JPH0782177B2 - 位相共役鏡 - Google Patents

位相共役鏡

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JPH0782177B2
JPH0782177B2 JP2024235A JP2423590A JPH0782177B2 JP H0782177 B2 JPH0782177 B2 JP H0782177B2 JP 2024235 A JP2024235 A JP 2024235A JP 2423590 A JP2423590 A JP 2423590A JP H0782177 B2 JPH0782177 B2 JP H0782177B2
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享 阪口
勝 見矢
俊夫 福見
章 永田
浩二 太田
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工業技術院長
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、位相共役鏡に関する。
従来技術とその問題点 ある種の半導体、有機色素半導体、無機単結晶、原子蒸
気などの材料を縮退四光波混合条件におくと、位相共役
鏡を形成することは、知られており、これらの材料は、
一般に非線形媒質とも呼ばれている。
しかしながら、公知の非線形媒質には、位相共役鏡とし
ての反射率が低かったり、光損傷性が大きかったりする
ので、実用性に乏しい。
従って、位相共役鏡としての作用が大きく、実用的な材
料の実現が切望されている。
問題点を解決するための手段 本発明者は、位相共役鏡としての効果に優れた材料を求
めて研究を重ねた結果、シアノコバラミン(ビタミンB
12)が極めて優れた性能を示すことを見出した。
すなわち、本発明は、シアノコバラミンを位相共役媒体
とする位相共役鏡を提供するものである。
本発明において、シアノコバラミンは、溶液として或い
は高分子フィルムに内蔵した状態で使用する。溶液或い
は高分子フィルム中でのシアノコバラミンの濃度は、通
常0.005〜5重量%(以下単に“%”とする)程度であ
り、より好ましくは0.01〜1%程度である。
シアノコバラミンを溶液の形態で使用する場合には、溶
媒としては、シアノコバラミンを溶解し得るものであれ
ば特に限定されない。具体的には、水(酸性、中性およ
び塩基性のいずれであっても良い)、アルコール性媒体
(アルコール単独或いはアルコールと水との混合物)、
重合性液体化合物、液状カルボン酸、酸アミド、非プロ
トン性極性液体化合物およびこれらの混合物などが挙げ
られる。
アルコールとしては、より具体的にエタノール、メタノ
ール、プロパノール、ブタノール、アミルアルコール、
オクタノール、2−メトキシエタノール、トリエチレン
グリコールモノメチルエーテル、ベジルアルコールなど
の一価のアルコール;エチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、プロピレングリコール、グリセリン、ジプロピ
レングリコールなどの多価アルコールが例示される。
重合性液体化合物としては、より具体的に2−ヒドロキ
シエチル メタクリレート(2−HEMA)、2−ヒドロキ
シエチル アクリレート(2−HEA)、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピル
メタクリレート、N−ビニル−2−ピロリドン、2−ビ
ニルピリジン、4−ビニルピリジンなどが例示される。
液状カルボン酸としては、より具体的に酢酸、プロピオ
ン酸、アクリル酸、メタクリル酸などが例示される。
酸アミドとしては、より具体的にホルムアミド、ジメチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどが例
示される。
非プロトン性極性液体化合物としては、より具体的にN
−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、ピリジン、ピコリン、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル(=ジグライム)、ヘキサメチルホス
ホルアミド、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−
2(1H)−ピリミジノンなどが例示される。
シアノコバラミンを高分子フィルムに内蔵した状態で使
用する場合には、2−HEMA、2−HEA、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2,3−ジヒドロキシプロピル
メタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸などのOH基
を少なくとも1つ有する重合性液体化合物に、或いはN
−ビニル−2−ピロリドン、2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリジンなどの重合性化合物にシアノコバラミン
を溶解した後、溶液を常法にしたがって、重合させ、フ
ィルム化すれば良い。或いは、キトサン、ポリビニルア
ルコール、ゼラチン、ニトロセルロース、ポリ(N−ビ
ニル−2−ピロリドン)、ポリビニルアセテートなどの
高分子を水、水性溶媒、前記のアルコール、カルボン
酸、非プロトン性極性液体化合物、酸アミド或いはこれ
らの混合物などの溶媒に溶解した後、さらにシアノコバ
ラミン溶液を加え、得られた液状の混合物を溶液流延
し、溶媒を乾燥除去し、フィルム化させても良い。或い
は、未乾燥状態のゲルとして使用しても良い。シアノコ
バラミン溶液の溶媒としては、高分子の溶解に使用する
溶媒と同種のものを使用することが好ましい。なお、使
用する高分子は、シアノコバラミンをフィルム乃至ゲル
中に均一に分散保持し得るものであれば良く、上記の高
分子に限定されるものではない。
以下図面を参照しつつ、本発明の位相共役鏡を使用する
縮退四光波混合法による位相共役波の発生について説明
する。
第1図は、位相共役波の発生装置の一例の概要を示す模
式図である。
Nd・YAGレーザー(1)を出た円偏光の波長1064nmのパ
ルス光(定格出力1.1J/パルス)をスリット(2)を介
してKD*P光学結晶(3)に導き、波長532nmでパルス幅
約7nsの光を得る。従って、KD*P光学結晶(3)を出る
光には、波長1064nmの光と波長532nmの光とが混在する
ので、波長1064nmの光を赤外線吸収フィルター(4)で
吸収除去し、位相共役光の発生には、残った波長532nm
の光を使用する。赤外線吸収フィルター(4)を通過し
た波長532nmの光は、半透鏡(51)により2分割され
る。その一方の光は、さらに他の半透鏡(52)により2
分割され、一方の光は、全反射鏡(61)で反射された
後、λ/4板(81)により紙面に垂直な方向に偏光され、
ポンプ光(P1)としてシアノコバラミンを含む試料
(9)に照射される。半透鏡(52)により2分割された
他の一方の光は、全反射鏡(62)で反射された後、λ/4
板(82)により紙面に垂直な方向に偏光され、ポンプ光
(P2)としてシアノコバラミンを含む試料(9)に照射
される。半透鏡(51)により2分割された他方の光は、
NDフィルター(71)により1/10に減力され、半透鏡
(53)により再度2分割される。半透鏡(53)により分
割された一方の光は、λ/4板(83)により紙面に垂直な
方向に偏光され、プローブ光(Pr)としてシアノコバラ
ミンを含む試料(9)に照射される。半透鏡(53)によ
り分割された他の一方の光は、NDフィルター(72)によ
り1/1000に減力された後、全反射鏡(65)で反射され、
ストリークカメラ(10)に導入され、参照光(R)とし
て検出される。
図示の装置においては、ポンプ光(P1)、ポンプ光
(P2)およびプローブ光(Pr)の光路長は、半透鏡
(51)を基点として、試料(9)までの各光路長差が2m
m以下となるように配置されている。
この様な状態で、ポンプ光(P1)、ポンプ光(P2)およ
びプローブ光(Pr)が同時に試料(9)に照射される
と、信号光(S)として位相共役波が発生する。この信
号光(S)は、λ/4板(83)および半透鏡(53)を経
て、全反射鏡(63)および(64)により反射されて、ス
トリークカメラ(10)に導入される。図示の光学系にお
ける試料(9)上でのポンプ光(P1)、ポンプ光(P2
およびプローブ光(Pr)の強度比は、P1:P2:Pr=10:1
0:1である。
ストリークカメラ(10)に導入された信号光(S)およ
び参照光(R)の強度は、ストリークカメラ(10)内で
空間分布面積として、信号光面積(AS)および参照光面
積(AR)で表わされる。この両者の面積比AS/ARを位相
共役波の相対的強さとする。
本発明による位相共役鏡は、実時間ホログラフィー、ア
ナログ信号、微細加工用マスクなどの超精密伝送、光波
の大気騒乱などによる位相歪みの保証などに使用され
る。
発明の効果 本発明の共役鏡によれば、下記の様な顕著な効果が達成
される。
(イ)位相共役鏡としての反射率が高い。
(ロ)光の損傷が小さい。
(ハ)シアノコバラミン溶液を媒体とする場合には、使
用状態でも、媒体の交換が可能である。
(ニ)液状およびフィルム状の形態の共役鏡が容易に作
製できるので、使用目的に応じた形態を選択することが
できる。
実施例 以下に実施例を示し、本発明の特徴とするところをより
一層明確にする。
実施例1 第1図に示す形式の装置を使用して、シアノコバラミン
の位相共役鏡としての性能を調べた。信号光および参照
光の波長は、532nmであった。
第1表にシアノコバラミンの(I)濃度(%)、(II)
溶媒または媒体(ポリマーフィルム)の種類、(III)
試料の厚さ(溶液の場合には、厚さ1mmの石英セル;フ
ィルムの場合には、ガラス基板上の厚さ10〜100μm程
度の塗布膜)、(IV)光照射回数および(V)位相共役
光の相対的強度を示す。
なお、試料No.17および18は、シアノコバラミンを使用
しない場合の結果を示す。
第1表に示す結果から、本発明による位相共役鏡の優れ
た性能が明らかである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明による位相共役鏡を使用する位相共役
波発生装置の一例の概要を示す模式図である。 (1)…Nd・YAGレーザー (2)…スリット (3)…KD*P光学結晶 (4)…赤外線吸収フィルター (51)〜(53)…半透鏡 (61)〜(65)…532nm用全反射鏡 (71)〜(72)…NDフィルター (81)〜(83)…λ/4板 (9)…試料 (10)…ストリークカメラ (P1)…ポンプ光 (P2)…ポンプ光 (Pr)…プローブ光 (S)…信号光 (R)…参照光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 Chemical Physics V ol.121 No.1(1988)P.21〜39

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シアノコバラミンを位相共役媒体とする位
    相共役鏡。
  2. 【請求項2】シアノコバラミン溶液を位相共役媒体とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の位相共役鏡。
  3. 【請求項3】シアノコバラミンを内蔵する高分子フィル
    ムを位相共役媒体とする特許請求の範囲第1項に記載の
    位相共役鏡。
  4. 【請求項4】シアノコバラミン溶液の溶媒がプロトン性
    溶媒である特許請求の範囲第2項に記載の位相共役鏡。
  5. 【請求項5】シアノコバラミン溶液の溶媒が水である特
    許請求の範囲第4項に記載の位相共役鏡。
  6. 【請求項6】シアノコバラミン溶液の溶媒がアルコール
    である特許請求の範囲第4項に記載の位相共役鏡。
  7. 【請求項7】シアノコバラミン溶液の溶媒が一価のアル
    コールである特許請求の範囲第6項に記載の位相共役
    鏡。
  8. 【請求項8】シアノコバラミン溶液の溶媒がエタノール
    である特許請求の範囲第7項に記載の位相共役鏡。
  9. 【請求項9】シアノコバラミン溶液の溶媒が多価のアル
    コールである特許請求の範囲第6項に記載の位相共役
    鏡。
  10. 【請求項10】シアノコバラミン溶液の溶媒がエチレン
    グリコールである特許請求の範囲第9項に記載の位相共
    役鏡。
  11. 【請求項11】シアノコバラミン溶液の溶媒がカルボン
    酸である特許請求の範囲第2項に記載の位相共役鏡。
  12. 【請求項12】シアノコバラミン溶液の溶媒が酢酸であ
    る特許請求の範囲第11項に記載の位相共役鏡。
  13. 【請求項13】シアノコバラミン溶液の溶媒が酸アミド
    である特許請求の範囲第2項に記載の位相共役鏡。
  14. 【請求項14】シアノコバラミン溶液の溶媒がホルムア
    ミドである特許請求の範囲第13項に記載の位相共役鏡。
  15. 【請求項15】シアノコバラミン溶液の溶媒が非プロト
    ン性極性溶媒である特許請求の範囲第2項に記載の位相
    共役鏡。
  16. 【請求項16】シアノコバラミン溶液の溶媒がN−メチ
    ル−2−ピロリドン、ジエチレングリコールジメチルエ
    ーテル、ジメチルスルホキシドおよびピリジンからなる
    群から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第
    15項に記載の位相共役鏡。
  17. 【請求項17】シアノコバラミン溶液の溶媒が重合性溶
    媒である特許請求の範囲第2項に記載の位相共役鏡。
  18. 【請求項18】シアノコバラミン溶液の溶媒が2−ヒド
    ロキシエチル メタクリレート、2−ヒドロキシエチル
    アクリレートおよびN−ビニル−2−ピロリドンから
    なる群から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範
    囲第17項に記載の位相共役鏡。
  19. 【請求項19】シアノコバラミンを内蔵するフィルム状
    高分子がプロトン性溶媒に可溶である特許請求の範囲第
    3項に記載の位相共役鏡。
  20. 【請求項20】シアノコバラミンを内蔵するフィルム状
    高分子がキトサンである特許請求の範囲第19項に記載の
    位相共役鏡。
  21. 【請求項21】シアノコバラミンを内蔵するフィルム状
    高分子がポリビニルアルコールである特許請求の範囲第
    19項に記載の位相共役鏡。
  22. 【請求項22】高分子フィルムがシアノコバラミンを溶
    解する重合性溶媒を重合硬化させて得たフィルムである
    特許請求の範囲第3項に記載の位相共役鏡。
  23. 【請求項23】シアノコバラミンを溶解する重合性溶媒
    がOH基を少なくとも1個以上有する重合性化合物である
    特許請求の範囲第22項に記載の位相共役鏡。
  24. 【請求項24】シアノコバラミンを溶解する重合性溶媒
    が2−ヒドロキシエチル メタクリレートおよび/また
    は2−ヒドロキシエチル アクリレートである特許請求
    の範囲第23項に記載の位相共役鏡。
  25. 【請求項25】シアノコバラミンを溶解する重合性溶媒
    が非プロトン性極性溶媒である特許請求の範囲第22項に
    記載の位相共役鏡。
  26. 【請求項26】シアノコバラミンを溶解する重合性溶媒
    がN−ビニル−2−ピロリドンである特許請求の範囲第
    25項に記載の位相共役鏡。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ChemicalPhysicsVol.121No.1(1988)P.21〜39

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