JPH0779282B2 - スペクトラム拡散受信機 - Google Patents

スペクトラム拡散受信機

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JPH0779282B2
JPH0779282B2 JP2270592A JP27059290A JPH0779282B2 JP H0779282 B2 JPH0779282 B2 JP H0779282B2 JP 2270592 A JP2270592 A JP 2270592A JP 27059290 A JP27059290 A JP 27059290A JP H0779282 B2 JPH0779282 B2 JP H0779282B2
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Japan
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channel
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spread spectrum
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circuit
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健樹 岩崎
吉孝 内田
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Clarion Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はスペクトラム拡散受信機に係り、特に該受信機
においてその入力信号より混信波を除去する手段の改良
に関する。
[発明の概要] スペクトラム拡散受信機において、入力信号を少なくと
も3つ以上の帯域チャンネルに分離し、分離された夫々
の帯域信号の大きさを検出しかつ互いに隣接するチャン
ネルの検出値のレベル差を所定値と比較し、このレベル
差が所定値より大きいチャンネルの信号を除去して合成
することにより、混信波を入力信号より除去するように
したものである。
[従来の技術] 本発明者はスペクトラム拡散受信機において、入力信号
より混信波を除去する技術として先に特願平1−313813
号(特開平3−174831号)を出願した。
[発明が解決しようとする課題] 上記先願の技術は多数の妨害波を有効に除去する基本的
方式に関するものであるが、なお未だ下記のような改良
すべき問題点がある。
即ち、第1図及び第2図のように妨害波がないか、また
は小レベルの妨害波が存在するような場合には、上記先
願の方式では、受信信号の中で最もエネルギーの大きい
帯域、すなわち中心周波数の近傍を除去する結果とな
る。これは、S/N比の劣化を招き、ひいては、スペクト
ラム拡散受信機の性能劣化となって現われる。
また、第3図のように大レベルの妨害波が多数存在する
場合においては、その中でエネルギーの最も大きい妨害
波が存在する帯域を削減するのみとなり、その他の妨害
波を取り除くことができない。
[発明の目的] 従って本発明の目的は、いかなる電力レベルの妨害波混
入時においても、良好な受信信号を得ることのできるス
ペクトラム拡散受信機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のスペクトラム拡散受
信機は妨害波を含むスペクトラム拡散受信信号を中心周
波数の異なる少なくとも3つ以上の帯域チャンネルに分
離する受信信号分離手段と、各帯域チャンネル毎に設け
られその出力をオン/オフするスイッチ群と、該スイッ
チ群を介して得られた各チャンネルの出力を合成する合
成器と、上記分離手段により分離された各帯域信号の大
きさを夫々検出する検出手段、各チャンネルに対応する
上記検出手段からの検出値とそのチャンネルに隣接する
チャンネルに対応する上記検出手段からの検出値とのレ
ベル差を夫々算出する演算手段及び該演算手段による各
チャンネルに対応するレベル差と所定値とを比較し、こ
のレベル差が上記所定値より大きいチャンネルに対応す
る上記チャンネルのスイッチをオフする比較手段から成
り、妨害波の存在する帯域を判定すると共に前記スイッ
チ群のオン/オフを制御する比較判定回路と、を備えた
ことを要旨とする。
[作用] 入力信号が少なくとも3つ以上の帯域チャンネルに分離
され、各チャンネルの帯域信号が検出され、互いに隣接
するチャンネルの検出値のレベル差が所定値と比較され
て、大きいと判定された帯域チャンネルのスイッチがオ
フされ、妨害波が除去される。
[実施例] 以下図面に示す実施例を参照して本発明を説明する。第
4図は、本発明によるスペクトラム拡散受信機の一実施
例の主要部(入力部)を示す。同図において、11は狭帯
域フィルタ群、12はフィルタ選択回路(MPX)、13は検
波回路、14は積分回路、15は比較判定回路、16はスイッ
チ回路、17は合成器である。
第4図において、スペクトラム拡散信号に妨害波が混入
した受信信号(入力信号)は中心周波数の異なる狭帯域
フィルタ群11に入力される。フィルタ群11は、スペクト
ラム拡散信号の帯域に対して、中心周波数の異なるn個
(例えば10個)のバンドパスフィルタBPFより構成され
る。
夫々のフィルタの出力は、2系統に分けられ、一方はフ
ィルタ選択回路(MPX)12によりいずれか1個のフィル
タ出力を選択して、検波回路13へ入力させる。MPX回路1
2は、比較判定回路15により選択するフィルタを決定す
る。
また、他方は各帯域別に夫々設けられたスイッチ回路16
を経て合成回路に入力される。
検波回路13からの検波信号は、積分回路14を通して比較
判定回路15に入力され、比較判定回路では各フィルタか
らの出力エネルギーを以下のような手順で比較判定し、
スイッチ回路16を制御する。
すなわち、隣接する帯域間のエネルギーの大きさを比較
しその差を求める。次に、この差があるしきい値を超え
るような帯域を検出する。このような帯域には明らかに
希望波に大きな影響を及ぼす妨害波の存在する帯域と考
えられるから、このような帯域を除去するようにスイッ
チ回路16の制御を行う。
例えば第5図に示されるように2種類のエネルギー差A
・Bを求める。ここでエネルギー差Aは(MPX_I+1)
−(MPX_I)、エネルギー差Bは(MPX_I)−(MPX_I+
1)を計算したものである。同図から分かるように妨害
の存在する帯域は1つ以上の+符号が付加される。従っ
て、第5図の例を用いれば帯域番号(I)及び(I+
1)の帯域に妨害波が存在することが明らかとなる。
スイッチ回路16では比較判定回路15より得られた制御情
報に応じて各スイッチをオン/オフする。例えば第5図
の例では、スイッチSiとSi+1をオフする。スイッチ回
路16の各出力は合成器17により合成され、この結果、妨
害波の除去されたスペクトラム拡散信号が得られる。
このように第1図及び第2図のように、各帯域のエネル
ギー差が顕著でない場合でも必要なスペクトラム拡散信
号を除去することが無くなる。
第6図は上記実施例の具体的構成例で、フィルタ群11は
6個のフィルタF1〜F6、フィルタ選択回路12は6個のス
イッチS1〜S6、スイッチ回路16も6個のスイッチS1′〜
S6′からなる。また比較判定回路15は、比較制御部18、
RAM・ROM等の記憶部19、判定部20からなる。
第6図において、入力信号は、フィルタ群11の各フィル
タF1〜F6に入力され、各々は中心周波数の異なる6個の
帯域に分割される。各々のフィルタ出力はスイッチ回路
16の各スイッチS1′〜S6′とフィルタ選択回路12の各ス
イッチS1〜S6の入力信号となる。
フィルタ選択回路12は比較判定回路15より指定されたス
イッチをオンとして1つの帯域のみを通過させる。その
後、フィルタ選択回路からの出力信号は検波・積分され
比較制御部18へ入力される。
このように比較制御部18では、フィルタ選択回路12の各
スイッチにより順次各フィルタ出力を読み取る。この時
直前のMPX出力と今回のMPX出力値を読み取るときは、S4
の出力S3の出力との差を求め各値を記憶部19に記憶する
(例えばスイッチS4のフィルタ出力値を読み取るとき
は、S4の出力−S3の出力とS3の出力−S4の出力の計算を
する)。
上記の手順により、全てのMPX出力を読み取り、比較制
御部18で各帯域間のエネルギー差を計算する。判定部20
では、この各2つのエネルギー差の値の内いずれか一方
でも設定されたしきい値より大きい場合には、妨害波が
存在すると判断しスイッチ回路16に対してその帯域のス
イッチをオフ、その他のスイッチをオンとする指定を行
う。
合成器17では、スイッチ回路16の各スイッチS1′〜S6′
の出力を合成するので、不要な帯域を取り除かれた出力
信号が得られる。
第7図及び第8図は第6図の装置の動作を示すフローチ
ャートである。同図において、テーブルA,Bは下記のよ
うな比較制御部18で算出され記憶部19にメモリされた差
テーブルの内容をあらわす。
第7図のフローチャート1は比較制御部18の動作を示
す。まず記憶部19のRAMをクリアし(ステップST1)、MP
X12のスイッチS1をオンし(ステップST2)、積分回路14
の出力値(初期値)をRAMに保持する(ステップST3)。
このようにしてRAMに初期値(測定データD1)をとりこ
んでから、MPX12の各スイッチを順次オンし、テーブル
A、テーブルBにとりこむデータをi=6となるまで繰
り返す(ステップST4〜ST9)。
次に第8図のフローチャート2は比較制御部18及び判定
部20の動作を示し、ステップST10で比較制御部18により
テーブルA,Bより読み出された計算値が判定部20に与え
られ、ステップST11,ST12で閾値との比較が行なわれ、
その結果に応じてスイッチ回路12のスイッチのオンオフ
が行なわれる(ステップST13,ST14)。この動作はj=
6となるまで実行される(ステップST15,ST16)。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によればスペクトラム拡散受
信機において、いかなるレベルの多数の妨害波があって
もこれを除去することができ、しかもその構成も比較的
簡単かつ安価となしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、妨害波の存在しないスペクトラム拡散信号を
示す図、第2図は小レベルの妨害波の存在するスペクト
ラム拡散信号を示す図、第3図は多数の大レベルの妨害
波の存在するスペクトラム拡散信号を示す図、第4図は
本発明の一実施例を示すブロック図、第5図はエネルギ
ー差を求める場合の一例を示す図、第6図は第4図の実
施例の具体的構成例を示すブロック図、第7図は上記ブ
ロック図の動作を示すフローチャート1、第8図は上記
ブロック図の動作を示すフローチャート2である。 11……フィルタ群、12……フィルタ選択回路、13……検
波回路、14……積分回路、15……比較判定回路、16……
スイッチ回路、17……合成器、18……比較制御部、19…
…記憶部、20……判定部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】妨害波を含むスペクトラム拡散受信信号を
    中心周波数の異なる少なくとも3つ以上の帯域チャンネ
    ルに分離する受信信号分離手段と、各帯域チャンネル毎
    に設けられその出力をオン/オフするスイッチ群と、該
    スイッチ群を介して得られた各チャンネルの出力を合成
    する合成器と、上記分離手段により分離された各帯域信
    号の大きさを夫々検出する検出手段、各チャンネルに対
    応する上記検出手段からの検出値とそのチャンネルに隣
    接するチャンネルに対応する上記検出手段からの検出値
    とのレベル差を夫々算出する演算手段及び該演算手段に
    よる各チャンネルに対応するレベル差と所定値とを比較
    し、このレベル差が上記所定値より大きいチャンネルに
    対応する上記チャンネルのスイッチをオフする比較手段
    から成り、妨害波の存在する帯域を判定すると共に前記
    スイッチ群のオン/オフを制御する比較判定回路と、 を備えたことを特徴とするスペクトラム拡散受信機。
JP2270592A 1990-08-07 1990-10-11 スペクトラム拡散受信機 Expired - Fee Related JPH0779282B2 (ja)

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