JPH076232Y2 - 穴掘り建柱車アースオーガー用掘削土落し工具 - Google Patents
穴掘り建柱車アースオーガー用掘削土落し工具Info
- Publication number
- JPH076232Y2 JPH076232Y2 JP2690390U JP2690390U JPH076232Y2 JP H076232 Y2 JPH076232 Y2 JP H076232Y2 JP 2690390 U JP2690390 U JP 2690390U JP 2690390 U JP2690390 U JP 2690390U JP H076232 Y2 JPH076232 Y2 JP H076232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- earth auger
- blade
- mud
- operating rod
- grip portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は穴堀り建柱車により掘削した掘削土をアースオ
ーガーから落とす際にアースオーガーに装着し、アース
オーガーの逆回転に合わせながらアースオーガーに付着
した掘削土を容易に落とすことができる工具に関するも
のである。
ーガーから落とす際にアースオーガーに装着し、アース
オーガーの逆回転に合わせながらアースオーガーに付着
した掘削土を容易に落とすことができる工具に関するも
のである。
(従来の技術) 第5図は従来の工具を用いてアースオーガーに付着した
掘削土を落としている状態を示す。図において、11は心
棒、12はアースオーガー羽根、13は心棒11及びアースオ
ーガー羽根12からなるアースオーガー、14はスコップ、
15は掘削土である。従来は作業員が2人必要であった。
掘削土を落としている状態を示す。図において、11は心
棒、12はアースオーガー羽根、13は心棒11及びアースオ
ーガー羽根12からなるアースオーガー、14はスコップ、
15は掘削土である。従来は作業員が2人必要であった。
(考案が解決しようとする課題) 従来は第5図に示すように、アースオーガー13に付着し
た掘削土15をスコップ14や図示していない鉄棒等によっ
て落としていたが、掘削土が粘土質の場合は、特に落と
しにくく、多くの力と時間を費やしていた。又、多くの
労力と時間を必要とすることから、作業者の体力消耗が
著しく、更に作業疲労からくる危険性や作業服が汚れや
すいなど作業的に好ましくない点があった。
た掘削土15をスコップ14や図示していない鉄棒等によっ
て落としていたが、掘削土が粘土質の場合は、特に落と
しにくく、多くの力と時間を費やしていた。又、多くの
労力と時間を必要とすることから、作業者の体力消耗が
著しく、更に作業疲労からくる危険性や作業服が汚れや
すいなど作業的に好ましくない点があった。
本考案は上記の欠点を改善するために提案されたもの
で、その目的は、アースオーガーに付着した掘削土を容
易に落とすことのできる穴堀り建柱車アースオーガー用
掘削土落し工具を提供することにある。
で、その目的は、アースオーガーに付着した掘削土を容
易に落とすことのできる穴堀り建柱車アースオーガー用
掘削土落し工具を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は操作棒の先端に設
けられたかぎ部と、前記操作棒の他端に設けられた握り
部と、前記かぎ部と握り部との間において、かぎ部の近
い側に泥落し羽根板を設け、かつ前記の泥落し羽根板は
前記の握り部によって形成される面に対してほぼ60°〜
70°傾斜して設けられていることを特徴とする穴堀り建
柱車アースオーガー用掘削土落し工具を考案の要旨とす
るものである。
けられたかぎ部と、前記操作棒の他端に設けられた握り
部と、前記かぎ部と握り部との間において、かぎ部の近
い側に泥落し羽根板を設け、かつ前記の泥落し羽根板は
前記の握り部によって形成される面に対してほぼ60°〜
70°傾斜して設けられていることを特徴とする穴堀り建
柱車アースオーガー用掘削土落し工具を考案の要旨とす
るものである。
(作用) 本考案は心棒の先端にかぎ部を設けてあるため、このか
ぎ部をアースオーガーの心棒に引っ掛け、かつアースオ
ーガーを逆回しして、羽根に付着した掘削土を、泥落し
羽根板によって落とすことができるので、極めて能率的
にアースオーガーから掘削土を取り除くことができる。
ぎ部をアースオーガーの心棒に引っ掛け、かつアースオ
ーガーを逆回しして、羽根に付着した掘削土を、泥落し
羽根板によって落とすことができるので、極めて能率的
にアースオーガーから掘削土を取り除くことができる。
(実施例) 次に本考案の実施例について説明する。なお、実施例は
一つの例示であって、本考案の精神を逸脱しない範囲
で、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまで
もない。
一つの例示であって、本考案の精神を逸脱しない範囲
で、種々の変更あるいは改良を行いうることは言うまで
もない。
第1図は本考案の工具を使用している状態を示すもの
で、操作棒2の先端のかぎ部1をアースオーガーの心棒
11に引っ掛けてアースオーガー羽根12に付着した掘削土
を泥落し羽根板3によって落としている状態を示す。
で、操作棒2の先端のかぎ部1をアースオーガーの心棒
11に引っ掛けてアースオーガー羽根12に付着した掘削土
を泥落し羽根板3によって落としている状態を示す。
第2図は本考案の工具の正面図を示すもので、図におい
て、2は操作棒で、この先端に半弧状のかぎ部1が設け
られており、3は泥落し羽根板であって、その基部にお
いて操作棒2に溶接により固着されている。4は外形が
ほぼハート形で、その先端部において操作棒2に対して
溶接により固着されている。
て、2は操作棒で、この先端に半弧状のかぎ部1が設け
られており、3は泥落し羽根板であって、その基部にお
いて操作棒2に溶接により固着されている。4は外形が
ほぼハート形で、その先端部において操作棒2に対して
溶接により固着されている。
しかして泥落し羽根板3は、握り部4が形成する面に対
して、ほぼ60°〜70°傾斜して取りつけられている。
して、ほぼ60°〜70°傾斜して取りつけられている。
この泥落し羽根板3が握り部4の形成する面に対する傾
斜角度が70°より大きくなると、アースオーガー羽根に
たまった泥が、泥落し羽根板3にぶつかり、泥が取れに
くくなり、また60°より小さいと、泥が羽根板の上辺を
越して、泥が取れにくくなるので、60°〜70°の角度が
最適である。また羽根板の隅部には隅切り3aが形成され
ている。
斜角度が70°より大きくなると、アースオーガー羽根に
たまった泥が、泥落し羽根板3にぶつかり、泥が取れに
くくなり、また60°より小さいと、泥が羽根板の上辺を
越して、泥が取れにくくなるので、60°〜70°の角度が
最適である。また羽根板の隅部には隅切り3aが形成され
ている。
第3図は本考案の工具の側面図、第4図(a)は第3図
においてA−A′線に沿う断面図、(b)は第3図にお
いてB−B′線に沿う断面図、(c)は第3図において
C−C′線に沿う断面図を示す。
においてA−A′線に沿う断面図、(b)は第3図にお
いてB−B′線に沿う断面図、(c)は第3図において
C−C′線に沿う断面図を示す。
さらにかぎ部1の形状は洋傘の柄と同様の形状で、これ
をアースオーガーの心棒に引っ掛け、アースオーガーの
逆回転に合わせながら、アースオーガーに付着した土を
払い落とす構造となっている。
をアースオーガーの心棒に引っ掛け、アースオーガーの
逆回転に合わせながら、アースオーガーに付着した土を
払い落とす構造となっている。
操作棒2と握り部4はアースオーガーに付着した土を払
い落とす場合及び本体を脱着する場合に作業者が握る部
分である。
い落とす場合及び本体を脱着する場合に作業者が握る部
分である。
本考案は以上のような構造となっているから、アースオ
ーガーに付着した掘削土を払い落とす効果は、従来のス
コップ等で払い落とすのと違い、簡単に着脱ができるう
え、作業効率も著しく向上する。
ーガーに付着した掘削土を払い落とす効果は、従来のス
コップ等で払い落とすのと違い、簡単に着脱ができるう
え、作業効率も著しく向上する。
また本考案は、従来の2人で何回も払い落としを行って
いたのと違い、特に粘性土質では大きな効果があること
から、作業の著しい効率化と、より安全性の確保ができ
る。
いたのと違い、特に粘性土質では大きな効果があること
から、作業の著しい効率化と、より安全性の確保ができ
る。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、操作棒の先端に
設けられたかぎ部と、前記操作棒の他端に設けられた握
り部と、前記かぎ部と握り部との間において、かぎ部の
近い側に泥落し羽根板を設け、かつ前記の泥落し羽根板
は前記の握り部によって形成される面に対してほぼ60°
〜70°傾斜して設けられていることにより、アースオー
ガーに本工具を容易に着脱使用することにより、作業時
間の短縮,労力の減少など稼働面にも大幅な削減ができ
る等の効果を有する。
設けられたかぎ部と、前記操作棒の他端に設けられた握
り部と、前記かぎ部と握り部との間において、かぎ部の
近い側に泥落し羽根板を設け、かつ前記の泥落し羽根板
は前記の握り部によって形成される面に対してほぼ60°
〜70°傾斜して設けられていることにより、アースオー
ガーに本工具を容易に着脱使用することにより、作業時
間の短縮,労力の減少など稼働面にも大幅な削減ができ
る等の効果を有する。
第1図は本考案の工具の使用状態を示す。第2図は本考
案の工具の正面図、第3図は同上側面図、第4図は断面
図、第5図は従来の作業状態を説明する図面である。 1……かぎ部 2……操作棒 3……泥落し羽根板 3a……隅切り 4……握り部 11……心棒 12……アースオーガー羽根 13……アースオーガー 14……スコップ 15……掘削土
案の工具の正面図、第3図は同上側面図、第4図は断面
図、第5図は従来の作業状態を説明する図面である。 1……かぎ部 2……操作棒 3……泥落し羽根板 3a……隅切り 4……握り部 11……心棒 12……アースオーガー羽根 13……アースオーガー 14……スコップ 15……掘削土
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 遠藤 洋一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 原田 篤 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 実公 昭56−6548(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】操作棒の先端に設けられたかぎ部と、前記
操作棒の他端に設けられた握り部と、前記かぎ部と握り
部との間において、かぎ部の近い側に泥落し羽根板を設
け、かつ前記の泥落し羽根板は前記の握り部によって形
成される面に対してほぼ60°〜70°傾斜して設けられて
いることを特徴とする穴掘り建柱車アースオーガー用掘
削土落し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2690390U JPH076232Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 穴掘り建柱車アースオーガー用掘削土落し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2690390U JPH076232Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 穴掘り建柱車アースオーガー用掘削土落し工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119091U JPH03119091U (ja) | 1991-12-09 |
JPH076232Y2 true JPH076232Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31529777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2690390U Expired - Lifetime JPH076232Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 穴掘り建柱車アースオーガー用掘削土落し工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076232Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2690390U patent/JPH076232Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119091U (ja) | 1991-12-09 |
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