JPH076505Y2 - 測温抵抗体の較正装置 - Google Patents
測温抵抗体の較正装置Info
- Publication number
- JPH076505Y2 JPH076505Y2 JP4580789U JP4580789U JPH076505Y2 JP H076505 Y2 JPH076505 Y2 JP H076505Y2 JP 4580789 U JP4580789 U JP 4580789U JP 4580789 U JP4580789 U JP 4580789U JP H076505 Y2 JPH076505 Y2 JP H076505Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rtd
- resistance temperature
- groups
- group
- constant current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は測温抵抗体(以下RTDと呼ぶ)の比較較正試
験時における回路構成に関するものである。
験時における回路構成に関するものである。
〔従来の技術〕 第3図は従来のRTD較正装置の構成図で、図において、1
1〜1nはRTD、2は定電流源で、例えば1000mA DCを発生
する。3は基準抵抗器、41〜4nは各RTD11〜1nに対応す
る切替用スキヤナ装置、5はデイジタルボルトメータ
で、スキヤナ装置41〜4nを順次ON,OFFし、その時のRTD1
1〜1nの両端の電圧を読込む。
1〜1nはRTD、2は定電流源で、例えば1000mA DCを発生
する。3は基準抵抗器、41〜4nは各RTD11〜1nに対応す
る切替用スキヤナ装置、5はデイジタルボルトメータ
で、スキヤナ装置41〜4nを順次ON,OFFし、その時のRTD1
1〜1nの両端の電圧を読込む。
次に動作について説明する。RTD11〜1nの比較較正試験
時はRTDを第3図の如く直列に接続し、基準抵抗器3に
よつて較正された定電流源2により一定電流を流す。こ
のときのRTD11〜1nの両端電圧をスキヤナ装置41〜4nを
切替えることにより順次デイジタルボルトメータ5に読
込む。この読込み値と電流値から抵抗値を求め温度を計
算することにより、真の温度を測定すると共にRTD11〜1
nの良,不良が判定できる。スキヤナ装置41〜4nの切替
え,読込み,判定の処理はマイクロコンピユータを用い
た方が高速で確実に判定ができる。
時はRTDを第3図の如く直列に接続し、基準抵抗器3に
よつて較正された定電流源2により一定電流を流す。こ
のときのRTD11〜1nの両端電圧をスキヤナ装置41〜4nを
切替えることにより順次デイジタルボルトメータ5に読
込む。この読込み値と電流値から抵抗値を求め温度を計
算することにより、真の温度を測定すると共にRTD11〜1
nの良,不良が判定できる。スキヤナ装置41〜4nの切替
え,読込み,判定の処理はマイクロコンピユータを用い
た方が高速で確実に判定ができる。
RTDの1エレメントは感温部(抵抗体)と外装部から成
つており、外装は通常アースされている。このため感温
部と外装間には数MΩの絶縁抵抗を有することになる。
第3図のような構成でRTDの比較較正を行なう場合、各R
TDの絶縁抵抗を事前に計測し、規定範囲内にあるかどう
かの確証も行なつている。
つており、外装は通常アースされている。このため感温
部と外装間には数MΩの絶縁抵抗を有することになる。
第3図のような構成でRTDの比較較正を行なう場合、各R
TDの絶縁抵抗を事前に計測し、規定範囲内にあるかどう
かの確証も行なつている。
従来のRTDの較正装置は以上のように構成されていたの
で、RTDの接続本数が多くなつた場合にRTDの絶縁抵抗は
並列に入る形となるため、相対的に絶縁抵抗が低下し、
もれ電流を生じることによつて一定電流での計測が出来
なくなるという問題点があつた。
で、RTDの接続本数が多くなつた場合にRTDの絶縁抵抗は
並列に入る形となるため、相対的に絶縁抵抗が低下し、
もれ電流を生じることによつて一定電流での計測が出来
なくなるという問題点があつた。
この考案は以上のような問題点を解消するためになされ
たもので、RTDの接続本数が増加しても絶縁抵抗の低下
の影響を回避できるRTDの較正装置を得ることを目的と
する。
たもので、RTDの接続本数が増加しても絶縁抵抗の低下
の影響を回避できるRTDの較正装置を得ることを目的と
する。
この考案に係るRTDの較正装置はRTDの接続を少なくとも
2群に分割し、1群ずつ測定することによつて、絶縁抵
抗の影響を回避するもので、しかも群の切替えにスキヤ
ナ装置を用いるため、同じコンピユータの制御により切
替が可能となる。
2群に分割し、1群ずつ測定することによつて、絶縁抵
抗の影響を回避するもので、しかも群の切替えにスキヤ
ナ装置を用いるため、同じコンピユータの制御により切
替が可能となる。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図において、1n+1〜1n+m,4n+1〜4n+mはそれぞれこの考
案によつて追加されたRTDに対応するスキヤナ装置であ
る。10,11はRTDの群切換用スキヤナ装置である。
図において、1n+1〜1n+m,4n+1〜4n+mはそれぞれこの考
案によつて追加されたRTDに対応するスキヤナ装置であ
る。10,11はRTDの群切換用スキヤナ装置である。
次に動作について説明する。
スキヤナ装置10を閉とすることによつて形成されるRTD
群1〜1nを1群、スキヤナ装置11を閉とすることによつ
て形成されるRTD群1n+1〜1n+mを2群とする。まず、基
準抵抗器3により定電流源2を較正し、次に1群のRTD
の電圧値をスキヤナ装置10を閉とし、各RTD11〜1nに対
応するスキヤナ41〜4nを順次閉とすることにより、デイ
ジタルボルトメータ5によつて読込む。読込みが完了し
たらスキヤナ装置10を閉のままスキヤナ装置11を閉と
し、しかる後にスキヤナ装置10を開とする。その後2群
のRTD1n+1,1n+2〜1n+mに対応するスキヤナ4n+1,4n+2〜4
n+mを順次閉とすることにより、デイジタルボルトメー
タ5によつて2群のRTDの電圧値を読込む。この読込み
が完了したら、再度スキヤナ装置11を閉のままスキヤナ
装置10を閉とした後、スキヤナ装置11を開として1群RT
Dの計測を同様にくり返す。
群1〜1nを1群、スキヤナ装置11を閉とすることによつ
て形成されるRTD群1n+1〜1n+mを2群とする。まず、基
準抵抗器3により定電流源2を較正し、次に1群のRTD
の電圧値をスキヤナ装置10を閉とし、各RTD11〜1nに対
応するスキヤナ41〜4nを順次閉とすることにより、デイ
ジタルボルトメータ5によつて読込む。読込みが完了し
たらスキヤナ装置10を閉のままスキヤナ装置11を閉と
し、しかる後にスキヤナ装置10を開とする。その後2群
のRTD1n+1,1n+2〜1n+mに対応するスキヤナ4n+1,4n+2〜4
n+mを順次閉とすることにより、デイジタルボルトメー
タ5によつて2群のRTDの電圧値を読込む。この読込み
が完了したら、再度スキヤナ装置11を閉のままスキヤナ
装置10を閉とした後、スキヤナ装置11を開として1群RT
Dの計測を同様にくり返す。
この計測のフローチャートを第2図に示す。このように
群の切替時、必らず両群とも閉状態を保つことにより定
電流ループが途切れることなく、安定な計測が実施でき
る。
群の切替時、必らず両群とも閉状態を保つことにより定
電流ループが途切れることなく、安定な計測が実施でき
る。
なお、上記実施例ではRTDの接続を2群にした場合につ
いて説明したが、RTDの本数がもつと多くなれば、3群,
4群と随時、分割を多くしてもよい。
いて説明したが、RTDの本数がもつと多くなれば、3群,
4群と随時、分割を多くしてもよい。
また、上記実施例では、1回の計測のみの場合について
説明したが、例えば4回計測を実施し、その平均値をと
つて電圧値とするような場合では1群計測→2群計測→
1群計測→2群計測の如く随時スキヤナ装置を切替えて
いけば可能である。
説明したが、例えば4回計測を実施し、その平均値をと
つて電圧値とするような場合では1群計測→2群計測→
1群計測→2群計測の如く随時スキヤナ装置を切替えて
いけば可能である。
以上のようにこの考案によれば、RTDの接続本数が増え
ても群に分割し、群単位で計測を実施するようにしたの
で、絶縁抵抗の低下によるもれ電流の影響が排除でき、
安価に高精度の計測が可能となる効果がある。
ても群に分割し、群単位で計測を実施するようにしたの
で、絶縁抵抗の低下によるもれ電流の影響が排除でき、
安価に高精度の計測が可能となる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例であるRTD較正装置の構成
図、第2図はこの考案のスキヤナ装置の動作を示すフロ
ーチヤート、第3図は従来のRTD較正装置の構成図であ
る。 11〜1n+mはRTD、2は定電流源、3は基準抵抗器、41〜4
n+mはスキヤナ装置、5はデイジタルボルトメータ、10,
11は群切替用スキヤナ装置。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
図、第2図はこの考案のスキヤナ装置の動作を示すフロ
ーチヤート、第3図は従来のRTD較正装置の構成図であ
る。 11〜1n+mはRTD、2は定電流源、3は基準抵抗器、41〜4
n+mはスキヤナ装置、5はデイジタルボルトメータ、10,
11は群切替用スキヤナ装置。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の測温抵抗体を直列に接続し、一定電
流を流して各測温抵抗体の両端電圧を測定することによ
り、上記各測温抵抗体に比較較正を行なう測温抵抗体の
較正装置において、較正される上記直列に接続された複
数の測温抵抗体を、少なくとも2群に分けて並設し、こ
の各群ごとに定電流源を択一的に接続する群切替用スキ
ャナ、及び選択された群の各測温抵抗体の両端電位を順
次測定器に切替えて供給するスキャナ装置を備えたこと
を特徴とする測温抵抗体の較正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4580789U JPH076505Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 測温抵抗体の較正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4580789U JPH076505Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 測温抵抗体の較正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02135830U JPH02135830U (ja) | 1990-11-13 |
JPH076505Y2 true JPH076505Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31560312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4580789U Expired - Lifetime JPH076505Y2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | 測温抵抗体の較正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076505Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP4580789U patent/JPH076505Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02135830U (ja) | 1990-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Nagarajan et al. | Improved single-element resistive sensor-to-microcontroller interface | |
EP0572204B1 (en) | Method and apparatus for automated sensor diagnosis | |
JP3816975B2 (ja) | 製造欠陥分析装置 | |
JPH02136754A (ja) | 微小電気信号を測定する方法と装置 | |
EP1039389A1 (en) | Method and apparatus for adaptively learning test error sources to reduce the total number of test measurements required in real-time | |
JP2810541B2 (ja) | ラムダセンサの内部抵抗測定回路 | |
JPH0894703A (ja) | 半導体電気的特性測定装置 | |
JPH076505Y2 (ja) | 測温抵抗体の較正装置 | |
US5874790A (en) | Method and apparatus for a plurality of modules to independently read a single sensor | |
US5831427A (en) | Voltage measuring device for a source with unknown resistance | |
JP3170084B2 (ja) | 温度計測装置 | |
JP3937364B2 (ja) | 電圧・抵抗発生測定装置 | |
JPS60143731A (ja) | 温度検知装置 | |
JP2001249150A (ja) | 抵抗値測定装置 | |
CN116609578B (zh) | 一种高精度数字电流传感器及其测试方法 | |
JP3161311B2 (ja) | 測温抵抗体回路 | |
KR0127228B1 (ko) | 자동판매기 온도센서의 출력 독취방법 | |
JPS62170829A (ja) | 温度検出回路 | |
JPH07109372B2 (ja) | 測定系におけるドリフト補正装置 | |
JP2000249507A (ja) | ひずみ測定システム | |
JPH01231638A (ja) | 電動機の巻線温度検出装置 | |
JPH0215197Y2 (ja) | ||
JPS5842938A (ja) | 温度測定装置 | |
CN116429293A (zh) | 一种用于检测电阻传感器的多导体测量装置和方法 | |
CN117147000A (zh) | 三线制热电阻检测电路、方法、线路板、设备及存储介质 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |