JPH0783305B2 - ネツトワ−クダイバ−シチ方式 - Google Patents
ネツトワ−クダイバ−シチ方式Info
- Publication number
- JPH0783305B2 JPH0783305B2 JP62010077A JP1007787A JPH0783305B2 JP H0783305 B2 JPH0783305 B2 JP H0783305B2 JP 62010077 A JP62010077 A JP 62010077A JP 1007787 A JP1007787 A JP 1007787A JP H0783305 B2 JPH0783305 B2 JP H0783305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- earth station
- satellite
- earth
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Radio Relay Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、雨の影響によって回線断となる可能性のある
衛星通信方式において、地球局間に専用線を用いること
なくサイトタイバーシチを実現する方式に関するもので
ある。
衛星通信方式において、地球局間に専用線を用いること
なくサイトタイバーシチを実現する方式に関するもので
ある。
（従来の技術） 雨の影響によって回線断となる可能性のある衛星通信方
式においては、第２図に示すように、地球局102〜衛星
回線401〜通信衛星301〜衛星回線402〜地球局103の経路
で送受している情報を、雨の影響を受けている地球局10
2と、同時には雨による影響を受ける確率が小さいと考
えられる距離に置かれた地球局101との間に設置された
専用線201を介して、地球局102〜専用線201〜地球局101
〜衛星回線403〜通信衛星301〜衛星回線402〜地球局103
の経路により送受するというサイトダイバーシチ方式に
より正常な通信を維持するのが一般的である。
式においては、第２図に示すように、地球局102〜衛星
回線401〜通信衛星301〜衛星回線402〜地球局103の経路
で送受している情報を、雨の影響を受けている地球局10
2と、同時には雨による影響を受ける確率が小さいと考
えられる距離に置かれた地球局101との間に設置された
専用線201を介して、地球局102〜専用線201〜地球局101
〜衛星回線403〜通信衛星301〜衛星回線402〜地球局103
の経路により送受するというサイトダイバーシチ方式に
より正常な通信を維持するのが一般的である。
（発明が解決しようとする問題点） このような方法では、雨により衛星回線が断となる確率
が非常に小さいため、専用線は通常は使用されることが
なく無駄に設置されていることになる。また、サイトダ
イバーシチの効果を高めるためにはダイバーシチを行う
地球局間の距離を長くする必要があり経済的に問題とな
る。
が非常に小さいため、専用線は通常は使用されることが
なく無駄に設置されていることになる。また、サイトダ
イバーシチの効果を高めるためにはダイバーシチを行う
地球局間の距離を長くする必要があり経済的に問題とな
る。
本発明の目的は雨の影響によって衛星回線が断になるこ
とを救済するために、地球局間に通常は使用されること
のない専用線を無駄に設けることを避けるため、衛星回
線と地上通信網内の回線とを組合せて高信頼な通信網を
経済的に構築することにある。
とを救済するために、地球局間に通常は使用されること
のない専用線を無駄に設けることを避けるため、衛星回
線と地上通信網内の回線とを組合せて高信頼な通信網を
経済的に構築することにある。
（問題点を解決するための手段） 本発明は、雨の影響で特定地球局の衛星回線が断とな
り、代替地球局により通信を行なう要求が発生した場合
該地球局間の回線としてダイバーシチ以外の目的で設置
され、通常は地上通信に用いられる地上公衆通信網内の
回線を要求毎に設定・解除することを最も主要な特徴と
する。従来の技術では、２地球局を組み合わせ、一方を
平常時に他方を降雨時にそれぞれ使用することとし、そ
れら相互間のダイバーシチ用の回線として常時専用線を
準備しておくが、本発明では地上公衆通信網に接続され
る複数の地球局のうち、任意の地球局間において一時的
に回線を設定することによりダイバーシチを行うことが
異なる。
り、代替地球局により通信を行なう要求が発生した場合
該地球局間の回線としてダイバーシチ以外の目的で設置
され、通常は地上通信に用いられる地上公衆通信網内の
回線を要求毎に設定・解除することを最も主要な特徴と
する。従来の技術では、２地球局を組み合わせ、一方を
平常時に他方を降雨時にそれぞれ使用することとし、そ
れら相互間のダイバーシチ用の回線として常時専用線を
準備しておくが、本発明では地上公衆通信網に接続され
る複数の地球局のうち、任意の地球局間において一時的
に回線を設定することによりダイバーシチを行うことが
異なる。
（実 施 例） 第１図は本発明の実施例を説明する図であって、101〜1
04は地球局、401〜403は衛星回線、501は地上公衆通信
網、601は地上公衆通信網内の地球局101〜102間に相当
する区間、602は地上公衆通信網内の地球局101〜103間
に相当する区間、301は通信衛星である。
04は地球局、401〜403は衛星回線、501は地上公衆通信
網、601は地上公衆通信網内の地球局101〜102間に相当
する区間、602は地上公衆通信網内の地球局101〜103間
に相当する区間、301は通信衛星である。
第１図において、地球局101〜衛星回線401〜通信衛星30
1〜衛星回線402〜地球局104の経路による通信におい
て、衛星回線401が雨により断になる可能性が生じた場
合を想定する。地球局101は、地上公衆通信網内の任意
の地球局を代替局として選択し、該代替局が降雨の影響
を受けていず、かつ、降雨減衰を受けている地球局と代
替局間との地上回線に空き回線が存在すれば、該区間に
通常の地上回線を設定するのと同様の方法で、衛星回線
を設定する必要がある毎に地上回線を設定することによ
り通信の正常性を確保することが可能である。代替局と
しては地上公衆通信網内の任意の地球局を選択可能であ
るが、選択法の一例として地球局101から最も近い距離
にある地球局から選択する方法について説明する。
1〜衛星回線402〜地球局104の経路による通信におい
て、衛星回線401が雨により断になる可能性が生じた場
合を想定する。地球局101は、地上公衆通信網内の任意
の地球局を代替局として選択し、該代替局が降雨の影響
を受けていず、かつ、降雨減衰を受けている地球局と代
替局間との地上回線に空き回線が存在すれば、該区間に
通常の地上回線を設定するのと同様の方法で、衛星回線
を設定する必要がある毎に地上回線を設定することによ
り通信の正常性を確保することが可能である。代替局と
しては地上公衆通信網内の任意の地球局を選択可能であ
るが、選択法の一例として地球局101から最も近い距離
にある地球局から選択する方法について説明する。
地球局101から最も近い距離にある地球局102との間にそ
の通信量に相当する回線601を通常の地上回線を設定す
るのと同様の手順で設定し、地球局101〜地上回線601〜
地球局102〜衛星回線403〜通信衛星301〜衛星回線402〜
地球局104の経路により正常な通信を確保し、通信が終
了すると同時に地上回線を開放する。地上回線601が既
に他の通信により全て占有されている場合、あるいは地
球局102も雨の影響を受ける可能性がある場合には、地
球局101からの距離が地球局102の次の地点に設置されて
いて使用可能な地上回線602が存在する地球局103を選択
し同様の操作を行うことにより正常な通信を維持するこ
とができる。
の通信量に相当する回線601を通常の地上回線を設定す
るのと同様の手順で設定し、地球局101〜地上回線601〜
地球局102〜衛星回線403〜通信衛星301〜衛星回線402〜
地球局104の経路により正常な通信を確保し、通信が終
了すると同時に地上回線を開放する。地上回線601が既
に他の通信により全て占有されている場合、あるいは地
球局102も雨の影響を受ける可能性がある場合には、地
球局101からの距離が地球局102の次の地点に設置されて
いて使用可能な地上回線602が存在する地球局103を選択
し同様の操作を行うことにより正常な通信を維持するこ
とができる。
その効果としては、雨の影響により衛星回線が断となる
可能性がある場合、ダイバーシチを行おうとしている地
球局間において通常は使用することのない専用線を常時
設けておく必要がなく、通常ダイバーシチ以外の目的に
使用している地上回線をダイバーシチ機能が必要な場合
にのみ設定することが可能となり、かつ複数の地球局を
代替局として選択可能なため高信頼な通信網を経済的に
構築することができる。
可能性がある場合、ダイバーシチを行おうとしている地
球局間において通常は使用することのない専用線を常時
設けておく必要がなく、通常ダイバーシチ以外の目的に
使用している地上回線をダイバーシチ機能が必要な場合
にのみ設定することが可能となり、かつ複数の地球局を
代替局として選択可能なため高信頼な通信網を経済的に
構築することができる。
（発明の効果） 以上説明したように、衛星回線と地上公衆通信網とを組
み合わせることにより、空いている地上回線を利用して
地球局間のダイバーシチを行うことが可能であり、地球
局間にダイバーシチ専用の専用線を設ける必要がなく、
雨の影響を受ける可能性が非常に小さい高信頼な通信網
を経済的に実現することができる。
み合わせることにより、空いている地上回線を利用して
地球局間のダイバーシチを行うことが可能であり、地球
局間にダイバーシチ専用の専用線を設ける必要がなく、
雨の影響を受ける可能性が非常に小さい高信頼な通信網
を経済的に実現することができる。
第１図は本発明の構成図、第２図は従来の技術の構成図
である。 101,102,103,104……地球局、 201……専用線、301……通信衛星、 401,402,403……衛星回線、 501……地上通信網、 601,602……必要時に設定する地上回線。
である。 101,102,103,104……地球局、 201……専用線、301……通信衛星、 401,402,403……衛星回線、 501……地上通信網、 601,602……必要時に設定する地上回線。
Claims (1)
- 【請求項１】雨の影響によって回線断となる可能性のあ
る衛星通信のネットワークダイバーシチ方式であって、
衛星回線が断となっている地球局に対しては、地上公衆
通信網に接続された複数の地球局の中から衛星回線が正
常でありかつ該衛星回線が断となっている地球局との間
に空き回線が存在する地球局を代替地球局として選択
し、該衛星回線が断となっている地球局と該代替地球局
との間にダイバーシチ用の地上回線を前記地上公衆通信
網内の回線を利用して一時的に設定することを特徴とす
るネットワークダイバーシチ方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010077A JPH0783305B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | ネツトワ−クダイバ−シチ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62010077A JPH0783305B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | ネツトワ−クダイバ−シチ方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63179629A JPS63179629A (ja) | 1988-07-23 |
| JPH0783305B2 true JPH0783305B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=11740292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62010077A Expired - Lifetime JPH0783305B2 (ja) | 1987-01-21 | 1987-01-21 | ネツトワ−クダイバ−シチ方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0783305B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10341063B2 (en) | 2015-04-22 | 2019-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Satellite communication system and satellite communication ground apparatus |
| US10686518B2 (en) | 2015-12-25 | 2020-06-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication satellite, line control device, and satellite communication system |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0537432A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-12 | Mitsubishi Electric Corp | 監視制御回線切換方式 |
| US20040066347A1 (en) * | 2002-06-25 | 2004-04-08 | Schiff Leonard Norman | Reducing service outages in a multibeam satellite system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5829229A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-21 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Ｔｄｍａサイトダイバシチ方式における送信バ−スト同期方式 |
| JPS59138133A (ja) * | 1983-01-28 | 1984-08-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 太陽妨害除去衛星通信方式 |
-
1987
- 1987-01-21 JP JP62010077A patent/JPH0783305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10341063B2 (en) | 2015-04-22 | 2019-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Satellite communication system and satellite communication ground apparatus |
| US10686518B2 (en) | 2015-12-25 | 2020-06-16 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication satellite, line control device, and satellite communication system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63179629A (ja) | 1988-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |