JPH0780288A - 充填部材 - Google Patents

充填部材

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JPH0780288A
JPH0780288A JP22572593A JP22572593A JPH0780288A JP H0780288 A JPH0780288 A JP H0780288A JP 22572593 A JP22572593 A JP 22572593A JP 22572593 A JP22572593 A JP 22572593A JP H0780288 A JPH0780288 A JP H0780288A
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JP
Japan
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corrugations
packing
plate
liquid
packing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP22572593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehiro Imai
茂博 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MCM CORP
MITSUI BUSSAN KAGAKU PLANT KK
Original Assignee
MCM CORP
MITSUI BUSSAN KAGAKU PLANT KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/32Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/32Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
    • B01J2219/322Basic shape of the elements
    • B01J2219/32203Sheets
    • B01J2219/3221Corrugated sheets

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触効率の優れた充填塔用の規則的充填部材
を得る。 【構成】 波形の凹凸を有する板状体であり、波形は波
の方向に平行な面によって複数の領域に分割されてお
り、隣接する領域の波形の上面は、上面の4箇所の頂点
のいずれか一つの頂点もしくは頂点の近傍において相互
に接続されており、波形の底面は、底面の4箇所の頂点
のいずれか一つの頂点もしくはその近傍において接続さ
れており、隣接する領域の波形は接続箇所以外では同一
直線上にはなく、隣接する領域を区画する面に板状体の
両面を結ぶ開口部を有する板状体の複数個を波形の底面
を鉛直方向に配置して積層した充填塔用の充填部材。 【効果】 液の偏流がなく、特性の優れた任意の大きさ
の充填部材を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】物質の接触装置、熱の交換装置等
に用いる充填塔用の充填部材に関し、とくに液体と気体
との接触に好適な充填部材に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸留、精留、吸収、抽出、熱交換等の化
学工学的単位操作や調湿等に各種の充填塔が使用されて
いる。これらの充填塔には、気体と液体との接触、熱交
換等を効果的に行うために、各種の充填部材が充填され
ている。充填塔に使用される充填部材には、充填塔内に
無秩序に充填したラシッヒリング等によって不規則な接
触面が形成されるような不規則充填部材と多数の金属
板、金属の細線の織物、編み物等を組み合わせて作製し
た規則的な接触面を形成する規則的充填部材が用いられ
ている。不規則充填部材を使用した充填塔では、塔内で
の液の分布を厳密に制御することが困難であるので、効
率的な気液接触が困難であり、また、単位容積あたりの
接触表面積を大きくしようとすれば1個当たりの大きさ
が小さくなるので、強度的にも弱くなり、また製造費用
の面でも割高になり、大型の装置には適当ではない。
【0003】そこで、充分な強度を持ち製造費用の面で
も割安で規則的な接触面が確保可能な規則充填部材が広
く用いられている。規則充填部材は、金属の細線織物、
編み物、不織布等を積層あるいは巻いた部材から構成さ
れていたり、平板、穴あき板、凹凸を形成した板等の金
属の薄板の多数を規則的に配置する等の方法によって作
製されている。また、気体と液体との接触を効率的に行
うためには、規則充填部材をを多段に積層することが必
要となるが、規則充填部材を多数積層すると圧力損失が
起こるという問題があり、効率的な接触とともに圧力損
失を低下させることが求められていた。従来の規則充填
部材は、三角形の山谷状に折り曲げた網または薄板を互
いの頂点を接点として積層することが一般的であった
が、加工上の技術的な問題から、比表面積すなわち単位
容積当たりの表面積は、網状材では700m2/m3、薄
板では500m2/m3程度が限界であった。一方、接触
効率は比表面積の大きさの比の平方根に比例することが
知られているので、比表面積の大きな充填物を使用する
ことは、充填部材の総容積を減少することとなり、これ
は充填塔の高さを低くすることができ、充填塔を小型化
することが可能であり製造コストをはじめとして極めて
大きな効果が得られることを示している。また、従来の
規則充填部材は、気液の接触面を斜めに配置しているた
め流下する液の偏流を生じやすいために、連続して積み
重ねることが可能な高さは数mが限度となり、それ以上
の高さの充填塔では途中に液の再分配を行う手段を設け
る必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、気体と液体
との接触、熱交換等を行う充填塔において使用する充填
部材において、大きな接触面積とともに流下する液の偏
流を生じることがない充填部材を得ることを課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、充填塔用の充
填部材において、波形の凹凸を有する板状体であり、波
形は波の方向に平行な面によって複数の領域に分割され
ており、隣接する領域の波形の上面は、上面の4箇所の
頂点のいずれか一つの頂点もしくは頂点の近傍において
相互に接続されており、波形の底面は、底面の4箇所の
頂点のいずれか一つの頂点もしくはその近傍において接
続されており、隣接する領域の波形は接続箇所以外では
同一直線上にはなく、隣接する領域を区画する面に板状
体の両面を結ぶ開口部を有する板状体の複数個を波形の
底面を鉛直方向に配置して積層した充填塔用の充填部材
である。
【0006】
【実施例】以下に本発明の充填部材を図面を示して説明
する。図1は、本発明の充填塔用の充填部材を構成する
板状体を説明する斜視図である。板状体1は、波形の凹
部、凸部から形成されており、波形は複数の領域に区画
されており、領域2の波形の上面4の4つの頂点5〜8
のうちの1箇所で隣接する領域3の上面9の4つの頂点
のうちの1箇所で接続されており、底面も上面と同様に
4つの頂点のうちの1箇所で隣接する領域の頂点と接続
されている。板状体の表面と裏面は、板状体を複数の領
域に分割する面に設けた開口部10からなる連通路を有
している。
【0007】また、図2は、板状体の平面図と断面図を
示し、図2(A)は、平面図であり、図2(B)は、図
2(A)のA−A線で切断した断面図を示す。波形の上
面4の4つの頂点5〜8のうちの1箇所の頂点において
隣接する領域4の波形の上面9と接続している。そし
て、領域2の波形と、隣接する領域3の波形は一直線上
には形成されておらず、波形を複数の領域に分割する面
において開口部10が形成されている。
【0008】このような板状体の底面が鉛直方向に位置
するように複数個を積層し充填部材とする。本発明の充
填部材では、流下する液と上昇する気体とをそれぞれ垂
直方向に流下もしくは上昇させることができるため、流
下する液の分布を均一に維持することが可能となり、さ
らに比表面積が1500m2/m3程度の大きなものも容
易に製造することができる。したがって、従来のものの
ように、充填部材の面に沿って流下する液体と上昇する
気体を斜行させて接触していたものに比べて、流下する
液の分布および接触効率の面で極めて優れたものが得ら
れ、圧力損失も小さくすることができる。
【0009】本発明の充填部材を構成する板状体は、
銅、鉄、ニッケル、ステンレス等の金属あるいは合金か
らなる薄板を所定の金型を用いてプレス加工することに
よって製造することができる。板状体の厚みは、0.1
〜0.2mmとすることが好ましく、0.1〜0.15
mmとすることがとくに好ましい。0.1mmよりも小
さいと、強度が充分ではなく、また0.2mmより大き
いと表面積を維持し空隙率すなわち蒸気が上昇できる空
間を十分にとることが困難となるとともに、重量が大き
くなる。また、波形は、100mm当たり24〜72個
することが好ましく、100mmあたり48〜72個と
することがとくに好ましい。波形の上面の幅は1.5〜
2.5mmとすることが好ましく、1.8〜2.0mm
とすることがとくに好ましい。波形の個数が少なくなる
と充分な表面積が確保できなくなる。さらに、波形の高
さは2.5〜9.0mmとすることが好ましく、3.2
〜6.4mmとすることがとくに好ましい。波形の高さ
が大きい方が、積層した場合の板状体の枚数が少なくな
るが、積層後の寸法精度を維持するためには、あまり大
きくすることは好ましくない。
【0010】また、充填部材の高さ方向の大きさは、1
00〜450mmとすることが好ましく、200〜30
0mmとすることがとくに好ましい。高さを大きくした
方が、充填部材のユニット数は少なくて良いが、設計条
件から必要とされる充填部高さに合わせようとする場合
には小さい方が良い。図3は、本発明の充填部材を使用
した充填塔の充填部を上部より見た平面図を示す。本発
明の充填部材は、凹凸を有する板状体によって形成され
ているので、任意の大きさの充填部材を製造することが
可能であるので、充填塔11内部の形状に合致した充填
部材12を取り付けることができる。また、図4は、充
填部材の他の実施例を示す平面図であり、充填塔の塔径
が大きい場合には複数の充填部材12を作成し、充填塔
内にそれぞれを取り付けても良い。本発明の充填部材で
は、このように任意の大きさのものを作成することが容
易であり、垂直方向の部材から構成されているので、ど
のような大きさの充填部材を製造する場合にも、液の偏
流等の問題は生じることはない。
【0011】
【発明の効果】本発明の充填塔用の充填部材は、充填部
材の表面で気液が斜行せず、短い間隔で充填部材面が交
差することによって、気体が接触する液面が更新されな
がら垂直に液が流下するので、よりよい接触効果が得ら
れるとともに、液の偏流が生じにくいので高い接触効率
が得られ、その結果、使用する充填部材も少なくてすむ
ので圧力損失も低くなり、また、液の偏流が少ないので
連続して積み重ねることが可能な充填材の高さを高くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の充填部材を構成する板状体を説明する
斜視図である。
【図2】本発明の充填部材を構成する板状体の平面図と
断面図である。
【図3】本発明の充填部材を使用した充填塔を説明する
図である。
【図4】充填部材の他の実施例を説明する図である。
【符号の説明】
1…板状体、2…領域、3…隣接する領域、4…上面、
5〜8…頂点、9…隣接する領域の上面、10…開口
部、11…充填塔、12…充填部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填塔用の充填部材において、波形の凹
    凸を有する板状体であり、波形は波の方向に平行な面に
    よって複数の領域に分割されており、隣接する領域の波
    形の上面は、上面の4箇所の頂点のいずれか一つの頂点
    もしくは頂点の近傍において相互に接続されており、波
    形の底面は、底面の4箇所の頂点のいずれか一つの頂点
    もしくはその近傍において接続されており、隣接する領
    域の波形は接続箇所以外では同一直線上にはなく、隣接
    する領域を区画する面に板状体の両面を結ぶ開口部を有
    する板状体の複数個を波形の底面を鉛直方向に配置して
    積層したことを特徴とする充填塔用の充填部材。
JP22572593A 1993-09-10 1993-09-10 充填部材 Pending JPH0780288A (ja)

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JP22572593A JPH0780288A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 充填部材

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ID=16833846

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016120498A (ja) * 2009-03-18 2016-07-07 スルザー ケムテック アクチェンゲゼルシャフト 構造化充填物を有する物質移動装置
EP3127605A4 (en) * 2014-04-01 2017-09-20 IHI Corporation Method for manufacturing filler and filler

Cited By (3)

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