JPH078129U - 自動車等の修理作業用寝板装置 - Google Patents
自動車等の修理作業用寝板装置Info
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- JPH078129U JPH078129U JP4815393U JP4815393U JPH078129U JP H078129 U JPH078129 U JP H078129U JP 4815393 U JP4815393 U JP 4815393U JP 4815393 U JP4815393 U JP 4815393U JP H078129 U JPH078129 U JP H078129U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来、自動車等の修理作業用寝板装置として
は、作業現場で作成した、戸板、むしろ等が使用されて
いた程度であって、使い捨てのものとしか考えられてい
なかった。このような戸板等は、作業員に対する使いよ
さ、疲労度の軽減等の点は考慮されていなかった。本考
案は、作業員に対する配慮を十分になして以て作業能率
の向上を齎らすようにすることを目的とする。 【構成】 上向きで寝易いように所要の湾曲形となした
寝板1に、その略々全面に亘って所要大きさの通気孔2
を穿設し、該寝板1の裏面3には全周縁に亘り補強用枠
部4を施し、且つ長手方向補強リブ5と縦方向補強リブ
6、6とを突設すると共に、該裏面3の所要箇所にブレ
ーキ付キャスタ7、7を取付けて成る自動車等の修理作
業用寝板装置。
は、作業現場で作成した、戸板、むしろ等が使用されて
いた程度であって、使い捨てのものとしか考えられてい
なかった。このような戸板等は、作業員に対する使いよ
さ、疲労度の軽減等の点は考慮されていなかった。本考
案は、作業員に対する配慮を十分になして以て作業能率
の向上を齎らすようにすることを目的とする。 【構成】 上向きで寝易いように所要の湾曲形となした
寝板1に、その略々全面に亘って所要大きさの通気孔2
を穿設し、該寝板1の裏面3には全周縁に亘り補強用枠
部4を施し、且つ長手方向補強リブ5と縦方向補強リブ
6、6とを突設すると共に、該裏面3の所要箇所にブレ
ーキ付キャスタ7、7を取付けて成る自動車等の修理作
業用寝板装置。
Description
【0001】
本考案は自動車等の修理作業用寝板装置に関する。即ち、自動車等の下部で床 面との間に上向きに寝たような状態で自動車等の目的物の修理をする作業員のた めの修理作業用寝板装置に関するものである。従って、目的物は自動車とは限定 されない。
【0002】
従来、自動車等の修理作業用寝板装置としては、作業現場で作成した、戸板、 むしろ等が使用されていた程度であって、使い捨てのものとしか考えられていな かった。
【0003】
従来の、前記のような戸板等は、作業員に対する使いよさ、疲労度の軽減等の 点は考慮されていなかった。
【0004】 本考案は、作業員に対する配慮を充分になして以て作業能率の向上を齎らすよ うにすることを目的としたものである。
【0005】
本考案は、前記目的を達成するために、図1乃至図6に示すように、上向きで 寝易いように所要の弯曲形となした寝板1に、その略々全面に亘って所要大きさ の通気孔2を穿設し、該寝板1の裏面3には全周縁に亘り補強用枠部4を施し、 且つ所要数の長手方向補強リブ5と所要数の縦方向補強リブ6,6とを突設する と共に、該裏面3の所要箇所にブレーキ付キャスタ7,7を取付けて成る構成と したものである。
【0006】 而して、図4と図5に示されるように、前記寝板1の縦方向の弯曲形は半径4 00乃至500粍の略々円弧であることが作業員の使いよさ、寝心持の良さの点 で好ましい。
【0007】 図4と図9を参照するに寝板1は合成樹脂製であって、前記ブレーキ付キャス タ7,7を取付けるものであって、このための螺孔9を設けるために寝板1の裏 面に縦方向補強リブ6,6にヘリサート8を埋め込んだ射出成形加工品であるこ とが好ましい。
【0008】
本考案は、前記のような構成であって、作業員は目的物たる自動車等の底面と 作業所の床面との間の空間に寝板1上に上向きに寝た状態でキャスタ7,7の利 用で容易に這入ることができる。この際寝板1は、作業員が上向きで寝易い状態 であるように、図2と図3に示すように所要の弯曲形、実用上は半径400乃至 500粍の略々円弧であることで寝心持は良くて疲労度の軽減に役立つのである 。
【0009】 寝板1には、その略々全面に亘って所要大きさの通気孔2が、図1に示すよう に、穿設されているので夏季等でも使いよいのである。
【0010】 更に、寝板1の裏面には全周縁に亘り補強枠部4を施し且つ所要数の長手方向 補強リブ5と所要数の縦方向補強リブ6、6と突設したあるので、作業員が寝板 1の上で少々動いても寝床1が損傷されることはない。
【0011】 キャスター7、7は、図3と図9に示すように、ブレーキ付きであるので、作 業員は所望の場所で寝板1を停止し得て、修理作業に当たり好都合である。図中 、12はブレーキ操作杆である。
【0012】 図9に図示のように、キャスター7、7を取り付ける螺孔9を設けるために、 合成樹脂製の寝板1が、その裏面の縦方向補強リブ6、6にヘリサート8を埋め 込む射出成型加工品であることは、本考案製品の製造コストの低減を齎すもので ある。
【0013】 図1乃至図9は本考案の実施例を示すものである。寝板1は、その製作を容易 にするために、前半部と後半部とを同一形状のものとなして、その端部の縦方向 補強リブ18に穿設のボルト孔16を貫通するボルト15によるボルト締めにて 一体化せしめて製品とする。このことに依り、運送時は全長を半減し得て運送上 の便宜さを齎すのであるが、更に、永年使用して一部破損した場合、破損箇所を 含む前半部又は後半部のみを交換することで低コストでの修理ができると云う利 点がある。
【0014】 枕10は、図7に示すように、寝板1の湾曲度に適合した湾曲形となし、所要 厚さのスポンジの全体をビニール布で被覆してなる角形のものである。枕10の 側壁下部には、枕取り付け紐13を挿通するための紐挿通部14を設ける。 この枕取り付け紐13は寝板1に穿設の通気孔2を経て寝板1の裏面に至らしめ 、図2に図示のように長手方向補強リブ5に設けた紐係止溝17を利用して寝板 1に緊密に係合させる。
【0015】 通気孔2の形状は、略々等辺八角形となし意匠的効果を奏するようにするのが 好ましいのであるが、これ以外の形、即ち、円形、六角形等の多角形となし得る ものである。通気孔2は、前記補強リブ5と6と18、及び補強用枠部4の箇所 には設けない。これは、通気孔2の穿設による寝板1の全体としての強度の低下 を防止するためである。
【0016】 図3と図4に示されるように、縦方向補強リブ6は、そのキャスト取り付け箇 所11の肉厚を大ならしめる。
【0017】
本考案は、前記のようにして、自動車等の修理作業用寝板装置として甚だすぐ れたものを経済的に得るという大きな効果を奏するものである。
【図1】本考案に係る自動車等の修理作業用寝板装置の
一部切欠した背面図
一部切欠した背面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図
【図4】図1のC−C線断面図
【図5】図1のD−D線断面図
【図6】図1のE−E線断面図
【図7】枕部分を含む寝板装置の縦側面図
【図8】枕部分の一部切欠した斜面図
【図9】図3の一部拡大断面側面図
1 寝板 2 通気孔 3 裏面 4 補強枠部 5 長手方向補強リブ 6 縦方向補強リブ 7 ブレーキ付キャスタ 8 ヘリサート 9 螺孔 10 枕 11 キャスタ取り付け箇所 12 ブレーキ操作杆 13 枕取り付け紐 14 紐挿通部 15 ボルト 16 ボルト孔 17 紐係止溝 18 縦方向補強リブ(ボルト孔付き)
Claims (3)
- 【請求項1】 上向きで寝易いように所要の弯曲形とな
した寝板1に、その略々全面に亘って所要大きさの通気
孔2を穿設し、該寝板1の裏面3には全周縁に亘り補強
用枠部4を施し、且つ所要数の長手方向補強リブ5と所
要数の縦方向補強リブ6,6とを突設すると共に、該裏
面3の所要箇所にブレーキ付キャスタ7,7を取付けて
成ることを特徴とする自動車等の修理作業用寝板装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の自動車等の修理作
業用寝板装置に於て、前記寝板1の縦方向の弯曲形は半
径400乃至500粍の略々円弧であることを特徴とす
る自動車等の修理作業用寝板装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の自動車等の修理作
業用寝板装置に於て、前記寝板1は合成樹脂製であっ
て、前記ブレーキ付キャスタ7,7を取付ける螺孔9を
設けるために、寝板1の裏面に縦方向補強リブ6,6に
ヘリサート8を埋め込んだ射出成形加工品であることを
特徴とする自動車等の修理作業用寝板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993048153U JP2603719Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 自動車等の修理作業用寝板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993048153U JP2603719Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 自動車等の修理作業用寝板装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078129U true JPH078129U (ja) | 1995-02-03 |
JP2603719Y2 JP2603719Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12795429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993048153U Expired - Fee Related JP2603719Y2 (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 自動車等の修理作業用寝板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603719Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023109756A1 (de) | 2022-04-22 | 2023-10-26 | Fuji Corporation | Bauteilversorgungsvorrichtung |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP1993048153U patent/JP2603719Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023109756A1 (de) | 2022-04-22 | 2023-10-26 | Fuji Corporation | Bauteilversorgungsvorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2603719Y2 (ja) | 2000-03-21 |
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