JPH077736A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH077736A
JPH077736A JP5144605A JP14460593A JPH077736A JP H077736 A JPH077736 A JP H077736A JP 5144605 A JP5144605 A JP 5144605A JP 14460593 A JP14460593 A JP 14460593A JP H077736 A JPH077736 A JP H077736A
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匡幸 米山
Yasutoshi Yamamoto
靖利 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空間周波数水平、垂直方向に色モアレの少な
い色信号の比に従って、画素補間演算を施すことによ
り、輝度モアレを抑圧する。 【構成】 縦M画素×横N画素の所定の繰り返し配列を
有する色分離フィルタ11を設けた全画素読み出し撮像
素子12を用い、その縦K画素×横L画素領域からの信
号に対し二次元演算を施すことにより、色信号を分離す
る色信号生成手段13と、分離した色信号の比に従って
輝度信号の補間演算を行う画素補間演算手段14を備え
た構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子を用いた固
体撮像装置に関し、特に全画素読み出し撮像素子に色分
離フィルタを設け、カラー映像信号を得る固体撮像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像部に固体撮像素子を用いたカラーカ
メラには、複数個の撮像素子を用いる多板方式と1個の
撮像素子を用いる単板方式がある。単板方式において
は、画素毎に異なる分光特性を有する色分離フィルタを
設け、これら色分離フィルタに対応する画素の信号の演
算により色信号、輝度信号を得ている。このような単板
方式では、必然的に各信号の空間サンプリング周波数が
低くなり、輝度信号、色信号に画像の高域成分の折り返
しによる偽信号すなわちモアレが発生する。
【0003】ところで、従来の撮像素子では垂直方向2
画素を加算して読み出すPD(フォトダイオード)ミッ
クス方式がとられている。この方式の撮像素子を用いた
撮像方式の例として、色差順次方式がある。図9は色差
順次方式に用いる色分離フィルタ配列の例である。図1
0は図9の色分離フィルタ配列におけるサンプリングキ
ャリア図であり、Px、Pyはそれぞれ水平、垂直方向
の画素間隔を示している。図9の色分離フィルタ配列で
は、空間周波数水平方向に色のキャリアが存在するた
め、空間周波数水平方向に輝度モアレが発生し、水平方
向の解像度を低下させる原因になっている。
【0004】輝度信号はいくつかの異なる色分離フィル
タに対応する色信号を加算して得られるが、各色信号を
加算して輝度信号を得るときの加算比を各色信号の感度
比の逆数に設定すれば輝度モアレを最小にできることが
知られている。しかし、各色信号の感度は入力光の分光
特性に依存するため、どのような入射光に対しても同時
にモアレを最小にする事はできない。
【0005】一般の映像には、局所的な領域では色の相
関が強いという性質がある。この性質を利用して、どの
ような入射光に対してもモアレを抑圧する方法が、特開
平2−166988号公報に記載の固体カラーカメラ、
または、「テレビジョン学会誌」(vol.46,No.9,pp.115
3〜1160(1992))等に述べられている。
【0006】以下この方法について簡単に説明する。例
えば、PDミックス撮像素子と図9の色フィルタ配列を
用いた色差順次方式では、Mg+YeとG+Cyまた
は、Mg+CyとG+Yeが点順次に出力される。色の
変化が無い場合、 Mg+Ye:G+Cy:Mg+Cy:G+Ye の比は一定であると考えられる。従って、例えばMg+
YeとG+Cyが出力される行においては、Mg+Ye
が出力される画素位置に対して、 (G+Cy)’=(G+Cy)L/(Mg+Ye)L*(Mg+Ye) の演算によってG+Cyが補間され、G+Cyが出力さ
れる画素位置に対して、 (Mg+Ye)’=(Mg+Ye)L/(G+Cy)L*(G+Cy) の演算によってMg+Yeが補間される。(Mg+Y
e)Lと(G+Cy)LはそれぞれMg+YeとG+C
yの低域成分(L)であり、Mg+Ye、G+Cy信号
にローパスフィルタ処理を施すことにより得られる。即
ちローパスフィルタによって色モアレが抑圧された色信
号の比に従って上記補間演算を行うことにより輝度モア
レの抑圧を行っている。
【0007】ところで、図9に示す色分離フィルタ配列
のように、水平方向に色のキャリアが存在する色分離フ
ィルタ配列を用いた場合、色モアレを抑圧するためのロ
ーパスフィルタは水平方向1/4Pxに零点を持つもの
になるが、そのようなフィルタによって水平方向1/2
Px周辺の色モアレを抑圧するには、比較的帯域の狭い
ローパスフィルタを用いる必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の補間
演算を行う際、被写体において急激な色の変化点があっ
た場合には帯域制限された色信号と、実際の色との誤差
による偽信号が発生し、ローパスフィルタの帯域が狭い
ほど色の変化点での誤差が大きくなり、その誤差による
偽信号が広範囲に発生するという問題があり、水平方向
1/2Px付近の輝度のモアレ抑圧は困難であった。
【0009】本発明の目的は上記従来の問題点を解決
し、特に水平、垂直空間周波数方向の輝度モアレ及び補
間演算により発生する偽信号が抑圧された出力が得られ
る固体撮像装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では、縦M画素×横N画素の所定の繰り返し
配列を有する色分離フィルタを設けた全画素読み出し撮
像素子を用い、その縦K画素×横L画素領域からの信号
に対し二次元演算を施すことにより、色信号を分離し、
分離した色信号の比に従って輝度信号の補間演算を行う
構成をとっている。
【0011】
【作用】上記構成によって、色信号について周りの画素
信号より画素補間を行い、特に水平、垂直方向に色モア
レの少ない色信号が得られ、色モアレの少ない色信号を
用いて補間演算を行うことにより、特に水平、垂直方向
に輝度モアレが少なく解像度の高い輝度信号を得ること
ができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明による固体撮像
装置の一実施例を示すブロック図であり、図1におい
て、11は色分離フィルタ、12は全画素読み出し撮像
素子、13は色信号生成手段、14は画素補間演算手
段、15は輝度信号生成手段、16はハイパスフィルタ
である。図4は全画素読み出し固体撮像素子に用いる色
分離フィルタ配列のM=4、N=2の場合の一例であ
る。また、図5は図4に示す色分離フィルタ配列による
場合のサンプリングキャリア図である。ただし、Px、
Pyはそれぞれ、水平、垂直の画素間隔である。
【0014】まず、色信号生成手段における色信号生成
方式を説明する。図4の色分離フィルタ配列において色
分離を行うには、例えば、図4の色分離フィルタの上部
縦2×横2の画素領域において、色分離フィルタW、
G、Ye、Cyに対応するW信号、G信号、Ye信号、
Cy信号にそれぞれ1、−1、1、−1の重みをつけて
加算する信号処理手段により赤色信号rを色分離できる
が、その場合、赤色信号rの水平方向の空間サンプリン
グ周期は画素間隔の2倍になっているため、水平空間周
波数1/2Px、垂直空間周波数0の周辺に色モアレが
発生する。
【0015】ところで、図4の色分離フィルタ配列で
は、赤色信号r、青色信号bのサンプリングの位相が水
平2ラインおきに反転しており、サンプリングの位相が
反転したライン同士、互いに補間することにより水平方
向のモアレを抑圧できる。補間は、例えば図4の色分離
フィルタ配列において、上半分の縦2×横2の画素領域
より得られるW、G、Ye、Cy信号にそれぞれ1、−
1、1、−1の重みをつけて加算して分離した赤色信号
rと、下半分の縦2画素×横2画素領域より得られる
W、G、Ye、Cy信号に同様の重み付けをして加算し
て分離した赤色信号rの平均をとることによりなされ
る。
【0016】すなわち、図4の色分離フィルタ配列にお
いて、縦4画素×横2画素領域より得られるW、G、Y
e、Cy信号にそれぞれ1、−1、1、−1の重みをつ
けて加算することにより、赤色信号rを分離することに
なる。青色信号bも、縦4×横2の画素領域における色
分離フィルタW、G、Ye、Cyに対応する信号にそれ
ぞれ1、−1、−1、1の重みをつけて加算することに
より分離でき、赤色信号rと同様に補間される。
【0017】図6(a),(b)はそれぞれ以上に説明
した色信号r、bの色分離を行う演算におけるW、G、
Ye、Cy信号に対する重み付けを図4の色分離フィル
タのW、G、Ye、Cyの位置に対応させて並べたもの
である。即ち、色信号r、bは図4に示す色分離フィル
タ配列に対応する縦4×横2領域の各画素値に対し、図
6(a),(b)に示すような重み付けをして加算する
演算手段により分離される。また、緑色信号gは図4の
色分離フィルタ配列の縦4×横2の領域の画素値を全て
加算したものが4r+8g+4bになるため、縦4×横
2の領域の画素値を全て加算したものから4r、4bを
減算することにより分離できる。
【0018】図6(c)は、g信号の分離を行う演算に
おけるW、G、Ye、Cy領域に対する重み付けを図4
の色分離フィルタのW、G、Ye、Cyの位置に対応さ
せて並べたものである。即ち、W、G、Ye、Cy信号
に対して、それぞれー1、3、1、1の重み付けをして
加算することによりg信号が分離できる。以上の演算に
より得られた色信号r、b、gに対して、更に水平方
向、垂直方向にローパスフィルタ処理を施すことによ
り、空間周波数高域成分の色モアレが抑圧された色信号
を得ることができる。
【0019】また、図4の色分離フィルタ配列に対して
上記の色信号生成処理を行なうと、水平空間周波数0、
垂直空間周波数1/2Pyを中心に色モアレが発生す
る。この色モアレは、入射光の垂直空間周波数1/2P
y付近のr(赤)、b(青)成分が原因になっている。
従って、垂直空間周波数1/2Py付近を抑圧する水晶
フィルタ等の光学ローパスフィルタによって抑圧でき
る。しかし、水晶ローパスフィルタはr、b成分だけで
なくg(緑)成分も抑圧するため、垂直方向の輝度の解
像度が劣化する。従って、gを残したままr、bの空間
高周波数成分を選択的に抑圧することが望ましい。
【0020】これを実現するものとして、特開平4−9
915号公報記載の色選択性光学ローパスフィルタがあ
る。色選択性光学ローパスフィルタとは、光の波長即ち
色毎に屈折率の異なる硝材を組み合わせることにより、
色毎に異なるローパスフィルタ特性が得られるものであ
る。この色選択性光学ローパスフィルタによってgの垂
直空間周波数成分を残したまま、r、bの垂直空間周波
数1/2Py付近を選択的に抑圧することにより、垂直
方向の輝度の解像度の劣化を抑えながら、色モアレを抑
圧できる。
【0021】以上の方法によって、水平、垂直方向に色
モアレの少ない色信号RL(赤)、GL(緑)、BL
(青)が得られる。この色信号を用いて、次式の演算に
よりW画素の位置のG’、G画素の位置のW’、Ye画
素の位置のCy’、Cy画素の位置のYe’が得られ
る。
【0022】 W’= WL / GL * G G’= GL / WL * W Ye’= YeL / CyL * Cy Cy’= CyL / YeL * Ye ただし W L = RL + GL + BL YeL = RL + GL CyL = GL + BL 図4の色分離フィルタ配列の場合、上記の補間演算によ
って各画素に対して、W、Gまたは、Ye、Cyが揃う
ことになる。そこで、 W+G=Ye+Cy=r+2g+b を輝度信号とする事により、水平、垂直方向にモアレの
少ない輝度信号を得ることができる。上記の補間演算に
おけるWL、GL、YeL、CyLを得るためのローパ
スフィルタは、水平1/2Pxに零点を持つものになっ
ているため、図9の色分離フィルタ配列を用いる場合に
比べて、水平方向に広帯域のローパスフィルタによって
水平1/2Px付近のモアレ抑圧を行っている。そのた
め、図9の色分離フィルタによる場合に比べ、補間演算
による偽信号の発生範囲が狭く、水平1/2Px付近の
モアレを抑圧できる。
【0023】補間演算手段14において補間演算を施さ
れたW,G,Ye,Cy信号より、輝度信号生成手段1
5において輝度信号が生成され、ハイパスフィルタ16
において抜き出された輝度の高域成分をRL、GL、B
Lに均等に加算した信号が出力端18より出力される。
【0024】(実施例2)図2は、色の変化点における
偽信号を抑圧するための補正を行う場合の一実施例で
る。以下図2の実施例について説明する。
【0025】図2において、19は色の変化点の検出手
段である。20は色の変化点の検出手段19の出力によ
りタップ係数が決まるトランスバーサル型フィルタであ
る。図7は色の変化点の検出手段19及びトランスバー
サル型フィルタの一例の構成を示すブロック図である。
色の変化点における偽信号は,色の変化点を検出し、色
の変化点のW,G,Ye,Cy信号に対して、ローパス
フィルタ処理を施すことにより抑圧できる。図7は垂直
方向(横線状)の色の変化点における偽信号のうち、
W:Gの変動により発生する偽信号を抑圧する回路の一
例である。
【0026】色の変化点の検出手段19では、隣接する
上下2ライン分のWL/GLの比を監視することにより
W:Gの変化点の検出を行っている。色の検出手段19
における演算を式で表すと次のようになる。ただし、W
L1、GL1は同一の画素位置に対応するWL、GLで
あり、WL2、GL2はWL1、GL1に対応する画素
の1画素上または1画素下の画素の位置に対応するW
L、GLを表している。
【0027】 α = log{(WL1/GL1)/(WL2/GL2)} a = F(α) ここで、F(α)は0から1/2を連続的に変化し、α
の絶対値が大きいほど大きくなる関数である。図8は関
数F(α)の一例を示したものである。
【0028】横線状の色の変化点においては、水平方向
空間周波数1/2Px付近に偽信号が発生する。従って
水平方向空間周波数1/2Px付近を抑圧することによ
り、偽信号を抑圧できる。図7の例におけるトランスバ
ーサル型フィルタ20は H(z)= a/2 + (1−a)z-1 + (a/2)z-2 の特性を持つフィルタである。なお、トランスバーサル
型フィルタはデジタルFIRフィルタによって構成して
も良い。
【0029】図7はW:Gの変化点において発生する偽
信号を抑圧する回路の例であるが、Ye:Cyの変化点
における偽信号も同様の手段により抑圧できる。
【0030】(実施例3)色の変化点において発生する
偽信号は色信号の比(即ち色)の変動が大きいほど大き
くなる。図4の色分離フィルタW,G,Ye,Cyに対
応する出力信号の全てに、ある一定値を加算する演算に
より色信号の比の変動を抑え、偽信号を抑圧できる。
【0031】(実施例4)色の変化点において発生する
偽信号のうち、特に入射光のr(赤)、b(青)成分の
変化により発生している偽信号は色選択性光学ローパス
フィルタ22を図3に示すようにCCDとレンズ(図示
せず)の間に挿入し、r、bの空間周波数高周波成分を
選択的に制限する事により抑圧できる。図3はその実施
例を示すブロック図である。
【0032】以上で述べた実施例は、M=4、N=2の
場合の例であるが、他のM、Nの組み合わせを採用して
も差し支えない。また、上記の説明では、図4に示した
色分離フィルタを用いたが、空間周波数水平、垂直方向
に色のサンプリングキャリアを持たない色分離フィルタ
であれば、他の色分離フィルタ配列を用いても差し支え
ない。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の固体撮像
装置は、縦M画素×横N画素の所定の配列の繰り返しを
有する色分離フィルタを通過した入射光が、全画素読み
出し光電変換手段を介して光・電気変換された後、色信
号生成手段に入力され、前記色信号生成手段において、
縦K画素×横L画素領域の画素からの信号に対して二次
元演算を施すことにより色分離された信号が前記輝度信
号生成手段に入力され、前記輝度信号生成手段において
注目画素に対して色信号の比に従って所定の画素補間演
算を行う構成を有し、所定の色分離フィルタ配列の出力
信号に対して二次元演算を施すことにより、色モアレが
抑圧された色信号を得ることができ、さらに色モアレの
少ない色信号を用いて補間演算を行うことにより、水
平、垂直方向に輝度モアレが少なく解像度の高い輝度信
号を得ることができる。
【0034】特に、色のキャリアが画像の水平、垂直方
向に存在しない色分離フィルタの場合、色選択性光学ロ
ーパスフィルタと組み合わせることによって、水平、垂
直方向に色モアレのない信号を得ることができ、色モア
レの少ない色信号の比に従って所定の画素補間演算を行
うことにより輝度モアレの抑圧された輝度信号を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体撮像装置の第1の実施例を示
すブロック図
【図2】本発明による固体撮像装置の第2の実施例を示
すブロック図
【図3】本発明による固体撮像装置の第3の実施例を示
すブロック図
【図4】色分離フィルタ配列のM=4、N=2の場合の
一例を示す図
【図5】図4に示す色分離フィルタ配列による場合のサ
ンプリングキャリア図
【図6】W、G、Ye、Cy信号に対する重み付けを示
す図
【図7】W:Gの変化点において発生する偽信号を抑圧
する回路の一例を示す回路図
【図8】関数F(α)の一例を示した図
【図9】色差順次方式に用いる色分離フィルタ配列の例
を示す図
【図10】図9の色分離フィルタ配列におけるサンプリ
ングキャリア図
【符号の説明】
11 色分離フィルタ 12 全画素読み出し撮像素子 13 色信号生成手段 14 画素補間演算手段 15 輝度信号生成手段 16 ハイパスフィルタ 18 出力端子 19 色の変化点の検出手段 20 トランスバーサル型フィルタ 22 色選択性光学ローパスフィルタ
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 省吾 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M画素×N画素の繰り返し配列を有する所
    定の色分離フィルタと、前記色分離フィルタを通過した
    入射光に光・電気変換を施こす全画素読み出し光電変換
    手段と、光・電気変換を施されたK×L領域の画素から
    の信号に対して二次元演算を施すことにより色分離され
    た色信号を生成する色信号生成手段と、注目画素に対し
    て前記色信号生成手段で生成された色信号の比に従って
    所定の画素補間演算を行う輝度信号生成手段とを備えた
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】色信号生成手段の出力に所定の演算を施す
    ことにより、水平方向または垂直方向の色の変化点を監
    視する信号処理手段Aと、輝度信号生成手段の出力に対
    し周波数特性処理を施す信号処理手段Bを有し、前記信
    号処理手段Bは係数が可変であるトランスバーサル型フ
    ィルタで構成され、前記トランスバーサル型フィルタの
    タップ係数は、前記信号処理手段Aの出力により決定さ
    れることを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】輝度信号生成手段において、各色分離フィ
    ルタの出力に対し一定値を加算することを特徴とする請
    求項1または2記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】色選択性光学ローパスフィルタを通過した
    光を入射光とすることを特徴とする請求項1記載の固体
    撮像装置。
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