JPH0774702A - 光送信装置 - Google Patents

光送信装置

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Publication number
JPH0774702A
JPH0774702A JP5239161A JP23916193A JPH0774702A JP H0774702 A JPH0774702 A JP H0774702A JP 5239161 A JP5239161 A JP 5239161A JP 23916193 A JP23916193 A JP 23916193A JP H0774702 A JPH0774702 A JP H0774702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
light
reflecting mirror
distance
optical transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5239161A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Shinomiya
輝彦 篠宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP5239161A priority Critical patent/JPH0774702A/ja
Publication of JPH0774702A publication Critical patent/JPH0774702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LEDを発光源として、光の送出角度を可変
とする光送信装置を提供することを目的とする。 【構成】 LED2は支持板4に取り付けられ、支持板
4は内側にネジ部5aが形成されている円筒5に固定さ
れている。回転楕円面3aからなる反射鏡3は、その外
側が円柱状になっており外側にはネジ部3bが形成され
ており、円筒5を一方向に回転させるとLED2は反射
鏡3に近づき、逆方向に回転させるとLED2は反射鏡
3から遠ざかることになり、LED2と反射鏡3との距
離を変化させて光の送出角度を変化させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光無線伝送等に使用さ
れる光送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光無線伝送用装置は、その伝送可能距離
と指向性とにより性能が評価され、発光素子と受光素子
とが同じであれば、大抵の場合、伝送可能距離が長けれ
ば指向性は狭く、指向性が広ければ伝送可能距離が短く
なることになる。従って、使用環境によって、適切な指
向性と伝送可能距離を持った伝送装置が必要となる。そ
のため、指向性を簡単に変更できる装置が要求されてい
る。光無線で信号伝送を行う場合、送信装置の発光源と
してレーザーダイオード、もしくはLED等が用いられ
ている。それらの光の指向性を変化させる方法として
は、主にレンズが用いられレンズと発光源の距離を変え
ることにより実現されている。
【0003】発光源がレーザーダイオードの場合には、
光の指向性を非常に狭くすることができ、長距離の伝送
が可能である。しかし、レーザー光は眼底の損傷など人
体への影響が懸念されるために、オフィス内など構内で
の空間伝送には適さない。LEDの場合には、レンズを
用いてもレーザー光ほど指向性を狭くできないため比較
的短距離の伝送に限られているが、複数の組み合わせレ
ンズや放物面反射鏡などを用いて長距離の伝送を行う方
法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】送信装置の発光源とし
てLEDを用いた場合、指向性を変化させるには、従来
はレンズを用い、レンズとLEDとの距離を変えること
によって実現している。しかし、レンズを用いた場合に
は、収差などの影響もあるため光の送出角度に限界があ
り、単純な構成では指向性をあまり狭くすることができ
ない。複数のレンズを用いる方法などもあるが、それで
も限界があり、規模が大きく複雑になってしまう等の問
題があった。
【0005】図4は放物面反射鏡を用いた光送信装置に
よる光軸に対する光の送出角度と光の強度との関係の一
例を示す図であり、縦軸は光の強度、横軸は光軸に対す
る光の送出角度である。放物面反射鏡を用いてLEDの
指向性を狭くする方法では、放物面反射鏡の焦点位置で
LEDを発光させれば、反射した光は、ほぼ平行光とな
り非常に狭い指向性となる(同図Aカーブ参照)。その
ため、長距離伝送にも用いることができる。しかし、放
物面反射鏡を用いた場合では、指向性を広くして使用す
ることができない。放物面反射鏡とLEDの距離を変化
させると、同図Bカーブに示すように中心方向にあまり
光が放出されず、周辺部にばかり光が集まり片寄った指
向特性になってしまい、光軸合わせが難しいという問題
点があった。
【0006】そこで、本発明は、LEDを発光源とし
て、光の送出角度を可変とする光送信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光送信装置は、
LEDを発光源として、光信号を出力する光送信装置に
おいて、回転楕円面からなる反射鏡と、前記LEDと前
記反射鏡との距離を可変する調節手段とを具備し、LE
Dからの光を前記反射鏡に反射させて送出し、前記調節
手段により送出角度を可変とすることにより前述の目的
を達成するものである。
【0008】
【実施例】以下、図1、図2、図3を参照して本発明の
一実施例について説明する。図1は本発明の光送信装置
の一実施例の構造を示す平面図である。図2は図1のA
−A線断面図である。図3は図1の装置の光軸に対する
光の送出角度と光の強度との関係を示す図であり、縦軸
は光の強度,横軸は光軸に対する光の送出角度である。
【0009】図1,2において、光送出装置1は、LE
D2を発光源として、LED2から出た光を回転楕円面
3aからなる反射鏡3により反射させて送信方向に送る
ものである。LED2は、支持板4表面の中心点にその
出射光がこの支持板4表面と垂直方向に出射されるよう
に取り付けられ、支持板4は内側にネジ部5aが形成さ
れている円筒5に固定されている。反射鏡3は、その外
側が円柱状になっており外側にはネジ部3bが形成され
ており、円筒5のネジ部5aと噛み合わされている。そ
のため、円筒5を一方向に回転させるとLED2は反射
鏡3に近づき、逆方向に回転させるとLED2は反射鏡
3から遠ざかることになり、LED2と反射鏡3との距
離を変化させることができる。
【0010】ここで、円筒5を回転させて、LED2を
反射鏡3の回転楕円面3aの一方の焦点に位置させる
と、反射鏡3により反射された光は他方の焦点に集ま
る。つまり、この時の光の送出角度は2つの焦点の距離
によって決まり、光の強度の分布は図3のBカーブのよ
うになる。そして、LED2と反射鏡3の距離を近付け
れば、送出角度は小さくなり、指向性は狭くなり、同図
のAカーブのようになる。LED2と反射鏡3の距離を
遠ざければ、送出角度は大きくなり、指向性は広くな
り、同図のCカーブのようになる。
【0011】以上のような構成よりなる本発明の一実施
例の光送信装置1によれば、LED2と反射鏡3の距離
を変えることにより、光の送出角度を簡単に変えること
ができる。しかも、レンズを用いた場合よりも狭い指向
性が得られ、より長距離の伝送が可能となる。また、送
出角度を広くした場合、放物面鏡を用いた場合のよう
な、光の強度が周辺部分で極端に強くなるといったこと
がなく、中心部分から周辺部分へ徐々に弱くなるような
分布となり、光軸合わせも非常に容易である。
【0012】
【発明の効果】以上のような構成よりなる本発明の光送
信装置によれば、容易に光の送出角度を変えられると共
に、良好な光の放射分布が得られ、長距離の光送信に有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光送信装置の一実施例の構造を示す平
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1の装置の光軸に対する光の送出角度と光の
強度との関係を示す図である。
【図4】放物面反射鏡を用いた光送信装置による光軸に
対する光の送出角度と光の強度との関係の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 光送信装置 2 LED 3 反射鏡 3a 回転楕円面 3b ネジ部(調節手段) 4 支持板 5 円筒 5a ネジ部(調節手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 26/08 E 9226−2K 27/00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LEDを発光源として、光信号を出力する
    光送信装置において、回転楕円面からなる反射鏡と、前
    記LEDと前記反射鏡との距離を可変する調節手段とを
    具備し、前記LEDからの光を前記反射鏡に反射させて
    送出し、前記調節手段により送出角度を可変とすること
    を特徴とする光送信装置。
JP5239161A 1993-08-31 1993-08-31 光送信装置 Pending JPH0774702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239161A JPH0774702A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5239161A JPH0774702A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0774702A true JPH0774702A (ja) 1995-03-17

Family

ID=17040646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5239161A Pending JPH0774702A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 光送信装置

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JP (1) JPH0774702A (ja)

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