JPH0775198A - 超音波送受信装置 - Google Patents

超音波送受信装置

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Publication number
JPH0775198A
JPH0775198A JP24069393A JP24069393A JPH0775198A JP H0775198 A JPH0775198 A JP H0775198A JP 24069393 A JP24069393 A JP 24069393A JP 24069393 A JP24069393 A JP 24069393A JP H0775198 A JPH0775198 A JP H0775198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
receiver
transformer
ultrasonic
ultrasonic wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP24069393A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Tadano
隆一 只野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信回路及び受信回路の回路グランドを共通
にし、受信回路を特定の構成にすることにより超音波送
受信装置を低ノイズ、高出力にする。 【構成】 送信回路20、受信回路21のグランドライ
ン及びシールド線5外被シールド6を共通にし、受信回
路21を増幅器2段の間に波形整形回路を、そして終段
に検波回路を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を媒体として空
中にて送受信する超音波送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の超音波送受信装置は、第4
図に示すように円筒状圧電セラミックス1を反射傘2に
固定した超音波送受波器3と送信回路20及び受信回路
23をトランス41の第1の巻線41aと第2の巻線4
1bにて結合させ、超音波送受波器3は、2芯のシール
ド線5にてトランス41の第2の巻線41bと接続し、
2芯のシールド線5の外被シールド6は、送信回路20
及び受信回路23のグランドライン(OVライン)22
と接続されている。トランス41の第2の巻線41bの
端子の一端はグランドライン(OVライン)22に共通
回路接続されている。しかしながらこの様なグランドラ
イン(OVライン)22の構成では、超音波送受波器3
が受信するノイズがグランドライン(OVライン)22
にも重畳し、受信回路23に悪影響をおよぼしノイズ処
理が必要となる欠点を有している。さらに従来この種の
受信回路23は、図5に示す様に超音波送受波器3の受
信信号を増幅器7、9で増幅する構成になっているが、
図6に示す様に増幅器7の入力が図6(a)に示す振幅
Vaの信号とすると、増幅器7は図6(b)に示す様に
振幅Vbまで信号を増幅し、さらに増幅器9は図6
(c)の振幅Vcまで増幅する。そして受信信号の検出
手段として、例えば図6(d)に示す様に図6(c)で
示す増幅器9の出力を、図5のコンデンサ11にて直流
分(図6(c)のV1)をカットして、振幅Vd1=V
c/2の信号に対して、ある検出レベルV2を設定し、
この検出レベルV2とVd1を比較して障害物の有無を
決定する様な機能になっている。しかしながらこの様な
構成では前述した様に増幅器7、9で20logVc/
Va(dB)まで増幅した信号を、図6(d)のVd1
のように1/2にする事になり、6dB増幅度が減少し
てしまう欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波送受信装
置は、超音波送受波器の回路の端子と受信回路の入力側
端子が直接接続しているため、そのグランドラインを介
して、超音波送受波器のノイズが受信回路に混入し、超
音波送受信装置の性能を悪化していた。更に受信回路の
出力回路で直流分をカットする構成なので、信号も1/
2に減少する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解消するため、超音波受信装置の送信回路、受信回路及
び超音波送受波器を各々独立した3つの巻線を有するト
ランスにて結合し、且つ、超音波送受波器と上記トラン
スをシールド線を使用して接続し、該シールド線の外被
のシールドが送信回路、受信回路のグランド側グランド
ラインと接続した構成とすること。更に受信回路を増幅
器、波形整形回路及び検波回路の縦列接続回路により構
成する。
【0005】
【作用】上記の様な構成にする事により、本発明では超
音波送受波器3は、受信回路21とはトランスで接続さ
れているため電気的にアイソレートされ、円筒状圧電セ
ラミックス1及びシールド線5が拾うノイズが直接受信
回路21に進入することがなくなり、ノイズレベルを数
十dB減衰させることが可能となる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例を示す超音波送受信
装置の回路ブロック図である。円筒状圧電セラミックス
1が反射傘2の中心に構成された超音波送受波器3が、
シールド線5によってトランス4の第2の巻線4bに接
続されている。又、送信回路20はトランス4の第1の
巻線4a、受信回路21はトランス4の第3の巻線4c
にそれぞれ接続、結合されている。さらに送信回路20
のグランドライン、受信回路21のグランドライン、シ
ールド線5の外被シールド6は接続して共通となってい
る。図2は本発明の一実施例を示す受信回路21の回路
ブロック図である。トランス4の第3の巻線4cに第1
の増幅器7が接続され該増幅器7の出力にはコンデンサ
11、ダイオード12、抵抗13から成る波形整形回路
8が接続されている。さらにその後段には第2の増幅器
9が接続されている。さらにその後段にはダイオード1
4とコンデンサ15、17抵抗16、18からなる検波
回路10が接続してある。超音波送受波器3が受信した
信号はシールド線5を経て、トランス4の第2の巻線4
bから第3の巻線4cに伝わり、図3(a)の様なOV
を中心に振幅Vaという信号となって現れる。この所で
はノイズNが含まれている。この振幅Vaの信号がバン
ドパスフィルターを内部に有する増幅器7にて増幅さ
れ、図3(b)に示す様に直流成分V1を含む振幅Vb
という信号に増幅され、図3(a)に示すノイズNはこ
こで消滅する。更に増幅器7の出力、振幅Vbの信号
は、コンデンサ11、ダイオード12、抵抗13から成
る波形整形回路8を通る事により、コンデンサ11で直
流成分V1がカットされ、ダイオード12の特性により
振幅Vbの振幅はそのままに図3(c)に示す振幅Vc
というプラス側の振幅の波形に整形される。この図3
(c)に示す振幅Vcの信号をさらに単電源用オペアン
プ等にてOV以上(+側)の信号を増幅する第2の増幅
器9により増幅する。これにより従来図5に示すコンデ
ンサ11のみで直流をカットし信号を1/2にしてプラ
ス振幅だけを取り出し、実質半分の信号しか利用できな
かった従来の方式に比較すると、図3の波形に示すよう
に、振幅Vb=振幅Vcとなり、第1の増幅器7が増幅
した振幅をすべて信号として利用出来る為、増幅器7、
9の増幅度は従来のままで、6dB信号が向上する。さ
らに第2の増幅器9にて増幅された信号は、ダイオード
14、コンデンサ15、17、抵抗16、18からなる
検波回路10を通過することにより、図3(c)に示す
振幅Vcの周波数成分fが、包絡線状に検波され、図3
(d)に示す振幅Vdをもつ信号となる。この検波回路
10は同時に図7に示すグラフの様に入力信号レベルが
小さい場合の減衰量が大きい為、ノイズと信号を分離
し、S/N比を稼ぐことが出来る。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように、3つの巻線をもっ
たトランスを超音波送受波器、送信回路及び受信回路に
使用し、且つ波形整形回路、検波回路を含む受信回路を
使用することにより、低ノイズ、高信号レベルを持つ超
音波送受信装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の受信回路の一実施例を示すブロック
図。
【図3】本発明の効果を説明する信号波形。
【図4】従来の超音波送受信装置を示すブロック図。
【図5】従来の受信回路を示すブロック図。
【図6】従来の信号の波形を示す図。
【図7】本発明の検波回路の特性を示すグラフ。
【符号の説明】
1 円筒状圧電セラミックス 2 反射傘 3 超音波送受波器 4、41 トランス 4a、41a 第1の巻線 4b、41b 第2の巻線 4c 第3の巻線 5 シールド線 6 外被シールド 7、9 増幅器 8 波形整形回路 10 検波回路 11、15、17 コンデンサ 12、14 ダイオード 13、16、18 抵抗 20 送信回路 21、23 受信回路 22 グランドライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波送受波器と、該超音波送受波器に
    送信信号を送信する為の送信回路と該超音波送受波器が
    受信した受信信号を処理する受信回路を有する超音波送
    受信装置において、送信回路、受信回路及び超音波送受
    波器を各々独立した3つの巻線を有するトランスにて回
    路結合させる事を特徴とする超音波送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波送受波器と請求項
    1記載のトランスをシールド線を使用して接続し、該シ
    ールド線の外被のシールドが送信回路及び受信回路のグ
    ランド(OVライン)と接続し、かつ該受信回路に接続
    する前記トランスの巻線の端子の一端が前記グランド
    (OVライン)に接続されていることを特徴とする超音
    波送受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の超音波送受信装置の受信
    回路を選択増幅器と波形整形回路と検波回路の縦列接続
    回路により構成することを特徴とする超音波送受信装
    置。
JP24069393A 1993-08-31 1993-08-31 超音波送受信装置 Pending JPH0775198A (ja)

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JP24069393A JPH0775198A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 超音波送受信装置

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JP24069393A JPH0775198A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 超音波送受信装置

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JPH0775198A true JPH0775198A (ja) 1995-03-17

Family

ID=17063302

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JP24069393A Pending JPH0775198A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 超音波送受信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066055A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Azbil Corp 受信回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013066055A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Azbil Corp 受信回路

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