JPH077977B2 - 多重動作機器構成を可能にするデータ回線終端装置(dce)およびその受信データ処理方法 - Google Patents

多重動作機器構成を可能にするデータ回線終端装置(dce)およびその受信データ処理方法

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JPH077977B2
JPH077977B2 JP3269443A JP26944391A JPH077977B2 JP H077977 B2 JPH077977 B2 JP H077977B2 JP 3269443 A JP3269443 A JP 3269443A JP 26944391 A JP26944391 A JP 26944391A JP H077977 B2 JPH077977 B2 JP H077977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信システム、
より詳しくは、多重動作機器構成の可能なデータ回線終
端装置(DCE)に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】多重動作機器構成の可能
な(例えば、CCITT要求条件に従ったV.25bi
s, V.42...)DCEが知られている。これら
のDCEは、プロトコルを処理するために使用される制
御プロセッサによって支援される第1のディジタル信号
プロセッサ(DSP)、また一般に、当該のプロトコル
に従って、DCE、制御プロセッサ、DSPおよび通信
回線に接続された2のデータ端末装置(DTE)間の通
信を管理するための(スイッチ、レジスタ、シリアル通
信コントローラを含む)複雑なハードウエア回路を含ん
でいる。
【0003】ハードウエア回路は、モデムの複雑さおよ
びコストを必然的に増大させる大量の電子構成要素を含
む。
【0004】さらに、公知のDCEに必要な電子構成要
素の数の多さは、特にDCEがパーソナルコンピュータ
などのワークステーション用インタフェースカードで実
施されようとした場合、DCEの統合の可能性を危うく
する。
【0005】従って、多重動作機器構成を可能にする一
方、大量の電子構成要素を必要としない単純なDCEの
必要性が生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、大量の
電子構成要素を必要とせずに多重機器構成をサポートす
るDCEにおけるデータ処理用装置を提供することであ
る。
【0007】本発明の第2の目的は、内部制御プロセッ
サが複雑な電子スイッチを必要とせずに一連のデータに
容易に割り込むことができるDCEを提供することであ
る。
【0008】本発明の第3の目的は、CCITT勧告の
V.25 bis、V.42 bis、V.22 bi
s、V.32ならびに、将来のV.17、V.32 b
isおよび「Vファスト」をサポートし、また、通信ネ
ットワーク管理機能を付与する低コストのDCEを提供
することである。
【0009】本発明の第4の目的は、多重機器構成を可
能にするDCEを通じて伝送されたデータを処理するた
めの方法を提供することである。
【0010】本発明の上記およびその他の目的は、DC
Eに含まれる各種構成要素、特にデータ処理に使用され
るDSP、通信プロトコルを取り扱う制御プロセッサ、
DTEおよび通信回線の間の通信の新編成によって達成
される。さらに正確に言えば、本発明に従った装置は、
DTEまたは通信回線のいずれかから入力されるビット
および文字をそれぞれロードされる異なる待ち行列が記
憶される記憶機構を含む。
【0011】各種待ち行列間の論理接続を行うことによ
り、単一の装置で多数の通信プロトコルが付与される。
【0012】本発明は、大量の電子構成要素を必要とせ
ずに多重動作機器構成を可能にするDCEを提供する。
従って、そのDCEは、単一のインタフェース、ワーク
ステーション、さらにはシングルチップに一体化するこ
とがよりいっそう容易になる。
【0013】本発明はまた、DCE内のデータおよび、
DCEに接続されたDTEまたは通信回線のいずれかか
ら受信されたデータを処理するための方法も提供する。
本方法は、DTEおよび通信回線から受信されたビット
および文字をそれぞれ記憶する異なる待ち行列を記憶機
構に生成する段階を含む。
【0014】関連づけられたポインタの適切な管理によ
る改善された待ち行列のいくつかの間の論理接続は、D
CEが多重通信機器構成に従って動作することを可能に
する。
【0015】本方法は、特にDCEへのデータの処理を
実行し、本発明に従ったDCEは、DTEと通信回線と
の間で伝送されたデータを処理するためのDSP、DT
Eインタフェースに接続されている送信回路および受信
回路を含む。DCEはさらに、データをアナログ形式か
らパルス符号変調(PCM)ワードに変換するアナログ
−ディジタル(A/D)コンバータおよびPCMワード
をアナログ形式に変換するディジタル−アナログ(D/
A)コンバータ、通信プロトコルを制御する制御プロセ
ッサ、ならびに、DSPおよび制御プロセッサの両者に
接続されている記憶装置を含む。本方法は、DSPが、
送信回路によって供給されたビットを記憶装置に置かれ
た第1の待ち行列に格納する段階、および、DSPによ
って計算され、(調歩式、HDLCまたはBSC伝送プ
ロトコルのいずれかである)第1の所与の伝送プロトコ
ルに従って第1の待ち行列に格納されたビットから得ら
れた文字をやはり同一の記憶装置に置かれた第2の待ち
行列に格納する段階を含むことを特徴とする。本方法は
さらに、通信回線を通じて遠隔のDCEに伝送するため
に制御プロセッサにより供給された文字を上述と同一の
記憶装置に置かれた第3の待ち行列に格納する段階を含
む。さらに、DSPによって計算され、第2の所与の伝
送プロトコルに従って第3の待ち行列に格納された文字
から得られるビットを同じく記憶装置に置かれた第4の
待ち行列に格納する段階が含まれる。通信回線を通じた
データ伝送は、所与の変調アルゴリズムに従ってDSP
によって計算されたPCMワードを第5の待ち行列に格
納することにより行われる。このPCMワードは、同期
モードの場合は第1の待ち行列の内容から得られ、DC
Eの送信部が非同期モードで動作するように意図されて
いる場合または制御プロセッサが通信回線を介したデー
タ伝送を希望する場合には第3の待ち行列の内容から得
られる。調歩式、HDLC、BSCといった現行の伝送
プロトコルから選択できる適切な伝送プロトコルを選択
し、また、DTEから通信回線に伝送されるデータを処
理するための方法を付与する適切な変調アルゴリズムを
選択することにより、通常は必要となる大量の電子構成
要素を要さずに、多重機器構成が可能になる。
【0016】本発明はまた、DCEの受信部を実施する
ための方法も提供する。その場合、本方法は、DTEに
伝送されるために制御プロセッサにより供給される文字
を、記憶装置に置かれた第1の待ち行列に格納する段階
を含む。さらに、DSPによって計算され、所与の第3
の伝送プロトコルに従って第1の待ち行列に格納された
文字から得られるビットを、やはり記憶装置に置かれた
第2の待ち行列に格納する段階を含む。同じく記憶装置
に置かれた第3の待ち行列には、A/Dコンバータから
受信されたPCMワードが格納される。さらに本方法
は、DSPが、所与の復調アルゴリズムに従ってDSP
により計算されるビットを記憶装置に置かれた第4の待
ち行列に格納する段階を含む。計算されるビットは第3
の待ち行列に格納されたPCMワードから得られる。同
じく記憶装置に置かれた第5の待ち行列には、DSPに
よって計算され、所与の第4の伝送プロトコルに従って
第4の待ち行列に格納されたビットから得られる文字が
格納される。本発明に従った方法はさらに、DCEが同
期モードで動作する場合は第4の待ち行列から入力され
たビットを、また、DCEが非同期モードで動作する場
合または制御プロセッサが通信回線を介してDTEへの
データ伝送を希望する場合には第2の待ち行列から入力
されたビットを受信回路に伝送する段階を含む。上述と
同様、第3または第4の伝送プロトコルに調歩式、HD
LCまたはBSCといった適切な伝送プロトコルを選択
することにより、大量のハードウエア構成要素を要さず
に多重動作機器構成の可能性が得られる。
【0017】
【実施例】図1によって公知のDCEの例を説明する。
これは、プロトコルを制御するための第1のプロセッサ
100および、リアルタイム信号処理動作のほかビット
フロー制御動作を実行するために使用される第2のプロ
セッサ102を含む。プロセッサ102は一般に、上述
の動作を行うために、強力な信号処理能力を有するディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)である。プロセッサ1
00は、詳しくは、V.25 bis、V.42 bi
sさらにはLPDA2機能(通信ネットワーク管理機
能)などの、CCITT要求条件に従った機能を行う。
これを実施するために、プロセッサ100は、プログラ
ム命令セットを記憶するPROM 105およびRAM
101と関係づけられており、PROM 105およ
びRAM101の両者は、プロセッサ100に接続され
たuPバス119に接続されている。DSP 102
は、CCITT V.22 bisモデム(伝送速度2
400 bps全二重2線式伝送の場合)またはCCI
TT V.32モデム(伝送速度9600 bps全二
重2線式伝送の場合)に関係する機能などの信号処理機
能を管理する。DSP 102はDSPバス117によ
ってROM 103およびRAM 106に接続されて
いる。シリアル通信コントローラ1(SCC1)110
はバス119に接続されており、スイッチ108からリ
ード線127でシリアルデータを受信し、リード線12
8でスイッチ108へのデータを直列で生成する。その
ために必要な適切なクロックは、クロックジェネレータ
132により生成されたクロック信号を分配するクロッ
クバス118で供給される。クロックジェネレータ13
2の目的は、DCEで必要とされるすべてのクロック信
号をクロックバス118で供給することであり、詳細に
は、内部クロックは内部発振器(図示せず)から得ら
れ、受信クロックは受信信号から得られ、また、外部ク
ロックはDTE 109によって供給される。SCC1
110は、同期データリンク制御(SDLC)または
2進データ同期通信(BSC)などの当業で公知の従来
のプロトコルをサポートする。同様に、シリアル通信コ
ントローラ2(SCC2)111は、バス119に接続
されており、スイッチ108からリード線125でシリ
アルデータを受信し、リード線126でシリアルデータ
をスイッチ108に伝送する。パラレル入出力回路(P
IO)112は、バス119に接続されており、リード
線129を通じてスイッチ108を制御できる。PIO
112を通じたプロセッサ100によるスイッチ108
の制御は、DCEが複数の異なる機器構成で動作できる
ようにしている。DTEインタフェースでの制御信号
(データセットレディ(DSR)信号、キャリヤ検出
(CD)信号など)の生成は、プロセッサ100および
102によって実行される。スイッチ108は、(CC
ITT勧告V.24による)DTEインタフェースで現
行のシリアルデータ伝送リード線131およびシリアル
データ受信リード線130の、以下に詳述する機器構成
に従ったDCEの各部への接続を行う。スイッチ108
は以下のように動作する。データ伝送モードでは、デー
タ伝送リード線131はリード線121に接続され、逆
に、リード線122はデータ受信リード線130に接続
される。このようにして、データビットは、共通データ
ポンプにおけるようにDTEインタフェースに通信回線
から直接送受信される。交換網に関するCCITT勧告
V.25 bisに従った起呼段階に対応する第2の通
信モードでは、データ伝送リード線131はリード線1
27に接続され、リード線128はデータ受信リード線
130に接続される。プロセッサ100は、V.25
bisプロトコルに従ってSCC1 110を通じてD
TE 109と通信し、起呼側の識別を知るなどの能力
を有する。起呼段階が完了しない限り、リード線121
および122は、DSP 102がデータを発しないの
で、未使用のままである。
【0018】DCEの、とりわけハードウエア構成要素
に関した複雑さは、第2のSCC2111およびPIO
112が特に関与することから、リンク問題識別プロ
グラム2(LPDA2)プロトコルをサポートする第3
のモードでDCEが動作するように意図された場合にい
っそう増す。LPDA2機能(詳細については、IBM
文書「リンク問題識別プログラム」参照番号SY33−
2064−0を参照。)は、ネットワークとDCEとの
間の通信の一般原則を規定したものであり、特に、通信
ネットワークによる通信ネットワーク管理(CNM)コ
マンドの伝送を含んでいる(CNMコマンドおよびユー
ザデータは同一の通信チャネルによって伝送される)。
そのLPDAモードでは、プロセッサ100は、データ
伝送リード線131がリード線127および121に接
続され、また、データ受信リード線130がリード線1
22および125に接続されるように、PIO 112
を通じてスイッチ108を制御する。プロセッサ100
は、LPDA2ヘッダを検出するために、データ伝送リ
ード線131に生じる(およびリード線127に伝送さ
れた)データを、SCC1 110によって継続して監
視する。同様に、プロセッサ100は、サービスメッセ
ージを検出するためにリード線122/125に搬送さ
れたデータを、SCC2 111によって継続して監視
する。リード線127に生じたLPDA2ヘッダを検出
すると、プロセッサ100は、リード線122をデータ
受信リード線130から切断し(リード線122はリー
ド線125に接続されたまま)、リード線128をデー
タ受信リード線130と接続して、LPDA2コマンド
の実行を開始する。同時に、プロセッサ100は、リー
ド線121およびデータ伝送リード線131を切断し、
リード線126をリード線121に接続する。その瞬間
から、SCC1 110はDTEと接続され、逆に、S
CC2 111は通信回線に接続される。その後、プロ
セッサ100は、通信ネットワークに接続された所与の
遠隔通信装置とのサービス手続きをSCC2 111に
よって開始する。遠隔通信装置は、データチャネルでL
PDA2ヘッダを検出することによりサービスメッセー
ジを認識し、続いてそのサービスメッセージを処理す
る。プロセッサ100がCNMサービスメッセージ手続
きの間に遠隔通信装置から伝送されたCNMデータを受
信し記憶した場合、プロセッサ100はSCC1 11
0によりデータ受信リード線130を通じてLPDA2
応答を伝送し、上述の第1のモードの機器構成に復帰す
る。CCITT勧告V.42/V.42 bisを含む
第4のモードでは、V.25 bis起呼段階に応答し
て、エラー補正プロトコルを伴うデータ伝送段階が含ま
れる。プロセッサ100は、V.25 bis手続きか
らV.42手続きへ切り換えるためにPIO 112に
よってスイッチ108を制御する。V.42手続きを実
行するために、それぞれ、データ受信リード線130は
リード線128に、データ伝送リード線131はリード
線127に、リード線126はリード線121に、リー
ド線122はリード線125に接続される。SCC1
110は、非同期モードで使用されるが、SCC2 1
11はプロセッサ100の制御のもとでSDLCプロト
コルに従って使用される。
【0019】上述のすべての機器構成において、DSP
102は以下のように動作する。リード線121から
入力されたシリアルデータビットは送信ブロック113
によって非直列化され、送信ブロック113はそれらを
nビットパケットで、割り込みモードでDSP 102
に伝送する。送信ブロック113は、クロックバス11
8で搬送される伝送クロック(希望の機器構成に従って
内部または外部クロック)によって制御される。非同期
のV.14モードに従えば、送信ブロック113は非同
期文字を解読し、すなわちスタートビットを認識し、非
直列化クロックを生成する。受信ブロック114は、D
SP 102がDSPバス117にnビットワードを生
成するように、DSP 102への割り込み信号を生成
する。その後、受信ブロック114は、リード線122
でnビットワードをクロックバス118にある受信クロ
ック速度で直列化する。ディジタル−アナログコンバー
タ116は、変調アルゴリズムに従ってDSP 102
によって計算されたサンプルを受信する。この変調は、
クロックバス118を通じてクロックジェネレータ13
2により供給される伝送サンプリングクロックによって
パルス化される。同様に、アナログ−ディジタルコンバ
ータ115は、クロックバス118にクロックジェネレ
ータ132によって生成された受信サンプリングクロッ
クのタイミングでサンプルをDSP 102に供給す
る。リード線123および124にあるアナログ信号
は、通信回線との適切な結合を最終的に行う回線インタ
フェース回路117との間で伝送される。RAM 10
6はすべての指示に関する記憶装置104への1個のバ
ッファを含んでいる。従って、リード線121によって
供給された伝送ビットは、RAM 106の第1の待ち
行列に格納され、その後、ディジタル−アナログコンバ
ータ116に要求されるサンプルを生成するためにDS
P 102によって処理される。逆に、アナログ−ディ
ジタルコンバータ115によって供給されたサンプル
は、DSP 102によって処理される。その処理は、
受信ブロック114を通じてリード線122に伝送され
る前にRAM 106の第2の待ち行列に格納されるビ
ットを供給する。DSPバス117に生じ、送信ブロッ
ク113を制御する割り込み信号は、ディジタル−アナ
ログコンバータ116を制御する信号と同期しており、
同様に、受信ブロック114を制御する割り込み信号は
アナログ−ディジタルコンバータ115を制御する信号
と同期している。バス119および117の両者に接続
されている共用バッファ104は、プロセッサ100と
DSP 102との間のコマンドの交換を可能にし、特
に、DCEのステータスに関する応答(CCITT勧告
に従った起呼段階、データ段階)の交換を可能にする。
【0020】以上のように、多重動作機器構成を可能に
するように意図された公知のDCEは、複雑で高価なス
イッチ108、多数のレジスタを含むPIO 112、
2のSCC 110および111の存在、さらに一般的
には、多数のハードウエア回路および電子構成要素を含
むものと思われる。
【0021】図2は、本発明に従った多重機器構成DC
Eの好ましい実施例を示す。本発明に従ったDCEは、
バス219によってPROM 205およびRAM 2
01に接続されているプロトコル制御用プロセッサ20
0を含む。バス220によってPROM 203に接続
されたディジタル信号プロセッサ(DSP)202は、
リアルタイム信号処理動作およびビットフロー制御動作
を実行するために使用される。DSP 202は、DS
Pバス217を通じて共用RAM 204に接続されて
おり、その編成は図3によって詳述する。RAM 20
4はまた、プロセッサ200および202の間の論理接
続を行うためにバス219のデータバスに接続されてい
る。クロックジェネレータ232は、クロックバス21
8に、DCEで必要なすべてのクロック、詳細には、内
部発振器(図示せず)から得られる内部クロック、受信
信号から得られる受信クロック、DTEインタフェース
で供給される外部クロックを供給する。
【0022】送信ブロック213は、DTE V.24
インタフェースのリード線221から入力される伝送デ
ータビットを非直列化する。nビットパケットが組み立
てられると、DSPプロセッサに対してそのnビットパ
ケットを読み出すことができるということを指示するた
めにDSPへの割り込み信号が生成される。送信ブロッ
ク213は、クロックバス218で供給される(希望の
機器構成に従って、内部クロック、外部クロックまたは
受信クロックのいずれかである)伝送クロックの制御の
もとにある。CCITT勧告V.14に従えば、送信ブ
ロック213はまた、非同期文字を解読するための、す
なわちスタートビットを認識し、非同期化クロックを生
成するための手段も含む。
【0023】受信ブロック214は、バス217でDS
Pからのnビットパケットを受信しなければならない場
合、DSPへの割り込み信号を生成する。その後受信ブ
ロック214は、クロックバス218にある受信クロッ
ク速度でそのnビットワードをリード線222で直列化
する。
【0024】ディジタル−アナログコンバータ216
は、変調アルゴリズムに従ってDSP202によって計
算されたサンプルを受信する。変調は、やはりクロック
バス218でクロックジェネレータ232により供給さ
れる伝送サンプリングクロックの速度でパルス化され
る。
【0025】同様に、アナログ−ディジタルコンバータ
215は、クロックバス218にクロックジェネレータ
232によって生成された受信サンプリングクロックの
タイミングでサンプルをDSP 202に供給する。最
後に、リード線215によってアナログ−ディジタルコ
ンバータ215に、また、リード線223によってディ
ジタル−アナログコンバータ216に接続された回線イ
ンタフェース回路207は、通信回線との適切な結合を
実行する。
【0026】送信ブロック213、受信ブロック21
4、アナログ−ディジタルコンバータ215およびディ
ジタル−アナログコンバータ216を制御するための効
果的なタイミング配列回路は、“Data circu
it terminatingeqipment (D
TE) including timing arra
ngement circuits controll
ed by processing means”と題
する、本出願の譲受人に譲渡された、EP−A−904
80150.3に開示されている。要約すると、EP−
A−90480150.3に従えば、これらの回路の制
御は、受信サンプリング(RS)タイムレジスタ(4
3)、伝送サンプリング(XS)タイムレジスタ(5
3)、伝送データ(TD)レジスタ(33)、受信デー
タ(RD)タイムレジスタ(23)といった適切なレジ
スタに多数のディジタル値を格納することにより行われ
る。すべてのレジスタの内容は、タイマ(60)の内容
と継続的に比較される。タイマが1レジスタ(例えばR
Sタイムレジスタ(43))に格納された値に達する
と、アナログ−ディジタルコンバータ215は、リード
線224に生じたアナログ信号のサンプリングを実行す
る。RSタイムレジスタに格納される値をプログラムす
ることにより、DSP 202は、A/Dコンバータ2
15にパルスを発生させるサンプリング伝送クロックを
制御できる。さらに概括的に言えば、上述の各レジスタ
すべてに適切なディジタル値をプログラムすることによ
って、DSPは、大量のクロックディバイダおよび電子
スイッチを要さずに、DCEで使用されるいずれのクロ
ックも正確に制御し調整することができる。同様に、D
SPは、D/Aコンバータ216に関係するXSタイム
レジスタに適切な順序のディジタル値を生成することに
より適切な伝送サンプリングクロックでnビットワード
のディジタル−アナログ変換を正確に制御できる。しか
しながら、従来のクロック制御またはタイミング配列回
路も本発明を実施するために使用できる点に留意すべき
である。
【0027】図3は、本発明に従った共用記憶域204
の構成を示す。共用記憶域204は、DSP 202で
走行する背景プログラム(図5A,5Bおよび5Cによ
って詳述する)への割り込みルーチンのインタフェース
となるために使用される4のバッファから成る第1のセ
ットを含む。第1の「伝送データ」バッファ300は、
DTEインタフェースの伝送データリード線221から
入力するビットを受信するために使用される。「伝送サ
ンプル」バッファ302はD/Aコンバータ216によ
ってアナログ形式に変換されるPCMサンプルを格納
し、「受信サンプル」バッファ303はA/Dコンバー
タ215から受信されたPCMサンプルを格納する。最
後に、「受信データ」バッファ301は、選択した復調
アルゴリズムに従って、「受信サンプル」バッファ30
3の内容からDSP 202によって計算されたビット
を格納するために使用される。共用記憶域204は、制
御プロセッサ200とのインタフェースをとるための文
字を格納することを意図した4のバッファから成る第2
のセットを含む。第1の「DTE入力文字」バッファ3
04は、希望の伝送プロトコルに従って「伝送データ」
バッファ300の内容から解読された文字を格納する。
「回線入力文字」バッファ306は、希望の伝送プロト
コルに従って「受信データ」バッファ301から解読さ
れた文字を格納する。さらに、「DTE出力文字」バッ
ファ305は、受信データリード線222によってDT
Eへ伝送する文字を格納するために使用される。これら
の文字は、希望の伝送プロトコルに従って、「DTE出
力ビット」バッファ308に格納される一連のビットと
して変換される。最後に、「回線出力文字」バッファ3
07は、通信回線に伝送する文字を格納する。これらの
文字は、希望の伝送プロトコルに従って、その後「回線
出力ビット」バッファ309に格納される一連のビット
として変換される。共用記憶域204はまた、以下に詳
述するように、図5の背景プログラムによる図4の各種
割り込みルーチンを管理するために使用される次の4の
フラグ、「伝送データ」フラグ310、「受信データ」
フラグ311、「伝送サンプルデータ」フラグ312お
よび「受信サンプルデータ」フラグ313を含む。共用
記憶域204はさらに、制御プロセッサ200が図5の
背景プログラムの機能を制御できるようにする2のフラ
グ、「回線出力プロセスイネーブル」フラグ314およ
び「DTE出力プロセスイネーブル」フラグ315、さ
らには、いくつかの動作がバッファ304〜307に関
して実行されなければならないということを制御プロセ
ッサ200に指示するようにDSP 202に行わせる
4のフラグ、「回線入力文字サービス」フラグ316、
「DTE入力文字サービス」フラグ317、「回線出力
文字サービス要求」フラグ318および「DTE出力文
字サービス要求」フラグ319を含む。
【0028】本発明に従ったDCEの動作について、図
4に示す割り込みプログラムの流れ図および図5に示す
背景プログラムの流れ図によって以下に説明する。
【0029】割り込み信号は、希望の機器構成に従って
選択された、クロックジェネレータ232によって供給
されるクロックのタイミングで、DSPバス217に生
成される。上述のように、クロック制御システムがEP
−A−90480150.3に開示されたタイミング配
列回路に従って実施された場合、割り込み信号は、タイ
マが達した値と、DSP 202によって適切なレジス
タ(XSタイム(53)、RSタイム(43)、RDタ
イム(23)およびTD(33))にプログラムされた
値とを比較するためにそれぞれ使用される、4のコンパ
レータの出力に生成される。しかしながら、従来のタイ
ミング配列回路もクロックジェネレータ232を実施す
る(スイッチ、クロックディバイダなどにより)ために
使用できる点に留意すべきである。従って、リード線2
21でDTEインタフェースに受信される、または、リ
ード線222でDTEインタフェースに伝送される各n
ビットごとに、クロックジェネレータ232はDSPバ
ス217を通じてDSP202への割り込み信号を生成
する。DSP 202が割り込み信号の処理を受け付け
ると、DSPは、図4のステップ400に示すように、
割り込み入口点、すなわちそれに割り当てられた割り込
みアドレスに行く。同様に、D/Aコンバータ216へ
の基本D/A変換を実行するためにPCMワードが使用
可能になると、または、逆にPCMワードがA/Dコン
バータ215によって計算されると、同様に割り込み信
号が生成され、DSP 202に伝送される。ルーチン
401は、割り込み信号の性質の判別、すなわち、送信
ブロック213、受信ブロック214、A/Dコンバー
タ215またはD/Aコンバータ216のうちのいずれ
のブロックがその割り込み信号を生成したかの判別を行
う。これを行うために、本発明の好ましい実施例は、ク
ロックジェネレータ232が割り込みの形式を特徴づけ
るデータを設定できる内部レジスタ(図示せず)を含
む。
【0030】割り込み信号が送信ブロック213から入
力する場合には、DSP 202は、ステップ402に
進み、リード線221でDTEインタフェースで受信さ
れ、送信ブロック213に含まれる1レジスタに組み立
てられたnビットを読み出す。その後ステップ403
で、DSP 202はそのnビットを「伝送データ」バ
ッファ300にロードし、このバッファに関係する入力
ポインタを更新する。一般的に言えば、バッファ300
〜307のうちの1バッファのロードおよびアンロード
は、それぞれ、そのバッファに対応する入力ポインタま
たは出力ポインタの更新と関係する。ステップ404
で、DSP 202は図5の背景プログラムで試験され
る「伝送データ」フラグ310を設定する。ステップ4
04で、タイミング制御、特に伝送クロックの管理が従
来通りに実行される。上述のように、タイミング制御は
EP−A−90480150.3に示された説明に従っ
て実施できる。この場合、ステップ405でTDタイム
レジスタに格納されるディジタル値がDSP 202に
よって計算される。このディジタル値は、送信ブロック
213によって生成されDSP 202に伝送される次
の割り込み信号の発生を決定する。ステップ406で、
DSP 202は割り込みルーチンを出て、図5の背景
プログラムに戻る。
【0031】割り込み信号が受信ブロック214から入
力される場合、DSP 202はステップ407に行
き、「DTE出力プロセスイネーブル」フラグ315の
ステータスを調べる。このフラグがリセットされている
と、同期伝送の場合、DSP202はステップ408へ
行き、「受信データ」バッファ301からnビットを読
み出し、対応する出力ポインタを更新する。「DTE出
力プロセスイネーブル」フラグ315が設定されている
場合、DSP 202は、ステップ409で、「DTE
出力ビット」バッファ308からのnビットの読み出し
動作を実行し、対応する出力ポインタも更新する。ステ
ップ408または409の完了後、プロセスはステップ
410に進み、DSP 202はnビットを受信ブロッ
ク214に含まれる当該の(図示せず)レジスタに書き
込む。その後、DSP 202はステップ411で「受
信データ」フラグ311を設定する。ステップ412で
は、受信クロックの制御がクロックジェネレータ232
を通じてDSP 202により実行される。EP−A−
90480150.3に従って実施されるクロック制御
では、ステップ412で、RDタイムレジスタにロード
されるディジタル値がDSP 202によって計算さ
れ、そのディジタル値が、受信ブロック214によって
生成されDSP 202に伝送される次の割り込み信号
の発生を決定することに留意すべきである。ステップ4
13で、割り込みルーチンを出て、プロセスは図5の背
景プログラムに戻る。
【0032】割り込み信号がA/Dコンバータ215か
ら入力する場合、DSP 202はステップ414に行
き、A/Dコンバータ215に含まれる当該の(図示せ
ず)受信サンプリングレジスタに格納されたPCMサン
プルを読み出す。ステップ415で、DSP 202は
そのPCMサンプルを「受信サンプル」バッファ303
に書き込み、当該の(図示せず)対応する入力ポインタ
を更新する。その後ステップ416で、DSP 202
は「受信サンプルデータ」フラグ313を設定する。ス
テップ417で、プロセスはクロック制御ステップ、す
なわち記述サンプリングステップの制御に進む。上述と
同様、クロック制御ステップがEP−A−904801
50.3の教示に従って実施される場合、ステップ41
7では、RSタイムレジスタ(EP−A−904801
50.3の参照番号43)にロードされるディジタル値
がDSP 202により計算され、このディジタル値
が、A/Dコンバータ215によって生成されDSP
202に伝送される次の割り込み信号の発生を決定す
る。ステップ418で、割り込みルーチンは完了し、D
SP 202は図5の背景プログラムに戻る。
【0033】ステップ400で割り込み信号がD/Aコ
ンバータ216から入力する場合、DSP 202はス
テップ419に行き、「伝送サンプル」バッファ302
に格納されたPCMサンプルを読み出し、対応する出力
ポインタを更新する。その後ステップ420で、DSP
202はそのPCMサンプルをD/Aコンバータ21
6に含まれる当該の(図示せず)レジスタにロードす
る。ステップ421で、DSP 202は「伝送サンプ
ルデータ」フラグ312を設定する。ステップ422で
は、クロック制御、特に伝送サンプリングクロックの制
御が行われる。上述の通り、クロック制御がEP−A−
90480150.3の教示に従って行われる場合、ス
テップ422では、XSタイムレジスタ(EP−A−9
0480150.3の参照番号53)にロードされるデ
ィジタル値がDSP 202により計算され、このディ
ジタル値が、D/Aコンバータ216によって生成され
DSP 202に伝送される次の割り込み信号の発生を
決定する。従来のクロック回路が使用される場合、ステ
ップ422では、DSPによるクロックジェネレータ2
32の制御が行われ、クロックジェネレータ232は必
要な伝送サンプリングクロックをクロックバス218で
D/Aコンバータ216に供給する。ステップ423で
プロセスは完了し、DSP 202は図5の背景プログ
ラムに戻る。
【0034】図5、6および7は、背景プログラムを示
す流れ図である。背景プログラムは、DCEの電源投入
後に実行される最初の初期化ステップ500を含む。そ
の後、ステップ501で、従来通りにDCEによって実
行される通常の非リアルタイムタスクである。この非リ
アルタイムタスクは、対応する動作を実行するためにフ
ラグ310〜313を連続して調べるスキャナによって
実行される。DSP202は、送信ブロック213、受
信ブロック214、A/Dコンバータ215およびD/
Aコンバータ216によって生成される可能性のある各
種割り込み信号間のあらゆるコンテンションを防止する
ように選択される点に留意すべきである。より正確に
は、DSP 202は、事前に設定されたフラグが背景
プログラムによって処理されるまでは、あらゆる割り込
みルーチンによってもフラグ310〜313のうちのい
ずれも設定することが不可能な程度に、十分に強力でな
ければならない。そのために、オーバラン機構、アンダ
ラン機構といった従来技術で公知の何らかの検出・補正
機構を使用することが有利であろう。
【0035】ステップ502では、DSP 202は
「受信サンプルデータ」フラグ313のステータスを調
べる。このフラグが設定されている場合、プロセスはス
テップ504に進み、DSP 202は適切な復調アル
ゴリズムに従って基本復調動作を実行する。そのため
に、DSPは、「受信サンプル」バッファ303から希
望の数のPCMサンプルを抽出した後、当該の復調アル
ゴリズムに従ってサンプルを処理する。一般的に言え
ば、必要なPCMサンプルの数は、復調アルゴリズムの
性質、ボー時間当たりのサンプル数およびフィルタ特性
によって異なる。ステップ504で、DSP 202は
抽出したサンプルから受信ビットの概算を出し、「受信
データ」バッファ301に格納する。その後ステップ5
05で、DSP202は、同期または非同期のいずれか
の、希望の通信プロトコルに従ってそれらのビットを文
字に変換し、それらの文字は「回線入力文字」バッファ
306に格納される。十分なビット数が組み立てられる
と、DSP 202は、完全文字が以後の処理に使用可
能であることを制御プロセッサ200に指示するために
「回線入力文字サービス」フラグ316を設定する。そ
の後DSP 202は、「伝送サンプルデータ」フラグ
312をリセッし、ステップ503に進む。ステップ5
02で「受信サンプルデータ」フラグ313が設定され
ていない場合、DSP 202はステップ503に進
み、「伝送データ」フラグ310を検査する。このフラ
グが設定されている場合、プロセスはステップ506に
進み、逆に設定されていなければステップ507に進
み、DSP 202は「伝送データ」バッファ300に
ロードされているビットを取り出し、伝送プロトコルに
従って、対応する文字に組み立て、この文字はその後
「DTE入力文字」バッファ304に格納される。1文
字が完全に組み立てられると、DSPは文字が以後の処
理に使用可能であることを制御プロセッサ200に知ら
せるための「DTE入力文字サービス」フラグ317を
設定する。その後DSP 202は、「伝送データ」フ
ラグ310をリセットし、ステップ506に進み、「伝
送サンプルデータ」フラグ312が試験される。
【0036】このフラグが設定されている場合、DSP
202は図6に示すサブルーチン1を実行する。サブ
ルーチン1はまず、DSP 202が「回線出力プロセ
スイネーブル」フラグ314を検査するステップ509
に始まる。フラグ314がリセットされている場合、D
SP 202はステップ510に進み、使用されている
変調アルゴリズムに従って基本変調プロセスを実行す
る。これを行うために、DSP 202は「伝送デー
タ」バッファ300にロードされているビットを抽出
し、PCMサンプルを計算する。その数は、使用されて
いる変調アルゴリズム、ボー時間当たりのサンプル数お
よびフィルタ特性によって異なる。その後DSP 20
2は、割り込みルーチンによる以後の処理のためにその
PCMサンプルを「伝送サンプル」バッファ302にロ
ードする。その後DSP 202は出口ステップ515
に進む。反対に、フラグ314がステップ509で設定
されていると判明した場合、プロセスはステップ509
に進み、DSP 202は当該の変調アルゴリズムに従
って基本変調動作を実行する。そのために、DSP 2
02は「回線出力ビット」バッファ309からビットを
取り出し、PCMサンプルを計算し、そのPCMサンプ
ルは「伝送サンプル」バッファ302にロードされる。
ステップ512では、バッファ309にロードされたビ
ット数がステップ511に従った次の処理に十分である
かどうかを判定するために試験が実行される。これは、
当該のバッファに関係する入力ポインタおよび出力ポイ
ンタ調べることにより行われる。計算されたビット数が
十分であると判明した場合、DSP202はステップ5
15でサブルーチン1を出る。ビット数が十分でない場
合は、DSP 202はステップ513に進み、「回線
出力文字」バッファ307に格納されている文字を取り
出し、使用されている通信プロトコルに従って、そのビ
ット数を計算した後それらを「回線出力ビット」バッフ
ァ309にロードする。その後DSP 202はステッ
プ514に進み、伝送すべき次の文字が要求されている
ことを制御プロセッサ200に知らせるために「回線出
力サービス要求」フラグ318を設定する。
【0037】サブルーチン1の完了後、DSP 202
は「伝送サンプルデータ」フラグ312をリセットし、
ステップ508に向かう。ステップ508は、「伝送サ
ンプルデータ」フラグ312がステップ506でリセッ
トされていた場合にも実行される。ステップ508で
は、DSP 202は「受信データ」フラグ311のス
テータスを調べる。このフラグがリセットされていると
判明した場合、DSP202はステップ501に戻る。
フラグ311が設定されている場合は、DSP202
は、図7に示すサブルーチン2を実行する。サブルーチ
ン2は、ステップ516の「DTE出力プロセスイネー
ブル」フラグ315の試験に始まる。このフラグがリセ
ットされている場合、DSP 202はステップ522
でサブルーチン2を出る。逆にフラグが設定されている
場合、DSP 202はステップ517に進み、「DT
E出力文字」バッファ305にロードされている文字を
取り出し、使用されている通信プロトコルに従って、ビ
ット数を計算し、導出する。これらのビットはその後、
ステップ409で「DTE出力ビット」バッファ308
が十分にロードされていないと判明した場合に、「DT
E出力ビット」バッファ308にロードされる。こうし
た状況は、以下の例でさらに詳しく説明する。ステップ
518で、DSP 202は、次の文字が要求されてい
ることを制御プロセッサ200に知らせるために「DT
E出力サービス要求」フラグ319を設定する。その後
プロセスはサブルーチン2を出て、「受信データ」フラ
グ311をリセットし、図5のステップ501に戻る。
【0038】ステップ504、510および511は選
択されている変調形式に密接に依存する点に留意しなけ
ればならない。従って、記憶装置203は、DCEが複
数の変調形式を取り扱えるように複数のソフトウエア部
を含んでいなければならない。例えば、第1のソフトウ
エア部は、CCITT勧告V.22 bisに従ってス
テップ504を実施する部分、第2のソフトウエア部は
CCITT勧告V.32に従ってステップ504を実施
する部分、第3のソフトウエア部はベースバンドモデム
専用でステップ504を実施する部分、といったように
である。ステップ505、507、513および517
は、使用されているプロトコル、すなわち調歩式プロト
コル、SDLC(またはHDLC)プロトコル、BSC
プロトコルに密接に依存する。(V.25 bis、
V.42、V.42 bis、LPDA2、V.1
4...などを可能にする)この多目的DCEは、選択
されているプロトコルに従って複数のソフトウエア部が
記憶される記憶装置203を含む。従って、このDCE
がCCITT勧告V.42のサポートを意図する場合、
ステップ507および517は調歩式プロトコルに従う
べきであり、一方、ステップ505〜513はSDLC
プロトコル(HDLCプロトコル)に適合しなければな
らない。さらに、「回線出力プロセスイネーブル」フラ
グ314は、電話回線でV.24 DTEインタフェー
スのデータ伝送リード線から直接入力されるデータ伝送
を可能にする。加えて、それらのデータはCCITT勧
告V.24に従ってDCE内部で生成することもでき
る。同様に、「DTE出力プロセスイネーブル」フラグ
315は、電話回線からV.24 DTEインタフェー
スの受信データリード線に直接入力されるデータ伝送を
可能にする。また、それらのデータは、例えば制御プロ
セッサ200がV.24 DTEインタフェースの受信
データリード線を通じてV.25 bisコマンドに対
する応答を送信したい場合などに、DCE内部で生成す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の多重機器構成DCEの説明図。
【図2】本発明に従った多重機器構成DCEの説明図。
【図3】本発明に従った共用記憶域204の説明図。
【図4】本発明のDCEで動作する割り込みルーチンの
詳細図。
【図5】DSPによって実行される背景プログラムを示
す流れ図。
【図6】図5の背景プログラムのサブルーチン1を示す
流れ図。
【図7】図5の背景プログラムのサブルーチン2を示す
流れ図。
【符号の説明】
204 共用記憶域 217 DSPバス 219 uPバス 232 クロック(ジェネレータ) 207 回線インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シルビー、ゴール‐ルー フランス国ラ、コール、シュール、ルー、 シュマン、デ、バ‐カンポン、280 (72)発明者 ゴトフリート、ウンゲルベック スイス国ラングノー、アー、アー、アイヒ シュトラーセ、4

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ端末装置(DTE)と通信回線との
    間で伝送されるデータを処理するディジタル信号プロセ
    ッサ(DSP)、DTEインタフェースに接続された送
    信回路および受信回路、データをアナログ形式からディ
    ジタル符号化データに変換するアナログ−ディジタル
    (A/D)コンバータおよびディジタル符号化データを
    アナログ形式に変換するディジタル−アナログ(D/
    A)コンバータ、通信プロトコルを制御する制御プロセ
    ッサ、ならびに、前記DSPおよび前記制御プロセッサ
    の両者に接続されている記憶装置を含むデータ回線終端
    装置(DCE)であって、 前記送信回路によって第1の待ち行列に供給されるビッ
    トを前記記憶装置に格納するための手段と、 前記DSPによって計算され、第1の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第1の待ち行列に格納されたビットか
    ら得られる文字を前記記憶装置の第2の待ち行列に格納
    するための手段と、 通信回線を通じて遠隔のDCEに伝送するために前記制
    御プロセッサによって供給される文字を前記記憶装置の
    第3の待ち行列に格納するための手段と、 前記DSPによって計算され、第2の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第3の待ち行列に格納された文字から
    得られるビットを前記記憶装置の第4の待ち行列に格納
    するための手段と、 所与の変調アルゴリズムに従って前記DSPによって計
    算されたディジタル符号化データを第5の待ち行列に格
    納するための手段とを含み、前記ディジタル符号化デー
    タは同期モードでは前記第1の待ち行列の内容から得ら
    れ、非同期モードまたは前記制御プロセッサが通信回線
    を介したデータ伝送を希望する場合には前記第3の待ち
    行列の内容から得られ、 それにより多重動作機器構成を可能にすることを特徴と
    するDCE。
  2. 【請求項2】請求項1記載のDCEであって、前記第1
    の伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝送
    プロトコルのうちから選択されることを特徴とするDC
    E。
  3. 【請求項3】請求項1記載のDCEであって、前記第2
    の伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝送
    プロトコルのうちから選択されることを特徴とするDC
    E。
  4. 【請求項4】請求項1記載のDCEであって、前記第1
    の伝送プロトコルが調歩式伝送プロトコルに適合し、前
    記第2の伝送プロトコルがHDLCプロトコルであり、
    それによって、通信回線を介したデータ伝送がCCIT
    T勧告V.42に適応することを特徴とするDCE。
  5. 【請求項5】請求項1記載のDCEであって、通信回線
    を通じて前記制御プロセッサから遠隔DCEへ伝送され
    る前記データが通信ネットワーク管理コマンドであるこ
    とを特徴とするDCE。
  6. 【請求項6】データ端末装置(DTE)と通信回線との
    間で伝送されるデータを処理するディジタル信号プロセ
    ッサ(DSP)、DTEインタフェースに接続された送
    信回路および受信回路、データをアナログ形式からディ
    ジタル符号化データに変換するアナログ−ディジタル
    (A/D)コンバータおよびディジタル符号化データを
    アナログ形式に変換するディジタル−アナログ(D/
    A)コンバータ、通信プロトコルを制御する制御プロセ
    ッサ、ならびに、前記DSPおよび前記制御プロセッサ
    の両者に接続されている記憶装置を含むデータ回線終端
    装置(DCE)へのデータ処理を実行するための方法で
    あって、 前記送信回路によって供給されたビットを前記記憶装置
    に置かれた第1の待ち行列に前記DSPが格納する段階
    と、 前記DSPによって計算され、第1の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第1の待ち行列に格納されたビットか
    ら得られる文字を前記記憶装置に置かれた第2の待ち行
    列に格納する段階と、 通信回線を通じて遠隔のDCEに伝送するために前記制
    御プロセッサによって供給される文字を前記記憶装置に
    置かれた第3の待ち行列に格納する段階と、 前記DSPによって計算され、第2の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第3の待ち行列に格納された文字から
    得られるビットを前記記憶装置に置かれた第4の待ち行
    列に格納する段階と、 所与の変調アルゴリズムに従って前記DSPによって計
    算されたパルス符号変調(PCM)ワードを第5の待ち
    行列に格納する段階とを含み、前記PCMワードは同期
    モードでは前記第1の待ち行列の内容から得られ、非同
    期モードまたは前記制御プロセッサが通信回線を介した
    データ伝送を希望する場合には前記第3の待ち行列の内
    容から得られ、 それにより多重動作機器構成を可能にすることを特徴と
    する方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の方法であって、前記第1の
    伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝送プ
    ロトコルのうちから選択されることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の方法であって、前記第2の
    伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝送プ
    ロトコルのうちから選択されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】請求項6記載の方法であって、前記第1の
    伝送プロトコルが調歩式伝送プロトコルに適合し、前記
    第2の伝送プロトコルがHDLCプロトコルであり、そ
    れによって、通信回線を介したデータ伝送がCCITT
    勧告V.42に適応することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】請求項6記載の方法であって、通信回線
    を通じて前記制御プロセッサから遠隔DCEへ伝送され
    る前記データが通信ネットワーク管理コマンドであるこ
    とを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】通信回線から受信されたデータおよびデ
    ータ端末装置(DTE)に伝送されるデータを処理する
    ディジタル信号プロセッサ(DSP)、DTEインタフ
    ェースに接続された送信回路および受信回路、データを
    アナログ形式からパルス符号変調(PCM)ワードに変
    換するアナログ−ディジタル(A/D)コンバータおよ
    びPCMワードをアナログ形式に変換するディジタル−
    アナログ(D/A)コンバータ、通信プロトコルを制御
    する制御プロセッサ、ならびに、前記DSPおよび前記
    制御プロセッサの両者に接続されている記憶装置を含む
    DCEにおけるデータ処理を実行するための方法であっ
    て、 前記DTEに伝送するために前記制御プロセッサによっ
    て供給された文字を前記記憶装置に置かれた第1の待ち
    行列に格納する段階と、 前記DSPによって計算され、第1の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第1の待ち行列に格納された文字から
    得られる(前記DTEに伝送される)ビットを前記記憶
    装置に置かれた第2の待ち行列に格納する段階と、 前記A/Dコンバータから受信されたPCMワードを前
    記記憶装置に置かれた第3の待ち行列に格納する段階
    と、 前記DSPによって所与の復調アルゴリズムに従って計
    算されたビット(前記計算されたビットは前記第3の待
    ち行列にロードされたPCMワードから得られる)を前
    記記憶装置に置かれた第4の待ち行列に前記DSPによ
    って格納する段階と、 前記DSPによって計算され、第2の所与の伝送プロト
    コルに従って前記第4の待ち行列に格納されたビットか
    ら得られる文字を前記記憶装置に置かれた第5の待ち行
    列に格納する段階と、 同期モードの場合には前記第4の待ち行列から入力され
    るビットを、また、非同期モードまたは前記制御プロセ
    ッサが前記DTEへのデータ伝送を希望する場合には前
    記第4の待ち行列から入力されるビットを受信回路に伝
    送する段階とを含むことを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法であって、前記第
    1の伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝
    送プロトコルのうちから選択されることを特徴とする方
    法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の方法であって、前記第
    2の伝送プロトコルが調歩式、HDLCまたはBSC伝
    送プロトコルのうちから選択されることを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】請求項11記載の方法であって、前記第
    1の伝送プロトコルが調歩式伝送プロトコルであり、前
    記第2の伝送プロトコルがHDLCプロトコルであり、
    それによって、前記DCEがCCITT勧告V.42に
    適応することを特徴とする方法。
JP3269443A 1991-02-21 1991-10-17 多重動作機器構成を可能にするデータ回線終端装置(dce)およびその受信データ処理方法 Expired - Lifetime JPH077977B2 (ja)

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