JPH077694U - 鎧 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の装飾用の鎧は、面頬と兜を別々に飾り
付けねばならず極めて面倒であった。また、鎧の保管中
に面頬が紛失する虞があった。そこで本考案は、面頬と
兜の飾り付けが簡便化し、且つ、面頬の紛失を防止でき
る斬新な鎧の提供を目的とする。 【構成】 面頬１を兜２に対して予め一体的に止着した
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、装飾用の鎧に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の鎧は、兜と面頬（めんぽお）が分離していて、図４及び図５に示すよう に、面頬３を飾り台４に紐５で吊り下げ、その後に兜を飾り台４に載置すること によって飾り付けを完成させていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記のように、従来の鎧は、面頬と兜を別々に飾り付けねばならず極めて面倒 であった。また、鎧の保管中に面頬が紛失する虞があった。そこで本考案は、面 頬と兜の飾り付けが簡便化し、且つ、面頬の紛失を防止できる斬新な鎧の提供を 目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案の鎧は、面頬１を兜２に対して予め一体的 に止着したことを特徴とするものである。

【０００５】

【作用】

本考案の鎧は、面頬１を兜２に予め一体化してあるので、兜２を飾り付ければ 面頬１の飾り付けも完了することになる。

【０００６】

【実施例】

図１乃至図３は本考案の実施例を示したものである。図１に示すように、面頬 １には紐６が取付けられて、兜２の鉢７の内張り部材８にその紐６が連結される ことにより面頬１が兜２に対し予め一体的に止着されている。このように面頬１ を一体化した兜２を図２のように飾り台９の頂板に載せれば、図３のように鎧の 飾り付けが完了する。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は上記の通り、面頬１を兜２に対して予め一体的に止着したことを特徴 とするので、兜２を飾り付ければ面頬１も同時に飾り付けられることになって、 従来のように面頬と兜を別々に飾り付けねばならぬという面倒を解消する効果が あり、また、保管中の面頬１の紛失も防止できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】兜の断面図である。

【図２】兜を飾り台に載せる前の状態を示す正面図であ
る。

【図３】飾り付けが完了した状態の正面図である。

【図４】面頬を飾り付ける前の状態を示す正面図であ
る。

【図５】面頬を飾り付けた状態の正面図である。

【符号の説明】

１ 面頬 ２ 兜 ３ 面頬 ４ 飾り台 ５ 紐 ６ 紐 ７ 鉢 ８ 内張り部材 ９ 飾り台

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 面頬１を兜２に対して予め一体的に止着
   したことを特徴とする鎧。