JPH0765735B2 - ガス化処理または燃焼処理にて分離された固体物質から熱を回収する方法および装置 - Google Patents

ガス化処理または燃焼処理にて分離された固体物質から熱を回収する方法および装置

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JPH0765735B2
JPH0765735B2 JP2505796A JP50579690A JPH0765735B2 JP H0765735 B2 JPH0765735 B2 JP H0765735B2 JP 2505796 A JP2505796 A JP 2505796A JP 50579690 A JP50579690 A JP 50579690A JP H0765735 B2 JPH0765735 B2 JP H0765735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃焼やガス化処理のような高温処理および/
または高温ガスの浄化処理にて排出された固体物質から
熱を回収する方法および装置に関する。特に本発明は、
回収した熱を高温処理にて再使用することに係わり、更
に詳しくはガス化処理や燃焼処理で生じた灰から熱を回
収するのに適しているのである。
燃焼やガス化処理にて生じた灰の取扱いには問題があ
る。その1つとして高温の灰は貯蔵される前に冷却され
ねばならない。またその他として灰、特に冷却後の微細
な灰粒子の拡散が環境の障害を引き起こす。
微細な灰を燃焼室の内部または別個の凝集手段の内部に
於けるような加熱手段によって凝集させることによって
微細な灰の発生を免れ、これによりガス化処理や燃焼処
理で排出される灰をいっそう収容し易くするような努力
が払われてきた。
燃料を乾燥させるのに灰を使用することも示唆されてき
た。例えばスウェーデン国特許願第8501563−4号は燃
焼室に燃料を給送する前に高温の灰を燃料と混合するこ
とを開示している。この場合、燃料に含有されているで
あろう水分は灰に吸収されるか蒸発される。燃料は乾燥
され、通常の乾燥物質を処理するように構成された装置
に於いて容易に取り扱えるようになる。しかしながら同
時に、処理にて循環される灰の量は大量になり、エネル
ギー経済性の点で望まれることではない。
ドイツ連邦共和国特許明細書第DE−31 01 847号に開
示されているように、貯蔵に適した灰を受け入れるよう
にするために、灰に水を混ぜて灰を冷却し且つ凝集させ
るようになす努力も払われてきた。この開示に於いて
は、冷却水が問題を引き起こしている。何故ならば、水
の温度が低く、その熱を使用することがコントローラー
に何だからである。水の冷却方法および量によって灰の
冷却水の温度は一般に200℃より低い。この水は蒸気回
路に付与するには冷た過ぎる。他方、この冷却水の温度
はボイラー水の温度からそれほど大きく違わない。それ
故に冷却水は妥当な寸法の手段によってボイラー水の加
熱に使用することはできない。水を排出しその熱を使用
しないことは熱経済性の点で良い解決策ではない。
米国特許第4,244,706号によれば、ガス化によって生じ
たガスおよび固体生成物の両方が灰(char)冷却装置に
て水との直接的な熱交換によって同時に冷却されるよう
なガス化処理は知られている。このように冷却された生
成ガスおよび気化水は固体物質から分離され、リサイク
ルされるべき水並びにフェノールやその他の芳香族のよ
うな有機物質を凝縮させるために更に冷却される。冷却
は熱交換器で間接的に熱交換することで達成される。冷
却された凝縮液は新しい水と混合され、しかる後に混合
タンクにて石炭と混合される。このようにして作られた
混合物はガス化装置へ導入される前に予熱される。
米国特許第4,111,158号により、流動床反応装置の流動
床温度を制御するために流動床反応装置から排出された
流動床物質を冷却する方法が知られている。この流動床
物質は反応装置から熱交換器へ排出され、そこでその物
質は間接的に冷却される。冷却された流動床物質はしか
る後に流動床反応装置へ再循環される。
ガス化および燃焼処理に必要とされる固体物質は乱され
ないようにして燃焼室内に給送され、各種の物質が燃焼
室全体の横断面に対してできるだけ均一に分配されるよ
うになされることが必要である。乾燥した微細な物質を
例えば加圧されれている燃焼室内に給送するにはいっそ
う複雑化した装置が必要とされる。燃焼室内へ給送する
前に配管を通して乾燥物質を搬送することは、エネルギ
ーを消費するとともに困難である。例えば、微細な石炭
の搬送は汚れを生じるとともに、石炭微粉は明らかに爆
発性を有している。
上述した欠点を避けるために、燃焼室へ給送するより前
に石炭を湿潤させることが示唆されてきた。フィンラン
ド国特許明細書第865217号は水をスラックと混ぜる方法
を開示している。水はスラックと混合されてポンプ推進
できる程度の質量体を形成するようになされる。この石
炭ペーストはポンプによって推進できるのであり、燃焼
段階に対して直接に追加される処理剤を必要としないの
である。
本発明の目的は、高温処理で排出された固体物質から熱
を回収する方法を提供することである。この方法は、上
述した方法よりも熱回収の点で優れている。本発明の他
の目的は、排出された固体物質を更に他の処理に好適な
形態にする方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は、燃焼やガス化の反応装置へ給
送物質を給送する前にガス化や燃焼処理を受けるその給
送物質を処理する改良された方法を提供することであ
る。
上述した目的を達成するために、高温処理から分離され
た固体物質から熱を回収する本発明による方法は以下の
段階を含む。すなわち、 −固体燃焼や処理添加剤のような固体給送物質、および
空気のような流動化させるガスが燃焼室の内部へ給送さ
れる、 −燃焼室で形成された処理ガスが燃焼室の上部から排出
される、そして −燃焼室で生成された灰のような高温固体物質、或いは
燃焼室内部で流動化される流動床のその他の固体物質
が、 −燃焼室の底部から排出手段を通して排出されるか、或
いは −高温ガス浄化手段にて処理ガスから分離され且つその
処理から排出され、 そしてチャンネルを経て熱交換器へ導かれ、そこで高温
固体物質がその熱交換器内部に配置されている導管を通
して流れる水と間接的に熱交換接触されて高温固体物質
から熱が水へ伝達されて高温水を得るようになされる、 −このように実質的に排出された高温固体物質との間接
的な熱交換接触によって形成された高温水が冷却されず
に熱交換器から導管を通して混合室へ搬送され、そして
その混合室内部で給送固体物質と混合される、 −この給送固体物質が混合室内部で高温水と混合される
ことで加熱且つ湿潤化を同時に行われる、および −加熱且つ湿潤された給送固体物質が混合室から導管を
通して燃焼室へ搬送される、 という諸段階を包含するのである。
本発明による熱回収装置は、 −固体物質を燃焼室へ給送するための給送固体物質の導
管と、 −燃焼室の内部の固体物質を流動化させるために燃焼室
の底部火格子に形成されている流動化のためのガスの開
口と、 −燃焼室から処理ガスを排出するための燃焼室の上部に
配置された排出パイプと、 −燃焼室から高温固体物質を排出するために燃焼室の底
部に配置された排出手段および/または高温ガス浄化手
段にて高温処理ガスから分離された高温固体物質を排出
するための排出手段と、 −排出された高温固体物質を受け入れために排出手段に
連続された熱交換器と、 −排出された高温固体物質との間接的な熱交換接触の状
態のもとで熱交換器を通して水を導き、そして高温固体
物質からその水に熱を伝達させるようになす熱交換器内
部の導管と、 −熱交換器から冷めた固体物質を除去するための手段
と、 −給送固体物質のための導管に接続された混合室と、 混合室内部へ給送固体物質を導入するための手段と、 −冷却されていない高温水を熱交換器から混合室へ給送
し、その混合室の内部で給送固体物質を湿潤し且つ加熱
するようになすための、熱交換器を直接に混合室に接続
している導管と、 を含んで構成される。
本発明は、ガス浄化手段で連続して分離されるフライア
ッシュのようなガス化や燃焼処理で生じる灰から熱を回
収するのに好適である。本発明はまた、流動床反応装置
の燃焼室から排出される流動床物質から熱を回収するの
にも好適である。この流動床物質は一般に主として灰
を、そして砂のような不活性物質を含んでなる。流動床
物質はまた、処理室に給送された硫黄結合用カルシウム
化合物のような或る種の添加剤をも含む。流動床物質は
反応装置から連続的或いは間欠的に除去されて、反応装
置内部に適当な処理状態を保持するようにされる。排出
されるべき物質は高温なので、それを更に処理する前に
冷却しなければならない。
本発明の方法によれば、熱交換媒体として使用される流
体は水であるのが好ましい。給送物質と混合されて高温
処理室へ給送されるように十分に適用できる。処理内容
および温度に応じてその他の何れかの流体も使用でき
る。
本発明によれば高温固体物質は、例えば反応装置の燃焼
室の下方に配置された水タンクのような解放された流体
タンクの中へ、或いは閉じた水タンクの中へ導かれるこ
とができる。閉じた水タンクの中では、高温固体物質は
水を気化させるように作用し、水は蒸発された形態とし
てそこから導かれることができる。蒸気は例え長い距離
であっても容易に搬送されることができる。この蒸気が
例えばスラックのような冷えた給送物質と接触される
と、石炭粒子の表面上に凝縮して、燃焼室へ給送するの
に適当な石炭ペーストを形成するようになる。
液体は本発明によれば取り出された固体物質と間接的に
熱交換接触されるようになされることができる。
内部で石炭がガス化すなわち燃焼されるガス化装置もし
くはボイラーに関して本発明を応用する場合には、加熱
された液体または恐らく蒸気が、処理および取扱いの容
易な石炭ペーストを形成するような程度とされるのが好
ましい状態となるように、石炭と混合される。石炭の湿
度を15〜50%に高めることが例え長い距離でもポンプ推
進による搬送を容易となし、例え加圧された燃焼室の内
部といえども簡単に給送することができるようになる。
給送は本当に簡単な手段によって行えるのである。水分
含有量を高めると、石炭による汚染が防止され、爆発す
る可能性がかなり低減されるのである。
本発明は以下に例を挙げて添付図面を参照して更に詳細
に説明される。添付図面では、 第1図は、本発明の実施例を示す概略図、そして 第2図は、本発明の第2の実施例を示す概略図である。
第1図の実施例は、流動床反応装置1の加圧された燃焼
室2から除去された灰から熱回収するのに、そしてその
他のあり得る流動床物質から熱回収するのに応用され
る。この実施例では熱回収する媒体として水が使用され
る。加熱された水は更にまた流動床反応装置の燃料の温
度および組成を調整するために使用されるのである。
流動床は流動化させるガス、例えば空気を底部グリッド
4に形成されている開口を通して燃焼室内部へ導入する
ことによって流動床反応装置1の燃焼室2の内部に維持
される。勿論ながら流動化させるガスは燃焼室の底部に
配置された空気ノズルのようなその他の一般に使用され
ている空気給送手段によって給送されることができる。
処理ガスはガス排出パイプ5によって燃焼室の上部から
排除される。例えば石炭のような燃料は導管3を通して
燃焼室の内部へ導入される。燃焼室は必要ならば幾つか
の燃料給送導管を配備されることができる。更に燃焼室
は、流動床のための物質や添加剤を処理室へ導入するた
めの図面には示していない各種導管を備えることができ
る。
流動床から排出される灰およびその他の物質は排出手段
6によって燃焼室の底部から取り出される。燃焼室から
排出された灰はチャンネル7を経て熱交換器8へ導かれ
る。この熱交換器はチャンバー9を有している。第1図
の実施例ではこのチャンバー内で灰が導管10を流れる液
体と間接的に熱交換接触される。この液体は例えば水と
されることができる。この冷却された灰はチャンバー9
から導管11を通り、更に減圧バルブを通して貯蔵タンク
へ運ばれる。
熱交換器で加熱された水は導管13を通して混合室14内へ
導かれ、そこで水は燃料15と混合される。この燃料は粉
砕された石炭かスラックとされ得る。加熱された水は、
好ましくは燃料の水分含有量が15〜20%にまで高められ
て容易にポンプ推進することのできるペーストが例えば
石炭で形成されるようになる程度に燃料と混合されるの
である。混合室は導管3によって流動床反応装置に接続
される。
本発明は加圧されない燃焼もしくはガス化処理にも加圧
される燃焼もしくはガス化処理にも応用される。加圧さ
れた燃焼室からの灰の給送は加圧状態にて加圧された熱
交換器へ給送するように簡単に構成することができる。
冷却されると灰は減圧バルブを通して貯蔵タンク12へ容
易に給送できる。
或る種の応用に於いては、減圧下バルブを燃焼室と熱交
換器との間に配置して大気圧の下で灰の冷却を行うよう
に構成するのが好ましいとされる。
第2図の方法では、本発明はフライアッシュから熱回収
するように応用される。流動床反応装置2からのガスは
手段16に於いて浄化される。フライアッシュは導管7を
経て熱交換器8へ導かれる。先の実施例と同様に、この
灰の熱は液体に回収される。この液体は混合室14へ導入
され、処理室へ給送されるべき燃料を湿潤させ且つ予熱
するようになす。
特に、フライアッシュが保有する熱は利用するのが困難
である。何故ならば、フライアッシュの量が僅かであ
り、フライアッシュが保有する熱量は例えば反応装置の
底部に溜まった灰の熱量よりも小さいからである。本発
明による方法はこのフライアッシュの熱の利用をも今や
可能にするのである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼処理やガス化処理に於て流動床反応装
    置の燃焼室から排出される高温固体物質から熱を回収す
    る方法であって、 −固体燃料や処理添加剤のような固体給送物質、および
    空気のような流動化させるガスが燃焼室の内部へ給送さ
    れる、 −燃焼室で形成された処理ガスが燃焼室の上部から排出
    される、そして −燃焼室で生成された灰のような高温固体物質、或いは
    燃焼室内部で流動化される流動床のその他の固体物質
    が、 −燃焼室の底部から排出手段を通して排出されるか、或
    いは −高温ガス浄化手段にて処理ガスから分離され且つその
    処理から排出され、 そしてチャンネルを経て熱交換器へ導かれ、そこで高温
    固体物質がその熱交換器内部に配置されている導管を通
    して流れる水と間接的に熱交換接触されて高温固体物質
    から熱が水へ伝達されて高温水を得るようになされる、 −このように実質的に排出された高温固体物質との間接
    的な熱交換接触によって形成された高温水が冷却されず
    に熱交換器から導管を通して混合室へ搬送され、そして
    その混合室内部で給送固体物質と混合される、 −この給送固体物質が混合室内部で高温水と混合される
    ことで加熱且つ湿潤化を同時に行われる、および −加熱且つ湿潤された給送固体物質が混合室から導管を
    通して燃焼室へ搬送される、 という諸段階を包含することを特徴とする高温固体物質
    から熱を回収する方法。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載された方法であっ
    て、 −灰が加圧された流動床反応装置の底部から排出され、
    熱交換器にて水と間接的に熱交換接触され、そして −熱交換器内部で加熱された水が給送固体物質と混合さ
    れてその給送固体物質に於ける水分量を15〜50%にまで
    高めて、給送固体物質が加圧された流動床反応装置へポ
    ンプ推進できるようにする、 ことを特徴とする高温固体物質から熱を回収する方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項に記載された方法であっ
    て、 −加圧された流動床反応装置にて処理ガスから分離され
    たフライアッシュが熱交換器にて水と間接的に熱交換接
    触されるようになされ、そして −熱交換器にて加熱された水が粉砕石炭と混合されて、
    加圧された流動床反応装置へ給送されるより前に水分含
    有量が15〜50%の石炭ペーストを作り出すようになされ
    る、 ことを特徴とする高温固体物質から熱を回収する方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項に記載された方法であっ
    て、 −固体物質が加圧された流動床反応装置から加圧された
    熱交換器へ導かれて、そこで固体物質が水と間接的に熱
    交換接触されるようになされる、 ことを特徴とするする高温固体物質から熱を回収する方
    法。
  5. 【請求項5】燃焼処理やガス化処理で流動床反応装置か
    ら排出された高温固体物質から熱を回収する装置であっ
    て、燃焼室が流動床反応装置に配備されていて、 −固体物質を燃焼室(2)へ給送するための給送固体物
    質の導管(3)と、 −燃焼室の内部の固体物質を流動化させるために燃焼室
    の底部火格子(4)に形成されている流動化のためのガ
    スの開口と、 −燃焼室から処理ガスを排出するための燃焼室の上部に
    配置された排出パイプ(5)と、 −燃焼室から高温固体物質を排出するために燃焼室の底
    部に配置された排出手段(6)および/または高温ガス
    浄化手段にて高温処理ガスから分離された高温固体物質
    を排出するための排出手段(16)と、 −排出された高温固体物質を受け入れために排出手段
    (6,16)に連続された熱交換器(8)と、 −排出された高温固体物質との間接的な熱交換接触の状
    態のもとで熱交換器を通して水を導き、そして高温固体
    物質からその水に熱を伝達させるようになす熱交換器内
    部の導管(10)と、 −熱交換器から冷めた固体物質を除去するための手段
    (11)と、 −給送固体物質のための導管(3)に接続された混合室
    (14)と、 −混合室内部へ給送固体物質(15)を導入するための手
    段と、 −冷却されていない高温水を熱交換器から混合室へ給送
    し、その混合室の内部で給送固体物質を湿潤し且つ加熱
    するようになすための、熱交換器を直接に混合室に接続
    している導管(13)と、 を含んで構成されたことを特徴とする高温固体物質から
    熱を回収する装置。
JP2505796A 1989-04-13 1990-04-11 ガス化処理または燃焼処理にて分離された固体物質から熱を回収する方法および装置 Expired - Fee Related JPH0765735B2 (ja)

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