JPH0762412B2 - エヤドーム及びその施工法 - Google Patents

エヤドーム及びその施工法

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JPH0762412B2
JPH0762412B2 JP40926690A JP40926690A JPH0762412B2 JP H0762412 B2 JPH0762412 B2 JP H0762412B2 JP 40926690 A JP40926690 A JP 40926690A JP 40926690 A JP40926690 A JP 40926690A JP H0762412 B2 JPH0762412 B2 JP H0762412B2
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dome
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宰 太田
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宰 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋上広告などに用いられ
るエヤドームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、広告用アドバルーンは上空に浮上
し遠方から観察することはできるが、空気よりも軽いガ
スを充填し、風に吹き流されるため、屋上などの高所に
固定して設置することは困難である。そのため屋上定置
広告には用い難いという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はビルの屋上な
どの高所にエヤドームを固定状態に設置し、台風など風
の強い時には収縮格納可能なエヤドームを得ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は床面に上端開口空気室を設け、該空気室の上
部に可撓膜によるドームを設け、該ドームの中央部に透
孔を形成し、上記空気室内に設立したポールを上記透孔
に挿通し、該ドームの空気圧による拡張状態においてポ
ールの上端が透孔から突出し、かつ該ポールが上記透孔
の昇降案内ガイドを形成し、かつ透孔の内周に沿って可
撓膜を挟持する補強環を設けてなるエヤドーム補強環の
内周に沿って緩衝用可撓フランジを設け、該環から気密
膜筒を垂下し、該筒の下端にポールの外周昇降環を設
け、かつ該筒の内部に上記補強環と外周昇降環とを接続
する補強筒を設けた上記発明記載のエヤドーム上記空気
室の上端縁とポールの中程とを接続するブレスを等間隔
に設けた上記第1又は第2発明記載のエヤドームドーム
の内面を照す光源を備えた上記第1、第2又は第3発明
にそれぞれ記載のエヤドーム透孔にポールを挿通した状
態で可撓膜の下縁を上記空気室に接続し、かつポールの
下端を床面に固定する上記第1発明記載のエヤドーム施
工法によって構成する。
【0005】
【作用】従って上端開口空気室2内にブロワー14によ
って空気を吹込むと可撓膜3が空気圧で拡張して膨隆
し、透孔5に設けた上記可撓フランジ9の内周縁9’が
ポール6の外周に案内されて上昇し図1に示すように拡
張状態においてポール6の上端が透孔5から上方に突出
する。
【0006】この透孔5は補強環8、8によって挟持さ
れて横風によるドーム4の横移動に際し透孔5より可撓
膜3が破れるおそれはなく、上記横移動に際し上記可撓
フランジ9が該横移動による横荷重を緩衝する。
【0007】ドーム4内に吹込まれた空気は外周昇降環
11の内周11’とポール6の外周との間隙tを通過し
て気密膜筒10内に入り、補強環8の上記フランジ9の
内周9’とポール6の外周との間隙t’から外気に排出
され、ドーム4内の空気の排出を抑制し、上記横移動に
よる横荷重を補強筒15で支持し気密膜筒10に横荷重
が掛らない。
【0008】ドーム4内の空気を抜気することによって
ドーム4が収縮すると可撓膜3は上記ブレス12、12
に支持され該ブレス12、12間に垂下し、強風に吹き
流されることはないし、ポール6は該ブレス12、12
によって支持されるものである。
【0009】ポール6を透孔5に挿通し、その状態で可
撓膜3は上記空気室2に接続し、ポール6もその状態で
床面1に固定する。
【0010】
【実施例】ビルの屋上の床面1に円筒形の上端開口空気
室2を設け、該空気室2内にブロワー14の送風管1
4’を挿入し、上端縁2’に合成樹脂可撓膜3によるド
ーム4の下縁4’を気密に接続し、送風管14’からド
ーム4内に空気を送ることによってドーム4内の空気圧
を外気より若干高く保つことによって可撓膜3を拡張し
て図1に示すようなドーム4を保持することができる。
このドーム4の中央部には透孔5が設けられ、上記空気
室2の中央部に設立したポール6を該透孔5に挿通する
ものであって、該挿通状態のままドーム4及びドーム4
を床面1及び空気室2に接続する。ポール6の長さ(高
さ)はドーム4の拡張状態において上端16が透孔5か
ら若干突出する程度とする。そのため可撓膜3の拡縮時
には該ポール6は透孔5の昇降案内ガイド7となる。こ
の透孔5は内周に沿って可撓膜3を上下から挟持する補
強環8、8を備え、該環8、8の内周に沿って緩衝用の
ゴム製可撓フランジ9を突設する。このフランジ9は図
3に示すように等間隔毎に切込溝9”を入れたものであ
っても差支えない。
【0011】又上記補強環8、8から合成樹脂薄膜製の
気密膜筒10を垂下し、その下端にポール6の外周昇降
環11を接続し、ポール6の外周と該昇降環11との間
に若干の間隙tを設ける。又該筒10の内部には上記補
強環8と昇降環11とを接続する補強筒15を設けるも
ので、該補強筒15は図3に示すように強靭な紐1
5’、15”をバイアス状に交差させた布状のものであ
れば足り、上記補強環8、8の横動による引張り荷重に
耐え気密膜筒10を保護する役目を果す。上記紐1
5’、15”は織られることなく単に交差させたもので
も差支えない。
【0012】上記ポール6は上記空気室2の中央台17
上に設立され、その中程と空気室2の上端縁2’とを等
間隔に配置したブレス12によって接続してポール6の
中程を支持するものである。可撓膜3の地色は赤、青、
黄、白などで透光、半透明又は透明であれば良いし、外
面に広告文字を表記しても差支えない。ポール6の基部
及び中程には光源18、18を備えドーム4の内面を照
すことによって夜間該ドーム4を輝かせることができ
る。ドーム4の内部空気圧は圧力センサーで感知し、感
知信号によってブロワー14を入切する。尚図中18で
示すものは送風管14’の先端に設けた空気の逆止弁、
19は内部空気圧の安全弁、20は広告ベルト、21は
該ベルト20の着脱用ファースナー、22は安全弁19
の押え発条、23は発条22の力の調節用蓋、24は安
全弁19の摺動によって開口する抜気孔、25は補強環
8の外側において可撓膜3を挟持する補強片、26はポ
ール6の上端に設けた庇、27は人の出入扉である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したのでビル
の屋上などの高所にドームを安全に定置し得て、人目に
つき易く、台風時にはドームをポールに沿って容易に収
縮させ得て安全に格納し得る効果がある。
【0014】又夜間においてドームを内部から照明し得
て輝かせ遠方から確認し得る効果がある。
【0015】さらにポール6を透孔5に挿通させた状態
のままで、ポール6の下端は床面1にドーム4の下縁は
空気室2に接続させるものであるからポール6及びドー
ム4の設置が容易に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエヤドームを示す一部切欠正面図であ
る。
【図2】ポールの上端部の縦断面図である。
【図3】透孔部分の切欠斜視図である。
【図4】逆止弁の縦断面図である。
【図5】安全弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1 床面 2 上端開口空気室 3 可撓膜 4 ドーム 5 透孔 6 ポール 7 昇降案内ガイド 8 補強環 9 緩衝用可撓フランジ 10 気密膜筒 11 外周昇降環 12 ブレス 13 光源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に上端開口空気室を設け、該空気室
    の上部に可撓膜によるドームを設け、該ドームの中央部
    に透孔を形成し、上記空気室内に設立したポールを上記
    透孔に挿通し、該ドームの空気圧による拡張状態におい
    てポールの上端が透孔から突出し、かつ該ポールが上記
    透孔の昇降案内ガイドを形成し、かつ透孔の内周に沿っ
    て可撓膜を挟持する補強環を設けてなるエヤドーム。
  2. 【請求項2】 補強環の内周に沿って緩衝用可撓フラン
    ジを設け、該環から気密膜筒を垂下し、該筒の下端にポ
    ールの外周昇降環を設け、かつ該筒の内部に上記補強環
    と外周昇降環とを接続する補強筒を設けた請求項(1) 記
    載のエヤドーム。
  3. 【請求項3】 上記空気室の上端縁とポールの中程とを
    接続するブレスを等間隔に設けた請求項(1) 又は(2) に
    記載したエヤドーム。
  4. 【請求項4】 ドームの内面を照す光源を備えた請求項
    (1) (2) 又は(3) にそれぞれ記載したエヤドーム。
  5. 【請求項5】 透孔にポールを挿通した状態で可撓膜の
    下縁を上記空気室に接続し、かつポールの下端を床面に
    固定する請求項(1) 記載のエヤドーム施工法。
JP40926690A 1990-12-28 1990-12-28 エヤドーム及びその施工法 Expired - Lifetime JPH0762412B2 (ja)

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JPH0626244A JPH0626244A (ja) 1994-02-01
JPH0762412B2 true JPH0762412B2 (ja) 1995-07-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4799613B2 (ja) * 2006-06-09 2011-10-26 株式会社ライトボーイ 注意喚起装置

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DE29915269U1 (de) * 1999-08-31 1999-11-25 Weiss Markus Hüllkörper
KR100505917B1 (ko) * 2002-11-01 2005-08-03 (주)에어돔 투광윈도우를 갖는 에어돔
KR200446673Y1 (ko) * 2008-03-25 2009-11-19 곽성철 기둥이 내장된 에어간판

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