JPH0775463A - 病原体に対する抵抗性を有する魚類種苗およびその生産方法 - Google Patents

病原体に対する抵抗性を有する魚類種苗およびその生産方法

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JPH0775463A
JPH0775463A JP6192676A JP19267694A JPH0775463A JP H0775463 A JPH0775463 A JP H0775463A JP 6192676 A JP6192676 A JP 6192676A JP 19267694 A JP19267694 A JP 19267694A JP H0775463 A JPH0775463 A JP H0775463A
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fish
pathogen
sea bream
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JP6192676A
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Eijiro Kawahara
栄二郎 河原
Yukinori Takahashi
幸則 高橋
Shunichiro Oshima
俊一郎 大島
Noritaka Hirasawa
徳高 平澤
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Nissui Corp
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Nippon Suisan Kaisha Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仔稚魚の生残率をあげること。 【構成】 母子免疫により病原体に対する抵抗性を有す
る魚類種苗およびその生産方法。例えばサケ科魚類の細
菌性疾病の一つであるせっそう病の原因菌であるAer
omonas salmonicidaに対する抵抗性
を有するイワナ種苗、マダイのエドワジエラ症の原因菌
であるEdwardsiella tardaに対する
抵抗性を有するマダイ種苗、およびそれらの病原体に対
する抵抗性を有する魚類種苗を母子免疫により生産する
方法。 【効果】 母子免疫により病原体に対する抵抗性を有す
るイワナ仔魚、マダイ仔魚およびそれらの生産方法を提
供することができる。養殖魚類の仔稚魚を飼育する際、
その生残率をあげることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、病原体に対する抵抗性
を有する魚類種苗およびその生産方法に関する。詳しく
は本発明は母子免疫により病原体に対する抵抗性を有す
る魚類種苗およびその生産方法に関する。上記病原体に
対する抵抗性を有する魚類種苗とは、例えばせっそう病
に対する抵抗性を有するイワナの種苗、エドワジエラ症
に抵抗性を有するマダイの種苗である。
【0002】
【従来の技術】養殖魚類の生産において、仔稚魚と成魚
に発生する疾病の対策は必須であり、防疫対策の徹底お
よび感染に対する抵抗力の増強などの健康管理が基本で
ある。しかし、例えばニジマス稚魚に発生する魚病の約
半数を占めるウイルス性伝染性造血器壊死症(Inje
ctious Hematopoietic Necr
osis:IHN)については発眼卵の消毒や隔離飼育
といった防疫対策以外に自営手段がないといわれてき
た。効果があることが分かった高水温飼育による予防で
さえ、設備を作らなければならないし、成魚での発病に
対しては実用上困難であるという問題がある。また、マ
ダイは疾病に強い魚種といわれてきたが、疾病対策が強
く求められている。
【0003】高等脊推動物では子供の免疫系が十分に成
熟するまで、母子免疫により病原体に対する抵抗性が付
与されていることがよく知られている。これは母子免疫
移行(Maternal transmission
of immunity)といい、胎児は胎盤を通して
母体から免疫力を受ける。胎児はIgG抗体をつくるこ
とはできないが、免疫グロブリンのうちIgGクラスだ
けは胎盤を通過することができるので、母体が免疫され
ておりIgG抗体をもっていると、胎児もこのIgG抗
体をもつようになる。したがって、新生児は種々の感染
に対し免疫を有している。移行IgG抗体は約3週間の
半減期で減少するが、生後3〜6ケ月ごろからIgG抗
体はつくり出される。しかし、魚類における母子免疫に
ついては非常に限られた情報しかなく、数種類の魚類に
ついて報告があるだけであり、母子免疫によって仔稚魚
を病原体から防御したという報告はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】養殖魚類の生産におい
て、仔稚魚と成魚に発生する疾病の対策は必須であると
ころ、本発明は、母子免疫によって仔稚魚を病原体から
防御することを目的とする。具体的には、本発明は、母
子免疫によって、例えばイワナをせっそう病から防御す
ること、マダイをエドワジエラ症から防御することを目
的とする。すなわち、本発明は病原体に対する抵抗性を
有する魚類種苗およびその生産方法の提供を目的とす
る。詳細には本発明は、母子免疫により、例えばせっそ
う病に対する抵抗注を有するイワナの種苗、エドワジエ
ラ症に抵抗性を有するマダイの種苗のような病原体に対
する抵抗性を有する魚類種苗およびその生産方法の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような状況にあっ
て、本発明者らは、養殖魚類の生産においては仔稚魚に
発生する疾病の対策が第一であると考えた。すなわち魚
類の種苗の生産において、親魚から卵を集め、受精さ
せ、孵化させ、仔稚魚を育てる際、その生残率を上げる
ことは大切な課題である。仔稚魚を疾病から守るために
は疾病に対する抵抗性を上げることが効果的であるはず
である。親魚を疾病の原因菌の不活化毒素で免疫した場
合、得られた卵や孵化仔魚中に特異抗体が含まれている
とすると、魚類の疾病の予防が可能となるのではないか
と考えた。
【0006】本発明者らは上記の考えを基に、試行錯誤
的実験をくりかえし、主要養殖魚において、親魚に出来
た特異抗体が卵中に移行し、また、その抗体が仔魚期に
おける感染症に対して感染防御性があること、すなわち
母子免疫の成立が起こることを確認し、ついに本発明を
完成した。
【0007】本発明は養殖されるいかなる種類の魚類も
対象とすることができる。実施例では種苗生産が確立し
ているサケ科魚類、およびサケ科以外で種苗生産が確立
し、しかも主要海産養殖魚であるマダイを用いた。具体
的には、サケ科サケ亜科イワナ属イワナ(Salvel
inus leucomaenis 以下、単に「イワ
ナ」という。)、およびスズキ目タイ科マダイ属マダイ
(Pagrus major 以下、単に「マダイ」と
いう。)を用いて試験を行った。
【0008】その他のサケ科魚類のサケ属(Salm
o)、Oncorhynchus属並びにイトウ属(H
ucho)についても、生理学的に似ていること等から
同様に母子免疫が成立することは容易に推測できる。イ
ワナ属(Salvelinus)には上記イワナのほか
にカワマス、オショロコマ、ミヤベイワナ、アメマス、
ゴギが属する。その他、ブリ、ヒラメ、カンパチ、シマ
アジ、フグ、マコガレイ、ホシガレイ、クロマグロ、マ
アジ、オコゼ、カワハギなど養殖されるいかなる種類の
魚類も対象とすることができる。
【0009】イワナに発生する魚病は、稚魚、成魚とも
せっそう病と環境性疾病(細菌性エラ病,カラムナリス
病,寄生虫症等)が主な疾病である。マダイは疾病に強
い魚種といわれてきたが急激な増産に伴い、魚病発生も
増加してきている。疾病種類別では、細菌性疾病が最も
多く、栄養性疾病、寄生虫性疾病がこれに次いでいる。
細菌性疾病ではビブリオ病が最も多く、エドワジエラ
症、滑走細菌症がこれに次いでいる。エドワジエラ症は
エドワジエラ・タルダという細菌の感染によりおこる。
【0010】本発明の実施例では、イワナについては、
病原体としてAeromonassalmonicid
を抗原として用いた。この場合Aeromonas
salmonicidaの細胞外産生物質が抗原となっ
たが、免疫する親魚が特異抗体をつくる様な抗原(通常
分子量が5,000以上)であれば、抗体は卵に移行す
ることが容易に予測できる。マダイについては、Edw
ardsiellatardaを抗原として用いた。
【0011】本発明は、サケ科魚類の細菌性疾病の一つ
であるせっそう病の予防を目的として、イワナ親魚をこ
の疾病の原因菌であるsalmonicidaのホルマ
リン不活化菌体で免疫後、得られた卵中には特異抗体が
含まれていることを明らかにするとともに、孵化仔稚魚
は実験的感染に対して抵抗性を有することを確認した。
また同様に、主要海産養殖魚であるマダイについても、
エドワジエラ症の原因菌であるEdwardsiell
tardaAeromonasの粗毒素を用いて、
この母子免疫の成立が起こることを確認した。
【0012】
【実施例】本発明を実施例によって説明する。本発明は
この実施例によって何ら限定されない。
【0013】実施例1 約165gのイワナの1年魚を12〜13℃の流水中で
飼育した。魚には1日当り体重の1%のペレットを与え
た。Aeromonas salmonicidaの外
毒素(ECP)は以前に河原らが報告した方法(Nip
pon suisan Gakkaishi 57,1
057−1063,1991参照)で調製した。ECP
は10mMのリン酸緩衝生理食塩液(PBS)に溶解
し、60℃で30分間加熱して無毒化した。無毒化した
ECPはPBSで6.1mg/mlの濃度に調整し、フ
ロインド完全アジュバント(FCA)と体積比1:1で
乳化した。
【0014】魚にこの乳化液100μlを筋肉内投与し
て感作した。ブースター(追加免疫刺激)も調製して3
週間間隔で2回、同様に投与した。対照魚には3週間間
隔で3回PBSとFCAの乳化液100μlを筋肉内投
与した。最後の感作から3週間後、5匹の免疫魚と対照
魚の親魚から卵を集め、受精させ12℃の流水中に保持
した。孵化後28日目に50匹の仔魚を病原性を有する
A.salmonicida生菌(1.3×10
1.3×10,1.3×10cfu/ml)に5分
間浸漬して実験感染を行った。
【0015】実験感染後14日間の仔魚の累積死亡率を
図1に示した。いずれの感染菌濃度でも免疫魚の仔魚の
累積死亡率は対照魚よりも低かった。感染菌濃度1.3
×10cfu/mlでは免疫魚の仔魚と対照魚の仔魚
の累積死亡率には有意差があった(Fisher’s
test;P<0.05)。
【0016】特異抗体、又は凝集活性を有する親魚から
の移行は鯉、カレイ、グッピーの新生仔、ティラピアの
卵と胎児について報告されている。これらの知見から稚
仔魚の病原体に対する抵抗性が母子免疫によって得られ
ていると考える。しかし現時点では、イワナの母子免疫
のメカニズムについては何もわかっていない。河原らは
A.salmonicida の成分であるcytol
ysinがイワナに対して高い抗原性を持つことを示し
た。無毒化したcytolysinがイワナにおいてせ
っそう病の防止に有効な抗原性を持つことも報告されて
いる。したがって、イワナにおいて母子免疫によりA.
salmonicidaに対する抵抗性がもたらされて
いることが考えられる。
【0017】実施例2 イワナをA.Salmonicidaの外毒素(EC
P)で免疫した。免疫魚と対照魚の卵をホモジナイズ
後、遠心した。上清をPBS−tweenと混合して遠
心した。遠心後、PBS画分中の抗体濃度をELISA
法により測定した。その結果を表1および表2に示す。
表1には、親魚の血清中の総抗体濃度と卵のPBS画分
中の総抗体濃度を示した。表2には、EPCに対する特
異抗体濃度と、それがPBS画分と脂溶性画分のいずれ
に分布していたかを示した。また、別に卵を受精し、飼
育した。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】表1に示すとおり、免疫魚と対照魚の卵の
PBS画分中の総抗体濃度はそれぞれ約35,18μg
/mlであった。親魚の血清中の総抗体濃度と卵のPB
S画分中の総抗体濃度は、いずれも対照魚に比べて免疫
魚で抗体濃度が上昇していた。表2に示すとおり、免疫
した魚の卵のPBS画分中のECPに対する特異抗体の
濃度は約19μg/mlであった。EPC特異抗体は免
疫魚にのみ認められ、それはPBS画分に分布してい
た。以上の結果より、母子免疫によりイワナの仔魚に
A.salmonicidaに対する抵抗性が生じたこ
とが示唆される。
【0021】実施例3 実施例1および2において、サケ科魚類であるイワナに
おいて、親魚に出来た特異抗体が卵中に移行し、また、
その抗体が仔魚期における感染症に対して感染防御性が
あることを明らかにした。本実施例では、主要海産養殖
魚であるマダイを用いてこの母子免疫の成立が起こるか
否かについて以下に示す方法により検討した。 供試魚 供試魚にはマダイの2年魚を用いた。投餌は一日当たり
体重の1%のペレットを与え、流水式50tのタンク水
槽で飼育した。 免疫魚 免疫原にはEdwardsiella tardaホル
マリン不活化菌体を用いた。菌の培養はブレインハート
インフュジョン培地(BHI)に1%の塩化ナトリウム
を添加し、25℃で24時間培養した。その後、0.3
%のホルマリンを添加し、よく撹拌したのち48時間静
置した。静置後、この溶液の一部をとりBHIで培養し
菌が不活化されていることを確認した。
【0022】免疫方法 上記のように調製した菌体を使用時にPBSで3回遠心
洗浄したのち、10mg/尾の投与量で、マダイ親魚に
対して腹腔内接種し免疫した。
【0023】抗体価の測定 抗体価の測定はマイクロタイター法によって行った。即
ち、血清をPBSで段階希釈した後、上記の菌体を添加
し凝集抗体価を測定した。その結果を表3に示す。 卵中の抗体価の測定 卵中の抗体は、親魚より採卵した卵を0.5g測定し、
これをホモジナイズしたのち、遠心しその上清をサンプ
ルとした。このサンプルについて上記の方法に従って抗
体価を測定した。その結果を表4に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】以上の結果より、親魚により抗体価にバラ
ツキがあるものの、全ての免疫した親魚より採卵した卵
中に凝集抗体が認められたことから、母子免疫が成立し
ていることが確認された。
【0027】実施例4 実験感染による母子免疫効果評価試験 実施例3により親魚における抗体産生ならびにその親魚
より採卵した卵中に抗体が移行していることが確認され
た。そこで、実際に免疫原としたEdwardsiel
la tardaの生菌を用いて実験感染を行った。す
なわち、免疫親魚より採卵した卵を孵化させ、孵化後6
0日目に前述の生菌を1×10、1×1、1×10
CFU/mlに調製し、各菌液にそれぞれ5分間さら
し実験感染を行った。いずれの、菌濃度区においても免
疫親魚由来の仔魚が対照区由来の仔魚よりも生残率が高
かった。以上のことより、マダイにおいてもイワナ同様
母子免疫が成立し、また、卵中の移行抗体は感染防御に
働いていることが分かった。
【0028】
【発明の効果】本発明は母子免疫により病原体に対する
抵抗性を有する魚類種苗およびその生産方法を提供する
ことができる。具体的には、母子免疫により病原体に対
する抵抗性を有するイワナ仔魚、マダイ仔魚およびそれ
らの生産方法を提供することができる。養殖魚類の種苗
の生産において、仔稚魚を育てる際、その生残率をあげ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A.salmonicidaにより実験感染後
14日間の仔魚の累積死亡率を示した説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】養殖魚類の生産において、仔稚魚と成魚
に発生する疾病の対策は必須であり、防疫対策の徹底お
よび感染に対する抵抗力の増強などの健康管理が基本で
ある。しかし、例えばニジマス稚魚に発生する魚病の約
半数を占めるウイルス性伝染性造血器壊死症(In
ctious Hematopoietic Necr
osis:IHN)については発眼卵の消毒や隔離飼育
といった防疫対策以外に自営手段がないといわれてき
た。効果があることが分かった高水温飼育による予防で
さえ、設備を作らなければならないし、成魚での発病に
対しては実用上困難であるという問題がある。また、マ
ダイは疾病に強い魚種といわれてきたが、疾病対策が強
く求められている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明は、サケ科魚類の細菌性疾病の一つ
であるせっそう病の予防を目的として、イワナ親魚をこ
の疾病の原因菌であるAeromonassalmon
icida粗毒素で免疫後、得られた卵中には特異抗
体が含まれていることを明らかにするとともに、孵化仔
稚魚は実験的感染に対して抵抗性を有することを確認し
た。また同様に、主要海産養殖魚であるマダイについて
も、エドワジエラ症の原因菌であるEdwardsie
lla tardaホルマリン不活化菌体を用いて、
この母子免疫の成立が起こることを確認した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 母子免疫により病原体に対する抵抗性を
    有する魚類種苗。
  2. 【請求項2】 魚類がサケ科に属する魚類である請求項
    1記載の魚類種苗。
  3. 【請求項3】 サケ科に属する魚類がサケ科サケ亜科イ
    ワナ属イワナである請求項2記載の魚類種苗。
  4. 【請求項4】 病原体がAeromonas salm
    onicidaである請求項1、2又は3記載の魚類種
    苗。
  5. 【請求項5】 魚類がスズキ目タイ科に属する魚類であ
    る請求項1記載の魚類種苗。
  6. 【請求項6】 スズキ目タイ科に属する魚類がスズキ目
    タイ科マダイ属マダイである請求項5記載の魚類種苗。
  7. 【請求項7】 病原体がEdwardsiella
    ardaである請求項1、5または6記載の魚類種苗。
  8. 【請求項8】 母子免疫により病原体に対する抵抗性を
    有する魚類種苗を生産する方法。
  9. 【請求項9】 魚類がサケ科に属する魚類である請求項
    8記載の魚類種苗を生産する方法。
  10. 【請求項10】 サケ科に属する魚類がサケ科サケ亜科
    イワナ属イワナである請求項9記載の魚類種苗を生産す
    る方法。
  11. 【請求項11】 病原体がAeromonas sal
    monicidaである請求項8、9又は10記載の魚
    類種苗を生産する方法。
  12. 【請求項12】 魚類がスズキ目タイ科に属する魚類で
    ある請求項8記載の魚類種苗を生産する方法。
  13. 【請求項13】 スズキ目タイ科に属する魚類がスズキ
    目タイ科マダイ属マダイである請求項12記載の魚類種
    苗を生産する方法。
  14. 【請求項14】 病原体がEdwardsiella
    tardaである請求項8、12または13記載の魚類
    種苗を生産する方法。
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