JPH078319A - バックパック - Google Patents

バックパック

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Publication number
JPH078319A
JPH078319A JP6011518A JP1151894A JPH078319A JP H078319 A JPH078319 A JP H078319A JP 6011518 A JP6011518 A JP 6011518A JP 1151894 A JP1151894 A JP 1151894A JP H078319 A JPH078319 A JP H078319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckle
backpack
flexible fastening
shoulder support
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6011518A
Other languages
English (en)
Inventor
Dan Sason
ダン・サソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MODERN IND 1983 Ltd
Modan Ind 1983 Ltd
Original Assignee
MODERN IND 1983 Ltd
Modan Ind 1983 Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MODERN IND 1983 Ltd, Modan Ind 1983 Ltd filed Critical MODERN IND 1983 Ltd
Publication of JPH078319A publication Critical patent/JPH078319A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/04Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
    • A45F3/047Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders with adjustable fastenings for the shoulder straps or waist belts

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックパックを背負った状態でバックパック
のショルダーサポートとベルトとの間の距離を調節でき
るようにするためのシステムの提供。 【構成】 バックパック10は、物品キャリヤ12と、
物品キャリヤに取り付けられ、物品キャリヤを使用者の
ウェストの周りに取り付けるように構成されたウェスト
ベルト14と、物品キャリヤを使用者の上体部分の周り
に取り付けるように構成されたショルダーサポート16
と、使用者がバックパックを背負った状態でショルダー
サポートの物品キャリヤへの取り付け位置とウェストベ
ルトの物品キャリヤへの取り付け位置との間の距離を選
択的に長くしたり短くしたりするようにショルダーサポ
ートの物品キャリヤへの取り付け位置を調節するための
調節手段を含む、ショルダーサポートを物品キャリヤに
取り付けるための手段22とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックパックに関す
る。
【0002】
【従来の技術】バックパックは、両手を自由にした状態
で荷物を背中に載せて運ぶための便利な道具として知ら
れている。バックパックは、最も代表的には、兵士が戦
場で使用し、登山者やハイキングをする人が使用する。
【0003】最近のバックパックは、代表的には、調節
自在のショルダーサポート及びウェストベルトを備えて
おり、これらは、バックパックを使用者の背中に最も効
率的に且つ快適に配置するように、両方とも主ポーチ又
はこれと関連したフレームに取り付けられている。しか
しながら、バックパックを人の背中に最も快適であるよ
うに装着するようにショルダーサポートのウェストベル
トに対する位置を調節できるのが望ましいということが
わかっている。
【0004】市販の一つの種類のバックパックは、ショ
ルダーサポートを主ポーチフレームに取り付けるのに長
さ調節自在のストラップを使用している。市販の別の種
類のバックパックは、ショルダーサポートが取り付けら
れたほぼ垂直な軌道を使用することである。ショルダー
サポートの位置は、ショルダーサポートを選択された位
置に固定するようにねじを締めることによって決定され
る。これらのバックパックで用いられているシステムの
欠点は、バックパックを背負った状態でショルダーサポ
ートとウェストベルトとの間の距離を調節できないとい
うことである。
【0005】市販の別のバックパックは、ポーチの隣接
部分に取り付けられた軌道にショルダーサポートが調節
自在のストラップを介して取り付けられたショルダーサ
ポート調節システムを使用する。このシステムは、バッ
クパックを背負った状態でショルダーサポートとウェス
トベルトとの間の距離を短くすることができるが、ショ
ルダーサポート−ウェストベルト距離を長くするにはバ
ックパックを着用者の背中から降ろさなければならな
い。このバックパックの別の欠点は、バックパック内に
収容された荷物の重量が専ら臀部の方向に即ち下方及び
後方に及ぼされる場合にのみ、バックパックが背中の上
に適正に支持されるということである。しかしながら、
バックパックの着用者が体を前方に曲げる場合には、バ
ックパックは背中から滑り落ち易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、バックパッ
クを背負った状態でバックパックのショルダーサポート
とベルトとの間の距離を調節できるようにするためのシ
ステムであって、バックパックの配向に関わらずバック
パック内に収容された荷物を支持できるシステムを提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明によれ
ば、物品キャリヤと、物品キャリヤに取り付けられ、物
品キャリヤを使用者のウェストの周りに取り付けるよう
に構成されたウェストベルトと、物品キャリヤを使用者
の上体部分の周りに取り付けるように構成されたショル
ダーサポートと、使用者がバックパックを背負った状態
でショルダーサポートの物品キャリヤへの取り付け位置
とウェストベルトの物品キャリヤへの取り付け位置との
間の距離を選択的に長くしたり短くしたりするようにシ
ョルダーサポートの物品キャリヤへの取り付け位置を調
節するための調節手段を含む、ショルダーサポートを物
品キャリヤに取り付けるための手段とを有するバックパ
ックが提供される。
【0008】更に、本発明の実施例によれば、調節装置
は、物品キャリヤに取り付けられた軌道と、ショルダー
サポートに取り付けられ、軌道に沿って摺動するように
形成され、本体部分及び第1及び第2のバックル部分を
持つ摺動バックルと、物品キャリヤに取り付けられ、バ
ックルを第1バックル部分と関連した状態で通って延び
る細長い第1可撓性ファスニング要素と、物品キャリヤ
に取り付けられ、バックルを第2バックル部分と関連し
た状態で通って延びる細長い第2可撓性ファスニング要
素とを有し、本体部分及び第1及び第2のバックル部分
は、バックルと第1及び第2の可撓性ファスニング要素
のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係止し、こ
れによってショルダーサポートと物品キャリヤとを互い
に係止するように協働する。
【0009】更に、本発明の実施例によれば、本体部分
は、ショルダーサポートに取り付けられ、第1及び第2
の可撓性ファスニング要素の夫々がその中を貫通して延
びる第1及び第2の開口部を構成する。更に、第1バッ
クル部分は、第1可撓性ファスニング要素が第1開口部
を第1バックル部分に対して接線方向に通過し且つ第1
バックル部分の周囲に沿って延びて第1バックル部分と
本体部分との間で第1ループを形成し、更に、第1開口
部を通って後方に出るように、第1開口部と組み合わせ
て構成され、第2バックル部分は、第2可撓性ファスニ
ング要素が第2開口部を第2バックル部分に対して接線
方向で通過し、第2バックル部分と本体部分との間で第
2ループを形成するように第2バックル部分の周りに沿
って延び、第2開口部を通って後方に出るように、第2
開口部と組み合わせて構成されている。
【0010】更に、本発明の実施例によれば、バックパ
ックは、第1可撓性ファスニング要素を介して加えられ
た少なくとも予め決定された力に応じて第1バックル部
分が本体部分に対して予め決定された移動ができるよう
にする装置を更に有し、この予め決定された移動により
第1ループが第1バックル部分と本体部分との間に捕捉
され、これによって第1可撓性ファスニング要素をバッ
クルに対して係止し、更に、これによって、ショルダー
サポートと物品キャリヤとを互いに係止する。
【0011】更に、本発明の実施例によれば、第1バッ
クル部分の予め決定された移動を可能にする装置は、第
2可撓性ファスニング要素を介して加えられた少なくと
も予め決定された力に応じた第2バックル部分の本体部
分に対する予め決定された移動を可能にする装置を更に
有し、この予め決定された移動により第2ループが第2
バックル部分と本体部分との間に捕捉され、これによっ
て第2可撓性ファスニング要素をバックルに対して係止
し、更に、これによって、ショルダーサポートと物品キ
ャリヤとを互いに係止する。
【0012】更に、本発明の実施例によれば、調節装置
は、第1及び第2のバックル部分をバックルの本体部分
内に摺動自在に取り付けるための装置を更に有し、この
装置は、第1可撓性ファスニング要素の一部を第1バッ
クル部分と本体部分との間に係止自在に係合するよう
に、予め決定された係止力を第1バックル部分を介して
加えるための弾性圧縮部材を更に有し、これによって、
予め決定された力が第2可撓性ファスニング要素に沿っ
て加えられていない場合に使用者が第2可撓性ファスニ
ング要素をバックルを通して引っ張ることができるよう
にし、これによって、ショルダーサポートの物品キャリ
ヤへの取り付け位置とウェストベルトの物品キャリヤへ
の取り付け位置との間の距離を大きくし、弾性部材に予
め決定された係止力よりも大きな力を反対方向に加える
ことによって第2可撓性ファスニング要素を第1バック
ル部分及び本体部分と係止係合した状態から解放し、こ
れによって、ショルダーサポートの物品キャリヤへの取
り付け位置とウェストの物品キャリヤへの取り付け位置
との間の距離を短くするように細長い第2可撓性要素を
バックルを通して移動できるようにする。
【0013】更に、本発明の別の実施例によれば、物品
キャリヤと、物品キャリヤを使用者の上体部分の周りに
取り付けるように構成されたショルダーサポートと、使
用者がバックパックを背負った状態でショルダーサポー
トの物品キャリヤへの取り付け位置を調節するための調
節装置を含む、ショルダーサポートを物品キャリヤに取
り付けるための装置とを有するバックパックが提供され
る。
【0014】調節装置は、物品キャリヤに取り付けられ
た軌道と、ショルダーサポートに取り付けられ、軌道に
沿って摺動するように形成され、本体部分及び第1及び
第2のバックル部分を持つ摺動バックルと、物品キャリ
ヤに取り付けられ、第1バックル部分を通って延びる細
長い第1可撓性ファスニング要素と、物品キャリヤに取
り付けられ、第2バックル部分を通って延びる細長い第
2可撓性ファスニング要素とを有し、本体部分及び第1
及び第2のバックル部分は、バックルと第1及び第2の
可撓性ファスニング要素のいずれかとを互いに選択的に
係止し、これによってショルダーサポートと物品キャリ
ヤとを互いに係止するように協働する。
【0015】更に、本発明の好ましい実施例によれば、
バックパックにおいて、物品収容装置と、前記物品収容
装置に取り付けられ、前記物品収容装置を使用者のウェ
ストの周りに取り付けるように構成されたウェストベル
トと、前記物品収容装置を使用者の上体部分の周りに取
り付けるように構成されたショルダーサポート装置と、
使用者が前記バックパックを背負った状態で前記ショル
ダーサポート装置の前記物品収容装置への取り付け位置
と前記ウェストベルトの前記物品収容装置への取り付け
位置との間の距離を選択的に長くしたり短くしたりする
ように前記ショルダーサポート装置の前記物品収容装置
への取り付け位置を調節するための調節装置を含む、シ
ョルダーサポート装置を前記物品収容装置に取り付ける
ための装置とを有し、前記調節装置は、使用者がウェス
トベルト近くで掴むことができる第1及び第2の手動係
合要素を有し、前記第1手動係合要素を引っ張ると前記
ショルダーサポート装置の取り付け位置が前記ウェスト
ベルトの取り付け位置に対して上昇し、前記第2手動係
合要素を引っ張ると前記ショルダーサポート装置の取り
付け位置が前記ウェストベルトの取り付け位置に対して
下降する、バックパックが提供される。
【0016】好ましくは、調節装置は、物品収容装置に
取り付けられた軌道装置と、ショルダーサポート装置に
取り付けられ、軌道装置に沿って摺動するように形成さ
れ、本体部分及び第1及び第2のバックル部分を持つ摺
動バックル装置と、物品収容装置に取り付けられ、バッ
クル装置内を第1バックル部分と組み合わされて延びる
細長い第1可撓性ファスニング装置と、物品収容装置に
取り付けられ、バックル装置内を第2バックル部分と組
み合わされて延びる細長い第2可撓性ファスニング装置
とを有し、本体部分及び第1及び第2のバックル部分
は、バックル装置と第1及び第2の可撓性ファスニング
装置のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係止
し、これによってショルダーサポート装置と物品収容装
置とを互いに係止するように、協働するように形成され
ており、第1手動係合要素は第1可撓性ファスニング装
置に連結され、第2手動係合要素は第2可撓性ファスニ
ング装置に連結されている。
【0017】更に、本発明の好ましい実施例によれば、
物品収容装置と、物品収容装置に取り付けられ、物品収
容装置を使用者のウェストの周りに取り付けるように構
成されたウェストベルトと、物品収容装置を使用者の上
体部分の周りに取り付けるように構成され、一対のショ
ルダーストラップを含むショルダーサポート装置と、一
対の軌道、傾斜した軌道要素、軌道要素上に摺動自在に
保持された、軌道に載る一対のバックル部材、及び軌道
に載るバックル部材によって軌道要素とショルダースト
ラップとの間に接合された一対の連結ストラップを含む
連結ストラップ組立体とを有する、バックパックが提供
される。
【0018】好ましくは、連結ストラップ組立体は、物
品収容装置に対するショルダーストラップの高さが変化
しても、約10°乃至20°の角度が連結ストラップと
物品収容収容の後面への垂線との間に維持されるように
形成されている。
【0019】本発明の好ましい実施例によれば、軌道に
載るバックル部材は、軌道要素に逆向きに取り付けるこ
とができ、これによって使用者の胴回りの相違に適合す
る。
【0020】好ましくは、軌道要素は内方及び下方に傾
斜している。
【0021】更に、本発明の好ましい実施例によれば、
物品収容装置と、物品収容装置に取り付けられ、物品収
容装置を使用者のウェストの周りに取り付けるように構
成されたウェストベルトと、物品収容装置を使用者の上
体部分の周りに取り付けるように構成され、一対のショ
ルダーストラップを含むショルダーサポート装置と、ウ
ェストベルトを物品収容装置に取り付け、ウェストベル
トと物品収容装置との間に多くの運動の自由度を提供す
るための装置とを有する、バックパックが提供される。
【0022】好ましくは、多くの運動の自由度には、少
なくとも、配転平面内での回転及び回転平面に対して垂
直方向の少なくとも一つの平面内での枢動運動が含まれ
る。
【0023】本発明は、以下の説明を添付図面を参照し
て読むことによって更によく理解されるであろう。
【0024】
【実施例】次に、本発明の好ましい実施例に従ってつく
られたバックパック10を示す図1及び図2を参照す
る。バックパック10は、ポーチ形状の物品収容部分1
2、ウェストベルト14、及びショルダーサポート16
を含む。ウェストベルト14は、任意の適当な装置で収
容部分12に取り付けられており、収容部分12を使用
者のウェストに止めるように構成されている。
【0025】ショルダーサポート16は、収容部分12
を使用者の上体に止めるように構成されており、本例で
は、これらのショルダーサポート16は、第1端部にネ
ック部分18を構成するように一体に形成されている。
更に、ショルダーサポート16は、ウェストベルト14
の後部に縫い付け等で取り付けられたストラップ20を
含む。
【0026】ショルダーサポート16は、全体に参照番
号22を附した調節自在の取り付け装置を介して収容部
分12に取り付けられている。図3乃至図7と関連して
以下に詳細に説明するように、使用者がバックパック1
0を背負ったとき、調節自在の取り付け装置22によ
り、ショルダーサポート16の収容部分12への取り付
け位置21とウェストベルト14の収容部分12への取
り付け位置23との間の距離「D」を選択的に伸ばした
り短くしたりするように、ショルダーサポート16を収
容部分12に対して調節することができる。
【0027】図1では、距離Dは最大で示してあり、図
2では距離Dは最小で示してある。
【0028】次に図3乃至図7を参照する。調節装置2
2は、収容部分12に取り付けられた軌道24(これは
図1及び図2にも示してある)と、剛性本体部分28を
介して縫い付け27(図3参照)等でショルダーサポー
ト16のネック部分18に取り付けられた摺動バックル
26とを含む。バックル26は、軌道係合部分25を介
して軌道24に沿って摺動するように形成されており、
第1及び第2のロッド状バックル部分を有する。これら
のバックル部分には参照番号30及び32が夫々附して
ある。
【0029】装置22は、第1端33が収容部分12に
取り付けられ、第1バックル部分30と組み合わされて
バックル26を通って延びて自由な第2の端部35に至
る細長く可撓性の第1のファスニングストラップ34
と、第1端37が収容部分12に取り付けられ、第2バ
ックル部分32と組み合わされてバックル26を通って
延びて自由な第2の端部39に至る細長く可撓性の第2
のファスニングストラップ36とを更に有する。
【0030】以下の説明からわかるように、バックル2
6の本体部分28と第1及び第2のバックル部分30及
び32とは、バックル26と第1及び第2のストラップ
34及び36のいずれかとを互いに選択的に係止し、こ
れによってショルダーサポート16を収容部分12に軌
道24に沿って選択された位置で互いに係止するよう
に、互いに協働する形成されている。
【0031】図6及び図7に詳細に示すように、バック
ル26の本体部分28は、ネック部分18に取り付けら
れ、参照番号40及び42が夫々に附してある第1及び
第2の開口部を構成し、これらの開口部の夫々に第1及
び第2のストラップ34及び36が通してある。第1及
び第2のバックル部分30及び32は、全体に平らな細
長い部材44に取り付けられており、この部材は、第2
開口部42を通って延びるように、及び本体部分28内
に形成された中央空間内にバックル部分が位置決めされ
るように取り付けられている。平らな部材44は、リン
グ状ハンドル部分54を有する。このハンドル部分の機
能を以下に説明する。
【0032】詳細には、第1バックル部分30は、第1
ストラップ34が自由端35から固定端33まで、第1
開口部40を第1バックル部分30に対して接線方向で
通過し、第1バックル部分30と本体部分28との間で
ループ46を形成するように第1バックル部分の周りを
延び、第1開口部40を通って後方に出るように、第1
開口部40と並置されているがこの第1開口部から横方
向に間隔を隔てられている。
【0033】同様に、第2バックル部分32は、第2ス
トラップ36が自由端39から固定端37まで、第2開
口部42を第2バックル部分32に対して接線方向で通
過し、第2バックル部分32と本体部分28との間でル
ープ48を形成するように第2バックル部分の周りを延
び、第2開口部42を通って後方に出るように、第2開
口部42と並置されているがこの第2開口部から横方向
に間隔を隔てられている。
【0034】平らな部材44は、バックル26に対して
移動自在であるようにバックル26内に取り付けられて
おり、これによって、バックル部分30及び32を移動
させるとこれに対応してループ46及び48が移動す
る。図示のように、弾性圧縮部材45が平らな部材44
と本体部分28の第2端部分47との間に設けられ、こ
れによって、全体に本体部分28の第1端49の方向で
平らな部材44に力を加える。
【0035】張力が第1ストラップ34に矢印50の示
す方向に加わるようにバックル36が全体に垂直な図6
の位置では、第1ストラップ34のループ46が第1バ
ックル部分30と本体部分28との間に捕捉され、これ
によって第1ストラップ34がバックル26に係止さ
れ、これによって、ショルダーサポート16及び収容部
分12を互いに図示の位置に係止する。この位置では、
第2バックル部分32と本体部分28との間の隙間が十
分に大きいため、第2ストラップ36の固定端37とバ
ックル26との間の部分52を短くするように、第2ス
トラップ36をその自由端39を介して引っ張ることが
でき、これによって、ショルダーサポート16及びウェ
ストベルト14の収容部分12への夫々の取り付け箇所
間の距離D(図1及び図2参照)が短くなるように固定
端37をバックル26に対して下方に移動させる。
【0036】次に特に図7を参照すると、平らな部材4
4をバックル26から遠ざかるようにハンドル54で矢
印56が示す方向に移動すると、これに対応して第1及
び第2のバックル部分30及び32が矢印58の示す方
向に移動する。
【0037】このように移動させると、第1ストラップ
34のループ46がこれまでの捕捉位置から解放され、
第2ストラップ36のループ48が第2バックル部分3
2と本体部分28の隣接部分との間に捕捉され、これに
よって第2ストラップ36がバックル26に係止され
る。この状態では第1ストラップが自由になっているた
め、収容部分12(図1及び図2参照)又はこの部分に
収容された荷物の重量により、第1ストラップ34はバ
ックル26を通して送り出され、これによって第1スト
ラップの固定端とバックル26との間の部分60が長く
なり、かくして、距離Dを長くするように、バックル2
6を軌道24に沿ってウェストベルト14に対して上方
に移動させることができる。
【0038】かくして、ショルダーサポート16及びウ
ェストベルト14の収容部分12への夫々の取り付け位
置間の距離をストラップ39を引っ張る(短くする)こ
とによって又はハンドル54を引っ張る(長くする)こ
とによって調節することができ、ショルダーサポート−
ウェストベルト間距離で必要な調節をバックパック10
を降ろさなくても行うことができるということは理解さ
れよう。
【0039】本発明の別の特徴は、第2ストラップ36
の部分52に張力が加わっても、ループ48が第2バッ
クル部分32と本体部分28の隣接部分33との間に捕
捉されているため、第2ストラップ36の部分52がバ
ックル26を通って移動しないということである。従っ
てバックパック10を背負うと、このバックパックは、
その荷物が収容部分12(図1及び図2参照)の上部分
62の方向に加えられるように傾けられ、第2ストラッ
プ36が荷物支持要素として機能し、第2ストラップの
バックル26との係止によりバックパックが使用者の肩
部上で滑らないようにする。
【0040】次に、本発明の別の実施例を例示する図8
乃至図29を参照する。この実施例は、ショルダースト
ラップとバックパックとの間に自動調節可能な連結体を
提供することを特徴とし、更に、ショルダーストラップ
に関するバックパックの垂直方向高さを両垂直方向で容
易に制御自在に調節できることを特徴とする。
【0041】図8は、バックパックサポート組立体を全
体に第1方向で見た図であり、図18は、バックパック
の容器部分を切り離した状態でバックパックサポート組
立体を全体に反対方向で見た図である。図11は、図8
及び図18のバックパックの構造の詳細図である。
【0042】図8、図11、及び図18でわかるよう
に、バックパックは、容器部分100を有し、この容器
部分には、上サポート部分102、下サポート部分10
3、及び軌道部分104を含む比較的剛性の取り付け組
立体101が固定されている。部分102及び104
は、単一のプラスチック要素として一体に形成されてい
るのがよく、部分103は、代表的には、これと別体で
ある。
【0043】代表的にはアルミニウム製の一対の全体に
剛性のサポートストリップ105がサポート部分10
2、103、及び104を連結する。ショルダーストラ
ップサポート組立体106は、軌道部分104に沿って
垂直方向に選択自在に位置決めされるように、軌道部分
104上に摺動自在に取り付けられている。ストリップ
105と摺動自在に係合する要素107は、好ましく
は、軌道部分104と一体に形成されている。
【0044】ウェストバンド組立体108は、下サポー
ト部分103を介して容器部分100の定位置に関して
枢動自在に取り付けられている。
【0045】特に図11でわかるように、ショルダース
トラップサポート組立体106は、代表的には、一対の
ストラップ110及び112が連結された軌道ライダー
109を有する。
【0046】ストラップ110は、容器部分100の頂
部と隣接した上サポート部分102の後面に固定された
固定端を有し、軌道ライダー109に取り付けられたバ
ー114の周りに摺動自在にループをなし、軌道部分1
04の頂部の周りでループをなして自由端を構成し、次
いで下方に延び、端にリング118を持つケーブル11
5に連結されている。
【0047】ストラップ112は、容器部分100の底
部と隣接した下サポート部分103に弾性ストラップ組
立体116を介して固定された固定端を有する。弾性ス
トラップ組立体116は、本出願人/譲受人の欧州特許
出願第92311145.4号に記載され且つ特許請求された弾性
ストラップ組立体116と同様のものであるのがよい。
ストラップ112は、軌道ライダー109に取り付けら
れたバー120の周りに摺動自在にループをなして自由
端を構成する。自由端は下方に延び、端にリング124
を持つケーブル122に連結されている。
【0048】一対の傾斜した軌道部材140が上サポー
ト部分102にストリップ105の上端で固定され、こ
れらの軌道部材の各々は、図8に示すように下方及び内
方に角度をなしており、好ましくは、約10°乃至20
°であるように選択された角度142でテーパした軌道
を構成する。
【0049】連結ストラップ144がショルダーパッド
146と軌道に載ったバックル部材148との間に調節
自在に連結されている。バックル部材は、軌道部材14
0上に摺動自在に保持されている。図12及び図13で
わかるように、特に、バックパックの容器部分100に
対する、及びかくして軌道要素140に関するショルダ
ーパッド146の高さが変化しても、約10°乃至20
°の角度150が連結ストラップ144と後面部分10
2への垂線との間に維持されるということが本発明の特
徴である。この角度は、使用者に最大の快適さを与える
ものと考えられる。
【0050】次に、バックル部材148を軌道部材14
0に取り付ける方法の二つの変形例を示す図14及び図
15を参照する。図14の実施例では、バックル部材1
48は、肩幅の広い着用者に適するように比較的に外方
に差し向けられた配向で配置されており、図15の実施
例では、バックル部材148は、肩幅の狭い着用者に適
するように比較的に内方に差し向けられた配向で配置さ
れている。軌道部材140の端部にある取り外し自在の
係止部材162及び一体に形成された固定係止部材16
4により、バックル部材の配向を変えることができる。
【0051】図16及び図17は、軌道部材140及び
バックル部材148の構造及び相互係合を示す。バック
ル部材148が内部ライダー面部分166を有し、これ
らの部分が軌道部材140が構成する軌道スロット内に
保持されているということがわかる。
【0052】図8乃至図17の実施例は、着用者がリン
グ118又は124を引っ張ることによって、ショルダ
ーストラップ組立体106とウェストバンド組立体10
8との間に分配される容器部分100の重量の割合を決
めることができることは、当業者には理解されよう。リ
ング118又は124はバックパックの底部で容易に掴
むことができ、ウェストバンド組立体108に取り付け
られている。図9及び図10でわかるように、ショルダ
ーストラップの容器部分に対する上昇はリング118を
引っ張ることによって行われ、ショルダーストラップの
容器部分に対する下降はリング124を引っ張ることに
よって行われる。
【0053】傾斜した軌道部材140及びこれに対応す
る摺動自在のバックル148を設けることによって、容
器部分の位置の作動範囲内で、連結ストラップ144の
角度を、快適さが最大であるようにする所望の角度でほ
ぼ一定にする。
【0054】次に、ウェストバンド組立体108を容器
部分100に融通性を以て取り付ける即ちフレキシブル
取り付け(flexible mounting) するための装置を例示す
る図19乃至図29を参照する。この装置は、本発明の
好ましい実施例に従ってつくられており且つ作動する。
特に、フレキシブル取り付けを行う装置によって、動き
の多くの自由度が与えられるということが図19乃至図
29の装置の特徴である。
【0055】図19乃至図29でわかるように、フレキ
シブル取り付けを行う装置は、容器部分100(図8参
照)に固定されるように構成され、ストリップ105の
下端を受入れるように形成された第1及び第2の凹部2
04及び206が設けられた下サポート部分203を有
する。更に、下サポート部分203には、このサポート
部分203に形成された円形の突出部212上に保持さ
れたバックル210からなる装置によって固定されるス
トラップ112の固定端部を受入れるように構成された
凹部208が設けられている。ショルダーストラップ2
18及び220と夫々係合するため、一対のループが形
成されている。
【0056】下サポート部分203には、ストリップ1
05の下端を凹部204及び206内に保持するよう
に、保持プレート222がボルト止めされており、この
保持プレートには、テーパした外突出部225の内方に
配置された全体に円形の突出部224及び所定の配向で
設けられた複数の盛り上がり部分226が形成され、各
部分226は、半径方向に延びる中央凹部228を有す
る。半径方向に配置された凹部229は、各盛り上がり
部分226間に配置されている。円形の突出部224の
内側には全体に環状の凹部230が配置されている。
【0057】ウェストバンド組立体108(図8参照)
が取り付けられたウェストバンド取り付け要素240が
保持プレート222にボルト止めされている。ウェスト
バンド取り付け要素240は、凹部230内に着座する
ように構成された中央リング部分242及び半径方向に
延びる複数のリブ244を有し、これらのリブの各々に
は反対方向に差し向けられた一対の横方向に延びる突出
部246が設けられ、これらの突出部は、突出部224
の周囲のすぐ外側にあるように配置されている。リブ2
44の各々は、凹部229内に着座する。内方に差し向
けられた複数の可撓性フィンガ250は、凹部228と
係合するように構成されている。
【0058】好ましくは、リブ244及びフィンガ25
0は、所定の平面内にあるのでなく中央リング部分24
2をウェストバンド取り付け要素240よりも保持プレ
ート222に近い所定の平面内に位置決めするように曲
げられている。
【0059】延長ボルトヘッド要素262がボルト26
0と協働している。延長ボルトヘッド要素262は、保
持プレートに面する側の表面形体が円形の突出部224
の形体とほぼ同じであり、及びかくして所定の配向で設
けられた複数の盛り上がり部分226を有する。これら
の盛り上がり部分226の各々は、半径方向に延びる中
央凹部228と、半径方向に配置された凹部229とを
有し、各盛り上がり部分226間で且つ円形の突出部2
24の内部にはほぼ環状の凹部230が設けられてい
る。
【0060】かくして、延長ボルトヘッド要素262を
適当に締めることによって中央リング部分242をこれ
と対面した凹部230内に保持し、半径方向に延びるリ
ブ244をこれと対面した凹部229内に保持し、及び
可撓性フィンガ250をこれと対面した凹部228内に
保持する。
【0061】ボルト260は、ねじ山が適当に設けられ
たソケット270と係合する。ソケット270は、拡大
ソケットノブ272と協働する。
【0062】ウェストバンド取り付けプレート240の
保持プレート222及び下サポート部分203に対する
運動の種々の自由度を図21乃至図29に示す。
【0063】図21は、プレート240の部分203に
対する通常の相対配向を示し、図22及び図23は、反
対方向への二つの相対回転を示す。図24は、ウェスト
バンド組立体108の容器部分100に対する通常の相
対配向を示し、図25及び図26は、ウェストバンド1
08の異なる側が夫々容器部分100に近づいた又は離
れた配向を示す。図27は、ウェストバンド組立体10
8の容器部分10に対する通常の相対配向を示し、図2
8及び図29は、ウェストバンド組立体の頂部又は底部
のいずれかが傾いて容器部分100から遠ざかった配向
を示す。
【0064】本発明は、バックパック又は任意の特定の
種類のバックパックへの適用に限定されず、使用者の背
中、即ち使用者の肩部及び又は臀部に載せて運ばれる任
意の適当な種類の荷物支持体に適用できる。
【0065】簡単にし且つ明瞭にするため、本明細書で
は種々の特徴を別々の実施例との関係で別々に説明し
た。しかしながら、これらの特徴は、任意の適当な組み
合わせで単一のバックパックに賦与してもよいというこ
とは勿論のことである。
【0066】本発明は、上文中に例として説明したもの
に限定されないということは当業者には理解されよう。
本発明の範囲は、特許請求の範囲のみによって限定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックパックのショルダーサポートとウェスト
ベルトとの間の距離を調節するための本発明によるシス
テムを使用したバックパックを、ショルダーサポート−
ウェストベルト距離が最大の状態で示す概略図である。
【図2】図1に示すバックパックを、ショルダーサポー
ト−ウェストベルト距離を調節して最小にした状態で示
す概略図である。
【図3】本発明のショルダーサポート−ウェストベルト
距離調節システムの部分を形成するネックパッド及び軌
道取り付け摺動ストラップバックル形成部分の背面図で
ある。
【図4】図2に示す軌道取り付け摺動ストラップバック
ルの正面図である。
【図5】図4に示す軌道取り付け摺動ストラップバック
ルの側面図である。
【図6】図3、図4、及び図5に示すバックル及びスト
ラップをバックルと下ストラップとが互いに係止した状
態で示す拡大断面図である。
【図7】図6と同様であるが、下ストラップがバックル
から解放され、そのためショルダーサポート−ウェスト
ベルト距離を大きくできる、断面図である。
【図8】本発明の別の実施例に従ってつくられており且
つ作動するバックパックの概略斜視図である。
【図9】図8のバックパックを第1作動配向で示す斜視
図である。
【図10】図8のバックパックを第2作動配向で示す斜
視図である。
【図11】図8、図9、及び図10のバックパックの部
分を示す部分断面図である。
【図12】図8、図9、及び図10のバックパックの部
分を第2作動配向で示す側面図である。
【図13】図8、図9、及び図10のバックパックの部
分を第1作動配向で示す側面図である。
【図14】図8乃至図13のバックパックの部分の一つ
の変形例を示す部分図である。
【図15】図8乃至図13のバックパックの部分の別の
変形例を示す部分図である。
【図16】図15のA−A線に沿った断面図である。
【図17】図15のB−B線に沿った断面図である。
【図18】図8、図9、及び図10のバックパックを背
後から見た概略図である。
【図19】本発明の好ましい実施例によってつくられて
おり且つ作動するウェストバンドサポート組立体の分解
斜視図である。
【図20】図19の組立体を部分的に組み立てた状態で
示す斜視図である。
【図21】図19及び図20の組立体を第1作動配向で
示す正面図である。
【図22】図19及び図20の組立体を第2作動配向で
示す正面図である。
【図23】図19及び図20の組立体を第3作動配向で
示す正面図である。
【図24】図19及び図20の組立体を通常の相対配向
で示す概略図である。
【図25】図19及び図20の組立体を、ウェストバン
ドの一方の側が容器部分に近づいた配向で示す概略図で
ある。
【図26】図19及び図20の組立体を、ウェストバン
ドの他方の側が容器部分に近づいた配向で示す概略図で
ある。
【図27】図19及び図20の組立体を、図24、図2
5、及び図26の平面に対して垂直な平面で、通常の相
対配向で示す概略図である。
【図28】図19及び図20の組立体を、図24、図2
5、及び図26の平面に対して垂直な平面で、後方に傾
いた配向で示す概略図である。
【図29】図19及び図20の組立体を、図24、図2
5、及び図26の平面に対して垂直な平面で、前方に傾
いた配向で示す概略図である。
【符号の説明】
10 バックパック 12 物品収容部分 14 ウェストベルト 16 ショルダーサポート 18 ネック部分 20 ストラップ 22 調節自在の取り付け装置 24 軌道 26 摺動バックル 34 第1ファスニングストラップ 36 第2ファスニングストラップ 100 容器部分 102 上サポート部分 103 下サポート部分 104 軌道部分 105 支持ストリップ 106 ショルダーストラップサポート組立体 108 ウェストバンド組立体 109 軌道ライダー 140 軌道部材 144 連結ストラップ 146 ショルダーパッド 148 バックル部材 203 下サポート部分 222 保持プレート 240 ウェストバンド取り付け要素 260 ボルト 262 延長ボルトヘッド要素 270 ソケット 272 拡大ソケットノブ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックパックにおいて、 物品収容手段と、 物品収容手段に取り付けられ、物品収容手段を使用者の
    ウェストの周りに取り付けるように構成されたウェスト
    ベルトと、 物品収容手段を使用者の上体部分の周りに取り付けるよ
    うに構成されたショルダーサポート装置と、 使用者が前記バックパックを背負った状態で前記ショル
    ダーサポート手段の前記物品収容手段への取り付け位置
    と前記ウェストベルトの前記物品収容手段への取り付け
    位置との間の距離を選択的に長くしたり短くしたりする
    ように前記ショルダーサポート手段の前記物品収容手段
    への取り付け位置を調節するための調節手段を含む、シ
    ョルダーサポート手段を前記物品収容手段に取り付ける
    ための手段とを有するバックパック。
  2. 【請求項2】 前記調節手段は、 前記物品収容手段に取り付けられた軌道手段と、 前記ショルダーサポート手段に取り付けられ、前記軌道
    手段に沿って摺動するように形成され、本体部分及び第
    1及び第2のバックル部分を持つ摺動バックル手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第1バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第1可撓性ファスニング手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第2バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第2可撓性ファスニング手段とを有し、 前記本体部分及び前記第1及び第2のバックル部分は、
    前記バックル手段と前記第1及び第2の可撓性ファスニ
    ング手段のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係
    止し、これによって前記ショルダーサポート手段と前記
    物品収容手段とを互いに係止するように、協働するよう
    に形成されている、請求項1に記載のバックパック。
  3. 【請求項3】 前記本体部分は、前記ショルダーサポー
    ト手段に取り付けられ、前記第1及び第2の可撓性ファ
    スニング手段の夫々が通って延びる第1及び第2の開口
    部を構成し、 前記第1バックル部分は、前記第1可撓性ファスニング
    手段が前記第1開口部を前記第1バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第1バックル部分と前記本体部
    分との間でループを形成するように前記第1バックル部
    分の周りを延び、前記第1開口部を通って後方に出るよ
    うに、前記第1開口部と関連して構成され、 前記第2バックル部分は、前記第2可撓性ファスニング
    手段が前記第2開口部を前記第1バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第2バックル部分と前記本体部
    分との間でループを形成するように前記第1バックル部
    分の周りを延び、前記第2開口部を通って後方に出るよ
    うに、前記第2開口部と関連して構成されている、請求
    項2に記載のバックパック。
  4. 【請求項4】 前記第1可撓性ファスニング手段を介し
    て加えられた少なくとも予め決定された力に応じた前記
    第1バックル部分の前記本体部分に対する予め決定され
    た移動を可能にする手段を更に有し、前記予め決定され
    た移動により前記第1ループが前記第1バックル部分と
    前記本体部分との間に捕捉され、これによって前記第1
    可撓性ファスニング手段を前記バックル手段に対して係
    止し、更に、これによって、前記ショルダーサポート手
    段と前記物品収容手段とを互いに係止させる、請求項3
    に記載のバックパック。
  5. 【請求項5】 前記第1バックル部分の予め決定された
    移動を可能にする前記手段は、前記第2可撓性ファスニ
    ング手段を介して加えられた少なくとも予め決定された
    力に応じた前記第2バックル部分の前記本体部分に対す
    る予め決定された移動を可能にする手段を更に有し、前
    記予め決定された移動により前記第2ループが前記第2
    バックル部分と前記本体部分との間に捕捉され、これに
    よって前記第2可撓性ファスニング手段を前記バックル
    手段に対して係止し、更に、これによって、前記ショル
    ダーサポート手段と前記物品収容手段とを互いに係止さ
    せる、請求項4に記載のバックパック。
  6. 【請求項6】 前記調節手段は、前記第1及び第2のバ
    ックル部分を前記バックル手段の前記本体部分内に摺動
    自在に取り付けるための手段を更に有し、前記摺動自在
    に取り付けるための手段は、前記第1可撓性ファスニン
    グ手段の一部を前記第1バックル部分と前記本体部分と
    の間に係止自在に係合するように、予め決定された係止
    力を前記第1バックル部分を介して加えるための弾性圧
    縮手段を更に有し、これによって、前記予め決定された
    力が前記第2可撓性ファスニング手段に沿って加えられ
    ていない場合に使用者が前記第2可撓性ファスニング手
    段を前記バックル手段を通して引っ張ることができるよ
    うにし、これによって、前記ショルダーサポート手段の
    前記物品収容手段への取り付け位置と前記ウェストベル
    トの前記物品収容手段への取り付け位置との間の距離を
    大きくし、 前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大きな
    力を反対方向に加えることによって前記第2可撓性ファ
    スニング手段を前記第1バックル部分及び前記本体部分
    と係止係合した状態から解放し、これによって、前記シ
    ョルダーサポート手段の前記物品収容手段への取り付け
    位置と前記ウェストの前記物品収容手段への取り付け位
    置との間の距離を短くするように前記細長い第2可撓性
    手段を前記バックル手段を通して移動できるようにす
    る、請求項5に記載のバックパック。
  7. 【請求項7】 前記摺動自在に取り付けるための手段
    は、前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大
    きな力を加え、これによって前記可撓性ファスニング手
    段を解放するためのハンドル手段を更に有する、請求項
    6に記載のバックパック。
  8. 【請求項8】 バックパックにおいて、 物品収容手段と、 前記物品収容手段を使用者の上体部分の周りに取り付け
    るように構成されたショルダーサポート手段と、 使用者が前記バックパックを背負った状態で前記ショル
    ダーサポート手段の前記物品収容手段への取り付け位置
    を調節するための調節手段を含む、前記ショルダーサポ
    ート手段を前記物品収容手段に取り付けるための手段と
    を有し、前記調節手段は、 前記物品収容手段に取り付けられた軌道手段と、 前記ショルダーサポート手段に取り付けられ、前記軌道
    手段に沿って摺動するように形成され、本体部分及び第
    1及び第2のバックル部分を持つ摺動バックル手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第1バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第1可撓性ファスニング手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第2バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第2可撓性ファスニング手段とを有し、 前記本体部分及び前記第1及び第2のバックル部分は、
    前記バックル手段と前記第1及び第2の可撓性ファスニ
    ング手段のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係
    止し、これによって前記ショルダーサポート手段と前記
    物品収容手段とを互いに係止するように、協働するよう
    に形成されている、バックパック。
  9. 【請求項9】 前記本体部分は、前記ショルダーサポー
    ト手段に取り付けられ、前記第1及び第2の可撓性ファ
    スニング手段の夫々が通って延びる第1及び第2の開口
    部を構成し、 前記第1バックル部分は、前記第1可撓性ファスニング
    手段が前記第1開口部を前記第1バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第1バックル部分と前記本体部
    分との間で第1ループを形成するように前記第1バック
    ル部分の周りを延び、前記第1開口部を通って後方に出
    るように、前記第1開口部と関連して構成され、 前記第2バックル部分は、前記第2可撓性ファスニング
    手段が前記第2開口部を前記第2バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第2バックル部分と前記本体部
    分との間で第2ループを形成するように前記第2バック
    ル部分の周りを延び、前記第2開口部を通って後方に出
    るように、前記第2開口部と関連して構成されている、
    請求項8に記載のバックパック。
  10. 【請求項10】 前記第1可撓性ファスニング手段を介
    して加えられた少なくとも予め決定された力に応じた前
    記第1バックル部分の前記本体部分に対する予め決定さ
    れた移動を可能にする手段を更に有し、前記予め決定さ
    れた移動により前記第1ループが前記第1バックル部分
    と前記本体部分との間に捕捉され、これによって前記第
    1可撓性ファスニング手段を前記バックル手段に対して
    係止し、更に、これによって、前記ショルダーサポート
    手段と前記物品収容手段とを互いに係止させる、請求項
    9に記載のバックパック。
  11. 【請求項11】 前記第1バックル部分の予め決定され
    た移動を可能にする前記手段は、前記第2可撓性ファス
    ニング手段を介して加えられた少なくとも予め決定され
    た力に応じた前記第2バックル部分の前記本体部分に対
    する予め決定された移動を可能にする手段を更に有し、
    前記予め決定された移動により前記第2ループが前記第
    2バックル部分と前記本体部分との間に捕捉され、これ
    によって前記第2可撓性ファスニング手段を前記バック
    ル手段に対して係止し、更に、これによって、前記ショ
    ルダーサポート手段と前記物品収容手段とを互いに係止
    させる、請求項10に記載のバックパック。
  12. 【請求項12】 前記調節手段は、前記第1及び第2の
    バックル部分を前記バックル手段の前記本体部分内に摺
    動自在に取り付けるための手段を更に有し、前記摺動自
    在に取り付けるための手段は、前記第1可撓性ファスニ
    ング手段の一部を前記第1バックル部分と前記本体部分
    との間に係止自在に係合するように、予め決定された係
    止力を前記第1バックル部分を介して加えるための弾性
    圧縮手段を更に有し、これによって、前記予め決定され
    た力が前記第2可撓性ファスニング手段に沿って加えら
    れていない場合に使用者が前記第2可撓性ファスニング
    手段を前記バックル手段を通して引っ張ることができる
    ようにし、これによって、前記ショルダーサポート手段
    の前記物品収容手段への取り付け位置を第1方向に移動
    させ、 前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大きな
    力を反対方向に加えることによって前記第2可撓性ファ
    スニング手段を前記第1バックル部分及び前記本体部分
    と係止係合した状態から解放し、これによって、前記シ
    ョルダーサポート手段の前記物品収容手段への取り付け
    位置が第2方向に移動するように前記細長い第2可撓性
    手段を前記バックル手段を通して移動できるようにす
    る、請求項11に記載のバックパック。
  13. 【請求項13】 前記摺動自在に取り付けるための手段
    は、前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大
    きな力を加え、これによって前記可撓性ファスニング手
    段を解放するためのハンドル手段を更に有する、請求項
    12に記載のバックパック。
  14. 【請求項14】 物品収容手段に取り付けられ、物品収
    容手段を使用者のウェストの周りに取り付けるように構
    成されたウェストベルトを更に有する、請求項8に記載
    のバックパック。
  15. 【請求項15】 ショルダーサポートをバックパックに
    調節自在に取り付けるための装置において、 バックパックに取り付けられた軌道手段と、 ショルダーサポートに取り付けられ、前記軌道手段に沿
    って摺動するように形成され、本体部分及び第1及び第
    2のバックル部分を持つ摺動バックル手段と、 バックパックに取り付けられ、前記バックル手段を前記
    第1バックル部分と関連した状態で通って延びる細長い
    第1可撓性ファスニング手段と、 バックパックに取り付けられ、前記バックル手段を前記
    第2バックル部分と関連した状態で通って延びる細長い
    第2可撓性ファスニング手段とを有し、 前記本体部分及び前記第1及び第2のバックル部分は、
    前記バックル手段と前記第1及び第2の可撓性ファスニ
    ング手段のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係
    止し、これによって、ショルダーサポートとバックパッ
    クとを互いに係止するように、協働するように形成され
    ている、
  16. 【請求項16】 前記本体部分は、前記ショルダーサポ
    ートに取り付けられ、前記第1及び第2の可撓性ファス
    ニング手段の夫々が通って延びる第1及び第2の開口部
    を構成し、 前記第1バックル部分は、前記第1可撓性ファスニング
    手段が前記第1開口部を前記第1バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第1バックル部分と前記本体部
    分との間で第1ループを形成するように前記第1バック
    ル部分の周りを延び、前記第1開口部を通って後方に出
    るように、前記第1開口部と関連して構成され、 前記第2バックル部分は、前記第2可撓性ファスニング
    手段が前記第2開口部を前記第2バックル部分に対して
    接線方向で通過し、前記第2バックル部分と前記本体部
    分との間で第2ループを形成するように前記第2バック
    ル部分の周りを延び、前記第2開口部を通って後方に出
    るように、前記第2開口部と関連して構成されている、
    請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1可撓性ファスニング手段を介
    して加えられた少なくとも予め決定された力に応じた前
    記第1バックル部分の前記本体部分に対する予め決定さ
    れた移動を可能にする手段を更に有し、前記予め決定さ
    れた移動により前記第1ループが前記第1バックル部分
    と前記本体部分との間に捕捉され、これによって前記第
    1可撓性ファスニング手段を前記バックル手段に対して
    係止し、更に、これによって、ショルダーサポートとバ
    ックパックとを互いに係止させる、請求項16に記載の
    装置。
  18. 【請求項18】 前記第1バックル部分の予め決定され
    た移動を可能にする前記手段は、前記第2可撓性ファス
    ニング手段を介して加えられた少なくとも予め決定され
    た力に応じた前記第2バックル部分の前記本体部分に対
    する予め決定された移動を可能にする手段を更に有し、
    前記予め決定された移動により前記第2ループが前記第
    2バックル部分と前記本体部分との間に捕捉され、これ
    によって前記第2可撓性ファスニング手段を前記バック
    ル手段に対して係止し、更に、これによって、ショルダ
    ーサポートとバックパックとを互いに係止させる、請求
    項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記調節手段は、前記第1及び第2の
    バックル部分を前記バックル手段の前記本体部分内に摺
    動自在に取り付けるための手段を更に有し、前記摺動自
    在に取り付けるための手段は、前記第1可撓性ファスニ
    ング手段の一部を前記第1バックル部分と前記本体部分
    との間に係止自在に係合するように、予め決定された係
    止力を前記第1バックル部分を介して加えるための弾性
    圧縮手段を更に有し、これによって、前記予め決定され
    た力が前記第2可撓性ファスニング手段に沿って加えら
    れていない場合に使用者が前記第2可撓性ファスニング
    手段を前記バックル手段を通して引っ張ることができる
    ようにし、これによって、ショルダーサポートのバック
    パックへの取り付け位置を第1方向に移動させ、 前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大きな
    力を反対方向に加えることによって前記第2可撓性ファ
    スニング手段を前記第1バックル部分及び前記本体部分
    と係止係合した状態から解放し、これによって、ショル
    ダーサポートのバックパックへの取り付け位置が第2方
    向に移動するように前記細長い第2可撓性手段を前記バ
    ックル手段を通して移動できるようにする、請求項13
    に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記摺動自在に取り付けるための手段
    は、前記弾性手段に前記予め決定された係止力よりも大
    きな力を加え、これによって前記可撓性ファスニング手
    段を解放するためのハンドル手段を更に有する、請求項
    19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 バックパックにおいて、 物品収容手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記物品収容手段を
    使用者のウェストの周りに取り付けるように構成された
    ウェストベルトと、 前記物品収容手段を使用者の上体部分の周りに取り付け
    るように構成されたショルダーサポート手段と、 使用者が前記バックパックを背負った状態で前記ショル
    ダーサポート手段の前記物品収容手段への取り付け位置
    と前記ウェストベルトの前記物品収容手段への取り付け
    位置との間の距離を選択的に長くしたり短くしたりする
    ように前記ショルダーサポート手段の前記物品収容手段
    への取り付け位置を調節するための調節手段を含む、シ
    ョルダーサポート手段を前記物品収容手段に取り付ける
    ための手段とを有し、前記調節手段は、使用者がウェス
    トベルト近くで掴むことができる第1及び第2の手動係
    合要素を有し、前記第1手動係合要素を引っ張ると前記
    ショルダーサポート手段の取り付け位置が前記ウェスト
    ベルトの取り付け位置に対して上昇し、前記第2手動係
    合要素を引っ張ると前記ショルダーサポート手段の取り
    付け位置が前記ウェストベルトの取り付け位置に対して
    下降する、バックパック。
  22. 【請求項22】 前記調節手段は、 前記物品収容手段に取り付けられた軌道手段と、 前記ショルダーサポート手段に取り付けられ、前記軌道
    手段に沿って摺動するように形成され、本体部分及び第
    1及び第2のバックル部分を持つ摺動バックル手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第1バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第1可撓性ファスニング手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記バックル手段を
    前記第2バックル部分と関連した状態で通って延びる細
    長い第2可撓性ファスニング手段とを有し、 前記本体部分及び前記第1及び第2のバックル部分は、
    前記バックル手段と前記第1及び第2の可撓性ファスニ
    ング手段のうちの少なくとも一方とを互いに選択的に係
    止し、これによって前記ショルダーサポート手段と前記
    物品収容手段とを互いに係止するように、協働するよう
    に形成されており、 前記第1手動係合要素は前記第1可撓性ファスニング収
    容に連結され、前記第2手動係合要素は前記第2可撓性
    ファスニング収容に連結されている、請求項21に記載
    のバックパック。
  23. 【請求項23】 物品収容手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記物品収容手段を
    使用者のウェストの周りに取り付けるように構成された
    ウェストベルトと、 前記物品収容手段を使用者の上体部分の周りに取り付け
    るように構成され、一対のショルダーストラップを含む
    ショルダーサポート手段と、 一対の軌道、傾斜した軌道要素、前記軌道要素上に摺動
    自在に保持された、軌道に載る一対のバックル部材、及
    び軌道に載るバックル部材によって軌道要素とショルダ
    ーストラップとの間に接合された一対の連結ストラップ
    を含む連結ストラップ組立体とを有する、バックパッ
    ク。
  24. 【請求項24】 前記連結ストラップ組立体は、物品収
    容手段に対するショルダーストラップの高さが変化して
    も、約10°乃至20°の角度が連結ストラップと物品
    収容収容の後面への垂線との間に維持されるように形成
    されている、請求項23に記載のバックパック。
  25. 【請求項25】 前記軌道に載るバックル部材は、前記
    軌道要素に逆向きに取り付けることができ、これによっ
    て使用者の胴回りの相違に適合する、請求項24に記載
    のバックパック。
  26. 【請求項26】 前記軌道要素は内方及び下方に傾斜し
    ている、請求項24又は25に記載のバックパック。
  27. 【請求項27】 物品収容手段と、 前記物品収容手段に取り付けられ、前記物品収容手段を
    使用者のウェストの周りに取り付けるように構成された
    ウェストベルトと、 前記物品収容手段を使用者の上体部分の周りに取り付け
    るように構成され、一対のショルダーストラップを含む
    ショルダーサポート手段と、 前記ウェストベルトを前記物品収容手段に取り付け、前
    記ウェストベルトと前記物品収容手段との間の運動に多
    くの自由度を提供するための手段とを有する、バックパ
    ック。
  28. 【請求項28】 前記運動には、少なくとも、配転平面
    内での回転及び前記回転平面に対して垂直方向の少なく
    とも一つの平面内での枢動運動が含まれる、請求項27
    に記載のバックパック。
  29. 【請求項29】 前記ウェストベルトを前記物品収容手
    段に取り付け、前記ウェストベルトと前記物品収容手段
    との間の運動に多くの自由度を提供するための手段を有
    する、請求項1乃至26のうちのいずれか一項に記載の
    バックパック。
  30. 【請求項30】 一対の軌道、傾斜した軌道要素、前記
    軌道要素上に摺動自在に保持された、軌道に載る一対の
    バックル部材、及び軌道に載るバックル部材によって軌
    道要素とショルダーストラップとの間に接合された一対
    の連結ストラップを含む連結ストラップ組立体を更に有
    する、請求項1乃至22及び27乃至29のうちのいず
    れか一項に記載のバックパック。
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