JPH077988B2 - B点アクセス設定法 - Google Patents

B点アクセス設定法

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JPH077988B2
JPH077988B2 JP2325441A JP32544190A JPH077988B2 JP H077988 B2 JPH077988 B2 JP H077988B2 JP 2325441 A JP2325441 A JP 2325441A JP 32544190 A JP32544190 A JP 32544190A JP H077988 B2 JPH077988 B2 JP H077988B2
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signal
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highway
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勇 野崎
秀和 須田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/26Arrangements for supervision, monitoring or testing with means for applying test signals or for measuring
    • H04M3/28Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor
    • H04M3/30Automatic routine testing ; Fault testing; Installation testing; Test methods, test equipment or test arrangements therefor for subscriber's lines, for the local loop
    • H04M3/301Circuit arrangements at the subscriber's side of the line

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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デジタル交換機等において回線試験を行う際
に、試験装置と該当回線との接続設定を行うB点アクセ
ス設定法に関する。
(従来の技術) 一般に、交換局においては、回線異常が発生した場合等
に備えて、端末対向試験、局内対向試験または通常通信
のモニター等を行うための監視試験設備を備えている。
これら監視試験の際に、複数端末の各回線を収容する集
線位置をB点と称しており、このB点において、試験装
置にて指定された回線を選択して、試験装置から送出さ
れる試験信号を指定回線に挿入し、または端末等から返
送される信号を抽出して試験装置へ転送している。
この場合、1加入者に割り当てられている上り/下り両
Bチャネルハイウェイ(データ転送ハイウェイ)の複数
のチャネル、および上り/下り両Dチャネルハイウェイ
(通信制御用ハイウェイ)の各々の2つのチャネルのう
ち、Bチャネルハイウェイの上り/下り各1チャネル
と、Dチャネルハイウェイの上り/下り各2チャネルを
選択して試験を行う。
従来、このB点アクセス設定法は、一のBチャネルの試
験を行った後に他のBチャネルの試験を行う場合、試験
装置から送出されるコマンドに従って、今まで選択して
いたBチャネルおよびDチャネルの信号をすべてクリア
して、再び各チャネルを選択し直して、試験を行ってい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の技術においては、同一加入者の一
のBチャネルの試験を行った後に、他のBチャネルの試
験を行う場合でも、新たに、上り/下り両Dチャネルの
同期をとり直さなければならず、B点における処理手順
が複雑化して時間を要するとともに、1次群インタフェ
ースのように同一加入者にて多数のBチャネルを有する
場合には、そのすべてのチャネルを試験する際にさらに
時間がかかるという問題があった。
また、試験装置を操作する保守者等は、各Bチャネルに
対して、その試験のためのコマンドを毎回送信しなけれ
ばならず、多くの回線の試験を行なう場合、手間がかか
り、操作ミス等が生じやすくなり、通信中の他の回線に
障害を与える等の事故が発生する恐れがあった。
本発明は、このような課題を解決し、複数チャネルの試
験を行う場合に、B点における処理手順を簡単化して多
数のBチャネルを有する加入者の試験を短時間に行うこ
とができ、さらに、試験装置の操作を簡単化して事故の
発生等の防止を図ったB点アクセス設定法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、交換機における
集線装置が設けられたB点にて、試験装置から送出され
たコマンドに基づいて該当回線を選択し、次いで、該当
回線の上り/下り両Dチャネルハイウェイをリセットし
て、試験装置から送出される試験信号に基づいてこれら
Dチャネルハイウェイの同期をとり、次いで、該当回線
のBチャネルハイウェイをリセットして、その中から前
記試験装置のコマンドによって指定された一のBチャネ
ルを選択して、このBチャネルに、試験装置から送出さ
れた試験信号を前記Dチャネルハイウェイの同期信号に
合わせて送出することにより試験を行い、次いで、次の
コマンドが試験装置から送出されると、このコマンドと
前回のコマンドとが同一加入者の試験チャネルの変更で
ある場合に、それまでに使用したDチャネルハイウエイ
をリセットせずに、Bチャネルのみ選択し直して、その
選択したBチャネルに試験信号を送出して試験を行って
ゆくことを特徴とする。
また、本発明によるB点アクセス設定法は、試験装置か
ら送出されるコマンドが、該当加入者番号および試験モ
ードを含み、同一加入者の場合、その試験モードを1回
のコマンドによってすべてのBチャネルに対して順次行
ってゆくことを特徴とする。
(作 用) 本発明のB点アクセス設定法によれば、一のBチャネル
を試験した後に、試験装置から同一加入者の他のBチャ
ネルの試験に切り換えるためのコマンドが送出された場
合、それまでに使用していたDチャネルハイウェイをリ
セットしないので、そのままの同期状態にて、指定され
たBチャネルハイウェイにDチャネルハイウェイの同期
信号に合わせて試験信号をすぐに送出することができ、
Dチャネルハイウェイ設定のための時間を短縮し得る。
さらに、同一加入者に対して、その全チャネルの試験を
行う場合、試験装置から該当加入者番号と試験モードか
らなるコマンドを1回だけ送出して、その1回目にDチ
ャネルハイウェイの同期をとって、Dチャネルハイウェ
イをリセットすることなく順次Bチャネルハイウェイの
試験を行う。
(実施例) 次に、添付図面を参照して本発明によるB点アクセス設
定法の一実施例を詳細に説明する。
第1図には、この実施例のB点アクセス設定法が適用さ
れる中継システムが示されている。
この図において、矢印X側が局内を示し、この交換局10
には、複数の加入者回線が収容されている。なお、図に
おいては、説明の都合上1加入者のみを図示している。
この交換局10は、加入者線100を収容する加入者回路(O
CU)1と、この加入者回路1を複数収容する集線通話路
装置(LCNE)3と、集線通話路装置3を介して収容され
た回線の呼接続を行うための時分割回路網(TDNW)5と
を備えている。電話、ファクシミリ等の端末TAは、加入
者線100に回線終端装置(DSU)7を介して収容されてい
る。
加入者線100は、2B+Dのハイウェイによって構成され
ており、この加入者線100を介して回線終端装置7と加
入者回路1との間において、2B+Dのハイウェイによっ
てピンポン伝送方式(時分割方向制御方式)による双方
向通信が行われる。
また、この実施例においては、加入者回路1をA点、集
線通話路装置3をB点として、このB点において加入者
回線と試験台TEとの接続を行なって試験および監視の設
定を行う。
試験台TEは、時分割回路網5に設定された半固定パスP
および、この半固定パスPに割り当てられた2Mb/sの容
量の専用線Qを介して集線通話路装置3に接続されてい
る。
この集線通話路装置3は、集線インタフェース12と、集
線スイッチ(LCSW)14と、信号処理回路(SIG)16と、
B点アクセス回路18と、ハイウェイインタフェース(HW
IF)20とを備えている。
集線スイッチ14は、時間スイッチ等からなり、集線イン
タフェース12を介して伝送されるBチャネル信号の速度
変換等の処理を行い、ハイウェイインタフェース20を介
して時分割回路網5側に転送する。
信号処理回路16は、集線インタフェース12を介して伝送
されるDチャネル信号の処理を行う回路であり、局内の
制御部(図示略)との間にてこれら制御信号の送受信を
行いその伝送処理を行う。
集線インタフェース(LCSWIF)12は、第2図に示すよう
に、加入者回路1内の伝送路終端部(SLTE)24に、それ
ぞれ上り/下り各2本のBチャネルハイウェイ110と、
上り/下り各2本のDチャネルハイウェイ120によって
接続されている。この集線インタフェース12は、上り2
本のBチャネルハイウェイ110のBチャネル信号を、た
とえば1024チャネル分の信号を8Mb/s直列に多重化して
集線スイッチ14へ転送し、集線スイッチ14から8Mb/s直
列にて送信される下りのBチャネル信号を2本のBチャ
ネルハイウェイ110にそれぞれ振り分ける機能を有す
る。同様に、この集線インタフェース110は、2本のD
チャネルハイウェイ120のDチャネル信号を8Mb/s直列に
多重化して信号処理回路16へ転送し、信号処理回路16か
ら送信されるDチャネル信号を2本のDチャネルハイウ
ェイ120へそれぞれ振り分ける機能を有する。なお、第
2図においては、上りの回線のみが示されており、加入
者回路1には複数回線の伝送路終端部24が備えられて、
これらが2B+Dのハイウェイにて集線インタフェース12
に接続される。
この集線インタフェース12と、集線スイッチ14および信
号処理回路16との間にB点アクセス回路18が介挿されて
いる。
このB点アクセス回路18は、第3図(a)〜(c)の機
能ブロック図に示すように、上りまたは下りの回線から
信号を取り込むドロッパ機能(DR)と、回線に信号を挿
入するインサート機能(IS)とを有しており、それぞれ
の機能によってモニタ試験アクセス(第3図(a))、
局内対向試験アクセス(第3図(b))および端末対向
試験アクセス(第3図(c))のそれぞれの処理を行う
回路である。なお、これらの図においては、Bチャネル
とDチャネルを同時に示す上りハイウェイFHWおよび下
りハイウェイBHWにてその機能を表わしている。
このB点アクセス回路18を、第4図〜第8図を参照して
さらに詳細に説明する。
このB点アクセス回路18は、第4図に示すように、上り
BチャネルハイウェイBFHWおよび上りDチャネルハイウ
ェイDFHWの信号をラッチする上り信号ラッチ回路(FLAT
CH)30と、上りBチャネルハイウェイBFHWに試験信号を
挿入するB情報挿入セレクタ32と、上りDチャネルハイ
ウェイDFHWに試験信号を挿入するD情報挿入セレクタ34
とを備えている。
上りBチャネルハイウェイBFHWおよび上りDチャネルハ
イウェイは、それぞれ前記8Mb/sの多重化ハイウェイで
あり、たとえば1024チャネル分の信号が伝送される。
それぞれのハイウェイBFHW,DFHWには、シリアルパラレ
ル変換回路36、38が設けられて、これら変換回路36、38
にてパラレル変換された信号を上り信号ラッチ回路30に
おいてラッチする。
この上り信号ラッチ回路30は、後述するオーダーバッフ
ァから加入者収容位置番号LENとモード情報MODEとを入
力して所望の加入者の信号をラッチし、このラッチした
信号BF,DF,STをそれぞれハイウェイインタフェース20を
介して試験台TEへ転送する前記ドロッパ機能DRを司る回
路である。
上りB情報挿入セレクタ32は、試験台TEから送信される
試験信号BFを上りBチャネルハイウェイBFHWに挿入する
前記インサータ機能ISのBチャネル側を司る回路であ
る。この上りB情報挿入セレクタ32の出力は、集線スイ
ッチ14の受信側へ送出される。上りD情報挿入セレクタ
34は、試験台TEから送信される制御信号DF,STを上りD
チャネルハイウェイDFHWに挿入する前記インサータ機能
ISのDチャネル側を司る回路であり、その出力は、信号
処理回路16の受信側へ送出される。
同様に、このB点アクセス回路18は、第5図に示すよう
に、下りBチャネルハイウェイBBHWおよび下りDチャネ
ルハイウェイDBHWの信号をラッチする下り信号ラッチ回
路(BLATCH)40と、下りBチャネルハイウェイBBHWに試
験信号BBを挿入するB情報挿入セレクタ42と、下りDチ
ャネルハイウェイDBHWに試験信号DB,COを挿入するD情
報挿入セレクタ44とを備えている。この図において、そ
れぞれのハイウェイBBHW,DBHWには、セレクタ42,44から
送出される信号をシリアル変換する変換回路46、48がそ
れぞれ設けられている。また、通常通信の場合、Dチャ
ネルハイウェイDBHWには、通信処理回路16より制御信号
Dが送出され、かつ同期制御信号COが同期回路SD(図示
略)より送出され、これら制御信号D,COを合成回路50に
よって重畳して集線インタフェース12側へ伝送する。
なお、第4図および第5図においては、0チャネル〜10
23チャネルの信号を伝送する一方のBチャネルハイウェ
イのみが図示されているが、他方の1024チャネル〜2048
チャネルの信号を伝送するBチャネルハイウェイにも、
信号ラッチ回路30,40およびB情報挿入セレクタ32,34,4
2,44が備えられており、この実施例においては、それぞ
れの信号ラッチ回路30-30,40-40が接続されて連動して
動作する構成である。
また、第6図に示すように、このBアクセス回路18は、
試験台TEから送信されるコマンドを蓄積するオーダーバ
ッファ52と、ドロッパ、インサータ機能のタイミングを
とるためのタイミング信号発生回路(BACTIM)54とを備
えている。
オーダバッファ52は、B点アクセスを行う端末収容位置
番号LENとモード情報MODEを蓄積するレジスタであり、
試験台TEから送出されたコマンドをソフトインタフェー
スを介して入力し、上り信号ラッチ回路30、下り信号ラ
ッチ回路40およびタイミング信号発生回路54へ、端末収
容位置番号LENおよびモード情報MODEをそれぞれ転送す
る。なお、端末収容位置番号LENは、前記伝送路終端部
(SLTE)24の番号と同終端部24内にて割り当てられた加
入者回線の番号にて表わされ、たとえば第9図に示すよ
うに、各伝送路網終端装置24に、128チャネル分収容し
た各端末に対応して割り付けられている。
さらに、このB点アクセス回路18は、第7図および第8
図に示すように、上り信号ラッチ回路30および下り信号
ラッチ回路40から転送される信号を試験台TEにて受信可
能な信号に編集する上り編集部60と、試験台TEから送信
される試験信号をそれぞれのハイウェイに挿入するため
に編集する下り編集部80とを備えている。
第7図において、上り編集部60は、マルチフレーム同期
信号付加回路(MFAD)62,64と、上りB情報編集回路(B
CHG)66と、上りD情報編集回路(DCHG)68と、マルチ
プレクサ(MPX)70とから構成されている。
マルチフレーム同期信号付加回路62,64は、試験台TEへ
転送するB点アクセス情報のうちD信号に対して20マル
チフレーム分の同期信号を付加する。上りB情報編集回
路66は、上り信号ラッチ回路30、下り信号ラッチ回路40
にてラッチしたB信号BB,BFをアクセスモードに対応し
て、試験台TEへの専用線Qの時分割ハイウェイにおける
タイムスロット#16,#18にそれぞれ割り付ける(第10
図参照)。
上りD情報編集回路68は、上り信号ラッチ回路30および
下り信号ラッチ回路40にてラッチしたD情報ST/CO/Dを
アクセスモードに対応して試験台TEへの時分割ハイウェ
イにおけるタイムスロット#17,#19に割り付ける(第1
0図参照)。
第8図において、下り編集部80は、選択回路82と、デマ
ルチプレクサ(DMPX)84と、下りB編集回路(BCHG)86
と、下りD編集回路(DCHG)88と、マルチフレームアラ
イナ(MFAL)90〜96とから構成されている。
選択回路82は、オーダバッファ52に蓄積された端末収容
番号LENの最初のビットMSBを入力して、このビットが
“0"の場合に試験信号を取り入れてデマルチプレクサ84
へ送出する回路である。なお、1024〜2047チャネルを収
容する回路では、端末収容番号の最初のビットMSBが
“1"の場合に試験信号を取り入れる。
デマルチプレクサ84は、シリアルに入力する試験信号を
4つタイムスロットに分割して送出する。
下りB情報編集回路86は、デマルチプレクサ84から試験
信号BF,BBを入力して、これら試験信号BF,BBをアクセス
モードに対応してB情報挿入セレクタ32、42にそれぞれ
割り付ける。
下りD情報編集回路88は、デマルチプレクサ84から試験
信号DF,STまたはDB,COを入力して、これら試験信号をア
クセスモードに対応してD情報挿入セレクタ34、44に割
り付ける。
マルチフレームアライナー90,94は、試験台TEから送信
されるB点アクセス情報のうちD情報の信号DB,DFから2
0マルチフレームの同期信号を検出し、内部の20マルチ
フレーム位相に同期合わせを行う。
マルチフレームアライナ92,96は、試験台TEから送信さ
れるB点アクセス情報のうちD情報の信号CO,STから3
マルチフレームの同期信号を検出し、内部の3マルチフ
レーム位相に同期合わせを行う。
次に、この実施例のB点アクセス設定法を上記各部を参
照して説明する。
まず、試験台TEにて保守者が該当回線番号および試験モ
ードを試験装置に入力すると、このコマンドとそのコマ
ンドの試験モードに対応した試験信号が、時分割回路網
5を介してB点アクセス回路18に転送される。
この場合、試験モードは、第11図(a)に示すように、
2進表示による2ビット構成にて表現されて伝送され、
この実施例においては、モニタモードが「11」、端末対
向試験が「10」、局内対向試験が「11」、B点アクセス
モードの解除を行う場合が「00」の信号で表示される。
加入者回線番号は、0〜2047チャネルに対応して、伝送
路終端部24の番号と、その収容位置番号とがそれぞれ2
進数によって表され、この実施例の場合、伝送路終端部
の番号0〜15がそれぞれ4桁、端末収容位置番号0〜12
7がそれぞれ7桁にて表現され、合計11桁の表示となっ
ている。
これら試験モードおよび加入者回線番号は、ソフトイン
タフェースを介してオーダバッファ52に一旦蓄積され
る。
試験信号は、第10図に示すように、時分割ハイウェイ上
の#16〜#19にそれぞれ割り付けられて送信され、下り
編集部80に入力する。
たとえば、0〜1023チャネルのうちのいずれかの加入者
の端末対向試験を行う場合、オーダバッファ52のモード
情報MODEに「10」と、その加入者回線番号が一旦蓄積さ
れる。
このモード情報MODEと加入者回線番号LENがタイミング
発生回路54へ転送されると、タイミング発生回路54から
各部へリセット信号が送出されて、各部において初期設
定が行われる。
この間に、試験台TEから送信された試験信号BB/DB/CO
は、下り編集部80にて、そのデマルプレクサ84を介し
て、それぞれ下りB編集回路86および下りD編集回路88
に蓄積される。
次いで、タイミング発生回路54からタイミング信号が発
生されると、マルチフレームアライナ90,92によって、
下りDチャネルの試験信号DBから20マルチフレームの同
期信号を検出し、内部の20マルチフレーム位相に同期合
わせを行うとともに、試験信号COから3マルチフレーム
の同期信号を検出し、内部の3マルチフレーム位相に同
期合わせを行い、D情報挿入セレクタ44を介してDチャ
ネルハイウェイDBHWに挿入する。
次いで、下りBチャネルハイウェイBBHWの該当チャネル
をリセットして、そのチャネルに、B情報挿入セレクタ
42を介して試験信号BBを前記DチャネルハイウェイDBHW
の同期信号に合わせて送出する。
これら試験信号は、集線インタフェース12および加入者
回路1を介して回線終端回路7へ伝送される。
回線終端回路7においては、これらの試験信号を受信す
ると、その折り返し回路によって、上り回線に受信した
試験信号を上り信号BF/DF/STとして返送する。
返送された信号は、上り信号ラッチ回路30によってラッ
チされ、上り編集部60へ転送される。
上り編集部60は、マルチフレーム同期信号付加回路62,6
4によって、DF信号に対して20マルチフレーム分の同期
信号を付加して、このDF信号とともにST信号およびBF信
号を上りB情報編集回路66および上りD情報編集回路68
によって、第10図に示すように、試験台TEへの専用線Q
の時分割ハイウエイにおけるタイムスロット#16〜#19
にそれぞれ割り付けて転送する。これにより、試験台TE
においては、送信した試験信号と受信した信号とを比較
する等の試験を行い、回線異常を判定する。異常がない
場合、次のチャネルの試験を行う。
この場合、同一加入者の他のBチャネルの試験を行う際
に、その回線番号をコマンドとして試験台TEから送出す
ると、B点アクセス回路18は、それまでに使用したDチ
ャネルハイウエイをリセットせずに、コマンドによって
指定されたBチャネルのみ選択し直して、その選択した
Bチャネルに試験信号を送出して上記と同様に試験を行
う。なお、同一加入者の複数チャネルの試験を行なう場
合、試験台TEまたはB点アクセス回路18に、これら複数
チャネルを有する加入者を登録して、その加入者番号を
最初のコマンドにて判別することにより、1回のコマン
ドの送信のみにて自動的に試験を行うようにしてもよ
い。
また、モニタ試験アクセスを行う場合は、試験台から該
当回線番号およびモード情報「01」からなるコマンドが
送出される。そのコマンドはオーダバッファ52を介し
て、上り信号ラッチ回路30および下り信号ラッチ回路40
に転送される。
これにより、上り信号ラッチ回路30は、上りハイウェイ
FHWから該当チャネルの上りBチャネル信号BFと、上り
Dチャネル信号DBとをラッチして、上り編集部70を介し
て試験台TEへ転送する。下り信号ラッチ回路40は、下り
ハイウェイBHWから該当チャネルの下りBチャネル信号B
Bと、下りDチャネル信号DBとをそれぞれラッチして、
これら信号を上り編集部70を介して試験台TEへ転送す
る。
この場合も、同一加入者の複数チャネルのモニタを行う
ときは、試験台TEにおける最初のコマンドのみによっ
て、試験台またはB点アクセス回路にて登録されたチャ
ネルを順次モニタする。
同様に、局内対向試験アクセスを行う場合は、試験台TE
から該当回線番号およびモード情報「11」をコマンドと
して送信すると、このコマンドがオーダバッファ52に一
旦蓄積されて、これらがタイミング発生回路54に転送さ
れると、タイミング発生回路54から送出されるリセット
信号によって各部がリセットされる。
次いで、試験台TEから送信された試験信号BF/DF/STのう
ちD情報DF/STがマルチフレームアライナ94,96によって
それぞれ上りDチャネルハイウェイDFHWの内部同期に合
わせられる。この同期に合わせて、該当チャネルにBF信
号を送出する。送出された試験信号は、挿入セレクタ3
2,34によってそれぞれ上りハイウェイFHWに挿入されて
集線スイッチ14および信号処理回路16へ転送される。
次いで、この試験信号に対する折り返し信号BB/DB/COが
下りハイウェイBHWから返送されると、下り信号ラッチ
回路40にてそれら返送信号をラッチし、上り編集部60を
介して試験台TEへ転送する。
これにより、試験台TEにて送信信号と返送信号の比較等
を行って局内回線の異常を判定し、上記と同様に、同一
加入者の複数チャネルの試験を行う場合は、Dチャネル
ハイウェイのリセットを行うことなく、順次、該当Bチ
ャネルの試験を行っていく。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明のB点アクセス設定法に
よれば、一のBチャネルを試験した後に、試験装置から
同一加入者の他のBチャネルの試験に切り換えるための
コマンドが送出された場合、それまでに使用していたD
チャネルをリセットしないので、そのままの同期状態に
て、指定されたBチャネルにDチャネルの同期信号に合
わせて試験信号をすぐに送出することができ、Dチャネ
ル設定のための時間を短縮し得る。したがって、一次群
インタフェースのように同一加入者にて多数のBチャネ
ルを有する場合により効果的に試験を行うことができ
る。
さらに、同一加入者に対して、その全チャネルハイウェ
イの試験を行う場合、試験装置から該当加入者番号と試
験モードからなるコマンドを1回だけ送出して、その1
回目にDチャネルハイウェイの同期をとって、Dチャネ
ルハイウェイをリセットすることなく順次Bチャネルハ
イウェイの試験を行う。したがって、多くの回線の試験
を行なう場合、手間がかからず、誤操作が少なくなっ
て、通信中の他の回線に障害を与える等の事故を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるB点アクセス設定法が適用される
交換方式の実施例を示す中継方式図、 第2図は、第1図に示す実施例のA点とB点との間の中
継方式図、 第3図(a)〜(c)は同実施例におけるB点アクセス
回路を示す機能ブロック図、 第4図〜第8図は、それぞれ同実施例におけるB点アク
セス回路を示す回路図であり、第4図は、上りハイウェ
イ付近の回路を示す図、第5図は下りハイウェイ付近を
示す図、第6図は試験台の送出コマンドを受ける部分を
示す図、第7図は上り編集部を示す図、第8図は下り編
集部を示す図、 第9図は、この実施例の伝送路終端部における端末収容
位置番号を示す図、 第10図は、この実施例における試験台から送信されるコ
マンドを説明するための図、 第11図は、この実施例における試験台から送信される試
験信号の、その専用線における割り付け状態を示す図で
ある。 主要部分の符号の説明 1……加入者回路 3……集線通話路装置 5……時分割回路網 7……回線網終端装置 10……交換局 12……集線インタフェース 14……集線スイッチ 16……信号処理回路 18……B点アクセス回路 20……ハイウェイインタフェース 24……伝送路網集端部 30……上り信号ラッチ回路 32……上りB情報挿入セレクタ 34……上りD情報挿入セレクタ 40……下り信号ラッチ回路 42……下りB情報挿入セレクタ 44……下りD情報挿入セレクタ 52……オーダバッファ 54……タイミング信号発生回路 62,64……マルチフレーム同期信号付加回路 66……上りB情報編集回路 68……上りD情報編集回路 86……下りB情報編集回路 88……下りD情報編集回路 90〜96……マルチフレームアライナ 100……加入者線 110……Bチャネルハイウェイ 120……Dチャネルハイウェイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−259661(JP,A) 特開 平2−13164(JP,A) 特開 平2−39760(JP,A) 特開 平2−272896(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の加入者回線を収容する集線装置が設
    けられた交換機のB点にて、試験装置から送出された試
    験信号を引き込んで該当回線の試験を行うB点アクセス
    設定法において、 前記B点にて、試験装置から送出されたコマンドに基づ
    いて該当回線を選択し、 次いで、該当回線の上り/下り両Dチャネルハイウェイ
    をリセットして、試験装置から送出される試験信号に基
    づいてこれらDチャネルハイウェイの同期をとり、 次いで、該当回線のBチャネルハイウェイをリセットし
    て、その中から前記試験装置のコマンドによって指定さ
    れた一のBチャネルを選択して、 このBチャネルに、試験装置から送出された試験信号を
    前記Dチャネルハイウェイの同期信号に合わせて送出す
    ることにより試験を行い、 次いで、次のコマンドが試験装置から送出されると、こ
    のコマンドと前回のコマンドとが同一加入者の試験チャ
    ネルの変更である場合に、それまでに使用したDチャネ
    ルハイウェイをリセットせずに、Bチャネルのみ選択し
    直して、その選択したBチャネルに試験信号を送出して
    該当回線の試験を行ってゆくことを特徴とするB点アク
    セス設定法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のB点アクセス設定法にお
    いて、前記試験装置から送出されるコマンドは、該当加
    入者番号および試験モードを含み、同一加入者の場合、
    その試験モードを1回のコマンドによってすべてのBチ
    ャネルに対して順次行ってゆくことを特徴とするB点ア
    クセス設定法。
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