JPH0764541A - 弦楽器 - Google Patents

弦楽器

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JPH0764541A
JPH0764541A JP6137849A JP13784994A JPH0764541A JP H0764541 A JPH0764541 A JP H0764541A JP 6137849 A JP6137849 A JP 6137849A JP 13784994 A JP13784994 A JP 13784994A JP H0764541 A JPH0764541 A JP H0764541A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 演奏時に付加価値装置などの振動に弱い第2
部品群が弦振動の影響を受けにくくした弦楽器を提供す
る。 【構成】 楽器本体1の下ケース2に、ネック6やブリ
ッジ基板などの弦振動系の第1部品群を補強板5を介し
て取り付け、楽器本体1の上ケース3にテープレコーダ
本体23、エフェクト機能を有する回路基板26、およ
びスピーカ20などの付加価値装置の第2部品群を取り
付け、下ケース2の側壁2bの上端部と上ケース3の側
壁3bの下端部との間に振動吸収部材30を介在させ
て、下ケース2と上ケース3とを一体的に取り付けた。
したがって、演奏時に第1部品群の弦振動が下ケース2
に伝わっても、振動吸収部材30で吸収され、上ケース
3を介して第2部品群に伝わりにくくなり、第2部品群
が弦振動の影響を受けることがなく、テープレコーダ本
体23などの付加価値装置を安定して動作させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気ギターなどの弦
楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気ギターにおいては、楽器本体に様々
な付加価値装置、例えばカセットテープレコーダやコン
パクトディスクなどの記録再生装置、楽音に効果(エコ
ー、コーラスなど)を付加するエフェクタ、およびスピ
ーカなどを内蔵させ、演奏者が演奏や作曲思考などを中
断せずに音楽を楽しむことができるようになっている。
例えば、カセットテープレコーダやコンパクトディスク
などの記録再生装置を内蔵させることで、1人でアンサ
ンブルを楽しんだり、あるいは作曲を楽しんだりするこ
とができる。また、エフェクタを内蔵させることで、ス
タジオなどでのセッティング作業を軽減することができ
る。さらに、スピーカを内蔵させることで、外部アンプ
なしで楽音を楽しむことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電気ギターでは、上述した付加価値装置が振動に弱
いため、演奏時に弦振動の影響を受けやすく、特にテー
プレコーダなどは弦振動を受けると動作が不安定になる
という問題がある。また、電気ギターなどの弦楽器で
は、体を動かしながら演奏することが多いため、必然的
に楽器本体が回動するような動きをし、この動きに伴っ
てカセットテープレコーダなどの記録再生装置が回動運
動すると、記録再生装置に回転ムラが生じやすくなり、
記録再生装置の動作が不安定になるという問題がある。
さらに、このような電気ギターでは、1つのギターを機
能の異なる他の機種に簡単に変更することができないた
め、異なる機能を有する多様な種類のギターを生産する
には、製造工程が煩雑になり、製造コストが高くなると
いう問題がある。
【0004】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、第1の目的は演奏時に付加価値装置などの振動に弱
い第2部品群が弦振動の影響を受けにくくした弦楽器を
提供することであり、また第2の目的は演奏時にカセッ
トテープレコーダなどの記録再生装置が回動するような
動きを防ぎ、記録再生装置を安定して動作させることの
できる弦楽器を提供することであり、さらに第3の目的
は機能の異なる他の機種に簡単に変えることのできる弦
楽器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1の目的を達成するため、楽器本体を第1ケースと第
2ケースとで構成し、第1ケースに弦振動系の第1部品
群を取り付け、第2ケースに振動に弱い第2部品群を取
り付けたものである。請求項4記載の発明は、第2の目
的を達成するため、楽器本体に記録再生装置が設けられ
た弦楽器において、記録再生装置を楽器演奏時における
楽器本体の回動中心から離れた個所に設けたものであ
る。請求項5記載の発明は、第3の目的を達成するた
め、弦振動系の第1部品群が取り付けられた第1ケース
と第2部品群が取り付けられた第2ケースとで楽器本体
を構成し、かつ第2ケースを、異なる機能を有する第2
部品群が取り付けられた他の第2ケースと交換可能にし
たものである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、楽器本体を第1
ケースと第2ケースとで構成し、第1ケースに弦振動系
の第1部品群を取り付け、第2ケースに振動に弱い第2
部品群を取り付けたので、演奏時に第1部品群の弦振動
が第2部品群に伝わりにくく、第2部品群が弦振動の影
響を受けにくい。この場合、請求項2に記載の如く、第
1ケースと第2ケースの間に振動吸収部材を介在させれ
ば、より一層、第1部品群の弦振動を第2部品群に伝え
ないようにすることができる。また、請求項3に記載の
如く、第1部品群である本体側の弦固定部材やネックを
補強部材を介して第1ケースに取り付けるようにすれ
ば、本体側の弦固定部材やネックを第1ケースに対して
極めて強固に取り付けることができる。請求項4記載の
発明によれば、記録再生装置を楽器演奏時における楽器
本体の回動中心から離れた個所に設けたから、体を動か
しながら演奏したときに楽器本体が回動するように動い
ても、この動きに伴って記録再生装置が回動するように
動くことがなく、ほぼ直線に近い往復運動となるため、
記録再生装置に回転ムラが生じにくくなり、記録再生装
置を安定して動作させることが可能になる。請求項5記
載の発明によれば、第2ケースを、異なる機能を有する
第2部品群が取り付けられた他の第2ケースと交換可能
にしたので、ギターとしての基本的な部品群が取り付け
られた第1ケースはそのままで第2ケースのみを、他の
機能を有する第2部品群が取り付けられた他の第2ケー
スと交換するだけで、新たな機能を有する弦楽器を簡単
に得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して、この発明に係
る弦楽器の第1実施例について説明する。図1は電気ギ
ターの正面図、図2はその要部分解斜視図、図3は図1
のA−A断面図、図4は図3の要部拡大図である。これ
らの図において、楽器本体1は下ケース(第1ケース)
2と上ケース(第2ケース)3とからなっている。下ケ
ース2は底板部2aの上面周縁部に側壁2bを合成樹脂
で一体に成形したものである。底板部2aのほぼ中央部
と右端部には、図2に示すように4本の取付ボス4が立
設されており、これら取付ボス4上には補強板(補強部
材)5がビス止めされ、この補強板5にはネック6がビ
ス止めされている。この場合、補強板5は金属などの剛
性の高い材料よりなり、断面ほぼコ字状に形成され、下
ケース2に対してネック6を強固に取り付けるようにな
っている。また、底板部2aのほぼ中央には調整蓋7が
開閉可能に取り付けられ、底板部2aの左手前側には電
池収納部8および接続用のジャック9が設けられてい
る。さらに、下ケース2の側壁2bの左手前と右奥には
それぞれストラップ取付金具10がビス11によって取
り付けられ、これら取付金具10には演奏者の肩に掛け
るストラップ(図示せず)が着脱可能に取り付けられる
ようになっている。
【0008】一方、上ケース3は、下ケース2と同様、
上板部3aの下面周縁部に側壁3bを合成樹脂で一体に
成形したものである。上板部3aのほぼ中央部にはブリ
ッジ配置部15およびピックアップ取付部16が設けら
れ、ブリッジ配置部15の上方には後述するようにブリ
ッジ基板17が配置され、ピックアップ取付部16には
後述する弦40の振動を電気信号に変換して出力するピ
ックアップ18がコイルバネ18aを介してビス止めさ
れている。上板部3aの左手前側および右奥側には放音
孔部19がそれぞれ設けられ、各放音孔部19にはそれ
ぞれスピーカ20がビス止めされている。上板部3aの
左奥側にはテープレコーダ取付部21およびレコーダス
イッチ取付部22が設けられ、テープレコーダ取付部2
1にはテープレコーダ本体23がビス止めされ、レコー
ダスイッチ取付部22にはテープレコーダのスイッチ群
24がビス止めされている。上板部3aの奥側中間部に
は基板取付部25が設けられ、基板取付部25にはエフ
ェクト機能を搭載した回路基板26がビス止めされ、こ
の回路基板26に設けられたエフェクト機能の効果音を
選択調整するための各種の押釦26aが基板取付部25
の釦挿入孔25aにそれぞれ挿入されている。さらに、
上板部3aの手前側中間部には2つの取付孔27が設け
られ、各取付孔27にはボリュウムスイッチ28および
アナログ的に音色を変える音色スイッチ29が取り付け
られ、各スイッチ28、29にはそれぞれ操作つまみ2
8a、29aが上ケース3の上方に突出した状態で取り
付けられている。なお、テープレコーダ本体23、回路
基板26、およびスピーカ20は付加価値装置に相当
し、これら付加価値装置などが第2部品群に相当する。
【0009】そして、下ケース2と上ケース3とは、図
3および図4に示すように、下ケース2の側壁2bの上
端部と上ケース3の側壁3bの下端部との間にゴムなど
からなる振動吸収部材30が介在されて重ね合わされ、
この状態で下ケース2の下側から、その側壁2bに沿っ
て設けられたビス挿入ボス31にビス32を挿入し、こ
のビス32を上ケース3に設けられたビス取付ボス33
に螺着することにより、一体的に取り付けられている。
この場合、振動吸収部材30は、図4に示すように断面
形状がほぼH形に形成された帯状のものであり、下ケー
ス2の側壁2bの上端部と上ケース3の側壁3bの下端
部とがそれぞれ上下方向から嵌め込まれ、ビス32の締
め付けによって圧接している。
【0010】ところで、上ケース3のブリッジ配置部1
5の上方に配置されるブリッジ基板17は、図3に示す
ように、2本の取付ピン35により補強板5に上下方向
に搖動可能に取り付けられている。この場合、ブリッジ
基板17上には駒36が設けられ、ブリッジ基板17の
下面にはトレモロブロック37が設けられている。そし
て、トレモロブロック37の下端部とネック6の先端の
ヘッド38に設けられた6個のペグ39との間には、6
本の弦40が、トレモロブロック37およびブリッジ基
板17の各孔(図示せず)内を通り、かつ駒36の上部
からネック6の上方で張り渡されている。また、トレモ
ロブロック37の下端部と補強板5との間には、弦40
の張力に対抗するコイルバネ41が取り付けられてい
る。これにより、ブリッジ基板17は弦40の張力とコ
イルバネ41の張力とで上ケース3のブリッジ配置部1
5の上方にバラアンスが取られた状態で配置されてい
る。なお、ブリッジ基板17およびトレモロブロック3
7には、音高を高くしたり低くしたりするためのトレモ
ロアーム42が取り付けられている。したがって、ブリ
ッジ基板17、駒36、トレモロブロック37、および
コイルバネ41が本体側の弦固定部材に相当し、この本
体側の弦固定部材、ネック6、ヘッド38、ペグ39お
よびトレモロアーム42が弦振動系の第1部品群に相当
し、この弦振動系の第1部品群が補強板5を介して下ケ
ース2に取り付けられていることになる。
【0011】このような電気ギターでは、楽器本体1の
下ケース2に、ブリッジ基板17などの本体側の弦固定
部材、ネック6、ヘッド38、ペグ39およびトレモロ
アーム42などの弦振動系の第1部品群が補強板5を介
して取り付けられ、楽器本体1の上ケース3に、テープ
レコーダ本体23、回路基板26、およびスピーカ20
などの付加価値装置の第2部品群が取り付けられ、下ケ
ース2の側壁2bの上端部と上ケース3の側壁3bの下
端部との間に振動吸収部材30が介在されているので、
演奏時に第1部品群の弦振動およびトレモロアーム42
の操作による振動が下ケース2に伝わっても、振動吸収
部材30で吸収され、上ケース3を介して第2部品群に
伝わりにくくすることができ、これにより第2部品群が
第1部品群の弦振動の影響を受けにくくなり、テープレ
コーダ本体23などの付加価値装置を安定して動作させ
ることができる。この場合、特に弦振動系の第1部品群
を補強板5を介して下ケース2に取り付けたから、本体
側の弦固定部材やネック6などの第1部品群を下ケース
2に対して極めて強固に取り付けることができる。
【0012】また、この電気ギターでは、記録再生装置
であるテープレコーダ本体23を上板部3aの左奥側の
テープレコーダ取付部21に取り付けたから、例えば、
楽器本体1を演奏者の膝に乗せて演奏するときの回動中
心O、あるいは楽器ケース1に設けられた2つのストラ
ップ取付金具10にストラップを取り付け、このストラ
ップで演奏者の肩に吊り下げて演奏するときの楽器本体
1の回動中心(つまり2つのストラップ取付金具10の
中間部分)Pのいずれの個所からも、テープレコーダ本
体23が離れているので、演奏時に楽器本体1が各回動
中心O、Pを中心に回動するように動いても、この動き
に伴ってテープレコーダ本体23が回動するように動く
ことがなく、ほぼ直線に近い往復運動となるため、テー
プレコーダ本体23に回転ムラが生じにくくなり、テー
プレコーダ本体23を安定して動作させることが可能に
なる。
【0013】次に、図5および図6を参照して、この発
明に係る弦楽器の第2実施例について説明する。なお、
図1〜図4に示された第1実施例と同一名称の部分に
は、同一符号を付し、その説明は適宜省略する。この電
気ギターは、図5に示すように、補強板5を介してネッ
ク6などの第1部品群が取り付けられた下ケース2と、
テープレコーダ本体23、回路基板26、およびスピー
カ20などの第2部品群が取り付けられた第1上ケース
(第2ケース)45と、この第1上ケース3と異なる機
能を有する第2部品群が取り付けられた第2上ケース
(他の第2ケース)46と備え、下ケース2に対して第
1上ケース45と第2上ケース46とが交換可能に取り
付けられる構造になっている。すなわち、第1上ケース
45は、第1実施例と全く同じ構造で、かつ第1実施例
と全く同じ第2部品群が組み込まれている。一方、第2
上ケース46は、外形が第1上ケース3とほぼ同じ形状
に形成されている。そして、この第2上ケース46内に
は、テープレコーダ本体23に換えてリズム演奏を自動
的に行なうリズム音源回路(所定のリズム楽音信号を所
定のテンポで自動的に生成出力する回路)が形成された
リズム音源基板47が取り付けられているほか、第1上
ケース3と同様、ピックアップ18、スピーカ20、お
よび回路基板26が取り付けられている。したがって、
第2上ケース46に取り付けられる第2部品群は、第1
上ケース45に取り付けられる第2部品群と機能が異な
っている。
【0014】このような電気ギターを組み立てる場合に
は、図6に示すように、まず、下ケース2に補強板5を
介してネック6を取り付けるとともに第1部品群を組み
付け、また第1上ケース45および第2上ケース46に
それぞれ機能の異なる第2部品群を組み付ける。この
後、下ケース2に第1上ケース45と第2上ケース46
のいずれかを第1実施例と同じ振動吸収部材(図示せ
ず)を介在させてビスで接合する。これにより、電気ギ
ターが組み立てられる。このように、この電気ギターで
は、互いに異なる機能を有する複数の機種を製造する場
合、下ケース2を全ての機種に対し共通な構造にするこ
とにより、この下ケース2に対して、機能の異なる第2
部品群が組み込まれた上ケース45、46のいずれかを
取り付けるだけで、機種の異なる弦楽器を容易に製造す
ることができ、しかも下ケース2が全ての機種に対し共
通であるから、製造工程が簡略化でき、製造コストを抑
制することができる。また、この電気ギターでは、これ
を所有しているユーザに向けて、機能の異なる第2部品
群が組み込まれている上ケースのみを販売すれば、ユー
ザが上ケースのみを購入して交換するだけで、新たな機
能の電気ギターを手に入れることができる。
【0015】なお、上記第1、第2の各実施例では、第
2部品群として、テープレコーダ、リズム音源回路を用
いた場合について述べたが、これに限らず、例えば、液
晶表示装置、液晶テレビジョン、音源、周波数抽出装
置、チューニングメータ、MD(ミニディスク)レコー
ダ、DCC(デジタルコンパクトカセット)レコーダ、
CDプレーヤ、DAT(デジタルオーディオテープ)レ
コーダ、マルチトラックテープレコーダ、シーケンサ
(自動演奏装置)、およびその他の部品を用いてもよ
い。また、上記実施例では、電気ギターに適用した場合
について述べたが、これに限らず、例えばバイオリン、
チェロなどの弦楽器に広く適用することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、楽器本体を第1ケースと第2ケースとで構
成し、第1ケースに弦振動系の第1部品群を取り付け、
第2ケースに振動に弱い第2部品群を取り付けたので、
演奏時に第1部品群の弦振動が第2部品群に伝わりにく
くなり、第2部品群が弦振動の影響を受けにくい。特
に、請求項2に記載の如く、第1ケースと第2ケースの
間に振動吸収部材を介在させれば、より一層、第1部品
群の弦振動を第2部品群に伝えないようにすることがで
きる。また、請求項3に記載の如く、第1部品群である
本体側の弦固定部材やネックを補強部材を介して第1ケ
ースに取り付けるようにすれば、本体側の弦固定部材や
ネックを第1ケースに対して極めて強固に取り付けるこ
とができる。請求項4記載の発明によれば、記録再生装
置を楽器演奏時における楽器本体の回動中心から離れた
個所に設けたから、体を動かしながら演奏したときに楽
器本体が回動するように動いても、この動きに伴って記
録再生装置が回動するように動くことがなく、ほぼ直線
に近い往復運動となるため、記録再生装置に回転ムラが
生じにくくなり、記録再生装置を安定して動作させるこ
とができる。請求項5記載された発明によれば、第2ケ
ースを、異なる機能を有する第2部品群が取り付けられ
た他の第2ケースと交換可能にしたので、ギターとして
の基本的な部品群が取り付けられた第1ケースはそのま
まで第2ケースのみを、他の機能を有する第2部品群が
取り付けられた他の第2ケースと交換するだけで、新た
な機能を有する弦楽器を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の電気ギターの正面図。
【図2】図1の要部分解斜視図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】この発明の第2実施例の電気ギターを示す要部
に分解した概略斜視図。
【図6】図5の電気ギターの組立て手順を示す概略的な
工程図。
【符号の説明】
1 楽器本体 2 下ケース 3 上ケース 5 補強板 6 ネック 17 ブリッジ基板 20 スピーカ 23 テープレコーダ本体 26 回路基板 30 振動吸収部材 37 トレモロブロック 38 ヘッド 39 ペグ 40 弦 41 コイルバネ 45 第1上ケース 46 第2上ケース 47 リズム音源基板 O、P 楽器本体の回動中心
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽器本体を第1ケースと第2ケースとで
    構成し、前記第1ケースに弦振動系の第1部品群を取り
    付け、前記第2ケースに振動に弱い第2部品群を取り付
    けたことを特徴とする弦楽器。
  2. 【請求項2】 前記第1ケースと前記第2ケースとの間
    には、振動吸収部材が介在されていることを特徴とする
    請求項1記載の弦楽器。
  3. 【請求項3】 前記第1部品群は少なくとも本体側の弦
    固定部材およびネックを有し、これらが補強部材を介し
    て前記第1ケースに取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の弦楽器。
  4. 【請求項4】 楽器本体に記録再生装置が設けられた弦
    楽器において、前記記録再生装置は楽器演奏時における
    前記楽器本体の回動中心から離れた個所に設けられてい
    ることを特徴とする弦楽器。
  5. 【請求項5】 弦振動系の第1部品群が取り付けられた
    第1ケースと第2部品群が取り付けられた第2ケースと
    で楽器本体を構成し、かつ前記第2ケースを、異なる機
    能を有する第2部品群が取り付けられた他の第2ケース
    と交換可能であることを特徴とする弦楽器。
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