JPH078103U - 乗用車降車時の静電気耐電防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】乗用車から降りる時に静電気の帯電が発生し
て、ドアを閉めようとドアに手を触れると、帯電してい
た静電気がその瞬間に放電して（火花が飛び）、局部的
に痛みをじるが、これを防ぐ装置を提供する。 【構成】乗用車のドア１の内側の手を触れやすい表面
に、金属のタッチプレート２を両面接着テープを用いて
貼り付ける、また金属のタッチプレートの車体（ドア）
アース接続部を、車体（ドア）アースに接続して電気的
に導通させる。

Description

【考案の詳細な説明】

この考案は、乗用車から降りる時に、人体と車体（ドア）を常に導通させる装 置に関するものである。

【考案が解決しようとする問題点】

乗用車から降りる時に静電気の帯電が発生して、降りてからドアを閉めようと してドアに手を触れると、帯電していた静電気がその瞬間に放電して（火花が飛 び）、指の先などに局部的に痛みをじる。

【問題を解決するための手段】

このような事は人が降りる動作を始めた時から、車の外へ立つまでの間、人体 と車体（ドア）の間を電気的に導通させる事によって、座席と衣服の摩擦によっ て起こる静電気の帯電を発生させないため、完全に防ぐことができる。

【実施例】

人体と車体（ドア）の間を電気的に導通させる方法として一番容易なのは、乗 用車のドアの内側の手を触れやすい表面に、金属のタッチプレートを、両面 接着テープを用いて貼り付ける、また金属のタッチプレートの車体（ドア） アース接続部を、車体（ドア）アースに接続して電気的に導通させる、その一 例を図１に示す。

【実施例の作用】

このタッチプレートに手を当てながら車の外に降りると、座席と衣服の摩擦に よって発生する静電気を常に逃がすことができ、帯電を防げる。

【考察の効果】

乗用車から降りた後にドアに手を触れても、帯電が発生してないため、放電も 起こらず、痛みを感じることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】 乗用車のドアに金属のタッチプレートを
付けた例

【図２】 金属のタッチプレートの斜視図（上から順
に表と裏）

【符号の説明】 乗用車のドア 金属のタッチ
プレート 車体（ドア）アース接続部 両面接着テー
プ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】乗用車から降りる時に、人体と車体（ド
   ア）を常に電気的に導通させて、座席と衣服の摩擦によ
   る静電気の帯電を発生させない装置。