JPH078157B2 - 発電ランプ - Google Patents

発電ランプ

Info

Publication number
JPH078157B2
JPH078157B2 JP2298087A JP29808790A JPH078157B2 JP H078157 B2 JPH078157 B2 JP H078157B2 JP 2298087 A JP2298087 A JP 2298087A JP 29808790 A JP29808790 A JP 29808790A JP H078157 B2 JPH078157 B2 JP H078157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
power generation
metal plate
heat
thermoelectric power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2298087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04172978A (ja
Inventor
俊助 鳥崎
Original Assignee
俊助 鳥崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 俊助 鳥崎 filed Critical 俊助 鳥崎
Priority to JP2298087A priority Critical patent/JPH078157B2/ja
Publication of JPH04172978A publication Critical patent/JPH04172978A/ja
Publication of JPH078157B2 publication Critical patent/JPH078157B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、灯油その他の燃料を用いたランプの炎の熱を
用いて、熱電発電により電気を発生させ、炎の光を利用
すると共に、発電電力を利用しようとするものである。
(従来の技術) 燃焼による熱を利用して、熱電発電により電力を得よう
とする装置は、主として産業用の物で形が大きく重く、
出力も数十ワット程度以上の物が多い。民生用の物もあ
るが、やはり重く、大きさも大きく持ち運びは難しい。
燃焼する炎の熱を受ける部分は、炎より高い位置となる
が、この熱を発電に用いた後に放熱するための放熱フィ
ンは、受熱部より平均して高い場所になりがちである。
熱は対流の関係で上方に移動しやすいため、放熱を容易
にする目的から、このような構造になりやすいのであ
る。この高い場所の放熱フィンを下から支える構造にす
るため、形が大きくなり、重量も大きくなるのである。
(発明が解決しようとする課題) 形が大きく、重量も大きくなる従来の構造にとらわれず
に、形の小さい、重量の軽い、持ち運びが容易で、光源
としても利用できる熱電発電装置が開発することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 熱電発電ランプを光を出すランプと熱電発電をする発電
部分に分ける。第1図、第2図に示すように、ランプ
(4)を置く置き台を底面(5)として、熱電発電モジ
ュール(2)を受熱用金属板(3)と放熱用金属板
(1)で挟んだ構造の熱電発電ブロック(第3図)の放
熱用金属板を上面とし、上面と底面の間を金属板とガラ
スまたは透明なプラスチック板(6)を用いて囲み、ラ
ンプを入れる容器を作る。この時、この金属板と上面の
放熱用金属板は、熱が伝わりやすいように充分に密着
し、底面の置き台とも接合して一体とする。さらに、こ
の金属板の外側の面には、放熱フィン(7)を設ける。
また、装置の上部には上部通気孔(8)、下部に下部通
気孔(9)を設ける。
(作用) 第1図、第2図の構造にすれば、熱電発電ブロックを水
平に支える構造体の外側が放熱フィンとなり、重量のあ
る部分の位置が平均して低くなる。従って、全体として
の形が低くなり、重心も低くなって、小型で安定な装置
となる。
ランプ置き台と熱電発電ブロックと放熱フィンを持った
金属板とガラス板または透明プラスチック板を用いて、
ランプを置く場所を密閉した構造とすると、少しの風で
は、炎がふらつかないので、安定した発電出力をうるこ
とが出来る。密閉しないでランプの炎のまわりにホヤを
つけて風をよけるようにしても、ホヤと受熱用金属板の
間を風が通り、安定した発電出力は得られない。
装置の下部通気孔は、燃焼に必要な空気を取り入れるの
に役立ち、上部通気孔は燃焼した後の熱い空気を排出す
るのに役立つ。
ガラス板または透明プラスチック板は、ランプの光を外
に出すために必要であり、この部分を可動にして、ラン
プを出し入れする場所にすることも可能である。
(実施例) 第1図のごとき発電ランプを作り、熱電発電モジュール
としては、ビスマス・テルル系の半導体168対、内部抵
抗8Ωを用いて、発電電圧8V、最大出力約2Wを得ること
が出来る。装置の高さ15cm、重さ約1kgである。
また、小型のポータブルラジオを聞くだけならば、大き
さも半分、重量は4分の1程度で可能である。
側面の放熱フィンの内側の面を鏡面にすると、ランプの
光が反射して、外へ出る光量が増す上に、ムードをたか
めることが出来る。
第2図の如き構造にして、前面と後面を透明にすると、
光を前後に出すように作ることが出来る。形が異なって
も放熱フィン、ランプを第1図のものと同じにすると、
発電出力も第1図のものと変わらない。
なお、熱電発電ブロックの上面にも放熱フィンを設ける
と、放電効果をさらに増すことが出来、出力も増大す
る。
ランプは、市販の小型の灯油ランプでも間にあうが、食
卓の上などで使用されるランプでも、大きさが適当であ
れば使用できる。
(発明の効果) 実施例であげたような、1kg程度の重さで2W程度の電気
出力を出し、高さ15cmと言った小型のものが達成され
る。小型のポータブルラジオを聞くだけならば、10cm程
度の高さで約500gの重量があれば、充分である。
このようにして、この発電ランプは、場所をとらないだ
けでなく、手軽に持ち運びが出来るので、広い応用範囲
で使用出来る。
電気の来ない場所で、僅かな燃料で長時間連続して、ラ
ジオ、テープ、コーダー、液晶テレビ、CDプレーヤー、
トランシーバー等を動作させることが出来る。
防災用とて、レジャー用として、ムード用として、また
電気の来ない地方で使用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例の斜視図。 第3図は放熱用金属板(1)の一部を切り取った熱電発
電ブロックの斜視図。 (1)放熱用金属板 (2)熱電発電用モジュール (3)受熱用金属板 (4)ランプ (5)ランプ置き台 (6)ガラスまたは透明プラスチック板 (7)放熱フィン (8)上部通気孔 (9)下部通気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面をランプの置き台とし、上面は熱電発
    電モジュール(2)を受熱用金属板(3)と放熱用金属
    板(1)で挟んだ構造の熱電発電ブロック(第3図)と
    し、上面と底面の間を金属板とガラスまたは透明プラス
    チック板を用いて密閉した容器の構造とし、この中にラ
    ンプを置き、金属板の外側の面には放熱フィンを設け、
    容器の上部と下部に通気孔を設けた熱電発電ランプ。
JP2298087A 1990-11-02 1990-11-02 発電ランプ Expired - Lifetime JPH078157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2298087A JPH078157B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 発電ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2298087A JPH078157B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 発電ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04172978A JPH04172978A (ja) 1992-06-19
JPH078157B2 true JPH078157B2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=17854994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2298087A Expired - Lifetime JPH078157B2 (ja) 1990-11-02 1990-11-02 発電ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH078157B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8696328B2 (en) * 2010-12-16 2014-04-15 Tai-Her Yang Photothermal source of fluid pumping device driven by self photovoltaic power

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04172978A (ja) 1992-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN215807979U (zh) 投影灯
US11271408B2 (en) Desk top item with LED means has USB-units or USB-module to charge other electric or digital data devices
US20150159843A1 (en) Led nightlight system having an image projection feature
US7259964B2 (en) Display device
JP3257798B2 (ja) Lcdモニタ用光源冷却器
CN105190169B (zh) 照明设备
US10436435B2 (en) High intensity illumination LED work light assembly
US20100097798A1 (en) LED light module for portable lighting
CN102032543A (zh) 具有扬声器的照明装置
JP2004186109A (ja) 発光ダイオード光源及び発光ダイオード照明器具
US20080165537A1 (en) LED lamp with heat distribution capability
JP2001325805A (ja) スタンド形照明器具
JP3221121U (ja) Led面光源ランプ
JPH078157B2 (ja) 発電ランプ
JP2006147262A (ja) 照明装置
CN206929717U (zh) 汽车用迎宾灯和具有这种迎宾灯的汽车
JP4114620B2 (ja) 熱発電装置
CN202262169U (zh) 一种led显示屏箱体及led显示屏
US20020070633A1 (en) Electrical power generator
JP2002184234A (ja) ランプ冷却構造
JP4309189B2 (ja) 可搬型電子機器
CN216960097U (zh) 一种室外音箱结构
JP3125529U (ja) 放射放熱性構造体
WO2007124170A2 (en) Reduced-footprint surveillance system using night illumination laser system
WO2019079977A1 (zh) 杀菌光源模块及表面消毒杀菌装置