JPH0775644A - リップバンパーあるいはフェイスバウ用の臼歯チューブ器具 - Google Patents

リップバンパーあるいはフェイスバウ用の臼歯チューブ器具

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JPH0775644A
JPH0775644A JP5422991A JP5422991A JPH0775644A JP H0775644 A JPH0775644 A JP H0775644A JP 5422991 A JP5422991 A JP 5422991A JP 5422991 A JP5422991 A JP 5422991A JP H0775644 A JPH0775644 A JP H0775644A
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tube
cheek
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face bow
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T P OOSODONTEIKUSU Inc
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  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つあるいは両方の臼歯が不都合な方向に
回転している場合に、患者がリップバンパーあるいはフ
ェイスバウのアームあるいは端部を容易かつ安全に挿入
できるように、ヘッドギアシステムのリップバンパーあ
るいはフェイスバウを使用するための新規かつ改良され
た臼歯チューブあるいは頬チューブを提供する。 【構成】 臼歯に取り付け、リップバンパーあるいは
フェイスバウを受領するための臼歯チューブあるいは頬
チューブを含む臼歯チューブ器具であって、前記チュー
ブが、より大きな端部を有する広がった開口部を有して
いる。前記開口部は患者によるリップバンパーあるいは
フェイスバウの挿入性、特に臼歯が不適切な方向に回転
している場合に、その挿入性を向上させるような構造で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本申請は、1988年1月3日
付、米国特許出願第07/460,287号の一部継続
出願である
【0002】
【従来の技術】本発明は歯列矯正に使用する頬チューブ
器具、詳細には、特に、1つあるいはそれ以上の臼歯が
不都合な方向に回転しているところで、患者によりリッ
プバンパー(lip bumper)あるいはフェイス
バウ(face bow)の挿入を非常に容易にするた
めの、チューブを有する臼歯チューブ、更に詳細には、
リップバンパーあるいはフェイスバウのワイヤ端部より
大きい挿入端部の開口部を有する、リップバンパーある
いはフェイスバウ用の頬チューブと、リップバンパーあ
るいはフェイスバウと噛み合う遠心端部とに関する。
【0003】これまでは、リップバンパーあるいはフェ
イスバウの抹消端部を受領する頬チューブは近心と遠心
との間が均等なサイズであり、米国特許第4,378,
210号明細書に示されているようにリップバンパーあ
るいはフェイスバウを近接して受領している。
【0004】リップバンパーあるいはフェイスバウを取
りつけることはほとんど常に患者自身によって行われて
いる。唯一の例外は患者が歯列矯正歯科を訪れ、歯列矯
正歯科医がその装置をどのように取りつけるかの指導を
行う場合である。リップバンパーあるいはフェイスバウ
チューブは、リップバンパーあるいはフェイスバウの端
部を近接受領するようなサイズであり、リップバンパー
あるいはフェイスバウ用に使用されたワイヤのサイズが
前記端部を受領する頬チューブ内の開口部のサイズにほ
ぼ等しい場合に、患者はリップバンパーあるいはフェイ
スバウを取りつけるのに困難を感じることが多い。これ
らの困難はリップバンパーあるいはフェイスバウの端部
が当接係合する場所で、口の中の組織を傷つける原因と
なることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】遠心に対してずれてい
る臼歯のヘッドギアチューブが長年にわたって望まれて
いたが、問題はヘッドギアフェイスバウが、非常に固い
アームあるいは端部を含み、標準の臼歯チューブへ挿入
することが困難なことであり、更に挿入するために前記
アームの端部を曲げなければならないことである。
【0006】米国特許第3,874,080号明細書の
図3に示されているように、頬チューブの内側端部のテ
ーパ部分が知られている。そのような構造は、リップバ
ンパーあるいはフェイスバウの挿入部に不都合を生じ、
突然「跳ね返る」結果となり、そして口内の組織を傷つ
ける。リップバンパーあるいはフェイスバウの遠心端部
の挿入に関し患者が責任を有すること、及び患者がその
ような操作に関して専門家と違って扱いに不慣れなこと
を考慮すると、突発的に傷害を負う危険はより大きい。
そのため、歯列矯正の扱いを改良し、患者との相性を改
善するために、この危険を減少させること、及び特に1
つあるいは両方の臼歯が不都合な方向に回転する場合に
患者によりリップバンパーあるいはフェイスバウを取り
つけることが、より安全であることが重要である。口内
の傷に敏感な患者、及びそのような傷害を避けたいとい
う要望が、リップバンパーあるいはフェイスバウを使わ
ない傾向となり、それによりこの器具の目的を阻害し、
最終的に歯列矯正の目的が達成されなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の頬チューブ器具
は、ヘッドギア器具のリップバンパーの端部あるいはフ
ェイスバウの端部を受領するために使用される公知の頬
チューブのこれまでの知られている欠点を克服し、それ
により患者がリップバンパーあるいはフェイスバウの端
部あるいはアームの挿入をより安全かつ簡単に可能なよ
うにすることである。
【0009】本発明は、材料的に口内の柔らかい組織を
傷つける機会を減少させ、それにより患者が前記器具を
使用しやすくなり、結果としてよりよい使用成果を生ず
るような、リップバンパーあるいはフェイスバウの遠心
端部を受領するに適した臼歯チューブあるいは頬チュー
ブに関する。更に取扱時間が短縮される。同様に、本発
明はフェイスバウの挿入能力を損なうことなく、ヘッド
ギアチューブを遠心に対してずれさせることを可能とす
る。まず第一に本発明により、遠心に対してずれた臼歯
チューブあるいは頬チューブの製造を可能とし、これが
望ましくかつ新規な特徴である。
【0010】そのため、本発明の目的は、1つあるいは
両方の臼歯が不都合な方向に回転している場合に、患者
がリップバンパーあるいはフェイスバウのアームあるい
は端部を容易かつ安全に挿入できるように、ヘッドギア
システムのリップバンパーあるいはフェイスバウを使用
するための新規かつ改良された臼歯チューブあるいは頬
チューブを提供することである。
【0011】更に本発明の目的は、リップバンパーある
いはフェイスバウの遠心端部の挿入可能性を増大し、そ
れにより患者によりなじみやすく、より良い処置効果が
期待できるような、リップバンパーあるいはフェイスバ
ウの遠心端部を受領するための臼歯チューブあるいは頬
チューブ器具を用意することである。
【0012】本発明のその他の目的は、前記チューブの
インレット端部がリップバンパーあるいはフェイスバウ
の遠心端部の寸法を越えて非常に大きく拡大されて、前
記遠心端部を容易に挿入で可能なようなされたリップバ
ンパーあるいはフェイスバウ用の臼歯チューブあるいは
頬チューブを提供することである。
【0013】更にその他の本発明の目的は、リップバン
パーあるいはフェイスバウの遠心端部の挿入を非常に容
易にするために、リップバンパーあるいはフェイスバウ
のワイヤの寸法よりもずっと大きい広がった開口部とイ
ンレット端部とを有する、リップバンパーあるいはフェ
イスバウ用の臼歯チューブあるいは頬チューブを提供す
ることである。
【0014】本発明の更にその他の目的は、遠心に対し
てずれており、なおフェイスバウの挿入が容易である、
臼歯ヘッドギアチューブを提供することである。
【0015】本発明のその他の目的、特徴及び利点は添
付のシートあるいは図面、ここには類似の番号が類似の
部品に使用されているが、これを参照して以下の詳細な
説明から明白となる。
【0016】
【実施例】本発明はリップバンパーあるいはフェイスバ
ウの遠心端部を受領するための臼歯チューブあるいは頬
チューブ器具であり、この器具の通常の使用法である、
リップバンパーを受領するチューブが下部臼歯に取りつ
けられ、フェイスバウを受領するチューブが上部臼歯に
取りつけられることが評価されることである。同様に、
前記頬チューブは通常は組み合わせ器具の一部であり、
該器具は、メインアーチワイヤ及び/または補助アーチ
ワイヤを受領する1つあるいはそれ以上の追加の臼歯チ
ューブあるいは頬チューブを有し、更に補助的に、前記
バンパーを適所に保持するリップバンパー上のフックを
取りつけるために使用される場合に、弾力のある一端の
取り付けのためにフックを有していることが評価され
る。前記リップバンパーは通常は下部臼歯に遠心に向か
う力をかけるために使用され、フェイスバウは上部臼歯
に遠心へ向かう力をかけるために使用される。
【0017】本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブ
器具は、患者がリップバンパーあるいはフェイスバウの
遠心端部を挿入することを容易にする点が新規である。
処置している間、あるいはその他の場合、拘束を受けて
いない臼歯は前方へ移動しようとし、かつ殆ど常に近心
にむけて回転しようとする。臼歯が遠心へ向けて回転し
ようとする場合はまれである。そのため、臼歯が近心に
むけて不都合な方向に回転しているのを見ることは稀で
はなく、図19に描かれているように、近心にむけて回
転した標準の頬チューブの中へ、リップバンパーあるい
はフェイスバウを完璧に挿入することは不可能である。
このため次に、リップバンパーあるいはフェイスバウを
調整する特別の方法、あるいはその他の特別の手順が、
患者が容易にリップバンパーあるいはフェイスバウを挿
入する前に必要となる。ここでは同様に、患者は専門家
と異なり熟練しておらず、そのため患者がリップバンパ
ーあるいはフェイスバウを容易に取りつけられることが
望ましい。不適切な方法で取りつけると、柔らかい組織
を傷つけ、それは患者にとって大きな苦痛であり、患者
がリップバンパーあるいはフェイスバウを使用しないよ
うになる。患者が該器具を使用しないと、治療が長引
き、及び/または歯列矯正処置の成果が悪くなる。
【0018】本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブ
器具は広がった開口部を有し、これがリップバンパーあ
るいはフェイスバウの挿入を容易にして、患者がリップ
バンパーあるいはフェイスバウの取り付けを更に容易に
できる。こうして、リップバンパーを適切に取りつける
と、リップバンパーチューブが取りつけられた臼歯に遠
心へ向かう力をかけるため、リップからリップバンパー
に圧力がかかるようになる。同様に、ヘッドギアに使用
されるフェイスバウを適切に取りつけると、ヘッドギア
が取りつけられた臼歯に、遠心へ向かう力が適切にかか
る。臼歯が不都合な方向に回転しているところでは、本
発明はリップバンパーあるいはフェイスバウの挿入を完
壁な状態で可能とする。それに加えて、臼歯が近心にむ
けて回転しているところでは、リップバンパーあるいは
フェイスバウにより臼歯の頬側の表面にかかる遠心へ向
いた力が口蓋バー、一連の調整アーチワイヤ、あるいは
ヘッドバウの必要なしに、あるいはリップバンパーを曲
げる方法により、反復して調節する必要なしに遠心面−
舌面に向かう所望の回転(disto−lingual
rotation)を提供する。リップバンパーと協
調するリップバンパーチューブを使用する場合、それら
は低部アーチに使用され、前記チューブはほぼメインア
ーチワイヤに対して歯茎に近く配置されることが更に理
解される。上部アーチでフェイスバウを受領する場合に
使用するためのヘッドギアの位置は、図1に示されてい
るように、メインアーチワイヤ用の臼歯チューブに対し
て噛み合わせするように配置されるが、所望により歯茎
に近く配置可能である。
【0019】本発明の1実施例にある臼歯チューブある
いは頬チューブは、前記チューブを貫通して伸びる開口
部を含み、該チューブがより大きい近心端部、次に遠心
端部を有し、遠心端部から近心端部にむけて広がってお
り、それにより大きい端部がチューブの遠心端部でなく
近心端部にある。それによりリップバンパーあるいはフ
ェイスバウの端部を受領する場合に、近心端部において
より大きな許容度が提供される。
【0020】1実施例におけるチューブの広がりの形状
は、舌壁を臼歯の表面に対し平行に維持する場合、前記
チューブの外壁あるいは前記開口部の頬壁を含んで形成
される。前記開口部の遠心端部は、前記チューブが取り
つけられる臼歯の回転を制御するのを補助するように、
リップバンパーあるいはフェイスバウの遠心端部に密着
嵌合する寸法である。こうして、前記開口部の舌壁は頬
チューブ器具のベースに対してほぼ平行であり、これに
対して、前記開口部の頬壁は、遠心端部に含み角がある
ところで水平の軸線に沿って傾斜している。前記チュー
ブの垂直高さは、歯の傾斜を制御し、垂直の誤差を排除
し、あるいは少なくとも最小限に維持するするためにリ
ップバンパーあるいはフェイスバウの遠心端部を近接受
領するような寸法である。
【0021】その他の実施例においては、前記頬壁は前
記ベースに対し平行であり、これに対して前記舌壁は前
記頬壁と相互作用するように傾斜して、前記チューブ内
の広がった穴を形成している。
【0022】更にその他の実施例においては、頬壁及び
舌壁の両方が前記ベースに対して傾斜しており、最大イ
ンレットあるいは口を前記チューブを通って伸びる広が
った穴に提供している。
【0023】ここで図面、特に図1、及び図1ないし図
9の実施例を参照すると、本発明による一対の臼歯チュ
ーブあるいは頬チューブがそれぞれ臼歯に取りつけられ
ているのが見える。前記チューブが右及び左の歯のため
に形成されていることが評価される。前記器具は図1に
あるように番号10により示され、上部臼歯に取りつけ
るように形成され、それによりヘッドギアシステムのフ
ェイスバウ11の遠心端部を受領するために使用可能で
ある。前記器具は、適当に歯に対してセメント止めされ
たバンド13に最初に固定されている臼歯12上に取り
つけられる。本発明の目的のために、前記器具の1つだ
けが特に説明のために必要なだけであり、ここでは左臼
歯用の左側器具が使用される。
【0024】器具10は、フェイスバウ11の遠心端部
を受領する、本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブ
15を含み、この場合は遠心端部16であり、これは通
常0.045インチ(約1.143ミリ)の丸い形態の
ワイヤあるいはバーである。ストップ17が前記端部1
6に設けられ、前記遠心端部の位置を限定して、遠心に
向かう力がヘッドギアにかかるようになっている。
【0025】前記器具はベース18を含み、ここから頬
チューブ15が頬側に伸び、前記ベースには舌側に向い
た取り付け表面19がありこれが溶接のような方法でバ
ンド13に適当に固定されていることが評価される。そ
れに加えて、前記器具は標準の、縁にあるアーチワイヤ
スロット22を含み、これが一時的に外側シールドを有
し、メインアーチワイヤ用のチューブを形成し、かつ、
処置過程において前記器具上でアーチワイヤが適切に作
用するように、後に除去可能である。それに加えて、前
記器具はフック23及び結合ウイング24をも含むこと
が可能で、これらは、適当な紐によりアーチワイヤをス
ロット22内に固定することが望ましい場合に、チュー
ブ15と協調する。
【0026】頬チューブ15は細長い、長手方向に伸び
る、近心端部29及び遠心端部30を有する開口部28
を含んでいる。前記開口部は更に上部及び低部の、ほぼ
平行に伸びる壁32及び33、ベース18に対しほぼ平
行に伸びる内側舌壁34、及び遠心端部から近心端部へ
と伸びて広がりを形成するように、内側壁34に対し傾
斜している外側頬壁35を含む。
【0027】更に、前記チューブのインレットエンドあ
るいは挿入端部29が楕円形であり、これに対してアウ
トレットあるいは遠心端部30が丸いことが評価され
る。遠心端部30はまた、回転制御ができるように、前
記フェイスバウの遠心端部を近接受領するような寸法で
もある。更に、楕円端部29の長軸はほぼ水平に伸び、
これに対して前記端部29の垂直サイズは、管状開口部
の垂直軸に沿って緩くなることを防ぐように、丸い開口
部30直径とほぼ同一である。前記フェイスバウの端部
が挿入されたばあい、それが前記開口部及び遠心端部3
0を通って移動するにつれて頬壁35の傾斜に沿って案
内され、その後に近心端部29の水平幅のせいで舌壁3
4に接触あるいは係合する。これが患者がフェイスバウ
を挿入するのを容易にし、フェイスバウの端部が柔らか
い組織に触れて傷つけることを最小限にする。
【0028】図4に特に見えるように、前記開口部の内
側頬壁35は、前記チューブの遠心端部において、内側
舌壁34と共に含み角を形成している。更に水平方向に
空間が提供され、前記近心端部において前記チューブの
水平幅を設けて、更にフェイスバウの挿入を容易にす
る。
【0029】ここで図6ないし図9を参照すると、リッ
プバンパーに使用する本発明による頬チューブを有する
器具が描かれ、ここでは前記リップバンパーチューブ
は、該リップバンパーが遠心に向かう力を下部臼歯にか
けるために使用される時に、下部臼歯38に取りつけら
れる。下部臼歯用の前記器具は番号10Aで示され、リ
ップバンパーチューブ15Aを含み、これが、リップバ
ンパーチューブが、メイナーチワイヤチューブあるいは
スロットに対し歯茎に近く配置されることを除いて、図
1ないし図5の実施例にある前記フェイスバウあるいは
ヘッドギアチューブと同様に形成されている。リップバ
ンパー40は遠心端部41を含み、該端部は丸いワイヤ
あるいはバー状の形態であり、通常は直径が0.045
インチ(約1.143ミリ)であり、フェイスバウチュ
ーブ15の開口部と同一の形状の開口部を有するリップ
バンパーチューブ15Aにより受領されるようになって
いる。従って、同一の部分を示す、ヘッドギアチューブ
15に使用される番号がチューブ15Aに使用されるこ
ともある。それに加えて、前記リップバンパーは曲げあ
るいはストップ44を含み、これが前記リップバンパー
が前記リップバンパーチューブを越えて遠心へ向けて移
動することを防ぐようにストップとして機能する。
【0030】それ以外では、前記リップバンパーチュー
ブは、前記リップバンパーの遠心端部を受領するための
拡大近心端部を提供すること、及び歯の回転を制御する
ために遠心端部に密着嵌合することにおいて、前記フェ
イスバウチューブと同様の方式で作用する。
【0031】ここで図10ないし図12にある実施例を
参照すると、フェイスバウを受領するための上部左臼歯
用の頬チューブあるいは臼歯チューブ器具50が描かれ
ている。この器具は取り付けフランジ52を有するベー
ス51を含み、前記器具を臼歯バンド54に適当に取り
つけるのを補助するのに役立つ。器具50の噛み合わせ
端部において、本発明による臼歯チューブあるいは頬チ
ューブ55は前記近心端部に、前記フェイスバウの挿入
を容易にするための前記フェイスバウワイヤの直径より
も大きい寸法の頬−舌寸法を有する、拡大された開口部
56を含んでいる。前記フェイスバウを挿入すると、そ
れはチューブの舌壁に沿って案内される。器具50は噛
み合わせ部分に前記臼歯チューブを取りつけて示されて
いるが、該器具は所望により歯茎側の臼歯チューブに取
り付け可能であることも評価される。
【0032】頬チューブ55は更に、前記フェイスバウ
のワイヤ端部を近接受領するように、前記フェイスバウ
のサイズよりもわずかに大きいサイズである前記チュー
ブの遠心端部に、開口部57を含む。更に、前記チュー
ブを通る前記開口部は、前記取り付けフランジ52に対
しほぼ平行に伸び、そのため前記器具が歯に取りつけら
れた場合に、前記歯の頬側の表面に対しほぼ平行に伸び
る、頬壁58を含む。前記チューブは舌壁59を有し、
これが角度を有して前記取り付けフランジ及び前記歯の
頬側の表面に関連し、それにより、臼歯の頬側に正確に
取りつけられた時に、図11に最も良く見えるように、
チューブ55が効率的に前記歯から遠心にむけてずれ
る。前記チューブの開口部の垂直寸法は前記フェイスバ
ウの端部の直径よりもわずかに大きく、それにより臼歯
あるいは頬チューブ及びフェイスバウの間の垂直移動を
精密に制御できる。こうして、図22及び図23に描か
れているように、歯が不都合な方向に回転している場合
でも、前記フェイスバウを前記頬チューブに容易に挿入
可能である。
【0033】前述のように、標準の臼歯チューブあるい
は頬チューブにより、図21に示されているような状況
が存在する場合、前記ワイヤ端部が調節しないでは挿入
不可能であるところでは、所望の遠心面−舌面の回転
が、数個のレベリングアーチワイヤあるいはリップバン
パーあるいはフェイスバウになされる連続する調節の使
用によってのみ発生可能である。同様に、口蓋アーチバ
ーの使用により該臼歯を回転させることが所望されてき
たところでは、回転中に反復して前記アーチバーを調節
する必要がある。そのような調節過程は本発明には必要
でない。なぜなら、リップバンパーあるいはフェイスバ
ウ65は図19に示されているように挿入され、そのた
め前記ストップが前記チューブに係合し、フェイスバウ
の遠心に向かう力が、悪い方向に回転している歯を、適
切な方向に配置し直すために、遠心面−舌面に向かって
回転させる。
【0034】図10ないし図12の実施例の頬チューブ
の開口部は、前記チューブが近心ではなく遠心に向かっ
てずれて、それにより、遠心に向かってずれた頬チュー
ブを有し、従来可能ではなかった、容易な挿入を可能と
する利点を供給することを除いて、図1ないし図9のそ
れと同一である。これは図20に描かれており、ここで
は、従来の臼歯チューブあるいは頬チューブ64が、所
望の遠心に向かったずれを生ずるために、所望の近心面
−頬面回転を必要とする臼歯の上に取りつけられる。図
21は、前記フェイスバウの端部が所望の近心面−頬面
回転を生ずるために曲げられなければならない方法、及
びそれに続く、従来技術を使用する場合に図20に描か
れているような、遠心に向かうずれを発生させる方法を
描いている。しかしながら、図22及び図23にある、
頬チューブ50により描かれている本発明は、所望の近
心面−頬面回転と、それに続く遠心に向かうずれを、遠
心に向かう力がこのチューブ及び取りつけられた歯にか
かる時に、前記フェイスバウの端部を曲げることなく発
生させることが可能である。
【0035】本発明のその他の実施例が図13ないし図
15に示されている。ここでは、頬チューブの穴あるい
は開口部の舌壁及び頬壁の両方が前記器具の前記ベース
に対し角度を有している点で、それ以前の実施例とは異
なっている。それに加えて、前記チューブを歯茎側ある
いは噛み合わせ側から見ると、形状全体が異なってい
る。この頬チューブ器具は番号70で示され、描かれて
いる実施例は上部の左にずれた臼歯用のものである。
【0036】頬チューブ器具70は、図14に特に描か
れている、前記器具を適切に臼歯バンド74に取りつけ
るための取り付けフランジ72及び73を有するベース
71を含む。臼歯チューブあるいは頬チューブ75は器
具70の噛み合わせ端部に配置されている。臼歯チュー
ブ75は、リップバンパーあるいはフェイスバウのアー
ムあるいは端部を受領するための、貫通開口部あるいは
穴を含み、かつ、その近心端部に、1つあるいは両方の
臼歯が不都合な方向に回転している場合に、特に患者に
より、前記フェイスバウの挿入を非常に容易にするため
に、前記フェイスバウワイヤの直径よりずっと大きい、
頬面−舌面寸法を有している。前記頬チューブの穴は傾
斜した舌壁77と、傾斜した頬壁78とを有し、この2
つが相互作用して、図4の点線77aおよび78aによ
り描かれた、前記頬チューブを通る広がった穴を形成し
ている。傾斜した舌壁あるいは内側壁は前記ベースに対
し、前記チューブを通る前記開口部の近心端部にある含
み角を含んで角度を有して伸びている。臼歯がどちらの
方向に回転しているかは問題ではなく、器具70が正確
に臼歯に取りつけられれば、つまり、その歯の頬面の上
及びそれに平行に取りつけられれば、頬チューブにある
前記穴の開口部76は前記フェイスバウ端部あるいはア
ームをより容易に挿入することが可能となり、それを舌
壁77に沿って、あるいは頬壁78に沿って前記チュー
ブの遠心開口部79に到達するまで案内することが可能
となる。更に、前記近心端部にある頬チューブの開口部
の口の幅、及び、前記遠心端部へ向かって収束する傾斜
した壁が、前記フェイスバウの摩耗する間に、臼歯を適
切な位置へと容易に回転させることを可能とする。前記
遠心端部にある前記穴の開口部79は、前記フェイスバ
ウの摩耗中に所望の制御を行うタイプを提供する為に、
フェイスバウ端部あるいはアームのサイズに噛み合うよ
うなサイズである。こうして、本発明の実施例は、患者
により安全かつ容易にフェイスバウの端部を受領する為
に、より大きい開口部を頬面−舌面に提供することが評
価される。舌壁及び頬壁が傾斜して、構造的に安全なチ
ューブを形成するように、前記チューブの開口部あるい
は穴を製造するために、ベースに対しほぼ水平である従
来技術による頬面の縁とは異なり、頬面の縁80は前記
ベースに対して傾斜している。更に、縁80は頬壁78
aに対しほぼ平行である。
【0037】これまでの説明を考慮すると、本発明の臼
歯チューブあるいは頬チューブは、患者によりリップバ
ンパーあるいはフェイスバウを安全に挿入する可能性が
高まり、リップバンパーにとって特に有用であり、患者
にとって取扱が便利であり、処置の成果が向上すること
が評価される。
【0038】修正及び変更は、本発明の新規の概念の範
囲を逸脱することなく可能であるが、本申請は申請の請
求の範囲によってのみ限定されるものであることを理解
すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブによ
り受領された遠心端部を有するフェイスバウの見取り図
である。
【図2】本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブ器具
の拡大上面図、及びフェイスバウの遠心端部と頬チュー
ブの開口部との間の関係を示す図である。
【図3】本発明の臼歯チューブあるいは頬チューブ器具
の拡大近心立面図である。
【図4】図3の器具の拡大上面図または歯茎の図であ
る。
【図5】図3の器具の頬側の立面図である。
【図6】図1の見取り図及び本発明による臼歯チューブ
あるいは頬チューブの器具を伴ったリップバンパーの用
法を描いた図である。
【図7】図6の臼歯チューブあるいは頬チューブの器具
の拡大形態の噛み合わせの図である。
【図8】図6及び図7に示された器具の拡大近心立面図
である。
【図9】図8の器具の頬側の立面図である。
【図10】本発明のその他の実施例で、近心から見た上
部左臼歯用の本発明による臼歯チューブの器具の立面図
である。
【図11】図10の器具で、矢印の方向から11−11
の線に沿ってみた上面図である。
【図12】図10の器具で、矢印の方向から12−12
の線に沿ってみた、器具の頬側の図である。
【図13】近心から見た、上部左側の臼歯用の本発明の
その他の実施例の立面図である。
【図14】図13の器具で、矢印の方向から14−14
の線に沿って見た器具の上面図である。
【図15】図13の器具で、矢印の方向から15−15
の線に沿って見た器具の頬側の図である。
【図16】近心に回転した臼歯に取りつけられた、従来
技術による臼歯チューブの図である。
【図17】図16に描かれた従来技術によるチューブへ
フェイスバウの係合と、挿入を可能とするために前記端
部を曲げる必要とを描いた図で、図16に描かれている
ように、前記端部が実線に合わせて曲げられ、直線位置
が点線で描かれている図である。
【図18】図1から図9までに描かれているように、図
式的な本発明の頬チューブで、臼歯が近心に回転してい
る場合に、容易かつ安全にリップバンパーあるいはフェ
イスバウの端部あるいはアームに挿入できる可能性を描
いた図である。
【図19】リップバンパーあるいはフェイスバウにより
前記チューブに近心に向けられた力がかかり、リップバ
ンパーあるいはフェイスバウの端部を修正することな
く、頬チューブが臼歯の不都合な方向の回転を修正する
方法である。
【図20】従来技術による臼歯に取りつけられた臼歯チ
ューブの図式図で、上あご側の臼歯に一般に望まれる遠
心に対するずれを生ずるため近心の頬側に回転させる必
要のある臼歯の図である。
【図21】フェイスバウの端部が所望の回転を発生させ
るために曲げられなければならない方法を示し、図20
に描かれているように、前記端部が実線に合わせて曲げ
られ、直線位置が点線で示されている図である。
【図22】図10ないし図12に描かれた本発明の実施
例で、所望の遠心に対してずれを発生させるために、近
心頬側に回転させることを必要とする臼歯上に取りつけ
られた図である。
【図23】近心に向けられた力がフェイスバウにより前
記チューブ及び取りつけられた歯にかかる時に、フェイ
スバウの端部を修正することなく、前記チューブが所望
の回転を発生させる方法を示す図である。
【符号の説明】
10 器具 11 フェイスバウ 13 バンド 15 頬チューブ 16 遠心端部 17 ストップ 18 ベース 22 アーチワイヤスロット 40 リップバンパー 54 臼歯バンド

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リップバンパーあるいはフェイスバウ用
    の臼歯チューブであって、歯に取りつけるために、舌に
    面した取り付け表面を有するベースと、前記ベースから
    頬へ突出する、細長い近心−遠心に伸びる管状ボディと
    を備え、前記ボディが、リップバンパーあるいはフェイ
    スバウの遠心消端部を受領する、貫通開口部を含み、か
    つ内側舌壁と外側頬壁とを有し、前記開口部が、近心端
    部が遠心端部よりも大きく、リップバンパーあるいはフ
    ェイスバウの遠心端部よりも大きいサイズを有するよう
    に、遠心端部から近心端部へ向けて広がっており、前記
    開口部の前記遠心端部が丸くて、横方向の制御ができる
    ように、リップバンパーあるいはフェイスバウの遠心端
    部を近接受領するようなサイズであり、前記近心端部が
    楕円形であり、傾斜を制御するためにリップバンパーあ
    るいはフェイスバウの遠心端部を近接受領するように垂
    直の広がりを有し、前記楕円の近心端部の長軸がほぼ水
    平に伸び、それによりリップバンパーあるいはフェイス
    バウの抹消端部の挿入性が非常に増大することを特徴と
    するリップバンパーあるいはフェイスバウの臼歯チュー
    ブ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の頬チューブでおいて、
    前記開口部の内側舌壁が前記ベースにほぼ平行であり、
    前記開口部の外側頬壁が、前記開口部の抹消端部にある
    角度を含んで、前記ベースに対し角度を有して伸びてい
    ることを頬チューブ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の頬チューブにおいて、
    前記開口部の前記外側頬壁が前記ベースに対しほぼ平行
    であり、前記開口部の前記内側舌壁が、前記開口部の近
    心端部における角度を含んで、前記ベースに対し角度を
    有して伸びていることを特徴とする頬チューブ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の頬チューブにおいて、
    前記開口部の前記外側頬壁が前記開口部の前記抹消端部
    にある角度を含んでベースに対して角度をつけて伸び、
    前記開口部の前記内側舌壁が前記開口部の近心端部にあ
    る含み角を含む角度をつけて伸びていることを頬チュー
    ブ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の頬チューブにおいて、
    前記開口部が近心にむけてずれており、それにより前記
    舌壁が前記ベースに対し角度をつけて伸びていることを
    頬チューブ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の頬チューブにおいて、
    前記開口部の前記内側舌壁が前記ベースから近心にむけ
    てずれており、前記開口部の外側頬壁が前記ベースから
    平行であることを特徴とする頬ベース。
  7. 【請求項7】 メインアーチワイヤを受領する頬チュー
    ブを有するベースとの組み合わせであって、前記頬チュ
    ーブが臼歯の頬面上に取りつけられ、リップバンパーあ
    るいはフェイスバウの抹消端部を受領する手段を備え、
    前記手段における改良が近心−遠心に伸びる開口部を有
    する前記ベースにより担持される細長いチューブを含
    み、前記開口部が近心端部と遠心端部とを有し、遠心端
    部から近心端部へ向かって広がっており、前記近心端部
    が前記遠心端部よりも大きくて、特に臼歯チューブが反
    対に回転する場合にリップバンパーあるいはフェイスバ
    ウの挿入を容易にするように楕円形であり、前記遠心端
    部が丸くなっていて前記リップバンパーあるいはフェイ
    スバウの前記遠心端部を近接して受領して、横方向の制
    御を提供し、楕円形の近心端部の長軸がほぼ水平に伸
    び、前記開口部の垂直サイズが傾斜を制御するためにリ
    ップバンパーあるいはフェイスバウの遠心端部を近接し
    て受領するサイズであることを特徴とする組み合わせ手
    段。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の手段において、前記開
    口部の舌壁がほぼ前記ベースに対し平行であり、前記開
    口部の前記頬壁が、前記開口部の遠心端部にある含み角
    を含んで前記ベースに対し角度を有して伸びていること
    を特徴とする手段。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の手段において、前記舌
    壁が前記ベースに対して角度を有するように、前記開口
    部が遠心に対しずれていることを特徴とする手段。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の手段において、前記
    開口部の外側壁が前記ベースに対してほぼ平行であり、
    前記開口部の内壁が前記開口部の近心端部にある含み角
    を含んで前記ベースに対して角度を有することを特徴と
    する手段。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の手段において、前記
    開口部の前記外側頬壁が、前記開口部の遠心端部にある
    含み角を含んで前記ベースに対して角度を有して伸び、
    前記開口部の前記内側舌壁が、前記開口部の近心端部に
    ある含み角を含んで前記ベースに対して角度をつけて伸
    びていることを特徴とする手段。
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