JPH0773971A - El素子 - Google Patents

El素子

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JPH0773971A
JPH0773971A JP5220195A JP22019593A JPH0773971A JP H0773971 A JPH0773971 A JP H0773971A JP 5220195 A JP5220195 A JP 5220195A JP 22019593 A JP22019593 A JP 22019593A JP H0773971 A JPH0773971 A JP H0773971A
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JP
Japan
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light emitting
emitting layer
emission
mol
light
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Pending
Application number
JP5220195A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Terada
幸祐 寺田
Akiyoshi Mikami
明義 三上
Katsuji Okibayashi
勝司 沖林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0773971A publication Critical patent/JPH0773971A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Luminescent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光の三原色の光強度をバランスよく持ち、か
つ高輝度な白色の発光色を得る。 【構成】 透光性基板2の表面2a上にEL構造体であ
る透明電極3、下部絶縁層4、EL発光層5、上部絶縁
層6、金属電極7がこの順に積層される。EL発光層5
は、第1発光層8、第2発光層9、第3発光層10から
成り、第1発光層8はSrS:Ce(0.5mol%)
を含み、緑色に発光する。第2発光層9はSrS:Ce
(0.3mol%)を含み、青色に発光する。第3発光
層10はSrS:Ce(0.1mol%):Eu(0.
1mol%)を含み、赤色に発光する。第1〜第3発光
層8〜10は、それぞれ効率よく発光し、高輝度な白色
の発光色が得られる。また、光の三原色である各発光色
の光強度がバランスよく得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば平面・薄型の
表示手段として好適に用いられるEL(エレクトロルミ
ネセント)素子に関する。
【0002】
【従来の技術】EL素子は、自発光型で応答速度が速い
などの優れた性能を有する発光素子であり、たとえば平
面・薄型の表示手段として好適に用いられている。EL
素子は、少なくとも一対の電極間にEL発光層を介在し
たEL構造体を有し、前記EL発光層の材料によって発
光色が決定される。たとえばEL発光層材料としてSr
S:Ceを用いた場合、青色の発光色が得られる。ま
た、ZnS:Mnを用いた場合、黄色の発光色が得ら
れ、ZnS:Tbを用いた場合、緑色の発光色が得ら
れ、さらにCaS:Euを用いた場合、赤色の発光色が
得られる。特に、ZnS:Mnを用いた黄色の発光色を
有するEL素子は、表示手段として既に実用化されてい
る。
【0003】前述した青や黄の発光色を有するEL素子
の他に、白色の発光色を有するEL素子は、白黒表示を
行う表示手段として期待されるとともに、カラーフィル
タとの組合せによるカラー表示を行う表示手段として期
待されている。このようなEL素子のEL発光層として
は、たとえばSrS:Ce,Eu膜、SrS:Ce膜と
ZnS:Mn膜とを積層したもの、およびSrS:Ce
膜とCaS:Eu膜とを積層したものがある。このよう
な例は、たとえば特開平4−71192や特開平2−2
25589に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した白色の発光色
が得られるEL素子は、いずれも発光効率が低く、実用
的な輝度が得られないという問題がある。また、カラー
表示を行う場合、光の三原色(赤、青、緑)の光強度を
バランスよく持つ光が必要であるけれども、上述した従
来のEL素子では緑色成分の光強度が小さく、光強度の
バランスが悪いという問題があり、良好なカラー表示が
得られない。
【0005】本発明の目的は、光の三原色の光強度をバ
ランスよく持ち、高輝度な白色の発光色が得られるEL
素子を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも一
対の電極間にEL発光層が介在されたEL構造体を有す
るEL素子において、前記EL発光層は、SrSを母材
とした複数の発光層から成り、各発光層は、それぞれ異
なる濃度で添加されたCeを含み、かつ低濃度のCeを
含む発光層にはEuが含まれていることを特徴とするE
L素子である。
【0007】また本発明は、前記EL発光層は、SrS
を母材とした第1〜第3の発光層から成り、前記第1の
発光層は、Ceを0.5mol%以上1.0mol%以
下の割合で含み、前記第2の発光層は、Ceを0.1m
ol%以上0.5mol%以下の割合で含み、前記第3
の発光層は、Ceを0.05mol%以上0.1mol
%以下の割合で含み、かつEuを含むことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明に従えば、EL素子は少なくとも一対の
電極間にEL発光層が介在されたEL構造体を有し、前
記EL発光層はSrSを母材とした複数の発光層から成
る。各発光層は、それぞれ異なる濃度で添加されたCe
を含み、また低濃度のCeを含む発光層にはEuが含ま
れている。
【0009】SrS:Ceから成る発光層は、Ce濃度
の違いによって発光スペクトルが変化する。すなわち、
Ce濃度が高くなるに従って発光スペクトルのピーク
が、475nm付近の青色から510nm付近の緑色へ
と変化する。また、SrS:Ce,Euから成る発光層
は、Ce発光中心が励起されて起こる青色の発光色と、
Ce発光のエネルギー伝達によってEuが励起されて起
こる赤色の発光色とによって白色の発光色が得られるけ
れども、Eu発光中心の吸収スペクトルのピークは45
0nm付近にあり、Ceの発光スペクトルが短波長であ
るほどEuへのエネルギー伝達が効率よく行われて、赤
色の発光色が効率よく得られる。
【0010】たとえば発光層を2層とした場合、各発光
層の発光色をそれぞれ赤色および青緑色とすることによ
って、白色の発光色が得られる。また、たとえば3層、
4層…とした場合にも、各発光層の発光色を適宜選択す
ることによって、白色の発光色が得られる。
【0011】また本発明に従えば、前記EL発光層は、
SrSを母材としてCeを0.5mol%以上1.0m
ol%以下の割合で含む第1の発光層と、SrSを母材
としてCeを0.1mol%以上0.5mol%以下の
割合で含む第2の発光層と、SrSを母材としてCeを
0.05mol%以上0.1mol%以下の割合で含
み、かつEuを含む第3の発光層とから成る。
【0012】第1の発光層からは、緑色の発光色が得ら
れ、第2の発光層からは青色の発光色が得られ、第3の
発光層からは赤色の発光色が得られる。各発光色は、そ
れぞれ効率よく得られるため、高輝度な白色の発光色が
得られる。また、光の三原色である各発光色の光強度が
バランスよく得られるため、たとえばカラーフィルタと
組合せることによって、良好なカラー表示が得られる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例であるEL素子1
の構成を示す断面図であり、図2は、EL素子1の切欠
斜視図である。EL素子1は、いわゆる二重絶縁型の薄
膜EL素子であり、透光性基板2、透明電極3、下部絶
縁層4、EL発光層5、上部絶縁層6および金属電極7
を含む。たとえばガラスで実現される透光性基板2の一
方表面2a上には、透明電極3が形成される。透明電極
3は、たとえばITO(Indium Tin Oxide)膜で実現さ
れ、複数の帯状に形成される。また、透明電極3は、互
いに平行にかつ等間隔に形成される。透明電極3が形成
された基板2の表面2a上には、下部絶縁層4が形成さ
れる。下部絶縁層4は、たとえばSiO2膜とSi34
膜とをこの順に積層したもので実現される。下部絶縁層
4は、たとえば高周波スパッタリング法によって、約2
00nmの膜厚に形成される。
【0014】前記下部絶縁層4上には、EL発光層5が
形成される。EL発光層5は、第1発光層8、第2発光
層9および第3発光層10から成る。第1発光層8は、
SrS(硫化ストロンチウム)を母体としてCe(セリ
ウム)を0.5mol%添加したものを含み、第2発光
層9はSrSを母体としてCeを0.3mol%添加し
たものを含み、第3発光層10はSrSを母体としてC
eを0.1mol%、Eu(ユウロピウム)を0.1m
ol%添加したものを含む。また、第1〜第3発光層8
〜10はともに、たとえば電子ビーム蒸着法によって形
成され、前記下部絶縁層4上に第1発光層8、第2発光
層9、第3発光層10の順に積層して形成される。たと
えば第1発光層8は400nmの膜厚に、第2発光層9
は300nmの膜厚に、第3発光層10は300nmの
膜厚にそれぞれ形成され、EL発光層5としては約10
00nmの膜厚に形成される。
【0015】前記EL発光層5上には、上部絶縁層6が
形成される。上部絶縁層6は、たとえばSi34膜とA
23膜とをこの順に積層したもので実現される。上部
絶縁層6は、前記下部絶縁層4と同様に、たとえば高周
波スパッタリング法によって、約200nmの膜厚に形
成される。前記EL発光層5は、下部および上部絶縁層
4,6によって完全に包み込まれる。上部絶縁層6上に
は、金属電極7が形成される。金属電極7は、たとえば
Al(アルミニウム)膜で実現され、複数の帯状に形成
される。また金属電極7は、前記透明電極3と直交する
方向に形成される。
【0016】上述した透光性基板2上に形成される透明
電極3、下部絶縁層4、EL発光層5、上部絶縁層6お
よび金属電極7はEL構造体であり、このようなEL素
子1は、電極3,7間に配置されるEL発光層5に交流
電圧を印加することによって、前記EL発光層5を発光
させるものである。表示手段とするときは、前記電極
3,7の交差部が画素とされる。
【0017】図3は、SrS:Ceから成るEL発光層
の発光スペクトルを示すグラフである。曲線L1はSr
Sを母材としてCeを0.1mol%添加したEL発光
層の発光スペクトルを示し、曲線L2はSrSを母材と
してCeを0.5mol%添加したEL発光層の発光ス
ペクトルを示す。また、破線で示される曲線L3は、E
uの吸収スペクトルを示す。
【0018】SrS:Ceから成るEL発光層は、Ce
濃度が異なると発光スペクトルが異なることが知られて
いる。すなわち、図3の曲線L1,L2に示すように、
Ce濃度が高くなるに従って発光スペクトルのピークが
長波長側へシフトする傾向がある。Ceを0.1mol
%添加した場合(曲線L1)、475nm付近にピーク
を有する青色の発光色が得られる。一方、Ceを0.5
mol%添加した場合(曲線L2)、490nm〜54
0nm付近にピークを有する緑色の発光色が得られる。
Ceを0.1mol%〜0.5mol%の間の濃度で添
加した場合には、曲線L1,L2間の発光スペクトルが
得られる。
【0019】また、SrS:Ce,Euから成るEL発
光層は、Ce発光中心が励起されて起こる青色の発光色
と、Ce発光のエネルギー伝達によってEuが励起され
て起こる赤色の発光色とによって、白色の発光色が生じ
る。Euの吸収スペクトル(曲線L3)のピークは、4
50nm付近にあることから、SrS:Ce,Euから
成るEL発光層では、Ce濃度を低くして、より短波長
側の発光スペクトルが得られるようにすると、Ce発光
からEuへのエネルギーの伝達効率が高くなり、赤色の
発光色が効率よく得られる。
【0020】図4は、第1発光層8の発光スペクトルを
示すグラフである。第1発光層8、すなわちSrSを母
材としてCeを0.5mol%含むEL発光層は、49
0nm〜540nm付近にピークを有する緑色の発光色
が得られる。なお、本実施例ではCeの添加量を0.5
mol%としたけれども、Ceの添加量を0.5mol
%以上1.0mol%以下の割合とすることも本発明の
範囲に属するものであり、前記第1発光層8と同様の緑
色の発光色が得られる。Ceの添加量が1.0mol%
よりも多くなると、発光層の発光輝度がほぼ半分以下に
低下して実用的でなくなるため、好ましくない。
【0021】図5は、第2発光層9の発光スペクトルを
示すグラフである。第2発光層9、すなわちSrSを母
材としてCeを0.3mol%含むEL発光層は、47
5nm付近にピークを有する青色の発光色が得られる。
なお、本実施例ではEL素子1において最も高輝度な青
色が得られるよう、Ceの添加量を0.3mol%とし
たけれども、EL素子の作成方法などによっては最も高
輝度な青色が得られるCeの添加量は異なる。また、C
eの添加量が多すぎると緑色の発光色となり、少なすぎ
るとその効果が得られない。したがって、Ceの添加量
はこのような不都合が生じない量に適宜選択され、好ま
しくは0.1mol%以上0.5mol%以下の範囲で
決定される。
【0022】図6は、第3発光層10の発光スペクトル
を示すグラフである。第3発光層10、すなわちSrS
を母材としてCeを0.1mol%、Euを0.1mo
l%含むEL発光層は、600nm〜620nm付近に
ピークを有する赤色の発光色が得られる。なお、本実施
例ではCeの添加量を0.1mol%としたけれども、
Ceの添加量を0.05mol%以上0.1mol%以
下の割合としても、前述したようにCe発光中心による
発光スペクトルは短波長側へシフトするものと考えら
れ、前記範囲のCeを添加する例も本発明の範囲に属す
るものである。また、Euの添加量は、Eu発光中心に
よる赤色の発光色が得られる量に適宜選択され、好まし
くは0.05mol%〜0.2mol%の割合とされ
る。本実施例のEL素子1において、Euの添加量を
0.1mol%とするとCe発光中心による発光が弱く
なり、Eu発光中心による発光が支配的となることが確
認された。また、EL素子1において、上述したCeお
よびEuの添加量とすると最も効率よくEuが発光する
ことが確認された。なお、Ceの添加量が0.05mo
l%よりも少なくなると、発光層の発光輝度がほぼ半分
以下に低下して実用的でなくなるため、好ましくない。
【0023】このようなEL素子1は、EL発光層5の
各発光層8〜10がそれぞれ効率よく発光するため、高
輝度な白色の発光色が得られる。また、光の三原色であ
る各発光色の光強度がバランスよく得られるため、たと
えばカラーフィルタと組合せることによって良好なカラ
ー表示を得ることができる。なお、各発光色の光強度の
バランスの調整は、たとえば各発光層8〜10の膜厚を
変えることによって調整することができる。
【0024】以下の表1は、本実施例および比較例1,
2の輝度を示すものである。比較例1は、EL発光層を
SrS:Ce,Eu膜から成る1層としたものであり、
比較例2は、EL発光層をSrS:Ce膜とZnS:M
n膜とを積層した2層としたものである。本実施例は、
従来例である比較例1,2と比較して白色時の輝度が向
上していることが確認された。また、カラーフィルタを
用いたときの青色、緑色、赤色の輝度は、その比が1:
6:3になっていることが確認された。これは、フルカ
ラーディスプレイを作製する上で最も好ましい比率であ
る。比較例1では緑色の輝度が低く、比較例2では緑色
および赤色の輝度が低いため、前記比率が得られず、カ
ラー表示を行っても各発光色の光強度のバランスが悪い
ものとなる。
【0025】
【表1】
【0026】なお、本実施例では、3層から成るEL発
光層5の例について説明したけれども、EL発光層5は
3層に限る必要はなく、3層以外の層から成るEL発光
層5の例も本発明の範囲に属するものである。たとえば
2層とする場合、上述した第2発光層(青色)9と第3
発光層(赤色)10とを用いることによって実現するこ
とができる。この場合、図7の点11に示されるような
色度を有する白色表示が得られるけれども、カラーフィ
ルタを用いても緑色を取出すことができないため、バラ
ンスの良いカラー表示を実現することはできない。この
ため、白黒表示を行う表示手段として利用される。な
お、白色表示時の輝度は、前述した従来例である比較例
1に比べておよそ2〜3割程度上昇したものとなる。ま
た、各発光層の発光色を適宜選択することによって、4
層、5層…としても本実施例と同様の効果を得ることが
可能であるけれども、発光層の数が増すため製造する上
で不利である。
【0027】また本実施例では、下部絶縁層4上に第1
発光層8、第2発光層9、第3発光層10の順に積層す
る例について説明したけれども、積層する順番はこれに
限るものではない。さらに、本実施例では、二重絶縁型
の薄膜EL素子の例について説明したけれども、これ以
外の薄膜EL素子や、分散型EL素子の例も本発明の範
囲に属するものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、EL発光
層を構成する複数の発光層は、SrSを母材としてそれ
ぞれ異なる濃度で添加されたCeを含み、さらに低濃度
のCeを含む発光層にはEuが含まれている。このた
め、赤、青、緑の発光色から成る白色の発光色が得られ
る。
【0029】また本発明によれば、前記EL発光層は第
1〜第3の発光層から成る。第1の発光層からは緑色の
発光色が得られ、第2の発光層からは青色の発光色が得
られ、第3の発光層からは赤色の発光色が得られる。第
1〜第3の発光層の発光色は、それぞれ効率よく得ら
れ、高輝度な白色の発光色が得られる。また、光の三原
色である各発光色の光強度がバランスよく得られるた
め、たとえばカラーフィルタと組合わせることによって
良好なカラー表示を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるEL素子1の構成を示
す断面図である。
【図2】前記EL素子1の切欠き斜視図である。
【図3】SrS:Ceから成るEL発光層の発光スペク
トルを示すグラフである。
【図4】第1発光層8の発光スペクトルを示すグラフで
ある。
【図5】第2発光層9の発光スペクトルを示すグラフで
ある。
【図6】第3発光層10の発光スペクトルを示すグラフ
である。
【図7】EL発光層5を2層とした場合の色度図であ
る。
【符号の説明】
1 EL素子 3 透明電極 5 EL発光層 7 金属電極 8 第1発光層 9 第2発光層 10 第3発光層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の電極間にEL発光層が
    介在されたEL構造体を有するEL素子において、 前記EL発光層は、SrSを母材とした複数の発光層か
    ら成り、 各発光層は、それぞれ異なる濃度で添加されたCeを含
    み、かつ低濃度のCeを含む発光層にはEuが含まれて
    いることを特徴とするEL素子。
  2. 【請求項2】 前記EL発光層は、SrSを母材とした
    第1〜第3の発光層から成り、 前記第1の発光層は、Ceを0.5mol%以上1.0
    mol%以下の割合で含み、 前記第2の発光層は、Ceを0.1mol%以上0.5
    mol%以下の割合で含み、 前記第3の発光層は、Ceを0.05mol%以上0.
    1mol%以下の割合で含み、かつEuを含むことを特
    徴とする請求項1記載のEL素子。
JP5220195A 1993-09-03 1993-09-03 El素子 Pending JPH0773971A (ja)

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JP5220195A JPH0773971A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 El素子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003526885A (ja) * 2000-03-16 2003-09-09 プレイナー システムス インコーポレーテッド 光放射発光体材料
JP2004012571A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Toyota Industries Corp 表示装置
JP2008112112A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Optrex Corp 発光装置

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