JPH0780489B2 - 簡易脱気包装機 - Google Patents

簡易脱気包装機

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Publication number
JPH0780489B2
JPH0780489B2 JP3296449A JP29644991A JPH0780489B2 JP H0780489 B2 JPH0780489 B2 JP H0780489B2 JP 3296449 A JP3296449 A JP 3296449A JP 29644991 A JP29644991 A JP 29644991A JP H0780489 B2 JPH0780489 B2 JP H0780489B2
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JP
Japan
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vinyl
air
packaging machine
packaging
plastic bag
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Expired - Lifetime
Application number
JP3296449A
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JPH05112320A (ja
Inventor
隼人 長倉
Original Assignee
日栄電機工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0780489B2 publication Critical patent/JPH0780489B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来の真空ポンプを用
いた高価な真空包装機に代わり、低価格で商品価値を高
めるための簡易脱気包装機を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。従来の大形真空包装機は別と
して、小売業者が所有可能な脱気包装機は、ポンプと吸
引口の構造を有し、吸引口を袋の中に入れ脱気しようと
する構造のもの、および箱型構造を有し、ポンプにて箱
に空気を入れ袋の中の空気を追い出そうとする構造のも
のがあるが、いずれも家庭用の域を出ないものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた通
り現状の装置では、高価な大形真空包装機を購入しない
限り、家庭用程度のものを使用する以外にはない。その
ため、次のような問題点が発生している。 1.ポンプと吸引口にて脱気する構造のものの場合 イ.この構造のものは、吸引口をビニール袋に差し込み
吸引を開始すると、吸引口の先端でビニール袋の内壁を
吸い付けるため、ビニール袋の中の空気を抜く前に吸引
口をふさぎ、一定以上の脱気が不可能となる。この現象
は、ポンプの能力が大きければ大きいほど激しくなる。 ロ.上記イの問題点のためと、吸引口をビニール袋に差
し込んだ時、当該ビニール袋を手で支えていなければな
らないため、本願のものが目指す鮭程度の大形生鮮食料
品を脱気包装しようとする場合には実用に耐えない。 2.空気をポンプにて吹き込み、ビニール袋の中の空気
を追い出す構造のものの場合 箱型構造をとり、箱の中を加圧するため、ポンプの容量
で箱の大きさが規制されるため、本願の目指す鮭程度の
大形生鮮食料品には適さない。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、上述の問題を解決できるものを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。発明は、
商品を収納した包装用のビニール袋に対して、包装機構
におけるシール部分の内側より当該商品まで伸びる表裏
面に凹凸が形成されているビニールコードが当該包装用
のビニール袋の中の空気が確実に抜けるまで空気の通り
道を付け、空気が抜け終ったところでビニールコードは
シール部分の内側にシールの邪魔にならないように引き
込まれた後、シールを完了するよう構成されている簡易
脱気包装機である。この場合、包装用のビニール袋の中
の空気を抜くことに電気掃除機を用いることができる。
【0006】
【実施例】1は本発明の簡易脱気包装機である。2はケ
ースで、平面方形の底板2Aと、この底板の周囲に起立
連設した側壁2Bと、この側壁の上面に張設した天井板
2Cと、この天井板に平面方形に開口された開口部2D
と、この開口部に対して開閉自在に取付けられた押さえ
蓋2Eとから構成されている。この場合、天井板2Cは
図示のように水平な後方部分2C1を残して前方部分2
C2が前方に行くほど低くなるよう傾斜した状態に構成
されている。また、押さえ蓋2Eの後方縁は蝶番2E1
を介して天井板2Cの前方部分2C2に連結されてい
る。
【0007】3は天井板2Cにおける開口部2Dの前方
縁部分には左右方向に向けて添着された下方ヒーターで
ある。4は前方部分2C2の上面に開口部2Dと下方ヒ
ーター3を囲んだ状態で添着された平面方形の突条であ
る。そして、この突条4における前方辺4Aの中央部に
は、ビニールコード5が遊嵌する正面上向きコ字状の切
欠き4A1が刻設されている。なお、ビニールコード5
については、図4の如くビニールコードの表裏面に長手
方向をもって筋が刻設されているが、このほか、図5の
如くビニールコードの表裏面に長手方向とは直交方向を
もって筋が刻設されているもの5Aでも、図6の如くビ
ニールコードの表裏面に凹凸が群設されているもの5B
でもよい。
【0008】押さえ蓋2Eの下面には、下方ヒーター3
と当接する圧着棒6が添着されている。6Aはソレノイ
ドである。なお、このソレノイド6Aは押さえ蓋2E側
に設けられ、下方に押圧するように構成されているが、
下方ヒーター3側に設けて引寄せるように構成すること
もできる。7は押さえ蓋2Eの下面に突条4に上方から
当接するよう添着されている押さえ枠である。
【0009】8はケース2内の後方部分における中央部
に配設された前後方向に回転するコードリールで、ビニ
ールコード5が進退自在に巻きつけられている。ビニー
ルコード5の引込みはモーターにて行い、引出しはクラ
ッチにてモーターから切り離し手動にて行うよう構成さ
れている。このビニールコード5を前方に引出すと、コ
字状の切欠き4A1を通り先端5Cはケース外に達する
ことになる。9はケース2の側壁に連通せしめた吸込み
口で、ここを利用して吸引する。この場合、この吸込み
口に公知の電気掃除機10を連結することができる。1
1は包装用のビニール袋で、12はこのビニール袋内に
収納された鮭程度の大形生鮮食料品である。13,14
は制御部である。
【0010】本発明のものは下記のように作用する。 1.包装用のビニール袋11に大形生鮮食料品12を入
れる。 2.押さえ蓋2Eを開き、包装用のビニール袋の開口部
における近傍部を下方ヒーター3の上面に位置せしめ、
ビニールコード5を引出しビニール袋の開口部内に引込
む。 3.押さえ蓋2Eを閉じケース2内を密閉状態にし吸込
み口9より吸引する。この場合、一般にビニール袋内を
吸引すると、吸引している間にビニール袋が密着するた
め、空気が抜けることが不可能であったが、本発明の場
合、ビニールコードが商品である大形生鮮食料品まで貫
通しているため、このビニールコードによりわずかに空
気の流通路ができる。このため、商品の入っているビニ
ール袋は確実に脱気されることが可能となる。 4.吸引が完了後、ビニールコード5をビニール袋の開
口部から引出し、押さえ蓋2Eと下方ヒーター3とでヒ
ートシールする。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.本発明の空気の通り道を付ける装置により、解決し
ようとする課題の1を解決する。 2.ビニール袋は装置の外に置かれるため、どのような
大きさの包装も可能となる。 3.家庭用電気掃除機の吸引力を利用し、特別なポンプ
を用意せずに脱気包装を可能とすること。このことによ
り、従来高価で真空包装機には手が出なかった小規模小
売店にも低価格で脱気包装機を持つことを可能とし、流
通における衛生面の向上を図り、商品価値を上げること
に貢献するものである。4.ビニールコードの表裏面に凹凸が形成されているか
ら、下記の効果を期待できる。 上記作用の説明の項で説
明したように、押さえ蓋2Eを閉じケース2内を密閉状
態にし吸込み口9より吸引する時、従来のように単に、
ビニール袋内を吸引すると、吸引している間にビニール
袋が密着するため、空気が抜けることが不可能である。
本発明の場合、ビニールコードが商品である大形生鮮食
料品まで貫通しているため、このビニールコードにより
わずかに空気の流通路ができるので、空気を抜くことが
できる。 この場合、ビニールコードの表裏面に凹凸が形
成されているから、この凹凸により、常に吸引のための
隙間を確保するので吸引ミスを最小限にとどめることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】ケースの1部を切り欠いた斜視図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】ビニールコードの斜視図である。
【図5】ビニールコードの斜視図である。
【図6】ビニールコードの斜視図である。
【図7】作用を説明する縦断面図である。
【図8】作用を説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1 簡易脱気包装機 2 ケース 3 下方ヒーター 4 突条 5 ビニールコード 6 圧着棒 7 押さえ枠 8 コードリール 9 吸込み口 10 電気掃除機 11 包装用のビニール袋 12 大形生鮮食料品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納した包装用のビニール袋に対
    して、包装機構におけるシール部分の内側より当該商品
    まで伸びる表裏面に凹凸が形成されているビニールコー
    ドが当該包装用のビニール袋の中の空気が確実に抜ける
    まで空気の通り道を付け、空気が抜け終ったところでビ
    ニールコードはシール部分の内側にシールの邪魔になら
    ないように引き込まれた後、シールを完了するよう構成
    されていることを特徴とする簡易脱気包装機。
  2. 【請求項2】 包装用のビニール袋の中の空気を抜くこ
    とに電気掃除機を用いた請求項1記載の簡易脱気包装
    機。
JP3296449A 1991-10-15 1991-10-15 簡易脱気包装機 Expired - Lifetime JPH0780489B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3296449A JPH0780489B2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 簡易脱気包装機

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JP3296449A JPH0780489B2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 簡易脱気包装機

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JPH05112320A JPH05112320A (ja) 1993-05-07
JPH0780489B2 true JPH0780489B2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=17833695

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JP3296449A Expired - Lifetime JPH0780489B2 (ja) 1991-10-15 1991-10-15 簡易脱気包装機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008545588A (ja) * 2005-05-27 2008-12-18 ザ・グラッド・プロダクツ・カンパニー 保管バッグを真空化するための装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103813A (ja) * 1982-11-30 1984-06-15 松下精機株式会社 袋詰装置におけるガス充填装置
JPS60164834A (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 Mitsubishi Electric Corp 光デイスクの未使用領域検出方法

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JPH05112320A (ja) 1993-05-07

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