JPH0775439B2 - 立体音場再生装置 - Google Patents
立体音場再生装置Info
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- JPH0775439B2 JPH0775439B2 JP60238249A JP23824985A JPH0775439B2 JP H0775439 B2 JPH0775439 B2 JP H0775439B2 JP 60238249 A JP60238249 A JP 60238249A JP 23824985 A JP23824985 A JP 23824985A JP H0775439 B2 JPH0775439 B2 JP H0775439B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は前方再生手段と後方再生手段とを有する立体音
場再生装置の改良に関する。
場再生装置の改良に関する。
［従来の技術］ 第３図は従来のコンシューマ用立体音場再生装置の構成
を示すブロック図で、図中、1,2はER（右耳用信号）、E
L（左耳用信号）で、前面スピーカ3,4を駆動して、聴取
者10に対してステレオ音場を作る。サラウンドマトリク
ス５は差動増幅器でよく、遅延線６は15〜30msの可変遅
延時間を持つものが好ましいが、20msの固定のものでも
よい。この遅延時間により、聴取者10の背後のスピーカ
９の音は前面スピーカ3.4よりも遅れて聴こえるので、
臨場感を生じさせる。低域フィルタ７の帯域は7kHzであ
り、ドルビ雑音除去回路８と併せて、背後スピーカ９で
の不要信号を削除する。すなわち、背後スピーカ９から
の音は前面スピーカ3,4の音に較べて狭帯域で、かつ遅
延させられ、聴取者は前方の音源からの音が周囲の壁で
反射して生じた音を聴いているように感じ、臨場感を受
ける。
を示すブロック図で、図中、1,2はER（右耳用信号）、E
L（左耳用信号）で、前面スピーカ3,4を駆動して、聴取
者10に対してステレオ音場を作る。サラウンドマトリク
ス５は差動増幅器でよく、遅延線６は15〜30msの可変遅
延時間を持つものが好ましいが、20msの固定のものでも
よい。この遅延時間により、聴取者10の背後のスピーカ
９の音は前面スピーカ3.4よりも遅れて聴こえるので、
臨場感を生じさせる。低域フィルタ７の帯域は7kHzであ
り、ドルビ雑音除去回路８と併せて、背後スピーカ９で
の不要信号を削除する。すなわち、背後スピーカ９から
の音は前面スピーカ3,4の音に較べて狭帯域で、かつ遅
延させられ、聴取者は前方の音源からの音が周囲の壁で
反射して生じた音を聴いているように感じ、臨場感を受
ける。
この方式では、後方信号が前方信号よりも遅延させられ
ているので、両者の時間差が、再生音を反響音が存在す
る音場と同様に聴こえるようにし、臨場感を生じさせ
る。後方信号を狭帯域にするのはS/N比を向上させるた
めと、反響音の方が前方からの音による音像よりもぼけ
ている方が自然な状態に近いからである。
ているので、両者の時間差が、再生音を反響音が存在す
る音場と同様に聴こえるようにし、臨場感を生じさせ
る。後方信号を狭帯域にするのはS/N比を向上させるた
めと、反響音の方が前方からの音による音像よりもぼけ
ている方が自然な状態に近いからである。
この他、残響音付加手段を有する装置としては、例えば
実公平１−12320号に開示されたものがある。
実公平１−12320号に開示されたものがある。
［発明が解決しようとする課題］ 以上記載された第３図の方式では一応の立体感は得られ
るけれども、前方の音像の形の鮮明さ、及び後方信号に
よって形成される音像のぼけ方が本来の反響音によって
形成される音像のほけ方に較べて少ないという欠点があ
る。
るけれども、前方の音像の形の鮮明さ、及び後方信号に
よって形成される音像のぼけ方が本来の反響音によって
形成される音像のほけ方に較べて少ないという欠点があ
る。
また、実公平１−12320号は初期反射音と残響音とを全
く独立的に形成して合成するもので、残響音に関連して
不用意に初期反射音を変化させることなく、後期の残響
音だけを所望の内容に変化させている。これによれば残
響の特性は改善されるが、前述した立体音場の改善には
有効性が少ない。
く独立的に形成して合成するもので、残響音に関連して
不用意に初期反射音を変化させることなく、後期の残響
音だけを所望の内容に変化させている。これによれば残
響の特性は改善されるが、前述した立体音場の改善には
有効性が少ない。
本発明の目的は、本件出願人の出願に係わる特願昭60−
222570号（特開昭62−81897号）及び特願昭60−144966
号（特開昭62−5713号）に記載した音質補償回路を利用
して前述した立体音場の生成に関する問題点を解決する
ことにある。
222570号（特開昭62−81897号）及び特願昭60−144966
号（特開昭62−5713号）に記載した音質補償回路を利用
して前述した立体音場の生成に関する問題点を解決する
ことにある。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明の立体音場再生装置
は、再生されるべき左右側信号を複数の異なる周波数帯
域成分に分波し、これら周波数帯域成分から成る第１分
波出力信号を得る第１分波手段と、上記第１分波出力信
号の各成分を、該信号の低域成分よりも高域成分が長く
遅延されるように、夫々異なる遅延時間で遅延して各遅
延成分から成る第１遅延信号を得る第１遅延手段と、上
記第１遅延信号の各成分を合成して第１合成信号を得る
第１信号合成手段と、上記第１合成信号を聴取者の略前
方で再生される前方再生手段と、前記左右側信号の差成
分信号を得る差成分信号出力手段と、上記差成分信号を
複数の異なる周波数帯域成分に分波し、これら周波数帯
域成分から成る第２分波出力信号を得る第２分波手段
と、上記第２分波出力信号の各成分を、該信号の高域成
分よりも低域成分が長く遅延されるように、夫々異なる
遅延時間で遅延して各遅延成分から成る第２遅延信号を
得る第２遅延手段と、上記第２遅延信号の各成分を合成
して第１合成信号を得る第２信号合成手段と、上記第２
合成信号を前記聴取者の略後方で再生させる後方再生手
段と、を有することを特徴とする。
は、再生されるべき左右側信号を複数の異なる周波数帯
域成分に分波し、これら周波数帯域成分から成る第１分
波出力信号を得る第１分波手段と、上記第１分波出力信
号の各成分を、該信号の低域成分よりも高域成分が長く
遅延されるように、夫々異なる遅延時間で遅延して各遅
延成分から成る第１遅延信号を得る第１遅延手段と、上
記第１遅延信号の各成分を合成して第１合成信号を得る
第１信号合成手段と、上記第１合成信号を聴取者の略前
方で再生される前方再生手段と、前記左右側信号の差成
分信号を得る差成分信号出力手段と、上記差成分信号を
複数の異なる周波数帯域成分に分波し、これら周波数帯
域成分から成る第２分波出力信号を得る第２分波手段
と、上記第２分波出力信号の各成分を、該信号の高域成
分よりも低域成分が長く遅延されるように、夫々異なる
遅延時間で遅延して各遅延成分から成る第２遅延信号を
得る第２遅延手段と、上記第２遅延信号の各成分を合成
して第１合成信号を得る第２信号合成手段と、上記第２
合成信号を前記聴取者の略後方で再生させる後方再生手
段と、を有することを特徴とする。
また上記装置において、前記差成分信号を所定時間遅延
させて前記第２分波手段に入力させる第３遅延手段を設
けてもよい。
させて前記第２分波手段に入力させる第３遅延手段を設
けてもよい。
［作用］ 本発明の装置において、左右側信号は複数の異なる周波
数成分に分波されてから、各成分を、低域成分よりも高
域成分が長く遅延されるように異なる遅延時間で遅延し
て合成する。その結果、得られた第１合成信号を聴取者
の略前方で再生させる。
数成分に分波されてから、各成分を、低域成分よりも高
域成分が長く遅延されるように異なる遅延時間で遅延し
て合成する。その結果、得られた第１合成信号を聴取者
の略前方で再生させる。
また前記左右側信号の差成分信号を複数の異なる周波数
成分に分波してから、各成分を、高域成分よりも低域成
分が長く遅延されるように異なる遅延時間で遅延して合
成する。その結果、得られた第２合成信号を聴取者の略
後方で再生させる。
成分に分波してから、各成分を、高域成分よりも低域成
分が長く遅延されるように異なる遅延時間で遅延して合
成する。その結果、得られた第２合成信号を聴取者の略
後方で再生させる。
上記差成分信号は所定時間遅延してから分波させるよう
にしてもよい。
にしてもよい。
［実施例］ 以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
前記特許出願（特願昭60−144966号）の中で述べたよう
に、人の感覚では低周波（例えば50Hz）では高周波（例
えば1kHz）に較べて数ms遅延して知覚される。また、上
記特願で提案したように、音響信号に対して聴覚と反対
の遅延特性、すなわち高周波を低周波に対して遅延させ
ると、聴知覚では立上りが急峻な波形となり、迫力感や
明瞭度が増大する。また、このことをステレオ信号に適
用すると、音像の定位が鮮明になる。同じ原理によっ
て、前方では音像を鮮明にし、背後ではぼけさせること
によって臨場感を高めることができる。
に、人の感覚では低周波（例えば50Hz）では高周波（例
えば1kHz）に較べて数ms遅延して知覚される。また、上
記特願で提案したように、音響信号に対して聴覚と反対
の遅延特性、すなわち高周波を低周波に対して遅延させ
ると、聴知覚では立上りが急峻な波形となり、迫力感や
明瞭度が増大する。また、このことをステレオ信号に適
用すると、音像の定位が鮮明になる。同じ原理によっ
て、前方では音像を鮮明にし、背後ではぼけさせること
によって臨場感を高めることができる。
第１図は上記原理の基づく本発明による立体音場再生装
置の一実施例の構成を示すブロック図で、図中、第３図
と共通する引用番号は第３図におけるものと同じか、ま
たはそれに対応する部分を表わす。11,21は狭帯域フィ
ルタ群から成る前記第１の分波手段としての分波器、23
は狭帯域フィルタ群から成る前記第２の分波手段として
の分波器、12,13,14,……15,24,25,26……,27は前記第
１及び第２分波手段を構成する中心周波数が夫々f1,f2,
f3,……,fnの狭帯域フィルタ、16,17,……,19及び33,3
4,35,36は前記第１遅延手段としての可変遅延線、28,2
9,……,31は前記第２遅延手段としての可変遅延線、20,
22は前記第１合成手段としての加算回路、32は前記第２
合成手段としての加算回路である。
置の一実施例の構成を示すブロック図で、図中、第３図
と共通する引用番号は第３図におけるものと同じか、ま
たはそれに対応する部分を表わす。11,21は狭帯域フィ
ルタ群から成る前記第１の分波手段としての分波器、23
は狭帯域フィルタ群から成る前記第２の分波手段として
の分波器、12,13,14,……15,24,25,26……,27は前記第
１及び第２分波手段を構成する中心周波数が夫々f1,f2,
f3,……,fnの狭帯域フィルタ、16,17,……,19及び33,3
4,35,36は前記第１遅延手段としての可変遅延線、28,2
9,……,31は前記第２遅延手段としての可変遅延線、20,
22は前記第１合成手段としての加算回路、32は前記第２
合成手段としての加算回路である。
第１図に示すように、狭帯域フィルタ群から成る分波器
11,21に各フィルタ毎に可変遅延線を接続して、加算回
路20で合成（加算）して、前面スピーカ３に加える。分
波器11は対数周波数で中心周波数がf1,f2,f3,……,fnと
なっている狭帯域フィルタ群であり、例えば周波数特性
の等化回路も使用することができる。遅延線16,17……,
19はBBDでもよい。音像を鮮明にするために、低周波成
分を取り出すフィルタ12のチャンネルの遅延時間を０と
し、高周波成分を取り出すフィルタ15のチャンネルの遅
延時間を最長とする。左耳用信号ELに対しても分波器2
1、可変遅延線33〜36、加算回路22で同様な処理をして
前面スピーカ４に加える。５はサラウンド・マトリクス
であり、ここでERとELの差成分信号を作り、前記第３遅
延手段としての遅延線６で前面スピーカ3,4と背後スピ
ーカ９からの音に時間差を設ける。遅延線６の出力は分
波器23に加えられる。この中味の狭帯域フィルタ24,25,
26……,27はフィルタ12,13,14,……,15と同じである。
各フィルタ出力に接続される遅延線28,29,30……,31の
遅延時間は前面スピーカ用の分波器11の各チャンネルと
は逆の関係、すなわち第１図の分波器23の低周波成分を
取り出すフィルタ24のチャンネルの遅延時間は大きく、
高周波成分を取り出すフィルタ27のチャンネルの遅延時
間は０とする。なお、第３図で背後スピーカ９の信号を
低域通過フィルタ７で制限しているのに対応して分波器
23の高周波成分（7kHz以上）は除去される。かくして得
られる信号は加算回路32で合成して背後スピーカ９に加
えられる。なお、必要な場合には加算回路32の出力と雑
音除去回路を接続する。このようにして、背後スピーカ
９からの音は立上りが極めて穏やかで、広がり感のある
音場が得られる。可変遅延28,29,30,……,31の遅延時間
を調整して、遅延線16,17,18,……,19と同様に高周波成
分を低周波成分よりも遅延させると、背後スピーカ９の
音も立上りが急峻となり、反響音が鮮明になる。
11,21に各フィルタ毎に可変遅延線を接続して、加算回
路20で合成（加算）して、前面スピーカ３に加える。分
波器11は対数周波数で中心周波数がf1,f2,f3,……,fnと
なっている狭帯域フィルタ群であり、例えば周波数特性
の等化回路も使用することができる。遅延線16,17……,
19はBBDでもよい。音像を鮮明にするために、低周波成
分を取り出すフィルタ12のチャンネルの遅延時間を０と
し、高周波成分を取り出すフィルタ15のチャンネルの遅
延時間を最長とする。左耳用信号ELに対しても分波器2
1、可変遅延線33〜36、加算回路22で同様な処理をして
前面スピーカ４に加える。５はサラウンド・マトリクス
であり、ここでERとELの差成分信号を作り、前記第３遅
延手段としての遅延線６で前面スピーカ3,4と背後スピ
ーカ９からの音に時間差を設ける。遅延線６の出力は分
波器23に加えられる。この中味の狭帯域フィルタ24,25,
26……,27はフィルタ12,13,14,……,15と同じである。
各フィルタ出力に接続される遅延線28,29,30……,31の
遅延時間は前面スピーカ用の分波器11の各チャンネルと
は逆の関係、すなわち第１図の分波器23の低周波成分を
取り出すフィルタ24のチャンネルの遅延時間は大きく、
高周波成分を取り出すフィルタ27のチャンネルの遅延時
間は０とする。なお、第３図で背後スピーカ９の信号を
低域通過フィルタ７で制限しているのに対応して分波器
23の高周波成分（7kHz以上）は除去される。かくして得
られる信号は加算回路32で合成して背後スピーカ９に加
えられる。なお、必要な場合には加算回路32の出力と雑
音除去回路を接続する。このようにして、背後スピーカ
９からの音は立上りが極めて穏やかで、広がり感のある
音場が得られる。可変遅延28,29,30,……,31の遅延時間
を調整して、遅延線16,17,18,……,19と同様に高周波成
分を低周波成分よりも遅延させると、背後スピーカ９の
音も立上りが急峻となり、反響音が鮮明になる。
第２図は第１図に示す装置の一変形であり、第１図で各
チャンネル毎に設けられている遅延線16,17,18,……,1
9;28,29,30,……,31をタップ付き遅延線33;34として構
成の簡単化を図ったものである。なお、第２図でタップ
付き遅延線34と遅延線６を一緒にしてもよい。
チャンネル毎に設けられている遅延線16,17,18,……,1
9;28,29,30,……,31をタップ付き遅延線33;34として構
成の簡単化を図ったものである。なお、第２図でタップ
付き遅延線34と遅延線６を一緒にしてもよい。
［発明の効果］ 以上説明した通り、本発明によれば、前方再生音の知覚
が鮮明になり、音像の立体感を強調するとともに、後方
再生音は知覚的に立上りが穏やかと成り、広がり感を強
調し、総合して周囲の効果が改善される。
が鮮明になり、音像の立体感を強調するとともに、後方
再生音は知覚的に立上りが穏やかと成り、広がり感を強
調し、総合して周囲の効果が改善される。
第１図は本発明による立体音場再生装置の一実施例の構
成を示すブロック図、第２図は第１図に示す装置の一変
形を示すブロック図、第３図は従来の立体音場再生装置
の構成を示すブロック図である。 １……ER（右耳用信号）、２……EL（左耳用信号）、3,
4……前面スピーカ、６……可変遅延線（15〜30ms）、
９……背後スピーカ、10……聴取者、11,21,23……狭帯
域フィルタ群から成る分波器、12,13,14……,15;24,25,
26,……,27……中心周波数が夫々f1,f2,f3,……,fnの狭
帯域フィルタ、16,1718,……,19;28,29,30,……,31……
可変遅延線、20,22,32……加算回路、33,34……タップ
付き遅延線。
成を示すブロック図、第２図は第１図に示す装置の一変
形を示すブロック図、第３図は従来の立体音場再生装置
の構成を示すブロック図である。 １……ER（右耳用信号）、２……EL（左耳用信号）、3,
4……前面スピーカ、６……可変遅延線（15〜30ms）、
９……背後スピーカ、10……聴取者、11,21,23……狭帯
域フィルタ群から成る分波器、12,13,14……,15;24,25,
26,……,27……中心周波数が夫々f1,f2,f3,……,fnの狭
帯域フィルタ、16,1718,……,19;28,29,30,……,31……
可変遅延線、20,22,32……加算回路、33,34……タップ
付き遅延線。
Claims (2)
- 【請求項１】再生されるべき左右側信号を複数の異なる
周波数帯域成分に分波し、これら周波数帯域成分から成
る第１分波出力信号を得る第１分波手段と、 上記第１分波出力信号の各成分を、該信号の低域成分よ
りも高域成分が長く遅延されるように、夫々異なる遅延
時間で遅延して各遅延成分から成る第１遅延信号を得る
第１遅延手段と、 上記第１遅延信号の各成分を合成して第１合成信号を得
る第１信号合成手段と、 上記第１合成信号を聴取者の略前方で再生させる前方再
生手段と、 前記左右側信号の差成分信号を得る差成分信号出力手段
と、 上記差成分信号を複数の異なる周波数帯域成分に分波
し、これら周波数帯域成分から成る第２分波出力信号を
得る第２分波手段と、 上記第２分波出力信号の各成分を、該信号の高域成分よ
りも低域成分が長く遅延されるように、夫々異なる遅延
時間で遅延して各遅延成分から成る第２遅延信号を得る
第２遅延手段と、 上記第２遅延信号の各成分を合成して第２合成信号を得
る第２信号合成手段と、 上記第２合成信号を前記聴取者の略後方で再生させる後
方再生手段と、 を有することを特徴とする立体音場再生装置。 - 【請求項２】前記差成分信号を所定時間遅延させて前記
第２分波手段に入力させる第３遅延手段を有することを
特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の立体音場再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238249A JPH0775439B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 立体音場再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60238249A JPH0775439B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 立体音場再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297500A JPS6297500A (ja) | 1987-05-06 |
| JPH0775439B2 true JPH0775439B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=17027364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60238249A Expired - Fee Related JPH0775439B2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 立体音場再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0775439B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5850453A (en) * | 1995-07-28 | 1998-12-15 | Srs Labs, Inc. | Acoustic correction apparatus |
| CA2484825A1 (en) * | 2002-05-07 | 2003-11-20 | Kyoto University | Medical cockpit system |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5218082U (ja) * | 1975-07-25 | 1977-02-08 | ||
| JPS5547797A (en) * | 1978-10-03 | 1980-04-04 | Nissan Motor Co Ltd | Audio equipment for vehicle |
| JPS55105500A (en) * | 1979-02-06 | 1980-08-13 | Nissan Motor Co Ltd | Acoustic device for car |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60238249A patent/JPH0775439B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297500A (ja) | 1987-05-06 |
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