JPH0782696B2 - 記録媒体処理装置 - Google Patents

記録媒体処理装置

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JPH0782696B2
JPH0782696B2 JP61019762A JP1976286A JPH0782696B2 JP H0782696 B2 JPH0782696 B2 JP H0782696B2 JP 61019762 A JP61019762 A JP 61019762A JP 1976286 A JP1976286 A JP 1976286A JP H0782696 B2 JPH0782696 B2 JP H0782696B2
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pad
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和夫 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、例えば、静止保持させた記録媒体である磁
気カードに沿って磁気ヘッドを移動させて、記録情報を
読取り、書込み等の情報処理するような記録媒体処理装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例の記録媒体処理装置としては、例えば次の
ような構造の装置がある。
すなわち、磁気カードに沿って移動する磁気ヘッドと、
磁気カードを上述の磁気ヘッドに押圧付勢するパッドと
を一体化し、パッドと磁気ヘッドとを同時移動すべく構
成した装置がある。
しかし、このような従来のカード処理装置では、次の如
き問題点があった。
つまり、磁気ヘッドが磁気カードに沿って横方向へ移動
する時、磁気カードにはヘッド移動およびパッド移動に
基づく横方向への挟圧応力が作用するため、この磁気カ
ードを横ずれしないように保持するサポート構造が必要
となり、この構造が複雑化すると共に、装置の小型コン
パクト化が困難となる問題点を有していた。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 この発明は、パッドの取付け位置および長さ並びに構造
を特異に設定することで、パッド構造の簡略化を図るこ
とができ、また装置の小型コンパクト化が可能な記録媒
体処理装置の提供を目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この発明は、静止保持させた記録媒体に沿ってヘッドを
移動させて、記録情報を処理する記録媒体処理装置であ
って、上記記録媒体を静止保持する受け台を上下動可能
に枢着し、上記受け台の前記ヘッドの移動区間全域に対
応する位置に、該域の長さに対応し、前記ヘッドと記録
媒体を介して対設するパッドを連結し、上記パッドの両
端部に段差を形成した記録媒体処理装置であることを特
徴とする。
(ホ) 発明の効果 この発明によれば、シンプルな構成でありながら、読取
りや書込みなどの処理開始時にあっては、記録媒体の端
面へのヘッドの衝突が緩和されて、スムースに読取り書
込みなどの情報処理の開始ができ、また、情報処理中に
あっては、記録媒体を確実にホールドして、安定した読
取り書込みなどの情報処理ができ、さらに、情報処理終
了時にあっては、パッドの段差に基づくヘッドの動きと
連動して、記録媒体のホールドが解除され、容易に記録
媒体の取出しができる。
さらに、前述の従来装置と比較すると、この発明の場
合、ヘッドが記録媒体に沿って横方向へ移動する時、記
録媒体にはヘッド移動に基づく横方向へのヘッド摺接応
力が作用するが、上述の記録媒体は受け台により静止保
持されているので、この記録媒体の横ずれを良好に防止
することができる。
また、ヘッドの移動区間全域の長さのパッドにより、ヘ
ッドのいずれの移動時点においても、記録媒体をヘッド
に良好に押圧付勢することができるので、確実な読取
り、書込みなどの情報処理を行なうことができる。
しかも、パッドの長さを上述のヘッド移動区間全域長に
設定することで、パッドを不可動の固定タイプにし、ヘ
ッドのみを移動させる構造とすることができ、このため
従来の移動タイプのパッド構造と比較して、記録媒体に
作用する横方向の応力が小となり、このパッド構造およ
びその周辺構造の簡略化を図ることができ、また装置の
小型コンパクト化も可能となる効果がある。
(ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はカード式自動販売機等に内蔵されるカード処理装
置にこの発明を適用した例を示し、第1図において、こ
のカード処理装置の合成樹脂製の箱形ケーシング1内に
左右平行に配設した支持板2,2間には、ガイド棒3とス
クリュー4とを並行に張架している。
そして、上述のスクリュー4の正逆回転によりガイド棒
3に沿って左右方向に移動するヘッドブロック5を設
け、このヘッドブロック5には第2図にも示す如く、読
取り機能および書込み機能を備えた磁気ヘッド6と、L
字状のセンシングプレート7とを取付けている。
ところで、磁気ストライプを有する磁気カード8は、ケ
ーシング1正面側のカード挿入ガイド9に沿って、同ケ
ーシング1内に挿入され、上述の磁気ストライプが磁気
ヘッド6に対応するが、この磁気カード8の手前側の一
端が第1図に示す如くカードつかみ代8aとしてケーシン
グ1外に突出するようになっている。
前述のスクリュー4は次のような構成により可逆回転可
能に形成している。
すなわち、左側の支持板2の右側面にモータ10を取付
け、このモータ10の回転軸を上述の支持板2の左側に突
出して、この突出部に原動ギャ11を嵌合している。
また前述のスクリュー4の左端を支持板2の左側に突出
して、この突出部に従動ギャ12を嵌合している。
そして、上述の各ギャ11,12を互に噛合させることで、
モータ10の正逆回転を、これら各ギャ11,12を介して上
述のスクリュー4およびヘッドブロック5に伝達し、静
止保持させた磁気カード8に沿って磁気ヘッド6を移動
させるように構成している。
また前述のL字状のセンシングプレート7で、ヘッドブ
ロック位置検出用の第1センサ13および第2センサ14を
センシングすべく構成している。
これらの各センサ13,14は左右の支持板2,2間に張架した
支持天板15に、磁気カード8挿入定位置の両サイドに対
応する如く取付けた光電式のセンサで、例えば発光要素
と受光要素とを備えた光電管センサにより構成すること
ができる。
ところで、第3図、第4図に示す如く、上述の左右の支
持板2,2間の下部には、磁気カード挿入部位と対応する
ように枢支軸6を介して受け台17を取付けている。
この受け台17は、磁気カード8を静止保持させるための
合成樹脂製の台であり、磁気ヘッド6の移動区間全域の
長さと等しい長さの上片18と、下片19とを所定の開角で
一体形成すると共に、下片19の上面には磁気カード載置
面20を形成し、この載置面20の両サイドに、磁気カード
8の横ずれを防止する壁部21,21を一体形成し、左右の
壁部21,21の外端前部には突片22,22を一体に連設してい
る。
そして、上述の左右の突片22,22間にはピン23,23を介し
てパッド24を枢着し、このパッド24が磁気ヘッド6の磁
気ギャップ面に沿うように構成している。
上述のパッド24は、磁気カード8を磁気ヘッド6に押圧
付勢するフラット面25の両端に、内低外高状の傾斜面2
6,26に形成したパッドで、上述のフラット面25を磁気カ
ード8の長手方向の寸法に対応させると共に、パッド全
長を磁気ヘッド6の移動区間全域の長さに設定してい
る。
また、上述のパッド24下部の凹部27とケーシング1の底
板28との間には第2図に示す如く、同パッド24を磁気ヘ
ッド6側に押圧付勢する板バネ29を介設している。
そして、上述の磁気ヘッド6がカード領域に対応するフ
ラット面25を脱して、パッド24における左右両端の傾斜
面26,26に位置した時、第5図に示す如く、枢支軸16を
支点として受け台17およびパッド24を上述の板バネ29に
抗して若干下方へ押し下げて、磁気カード8に対する板
バネ29の押圧力を解除して、磁気カード8の挿入、離脱
を容易に行なうように構成している。
また、上述のフラット面25と受け台17の磁気カード載置
面20とはノーマル状態下において第4図に示す如く面一
となるように設定している。
第6図はカード処理装置の制御回路を示し、CPU30は、
第1センサ13、第2センサ14、カード定位置センサ33か
らの入力に基づいて、ROM31に格納されたプログラムに
従って磁気ヘッド6およびモータ10を駆動制御し、また
RAM32は自動販売物品の価値データや磁気カード8の価
値データ等の必要なデータを記臆する。
このように構成したカード処理装置の動作を第7図のフ
ローチャートを参照して説明する。
センシングプレート7が左側の第1センサ13をONにする
初期位置に前述のヘッドブロック5を設定し、同ブロッ
ク5に取付けた磁気ヘッド6をカード領域外の左側イニ
シャルポジションに予め設定する。
このような初期設定状態下においては、磁気ヘッド6が
第5図に示す如くパッド24の左端の傾斜面26に位置し、
このパッド24のフラット面25と、磁気ヘッド6の磁気ギ
ャップ面との間には、磁気カード8の厚み以上のギャッ
プが形成され、この磁気カード8の挿入を容易に行なう
ことできる。
そこで、カード利用客がケーシング1正面側のカード挿
入ガイド9から磁気カード8を挿入すると、カード定位
置センサ33がONになり、このカード定位置信号がCPU30
に入力される。
第1ステップ41で、CPU30は上述のカード定位置に基づ
いて読取り処理か否かを判別し、読取り処理時には次の
第2ステップ42に移行する。
この第2ステップ42で、CPU30は第1センサ13からのON
信号に基づいて、ヘッドブロック5が前述の初期位置に
セットされているか否かを判別し、初期位置セット時に
は次の第3ステップ43に移行する。
この第3ステップ43で、CPU30はモータ10を正転駆動す
る。
モータ10を正転駆動すると、原動ギャ11および従動ギャ
12を介してスクリュー4が回転することで、ヘッドブロ
ック5および磁気ヘッド6は初期位置から右方へ移動す
る。
次に第4ステップ44で、CPU30は、磁気ヘッド6を読取
り状態に設定し、左方から右方へ移動するこの磁気ヘッ
ド6でカードデータの読取りを行なう。
上述の磁気ヘッド6が磁気カード8の磁気ストライプに
沿って左方から右方へ横移動する時、磁気カード8には
ヘッド移動に基づく横方向への応力が作用するが、上述
の磁気カード8は受け台17により静止保持されているの
で、この磁気カード8の横ずれを良好に防止することが
できる。
また磁気ヘッド6の移動区間全域の長さのパッド24によ
り、磁気ヘッド6のカード領域での何れの移動時点にお
いても、磁気ヘッド8は上述のパッド24のフラット面25
で磁気ヘッド6に良好に押圧付勢することができるの
で、確実な読取りを行なうことができる。
前述のヘッドブロック5が左方から右方へ移動し、この
ヘッドブロック5が右端の所定位置に達すると、同ブロ
ック5に取付けたセンシングプレート7で第2センサ14
をONにする。
第5ステップ45で、CPU30は第2センサ14がONになった
か否かを判定し、同センサ14がONになった時には次の第
6ステップ46に移行し、この第6ステップ46でのCPU30
はモータ10を停止させることで、ヘッドブロック5の移
動をストップさせる。
次に第7ステップ47で、CPU30はモータ10を逆転駆動
し、ヘッドブロック5を右端の所定位置から左方に向け
て移動処理する。
次に第8ステップ48で、CPU30は第1センサ13がONにな
ったか否かを判別し、ヘッドブロック5上のセンシング
プレート7により第1センサ13がON操作され、上述のヘ
ッドブロック5および磁気ヘッド6が初期位置に復帰し
た時には次の第9ステップ49に移行し、この第9ステッ
プ49で、CPU30はモータ10を停止して、一連の読取り処
理を終了する。
なお、第7図のフローチャートにおいては読取り処理の
みを例示したが、書込み処理に関しても同様のフローチ
ャートにより行なうことができる。
以上要するに、磁気ヘッド6が磁気カード8に沿って横
方向へ移動する時、磁気カード8にはヘッド移動に基づ
く横方向への応力が作用するが、上述の磁気カード8は
受け台17により静止保持されているので、この磁気カー
ド8の横ずれを良好に防止することができる。
また、磁気ヘッド6の移動区間全域の長さのパッド24に
より、磁気ヘッド6のいずれの移動時点においても、磁
気カード8を磁気ヘッド6に良好に押圧付勢することが
できるので、確実に読取り、書込みを行なうことができ
る。
しかも、パッド24の長さを上述のヘッド移動区間全域長
さに設定することで、パッド24を不可動の固定タイプに
することができ、このため従来の移動タイプのパッド構
造と比較して、このパッド構造の簡略化を図ることがで
き、また装置の小型コンパクト化も可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図はカード処理装置の内部平面図、 第2図は第1図のII-II線矢視断面図、 第3図は受け台とパッドとの関連構造を示す斜視図、 第4図は第1図のIV-IV線矢視断面図、 第5図はカード領域外の受け台下動状態を示す断面図、 第6図はカード処理装置の制御回路ブロック図、 第7図はカードデータ読取り処理を示すフローチャート
である。 6……磁気ヘッド、8……磁気カード 17……受け台、24……パッド 25,26……傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止保持させた記録媒体に沿ってヘッドを
    移動させて、記録情報を処理する記録媒体処理装置であ
    って、 上記記録媒体を静止保持する受け台を上下動可能に枢着
    し、 上記受け台の前記ヘッドの移動区間全域に対応する位置
    に、該域の長さに対応し、前記ヘッドと記録媒体を介し
    て対設するパッドを連結し、 上記パッドの両端部に段差を形成した 記録媒体処理装置。
JP61019762A 1986-01-30 1986-01-30 記録媒体処理装置 Expired - Fee Related JPH0782696B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS558135Y2 (ja) * 1975-07-14 1980-02-22
JPS53109609A (en) * 1977-03-07 1978-09-25 Hitachi Ltd Magnetic recorder

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