JPH0771752A - 燃焼機の電磁ポンプ制御装置 - Google Patents

燃焼機の電磁ポンプ制御装置

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Publication number
JPH0771752A
JPH0771752A JP21645993A JP21645993A JPH0771752A JP H0771752 A JPH0771752 A JP H0771752A JP 21645993 A JP21645993 A JP 21645993A JP 21645993 A JP21645993 A JP 21645993A JP H0771752 A JPH0771752 A JP H0771752A
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JP
Japan
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voltage
electromagnetic pump
pump
driving
control means
Prior art date
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Pending
Application number
JP21645993A
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English (en)
Inventor
Takeshi Osawa
岳史 大澤
Katsumi Morito
克美 森戸
Takashi Araki
隆 荒木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁ポンプの電源異常時に、燃焼を中断し
て機器本体外への出炎を防止するだけでなく、電源の出
力変動に対しても安定した燃焼を可能とし、信頼性の高
い燃焼機の電磁ポンプ制御装置を提供する 【構成】 直流の一定電圧を出力する定電圧電源部
と、定電圧を供給し電磁ポンプを駆動パルスにより動作
させるポンプ駆動回路と、該駆動パルスを該ポンプ駆動
回路に供給する駆動制御手段と、比較電圧を該駆動制御
手段に入力する定電圧入力部とを有し、該定電圧入力部
の比較電圧に基いて該駆動制御手段からの駆動パルス周
波数を変化させると共に、該駆動パルス周波数が、予め
該駆動制御手段に設定された所定周波数範囲を越える場
合には、該電磁ポンプの駆動を停止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油ファンヒ−タ等の
燃焼機の制御装置に関するもので、特に電磁ポンプ制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼機に用いられる電磁
ポンプの制御装置では、交流入力電源をトランスで降圧
し、整流・平滑した後、定電圧電源回路により所定の直
流電圧を発生させ、これを駆動電源として上記電磁ポン
プを駆動して燃料補給を行っている。ところが、上記定
電圧電源回路が何らかの原因で故障し、出力電圧が異常
に高くなった場合には、電磁ポンプにも過大な電圧が印
加され、1パルス当たりのポンプ流量が多くなる。この
ためバーナー内での火炎の長さが伸び、場合によって
は、機器本体外に出炎することもある。
【0003】このような弊害をなくすために、例えば特
公平5−19048公報には、上記定電圧電源回路の出
力変動を所定の電圧範囲で監視し、電圧異常を検出する
と電磁ポンプの駆動を停止して給油を断ち、異常燃焼を
防止するという方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に、石油ファンヒ−
タのような燃焼機では、機器内部の温度上昇が著しく、
一般的に−10℃〜60℃の範囲で変化するといわれて
いる。このような厳しい環境下では、定電圧電源のよう
なアナログ回路の場合、周囲温度の上昇でドリフトが発
生し、出力電圧が変動しやすくなる。
【0005】しかしながら、上記特公平5−19048
公報による方法は、電磁ポンプに印加される電圧を所定
の電圧範囲内で監視し、電圧が規定範囲外になった場合
のみ電圧異常として検出し、給油を停止するものである
ため、正常範囲内での電圧変動に対しては、何の補正も
されていない。そのため、電圧変動によるポンプ流量の
変化が燃料補給量に影響して火力が不安定になるという
欠点が残った。
【0006】本発明は、上記欠点を改善し、機器本体外
への出炎を防止するだけでなく、定電圧電源の出力変動
に対しても安定した燃焼を可能とし、信頼性の高い燃焼
機の電磁ポンプ制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】直流の一定電圧を出力す
る定電圧電源部と、定電圧を供給し電磁ポンプを駆動パ
ルスにより動作させるポンプ駆動回路と、該駆動パルス
を該ポンプ駆動回路に供給する駆動制御手段と、比較電
圧を該駆動制御手段に入力する定電圧入力部とを有し、
該定電圧入力部の比較電圧に基いて該駆動制御手段から
の駆動パルス周波数を変化させると共に、該駆動パルス
周波数が予め該駆動制御手段に設定された所定の周波数
範囲を越える場合、該電磁ポンプの駆動を停止するよう
にした。
【0008】
【作 用】本発明は上記構成のため、定電圧電源部の出
力電圧が変動し、電磁ポンプの印加電圧が変化しても、
これに対応して電磁ポンプの駆動パルス周波数が変わる
ので、常に一定量の燃料補給がなされ、安定した燃焼が
可能となる。
【0009】又、部品の故障等によって電磁ポンプに過
大電圧が印加されると、周波数補正値が多大となり、電
磁ポンプの駆動を中断し、燃焼を停止させるので、機器
本体外への出炎はない。
【0010】
【実施例】図1は、本考案による燃焼機の電磁ポンプ制
御装置1の回路構成図である。
【0011】図1に於いて、交流入力電源18は、トラ
ンス2で降圧され、更に整流器3、及びコンデンサ4に
より整流平滑されて、非安定直流電圧を発生する。その
電圧は、定電圧電源部10で安定化されて電磁ポンプ1
7の駆動電源となる。
【0012】尚、定電圧電源部10は、トランジスタ
5、演算増幅器6、基準電圧部7、及び抵抗器8と抵抗
器9とによる分圧回路により構成されており、交流入力
電源18が投入されると、分圧回路による出力電圧V1
の分圧V3と、基準電圧部7の電圧V2とが演算増幅器
6に差動入力され、差分出力がトランジスタ5のベース
電圧を制御して、出力電圧V1を常に一定電圧にする。
【0013】又、出力電圧V1は抵抗器11と抵抗器1
2とで構成される定電圧入力部14で分圧され、その出
力は比較電圧S0としてマイクロコンピュータ13に入
力され、駆動制御手段15の制御データとなる。尚、駆
動制御手段15は、マイクロコンピュータ13が管理す
る本制御装置の一制御処理である。
【0014】駆動制御手段15では、電磁ポンプ17を
動作させるための駆動パルスS1 を発生し、ポンプ駆動
回路16に供給する処理を行う。即ち、図2に示すよう
に、負荷に応じて予め設定されている基準電圧値(VB
)と、定電圧入力部14から入力した比較電圧S0と
を比較し、その電圧差に応じて、ポンプ駆動回路16に
供給する駆動パルスS1を次のように補正制御する。
【0015】VB <S0の場合、1パルス当りのポンプ
流量が増えるので、駆動パルスS1を基準電圧値(VB
)に対応する基準周波数(fB )よりも低い周波数に
補正して電磁ポンプの給油周期を遅くし、逆にVB >S
0の場合、1パルス当たりのポンプ流量が減るので、駆
動パルスS1を基準周波数(fB )より高い周波数に補
正して電磁ポンプの給油周期を速くし、給油量を常に一
定に維持する。。
【0016】上記補正によって発生する駆動パルスS1
の周波数が、予め設定された上限値(fH )、或いは下
限値(fL)を越える場合は、駆動パルスS1の供給を停
止し給油を中止する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
磁ポンプに印加される直流電圧の変動を監視し、電圧変
動に対応してポンプ流量が一定になるように電磁ポンプ
の駆動周波数を補正するので、常に一定量の燃料補給が
なされ、安定した燃焼が可能となる。又、部品の故障等
によってポンプに過大電圧が印加された場合には、ポン
プ周波数の補正値が大きくなるので燃焼を停止させ、機
器本体外への出炎は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による燃焼機の電磁ポンプ制御装置の回
路構成を示す図である。
【図2】比較電圧と駆動パルスとの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電磁ポンプ制御装置 10 定電圧電源部 13 マイクロコンピュータ 14 定電圧入力部 15 駆動制御手段 16 ポンプ駆動部 17 電磁ポンプ S0 比較電圧 S1 駆動パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁ポンプをパルス駆動して給油する
    ようにした燃焼装置において、直流の一定電圧を出力す
    る定電圧電源部と、定電圧を供給し電磁ポンプを駆動パ
    ルスにより動作させるポンプ駆動回路と、該駆動パルス
    を該ポンプ駆動回路に供給する駆動制御手段と、比較電
    圧を該駆動制御手段に入力する定電圧入力部とを有し、
    該定電圧入力部の比較電圧に基いて該駆動制御手段から
    の駆動パルス周波数を変化させると共に、該駆動パルス
    周波数が、予め該駆動制御手段に設定された所定周波数
    範囲を越える場合には、該電磁ポンプの駆動を停止する
    ようにした燃焼機の電磁ポンプ制御装置。
JP21645993A 1993-08-31 1993-08-31 燃焼機の電磁ポンプ制御装置 Pending JPH0771752A (ja)

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JP21645993A JPH0771752A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 燃焼機の電磁ポンプ制御装置

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JPH0771752A true JPH0771752A (ja) 1995-03-17

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JP21645993A Pending JPH0771752A (ja) 1993-08-31 1993-08-31 燃焼機の電磁ポンプ制御装置

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