JPH0772785A - 建物の太陽光線照射位置を測定するシュミレーション装置 - Google Patents

建物の太陽光線照射位置を測定するシュミレーション装置

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JPH0772785A
JPH0772785A JP24363193A JP24363193A JPH0772785A JP H0772785 A JPH0772785 A JP H0772785A JP 24363193 A JP24363193 A JP 24363193A JP 24363193 A JP24363193 A JP 24363193A JP H0772785 A JPH0772785 A JP H0772785A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 季節や時間によって太陽光線が建物を照射す
る状態が変化するのを明確に、わかりやすく測定する。 【構成】 セット位置に配設される建物模型1に、疑似
の太陽光線を照射する光源2と、セット位置に配設され
る建物模型1に対応する位置に光源2を移動させ、ある
いは、反射鏡5を介して光ビームを建物模型1に照射す
る光源2の光ビーム照射方向を変更する移動手段3と、
移動手段3を制御して光源2の位置まはた光ビームの照
射方向、季節と時間に対応して変更する制御手段4とを
備える。光源2が建物模型1に光線を照射し、建物模型
1の日陰とひなたとを観察して建物の太陽光線照射位置
を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、季節や時間によって、
現実に構築される建物の太陽光線の照射位置が変化する
状態をシュミレーションする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物は、季節や時間によって太陽光線が
入射する状態が変化する。冬期は太陽が低くなり、夏期
は太陽が高くなる。このため、冬期は建物の内部まで太
陽光線は照射し、夏期は太陽光線は建物の内部まで照射
しない。太陽光線が室内を照射する位置は、季節のみで
なく、建物のひさしや屋根の形状、あるいは、建物の周
囲にある木や隣接する建物の高さや形状によっても変化
する。また、太陽は東から出て西に沈むので、時間によ
っても太陽光線の照射位置は変化する。さらに、建物を
構築する緯度によっても、太陽光線の照射位置が変化す
る。赤道に近付くと太陽は高くなり、北極や南極に近付
くと太陽は低くなる。
【0003】このように、建物を照射する太陽光線の入
射角と方向とは、種々の要因で複雑に変化する。したが
って、現実に構築される建物が、いつどの角度から太陽
光線に照射されるかを正確に計算するのは相当に難しい
ことである。それは、図面を使用して、平面的に太陽光
線の入射を計算するからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図面を使用して太陽光
線の入射位置を計算する方式は、建物の位置を特定し、
また、太陽光線が建物を照射する時間と季節を特定する
と、太陽に照射される位置を計算できる。しかしなが
ら、この方式は、3次元的に、太陽光線に照射される位
置をシュミレーションすることができない。また、時間
とともに太陽が移動すると、建物のどの位置が太陽に照
射されるようになり、また、照射されなくなるかを明確
に表示することが難しい。さらに、建物のひさしや屋根
の形状を変更し、また、窓の大きさや形状を変更する
と、季節と時間によって太陽光線がどこまで入射するか
をシュミレーションするのが難しい。
【0005】建物を構築するときに、夏期と冬期に、時
間と共に、太陽光線の照射部分がどのように変化するか
を正確に知ることは非常に大切なことである。とくに、
建物を設計する段階で、建物に入居する者が太陽光線の
入射位置を正確に知ることが大切である。従来は、建物
の設計図を書き、図面から太陽光線の入射位置を計算し
ている。平面的な図面を見て、ひさしや屋根の形状を変
更し、あるいは、窓の位置を変更して、太陽光線の入射
位置が、季節と時間によってどのように変化するかを立
体的に判断することは極めて難しいことである。このた
め、太陽光線の入射位置を調整するために、設計図面を
変更して、建物を最適な環境とするのは手間がかかるこ
とである。すなわち、従来のものは、建物を設計して太
陽光線の位置を計算することはできても、太陽光線の入
射位置から建物の形状を変更することが簡単にできない
欠点がある。とくに、太陽光線の入射位置に、立体的に
時間と共にどのように変化するかを、判りやすく表示す
ることが極めて難しい欠点がある。
【0006】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単
かつ容易に、しかも極めてわかりやすいように、季節や
時間によって太陽光線が建物を照射する状態を表示でき
る建物の太陽光線照射位置を測定するシュミレーション
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の建物の太陽光線
照射位置を測定するシュミレーション装置は、前述の目
的を達成するために下記の構成を備える。シュミレーシ
ョン装置は、セット位置に配設される建物模型1に、疑
似の太陽光線を照射する点光源2と、セット位置に配設
される建物模型1に太陽光線を照射する点光源2を移動
させる移動手段3と、点光源2の移動位置を、季節と時
間とに対応して演算し、この演算結果で移動手段3を制
御して点光源2を季節と時間に対応した位置に移動させ
る制御手段4とを備える。点光源2が季節と時間に対応
した位置に移動して建物模型1に光線を照射し、建物模
型1の日陰とひなたとを観察して建物の太陽光線の照射
位置を測定するように構成されている。
【0008】さらに、本発明の請求項2に記載されるシ
ュミレーション装置は、反射鏡5を使用して、光源2が
建物模型1を照射する位置を調整する。このシュミレー
ション装置は、セット位置に配設される建物模型1に、
疑似の太陽光線に相当する光ビームを照射する光源2
と、この光源2から照射される光ビームを反射する反射
鏡5と、反射鏡5に光ビームを照射する光源2の照射角
を変化させる移動手段3と、光源2の光ビームの季節と
時間とに対応した照射角を演算し、演算結果で移動手段
3を制御して、光源2を季節と時間に対応した照射角に
移動させる制御手段4とを備える。光源2の光ビーム
が、反射鏡5を介して建物模型1を照射し、季節と時間
に対応して、建物模型1の日陰とひなたとを観察して建
物の太陽光線の照射位置を測定する。
【0009】
【作用】本発明の建物の太陽光線照射位置を測定するシ
ュミレーション装置は、建物模型1に、太陽光線と同じ
方向から光を照射する。建物模型1に疑似の太陽光線を
照射する光源2は、制御手段4によって、季節や時間を
関数として光線の照射位置や方向を制御している。光源
2から照射される光は、建物模型1に陰とひなたを投影
する。季節と時間によって光源2の位置や方向が変化す
ると、建物模型1にできる陰とひなたの位置が変化す
る。また、建物模型1のひさしや屋根の形状を変更し、
あるいは窓の位置や大きさを変更すると、建物模型1に
できる日陰とひなたとが変化する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための建物の太陽光線照射位置を測定する
シュミレーション装置を例示するものであって、本発明
は、シュミレーション装置を下記のものに特定するもの
でない。
【0011】図1に示す建物の太陽光線照射位置を測定
するシュミレーション装置は、点光源2と、移動手段3
と、制御手段4とを備える。
【0012】点光源2は、陰を明瞭にするために、発光
部分の小さい電球や発光ダイオードが使用される。発光
面積の大きい点光源2が建物模型1を照射すると、屋根
やひさしでできる日陰とひなたの境界が不明瞭になる。
理想的な点光源2は、発光面積が点に近い光源2であ
る。発光ダイオードは、ほとんど点に近い局部で発光す
るので、面積が小さいことからすれば、理想的な光源2
である。ただ、発光ダイオードは、電球に比較して輝度
が低い。したがって、発光ダイオードを点光源2に使用
したシュミレーション装置は、使用するときに外部を暗
くすることによって、陰とひなたを明確に区別すること
ができる。
【0013】輝度の低い発光ダイオードは、光を集束し
て光ビームとして照射することによって、照射部分の輝
度を高くできる。光ビームを照射する発光ダイオード
は、光ビームが建物模型1を照射するように、発光方向
を調整する。さらに、点光源2に発光ダイオードを使用
すると、赤、緑、青の発光色とすることによって、発光
ダイオードからの光を外部の光と区別して、陰とひなた
とを明確に区別できる特長がある。
【0014】点光源2には、発光ダイオードに代わっ
て、小さいフィラメントで高い輝度のハロゲンランプを
使用することもできる。この電球は、発光輝度を極めて
高くできると共に、発光面積を小さくして、建物模型1
に明瞭に日陰とひなたとを区別できる。
【0015】図1の移動手段3は、先端に点光源2を装
着する2本のアーム3Aと、アーム3Aの下端を傾動で
きるように連結する回転台3Bと、2本のアーム3Aの
連結部分を折曲し、回転台3Bに連結されたアーム3A
を傾動させ、さらに、回転台3Bを回転させる駆動部材
(図示せず)とを備える。2本のアーム3Aは、連結部
分を折曲し、回転に連結されたアーム3Aを傾動させ、
さらに回転台3Bを回転させることによって、先端の点
光源2を、立体的に所定の位置に移動させることができ
る。
【0016】2本のアーム3Aは、できる限り長く設計
される。それは、点光源2をできる限り建物模型1から
遠く離して、部分的に発生する位置の誤差を少なくする
ためである。現実の太陽は、ほとんど無限遠点に近いと
ころから建物を照射する。したがって、実際の太陽と同
じ条件に近付けるためには、点光源2を建物模型1から
できる限り遠くするのがよい。ただ、建物模型1は現実
の建物に比較して相当に小さく製作される。したがっ
て、点光源2は、無限遠点に配設しなくても、1本のア
ーム3Aの全長を、30cm以上として、ほとんど誤差
が問題にならないシュミレーション装置とすることがで
きる。
【0017】図に示す移動手段3は、2本のアーム3A
を折曲できるように連結した構造をしている。この構造
の移動手段3は、全体の構造を簡素化して、点光源2を
立体的に移動できる。ただ、本発明のシュミレーション
装置は、移動手段をこの構造に特定しない。移動手段に
は、点光源を立体的に移動できる全ての構造、たとえ
ば、図示しないが、光源を、X軸、Y軸、Z軸の方向に
移動する構造等が使用できる。
【0018】移動手段3を制御して点光源2を所定の位
置に移動させる制御手段4は、季節と時間と緯度から点
光源2の位置を演算する演算回路4Aを備える。さら
に、図に示す制御手段4は、演算回路4Aに入力手段4
Bを連結している。入力手段4Bは、季節、すなわち月
日と、時間と、緯度とを入力するもので、テンキーと、
切換スイッチとを備えている。入力手段4Bは、テンキ
ーと切換スイッチとを操作して、月日と、時間と、緯度
とを入力する。
【0019】演算回路4Aは、入力手段4Bから入力さ
れる情報を演算して、点光源2の位置を計算するマイク
ロコンピューターを内蔵している。マイクロコンピュー
ターは、入力された季節と時間と緯度から点光源2の位
置を演算する。すなわち、マイクロコンピューターは、
セット位置に配設された建物模型1を、疑似の太陽光線
である点光源2が照射して、入力された年月日と、時間
と、緯度から、点光源2が太陽と同じ位置から建物模型
1を照射する位置を演算する。たとえば、入力手段4B
に、7月6日、午後12時、北緯34度(徳島)と入力
すると、演算回路4Aであるマイクロコンピューター
は、太陽に対応する点光源2の位置を演算する。マイク
ロコンピューターは、建物模型1を配設するセット位置
を基準として、点光源2の位置を演算する。演算結果か
ら、制御手段4が移動手段3を制御し、点光源2を太陽
と同じ位置、正確には、太陽が建物模型1のセット位置
を照射するのと同じ位置に点光源2を移動させる。
【0020】入力手段4Bの「1日」の切換スイッチが
押されると、演算回路4Aのマイクロコンピューター
は、1日に太陽が移動する軌跡を演算し、朝の日の出か
ら、夕方の日没までゆっくりと点光源2を移動させて、
建物模型1の日陰と、ひなたとがどのように変化するか
を明示する。
【0021】さらに、入力手段4Bの「1年」の切換ス
イッチが押されると、演算回路4Aであるマイクロコン
ピューターは、例えば、毎月の日の出から日没までの点
光源2の位置を演算する。制御手段4は、演算結果によ
って移動手段3を制御し、点光源2を1月から順番に1
2月まで12往復させて、各月における太陽の位置に移
動させる。この構造のシュミレーション装置は、季節と
時間とを入力する必要がない。したがって、入力手段4
Bを省略して、点光源2を1年の太陽の位置に移動させ
ることができる。この場合、緯度を日本の中心、あるい
は最も多く使用される東京の緯度にセットするとによっ
て、比較的誤差を少なくして使用できる。
【0022】このように、1年の太陽位置に点光源2を
順番に移動させるシュミレーション装置は、制御手段4
にモニタ6を接続する。モニタ6は、点光源2があると
きの月日と時間とを表示する。この構造のシュミレーシ
ョン装置は、点光源2が移動するときの季節と時間が明
確になるので、便利に使用できる。
【0023】さらに、図2に示すシュミレーション装置
は、セット位置に配設される建物模型1に、疑似の太陽
光線に相当する光ビームを照射する光源2と、この光源
2から照射される光ビームを反射する反射鏡5と、反射
鏡5に光ビームを照射する光源2の照射角を変化させる
移動手段3と、光源2の光ビームの照射方向を演算し、
移動手段3を制御して光源2を季節と時間に対応した照
射角に移動させる制御手段4とを備える。
【0024】光源2は、集束した光ビームを発光するた
めに、前面にレンズを有する発光ダイオードやハロゲン
ランプ、あるいは、背面に光を集束する凹面鏡を配設し
たハロゲンランプが使用される。光源2は、建物模型1
の近傍に位置して、光ビームの照射角を自由に変更でき
るように配設される。建物模型1の近傍にある光源2
は、球面状の反射鏡5で光を反射して、建物模型1を照
射する。
【0025】反射鏡5は内面で光ビームを反射する球面
状をしている。反射鏡5は、光ビームを、建物模型1に
東、南、西の方向から照射でき、また水平ないし真上か
らも照射できるように、球を1/4に分割した形状をし
ている。球面の反射鏡5は、建物模型1に対して東、
南、西の方向に位置して配設される。
【0026】移動手段3は、光源2を水平面内で回動さ
せ、また、垂直面内で傾動させて、光ビームの照射方向
を調整する。光源2が水平面内で回動されると、光ビー
ムが建物模型1を照射する方角が、東から西に変化す
る。また、光源2が垂直面内で傾動されると、建物模型
1を照射する上下方向の角度、すなわち太陽の高さが変
化する。
【0027】制御手段4は、演算回路4Aを内蔵し、こ
の演算回路4Aでもって、季節と時間と緯度から、光源
2の光ビーム照射方向を演算する。演算回路4Aには入
力手段4Bを連結し、入力手段4Bから、季節を表す月
日と、時間と、緯度とを入力する。
【0028】演算回路4Aは、入力手段4Bから入力さ
れる情報を演算するマイクロコンピューターを内蔵す
る。マイクロコンピューターは、入力された季節と時間
と緯度から光源2の光ビーム照射方向を演算する。すな
わち、マイクロコンピューターは、セット位置に配設さ
れた建物模型1を、疑似の太陽光線である光ビームで照
射して、入力された年月日と、時間と、緯度から、光ビ
ームが太陽と同じ位置から建物模型1を照射する照射角
を演算する。マイクロコンピューターは、建物模型1を
配設するセット位置を基準として、光源2の光ビーム照
射角を演算する。演算結果から、制御手段4が移動手段
3を制御し、光源2の光ビーム照射方向を太陽と同じ角
度、正確には、太陽が建物模型1のセット位置を照射す
るのと同じ角度に光源2の光ビーム照射角を移動させ
る。
【0029】図2と図3に示すシュミレーション装置
も、図1に示す装置と同じように、入力手段4Bの「1
日」の切換スイッチを押して、朝の日の出から、夕方の
日没までゆっくりと光源2の光ビーム照射角を移動させ
て、建物模型1の日陰と、ひなたとがどのように変化す
るかを明示することもできる。また、入力手段4Bの
「1年」の切換スイッチを押して、光源2の光ビーム照
射方向を、1月から順番に12月まで12変化させて、
各月における太陽の位置に光ビームを照射できる。
【0030】図1ないし図3に示すシュミレーション装
置は、点光源2の位置を変更し、あるいは、光ビームの
照射方向を変更するとともに、光源2の発光強度を変更
することもできる。朝日と夕日は、光源2の発光強度を
弱くし、昼間は光源2の発光強度を強くすると、現実の
太陽光線により近似する状態で、建物模型1を照射でき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の建物の太陽光線照射位置を測定
するシュミレーション装置は、季節や時間によって、建
物が太陽にどのように照射されるかを、立体的に明確に
表示することができる。とくに、朝、昼、夕方と太陽が
時間とともに移動し、また、春夏秋冬の太陽の位置の変
化にも、建物のどの部分に陰ができ、また、どの部分が
ひなたになるかを明確に表示できる特長がある。このた
め、本発明のシュミレーション装置を使用すると、冬期
には、何時から何時まで太陽光線を室内の必要な部分に
照射させて暖かい生活空間にできるかが簡単に、しかも
明確に測定できる。さらに、夏期には、何時か何時まで
は室内のどの部分を日陰とし涼しい生活空間とするかも
簡単に測定できる。さらにまた、夏期に西日が差し込む
のを防止するために、ひさしや屋根の形状を変更し、さ
らに窓の位置や形状を調整し、また、建物の西のどの位
置に木等を植えて西日をどのように遮ることができるか
が、極めて簡単に、しかも明確に判断できる特長があ
る。とくに、本発明のシュミレーション装置は、建物を
設計して日陰やひなたを計算するのではなく、日陰やひ
なたを好ましい状態に制御するために、建物のどの部分
をどのように設計変更すればよいかが極めて簡単に判定
でき、しかも、その状態を現実の建物に極めて近い状態
で表示できるので、建築の専門家はいうにおよばず、建
物を発注する素人も、簡単かつ容易に、しかも正確に太
陽の影響を判定できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシュミレーション装置
の斜視図
【図2】本発明の他の実施例を示すシュミレーション装
置の水平断面図
【図3】図2に示すシュミレーション装置の垂直断面図
【符号の説明】
1…建物模型 2…光源 3…移動手段 3A…アーム 3B…回転台 4…制御手段 4A…演算回路 4B…入力手
段 5…反射鏡 6…モニタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セット位置に配設される建物模型(1)
    に、疑似の太陽光線を照射する点光源(2)と、セット位
    置に配設される建物模型(1)に対応する位置に点光源(2)
    を移動させる移動手段(3)と、前記の点光源(2)の季節と
    時間とに対応した位置を演算し、前記の移動手段(3)を
    制御して点光源(2)を季節と時間に対応した位置に移動
    させる制御手段(4)とを備え、点光源(2)が建物模型(1)
    に光線を照射し、建物模型(1)の日陰とひなたとを観察
    して建物の太陽光線照射位置を測定するシュミレーショ
    ン装置。
  2. 【請求項2】 セット位置に配設される建物模型(1)
    に、疑似の太陽光線に相当する光ビームを照射する光源
    (2)と、この光源(2)から照射される光ビームを反射する
    反射鏡(5)と、反射鏡(5)に光ビームを照射する光源(2)
    の照射角を変化させる移動手段(3)と、前記の光源(2)の
    光ビームの季節と時間とに対応した照射角を演算し、前
    記の移動手段(3)を制御して光源(2)を季節と時間に対応
    した照射角に移動させる制御手段(4)とを備え、光源(2)
    が反射鏡(5)を介して建物模型(1)に光線を照射し、建物
    模型(1)の日陰とひなたとを観察して建物の太陽光線照
    射位置を測定するシュミレーション装置。
JP24363193A 1993-09-04 1993-09-04 建物の太陽光線照射位置を測定するシュミレーション装置 Pending JPH0772785A (ja)

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