装置であって、 前記発信装置(A)は、複数のIDコードが記憶されてい
    るメモリ部(1)と、外部操作に応じてメモリ部(1)
    でメモリされている複数のIDコードのうちの所望のIDコ
    ードを読み出し出力する読み出し出力部(2)と、該読
    み出し出力部(2)から出力されたIDコードを変調し電
    波として発信する発信部(3)とから形成され、 前記受信装置(B)は、前記発信装置(A)の信号を受
    け取る受信部(4)(9)と、外部操作によって所定の
    内容が予め入力されて記憶されているメモリ部(6)
    (10)と、前記受信部(4)(9)で受け取った内容と
    メモリ部(6)(10)の内容とを比較して一致した際に
    表示が行われる外部表示手段(7、8、12)(11)とか
    ら形成されていることを特徴とする車両案内装置。
JP10580587U 1987-07-09 1987-07-09 車両案内装置 Expired - Lifetime JPH078343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10580587U JPH078343Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 車両案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10580587U JPH078343Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 車両案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6410459U JPS6410459U (ja) 1989-01-19
JPH078343Y2 true JPH078343Y2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=31338749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10580587U Expired - Lifetime JPH078343Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09 車両案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078343Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676063B2 (ja) * 1988-05-27 1994-09-28 岡谷電機産業株式会社 降車駅通知装置
JP2001151114A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Hitachi Ltd 鉄道運行管理システム
JP4613764B2 (ja) * 2005-09-12 2011-01-19 ソニー株式会社 通信システム、通信装置、通知方法、記録媒体、および、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6410459U (ja) 1989-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2098489A1 (en) Multiple format signalling protocol for a selective call receiver
US5212809A (en) Radio communication system
JPH078343Y2 (ja) 車両案内装置
KR940017437A (ko) 송신 방법, 수신 방법, 통신 방법 및 쌍방향 버스 시스템
CN106775552A (zh) 音源处理方法、装置和系统
JPH0636186A (ja) 路上車両間の情報交換システム
JPS6230439A (ja) 無線通信方式
JPH0329329B2 (ja)
JPH03196727A (ja) 乗物内における文字情報サービスシステム
JP2002135146A (ja) 運行状況受信用携帯端末およびそれと通信する発信装置
JPH0480898A (ja) 路線バスの運行状況通知装置
JPH08329388A (ja) バスロケーションシステム
JP2000182193A (ja) 交通機関用運行管理システム及び運行管理方法
JPH08263798A (ja) 車両接近表示システム
JPH07165076A (ja) 電子閉塞用自動制御装置
JP2571813B2 (ja) 画像通信方法
JPS62104338A (ja) 通信システムのアンサ−バツク方法
JPH07131851A (ja) 移動無線端末機
JPS63232719A (ja) デ−タ通信方法
JPH04257999A (ja) 移動車両に対するデータ送信表示方式
JPH01132140U (ja)
JPH0795360B2 (ja) 車間信号伝送システム
JPH0246491U (ja)
JPH0612361A (ja) 送受信装置
JPS6125331A (ja) 通信装置