JPH0764033A - 光入力装置 - Google Patents

光入力装置

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JPH0764033A
JPH0764033A JP21410493A JP21410493A JPH0764033A JP H0764033 A JPH0764033 A JP H0764033A JP 21410493 A JP21410493 A JP 21410493A JP 21410493 A JP21410493 A JP 21410493A JP H0764033 A JPH0764033 A JP H0764033A
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JP
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optical
diffraction grating
light
circuit
optical waveguide
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JP21410493A
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Hiroshi Tazaki
洋志 田崎
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】所望の光回路にのみ効率的に光入力を行うこと
ができる簡単且つコンパクトな光入力装置を提供する。 【構成】光回路基板10と、この光回路基板10上に形
成された光導波回路11と、この光導波回路11の一部
に形成された導波形回折格子12と、電圧を印加するこ
とによってその偏光方向がπ/2だけ回転可能に構成さ
れた液晶偏光回転子13とを備える。光導波回路11
は、その内部に導波光を励振させる機能を有する。導波
形回折格子12は、図中紙面に平行な偏光成分を有する
入射空間光14を光導波回路11に結合させて、この光
導波回路11内に、TMモードの導波光15を励振させ
る機能を有する。液晶偏光回転子13は、印加電圧を制
御することによって、その偏光方向を数十ms程度の速
度でπ/2だけ回転するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光平面回路が構成され
た光導波路に対して光入力を行う光入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光入力装置に関して、光
平面回路の三次元集積化を目指して種々の研究開発が行
われている。その主な手法として、例えば、プリズムカ
プラやグレーティングカプラを適用した技術、又は、ブ
レードソー(マイクロ加工)やエッチング等によって4
5度に傾斜加工された受動素子を適用した技術が知られ
ている。また、空間的なホログラフィック素子(HO
E)や各種微小レンズ等を併用した技術も検討されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置に適用され
た光入力部は、受動素子で構成されているため、この受
動素子を介して結合された全ての光平面回路基板、ある
いは、個別光学素子に光分配が行われてしまうという弊
害、即ち、不要な光平面回路への光供給が行われてしま
うという弊害が生じる。かかる弊害を除去するために
は、不要な光平面回路への光供給を遮断するように、導
波路スイッチや変調器等を新たに付加する必要がある。
【0004】しかし、これら新たな構成を付加した場合
には、光導波路の回路構成が複雑になって装置が大型化
してしまうといった問題が生じると共に、分岐による光
パワーのロスといった問題も発生する。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされており、その目的は、所望の光回路にのみ効
率的に光入力を行うことができる簡単且つコンパクトな
光入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、光平面回路を構成する光導波回路
に空間光を入力する光入力装置において、前記光導波回
路に前記空間光を結合して前記光導波回路中に所定モー
ドの導波光を励振させる導波形回折格子と、印加電圧を
制御して、入力空間光の偏光方向を任意に回転させるこ
とによって、前記導波形回折格子を介して前記光導波回
路に結合する光量を任意且つ選択的に制御可能に構成し
た偏光回転子とを備えている。
【0007】
【作用】偏光回転子に印加する電圧を制御して、入力空
間光の偏光方向を回転させることによって、導波形回折
格子を介して光導波回路に結合する光量が任意且つ選択
的に制御される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る光入力装
置について、図1を参照して説明する。図1に示すよう
に、本実施例の光入力装置は、光回路基板10と、この
光回路基板10上に形成された光導波回路11と、この
光導波回路11の一部に形成された導波形回折格子12
と、電圧を印加することによってその偏光方向がπ/2
だけ回転可能に構成された液晶偏光回転子13とを備え
ている。
【0009】光導波回路11は、その内部に導波光を励
振させる機能を有する。導波形回折格子12は、入射空
間光14のうち図中紙面に平行な偏光成分を光導波回路
11に結合させて、この光導波回路11内に、TMモー
ド(図中紙面に平行で且つ光導波回路11を含む平面に
直交する導波偏光成分)の導波光15を励振させる機能
を有する。
【0010】液晶偏光回転子13は、印加電圧を制御す
ることによって、その偏光方向を数十ms程度の速度で
π/2だけ回転するように構成されている。このような
構成によれば、液晶偏光回転子13を透過した入射空間
光14の偏光方向が図中紙面に対して平行である場合、
その入射空間光14は、予め設計された結合効率に従っ
て、導波形回折格子12によって光導波回路11に結合
し、光導波回路11内において、導波光15を励振させ
る。
【0011】ここで、液晶偏光回転子13に印加する電
圧を制御して、偏光方向をπ/2だけ回転させると、液
晶偏光回転子13を透過した入射空間光14の偏光成分
は、図中紙面に対して垂直方向の偏光成分に変換され
る。
【0012】図中紙面に垂直な偏光成分を有する入射空
間光14は、導波形回折格子12を全て透過するため、
光導波回路11内には、導波光15は励振されない。こ
のように、液晶偏光回転子13に印加する電圧を制御す
ることによって、数十ms程度の速度で、入射空間光1
4の偏光面をπ/2回転させて所望の偏光成分に切り換
えることが可能となるので、導波形回折格子12を介し
て光導波回路11に結合される導波光15をON−OF
Fスイッチングすることが可能となる。従って、かかる
偏光成分の大きさに対応した光量を有する導波光15を
光導波回路11内に励振させることが可能となる。
【0013】従って、本実施例によれば、偏光方向依存
性を有する導波形回折格子12と液晶偏光回転子13と
を組み合わせることによって、所望の光回路(本実施例
では、光導波回路11)にのみ効率的に光入力を行うこ
とができる簡単且つコンパクトな光入力装置を提供する
ことが可能となる。
【0014】なお、本発明は、上述した実施例の構成に
限定されることはなく、例えば、導波形回折格子12を
設計変更して、光導波回路11内にTEモードの導波光
を励振させるように構成することも可能である。
【0015】また、液晶偏光回転子13の代わりに、入
射空間光14の偏光方向をπ/2だけ回転する方法とし
ては、以下の方法も適用できる。即ち、例えば、λ/2
板を機械的にπ/4だけ回転させる方法、円偏光レーザ
と偏光板とを組み合わせて、この偏光板を機械的にπ/
2だけ回転させる方法、直線偏光レーザとλ/4板と偏
光板とを組み合わせて、この偏光板を機械的にπ/2だ
け回転させる方法、ランダム偏光レーザと光軸上に配さ
れたグラン・トムソンプリズムとを組み合わせて、この
グラン・トムソンプリズムを機械的にπ/2だけ回転さ
せる方法、ファラデー回転子の印加電圧を制御して、そ
の偏光面をπ/2だけ回転させる方法等が考えられる。
【0016】次に、本発明の第2の実施例に係る光入力
装置について、図2を参照して説明する。なお、本実施
例の説明に際し、第1の実施例と同一の構成には同一符
号を付して、その説明を省略する。
【0017】図2に示すように、本実施例の光入力装置
は、光回路基板10と、この光回路基板10上に形成さ
れた光導波回路11と、この光導波回路11上に形成さ
れた一対の導波形回折格子12と、印加電圧を制御する
ことによって偏光方向がπ/2だけ回転可能な液晶偏光
回転子13と、この液晶偏光回転子13を介して導びか
た入射空間光14のうち図中紙面に対して平行な偏光成
分のみを回折可能に構成された複屈折性回折格子24と
を備えている。
【0018】複屈折性回折格子24は、光回路基板10
の裏面(即ち、光入力側面)に形成されており、正又は
負の一軸性結晶(例えば、LiNb23 )の複屈折
性、あるいは、入射光波長の1/2以下の稠密周期構造
による構造複屈折性を利用して構成されている。
【0019】このような複屈折性回折格子24は、入射
空間光14の偏光方向が図中紙面に対して平行な場合、
矩形の断面形状を有する透過形の回折格子を形成する2
つの領域部分を透過した入射空間光14の位相差を
“π”とし、また、入射空間光14の偏光方向が図中紙
面に対して垂直な場合、入射空間光14の位相差を
“0”とする特性を有する。
【0020】なお、上記2つの領域部分のデューティ比
は、1対1に規定されている。このような構成によれ
ば、液晶偏光回転子13を透過した入射空間光14の偏
光方向が図中紙面に対して垂直である場合、入射空間光
14は、複屈折性回折格子24で回折されずにそのまま
直進して、一対の導波形回折格子12には向かわずに、
光回路基板10を透過する。この結果、光導波回路11
内において、TMモードの導波光15は、励振されな
い。
【0021】一方、液晶偏光回転子13に印加する電圧
を制御して、偏光方向をπ/2だけ回転させると、複屈
折性回折格子24に照射した入射空間光14の偏光方向
は、図中紙面に対して平行となる。この結果、入射空間
光14は、複屈折性回折格子24で全て回折し、その回
折光の大半は±1次回折光27となって、光回路基板1
0内を夫々対応する導波形回折格子12に向かって進行
する。
【0022】これら導波形回折格子12に到達した±1
次回折光27は、夫々、導波形回折格子12を介して光
導波回路11に結合される。この結果、光導波回路11
内において、その励振方向が反対向きの2本のTMモー
ドの導波光15が励振される。
【0023】従って、本実施例の構成によれば、第1の
実施例と同様の効果を達成することが可能となる。な
お、本効果の説明は、第1の実施例と同様であるため、
省略する。また、本実施例の場合も第1の実施例と同様
に設計変更等が可能である。
【0024】次に、本発明の第3の実施例に係る光入力
装置について、図3を参照して説明する。なお、本実施
例の説明に際し、上述した実施例と同一の構成には同一
符号を付して、その説明を省略する。
【0025】図3に示すように、本実施例の光入力装置
は、光回路基板10と、この光回路基板10上に形成さ
れた光導波回路11と、この光導波回路11上に形成さ
れた一対の導波形回折格子12と、液晶偏光回転子13
と、この液晶偏光回転子13に隣接され、液晶偏光回転
子13を介して導かれた入射空間光14のうち図中紙面
に対して平行な偏光成分のみを回折するように構成され
た複屈折性回折格子24と、光回路基板10の裏面(即
ち、光入力側面)に形成されており、光回路基板10よ
りも大きな屈折率を有する物質で形成された一対の偏向
用マイクロプリズムアレイ35とを備えている。
【0026】これら偏向用マイクロプリズムアレイ35
は、複屈折性回折格子24を介して回折された±1次回
折光27を夫々対応する導波形回折格子12方向に導く
機能を有する。
【0027】このような構成によれば、液晶偏光回転子
13を透過した入射空間光14の偏光方向が図中紙面に
対して垂直である場合、入射空間光14は、複屈折性回
折格子24で回折されずにそのまま直進し、一対の導波
形回折格子12には向かわずに、光回路基板10を透過
する。この結果、光導波回路11内において、TMモー
ドの導波光15は、励振されない。
【0028】一方、液晶偏光回転子13に印加する電圧
を制御して、偏光方向をπ/2だけ回転させると、複屈
折性回折格子24に入射した入射空間光14の偏光方向
は、図中紙面に対して平行となる。この結果、入射空間
光14は、複屈折性回折格子24で全て回折し、その大
部分は±1次回折光27となって、夫々対応する偏向用
マイクロプリズムアレイ35に入射される。
【0029】これら偏向用マイクロプリズムアレイ35
に入射された±1次回折光27は、偏向用マイクロプリ
ズムアレイ35を介して光回路基板10内を夫々対応す
る導波形回折格子12に向かって進行し、導波形回折格
子12によって光導波回路11に結合する。この結果、
光導波回路11内には、その励振方向が反対向きの2本
のTMモード導波光15が励振される。
【0030】本実施例の構成によれば、複屈折性回折格
子24を光回路基板10から分離配置させることによっ
て、光回路基板10の厚みを薄くすることができる。こ
の結果、装置のコンパクト化が達成される。更に、偏向
用マイクロプリズムアレイ35を設置することによっ
て、導波形回折格子12への光入力角度を大きく確保す
ることができる。この結果、導波形回折格子12の設計
及び製作条件を緩和することが可能となる。
【0031】他の効果及び設計変更等は、上述した実施
例と同様であるため、その説明は省略する。次に、本発
明の第4の実施例に係る光入力装置について、図4を参
照して説明する。なお、本実施例の説明に際し、第1の
実施例と同一の構成には同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0032】図4に示すように、本実施例の光入力装置
は、第1の実施例の構成を光軸方向に沿って2段階に積
層して構成されている。具体的には、入射空間光14の
光路中に、印加電圧を制御することによって偏光方向が
可変可能な第1及び第2の液晶偏光回転子43,43a
が配置されている。そして、これら第1及び第2の液晶
偏光回転子43,43aの間の光路中に第1の導波形回
折格子12が位置付けられるように第1の光回路基板1
0が配置されている。更に、第2の液晶偏光回転子43
aを介して延出した光路中に第2の導波形回折格子12
aが位置付けられるように第2の光回路基板10aが配
置されている。
【0033】このような構成によれば、第1の液晶偏光
回転子43を透過して適当な偏光回転を与えられた入射
空間光14のうち、図中紙面に対して平行な成分のうち
予め設計された光量が、第1の導波形回折格子12を介
して第1の光導波回路11に結合し、残りの成分は、第
1の導波形回折格子12を透過する。
【0034】第1の光導波回路11に結合した入射空間
光14は、第1の光導波回路11内にTMモードの第1
の導波光15を励振させる。一方、第1の導波形回折格
子12を透過した入射空間光14は、第2の液晶偏光回
転子43aに入射する。
【0035】このとき、第2の液晶偏光回転子43aに
印加する電圧を制御することによって適当な偏光回転が
与えられた入射空間光14のうち、図中紙面に対して平
行な成分は、第2の導波形回折格子12aを介して第2
の光導波回路11aに結合し、第2の光導波回路11a
内にTMモードの第2の導波光15aを励振させる。
【0036】また、第1の液晶偏光回転子43を透過し
た入射空間光14の偏光方向が図中紙面に対して垂直で
ある場合、入射空間光14は、第1の導波形回折格子1
2を全て透過して、第2の導波形回折格子12aに入射
する。
【0037】このとき、第2の液晶偏光回転子43aに
印加する電圧を制御して、偏光方向をπ/2だけ回転さ
せると、第2の液晶偏光回転子43aを透過した入射空
間光14の偏光成分は、図中紙面に対して平行の偏光成
分に変換される。図中紙面に平行な偏光成分を有する入
射空間光14は、第2の導波形回折格子12aを介して
第2の光導波回路11aに結合し、第2の光導波回路1
1a内に第2の導波光15aを励振させる。このとき、
第1の光導波回路11内において、第1の導波光15は
励振されない。
【0038】本実施例の構成によれば、第1及び第2の
液晶偏光回転子43,43aの印加電圧を適宜制御する
ことによって、第1及び第2の光導波回路11,11a
に入力される光量を任意に制御することができると共
に、所望の光導波回路11又は11aにのみ効率的に光
入力を行うことができる。即ち、本実施例の光入力装置
は、1本の空間光路から第1及び第2の光導波回路1
1,11aに選択的且つ効率的に任意の光量を入力する
ことができる。
【0039】なお、本実施例では、2層に積層した第1
及び第2の光導波回路11,11aを適用しているが、
積層する段数は設計上許容可能な範囲において任意に増
加させることが可能である。また、第1及び第2の光導
波回路11,11a内にTEモードの導波光を励振させ
るように構成することも可能である。また、第1及び第
2の液晶偏光回転子43,43aの構成も第1の実施例
と同様に設計変更することが可能である。
【0040】次に、本発明の第5の実施例に係る光入力
装置について、図5を参照して説明する。なお、本実施
例の説明に際し、第2及び第4の実施例と同一の構成に
は同一符号を付して、その説明を省略する。
【0041】図5に示すように、本実施例の光入力装置
は、第2の実施例の構成を光軸方向に沿って4段に積層
して構成されている。具体的には、入射空間光14の光
路中に、偏光方向可変の第1ないし第4の液晶偏光回転
子43,43a,43b,43cが配置されている。そ
して、第1及び第2の液晶偏光回転子43,43aの間
の光路中に第1の複屈折性回折格子24が位置付けられ
るように第1の光回路基板10が配置されている。ま
た、第2及び第3の液晶偏光回転子43a,43bの間
の光路中に第2の複屈折性回折格子24aが位置付けら
れるように第2の光回路基板10aが配置されている。
また、第3及び第4の液晶偏光回転子43b,43cの
間の光路中に第3の複屈折性回折格子24bが位置付け
られるように第3の光回路基板10bが配置されてい
る。更に、第4の液晶偏光回転子43cを介して延出し
た光路中に第4の複屈折性回折格子24cが位置付けら
れるように第4の光回路基板10cが配置されている。
【0042】このような構成によれば、例えば、第1の
液晶偏光回転子43を透過して適当な偏光回転が与えら
れた入射空間光14は、図中紙面に対して平行な偏光成
分が第1の複屈折性回折格子24によって回折される。
そして、その大半は、±1次回折光27となって夫々第
1の光回路基板10内を対応する第1の導波形回折格子
12に向かって進行する。これら第1の導波形回折格子
12に到達した±1次回折光27は、夫々、第1の導波
形回折格子12を介して第1の光導波回路11に結合す
る。この結果、第1の光導波回路11内には、その励振
方向が反対向きの2本のTMモードの第1の導波光15
が励振される。
【0043】一方、第1の複屈折性回折格子24によっ
て回折されることなく第1の光回路基板10を透過した
図中紙面に垂直な偏光成分を有する入射空間光14は、
第2の液晶偏光回転子43aに入射する。このとき、第
2の液晶偏光回転子43aに印加する電圧を制御して、
偏光方向を適当に回転させると、第2の液晶偏光回転子
43aを透過した入射空間光14のうち、図中紙面に対
して平行の偏光成分を有する入射空間光14は、第2の
複屈折性回折格子24aによって回折される。そして、
その大半は、±1次回折光27となって夫々第2の光回
路基板10a内を対応する第2の導波形回折格子12a
に向かって進行する。これら第2の導波形回折格子12
aに到達した±1次回折光27は、夫々、第2の導波形
回折格子12aを介して第2の光導波回路11a内に取
り込まれる。この結果、第2の光導波回路11a内に
は、その励振方向が反対向きの2本のTMモードの第2
の導波光15aが励振される。
【0044】以下同様に、第3及び第4の液晶偏光回転
子43b,43cに印加する電圧を制御することによっ
て、第3及び第4の光導波回路11b,c内に、夫々、
TMモードの第3及び第4の導波光15b,15cを励
振させることができる。
【0045】本実施例の構成によれば、第1ないし第4
の液晶偏光回転子43,43a,43b,43cに印加
する電圧を制御することによって、第1ないし第4の光
導波回路11,11a,11b,11cに入力する光量
を任意に制御することができると共に、第1ないし第4
の光導波回路11,11a,11b,11cのいずれか
にのみ効率的に光入力を行うことができる。即ち、本実
施例の光入力装置は、1本の空間光路から第1ないし第
4の光導波回路11,11a,11b,11cに選択的
且つ効率的に任意の光量を入力することができる。
【0046】また、本実施例の光入力装置において、入
射空間光14の光路中に第1ないし第4の複屈折性回折
格子24,24a,24b,24cが配置されるよう
に、第1ないし第4の光回路基板10,10a,10
b,10cは、夫々、光軸に直交して配置されている。
この結果、どの光回路基板上でも光入力装置の位置を同
じにできるので、同サイズの各光回路基板相互の入れ換
えが可能となり、光回路基板の汎用性を向上させること
が可能となる。更に、各光回路基板の設計及びアライメ
ントが容易になると共に、組み立ても容易になる。
【0047】なお、光回路基板の積層段数も4段階に限
定されることはなく、設計上の許容範囲内で更に増加す
ることも可能である。また、第1ないし第4の光導波回
路11,11a,11b,11c内にTEモードの導波
光を励振させるように構成することも可能である。ま
た、第1ないし第4の液晶偏光回転子43,43a,4
3b,43cの構成も第1の実施例と同様に設計変更す
ることが可能である。
【0048】次に、本発明の第6の実施例に係る光入力
装置について、図6及び図7を参照して説明する。な
お、本実施例の説明に際し、第2の実施例と同一の構成
には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0049】図6及び図7に示すように、本実施例の光
入力装置には、液晶偏光回転子13を介して延出する入
射空間光14の光路中に、図中紙面に対して平行な偏光
成分のみを回折するように構成された第1の複屈折性回
折格子24と、図中紙面に対して垂直な偏光成分のみを
回折するように構成された第2の複屈折性回折格子24
aとが配置されるように、第1及び第2の光回路基板1
0,10aが積層されている。
【0050】これら第1及び第2の光回路基板10,1
0aは、第1及び第2の複屈折性回折格子24,24a
の格子ベクトルが互いに直交するように、配置されてい
る。このような構成によれば、液晶偏光回転子13を透
過した入射空間光14の偏光方向が図中紙面に対して垂
直である場合、入射空間光14は、第1の複屈折性回折
格子24で回折されずにそのまま直進して、一対の第1
の導波形回折格子12には向かわずに、第1の光回路基
板10を透過する。この結果、第1の光導波回路11内
において、TMモードの第1の導波光15は、励振され
ない。
【0051】第1の光回路基板10を透過した入射空間
光14は、第1の複屈折性回折格子24と直交する格子
ベクトルを有する第2の複屈折性回折格子24aによっ
て回折される。そして、その回折光の大半は、±1次回
折光(図示しない)となって第2の光回路基板10a中
を夫々対応する第2の導波形回折格子12a(図7参
照)に向かって進行する。
【0052】これら第2の導波形回折格子12aに到達
した±1次回折光は、夫々、第2の導波形回折格子12
aを介して第2の光導波回路11aに結合する。この結
果、第2の光導波回路11a内には、その励振方向が反
対向きの2本のTMモードの第2の導波光15aが励振
される(図7参照)。
【0053】一方、液晶偏光回転子13に適当な電圧を
印加して偏光方向をπ/2だけ回転させた場合、この液
晶偏光回転子13を透過した入射空間光14の偏光方向
は、図中紙面に対して平行となる。この結果、入射空間
光14は、第1の複屈折性回折格子24で全て回折し、
その回折光の大半は±1次回折光27となって、第1の
光回路基板10内を夫々対応する第1の導波形回折格子
12に向かって進行する。
【0054】これら第1の導波形回折格子12に到達し
た±1次回折光27は、夫々、第1の導波形回折格子1
2を介して第1の光導波回路11に結合する。この結
果、第1の光導波回路11内において、その励振方向が
反対向きの2本のTMモードの第1の導波光15が励振
される。このとき、第2の光導波回路11a内には、第
2の導波光15aは励振されない。
【0055】本実施例の構成によれば、液晶偏光回転子
13に印加する電圧を制御することによって、数十ms
程度の速度で、入射空間光14の偏光面をπ/2回転さ
せて所望の偏光成分に切り換えることが可能となる。こ
の結果、第1及び第2の導波形回折格子12,12aを
介して第1及び第2の光導波回路11,11aに結合す
るTMモードの導波光15,15aのうち、一方を選択
することによって他方の光導波回路への光入力を遮断す
ることができると共に、所望の光導波回路11又は11
aにのみ効率的に光入力を行うことができる。即ち、本
実施例の光入力装置は、1本の空間光路から第1及び第
2の光導波回路11,11aに選択的且つ効率的に光入
力することができる。
【0056】なお、本実施例において、第1及び第2の
光導波回路11,11a内にTEモードの導波光を励振
させるように構成することも可能である。また、液晶偏
光回転子13の構成も第1の実施例と同様に設計変更す
ることが可能である。
【0057】次に、本発明の第7の実施例に係る光入力
装置について、図8及び図9を参照して説明する。な
お、本実施例の説明に際し、第2及び第6の実施例と同
一の構成には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0058】図8及び図9に示すように、本実施例の光
入力装置には、液晶偏光回転子13を介して延出する入
射空間光14の光路中に第1及び第2の複屈折性回折格
子24,24aが配置されるように、1枚の光回路基板
10が配置されている。
【0059】具体的には、第1の複屈折性回折格子24
は、光回路基板10の裏面(即ち、光入力側面)に設け
られ、第2の複屈折性回折格子24aは、光回路基板1
0の表面に、第1の複屈折性回折格子24と対面して設
けられている。
【0060】なお、第1及び第2の複屈折性回折格子2
4,24aは、その格子ベクトルが互いに直交するよう
に配置されている。第2の複屈折性回折格子24aは、
その厚みが第1の複屈折性回折格子24の半分となるよ
うに設計されており、光回路基板10の表面側から密着
された反射ミラー75と組み合わされて全体で第2の反
射形回折格子として構成されている。
【0061】また、光回路基板10の表面には、上記反
射形回折格子の周囲に第1の光導波回路11が設けられ
ており、この第1の光導波回路11には、図9中符号1
5で示す方向にTMモードの第1の導波光15を励振さ
せるように、一対の第1の導波形回折格子12が設けら
れている。
【0062】また、光回路基板10の裏面には、第1の
複屈折性回折格子24の周囲に第2の光導波回路11a
(図8参照)が設けられており、この第2の光導波回路
11aには、図9中符号15aで示す方向にTMモード
の第2の導波光15aを励振させるように、一対の第2
の導波形回折格子12a(図9参照)が設けられてい
る。
【0063】このような構成によれば、液晶偏光回転子
13を透過した入射空間光14の偏光方向が図中紙面に
対して垂直である場合、入射空間光14は、第1の複屈
折性回折格子24で回折されずにそのまま直進し、上記
第2の反射形回折格子(24a,75)によって全て反
射回折される。そして、その反射回折光の大半は、±1
次回折光(図示しない)となって光回路基板10中を対
応する第2の導波形回折格子12a(図9参照)に向か
って進行する。
【0064】第2の導波形回折格子12aに到達した±
1次回折光は、夫々、第2の導波形回折格子12aを介
して第2の光導波回路11aに結合する。この結果、第
2の光導波回路11a内には、その励振方向が反対向き
の2本のTMモードの第2の導波光15aが励振され
る。
【0065】一方、液晶偏光回転子13に適当な電圧を
印加して偏光方向をπ/2だけ回転させた場合、この液
晶偏光回転子13を透過した入射空間光14の偏光方向
は、図中紙面に対して平行となる。この結果、入射空間
光14は、第1の複屈折性回折格子24で全て回折し、
その回折光の大半は±1次回折光27(図8参照)とな
って、夫々対応する第1の導波形回折格子12に向かっ
て進行する。
【0066】第1の導波形回折格子12に到達した±1
次回折光27は、夫々、第1の導波形回折格子12を介
して第1の光導波回路11に結合する。この結果、第1
の光導波回路11内において、その励振方向が反対向き
の2本のTMモードの第1の導波光15が励振される。
このとき、第2の光導波回路11a内には、第2の導波
光15aは励振されない。
【0067】本実施例の構成によれば、液晶偏光回転子
13に印加する電圧を制御することによって、数十ms
程度の速度で、入射空間光14の偏光面をπ/2回転さ
せて所望の偏光成分に切り換えることが可能となる。こ
の結果、第1及び第2の導波形回折格子12,12aを
介して第1及び第2の光導波回路11,11aに結合す
るTMモードの導波光15,15bのうち、一方を選択
することによって他方の光導波回路への光入力を遮断す
ることができる。即ち、本実施例の光入力装置は、1本
の空間光路から第1及び第2の光導波回路11,11a
に選択的且つ効率的に光入力することができる。
【0068】なお、本実施例において、第1及び第2の
光導波回路11,11a内にTEモードの導波光を励振
させるように構成することも可能である。また、液晶偏
光回転子13の構成も第1の実施例と同様に設計変更す
ることが可能である。
【0069】次に、本発明の第8の実施例に係る光入力
装置について、図10を参照して説明する。なお、本実
施例の説明に際し、第2の実施例と同一の構成には同一
符号を付して、その説明を省略する。
【0070】図10に示すように、本実施例の光入力装
置は、±1次回折光27a,27bのうち、一方の回折
光27bが導波形回折格子12を介して光導波回路11
に取り込まれることによって励振された導波光15bの
光強度を検出する光検出素子88を備えている。
【0071】±1次回折光27a,27bの光強度は相
互に等しい値であるため、光導波回路11の一方に光検
出素子88を配置することによって、反対方向に導波す
る導波光15aのパワーモニタとして、実際に導波する
光強度と等しい数値を常時観察することができる。な
お、他の効果は、第2の実施例と同様であるため、その
説明は省略する。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、偏光回転子に印加する
電圧を制御することによって、空間光の偏光成分を所望
の偏光成分に切り換えることが可能となる。この結果、
導波形回折格子を介して光導波回路に結合する偏光成分
の大きさに対応した光量を偏光回転子によって任意に制
御することができる。従って、かかる偏光成分の大きさ
に対応した光量を有する所定のモードの導波光を光導波
回路内に能動的に励振させることが可能となる。従っ
て、偏光方向依存性を有する導波形回折格子と偏光回転
子とを組み合わせることによって、所望の光回路にのみ
効率的に光入力を行うことのできる簡単且つコンパクト
な光入力装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す図。
【図3】本発明の第3の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す図。
【図4】本発明の第4の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す図。
【図5】本発明の第5の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す図。
【図6】本発明の第6の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す側面図。
【図7】図6に示す装置の平面図。
【図8】本発明の第7の実施例に係る光入力装置の主要
な構成を概略的に示す側面図。
【図9】図8に示す装置の平面図。
【図10】本発明の第8の実施例に係る光入力装置の主
要な構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
10…光回路基板、11…光導波回路、12…導波形回
折格子、13…液晶偏光回転子、14…入射空間光、1
5…導波光。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】なお、第1及び第2の複屈折性回折格子2
4,24aは、その格子ベクトルが互いに直交するよう
に配置されている。第2の複屈折性回折格子24aは、
その厚みが第1の複屈折性回折格子24の半分となるよ
うに設計されており、光回路基板10の表面側から密着
された反射ミラー75と組み合わされて全体で反射型の
複屈折性回折格子として構成されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】このような構成によれば、液晶偏光回転子
13を透過した入射空間光14の偏光方向が図中紙面に
対して垂直である場合、入射空間光14は、第1の複屈
折性回折格子24で回折されずにそのまま直進し、上記
第2の複屈折性回折格子(24a,75)によって全て
反射回折される。そして、その反射回折光の大半は、±
1次回折光(図示しない)となって光回路基板10中を
対応する第2の導波形回折格子12a(図9参照)に向
かって進行する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光平面回路を構成する光導波回路に空間
    光を入力する光入力装置において、 前記光導波回路に前記空間光を結合して前記光導波回路
    中に所定モードの導波光を励振させる導波形回折格子
    と、 印加電圧を制御して、入力空間光の偏光方向を任意に回
    転させることによって、前記導波形回折格子を介して前
    記光導波回路に結合する光量を任意且つ選択的に制御可
    能に構成した偏光回転子とを備えていることを特徴とす
    る光入力装置。
JP21410493A 1993-08-30 1993-08-30 光入力装置 Withdrawn JPH0764033A (ja)

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