JPH0782714A - 路面標識用塗料素材の溶融装置 - Google Patents

路面標識用塗料素材の溶融装置

Info

Publication number
JPH0782714A
JPH0782714A JP5251116A JP25111693A JPH0782714A JP H0782714 A JPH0782714 A JP H0782714A JP 5251116 A JP5251116 A JP 5251116A JP 25111693 A JP25111693 A JP 25111693A JP H0782714 A JPH0782714 A JP H0782714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
combustion chamber
cylinder
burner
outflow pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5251116A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Asano
日出男 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOTSU SANGYO KK
UEITEKU KK
Nippon Polyester Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KOTSU SANGYO KK
UEITEKU KK
Nippon Polyester Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KOTSU SANGYO KK, UEITEKU KK, Nippon Polyester Co Ltd filed Critical NIPPON KOTSU SANGYO KK
Priority to JP5251116A priority Critical patent/JPH0782714A/ja
Publication of JPH0782714A publication Critical patent/JPH0782714A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路区画線などの標識を描出するための塗料
素材を施工現場において短時間に、しかも均一に加熱溶
融させることのできる溶融装置を提供する。 【構成】 リフター機構を具備する走行車25に搭載し
た装置本体21内に耐火材4を内張りした外筒2を設
け、この外筒2内に有底円筒状の内筒9を所定の間隔を
存して固定して内筒9と外筒2との空隙を燃焼室5と
し、内筒9内に回転軸12に設けたスクリュー羽根13
の外周縁が内周壁との間に若干の間隔が生ずる状態で攪
拌機構を設け、前記燃焼室5の底部に内筒9の外周に対
して接線方向に炎が吹き出すようバーナー7を設けると
共に、内筒2の底部に溶融した塗料をラインマーカーに
供給する開閉弁付きの流出管19を接続し、かつ、バー
ナー7の熱源と攪拌機構を作動させる駆動機構とを設け
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、横断歩道や道路上の
側線、広場における案内用の標識などの各種の標識をラ
インマークとして路面に描くための路面標識用塗料素材
の溶融装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】路面にラインマークを表示するための道
路標識用塗料素材(以下塗料素材という)は、粉末もし
くは塊状の塗料主体とアルミナ粉末などを混合したもの
で、使用に際しては標識を描く現場において塗料素材を
加熱溶融させて液状とし、これをラインマーカーに適宜
分量して使用しているものである。この塗料素材の加熱
溶融は、ボックス状主体内に内部に棒状の攪拌羽根を有
する攪拌機を具備した溶融釜を取付けた加熱溶融装置を
使用して実施するもので、この加熱溶融装置を車の荷台
に載せて施工現場に運搬し、塗料素材を溶融釜に必要量
だけ投入して攪拌機で攪拌しながら溶融釜をバーナーや
廃材などで加熱して塗料素材を溶融させ、溶融した塗料
をラインマーカーなどに移しているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の加熱溶融装置
は、きわめて簡単な構造のもので、現場において溶融釜
の底部を廃材やバーナーで加熱するにすぎないため加熱
効率がきわめて悪く、必要な塗料素材を完全に溶融させ
るのに長い時間を必要とし、施工作業に入るまでの待機
時間を要し、作業効率がきわめて悪いのが現状である。
また、加熱溶融に際して、溶融釜に設けられている攪拌
機はきわめて簡単な機構のものであるので、加熱溶融に
際して攪拌が十分でなく、塗料素材の一部が溶融釜内に
停滞して半溶融の状態の塗料素材が溶融釜の内壁に付着
して焼け焦げを作ったりするトラブルが多く、塗料素材
の加熱溶融のために人員を配する必要があるなど経費が
嵩むなど解決すべき多くの問題があった。
【0004】この発明はかゝる状況に鑑み、施工現場に
おいて塗料素材を短い時間で、しかも均一に加熱溶融さ
せて道路標識の描出作業を効率的に行うことができる路
面標識用塗料素材の溶融装置を提供することを目的とし
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この発明における路面標識用塗料素材の溶融装置
は、有底円筒状の内筒を耐火材からなる有底円筒状の外
筒内に所定の間隔を存して固定して内筒と外筒との間に
形成された空隙を燃焼室とし、前記内筒内に回転軸に取
り付けたスクリュー羽根の外縁部が内周壁との間に若干
の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設けると共に、前記燃
焼室の底部に内筒の外周に対して接線方向に炎が吹き出
すようにバーナーを取付け、前記内筒の底部に溶融した
塗料を外部に取り出すための開閉弁を有する流出管を設
けたものである。
【0006】より具体的には、この発明における路面標
識用塗料素材の溶融装置は、ボックス状の装置本体内に
耐火材を内張りした有底円筒状の外筒を設け、この外筒
内に有底円筒状の内筒を所定の間隔を存して固定して内
筒と外筒との間に形成された空隙を燃焼室とし、前記内
筒内に回転軸に取り付けたスクリュー羽根の外縁部が内
周壁との間に若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設け
ると共に、前記燃焼室の底部に内筒の外周に対して接線
方向に炎が吹き出すようにバーナーを取付け、前記内筒
の底部に溶融した塗料を外部に取り出すための開閉弁を
有する流出管の基端を接続し、この流出管の先端部を装
置本体の外側に開口させ、装置本体内にバーナーのため
の熱源と攪拌機構を作動させるための駆動機構を設けた
ものである。
【0007】さらにより具体的には、この発明における
路面標識用塗料素材の溶融装置は、リフター機構を有す
る走行台上にボックス状の装置本体を固定し、この装置
本体内に耐火材を内張りした有底円筒状の外筒を設け、
この外筒内に有底円筒状の内筒を所定の間隔を存して固
定して内筒と外筒との間に形成された空隙を燃焼室と
し、前記内筒内に回転軸に取り付けたスクリュー羽根の
外縁部が内周壁との間に若干の隙間が生ずる状態で攪拌
機構を設けると共に、前記燃焼室の底部に内筒の外周に
対して接線方向に炎が吹き出すようにバーナーを取付
け、前記内筒の底部に溶融した塗料を外部に取り出すた
めの開閉弁を有する流出管の基端を接続し、この流出管
の先端部を装置本体の外側に開口させ、装置本体内にバ
ーナーのための熱源と攪拌機構を作動させるための駆動
機構を設けたものである。
【0008】この発明において、塗料素材の溶融装置
は、基本的には塗料素材を投入するための溶融釜となる
有底円筒状の内筒と、この内筒を保持するための有底円
筒状の外筒から構成されている。一方の外筒は、少なく
とも内周壁が耐火材で形成されたもので、この外筒内に
内筒をその外周面と前記内周壁との間に所定の空隙がで
きるようにして保持して空隙を燃焼室とするものであ
る。
【0009】他方の内筒は、加熱によって溶融する塗料
素材が内周壁に付着して焦げつかないようにすると共
に、塗料素材を停滞させることなく均一に攪拌するた
め、内部に回転軸に取り付けたスクリュー羽根の外周部
が内周壁との間に若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を
具備させ、かつその底部に開閉弁を有する流出管の一端
を接続して溶融した塗料素材をラインマーカーに必要量
だけ供給できるよにう構成したものである。
【0010】塗料素材の加熱溶融は、プロパンガス(L
PG)または石油系燃料を使用して行うもので、内筒と
外筒によって形成された燃焼室の底部に吹き出し口が内
筒の外周面に対して接線方向となるようにバーナーの一
端を開口し、バーナーからの炎が底部から内筒の外周壁
を囲繞しながら上方に旋回して立ち上がらせ、内筒全体
を加熱することによって塗料素材を短時間で溶融させる
ものである。
【0011】かゝる攪拌機構と流出管を具備する内筒と
少なくとも内周壁を耐火材で形成した外筒および内筒を
加熱するバーナーからなる溶融装置は、これをボックス
状の装置本体内にLPGボンベなどの熱源と攪拌機構を
駆動させるための駆動機構とをセットして収納して使用
することが好ましく、より好ましくは、溶融装置などを
セットした装置本体をリフター機構を具備した走行車に
搭載して使用するものである。
【0012】
【作用】この発明の路面標識用塗料素材の溶融装置は、
有底円筒状の外筒および内筒によって形成された燃焼室
の底部にバーナーを開口し、バーナーからの炎が内筒の
外周面を囲繞しながら上方に立ち上るようにすることに
よって内筒内に投入された塗料素材をきわてめ短い時間
で加熱溶融させることができる。また、内筒内に回転軸
に取り付けられたスクリュー羽根の外縁部が内筒の内周
面と若干の隙間が生ずるように攪拌機構を設けているの
で、投入された塗料素材を停滞させることなく、しかも
均一に攪拌して焦げつかせずに高い効率で溶融させるこ
とができる。なお、溶融装置をリフター付きの走行車に
搭載させることによってより効率的に溶融装置を現場に
搬送することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の路面標識用塗料素材の溶融
装置の一実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明す
るが、この発明は以下の実施例にのみ限定されるこたと
はなく、種々の変更を加えることができるものである。
実施例に示すこの発明の路面標識用塗料素材の溶融装置
1は、図1および図3に示すようにベースフレーム26
のコーナー部の各裏面にキャスター27を装着したリフ
ター付きの走行車25に搭載されたボックス状の装置本
体21内に設けられている。
【0014】このボックスの装置本体21は、図3に示
すように前面部に両開きの扉22を形成すると共に、こ
の扉22に内部の換気のためのクーリングファン23を
取付け、上面板のコーナー部には溶融装置1に設けた排
気孔と連通する排気筒8の基端部を突出させている。ま
た、後述の溶融装置1の内筒9の開口部と対応する上面
板に設けられた円形の透孔21aには、半円形に分割し
て直径を通る分割部分をヒンジで結合して形成した蓋体
24が取り付けられ、一方の半円部24aを開閉するこ
とによって塗料素材を溶融装置1に供給しうるように構
成されている。さらに、この装置本体21内には、加熱
用の熱源であるLPGボンベ29や他の機材、たとえ
ば、攪拌機構11を駆動するギャドモータ14などの駆
動電源となる発電機30や図示しない燃焼用の空気を供
給するコンプレッサーなどを必要に応じて収容してコン
パクトな形態で移動を容易にしているものである。
【0015】溶融装置1は、図1に示すように溶融釜と
なる有底円筒状の内筒9と、この内筒9を保持する有底
円筒状の外筒2とから構成されている。一方の外筒2
は、上部が開口した有底円筒体からなる鋼板製の外ケー
ス3の内側周壁と内底面とに耐火材4を内張りしたもの
であるが、耐火材のみで構成されたものであってもよ
い。他方の内筒9は、上部に塗料素材を投入するための
開口部10を有し、底部が半球状を呈する鋼板製の有底
円筒体からなるもので、その筒軸が前記外筒2の筒軸に
一致して開口部10を上にして配置されるものである。
外筒2内への内筒9の取り付けに際し、内筒9の外周面
と外筒2の耐火材4の内面との間には適宜の空間を保持
して燃焼室5を形成し、この燃焼室5の上部は耐火材4
を内方に突出させて内筒9の外周を気密に抑えて支持す
ると共に、内筒9の上縁から外筒2の開口縁までを前記
の耐火材4によってテーパー状に拡開させた状態として
塗料素材を投入するためのホッパー6を形成している。
【0016】前記燃焼室5の底部には、図3に示すよう
に外筒2の外壁を貫通してバーナー7の先端部を、バー
ナー7からの炎が内筒9の外周に対して接線方向となる
よう開口させ、燃焼室5の上部側壁の一部には外部に連
通する排気筒8の基端を設けて燃焼によって生成する排
ガスを外部に排出するように構成している。
【0017】前記内筒9の内部には、回転軸12の周囲
にスクリュー羽根13を一体的に設けた攪拌機構11を
設ける。この攪拌機構11の回転軸12の下端は、前記
外筒2の底部に支持されると共に、内筒8の底部を気密
に貫通した軸受部(図示せず)によって回転可能に支持
され、回転軸12の上部にはスプロケットホィール17
を取付け、このスプロケットホィール17と、ギャドモ
ータ14の軸に設けたスプロケットホィール15とをチ
ェン16によって連係させてギャドモータ14の回転を
攪拌機構11の回転軸12に伝達し、攪拌機構11を所
定の回転数で回転させるように構成している。
【0018】かゝる攪拌機構11を駆動するスプロケッ
トホィール15、チェン16およびスプロケットホィー
ル17は、外筒2の上部において直径方向に跨がって形
成されたケース18によってカバーされている。このケ
ース18は、外筒2の上周縁部で適宜に支持されると共
に、回転軸12の上端を貫通させて当該回転軸12を回
転可能に支持している。攪拌機構11のスクリュー羽根
13は、その螺旋状の外周縁が前記内筒9の内壁面と僅
かな間隔を保持するように構成され、回転軸12の回転
によって溶融した塗料素材が内筒9の内部のどの位置に
も留まることなく常に流動して攪拌されるようになって
いる。
【0019】内筒9の下部には、溶融した塗料素材を外
部に抜き出すための外筒2および装置本体21を貫通し
て外部に向けて下方に傾斜する流出管19の基端が開口
し、装置本体21から突出する流出管19の先端部には
溶融した塗料素材を必要量だけ取り出すための開閉弁2
0が設けられている。
【0020】この溶融装置1は、投入した塗料素材の量
に見合う燃焼時間、換言すればバーナー7の燃焼時間を
所定の時間となるように設定することによって必要な溶
融塗料を得んとするもので、これらはボックスに設けた
制御盤31によって適宜な値に設定され、その後は自動
的に溶融した塗料を得ることができるものである。
【0021】かゝる溶融装置1の使用法を以下に述べ
る。前記構成の溶融装置1やその他塗料素材の加熱溶融
に必要な機材を収容した装置本体21を搭載した走行車
25を、トラックなどで作業現場に搬送する。作業現場
においてトラックから積み下ろした走行車25を施工現
場に一番近い場所まで自走させたのち、路肩の平坦で安
全な場所に停め、走行車25が不用意に移動しないよう
キャスター27に歯止めを係合させて固定する。つい
で、装置本体21の扉22を開き、搭載されているLP
Gボンベ29の元栓を開き、バーナー7に付属する補助
バーナー(図示せず)に点火すると共に、発電機30を
始動させ、クーリングファン23、バーナーファンを廻
したのち、バーナー7を点火させて3〜4分間内筒9を
予備加熱し、内筒29所定の温度になると一旦バーナー
7の点火を停止する。内筒9が所定の温度になれば、発
電機30によってギャドモータ14を起動して攪拌機構
11を駆動させると共に、装置本体21に設けた蓋体2
4から塗料素材の所定量を内筒9内に投入し、制御盤3
1によって投入量に見合ったバーナー7の燃焼時間を設
定して燃焼を継続する。この燃焼は、バーナー7が内筒
9の外周に対して接線方向に配置されているため、燃焼
炎が燃焼室内を隈なく旋回し、これによって内筒9の外
周面のほゞ全体を均等に加熱して内筒9内の塗料素材を
急速に加熱溶融する。その際、塗料素材を溶融する温度
は180〜200℃である。同時に内筒9内の攪拌機構
11のスクリュー羽根13が内筒9の内壁面と僅かな間
隔を保持するように形成されているため、溶融した塗料
素材がこのスクリュー羽根13によって内筒9の内部の
どの位置にも留まることなく常に流動して上下の対流を
繰り返すように攪拌され、短時間で均等な液状塗料とす
ることができるものである。
【0022】かくして得られた溶融塗料は、内筒9の底
部に設けた流出管19の開閉弁20を開いてラインマー
カー(図示せず)に所定量を投入し、ラインマーカーを
操作することによって路面の所定の部位にラインを描く
ものである。その際、ラインマーカーの溶融塗料を受け
入れる部位が使用する機種によって異なることがあるの
で、リフター機構を構成する操作杆28を足によって作
動させて走行車25に搭載した装置本体21を持ち上
げ、ラインマーカーの溶融塗料の受入れ口とレベルを同
一にすることによって作業を一層円滑にすることができ
るものである。
【0023】
【発明の効果】この発明の路面標識用塗料素材の溶融装
置は、有底円筒状の内筒を耐火材からなる有底円筒状の
外筒内に所定の間隔を存して固定して内筒と外筒との間
に形成された空隙を燃焼室とし、この燃焼室の底部に内
筒の外周に対して接線方向に炎が吹き出すようにバーナ
ーを取付けているので、バーナーによって内筒全体が急
速に加熱され、内筒に投入された塗料素材はきわめて短
い時間で溶融させることができる。また、前記内筒内に
回転軸に取り付けたスクリュー羽根の外縁部が内周壁と
の間に若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設けている
ので、加熱によって溶融される塗料素材が停滞すること
なく、均一に攪拌されるためより塗料素材の溶融を効率
的に行うことができ、しかも溶融した塗料素材が内筒に
内周壁に付着して焦げることもないものである。また、
溶融した塗料の取り出しは、内筒と連通する流出管に設
けた開閉弁を操作することによって簡単かつ容易にライ
ンマーカーに必要量のみ分取することができるため、作
業性がきわめてよいものである。
【0024】また、この発明の路面標識用塗料素材の溶
融装置を、他の必要な機材と共に装置本体内に収容して
リフター付きの走行車に搭載することによって、施工現
場の近くまで溶融装置を運ぶことができ、溶融塗料を固
化させることなく使用できるため、従来煩瑣かつ非能率
的であった路面標識の形成作業の改善に大きく寄与する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の路面標識用塗料素材の溶融装置を走
行車に搭載した実施例を示す縦断面図である。
【図2】この発明の路面標識用塗料素材の溶融装置を走
行車に搭載した実施例を示す斜視図である。
【図3】この発明の路面標識用塗料素材の溶融装置の平
面図である。
【符号の説明】
1 溶融装置 2 外筒 4 耐火材 5 燃焼室 6 ホッパー 7 バーナー 8 排気筒 9 内筒 10 開口部 11 攪拌機構 12 回転軸 13 スクリュー羽根 19 流出管 20 開閉弁 21 装置本体 25 走行車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状の内筒を耐火材からなる有底
    円筒状の外筒内に所定の間隔を存して固定して内筒と外
    筒との間に形成された空隙を燃焼室とし、前記内筒内に
    回転軸に取り付けたスクリュー羽根の外縁部が内周壁と
    の間に若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設けると共
    に、前記燃焼室の底部に内筒の外周に対して接線方向に
    炎が吹き出すようにバーナーを取付け、前記内筒の底部
    に溶融した塗料を外部に取り出すための開閉弁を有する
    流出管を設けたことを特徴とする路面標識用塗料素材の
    溶融装置。
  2. 【請求項2】 ボックス状の装置本体内に耐火材を内張
    りした有底円筒状の外筒を設け、この外筒内に有底円筒
    状の内筒を所定の間隔を存して固定して内筒と外筒との
    間に形成された空隙を燃焼室とし、前記内筒内に回転軸
    に取り付けたスクリュー羽根の外縁部が内周壁との間に
    若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設けると共に、前
    記燃焼室の底部に内筒の外周に対して接線方向に炎が吹
    き出すようにバーナーを取付け、前記内筒の底部に溶融
    した塗料を外部に取り出すための開閉弁を有する流出管
    の基端を接続し、この流出管の先端部を装置本体の外側
    に開口させ、装置本体内にバーナーのための熱源と攪拌
    機構を作動させるための駆動機構を設けたことを特徴と
    する路面標識用塗料素材の溶融装置。
  3. 【請求項3】 リフター機構を有する走行台上にボック
    ス状の装置本体を固定し、この装置本体内に耐火材を内
    張りした有底円筒状の外筒を設け、この外筒内に有底円
    筒状の内筒を所定の間隔を存して固定して内筒と外筒と
    の間に形成された空隙を燃焼室とし、前記内筒内に回転
    軸に取り付けたスクリュー羽根の外縁部が内周壁との間
    に若干の隙間が生ずる状態で攪拌機構を設けると共に、
    前記燃焼室の底部に内筒の外周に対して接線方向に炎が
    吹き出すようにバーナーを取付け、前記内筒の底部に溶
    融した塗料を外部に取り出すための開閉弁を有する流出
    管の基端を接続し、この流出管の先端部を装置本体の外
    側に開口させ、装置本体内にバーナーのための熱源と攪
    拌機構を作動させるための駆動機構を設けたことを特徴
    とする路面標識用塗料素材の溶融装置。
JP5251116A 1993-09-13 1993-09-13 路面標識用塗料素材の溶融装置 Withdrawn JPH0782714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251116A JPH0782714A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 路面標識用塗料素材の溶融装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5251116A JPH0782714A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 路面標識用塗料素材の溶融装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0782714A true JPH0782714A (ja) 1995-03-28

Family

ID=17217898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5251116A Withdrawn JPH0782714A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 路面標識用塗料素材の溶融装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0782714A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785760A (en) * 1996-04-04 1998-07-28 Techliner Products & Equipment, Inc. Line striping machine
JP2009097773A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Takumi:Kk 路面標示用塗料のマイクロ波加熱溶融装置及びマイクロ波加熱溶融方法
CN109059540A (zh) * 2018-08-21 2018-12-21 陈孝 一种废铝熔炼炉

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785760A (en) * 1996-04-04 1998-07-28 Techliner Products & Equipment, Inc. Line striping machine
JP2009097773A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Takumi:Kk 路面標示用塗料のマイクロ波加熱溶融装置及びマイクロ波加熱溶融方法
CN109059540A (zh) * 2018-08-21 2018-12-21 陈孝 一种废铝熔炼炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3982522A (en) Portable forced draft cooker
CN110219224B (zh) 一种市政道路建设用沥青摊铺装置
EP2665869B1 (en) Mobile applicator for thermo pavement marking
JPH0782714A (ja) 路面標識用塗料素材の溶融装置
US3907260A (en) Apparatus and method for preheating refractory lined ladles
US6681761B2 (en) Exhaust damper system for asphalt heating device
US5363779A (en) Systems and processes for pyrolyzing contaminants on foundry sand and combusting the resulting gas
US2455531A (en) Metal furnace
JP2000210934A (ja) 熱可塑性材料の加熱溶融装置
JP3437289B2 (ja) 加熱装置
US10175000B2 (en) Heat dome temperature regulation system
JP6990417B2 (ja) アスファルト合材熔融装置
JP2018040123A (ja) 車載用アスファルト混合物加熱撹拌装置
JPH09143918A (ja) 道路区画線施工用路材の溶解方法および装置
US1808145A (en) Brass-melting apparatus
KR101882771B1 (ko) 도로차선 페인트 용해기
JPH0351607Y2 (ja)
CN210001913U (zh) 热镀锌槽锌融化装置
JP3205518U (ja) アスファルト溶融装置
CA1058862A (en) Continuous melt furnace
US2175462A (en) Crucible furnace
US3362359A (en) Grease burner
Gingery Building a Gas Fired Crucible Furnace
JP3029680U (ja) 回転熔融炉の自動着火式酸素バーナ
JP3955564B2 (ja) 小型ガス化焼却炉

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001128