JPH077115U - 変圧器の簡易冷却装置 - Google Patents

変圧器の簡易冷却装置

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JPH077115U
JPH077115U JP3429693U JP3429693U JPH077115U JP H077115 U JPH077115 U JP H077115U JP 3429693 U JP3429693 U JP 3429693U JP 3429693 U JP3429693 U JP 3429693U JP H077115 U JPH077115 U JP H077115U
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JP
Japan
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transformer
pump
temperature
control unit
radiator
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Pending
Application number
JP3429693U
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English (en)
Inventor
良彦 藤井
克己 加藤
和史 須永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication of JPH077115U publication Critical patent/JPH077115U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 冷却水の消費量を少なくする。設置が容易で
ある。水槽に藻の発生がない。 【構成】 遮光性筐体1に水槽およびポンプを収納す
る。筐体1にポンプを制御する制御部5を取付ける。制
御部5は被冷却変圧器9のラジエータの温度を検出した
温度センサー15の温度信号に基づいてポンプおよび電磁
弁8の駆動制御信号を出力する。 【効果】 変圧器の温度上昇に基づいてラジエーターに
冷却水を噴霧するため、冷却水の消費量が少ない。変圧
器の冷却を変圧器の温度に応じて適切に行う。装置の設
置も容易で、水槽内に光合成による藻が発生することが
ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は変圧器の簡易冷却装置に係り、例えば変電所などの配電用変圧器の重 負荷時などにおいて、変圧器のラジエーターに応急的に散布して冷却するものに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、屋外設置形などの配電用変圧器の重負荷時などの冷却は、タイマーによ って電磁弁を開動作させ、散水パイプに形成した散水孔から冷却水を変圧器のラ ジエーターに向けて散水させてラジエーター冷却する方法が採られていた。
【0003】 そして、従来の冷却装置は、水槽、ポンプユニット、制御盤はそれぞれ別体に 設置されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記冷却水の散布をタイマー制御で行う方法では、変圧器の温度に関係なく、 水が散布されるため、変圧器の冷却が適切に行われず、また、冷却水の散布量が 多い問題があり、さらに、従来の装置では設置が簡単にできず、また、水槽内の 遮光が確実にできないため、藻の発生があるなどの問題があった。
【0005】 さらに、変電所によっては、水圧不足により冷却水の散布ができない問題があ った。
【0006】 本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、冷却水の消費量が少なく、変圧器 の冷却が変圧器の温度に応じて適切に行われ、設置も容易で、藻の発生もない変 圧器の簡易冷却装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本考案の変圧器の簡易冷却装置は、水槽からポンプにて供給される冷却水を電 磁弁の開動作でノズルから被冷却変圧器のラジエーターに噴霧する変圧器の冷却 装置であって、遮光性筐体に前記水槽およびポンプを収納するとともにこの遮光 性筐体に前記ポンプと電磁弁とを制御する制御部とを設け、前記制御部は前記被 冷却変圧器の油温を検出した温度センサーの温度信号に基づいて前記ポンプおよ び電磁弁の駆動制御信号を出力するものである。
【0008】
【作用】
本考案の変圧器の簡易冷却装置は、変圧器の温度が設定温度以上に上昇すると 、温度センサーの温度信号で制御部がポンプを駆動するとともに電磁弁を開放し 、ノズルから冷却水が噴霧され、変圧器のラジエーターが蒸発冷却される。
【0009】 また、ポンプおよびこのポンプを制御する制御部とは遮光性筐体に設けられ、 設置が容易にできる。また、水槽内は遮光され、光合成による藻の発生が抑制さ れる。
【0010】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図について説明する。
【0011】 図2において、1はアルミニュームなどの遮光性材質にて成型された筐体で、 この筐体1内には水槽2とこの水槽2の水を送水するポンプ3とが収納され、さ らに、この筐体1に制御部5を構成する制御盤6が取付けられている。この制御 盤6の操作面7は筐体1の外面に臨ませられている。そして、前記筐体1内の水 槽2は水道などの給水管が接続されるようになっている。
【0012】 また、図1に示すように、前記水槽2には複数に分岐された送水管7が接続さ れ、この分岐された各送水管7にはそれぞれ電磁弁8が設けられ、この各送水管 7には図3に示すように、変圧器9のラジエーター10の上方に配設した複数の噴 霧ノズル11が接続されている。なお、この各ノズル11は自在継ぎ手12により噴霧 方向を調節可能となっている。
【0013】 また、前記制御部5は図1に示すように、制御回路にて構成され、この制御部 5には前記各変圧器9からラジエーター10に循環する冷却用油の温度をそれぞれ 検出する温度センサー15が接続され、この温度センサー15は温度信号を制御部5 に入力する。また、この制御部5は温度センサー15の温度信号に基づいてポンプ 3を駆動する駆動信号を出力するとともに温度上昇を検出した変圧器9のラジエ ーター10に送水する送水管7に設けた電磁弁8を開放する信号を出力する。さら に、この制御部5は、ポンプ3の駆動停止および電磁弁8の閉動作を温度センサ ー15の温度信号により停止する信号を出力する。
【0014】 なお、前記温度センサー15は簡易的に冷却用油の送油管に取付けて油温検出を 行なう。
【0015】 次に、この実施例の作用を説明する。
【0016】 変圧器9の温度が設定温度以上に上昇すると、その温度上昇した変圧器9のラ ジエーター10に設けた温度センサー15が、設定温度以上に温度が上昇した温度信 号を制御部5に出力し、ポンプ3が駆動されるとともに温度上昇した変圧器9の ラジエーター10を送水する電磁弁8を開放する。そして、ノズル11から冷却水が 一定の水圧を保持して噴霧され、変圧器9のラジエーター10が蒸発冷却される。 このノズル11から所定時間冷却水が噴霧されると制御部5は電磁弁8が閉動作す る信号を出力するとともにポンプ3の駆動を停止させる。
【0017】 また、ポンプ3およびこのポンプ3を制御する制御部5とは遮光性筐体1に取 付けられ、筐体1を設置するのみで装置の設置が容易にできる。
【0018】 さらに、また、水槽2内は遮光され、水槽2内の水に光合成による藻の発生が 抑制される。
【0019】 そして、変圧器9の温度上昇に応じて変圧器9のラジエーター10に冷却水が噴 霧するため、タイマーによって散水するものに比して水の消費量が大幅に低減し 、効率良く変圧器を冷却できる。
【0020】 さらに、前記ラジエーター10の冷却には冷却水の噴霧にファンを併用して冷却 することもできる。
【0021】 なお、この変圧器の冷却装置は油入自冷式変圧器、送油自冷式変圧器などの屋 外、屋内および地下変電所全てのタイプの変圧器に適用可能である。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、変圧器の温度上昇に基づいてラジエーターに冷却水を噴霧す るため、冷却水の消費量が少なく、変圧器の冷却が変圧器の温度に応じて適切に 行われ、装置の設置も容易で、水槽内に光合成による藻が発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す変圧器の簡易冷却装置
の回路図である。
【図2】同上筐体の斜視図である。
【図3】同上ノズル部の平面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 水槽 3 ポンプ 5 制御部 8 電磁弁 9 変圧器 10 ラジエーター 11 ノズル 15 温度センサー
フロントページの続き (72)考案者 須永 和史 栃木県宇都宮市馬場通り一丁目1番11号 東京電力株式会社栃木支店内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽からポンプにて供給される冷却水を
    電磁弁の開動作でノズルから被冷却変圧器のラジエータ
    ーに噴霧する変圧器の冷却装置であって、 遮光性筐体に前記水槽およびポンプを収納するとともに
    この遮光性筐体に前記ポンプと電磁弁とを制御する制御
    部とを設け、 前記制御部は前記被冷却変圧器の油温を検出した温度セ
    ンサーの温度信号に基づいて前記ポンプおよび電磁弁の
    駆動制御信号を出力することを特徴とする変圧器の簡易
    冷却装置。
JP3429693U 1993-06-24 1993-06-24 変圧器の簡易冷却装置 Pending JPH077115U (ja)

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JP3429693U JPH077115U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 変圧器の簡易冷却装置

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JPH077115U true JPH077115U (ja) 1995-01-31

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4117416B2 (ja) * 2001-10-18 2008-07-16 Dic株式会社 湿気硬化型ウレタン組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4117416B2 (ja) * 2001-10-18 2008-07-16 Dic株式会社 湿気硬化型ウレタン組成物

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Effective date: 19980812