JPH0766715B2 - アラーム検出機構 - Google Patents
アラーム検出機構Info
- Publication number
- JPH0766715B2 JPH0766715B2 JP15276589A JP15276589A JPH0766715B2 JP H0766715 B2 JPH0766715 B2 JP H0766715B2 JP 15276589 A JP15276589 A JP 15276589A JP 15276589 A JP15276589 A JP 15276589A JP H0766715 B2 JPH0766715 B2 JP H0766715B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric circuit
- circuit board
- shelf
- alarm
- detection mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromechanical Clocks (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プラグイン構造の電気回路盤のアラーム状態を検出する
機構に関し、 電気回路盤がプラグイン状態を維持したまま異常(電気
回路盤の引き抜き)検出ができるアラーム検出機構を提
供することを目的とし、 固定具により棚に固定されたプラグイン構造の電気回路
盤のアラーム検出機構であって、該棚側に設置され該固
定具を緩めるときに一緒に移動する移動部材と、該移動
部材の移動量を該電気回路盤側に伝達する伝達部材と、
該電気回路盤側に設置され該伝達部材によって伝達され
た該移動量によってアラームを発生するアラーム発生部
材とで構成する。
機構に関し、 電気回路盤がプラグイン状態を維持したまま異常(電気
回路盤の引き抜き)検出ができるアラーム検出機構を提
供することを目的とし、 固定具により棚に固定されたプラグイン構造の電気回路
盤のアラーム検出機構であって、該棚側に設置され該固
定具を緩めるときに一緒に移動する移動部材と、該移動
部材の移動量を該電気回路盤側に伝達する伝達部材と、
該電気回路盤側に設置され該伝達部材によって伝達され
た該移動量によってアラームを発生するアラーム発生部
材とで構成する。
本発明は、アラーム検出機構に関し、特にプラグン構造
の電気回路盤のアラーム状態を検出する機構に関するも
のである。
の電気回路盤のアラーム状態を検出する機構に関するも
のである。
例えばページャ基地局の送信装置は、電力増幅部、電源
部等で構成されているが、これらの各部がプラグイン構
造の電気回路盤(パネル)であり、また送信出力が250W
のオーダーであるため、このような大容量の電流が通電
中に電気回路盤を故意又は誤って引き抜かないようにす
る必要がある。
部等で構成されているが、これらの各部がプラグイン構
造の電気回路盤(パネル)であり、また送信出力が250W
のオーダーであるため、このような大容量の電流が通電
中に電気回路盤を故意又は誤って引き抜かないようにす
る必要がある。
第2図に示すようなプラグイン構造の電気回路盤1を通
常の固定具としてのネジ3により棚2に固定保持する場
合、ネジ3を緩めれば電気回路盤1を棚2から容易に引
き抜くことができてしまうので、その対策として従来で
は、電気回路盤1のコネクタ等のプラグイン部の接触
(接続)の有無によりランプ等でアラーム表示させてい
た。
常の固定具としてのネジ3により棚2に固定保持する場
合、ネジ3を緩めれば電気回路盤1を棚2から容易に引
き抜くことができてしまうので、その対策として従来で
は、電気回路盤1のコネクタ等のプラグイン部の接触
(接続)の有無によりランプ等でアラーム表示させてい
た。
しかしながら、このようなアラーム表示では、電気回路
盤1を棚2から実際に外した後にしか行われないので、
電気回路盤1を棚2から外したことにより大容量の電流
を遮断すると、電気回路盤1内機器の故障よりも電気回
路盤1のコネクタの接点故障が問題となっていた。
盤1を棚2から実際に外した後にしか行われないので、
電気回路盤1を棚2から外したことにより大容量の電流
を遮断すると、電気回路盤1内機器の故障よりも電気回
路盤1のコネクタの接点故障が問題となっていた。
従って、本発明は、電気回路盤がプラグイン状態を維持
したまま異常(電気回路盤の引き抜き)検出ができるア
ラーム検出機構を提供することを目的とする。
したまま異常(電気回路盤の引き抜き)検出ができるア
ラーム検出機構を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明では、第1図に示す
ように、棚2側に設置され固定具3を緩めるときに一緒
に移動する移動部材4と、該移動部材4の移動量を該電
気回路盤1側に伝達する伝達部材5と、該電気回路盤1
側に設置され該伝達部材5によって伝達された該移動量
によってアラームを発生するアラーム発生部材6、7、
8とを備えている。
ように、棚2側に設置され固定具3を緩めるときに一緒
に移動する移動部材4と、該移動部材4の移動量を該電
気回路盤1側に伝達する伝達部材5と、該電気回路盤1
側に設置され該伝達部材5によって伝達された該移動量
によってアラームを発生するアラーム発生部材6、7、
8とを備えている。
本発明では、電気回路盤1を棚2に固定していた固定具
3を緩められることにより、移動部材4が同時に移動
し、この移動量が伝達部材5を介してアラーム発生部材
6〜8に伝えられてアラームが発生されるので、実際に
電気回路盤1が棚2から引き出される前にアラームが発
生されることになる。
3を緩められることにより、移動部材4が同時に移動
し、この移動量が伝達部材5を介してアラーム発生部材
6〜8に伝えられてアラームが発生されるので、実際に
電気回路盤1が棚2から引き出される前にアラームが発
生されることになる。
第1図(a)、(b)及び(c)は、本発明に係るアラーム検出機
構の一実施例の構成を示したものであり、1は電気回路
盤、2は電気回路盤1を保持する棚、3は電気回路盤1
を棚2に固定する固定具としてのネジ、4は棚2の側に
設置されネジ3が締められているときには図中右方向に
押されておりネジ3が緩められたときにはスプリング4a
により図中左方向に直線移動する移動部材としての軸、
5は回転中心5aを中心としてスイング動作して棚2の側
と電気回路盤1の側との間を結ぶ伝達部材としてのレバ
ー、また、6はスプリング6aを備えレバー5のスイング
動作により右端が押されることにより図中左方向に直線
移動する軸、7はアクチュエータ7aが軸6の左端で押さ
れることにより接点位置が切り替わるマイクロスイッ
チ、8はマイクロスイッチ7によりオン/オフされ電気
回路盤1の電源(図示せず)から電源供給を受けてアラ
ーム音を発生するブザー、そして9はレバー5が棚2の
側から電気回路盤1の側に抜け出るために電気回路盤1
に設けた切欠部である。尚、軸6とマイクロスイッチ7
とブザー8とは電気回路盤1の側に設けられてアラーム
発生部材を構成している。
構の一実施例の構成を示したものであり、1は電気回路
盤、2は電気回路盤1を保持する棚、3は電気回路盤1
を棚2に固定する固定具としてのネジ、4は棚2の側に
設置されネジ3が締められているときには図中右方向に
押されておりネジ3が緩められたときにはスプリング4a
により図中左方向に直線移動する移動部材としての軸、
5は回転中心5aを中心としてスイング動作して棚2の側
と電気回路盤1の側との間を結ぶ伝達部材としてのレバ
ー、また、6はスプリング6aを備えレバー5のスイング
動作により右端が押されることにより図中左方向に直線
移動する軸、7はアクチュエータ7aが軸6の左端で押さ
れることにより接点位置が切り替わるマイクロスイッ
チ、8はマイクロスイッチ7によりオン/オフされ電気
回路盤1の電源(図示せず)から電源供給を受けてアラ
ーム音を発生するブザー、そして9はレバー5が棚2の
側から電気回路盤1の側に抜け出るために電気回路盤1
に設けた切欠部である。尚、軸6とマイクロスイッチ7
とブザー8とは電気回路盤1の側に設けられてアラーム
発生部材を構成している。
また、レバー5と軸6とは単に接するだけで機械的に接
続していないので、電気回路盤1を棚2から引き出す場
合及び再挿入の何れの場合にも何らの接続・切断作業も
行う必要はない。
続していないので、電気回路盤1を棚2から引き出す場
合及び再挿入の何れの場合にも何らの接続・切断作業も
行う必要はない。
以下、この実施例の動作を説明する。
第1図は、電気回路盤1が棚2にネジ3によって固定さ
れている状態を示している。この状態において、ネジ3
を緩めると、ネジ3の先端により左端が押されていた軸
4はネジ3の先端の移動に伴いスプリング4aの反発力に
より図中左方向に移動する。
れている状態を示している。この状態において、ネジ3
を緩めると、ネジ3の先端により左端が押されていた軸
4はネジ3の先端の移動に伴いスプリング4aの反発力に
より図中左方向に移動する。
これにより軸4の右端がレバー5の一端を押す力が減少
するので、軸6の前端を押す力が減少する。よって、軸
6が具備したスプリング6aの反発力によりレバー5は図
中2点鎖線で示すように切欠部9において時計方向にス
イング回転し軸6も右方向に移動することになる。
するので、軸6の前端を押す力が減少する。よって、軸
6が具備したスプリング6aの反発力によりレバー5は図
中2点鎖線で示すように切欠部9において時計方向にス
イング回転し軸6も右方向に移動することになる。
軸6の図中右方向ヘの移動に伴い軸6の左端に押されて
いたアクチュエータ7aが原位置に戻りマイクロスイッチ
7の接点位置が切り替わりブザー8をオンにするのでブ
ザー8がアラーム音を発生することになる。
いたアクチュエータ7aが原位置に戻りマイクロスイッチ
7の接点位置が切り替わりブザー8をオンにするのでブ
ザー8がアラーム音を発生することになる。
上記のように本実施例では、電気回路盤1を棚2から取
り除く動作を行った時、即ち、ネジ3を緩めた時であっ
て、実際に電気回路盤1が棚2から引き出される前にア
ラーム検出を行うことができる。
り除く動作を行った時、即ち、ネジ3を緩めた時であっ
て、実際に電気回路盤1が棚2から引き出される前にア
ラーム検出を行うことができる。
尚、第2図は本発明に係るアラーム検出機構を備えた電
気回路盤1を棚2に実装した外観図であり、この実施例
では、電気回路盤1と棚2とが上下に隣合う構成になっ
ているが、これを左右に隣合うよう構成、つまり、電気
回路盤1を横置きにしてもよいことは言う迄もない。ま
た、電気回路盤1と棚2との固定具としてネジを使用し
て説明しているが、固定具の固定位置と解除位置との間
に移動距離があるものであるなら、他のものに置き換え
ることもできる。
気回路盤1を棚2に実装した外観図であり、この実施例
では、電気回路盤1と棚2とが上下に隣合う構成になっ
ているが、これを左右に隣合うよう構成、つまり、電気
回路盤1を横置きにしてもよいことは言う迄もない。ま
た、電気回路盤1と棚2との固定具としてネジを使用し
て説明しているが、固定具の固定位置と解除位置との間
に移動距離があるものであるなら、他のものに置き換え
ることもできる。
更に、レバー5は、電気回路盤1の側の軸4と棚2の側
の軸6との段差を考慮して、第1図(c)ではクランク形
になっているが、この形状に限らず段差を吸収できるよ
うなものであればどのようなものでも構わない。
の軸6との段差を考慮して、第1図(c)ではクランク形
になっているが、この形状に限らず段差を吸収できるよ
うなものであればどのようなものでも構わない。
このように、本発明に係るアラーム検出機構によれば、
固定具を緩めると棚側の移動部材が移動し、この移動量
を伝達部材を介して電気回路盤側のアラーム発生部材に
伝えるように構成したので、通電中、故意又は誤って電
気回路盤を棚から引き出す状態を防止することができる
と共に、引き出した時に発生する電気回路盤のプラグイ
ン接点の故障を未然に防止することができる。
固定具を緩めると棚側の移動部材が移動し、この移動量
を伝達部材を介して電気回路盤側のアラーム発生部材に
伝えるように構成したので、通電中、故意又は誤って電
気回路盤を棚から引き出す状態を防止することができる
と共に、引き出した時に発生する電気回路盤のプラグイ
ン接点の故障を未然に防止することができる。
第1図は本発明に係るアラーム検出機構の実施例の構成
を示す図、 第2図は電気回路盤と棚との固定保持状態を示した外観
図、である。 第1において、 1……電気回路盤、 2……棚、 3……固定具としてのネジ、 4……移動部材としての軸、 5……伝達部材としてのレバー、 6〜8……アラーム発生部材を構成するそれぞれ軸、マ
イクロスイッチ及びブザー。 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
を示す図、 第2図は電気回路盤と棚との固定保持状態を示した外観
図、である。 第1において、 1……電気回路盤、 2……棚、 3……固定具としてのネジ、 4……移動部材としての軸、 5……伝達部材としてのレバー、 6〜8……アラーム発生部材を構成するそれぞれ軸、マ
イクロスイッチ及びブザー。 尚、図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】固定具(3)により棚(2)に固定されたプラグ
イン構造の電気回路盤(1)のアラーム検出機構であっ
て、 該棚(2)側に設置され該固定具(3)を緩めるときに一緒に
移動する移動部材(4)と、 該移動部材(4)の移動量を該電気回路盤(1)側に伝達する
伝達部材(5)と、 該電気回路盤(1)側に設置され該伝達部材(5)によって伝
達された該移動量によってアラームを発生するアラーム
発生部材(6)(7)(8)と、 を備えたことを特徴とするアラーム検出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15276589A JPH0766715B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | アラーム検出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15276589A JPH0766715B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | アラーム検出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0317921A JPH0317921A (ja) | 1991-01-25 |
JPH0766715B2 true JPH0766715B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=15547660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15276589A Expired - Lifetime JPH0766715B2 (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | アラーム検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766715B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423088B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2004-03-16 | 기아자동차주식회사 | 차량용 글래스 열선 단자의 연결 구조 |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP15276589A patent/JPH0766715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0317921A (ja) | 1991-01-25 |
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