JPH077791U - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH077791U JPH077791U JP4811393U JP4811393U JPH077791U JP H077791 U JPH077791 U JP H077791U JP 4811393 U JP4811393 U JP 4811393U JP 4811393 U JP4811393 U JP 4811393U JP H077791 U JPH077791 U JP H077791U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stirring
- drying
- drying chamber
- kitchen waste
- crushing rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 生ゴミや厨芥を粉体化するコンパクトな厨芥
処理装置を提供する。 【構成】 投入ホッパー1の下方にチエーンホイル型の
刄を並設してなる1対の破砕ロール2,3を上下2段に
設け、その下方にスクリューコンベヤを配置すると共
に、その排出側に攪拌機を備えた攪拌乾燥室6,7,8
を設け、且つ攪拌乾燥室6に熱風乾燥用ファン9を接続
し、過半乾燥室8に水冷蛇管11を有する排気管を接続
する。
処理装置を提供する。 【構成】 投入ホッパー1の下方にチエーンホイル型の
刄を並設してなる1対の破砕ロール2,3を上下2段に
設け、その下方にスクリューコンベヤを配置すると共
に、その排出側に攪拌機を備えた攪拌乾燥室6,7,8
を設け、且つ攪拌乾燥室6に熱風乾燥用ファン9を接続
し、過半乾燥室8に水冷蛇管11を有する排気管を接続
する。
Description
【0001】
本考案は生ゴミや厨芥の処理装置に関するものである。
【0002】
従来、生ゴミや厨芥の処理はゴミ袋又はポリバケツに入れて廃棄物として出す か、ディスポザーで粉砕して流していた。
【0003】 しかし乍ら、生ゴミや厨芥は多量の水分を含んでいるため、蒿張ること、焼却 に燃料を要すること、発酵して早期に異臭を放つようになるので、前述のように ゴミ袋やポリバケツに入れて廃棄物として出すことにはその後の処理並びに環境 衛生上問題があり、またディスポーザーで粉砕する方法は貴重な飲料水を多量に 消費するため、新しい厨芥処理方法が求められている。
【0004】
そこで本考案は、爾後処理(廃棄又は焼却)に便利で、しかも、肥料としても 利用可能の乾燥粉体化する処理装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、第1の考案は、投入 ホッパーの下方にチエーンホイル型の刃を並設した1対の破砕ロールを上下2段 に設け、その下方にスクリューコンベヤを配置すると共に、その排出側に攪拌機 を備えた攪拌乾燥室を適数段設け、且つ第1段又は各段の攪拌乾燥室に熱風乾燥 用ファンを接続し、後段又は各段の攪拌乾燥室に水冷蛇管を有する排気管を接続 したものである。また第2の考案は2段に設けた破砕ロールの上段の1対の破砕 ロールは各刃を対向して設け、下段の1対の破砕ロールは各刃が噛み合うように 設けたことを特徴とするものである。
【0006】
第1の考案によると、投入した厨芥は破砕ロールによって破砕され、次いでス クリューコンベヤによって攪拌乾燥室へ移送され、そこで攪拌され乍ら熱風によ り添加した発酵菌の高速発酵と乾燥が行なわれ、最終段の攪拌乾燥室では固形状 の粉体となる。なお攪拌乾燥室で蒸発した水分は、水冷蛇管を通って液化して若 干の水蒸気と共に排気管を通って排出される。
【0007】 第2の考案は第1段の破砕ロールによって生ゴミや厨芥を1次破砕し、第2段 の破砕ロールによって固形物を細かく破砕する。
【0008】
図1は本考案の実施例の構成を示す一部截断側面図で、投入ホッパー1の下方 にチエーンホイル型の刄を並設して成る1対の破砕ロール2,3を上下2段に設 け、その下方にスクリューコンベヤ4を配置すると共に、その排出側に攬拌翼5 を備えた3段の攪拌乾燥室6,7,8を設け、第1段の攪拌乾燥室6の上部に熱 風乾燥用ファン9を送風管10を介して接続し、第3段の攪拌乾燥室8に水冷蛇 管11を有する排気管12を接続したものである。
【0009】 なお上段の破砕ロール2は刄を対向して設け、下段の破砕ロール3は図2及び 図3に示すように各刄が噛み合うように設けられている。
【0010】 図示の実施例では熱風乾燥ファン9を第1段の攪拌乾燥室6に接続したが、各 段の攪拌乾燥室6,7,8に熱風乾燥用ファン9を接続してもよい。また、水冷 蛇管を有する排気管も同じく各段の攪拌乾燥室に接続してもよい。図中M1〜M 3は駆動モータ、13は水冷蛇管11の水冷室である。
【0011】 次にその使用法について説明する。
【0012】 今予め発酵菌を攪拌乾燥室に入れておき、生ゴミ又は厨芥を投入ホッパー1に 投入すると、生ゴミ又は厨芥は上段の破砕ロール2によって荒く破砕された後、 次いで下段の破砕ロール3によって固形物は細粒状に破砕され、スクリューコン ベヤ4により、第1段攪拌乾燥室6に送り込まれる。
【0013】 第1段攪拌乾燥室6に送り込まれた生ゴミ又は厨芥は、攪拌翼5により攪拌さ れると共に熱風乾燥用ファン9から送られる熱風によって加熱されて発酵菌は高 速発酵されると共に水分は蒸発し、排気管12及び水冷蛇管11を経て液化され て排出される。
【0014】 第1段の攪拌乾燥室6の生ゴミ又は厨芥は、オーバーフローすると第2段の攪 拌乾燥室7に入り同様に攪拌乾燥され、オーバーフローしたものは第3段の攪拌 乾燥室8に移動し、この第3段の攪拌乾燥室8で水分の少い粉状となる。その取 り出しは蓋14を開いて取り出す。
【0015】 このようにして乾燥粉状化された生ゴミ又は厨芥は、そのまゝ紙袋又はビニー ル袋に入れて捨てたり、焼却が容易となるため燃えるゴミとして廃棄物として出 してもよいが、粉状肥料として用いることができるため、生ゴミの資源化リサイ クルに利用することができる。実施例装置の大きさは飲食店用のもので、テーブ ル大であって、場所を取らない。
【0016】 実施例で破砕ロール2,3の刃として、市販のチエーンホイルを使用したのは 、焼入れされた刃が安価に得られることと、任意の大きさ及び長さの破砕ロール が簡単に得られることと、1対の破砕ロールの刃を噛み合わせるようにすること により、水分の多い生ゴミや厨芥の固形物の粉砕が容易に行なわれるという知見 によるものである。
【0017】
本考案によると、コンパクトな装置で、生ゴミや厨芥の水分の除去及び粉体化 が容易に行なわれ、しかも臭は液化された水分と共に下水道に流すことにより、 悪臭発生の尠いコンパクトな厨芥処理装置を提供し得る効果がある。
【図1】本考案の実施例の一部を截断した側面図であ
る。
る。
【図2】破砕ロールの拡大縦断側面図である。
【図3】下段の破砕ロールの拡大平面図である。
1 投入ホッパー 2,3 破砕ロール 4 スクリューコンベヤ 5 攪拌翼 6,7,8 攪拌乾燥室 9 熱風乾燥用ファン 10 送風管 11 水冷蛇管 12 排気管 13 水冷室
Claims (2)
- 【請求項1】 投入ホッパーの下方にチエーンホイル型
の刃を並設して成る1対の破砕ロールを上下2段に設
け、その下方にスクリューコンベヤを配置すると共に、
その排出側に攪拌機を備えた攪拌乾燥室を適数段設け、
且つ第1段又は各段の攪拌乾燥室に熱風乾燥用ファンを
接続し、後段又は各段の攪拌乾燥室に水冷蛇管を有する
排気管を接続したことを特徴とする厨芥処理装置 - 【請求項2】 上段の1対の破砕ロールは各刃を対向し
て設け、下段の1対の破砕ロールは各刃が噛み合うよう
に設けたことを特徴とする請求項1記載の厨芥処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4811393U JPH077791U (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4811393U JPH077791U (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077791U true JPH077791U (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=12794268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4811393U Pending JPH077791U (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077791U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006305501A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Universal Line Kk | 有機性廃棄物処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229587A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Miike Tekkosho:Kk | 有機性廃棄物の醗酵化装置 |
JPH03221183A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-09-30 | Hiroshi Shimizu | 生ごみなどの発酵処理装置 |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP4811393U patent/JPH077791U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229587A (ja) * | 1989-03-01 | 1990-09-12 | Miike Tekkosho:Kk | 有機性廃棄物の醗酵化装置 |
JPH03221183A (ja) * | 1990-01-26 | 1991-09-30 | Hiroshi Shimizu | 生ごみなどの発酵処理装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006305501A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Universal Line Kk | 有機性廃棄物処理装置 |
JP4701351B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-06-15 | 国立大学法人岐阜大学 | 有機性廃棄物処理装置 |
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