JPH0773584B2 - 電気外科用具 - Google Patents
電気外科用具Info
- Publication number
- JPH0773584B2 JPH0773584B2 JP3058838A JP5883891A JPH0773584B2 JP H0773584 B2 JPH0773584 B2 JP H0773584B2 JP 3058838 A JP3058838 A JP 3058838A JP 5883891 A JP5883891 A JP 5883891A JP H0773584 B2 JPH0773584 B2 JP H0773584B2
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- JP
- Japan
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- conductor
- electrosurgical instrument
- tubular member
- distal end
- tip member
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全体的には電気外科用具
に係り、特に、胃腸管での外科処置を行うために、内視
鏡と共に用いることのできる2極電気外科用具に関す
る。
に係り、特に、胃腸管での外科処置を行うために、内視
鏡と共に用いることのできる2極電気外科用具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】胃腸管の中で行われる各種の外科手順に
おいては、最初に内視鏡が適当な人体の開口部を通して
挿入され、その遠端が外科処置を行おうとしている体腔
内に配置されるまで前進させられる。典型的に言うと、
内視鏡は光ファイバーによる証明管を有しており、それ
によって患部が照らされて観察することができる。次
に、外科用具が内視鏡を介して挿入され、組織を切除あ
るいは励起するために用いられる。例えば、胆石が共通
の胆管から十二指腸の突起を通過できないような大きさ
にまで成長した場合、突起の開口はその開口を取囲んで
いる活約筋を外科切断することによって増大することが
できる。
おいては、最初に内視鏡が適当な人体の開口部を通して
挿入され、その遠端が外科処置を行おうとしている体腔
内に配置されるまで前進させられる。典型的に言うと、
内視鏡は光ファイバーによる証明管を有しており、それ
によって患部が照らされて観察することができる。次
に、外科用具が内視鏡を介して挿入され、組織を切除あ
るいは励起するために用いられる。例えば、胆石が共通
の胆管から十二指腸の突起を通過できないような大きさ
にまで成長した場合、突起の開口はその開口を取囲んで
いる活約筋を外科切断することによって増大することが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】腸からのポリープの外
科的除去もまた適当な電気外科用具を内視鏡に通すこと
によって実行することができる。この場合にはポリープ
除去用のシュリンゲが一般的に用いられるが、より小さ
くて、あまり発達のしていないポリープは電気外科針を
用いて除去することがある。
科的除去もまた適当な電気外科用具を内視鏡に通すこと
によって実行することができる。この場合にはポリープ
除去用のシュリンゲが一般的に用いられるが、より小さ
くて、あまり発達のしていないポリープは電気外科針を
用いて除去することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡の中を通
過することの出来る2極電極を有した電気外科用具の設
計に係り、前記用具の2極電極は切除とその次の凝結と
の両方を行うために利用される。本発明の1つの観点に
関していうと、前記用具は近端と遠端と、前記近端と遠
端との間に延在する複数個の内腔とを有する細長い、屈
曲性のある管状部材を含んでいる。前記管状部材の遠端
には弾丸形状のセラミック製先端が固定されており、こ
れはその側壁を通過する中央部に配置された縦方向の孔
を有している。セラミック先端の外表面には電導層は覆
われていて、第1の比較的大きな領域の電極を形成して
いる。この電極表面に連結された電気的な導線が管状部
材の内腔を通ってその近端に戻り、そこで前記導線は電
気外科用発電機に連結されている。第2導線もまた細長
い管状部材内の内腔を延在し、前記第2導線を縦方向に
移送して、その遠端が先端部材に形成された開口から外
へ突出できるようにするための装置が設けられている。
前記導線の遠端が金属で覆われたセラミック先端に形成
された開口に対して相対的に往復運動するのを容易にす
るために、ばね装荷されたプランジャを有したハブが管
状部材の近端に固定され、プランジャは導線に連結され
ている。先端上の金属化表面と導線との間には、小さな
ギャップが存在しており、これらの2つが電気外科用発
電機に連結されて、適当な高周波電圧がかけられると、
導線の電極には電弧が発生して、電流は金属化されたセ
ラミック製のリターン電極へ流れ、それらが切除しよう
としている組織と接触している。
過することの出来る2極電極を有した電気外科用具の設
計に係り、前記用具の2極電極は切除とその次の凝結と
の両方を行うために利用される。本発明の1つの観点に
関していうと、前記用具は近端と遠端と、前記近端と遠
端との間に延在する複数個の内腔とを有する細長い、屈
曲性のある管状部材を含んでいる。前記管状部材の遠端
には弾丸形状のセラミック製先端が固定されており、こ
れはその側壁を通過する中央部に配置された縦方向の孔
を有している。セラミック先端の外表面には電導層は覆
われていて、第1の比較的大きな領域の電極を形成して
いる。この電極表面に連結された電気的な導線が管状部
材の内腔を通ってその近端に戻り、そこで前記導線は電
気外科用発電機に連結されている。第2導線もまた細長
い管状部材内の内腔を延在し、前記第2導線を縦方向に
移送して、その遠端が先端部材に形成された開口から外
へ突出できるようにするための装置が設けられている。
前記導線の遠端が金属で覆われたセラミック先端に形成
された開口に対して相対的に往復運動するのを容易にす
るために、ばね装荷されたプランジャを有したハブが管
状部材の近端に固定され、プランジャは導線に連結され
ている。先端上の金属化表面と導線との間には、小さな
ギャップが存在しており、これらの2つが電気外科用発
電機に連結されて、適当な高周波電圧がかけられると、
導線の電極には電弧が発生して、電流は金属化されたセ
ラミック製のリターン電極へ流れ、それらが切除しよう
としている組織と接触している。
【0005】本発明の他の特徴についていうと、セラミ
ック製の弾丸形状の先端上の金属化表面が、1つの電極
表面よりも2つの電極を作るために絶縁ギャップによっ
て効果的に分割されていてもよい。切除中は、これらの
2つの電極表面は共通状態になって連結されていて単一
電極を提供し、往復運動可能な針と協働して2極対を作
り出すが、この場合は針の表面積がセラミック先端上の
金属化表面の面積よりもかなり小さい。本発明の用具は
また、血液を凝結させるためにも用いられ、このモード
においては、セラミック先端に形成された電極領域は電
気外科用発電機の凝結用出力に対して分離的に電気連結
されており、往復運動する針電極とは無関係に用いられ
ている。
ック製の弾丸形状の先端上の金属化表面が、1つの電極
表面よりも2つの電極を作るために絶縁ギャップによっ
て効果的に分割されていてもよい。切除中は、これらの
2つの電極表面は共通状態になって連結されていて単一
電極を提供し、往復運動可能な針と協働して2極対を作
り出すが、この場合は針の表面積がセラミック先端上の
金属化表面の面積よりもかなり小さい。本発明の用具は
また、血液を凝結させるためにも用いられ、このモード
においては、セラミック先端に形成された電極領域は電
気外科用発電機の凝結用出力に対して分離的に電気連結
されており、往復運動する針電極とは無関係に用いられ
ている。
【0006】細長い、屈曲性のあるカテーテル状の管状
部材を有するよりも、協同作用のための用具として用い
るために、比較的短い、剛的な管状部材をプランジャ機
構に固定することができる。
部材を有するよりも、協同作用のための用具として用い
るために、比較的短い、剛的な管状部材をプランジャ機
構に固定することができる。
【0007】
【実施例】本発明の今までに述べた特徴と利点は、当業
界にとっては、以下好ましい実施例を詳細に説明するこ
とによって、特に、添付図面を参照しながら考えると明
らかになるであろう。図においては幾つかの図における
同一の番号は同一の部品を示している。
界にとっては、以下好ましい実施例を詳細に説明するこ
とによって、特に、添付図面を参照しながら考えると明
らかになるであろう。図においては幾つかの図における
同一の番号は同一の部品を示している。
【0008】図1を参照すると、本発明の電気外科用具
が番号10で示されており、近端14と遠端16とを有
する細長い、屈曲性のあるプラスチック性の管状部材1
2からなっている。図2の断面図は、前記管12が第1
内腔18と第2内腔20とを有しているを示している。
前記管は、2つの内腔を有するようにして成型されてい
ても、あるいは、第1の管の単一の内腔内を第2の別直
径の小さな管を通すことによって、2つの分離した内腔
を形成してもよい。
が番号10で示されており、近端14と遠端16とを有
する細長い、屈曲性のあるプラスチック性の管状部材1
2からなっている。図2の断面図は、前記管12が第1
内腔18と第2内腔20とを有しているを示している。
前記管は、2つの内腔を有するようにして成型されてい
ても、あるいは、第1の管の単一の内腔内を第2の別直
径の小さな管を通すことによって、2つの分離した内腔
を形成してもよい。
【0009】管状部材12の遠端16には、滑らかに丸
くなった弾丸形状のセラミック部材22が固定されてお
り、前記部材はそれを完全に貫通する縦方向の孔24を
有しており、これはセラミック先端部材22の表面にお
いて開口26を画定している。採用されているセラミッ
クは窒化アルミニウムあるいは酸化アルミニウムであっ
てもよいが、これら2つの候補に限定されるものではな
い。
くなった弾丸形状のセラミック部材22が固定されてお
り、前記部材はそれを完全に貫通する縦方向の孔24を
有しており、これはセラミック先端部材22の表面にお
いて開口26を画定している。採用されているセラミッ
クは窒化アルミニウムあるいは酸化アルミニウムであっ
てもよいが、これら2つの候補に限定されるものではな
い。
【0010】セラミック先端22の外面上には銀あるい
はニッケルのような適当な金属の電導層28が、メッ
キ、噴霧、浸液、スクリーニング、あるいはその他の方
法で形成され、それらの金属は生物的に共立することが
でき、毒性がない。前記金属は、所定寸法のギャップ3
0を画定するために、開口26の外周から除去されてお
り、このことの目的を以下詳細に説明する。
はニッケルのような適当な金属の電導層28が、メッ
キ、噴霧、浸液、スクリーニング、あるいはその他の方
法で形成され、それらの金属は生物的に共立することが
でき、毒性がない。前記金属は、所定寸法のギャップ3
0を画定するために、開口26の外周から除去されてお
り、このことの目的を以下詳細に説明する。
【0011】第1導線32が、内腔20と、セラミック
先端に形成された孔24とを貫通している。導線32の
近端はプランジャ34の近端に機械的に結合されてお
り、前記プランジャは、細長い屈曲性のある管状本体1
2の近端14に固定された鋳造成型されたプラスチック
製ハブ36に形成された孔の中に嵌め込まれている。戻
しばね38がプランジャ軸34を取囲み、通常時プラン
ジャを近端方向は押付けておくためにハブ36と親指ボ
タン40と共に協同する。プランジャ34をばねの力に
抗して押すと、導線32の遠端42をセラミック先端部
材22に形成された開口26から突出させる。それに続
いてプランジャを離すと、導線32の近端部分42は先
端22の内部へ引き戻される。
先端に形成された孔24とを貫通している。導線32の
近端はプランジャ34の近端に機械的に結合されてお
り、前記プランジャは、細長い屈曲性のある管状本体1
2の近端14に固定された鋳造成型されたプラスチック
製ハブ36に形成された孔の中に嵌め込まれている。戻
しばね38がプランジャ軸34を取囲み、通常時プラン
ジャを近端方向は押付けておくためにハブ36と親指ボ
タン40と共に協同する。プランジャ34をばねの力に
抗して押すと、導線32の遠端42をセラミック先端部
材22に形成された開口26から突出させる。それに続
いてプランジャを離すと、導線32の近端部分42は先
端22の内部へ引き戻される。
【0012】さらに図2に示されているように、第2導
線44がその内腔18を貫通し、導線44の遠端はセラ
ミック先端に形成された金属化層28に連結されてい
る。本用具10は、電線46によって、1989年10
月6日付の本出願の譲渡人に譲渡されたStasz特許
出願第071254、203に記載された型のような電
気外科発電機の出力端子連結されている。電線46の中
の導線は成型ハウジング36の中で導線32,44に対
して電気的に連結されている。
線44がその内腔18を貫通し、導線44の遠端はセラ
ミック先端に形成された金属化層28に連結されてい
る。本用具10は、電線46によって、1989年10
月6日付の本出願の譲渡人に譲渡されたStasz特許
出願第071254、203に記載された型のような電
気外科発電機の出力端子連結されている。電線46の中
の導線は成型ハウジング36の中で導線32,44に対
して電気的に連結されている。
【0013】内視鏡を介して観察される外科領域は、カ
テーテル本体12に形成された内腔20に通じるルーア
取付具48を介して適当なフラッシング液を導入するこ
とによって、血液やその他の体液を排除することもでき
る。
テーテル本体12に形成された内腔20に通じるルーア
取付具48を介して適当なフラッシング液を導入するこ
とによって、血液やその他の体液を排除することもでき
る。
【0014】使用時においては、用具10は内視鏡を介
して電気外科処理をしようとしている体内の位置に通さ
れる管状本体部分12を有している。遠方先端22がそ
の位置に到達すると、外科医は親指ボタン40を押し、
導線32の遠端部分42を開口26から突出させる。次
に、電気外科用発電機に関する”切”足ペダルを踏むこ
とによって、導線32の突出部分42とセラミック先端
22を覆っている金属化層28との間に高周波電圧が発
生される。突出導線42と金属化層22との間の電極領
域において相当な差があるので、前記部分42は活性的
な2極電極の役割を果たし、金属化層22はリターン電
極となる。2つの電極が切除しようとする組織と接触す
ると、電弧が活性電極と組織との間に発生し、リターン
電極へ流れ、この電弧が組織を切除する。同時に、薬用
塩類あるいはその他の適当な溶液が、ルーア取付具48
を通して注入され、内腔20を通って遠端孔26から出
て、患部を洗浄し、内視鏡を通して外科領域を観察する
のを容易にする。
して電気外科処理をしようとしている体内の位置に通さ
れる管状本体部分12を有している。遠方先端22がそ
の位置に到達すると、外科医は親指ボタン40を押し、
導線32の遠端部分42を開口26から突出させる。次
に、電気外科用発電機に関する”切”足ペダルを踏むこ
とによって、導線32の突出部分42とセラミック先端
22を覆っている金属化層28との間に高周波電圧が発
生される。突出導線42と金属化層22との間の電極領
域において相当な差があるので、前記部分42は活性的
な2極電極の役割を果たし、金属化層22はリターン電
極となる。2つの電極が切除しようとする組織と接触す
ると、電弧が活性電極と組織との間に発生し、リターン
電極へ流れ、この電弧が組織を切除する。同時に、薬用
塩類あるいはその他の適当な溶液が、ルーア取付具48
を通して注入され、内腔20を通って遠端孔26から出
て、患部を洗浄し、内視鏡を通して外科領域を観察する
のを容易にする。
【0015】本発明の原理は、また管状部材12が比較
的短く屈曲性のあるような手で保持する協動作業型の電
気外科用具にも適用することができる。その他の構造的
特徴は既述したのと同じである。この型の用具は組織を
切除し、次に外科患部において血液を凝結させるために
採用することができる。このように修正された用具は、
内視鏡を介して操作されるよりも、剛的なハンドルと、
必要不可欠の電極表面を支持する遠方配置されたブレー
ドとを有する型の電気外科用具用メスに類似に用いられ
るであろう。
的短く屈曲性のあるような手で保持する協動作業型の電
気外科用具にも適用することができる。その他の構造的
特徴は既述したのと同じである。この型の用具は組織を
切除し、次に外科患部において血液を凝結させるために
採用することができる。このように修正された用具は、
内視鏡を介して操作されるよりも、剛的なハンドルと、
必要不可欠の電極表面を支持する遠方配置されたブレー
ドとを有する型の電気外科用具用メスに類似に用いられ
るであろう。
【0016】図4と図5は特徴として凝結作用を付加し
た本発明の他の実施例を示している。図4の用具は図1
のそれとは主として遠端先端の金属化のパターンの点で
異なっている。図4の用具においては、遠端先端は均一
被覆の金属化部分になっておらずに、前記金属化部分は
絶縁性のあるギャップ54によって、実質的に2つの比
較的同等な領域50と52とに分けられている。導線4
4は前記2領域の1つと連結し、別の導線56が内腔1
8を貫通して他の金属化領域と連結している。導線56
は近端側のハブ36へ戻り、それが電気外科用具用発電
機(図示せず)につながった電線46の中の他の導線と
連結している。
た本発明の他の実施例を示している。図4の用具は図1
のそれとは主として遠端先端の金属化のパターンの点で
異なっている。図4の用具においては、遠端先端は均一
被覆の金属化部分になっておらずに、前記金属化部分は
絶縁性のあるギャップ54によって、実質的に2つの比
較的同等な領域50と52とに分けられている。導線4
4は前記2領域の1つと連結し、別の導線56が内腔1
8を貫通して他の金属化領域と連結している。導線56
は近端側のハブ36へ戻り、それが電気外科用具用発電
機(図示せず)につながった電線46の中の他の導線と
連結している。
【0017】図4と図5の用具が”切除”モードで使用
されるときには、導線32の近端部分42が開口26か
ら突出され、金属化領域50と52と共に協動し、この
場合には前記領域は共通状態になるように連結されてい
いる。本用具が血液と他の組織を凝結させるために用い
られるときには、プランジャが離され、戻しばね38が
プランジャを近端方向へ押し、導線32の遠端部分42
をセラミック先端部材22に形成された開口の中へ引き
込む。凝結モードで作用しているときには、導線44と
56とは最早電気外科用発電機のところで電気的に共通
状態になって連結されていなくて、その代わりに、それ
らは発電機からの高周波によって分離的に励磁され、金
属化領域50と52とが2極性の凝結用電極対となる。
されるときには、導線32の近端部分42が開口26か
ら突出され、金属化領域50と52と共に協動し、この
場合には前記領域は共通状態になるように連結されてい
いる。本用具が血液と他の組織を凝結させるために用い
られるときには、プランジャが離され、戻しばね38が
プランジャを近端方向へ押し、導線32の遠端部分42
をセラミック先端部材22に形成された開口の中へ引き
込む。凝結モードで作用しているときには、導線44と
56とは最早電気外科用発電機のところで電気的に共通
状態になって連結されていなくて、その代わりに、それ
らは発電機からの高周波によって分離的に励磁され、金
属化領域50と52とが2極性の凝結用電極対となる。
【0018】当業界にとっては、導線44と56とが同
一の内腔18を貫通しているので、それらをそれらの全
長に亘って互いに他と絶縁する必要のあることが明らか
になるはずである。もし絶縁されていない導線を使用し
なければならない場合には、導線44と56とを互いに
他と絶縁保持するために、管状部材12の中にもう1つ
の内腔を設けることになる。
一の内腔18を貫通しているので、それらをそれらの全
長に亘って互いに他と絶縁する必要のあることが明らか
になるはずである。もし絶縁されていない導線を使用し
なければならない場合には、導線44と56とを互いに
他と絶縁保持するために、管状部材12の中にもう1つ
の内腔を設けることになる。
【0019】ここでは本発明を相当詳細に説明して、特
許規則に応じるように、また当業界に対して新規原理を
適用するのに必要な情報を提供し、必要に応じてそのよ
うな特殊な構成要素を製造、使用できるようにしてき
た。しかしながら、本発明は特別に異なった設備や装置
によって実行できるものであり、設備の詳細および作動
手順の両方に対して、本発明自身の範囲を逸脱しないで
各種の修正を行うことが可能であることが理解できるは
ずであろう。
許規則に応じるように、また当業界に対して新規原理を
適用するのに必要な情報を提供し、必要に応じてそのよ
うな特殊な構成要素を製造、使用できるようにしてき
た。しかしながら、本発明は特別に異なった設備や装置
によって実行できるものであり、設備の詳細および作動
手順の両方に対して、本発明自身の範囲を逸脱しないで
各種の修正を行うことが可能であることが理解できるは
ずであろう。
【図1】本発明による電気外科用具の部分断面的な側面
図。
図。
【図2】図1の線2−2に沿って見た断面図。
【図3】図1の線3−3に沿って見た断面図。
【図4】本発明の他の実施例の部分的断面図。
【図5】図4の線5−5に沿って見た断面図。
10 電気外科用具 12 管状部材 14 管状部材の近端 16 管状部材の遠端 18,20 内腔 22 先端部材 24 孔 26 開口 28 金属化表面 32 第1導線 34 プランジャ 36 ハブ 42 第1導線の遠端 44 第2導線 50,52 金属化表面の第1、第2領域 56 第3導線
Claims (7)
- 【請求項1】 電気外科用具において、 (イ) 近端と、遠端と、前記近端と遠端との間に延在
する複数個の内腔とを有する細長い管状部材と、 (ロ) 前記管状部材の遠端に固定された弾丸形状のセ
ラミック製先端部材であって、前記先端部材はその中に
形成された縦方向の孔を有しており、この孔は前記先端
部材の外部における開口を出口としており、それは前記
管状部材の縦方向軸線から横方向にずれて位置してい
る、その弾丸形状のセラミック製先端部材と、 (ハ) 前記内腔の1つの配置された第1導線と、 (ニ) 前記管状部材の前記近端に結合されていて、か
つ前記第1導線を選択的に移動させるために前記第1導
線に連結された装置であって、それによって前記第1導
線の遠端は前記縦方向の孔および前記開口を通過するこ
とができるようになっている、その装置と、 (ホ) 前記先端部材の前記外部に固着され、前記開口
を間隙をおいて取囲んでいる電導性表面と、 (ヘ) 前記複数個の内腔の他の内腔を通過し、前記電
導性表面に対して電気的に連結されている第2導線とを
含むことを特徴とする電気外科用具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電気外科用具におい
て、前記電導性表面は前記先端部材上で互いに他と絶縁
的に分離された第1および第2の領域を有している電気
外科用具。 - 【請求項3】 請求項2に記載の電気外科用具におい
て、さらに、前記複数個の内腔の前記他の内腔を貫通し
ていて、前記第1および第2の領域の内で、前記第2導
線と連結されていない方の領域と連結された第3導線を
含む電気外科用具。 - 【請求項4】 請求項1に記載の電気外科用具におい
て、さらに、前記第1導線と第2導線とを高周波電圧に
連結し、前記開口から外へ延在している前記第1導線の
部分と前記電導性表面とが人体の組織と接触した時に、
前記第1導線の前記部分と前記表面との間に電弧を発生
させるための装置を含む電気外科用具。 - 【請求項5】 請求項3に記載の電気外科用具におい
て、さらに、前記第2導線と第3導線とを前記高周波電
圧に連結して人体の体液を凝固させるための装置を含む
電気外科用具。 - 【請求項6】 請求項1に記載の電気外科用具におい
て、前記管状部材の近端に連結されている前記装置はハ
ブであり、前記ハブは前記ハブを通過するばね装荷のプ
ランジャを有し、前記プランジャは前記第1導線に連結
されている電気外科用具。 - 【請求項7】 請求項3に記載の電気外科用具におい
て、前記第2導線と第3導線とは、前記第1導線が高周
波電圧源に連結されている時には、互いに他と共通状態
になって連結されている電気外科用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058838A JPH0773584B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 電気外科用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3058838A JPH0773584B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 電気外科用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04325151A JPH04325151A (ja) | 1992-11-13 |
JPH0773584B2 true JPH0773584B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=13095797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3058838A Expired - Lifetime JPH0773584B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 電気外科用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773584B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3058838A patent/JPH0773584B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04325151A (ja) | 1992-11-13 |
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